ドイツ、フランスで歌手をやっております。東京芸術大学声楽科を卒業後19年の海外生活。動画のレビュー。
バッハのプロジェクトが終わり、昨日の夜中にチューリッヒから戻ってまいりましたが、 今、フランスは午前中、昼には日本に向けて出発いたします。 今回、日本では講…
皆さま、大変ご無沙汰しておりました。いかがお過ごしでしょうか。ブカレスト滞在の途中から、記事を更新しなくなって、大分時が経ってしまいました。地元でのもう一つの…
ヨーロッパではアメリカと同じく夏のバカンス開けの9月に新しいシーズンが始まります。今年のシーズン開けはルーマニアの音楽祭から始まりまして、3日前からすでにルー…
作家、平野啓一郎の提唱した分人という考え方ですが、彼が描写しているのは、ある個人が他人に接した場合全く意図せず、自動的に立ち振舞いや、話し方、性格までが変わっ…
長いこと人間の進化の可能性が、実は存在しているのだということを書いてきました。ここで一つ確認して起きたいのは、私自身、芸術家としていろいろとやって来ましたが、…
人間の個人的な進化の可能性というのが、現代社会においては、絶対にあってはならないものであるのに対して、実は別の世界観の中では明らかに語られていることである、と…
それでは続きにいってみましょう。人間の進化の可能性を絶対に認めない社会に生きている我々ですが、これは我々の生きる現代社会が、ヨーロッパの市民社会を世界中に拡大…
だんだん話が込み入ってきてしまいました。人間の個人的な進化という、現代社会では、あり得ない、とされていることに関してその具体的な方法をいきなり語りだすという。…
というわけで、話を先に進めましょう。 古い文化は、色々なところで「人間の進化の可能性」を示唆しているという事実があるのですが、 それが現代社会においては禁…
昨日の記事では現代社会というのが、「人間の進化を絶対に認めない社会」なのだ ということを書きましたが、現代社会の諸問題にだけ取り組んで生きざるを得ない社会の枠…
小説を書くために必要不可欠な、人物の深い観察、考察、推敲によって、平野啓一郎が最終的に導き出した、人間を見る視点、「分人」という考え方は、結局、人間がたった一…
昨日の記事では、グルジェフが西洋世界にもたらした「古代から伝わる知識の体系」というのが、実は20世紀のヨーロッパの芸術の世界の思想的、精神的なバックボーンとし…
平野啓一郎の「個人」individualに対する「分人」dividualという人間の理解の仕方について書いていたのですが、 彼の紆余曲折の上に行き着いたこの理…
平野啓一郎の新書、「私とは何か」(本当の自分はひとつじゃない)について書いております。 平野啓一郎は、その作家としての人物観察と、また一つの小説のテーマと…
それでは一昨日の記事の続き、 小説作家、平野啓一郎が書きました、新書、「私とは何か」(本当の自分はひとつじゃない) の話に戻ります。 平野啓一郎は、「個…
昨日新しい話題を始めたばかりでなんなのですが、 どうしても今このことを書いておかないと、後になってはもう話題が古くなりすぎてしまうので、今日はちょっと別のこと…
平野啓一郎という作家は、今でも有名なのでしょうか。 小説を読むような人はおそらくは知っているのだと思うのですけど、一般的には、現在どれほど名前が知られている…
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