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  • 昭和の日

    きょうは「昭和の日」。年号でいうと100年目にあたる節目の日。 軋みたる時計の針や昭和の日 十志夫戦後の日本人の食生活もだいぶ変化してきた。我が家の朝食は、好みに合わせて二種類に分かれる。パン食のYに対して、私は健康に良いということでもっぱら納豆などの

  • 吟行の楽しさ

    俳句の楽しみの一つに「吟行」がある。通常、句会は各自が句を持ち寄って室内で行うのだが、時に戸外に出て、自然の中で即吟した句で句会を行うのが吟行。このイベント、運営する側にとっては難しい面が幾つかある。①一つは天候の懸念。時には豪雨に当たる日もあったりする

  • 快眠のための工夫

    齢とともに、睡眠にエネルギーを要するようになってくるのは誰しも同じらしい。夜半に目覚めて時計を見ると午前2時をさしていたりする。それから更に寝ようとするが今度は4時前後に目覚めてしまう。体温を上げて後に下げる過程で快眠に入れるらしく、「就寝前の2時間ほど

  • 伊藤園主催「新俳句 大会」

    3年前から俳句誌、各俳句大会の投句を一切やめている。結社の代表として、あまり稚拙な句を公に出せないということが表面上の理由。その中で投句している数少ない大会が、「俳人協会」メンバーのみを対象にした年一回の「全国俳句大賞」、伊藤園が主催「新俳句大会」の2

  • 事前投句締め切る

    足立俳句大会の事前投句を昨日締め切った。今回の総投句数は381句。それを一覧にし、特別選者の天地人をふくむ20句選、ゲスト選者の10句選(特選の1句)。加えて当日参加者による互選(5句選)の合計点で、第1位~10位までを決定する。昭和25年から続く歴史

  • 七月の季語

    俳句誌からの依頼原稿2本を仕上げて、それぞれの編集部に送った。いずれも6月刊行(7月号)のもので締め切りは5月の中頃だが、足立俳連俳句大会や、結社吟行の予定があつてそれと重ならないうちに済ませておきたかった。雑誌編集に関わっていた人間として、締め切りには

  • 言葉の誤用

    俳句に関わる人間としては、つねづね日本語について正確でありたいと思っている。テレビなどで間違った言い方をしている人がいたりすると、気になって仕方がない。例えば、①「早急に」の読み方は、「さっきゅうに」であって「そうき ゅうに」ではない。②「出生の秘密」

  • 花の知識

    私の俳句に自然詠が少ないのは、「植物」に対する知識のなさによるものだと自覚している。 その分、「生活句」が増えてきてしまう。スマホに花をかざすと名前が出てくるアプリがあるが、すべて正確に出てくるわけではない。↑先日、日比谷公園で見かけた花も、「犬ふ

  • ひとりプチ吟行

      陽気に誘われて、久しぶりのひとりプチ吟行へ。場所は、例年、結社吟行を実施する「西新井大師」の牡丹園。平日ということもあって比較的空いていて、ノンビリ見てまわれた。池の近くの藤の花は、これからというところ。ここで、4月下旬の句会用の何句かモノにできれば

  • 足立俳句大会

    第151回「足立俳句連盟・俳句大会」の締め切りが迫ってきている。事前投句制で、例年400句前後が集まるが、それを清記一覧にして、大会当日、特別選者(今回は高橋健文「好日」主宰)とゲスト選者(3名)に加えて、参加者全員で互選を行う。その清記一覧を作るのが、結構

  • 新谷壯夫・第二句集『翠嵐』を読んで

    新谷壯夫・第二句集『翠嵐』(俳句アトラス刊)句集を頂いたので共鳴句を記してお礼とさせていただく。著者は大手電機メーカーを定年退職後に職場OB俳句会に参加して俳句をスタート。平成6年、第二回「鳰の子」(柴田多鶴子主宰)同人賞受賞。今回は、第一句集『山懐』か

  • グルメ句会の復活

    10年ほど前から、サラリーマン時代の仲間(俳句愛好家)10数名で「グル芽句会」なるものを催している。旨いものを食しながら、句会を行うというもの。コロナ禍でしばらく中止していたが、4年ぶりに復活することになった。今回は、銀座の和食割烹でランチをいただ

  • 梅まつり

     今年の2月の末のこと。足立区主催の「梅まつり」で俳句大会が催され、選者を務めたら結果報告の「冊子」と「エコバック」とともに、選者吟詠が印刷された「扇子」と「色紙」が送られてきた。さすが、役所の仕事は丁寧であるが、使い道のあるエコバッグはともかくとして

  • 有難きかな若手会員

    この4月から結社に40代の男性会員が加わった。俳句の世界の平均年齢が70歳半ばだから、40歳前後は若手である。しかも8割が女性と言われている中で、若い男性会員はきわめて貴重な存在。人出不足の産業界の新入社員のごとく、大事に大事に育てなければならない・・・(^_

  • 季語の本意について

    「季語の本意」ということに対して厳密な考え方をもつ人がいる。「季語というものは、その成立の背景(過程)によって、その本 質的な意味を有するのだから、それ以外の使用は避けるべき」という主張。いくつかの例を上げる。①「山笑ふ」(春) 北宋の画家・郭煕の『林

  • 主宰の役割

    結社の主宰(代表)の役割は、「作句力」より「選の確かさ」だと個人的には考えている。俳句は、作者の手を離れたら座の読み手のものだから、座の参加者の数だけの観賞があるが、その中でも主宰(代表)の観賞は納得性の高いものでなければならないし、メンバーからもその

  • 『大野林火論』(村上喜代子著)を読んで その(3)

    その(3) 大野林火の功績1946年、「俳句研究」誌が改造社から目黒書店に移った際に、林火は4月号から10月号まで編集長を務めている。また1953年から3年間、角川「俳句」の編集長も務めた。虚子の計らいがあったとされる。その間、沢木欣一、平畑静塔、古澤太穂、赤城さ

  • 『大野林火論』(村上喜代子著)を読んで その(2)

    その(2) 『現代俳句読本』と『現代の秀句』大野林火の人生は決して恵まれたものではなかった。東大時代に恋に落ちて桂歌子と卒業後の昭和2年に結婚するも、長女涼子を8カ月で失い、翌年誕生した長男正己も3歳の時に流行性脳膜炎にかかり病臥の末に亡くしている。その看

  • 『大野林火論』(村上喜代子著)を読んで その(1)

    vv『大野林火論/抒情とヒューマニズム』で、「いには」主宰の村上喜代子さんが第39回「俳人協会評論賞」を受賞された。大野林火「濱」 → 野澤節子「蘭」 → 土生重次「扉」 → 一枝伸「あだち野」創刊主宰 とつづく師系なのだが、これまで「大野林火」に関する評

  • 第36回俳人協会「花と緑の吟行会」

     日暮里で開催された第36回俳人協会「花と緑の吟行会」に参加してきた。2日続きの花冷えだったが、地元ということもあって、「あだち野」からは3名が参加。それぞれ2句づつを投句する。参加数210人。投句総数420句。岸本尚毅氏の講演「石井露月について」を拝

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