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2018/06/28

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  • 謔話§一日一句~生きとし生けるもの~

    季語は・・・皐月尽 死ぬまでは 生きる定めや 皐月尽 【去年の今日】直話§居り尾瀬の日々[3]停滞は居り尾瀬

  • 行話§麦秋至~七十二候~小満

    小満の末候“麦秋至(むぎのときいたる)”である。 前話のとおりで、5月最終日である。 6月に入れば鬱陶しい梅雨の日々となって、雨続きとなる……5歳だから、保育園に通っていた頃で、本当に毎日毎日雨が降り続いていて、長靴と傘が欠かせなかった記憶が残っているが、長じてみれば一週間も10日も毎日毎日雨が降ることなどいくらなんでもなく、せいぜい2、3日くらいなものではなかったか。 60年以上前は道路事情が悪くて、幹線道路はともかくも、そこから路地とか横道に入ると舗装が進んでいなかったりして、雨が降れば水たまりだったり泥道になったりするので、長靴は必需品だった。 気がつけば道路の舗装化が進んで、1960年代半ば過ぎには長靴を履くこともなくなり、下駄箱から長靴が消えていたのである。 ……今の我が家には夫婦二人分の長靴がある。それは、多摩丘陵のてっぺんという立地環境ゆえ、年に..

  • 調話§皐月五月が終わるって?

    ちょっと変だった5月が終わる。5月になった二日目、朝方の気温が思った以上に下がったようで、同居人が窓に結露しているのを見つけた。さすがに5月の結露とは初めてのことである。 ちょっと雨がちの日が鬱陶しくもあったりしたが、まあまあ初夏らしい陽気の5月だったのではないか。 一年で一番に気持ちのいいのが5月だとは、5月になると何度も何度も繰り返し書いていることで、それはもう疑う余地などはない。色々文句を言っているが、やはり5月の空気感に勝るもなどはない。 いつも思うことは、一年中5月だったらいいのにということだが、仮にそんな気候が現実に起きたとしたら、あまりの変化のなさに人間が怠惰になりかねないのではないか……人間、楽をしてはいけないのだ。 5月の陽気が続いていいことといえば、洗濯物がよく乾いてくれることか? 《日常のトピックス一覧》

  • 謔話§一日一句~ちょっと震度三~

    季語は・・・青葉雨 活断層 蠢(うごめ)き今朝は 青葉雨 【去年の今日】直話§居り尾瀬の日々[2]そぼ降る雨の日は

  • 憶話§SSD速い!~後日談~

    パソコンを買い替えて一か月半が過ぎた。 買い替える時はデータの式年遷宮や設定などが面倒で鬱陶しく、ぐずぐずと買い替えを先延ばししていたのは当然のことで、歳を取ったせいか、前回の式年遷宮よりもさらに面倒だと感じてしまったのだ。 とはいえ、セッティングが完了し、新しいパソコンでの日常が始まると、これがストレスなしのパソコンライフであることに日々感謝感謝なのである。 新しいパソコンに搭載されているのはハードディスクではなく、ソリッドステートドライブと呼ばれている“SSD”なるもので、これが2TB入って、さらに念のため1TBのハードディスクを用意しておいたが、そこまで使うのは、まだまだ先のことだろう。 そしてそのSSDだが、ハードディスクに比べて起動が圧倒的に速くなってくれた。電源を入れて、おおよそ20秒もすれば初期画面が登場し、そのまま作業のためのアプリケーション..

  • 涮話§いつものしゃぶしゃぶ

    車を運転するかバスに乗るかして、月に一回か二回くらいの頻度でちょっと離れたショッピングセンターで買い物をする。そこでないと買えないあれやこれやを補充するためである。 そしてスーパーマーケットの中には、肉を量り売りしてくれるブースがあって、いい肉を買うことができるので出向いた時は毎回、旨い黒豚しゃぶ肉を求めるのだ。 量り売りとはいっても、あらかじめ100gくらいにパックされていて、200gちょっとが欲しいので、店員とやり取りをしてちょうどいい量にしてもらうのだが、店員によっては、ああだこうだと言われるのを面倒がる人もいて、だが、こちらとしても250gなど食い切れないから、何とか220g前後にしようとせめぎ合うことになる。 交渉の結果、まあまあ納得できる量のしゃぶ肉を包んでもらい、付け合わせの野菜も買っていそいそと我が家に戻り、しゃぶしゃぶパーティーが始まるのだ。 付け..

  • 謔話§一日一句~ボーっとしていたら~

    季語は・・・夏の月 うたた寝や 二駅過ごし 春の月 【去年の今日】直話§居り尾瀬の日々[1]雨の山開き

  • 顧話§今日の歴史~大スキャンダルとなって~

    1913年5月29日、ストラヴィンスキーのバレエ音楽『春の祭典』初演。 ハルサイが初演された日である。 間違いなく、クラシック音楽史上最大のスキャンダラスな事件だったのだ。 バレエ・リュス(ロシア・バレエ)を率いた二人の天才、興行主ディアギレフと、ダンサーで振付家のニジンスキーが振り付けたストラヴィンスキーの新作を、パリのシャンゼリゼ劇場で初演したのである。 そして劇場内では支持派と反対派に分かれ、罵りあいや乱闘が展開された。そんな様子をタイムマシンに乗って見に行きたいと、ハルサイ好きだったら誰でも思うことであろう。もっとも、大きな混乱が起きたのは初日だけで、その後シャンゼリゼ劇場で行われた3回の公演は平穏なものだったという。 自分にとっての『春の祭典』は、辛うじて喰いつき続けている数少ない現代音楽作品なのだ。実演であれ、録音であれ、聴き飽きすることな..

  • 老話§記憶違いと勘違い

    ついうっかりという単純ミスが増えてきている。それはもう明らかなことでそんなことがこの先に待ち構えている認知症とやらに繋がっていくのであろうかと不安になるのは当然のことである。 前に書いたかもしれないが、遠くの記憶は正しく残っているのに、直近の記憶があやふやだったり、間違って記憶していたり、自信を持っていたはずの記憶力に綻びがでてきているのは確かなことであろう。 それにしても“こうだ”と確信を持って思っていた記憶が、実はまったく別物の記憶とすり替わっていたり、脳内のハードディスクの回路が混線しているような気がする。 そして勘違い……ついこの間の勘違いは、洗面所のタオルとキッチンに手拭きとして掛けておくタオルを入れ替えるのに、キッチンに洗面所のタオルを持って行ってしまったことが。もちろんすぐに気がついたのだけれど、還暦過ぎのあれやこれやを考えると笑えないものがあった。 ..

  • 謔話§一日一句~小さな拠水林~

    季語は・・・夏の雨 夏の雨 竜宮尻は 煙りけり 【去年の今日】週話§日曜枯寂~磁気ネックレス始末~

  • 吃話§今日の一枚~プッコ紙?~

    トラックなど、営業車の文字表記は左からと右からとマチマチなのだが…… ……さすがに欧文表記まで右書きにしているのを見るのは珍しく、何というか、あまりにも意味不明過ぎて笑ってしまったのである。 追記:“プッコ紙”とは、我が家近所を走っていた軽トラックの右書き 《ブログのトピックス一覧》

  • 骨話§CM関節症

    4月半ば頃から、右手指の関節が痛むようになった。ちょっと親指の角度を変えたり、力を入れたりすると、これまでにない痛みが出るようになった。 2週間ほど様子を見ていたが、状況が変化することはなかった。腱鞘炎か何かだろうかと、素人見立てをしつつ、ゴールデンウィーク真っ最中の平日、診療日の整形外科に赴き、診断してもらたところ“CM関節症”だという。腱鞘炎ではなく、親指付け根関節の炎症ということのようだ。 重症であればステロイド注射を打ったりするようだが、そこまでひどくはなさそうなので、湿布薬と親指に負荷をかけず支えるサポーターをあてがわれた。 2か月ほどは親指に無理をさせず、回復するには半年ほどを要するようである。何とも気の長い話だが、考えてみれば70年もの間、ほとんど何の支障もなく動き続けてくれたわけで、それがここにきて痛むようになったとは、まあ無理からぬ話であ..

  • 謔話§一日一句~ひっそりとして~

    季語は・・・葉桜 葉桜や 影となりける 地蔵堂 【去年の今日】週話§土曜枯寂~季節の移ろう速度~

  • 活話§自動車の運転度激減

    ここ一年ほど高速道路に乗っていないことに気がついた。クレジットカードの請求明細にETC利用の記載がないのだ。 ということは我が家周辺でしか運転していないということではないか。そういえば走行距離も伸びてはいない。このところロングドライブというと往復400kmで尾瀬歩きをする時に運転くらいのものである。 間もなくの古稀を控えて、運転納めも近づいていることを自覚している。自分なりの目論見としては75歳で車を手放そうと考えているので、残り5年というところか。 ……とは思っているが、走行距離と車の維持費のバランスシートが良好とは言えない。そして今回を入れると、あと3回の車検を行わなければならず、何とも“費用対効果”に見合ってくれないような気がしてならない。 考えられることは、あと3回をあと2回にして、車の返上を早めることで、それでも生活するうえで困ることは、さほどなさそうな気..

  • ψ話§サイゼリヤでごーゆー!

    ちょうど一か月前、江戸陸でラグビー観戦をした。14時半キックオフでノーサイドが16時半近くとなり、西葛西を出たのは17時過ぎ。電車を乗り継いで最寄駅に戻ってきたのは19時近かった。もちろん家に帰って夕食という選択肢などなく、久々に夜の外食となった。 最寄駅直近の“サイゼリヤ”だと決めて一直線に向かう。時間が時間だったので、前に2組ほど待っていたが、ほどなく席に案内された。当然ながら、まずはビールぐびぐび!でしょう。 そして注文したのは、レシートのとおり。 最初の3つは小皿もので、ハモンセラーノなどは皿に2切れ、カプレーゼもチーズとミニトマトが2つずつとかわいいものであるし、食べようと思えばもう何皿か追加できるのだ。そしてビールの後には、四分の一リットルの赤ワイン小デキャンタを。 酒を呑まない同居人はオニオンスープの後、トマト味のスパゲッティを注文したが、これ..

  • 謔話§一日一句~一夏九旬とは・・・・・・~

    季語は・・・一夏(いちげ) 草は伸び お経は風の 一夏かな 【去年の今日】別話§終活のおはなし~SNSは生存証明~

  • 行話§紅花栄~七十二候~小満

    小満の次候“紅花栄(べにばなさく)”である。 尾瀬の春がどんどん進んでいる。一か月前の尾瀬ヶ原は、既に木道が露出して、いつもなら5月上旬の終わり頃の“尾瀬ヶ原湖”がゴールデンウィーク前に出現していた。 昔の感覚からすると、3週間くらい季節が前倒しで進んでいるようだ。それもこれも地球温暖化が顕著に影響しているようなのは明らかで、この冬も少雪だったから、湿原が水を貯えることも少なくて、花の季節も寂しいものになってしまう。 今年も一回か二回か歩きたいとは思っているが、花の季節に見切りをつけて大霜狙いで10月半ば頃に入ればいいのかなと思っているところだ。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 週話§日曜流転~芝のぶの八汐……歌六休演~

    『マハーバーラタ』から半年後、まさか芝のぶの八汐を眼にするとは思いもしなかった。 5月20日、中村歌六が体調不良で休演。松島を務めていた中村芝のぶが代役として八汐を務めると知った。ならば一幕見席でと、12時に発売が始まる翌日の幕見席を慌てて確保。勇躍そして久々に天井桟敷からの観劇である。 そして席につけば、いつもであれば外国からのお客さん度が高い幕見席であるところ“同好の士”が勢ぞろいしたようで、幕が開く前から不思議な一体感に包まれたのだったのだ。 それにしても、よもや芝のぶが八汐を務めるとは……『マハーバーラタ』について書いた時は、ほんの軽口のつもりだったし、そもそも八汐は立役が加役として務めるもので、これまでも段四郎、仁左衛門、そして今回の歌六といった立役の面々を観てきて、真女形が八汐を務めたのは観たことがない。 だが、まさかの芝のぶ抜擢代役とは..

  • 謔話§一日一句~いそいそと湯を沸かし~

    季語は・・・新茶 掛川の 新茶届いて 雨の午後 【去年の今日】燻話§ハムカツ・・・・・・見当たりません

  • 週話§土曜流転~昔はスナックで~

    スナック……軽食のことではない“スナックバー”のことである。 繁華街ではなく、住宅街の一角にひっそり、素人に毛が三本の人たちが営んでいて、お約束は薄い水割りに、つまみといえばナッツや柿の種みたいな乾きものか、せいぜい炙ったあたりめ……マヨネーズに少し醤油を垂らしたのが付いてくるとか。 そんなスナックが流行ったのは1970年代から80年代だっただろうか。宮仕えが始まり、配属先の上司によく連れていかれたのは深夜のスナックだった。 呑み屋などが立ち並ぶ表通りから、路地裏に入って奥まったところの行きつけのスナックなのだ。 仕事が終わるのは日付が変わる頃。そこから呑み始めるから。お開きは深夜2時、3時……よくもまあ体力があったものだとは遠い眼である。 もっとも、自分からスナックのような酒の店に行くことはなかったのは、そうした店のあり様が好みではなく、呑みに行く時は居酒屋..

  • 謔話§一日一句~活きのいい定食屋~

    季語は・・・鯵刺し 鯵刺しや ランチタイムに 誘われて 【去年の今日】南話§台北で指環~北緯25度~

  • 遂話§様々な気力が・・・・・・

    少しずつだが気力が失われてきているような気がする。まあ、元々それほど活発に行動していたわけではなく、むしろ控えめに動いていたが、それでも六十代前半頃までは持ち合わせていたはずの行動力がなくなりつつあるようだ。 ちょっと前から心がけていることは“一日一つ”というもので、これはもうあれもこれもと欲張らないように、一つ為すべきことを確実にこなしていこうということである。 10年前だったらマルチでこなせたことが、今やろうとしたら、どっちつかずの中途半端な結果になってしまいそうで、そうならないためにも、やるべきことは絞って取り組むことが、結果的にうまくいってくれるということだ。 それにしてもと思うのは、かつてはクラシックの演奏会や歌舞伎見物に出かけて、21時頃に終演しても、まっすぐ帰る時もあったが、時には軽く1杯と夜呑みを楽しんで帰ることもあったが、さすがに今はそんな気力などなく、..

  • 認話§曜日を忘れそうになるが

    ボケが始まっているのかどうかわからないが、朝起きた時に“はて、今日は何曜日?”と思うことが増えてきたような気がする。宮仕えをしていた時はあたりまえだが、今日が何曜日であるのかなどと考えもしなかった。 さすがに“毎日が日曜日”みたいな生活を送って10年近く、そんな時間感覚になってしまうのもしかたのないことか……そんな中にあって、今日が何曜日であるのか、目印がいくつかあって、それは例えば、週に二回の“燃えるゴミ収集日”であったり、週末にやって来る宅配野菜の発売日、そして土曜日の朝刊に挟まってくる週末版がそれだ。 それが、辛うじて曜日感覚の目印として機能してくれている。その他に何かあったのかなと考えてみるが、まあそれくらいあれば十分だろう。ただし、先月はじめから宅配野菜の配達曜日が変更になってしまって、また感覚を修正する必要があった。 というわけで、外部からの働きかけのおかげも..

  • 謔話§一日一句~ジョッキでぐびぐび~

    季語は・・・夏来たる 夏来たる ビアガルテンに マイバウム 【去年の今日】祝話§スピアーズ対ワイルドナイツ[決勝戦]

  • 連話§ワタシの酒肴[184]栃尾揚げ

    [承前] 新潟は栃尾の油揚げを初めて食べた経緯はこちらを参照のこと。 まあ、何しろ不思議な油揚げである。厚揚げのような厚さなのに、中はフワフワしている。そのフワフワした厚みの中に、刻み葱や葱味噌、納豆などを挟み込んで、電子レンジで温めたり、グリルで焼いたりしていただくのだ。 何より一番の好みは、刻み葱をたっぷり挟み入れてレンチンし、生姜醤油をかけるだけというシンプルな奴だが、リンクに書いたように、神保町に存在した新潟ラーメンの店が、夜は居酒屋に変貌した時の一推しつまみがこれ。 それ以来、栃尾揚げといえば刻み葱に拘っている。呑めた頃だったら、一枚の栃尾揚げを注文すれば二合、三合は軽々と呑めてしまう……お得なつまみだった。 というわけで先月、車で出かけたデパートの食料品売り場に栃尾揚げの出店があって、いそいそと買い求めた。いつもどおりに生姜醤油を垂らし、晩..

  • 乾話§素っ気ない旅行

    観光名所にほとんど興味のない我々夫婦の旅行は、明確な“目的”があっての旅で、それは3月のようなスポーツ観戦であったり、行ったことのない劇場やホールで、歌舞伎を観たり、コンサートを聴きにいったりと、まあ実質的だったりする。 それゆえ、普通に旅行している人たちのように、名所にわざわざ赴いてとかまずない。 3月の大阪訪問でも、難波のホテルに泊まるという絶好の立地であったにもかかわらず、徒歩10分ほどのところの道頓堀川に架かる戎橋までも行かず、当然ながら、くいだおれ人形も、グリコの万歳看板も目にすることなかったのだ。 まあ、そのあたりに用事らしい用事もなかったし、もしも食事にでも出かけることでもあったら、横目でちらりと眺めて通り過ぎるくらいのことはしただろうが。 それと、戎橋近くの松竹座で歌舞伎でもやっていればと思って調べたのだが滞在中の興行はなく、いずれにしても我々の大阪..

  • 謔話§一日一句~序二段から三段目へ~

    季語は・・・風薫る 昇進の 雪駄は軽し 風薫る 【去年の今日】連話§ワタシの酒肴[173]だし巻卵

  • 祝話§ワーグナー211歳~年に一度は~

    毎年、飽きもせずに書いているが、ワーグナー211歳の誕生日である。 19世紀の前半から後半にかけての生涯の中で『ニーベルングの指環』であるとか『トリスタンとイゾルデ』などなど、一作だけでも十分に業績として認められるのに、バイロイト音楽祭で上演される10作品すべてが、21世紀の今でも人々を魅了してやまないというのは、まさに巨人と言えるだろう。 海外旅行に行かなくなってしまったことで、日本では観る機会が限られてしまうワーグナーの楽劇を観に出かけることも叶わなくなってしまったのは、何とも残念だ。 現状はといえば、年に一度の東京・春・音楽祭の演奏会形式上演を辛うじて聴きに出かけるのがせいぜいで、まあ今年は新国立劇場でトリスタンが上演され、期せずして東京・春との競演になったのは僥倖なことだったが、それ以上に舞台上演は期待できない。 とはいいながら年齢的な衰えのゆえもあって、数..

  • 愉話§レパートリーは広がったか

    クラシックを聴くようになって、そろそろ60年になるようだ。そして今だにレパートリーが超レベルに狭いままである。どうやらこのままお迎えが来そうだ。 結局のところ基本は、バッハに始まるドイツ系音楽で、それ以上には広がりを見せることはなかった。つまり、バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナーにリヒャルト・シュトラウスで8割がたを占めて、残りをドビュッシーやラヴェル、プーランクといったフランス系、そしていくらかショパンを聴き、現代音楽と呼べるものは、せいぜいストラヴィンスキーのバレエ音楽どまりである。 そんな狭い範囲での嗜好でしかないが、それでもこの20年ほどで、辛うじてレパートリーは広がってくれた……と言っても、上に書いたドイツ系作曲家の作品がほとんどなのだが。 20年近く通い詰めた、オーストリアの小さな室内楽の催しに出か..

  • 謔話§一日一句~40度だとちょっとばかり~

    季語は・・・薄暑 風呂がやや 熱く感じる 薄暑かな 【去年の今日】週話§日曜枯寂~虫歯と歯医者~

  • 狼話§ブレイブルーパス対サンゴリアス[準決勝]

    緊張感満載のおもしろい試合だった。プレイに対する観客の反応も敏感で、終始ワクワクに満ち満ちて楽しんだ。この日の観客は17,133人。 前半はサンゴリアスが押し込んで、終始ブレイブルーパス陣内でのプレイが続き、ブレイブルーパスは防戦に回ることが多かった。最初の得点は、サンゴリアスのスタンドオフ高本がゴール真正面からドロップゴールを決め、幸先よいスタートを切り、その後トライ&ゴールで優位に立てたのである。 前半はサンゴリアスが3点のリードで折り返し。 ブレイブルーパスが覚醒したのは、後半に入ってすぐ。早々2分のトライ&ゴールで逆転。サンゴリアスも食い下がったが、28対20で突き放し、決勝進出を決めた。 後半はブレイブルーパスがフォワード戦を圧力をかけ、サンゴリアスの展開ラグビーを封じ込めた。コルビ以下、尾崎兄弟、松島幸太朗といった強力なバック..

  • 醒話§同じ時間に目覚めれば

    目覚めるのは、おおよそ4時半くらいから5時半の間。時には4時頃に起き出すこともあって、その時刻は一定しない。毎朝できれば5時とか決まった時刻に起きられればいいのだが、夫婦の起床時刻が違うので、目覚まし時計を使うことは、さすがにない。 起きる時間がまちまちなことは、少しばかり不都合がある。4月半ば頃は、4時半に起きれば世間はまだ暗いが、5時半だと既に明るい朝である。起きた時が明るかったり暗かったりと、一定しないので、ちょっとだけだが感覚が狂ってしまいそうになる。 特に明けきらない暗い時に起きると、4月になっても夜明けが遅いと感じてしまったり、仮に一定の時刻に起きていれば、夜明けが早くなっていく様子をつぶさに感じることができるような気がするが、5時半に起きた翌日には暗い4時半に起きてみたりでは、印象がバラバラになるのはやむを得ないことなのだろう。 ただ、今年はその感じ方が顕著..

  • 謔話§一日一句~マリーゴールド~

    季語は・・・夏めく あいみょんの 着信音や 夏めきて 【去年の今日】週話§土曜枯寂~四代目市川猿之助・・・・・・~

  • 行話§蚕起食桑~七十二候~小満

    小満の初候“蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)”である。 そもそも小満とは何ぞやと、調べもせずに放っておいたが、しぶしぶながら検索してみたら…… 万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来る頃 ……とあった。やっぱり意味不明というか、取ってつけたような物言いのように感じてしまった。なぜそう思ってしまうのかといえば、それはもう、小満という単語の何がなしな不可解さであろう。 既に世間は、初夏から夏へと移り、太陽の暑さに顔をしかめる頃となった。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 慣話§車酔いしたことが・・・・・・

    おおよそ普通に乗り物酔いには耐性があるはずと思っている。そりゃあ船で時化に見舞われたら、ひとたまりなどないかもしれないが、飛行機の多少の揺れ程度であれば、特に問題はない。 ところが、小学校中学年から高学年にかけての何年かは、ひどい車酔いに苛まれたことがあった。 あるいは、成長期の中で身体に微妙な変化が生じていたがゆえの変調だったのかどうか、そのあたりが怪しいのではないかとは、長じて思い至ったことである。 その当時は、町から郊外に出ると未舗装道路が続くことも珍しくなどなく、そんな砂利道に揺られて酔ってしまったことが何回か起きてしまった。 小学校の日帰り修学旅行でバスを使うなら、クラスの何人かは酔ってしまって、バケツのお世話になるのも茶飯事だったから、自分だけがことさら乗り物に弱いというわけではなく、低学年から高学年になっても毎回酔ってしまう同級生が何人かいたのだ。 ..

  • 謔話§一日一句~眼で愛でつつ~

    季語は・・・芍薬 芍薬や 独りひっそり 昼の酒 【去年の今日】愕話§江戸時代の人が二十一世紀に

  • 週話§日曜流転~別学ではありましたが~

    高校は県立の別学校に通った。それについては言いたいことは多々あるが、ここは書く項ではない。 その後、入学した大学での専攻は文学部。専攻学科は男子10名、女子90名という構成。さらに就職した会社のセクションでも男性10名足らず、女性社員20名ほどという環境だった。 そういう環境であったからか、ありがちな“男社会”とか“男優位”のような意識とか発想を持つことはなく過ごしてこれたのだ。 それゆえありがたいことに、今ある風潮に対しても、積極的に肯定して接することができたようである。 高校での生活は女っ気ゼロの、まあざっくばらんといえばその通りの環境でそれはそれで気楽といえば気楽な日々だったが、そこには男の社会みたいな発想しか存在せず、後になって考えても、それは両性が共生していく社会においては、望まざる状況にあったのではなかったか。 そして我が身は、幸いにも望まざる方向..

  • 謔話§一日一句~潰れた痕が点々と~

    季語は・・・桜の実 坂道や 児等蹴散らして 桜の実 【去年の今日】莱話§ドイツ領のライン河は・・・・・・

  • 週話§土曜流転~ピアノが弾きたかった~

    後悔することの少ない我が人生だと思いたいが、それでも残念だったと後悔することはいくつかある。 その中でも“ピアノが弾けなかった”というのは、我が生涯の中でも最大の残念の一つなのだ。 もちろん、実家にピアノなど音楽環境など皆無だったし、ピアノのお稽古に行けるはずもなく、小学校の音楽室でピアノを弾いている同級生を羨ましく眺めるだけだった。 結婚したら、同居人がピアノを持ってきてくれたので、しめしめとバッハのインヴェンションでも弾けたらなあと鍵盤に向かったが……何とも悲しいことに、右手左手が別々に動くそんな音符のとおりに弾けることはなかった。いくら頭の中でシミュレーションしながら指をコントロールしようとしても無理なことは無理!だったのである。 ピアノで自分ができたことといえば、若い頃に少しばかりギターを弾いていたことで覚えたコードを押さえられたことくらい……CとかG、Am..

  • 謔話§一日一句~長閑な午後~

    季語は・・・麦の秋 昼下がり つい口笛の 麦の秋 【去年の今日】糖話§澱粉質~おかずとしての~

  • 呟話§一言つぶやき~この次は~

    今回でパソコンも七代目となって、これまでこれすべてデスクトップを…… ……使っていたのだが、送られてきた梱包段ボールの多さ、それとデスクに設置してあれこれ接続する手間に限界を感じ、次回に買い替えをする時は、ノートパソコンにしようと心に決めたのだった。 《つぶやきのトピックス一覧》

  • 蕃話§おいしいトマトが食べたいのに・・・・・・

    その昔、子どもの頃に食べたトマトは、真夏の太陽を一身に受けて、溢れる野性味が感じられ濃厚な味に噎せそうになるほどだった。 今のトマトには、そうした荒々しさを感じることは稀である。最も残念なのは、我が家に届く宅配野菜のトマトがおいしくないのだ。無農薬や低農薬を標榜しているからといって、イコールうまいとは限らないことの象徴としてトマトが存在しているのではないかとすら思うほどである。 子どもの頃のトマトなど、今ほど気を遣って栽培されていたとは思えないのに、どうしてうまかったのだろうか。逆にそれほど気を遣わずに育てていたからということなのだろうか。そうして放任した結果、すくすく伸び伸びとおいしいトマトになってくれたのだろうか。 ふと考えたのは、今の社会であるがゆえの宿命として、大量生産が求められたその結果が味の薄いトマトということなのだろうか……いや、日々おいしいトマトを栽培して..

  • 謔話§一日一句~そんな大げさなものでは~

    季語は・・・絹莢 絹莢の 枷(かせ)一筋を 祓いけり 【去年の今日】汗話§スピアーズ対サンゴリアス[準決勝]

  • 整話§床屋さん四半世紀超

    もう長いこと一つの床屋さんを利用している。今のマンションに引っ越ししてほどなくだから、もう28年になるようだ。 その前に切ってもらっていた店には2年くらいしか通っていない。引っ越したら、不便になってしまって、しばらくは通っていたが、交通の便のいい店を見つけたのでやめてしまった。 今の店は“カルテ”を作っていて、客がどう切ってほしいのかカードにメモ書きして保存している。それを使えば、客がいちいち注文しなくても、ほぼ同様の仕上がりになってくれるのである。 通い始めた頃は月に一度は切ってもらっていたのが、五十代に入った頃には2か月に一度となり、定年退職してこのかたというもの3か月に一度と徐々に回数が減っていったのだ……ということは月一から支払額が四分の一まで減ってしまったとは、何というお財布に優しい頭になってしまったことか。それだけ年齢を重ねると毛髪の質も変わり、量も減ってきた..

  • 心話§転ばぬ先の~浴室やトイレに手すり~

    我が中古マンションは3回の大きなリフォームを経て、かなり内観が改善したと自負している。その第1回目が浴室、トイレ、洗面所だった。2005年のことなので、来年には20年が経過する。 五十代になったばかりだったが、これは忘れずに!と設置したのが、浴室とトイレの手すりだった。当然ながら人間は、少しずつ少しずつ年をとる……そして時にバランスを崩して、不本意ながらも思わぬよろけ方をするのだ。 設置から20年近く経って、まだまだ変なよろけ方をすることはないけれど、浴槽に入ろうとする時や、便座に腰掛ける時には、念の為にと手すりを支えに使うことにしている。 そんなものにつかまらなくても大丈夫などと、意味不明の強がりなどをするつもりはなく“何が起こるかわからない”という、まさに“転ばぬ先の何とやら”の心づもりとしての手すりなのだ。 家の中で、どこか他にも必要な場所があるだろうかと考え..

  • 謔話§一日一句~四日目です~

    季語は・・・五月場所 早々に 両目開けたき 五月場所 【去年の今日】過話§上京五十年~トイレットペーパー~

  • 告話§ビッグイシュー479号発売中!

    ビッグイシュー479号は5月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。井浦新が表紙。 表紙&スペシャルインタビュー 井浦新 リレーインタビュー 髙田春奈(日本女子プロサッカーリーグ・チェア) 特集 「認知症」を更新する 身近に「認知症」のある方はおられますか? 認知症の人に見える不思議な世界を知りたいと思いませんか? 当事者である丹野智文さんは、認知症当事者のための総合相談窓口「おれんじドア」を開き、多くの当事者から相談を受けてきた。丹野さんは「認知症と診断された時から当事者の暮らしは、それ以前とはまるっきり変わってしまう。それは認知症になったら“何もわからなくなる”などの間違った情報や、重度の症状だけが伝わっているからだ」と言う。 そこで、筧裕介さん(issue..

  • 行話§竹笋生~七十二候~立夏

    立夏の末候“竹笋生(たけのこしょうず)”である。 筍は“好き嫌い”という範疇には入らない。好きでも嫌いでもないが、積極的に食べたいという類でもない。歯応えはともかく、淡白な味は、わざわざ食べてやろうという積極的な思いは抱かせてくれない。 一度だけ、筍をうまいと思ったのは高校を卒業した直後、京都を旅行した時だった。知り合いの知り合いを紹介してもらって訪れたのは“筍の里”と呼ばれている地域。初対面の人に、何ともさり気なく、自分の所有する竹林に連れて行かれ、筍掘りで“よっこいしょ”と、やや小ぶりなのを一本掘りだして持たせてくれた。 その日、京都から夜行急行で東京を経由して実家に戻り、新鮮な筍を母親に炊いてもらった何かで食べたが、何ともみずみずしかったのではなかったかという記憶であるが、二十歳にもなっていない若造風情に、筍の繊細さなどわかろうはずなどなかったのが正直なところだろう..

  • 謔話§一日一句~建て替えか・・・・・・不本意~

    季語は・・・夏芝 夏芝や 秩父宮の ノーサイド 【去年の今日】週話§日曜枯寂~我、なぜ落ちこぼれたか~

  • 薫話§五月大歌舞伎~團菊祭にもかかわらず~

    思ったほど気温が上がらず、体感的には涼しいくらいだったので長袖シャツを引っ張り出してちょうどよかった日曜日、團菊祭五月大歌舞伎夜の部を観てきた。 二本立てで『伽羅先代萩~御殿、床下~』と『四千両小判梅葉』それぞれが一時間半超えの舞台……日曜日というのに客の入りが渋い。座ったブロックの我々の列と前2列などはスカスカ。2階上手桟敷も半分は座っていたか、連休直後であるにしても、これが團菊祭の客席かと思うほど。 まず『伽羅先代萩』は、菊之助の政岡、歌六の八汐、雀右衛門の巴御前、米吉の沖の井、芝のぶの松島(これも抜擢)である。 だがまず、菊之助の政岡が一幕通して薄い。淡白なのは音羽屋の芸風ではあるけれど、とりあえず段取りどおりに芝居を進めましたという印象しか残らない。そんな芯の政岡に引っ張られて、歌六の八汐もネチネチさが足りないようだったし、雀右衛門の巴御前もそうだが、全般..

  • 過話§上京五十一年~予備校の日々~

    選択肢に乏しい地方都市の中学生が、一応“進学校”と呼ばれる高校に入りはしたものの、ほどなく落ちこぼれとなって、志望していた大学からはことごとく門前払いをされて、浪人生活を送ることになった。 ずいぶん前から目論んでいた東京脱出が、こんな形ではあるが叶ったわけで窓の外をオレンジ色の中央線が行き来する代々木の三畳間で独り快哉を叫んだとは、以前にも書いている。 かくして浪人生活が始まり、四谷にある予備校の午後部に潜り込んだ。当時まだ国鉄の時代の四ツ谷駅を降りて、新宿通りを新宿方向へ数分歩いた路地裏に予備校はあった。既にその頃から“尻尾まで餡子が入っている”ことを売り物にしていた有名鯛焼き屋の先に校舎があった。 代々木の下宿を出て、駅近くガード下で立ち食い蕎麦す食べ、総武緩行線で四谷に向かう。折しも午前部の浪人たちの下校時……そんな集団中にスラリと背が高く、ミニスカートで何とも目立..

  • 謔話§一日一句~九十九折の先には~

    季語は・・・若葉 峠路 息弾ませて 山毛欅(ブナ)若葉 【去年の今日】週話§土曜枯寂~中間テストと期末テスト~

  • 顧話§今日の歴史~懲りない・・・・・・ですねえ~

    1987年5月13日、JR東日本が国電に代わる愛称「E電」を発表。 とかく“お上”と思しき人たちが麗々しく打ち出す類にろくなものがないというのは昔からの話で、その典型が「E電」という、鼻水が噴き出すような笑おうにも笑えず、センスの一欠片もない愛称とかいうやつである。 とにかく、本人たちは大まじめで、これを広めようと思っているのだから、おめでたいと言うか、何と言うか……いやはやどうも。 こいつが発表された瞬間、一斉に“だっせー!”の大合唱が巻き起こったのは言うまでもない。当時まだネット社会ではなかったが、これがもしネットの御代であったら、どれほど凄まじい炎上ネタになったのかとは、想像に難くない。 発表直後から“E(エラー)電”などと揶揄されてしまった呼称には未来など存在せず、あっという間、それこそユーザーの誰一人使うことないままに、そして誰も気がつかないうちに一顧だに..

  • 欲話§物を増やす・・・・・・物を減らす

    来月で結婚生活42年となる。最初に住んだマンションから、今住んでいるマンションと住処は変わったが、広さはほとんど変わってはいない。一軒目は3LDKだが、今の住まいはリフォームしたことで3LKから2LKに変えたのだ。 42年前“物”は少なかった。居間に置かれていたのは、テーブルに椅子、テレビ、オーディオ、それにアップライトピアノくらいではなかったか。他の部屋も、目に立つのは同居人が持ってきた書籍類くらいだった。 物を増やさないようにとは思うが、40年の間に物は増えていく……まずは、パソコンが勉強部屋で大きな顔をしている。居間は居間で、ソファが鎮座するようになった。オーディオはすっきりしたものになり、デジタルテレビと一緒にテレビ台に収まっている。 圧倒的に増えたのは“常設展示”と呼んでいる額装類で、20点近くが、玄関や廊下、居室を飾っていて、それこそ我が家の自慢といえるだろう..

  • 謔話§一日一句~おろしたて一足~

    季語は・・・夏に入る 夏に入る 旅のはじめや スニーカー 【去年の今日】恐話§絶叫マシン~64歳までですと~

  • 週話§日曜流転~半袖はじめ~

    既に半袖の日常となって半月以上が経過した。何年か前だったら、ゴールデンウィークの最中に入れ替えていたのだが、このところ4月中旬から下旬のタイミングで入れ替えている。 おおよそ、外気温が20度を超えて夏日の気温が増えそうだなというあたりで長袖を片付け半袖を引っ張り出すのだ。ただし、入れ替えが一回で済むことはなく、様子見をしながら3回ほどかけて徐々に入れ替えていく。時には、長袖を着たくなるような気温の日もないではないので、念のためと少しだけ残しておく。 そうして初めて半袖を通す時は、袖から出した腕が何とも頼りない思いになるのは、毎年のことで、それは初日だけのことに限られて、二日目からはそんなことを感じず、あっという間に慣れてしまうのである。 《日常のトピックス一覧》

  • 謔話§一日一句~佇んでいる人~

    季語は・・・薄暑 身は独り 木の香微かに 薄暑かな 【去年の今日】楽話§ラグビー~どこで観るか~

  • 週話§土曜流転~天と地と~

    事が発覚した3月20日まで“彼”は評価100%のスーパー通訳だった。だが、その日を境に“彼”の評価は0%へと落ちたのである。否、0%という表現では足りるようなレベルですらないのだ。 まさに天と地とが一瞬で舞台転換したような……何というか、どのように表現できるものか、不可能でしかない出来事と言っていいだろう。 この先“彼”を待ち構えているのは、場合によっては20~30年に及ぶであろう刑務所の生活と、一切合切を失ったその後の生涯である。 それが、依存症であるがゆえの所業であろうが、犯した現実のとてつもない巨大さに眼が眩む思いしかない。 《野球のトピックス一覧》

  • 謔話§一日一句~約六万円?~

    季語は・・・初鰹 髪結が 三分張り込む 初鰹 【去年の今日】楽話§東京文化会館讃~色褪せぬ~

  • 行話§蚯蚓出~七十二候~立夏

    立夏の次候“蚯蚓出(みみずいずる)”である。 順調に夏への階段を上がっている。日の出は4時半に近づき、日没は18時半に近づいた。 日の出の遅い冬の間は、目が覚めてもまだ世間は真っ暗だが、4月上旬を過ぎる頃から眼を開けると、カーテンの隙間が明るくて、そんな季節になったことを否応もなく意識させられる。 雪融けが早かった尾瀬だが、おそらく尾瀬ヶ原の雪も順調に消えて、水芭蕉がフライングで咲き出しているかもしれない……下界は初夏に突入したが、尾瀬はようやく春の声が聞こえてきた。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 苛話§うなされて~夢~

    あまり夢を見るほうではないかもしれない。一週間に一回程度ではないか。たぶん、眠りが深く、よく眠れていると思われるから、まんざらなことではないだろうか。 そうはいっても夢を見ないわけではなく、睡眠が浅くなるタイミングで、リアルな夢にさいなまれた……先月終わり頃のことである。 道を歩いていたら、見たこともないような動物が足元に突然駆け寄ってきてじゃれつこうとした。動物にしてみたら遊ぶつもりだったのだろうが、何とも不気味な姿だったので、気味悪がって足で払いのけようとしていたのだ。 そうしたら、現(うつつ)に近づいていたようで、足をバタバタさせているのを薄っすらと感じた。かなり強めに動かしていたからか、その瞬間に左足が攣りかかったことに気がついて、慌てて動きを止めようとした。その瞬間、夢と現の境い目にいたことを認識したのだった。 朝起きて、寝ていた間の夢を反芻するのだが、あ..

  • 謔話§一日一句~甘やかな香り~

    季語は・・・栃の花 栃の花 ほのかに蜂の 誘われて 【去年の今日】頭話§Chat GPTとの対話・・・・・・現状では・・・・・..

  • 祭話§万博というオワコン

    EXPO70(大阪万国博覧会)が開かれたのは1970年……今から半世紀以上前のイベントである。来場者は6千万人を超えた。70年安保の“隠れ蓑”と揶揄されたりもしたが、世間的には成功したということだったか。 その後、万博と称するイベントが各地で行われた。そこそこの動員を記録したところもあれば、閑古鳥が鳴くような万博もあり、万博という催し自体が時代から取り残されていった感が強い。 ……であるのに、性懲りもなく万博を開催する(したがる)のはなぜだろう。その裏には、開催後の“カジノ”という目論見があったり、いわゆる公共事業としての旨み期待という、結局は、御本尊がなおざりになっているとしか思えないような生臭い事業運営なのだが。 そんな万博が既にオワコンと化しているのは、途中で参加を断念する国や地域が続出していること、そうしてパヴィリオンの工事にも遅れが眼に立つようになってい..

  • 録話§ブログを綴る日々~その裏側~

    言ってみれば“生存証明”のような意味合いでブログを書いているようだ。 そんな我がブログの制作過程はというと……そんな大仰に話すようなことでもないけれど。月曜から金曜までは一日3本と決めてアップするようにしている。土日は2本ずつが基本。 朝は5時前後に起き出しているのでパソコンを開け、テーマが決まっていれば、ぼちぼちと書き出して、そうでなかったら朝のコーヒータイムまでにはテーマを決めて書き始めるが、そこまで書こうと思うテーマが決まらないことは稀である。 一本30~40分もあれば書けてしまうが、3本まとめるまでに8時頃から11時くらいまでかかることもあるのは、時に文章が繋がらずに手こずることがあるからだ。 海外旅行をしていた時は、平日10日くらいかけて連載を続けられて、テーマに困ることはなかった。それとクラシックのコンサートや歌舞伎、ラグビー観戦といったイベントの後も、..

  • 謔話§一日一句~野草伸び始めて~

    季語は・・・夏に入る 是よりは 鎌倉古道 夏に入る 【去年の今日】素話§アマチュアリズムへの固執

  • 詐話§SNSの“変”な人たち

    フェイスブックを眺めていて、このところ目に余るのは、有名人に成りすまして、投資だとか蓄財だのといった誘惑をしてくる輩が増えてきたことで、そんな蓄財術に長けたとみなされているような人間を勝手に使って展開しているので、実に始末が悪い。 そうした“広告”に勝手に使われている何人かの人間がフェイスブックを訴えたりして、被害が広がらないようにとしているが、フェイスブックの動きは歯痒いほどに鈍く、それは大きな問題である。 そうした広告がフェイスブックにおける収入源の一つであるがゆえに、対応が遅いのはわかりやすく悪質ではないか。 元より投資や蓄財に何の興味も能力もないので、そんな安っぽい広告に騙されることなどはないのだが、そうした手合いを初めて見た時は驚いたのは、まさか“有名人”自らそうした指南をしてくれるのかと思いそうになった。 もう一つ意味不明なのが、コメントに書き込まれるこ..

  • 顧話§ジャパンラグビーリーグワン2023-2024

    5月5日で今季のジャパンラグビーリーグワンが終了した。簡単にまとめておきたい。 以下、丸数字は“節”である。今季、クロスボーダー2試合を挟んでリーグワン観戦は全16節中12試合。そのうち推しチームは10試合観た。 ①12月10日:●スピアーズ対サンゴリアス[秩父宮]26-52 18,110人 ②12月17日:サンゴリアス対ブレイブルーパス[味スタ]19-26 31,953人 ④1月7日:●ブレイブルーパス対スピアーズ[等々力]24-20 10,456人 ⑥1月27日:○ブラックラムズ対スピアーズ[駒沢]17-18 7,608人 2月3日:サンゴリアス対ブルーズ[秩父宮]7-43 13,278人(CROSS-BORDER) 2月10日:スピアーズ対チーフス[秩父宮]30-35 9,439人(CROSS-BORDER) ⑦2月24日:ブレイブルーパス対イーグル..

  • 謔話§一日一句~三本落葉松~

    季語は・・・松の緑 尾瀬沼の 尾瀬塚 松の緑かな 【去年の今日】週話§日曜枯寂~バナナの筋~

  • 連話§ワタシの酒肴[183]バターコーン

    [承前] 居酒屋に行って、積極的に注文するわけではないが、あれば何となく食べてしまう酒の肴の類である。 よく注文したのは、同居人と最初に行った居酒屋と思われる、チェーン系の天狗。ここは何しろ安くて、最初期の1980年代半ば頃は、二人でしこたま呑み食いしてもお勘定が2500円行かなかった記憶だ。 そんな注文した中に、鉄のプレートで熱々のバターコーン(コーンバター)も入っていて、缶詰のホールコーンを炒めてバターをのせただけの本当に簡単なつまみなのだが、これがけっこううまかった。 食べる時に醤油をちょっと垂らしてもうまいし、もちろんそのままでもうまい。主役を張れるわけではないが、さり気なくそこにいつつ存在感を主張する名脇役という位置付けだろうか。 [続く] 《酒肴のトピックス一覧》

  • 実話§本物に触れる本物を見る

    本物が“何”で“どういうもの”であるのか、自分なりにわかっているとは思っている。 歌舞伎に関しては、いい役者とかいい芝居といったものが少しはわかるようになっていたのではと自負をしているのだが、半世紀以上も親しんでいる、クラシック音楽は、もちろんわかるものもあるけれど、演奏会で聴いていて“うーん……”と考え込んだり、特に感慨を受けないことがあって、それはわかっていないのではないかと思うこともないではない。 だが、とにかく金を払ってきちんとしたパフォーマンスを体験することは、自分の肥やしになってくれること大であることは間違いないのだ。 それはスポーツでも同様なわけで、だがちょっとうまいと自任する若い人間が、プロ野球やJリーグを観ないという手合いが少なからずいると聞いて、何ともったいない……という以上に、なぜに優れたプレイを見て、それを自分に反映させないのだと思う。 話は..

  • 謔話§一日一句~アンニュイな午後~

    季語は・・・立夏 頬杖を つけば立夏の 三時過ぎ 【去年の今日】週話§土曜枯寂~世間はゴールデンウィーク~

  • 逆話§サンゴリアス対スピアーズ[秩父宮]

    今シーズン第16節である。推しチームは7勝7敗1分で最終戦を迎えたが、前シーズン優勝チームとしては、せめても勝ち越して来季に繋げたいところだが、相手は開幕戦で惨敗しているサンゴリアスなので、不安要素満載で秩父宮へ。この日の観客は13,829人。 ↓お隣では六大学野球東大対早大戦が 前半15分までに2トライ&1ゴールで12点先制されたときは、このままズルズルと負けてしまうのではないかと、メインスタンドのてっぺんで夫婦二人心配になってしまった。今季を象徴するような、ボールが繋がっていってくれない症候群が続いているのではないかと思ったのだ。 それでも、さすがにサンゴリアスはプレーオフ進出を決めて、無理はせず、トライ個人記録を狙う尾崎泰雅が3トライを決めて気を吐いたが、勝ち越しモチベーションのほうが勝っていたようで、前半終了までに5点差に迫り、後半に地力を発揮できるよ..

  • 経話§歌舞伎鑑賞歴二十年超ですが

    歌舞伎を“まじめ”に観るようになったきっかけは、2001年秋の平成中村座公園で当時の勘九郎(十八代目中村勘三郎)の義経千本桜『忠信編』と『権太編』からである。とくに『すし屋』の権太の印象が強烈すぎて、はまり込むことになってしまったのである。 そして翌年から本格的に歌舞伎座本興行に突入することになった。そして、思わず張り込んでしまったのが、四代目尾上松緑襲名披露五月大歌舞伎での『寿曽我対面』だった。何と不遜にも、花道すぐ近くの桟敷席を取ったのだが、その時、花道を歩く役者の衣装の衣擦れの音にやられてしまったのだ。 ……こうした“合わせ技”のおかげで、遅まきながら歌舞伎観劇の道を歩むことになったのだが、それまで観なかったことを本当にもったいないと悔やむのは、まあ当然のことだろう。ゆえに、世代的には二つ前の、六代目歌右衛門、十七代目勘三郎、二代目松緑の舞台は観ていない。 ↓実舞台..

  • 謔話§一日一句~相場は織り込み済み~

    季語は・・・青嵐 青嵐や 為替介入 甲斐もなく 【去年の今日】視話§ボールの行方ばかり

  • 行話§蛙始鳴~七十二候~立夏

    立夏の初候“蛙始鳴(かえるはじめてなく)”である。 そして夏……空気がすっきり乾いて、洗濯物もあっという間に乾く季節が来た。もっとも、身に着けている衣類もTシャツやら、じきにハーフパンツと軽くかさばらなず、しかも量が少ないから、厚いうえに点数も多い冬に比べれば、圧倒的に乾きが早いのは当たり前なのだが。 だがしかし、その代わりに暑い夏が眼の前にやって来てもいる。何より暑さが大の苦手な同居人にとって数か月に及ぶ猛暑攻撃はきついとこぼすのだ。 同居人ならずとも、昨今の猛暑に白眼を剥きたくなるのは皆同じである。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 週話§日曜流転~大病とか大怪我とか~

    生まれてこのかた、9月には古希を迎えるわけだが、かなりガタは来ているにしても、ここまでの70年、生命にかかわるような大病とか大怪我に見舞われたことはほとんどなかったと言っていいだろう。 自分でもやばかったと記憶しているのは11歳の頃にひどい肺炎のなりかけで一週間床に臥せっていたことがあった。今思い出しても、けっこうな病気であったのではなかっただろうか。 それ以外と聞かれたら、風邪で一日か二日寝込んだとか、胃腸炎でえらい目に遭ったとかは記憶にある。もちろん人並みに“麻疹(はしか)”とか“おたふく風邪”にはかかっていて、それぞれ免疫は持っているはずである。 怪我で思い出すのは、高校3年の体育の授業でラグビーをやった時に指を骨折したことくらいだろうか。密集の中で揉み合いになった時、誰かに薬指を踏まれたのだ。 その直後、人生最初で最後のトライをゲットしたのたのだが、家に帰っ..

  • 謔話§一日一句~新茶育まれ~

    季語は・・・八十八夜 雨音はひそり 八十八夜かな 【去年の今日】呟話§一言つぶやき~和式トイレは~

  • 週話§土曜流転~たまに書き記しておくが~

    我々夫婦の死後は、定年退職の年に当選した都営霊園の散骨墓地に埋葬してもらうことになっている。 実家があった北関東端っこの町の寺に墓があって、今は自分が管理する立場にあるが、そこに埋葬されるつもりはなく、遠くない将来には墓終いをして整理するつもりでいるのだ。 現時点で、昨年百歳を超えた伯母が一人健在なので、彼女が身罷るまでは墓を維持しなくてはならない……自分が先に死ぬ可能性だってあるのだが。 そうして時々、自分自身に対しての備忘録的に記しておくのである。 《私事のトピックス一覧》

  • 謔話§一日一句~いずれそうなるのか~

    季語は・・・柿若葉 柿若葉 老いさらばえて 日々の愚痴 【去年の今日】酪話§チーズケーキ・・・・・・?~粉と卵~

  • 騙話§マスゴミと呼ばれることのないように

    “マスゴミ”という言葉がある。誰が作り出したものか……もちろん見当はついている。 マスコミに付け入れられたくない勢力が、マスコミを貶めるために考えついたことは間違いない。残念ながら今のマスコミは、すっかり骨抜きされて、中でもテレビのニュースなど、とてもニュースだなどとは呼べないような、薄っぺらい内容に鼻白むことしばしばという体たらく。プロパガンタは成果をあげてしまったようだ。 だが、マスコミがゴミなどではなかった時代を知っている身にしてみれば、そんなプロパガンタを易々と信じてマスコミを叩いて得々としている様子にそんなことをしているから、知らぬ間に権力が自分のやりたい放題をするようになったのではないかと思う。 マスコミが監視装置の立場にいなければしめたもので、そんな彼らの悪事が露見しそうになれば“マスゴミ”キャンペーンを繰り広げればいいだけの話なのである。 だが、そん..

  • 牧話§下仁田の夏休み

    母親の兄弟姉妹が全部で何人いたか、本人が亡くなってしまって、確認できたのは女性だけで合わせて8人というもの(推定)。 そのうち伯母の一人が群馬県の南西端、上信電鉄の下仁田駅から少し離れた辺鄙な集落に住んでいた。下仁田駅からのバスを降りて歩くこと一時間……小さな川と山に挟まれた細長い土地に、何軒もの家が張り付くように建っていて、下仁田名産の蒟蒻(こんにゃく)と葱を栽培し、母屋の2階で蚕を飼っていた。 ↓イメージです 夏休み、そんな親戚の家に2回、10日ほど遊びに行ったことがある。それはなかなか不思議な体験で、そもそも田舎とはいってもそこそこの街中――田舎の都会っ子――に住んでいたから、自然に囲まれた様子は何とも刺激的なのである。 滞在していた間は、2階の蚕部屋で蚕の世話をしたり、川遊びをしたりと、自然の子を満喫していた記憶だ。 一つだけ閉口したのは、トイレが..

  • 謔話§一日一句~呻き声ともつかず~

    季語は・・・暮の春 スクラムに 声無き声や 暮の春 【去年の今日】睡話§寝台車に乗ったのは

  • 卯話§2024年4月の天気模様を振り返る

    2024年4月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。 このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。 見てのとおり傘マークのない週はなかった。この天候不順に、花見をし損ねそうになったが、何とか晴れ間を見つけて、我が家近くのいつもの定番コースを歩くことができた。 さらに気温もまた気まぐれで、夏日や夏日に迫る日があるかと思えば、その翌日には最高気温が20度を切ってみたりするものだから、夏物との入れ替えを一気にすることはできず、何度か小出しに入れ替えたのである。もっとも衣類の入れ替えが一度で済むことはないのだが。 というわけで、4月中旬まで桜が残ってくれた後、花水木(ハナミズキ)が咲きつつ新緑へと移行し初夏の様相となっていくのである。残念ながら、今年の花水木は“元気よく”という咲き方ではな..

  • 信話§クレジットカードたくさん

    現時点で所有しているクレジットカードは4枚。そのうち頻繁に使っているのは1枚だけである。それ以外は、給油の支払いに使う石油会社のカードとチケットを購入するためのカード、そしてデパートのカードが1枚である。 一番多かった時は1990年代半ばのことで、新宿で営業していたデパート数軒のカードを一通り持っていた。だが、これも数年ちょっとで使いそうにないカードは見切りをつけてやめてしまった。それで、残っているのは一枚だけになったが、それで別に不都合はない。何よりそれぞれに年会費を払っていたのかと思うと、いささか取得のし過ぎだったとは今思えばなことだ。 結局のところ、使いこなせるのは2枚か3枚で、それぞれ役割分担をして、それをキープする尾がベターなようである。それにしても、ほんの2、3年のことだったけれど、多数のカードが財布のカードケースに入っていたことを思うと、何とも無駄なことをやってし..

  • 謔話§一日一句~日本大安売り~

    季語は・・・花過ぎ 円安が 今日も進んで 花過ぐる 【去年の今日】皐話§2023年5月の予定あれこれ

  • 告話§ビッグイシュー478号発売中!

    ビッグイシュー478号は5月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。坂本龍一が表紙。 表紙&スペシャル企画 坂本龍一 リレーインタビュー 大山加奈(元女子バレーボール日本代表) 特集 「はやぶさ2」。リュウグウの石は語る 2014年12月3日に旅立った「はやぶさ2」は、直径約900mの小惑星リュウグウへの約6年の旅を終えて、20年12月6日に帰還しました。 橘省吾さん(東京大学大学院理学系研究科宇宙惑星科学機構教授)は「はやぶさ2」の探査目的を「太陽系がどのように始まり、どのように地球をはじめとする多様な惑星を誕生させたのか、海や生命の材料である水や有機物がどのように地球にもたらされたのかを明らかにすることだった」と言います。 リュウグウの表面から採取され持ち帰ら..

  • 皐話§2024年5月の予定あれこれ

    月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。 5月1日の日の出は4時48分で日没は18時30分、月末の日の出は4時26分で日没は18時54分。自然光で夕方の入浴ができる時期になってきた。これが、ささやかな楽しみなのだ。 今月のお楽しみは少ない。ラグビーはリーグワンが最終節となるので、シーズン最後を見届ける。そして、プレーオフの準決勝、3位決定戦、決勝戦が行われる。 歌舞伎は、團菊祭五月大歌舞伎に行く。夜の部の『伽羅先代萩~御殿、床下~』が目当て。菊之助の政岡だ。 お出かけ的にはちょっと寂しい5月のようだ。 《日常のトピックス一覧》

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