「バスを待ちながら」というキューバの映画のことです とある町のバス停で見知らぬ人たちがバスを待っている だがバスは来ない 何時間待ってもなかなか来ない ある人は何日も待っている やっと待っていたバスが来る が、乗ることが出来た人はたった一人 大半の人は乗りそびれて、又 再び...
「みな底にちぢの光はうつれども昔の影は見えずぞありける」 水の底には、数限りない光は映っているが 光を与えた初期の姿は今は見ることも出来ない 理想は高ければ高いほど また高邁な教えであればあるほど 人間はその如くに生きることが出来ない自分の弱さに気が付くと 理想と現実の乖離...
最後に残るものはその人がどのように生きたかです 大統領になる人もいれば、会社の社長に就く人もいます 有名人になって世の中の人気者になる職に就く人もいれば スポーツや音楽でスーパースターになる人もいます それぞれのご縁の中で今ある自分の立場を見つめた時 その自分の辿ってきた人...
「大地よ、これがあなたの願う処ではないのか、 目に見えぬものとして 我々の心の中に甦ることが? それがあなたの夢ではないのか、 いつか目に見えぬものになることが・・・ そうだ、大地よ! 目に見えぬものとして甦ることが! 形あるものが形無きものに転身することをあなたは我々に委...
2008年は統一運動における劇的な転換の時でした それはメシアの使命とは何か?を改めて問いかけることでもあったのです 文師が失われた神の創造目的を元に戻すために 最も心を砕いたことは蕩減と言うことでした 神の本然の心情圏に入り込んだサタンの讒訴圏を如何に清算し元の状態に戻す...
生命は一つの受精卵から始まり細胞分裂によって 無数の精巧なネットワークを持つ人体が構成されていきます 人体は遺伝子の持つ暗号に沿って各臓器が造られ その際に、細胞の全てにあると言われるメッセージ物質が その人体の臓器を形成する主要な役割を果たします 人体生成の観点から考えれ...
今の若者には分からない事件が50年前に起きた三島由紀夫の割腹自殺です 当時の社会情勢とりわけ全共闘世代には衝撃的なことでした 三島の文学や死に関することを論じた著作や論文は 今も途切れることなく世に送り出されていますが 自決の年に語った「無機的な、空っぽな、ニュートラルな、...
私にとっての訓読とは言葉の背後に生きる霊性との対話です 訓読会が多数の人との間で行われることも大切でしょうが 独りでの対話の醍醐味は格別だからです 青年期に読んだヘッセの「樹木」の詩をあらためて訓読すると 百年前のヘッセがそこにいるようで共感することしきりでした 以下私の拙...
祝福の恩恵とは? 実体的メシアとは誰のことなのか? 文先生は何度も霊界の空気は愛だと言いました 空気が無ければ生きることが出来ないように 霊界は愛が無ければ生きることが出来ないといいます 神の本然の愛を「真の愛」と定義し この真の愛の相続を個人から天宙の霊界にまで繋げること...
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「バスを待ちながら」というキューバの映画のことです とある町のバス停で見知らぬ人たちがバスを待っている だがバスは来ない 何時間待ってもなかなか来ない ある人は何日も待っている やっと待っていたバスが来る が、乗ることが出来た人はたった一人 大半の人は乗りそびれて、又 再び...
言葉の機能は物事を分節する事ですが 目の前に花があれば花という言葉を発したことによって 分節された花が個的存在として現れるのです 人間は言葉によって全ての存在物を分節化していきます しかし此処に落とし穴があるのは目の前の花は それぞれが見た花だという事です つまり花はそれぞ...
「愛の前には神も屈服する。愛が先にあって そこから神も人格神となった。人格とは愛のことを言うからである 祝福の本質とはこの愛の種を万人に芽つぎすることです」 神は愛である 愛は相手の中に入ることでもある 人間の食生活は動物や植物を体の中に入れることです だから食事は最高の感...
原理とは生きている現実のことです 神を中心として主体と対象が一体化すれば四位基台を造成する こういう哲学的説明も良いのですが言葉は往々にして日常生活から離れてしまいます 神を中心として生活するとはどういうことなのか? この簡単な事実が生活に降りて来なくなり 祭壇を作り仰々し...
人間は不思議な存在です。その不思議に気がつくと、実は自分自身がその不思議そのものだったという事になるのです。私たちは子供に何かを教える時、分かったの?と聞きますが 子供はウン 分かったと答えるのは物事の道理を知って答えるというより、一時的にそう言えば物事がうまくいくと思って...
今回の旧統一教会の解散請求をなぜ国が先導したのか? それは国の安全保障が侵犯される思想が運動の中に感じられたからだと分析する人がいます。確かに「岸田を教育せよ」という指令が組織のトップから出てきたことはあまりに無神経だとしか言わざるを得ません。想像してみてください、イスラム...
「寺院消滅、失われる地方と宗教」という本があります その中に「25年後には35%の宗教法人が消える」と書かれています。 その主な理由は地方の人口が都市に流出することで市町村が合併したり 消滅していくからだというのです。 過疎化していく市町村に所在する宗教法人はなんと6万余あ...
自己否定と無心とは違います 教会生活では堕落によって自己中心的になったと教えられると 自分の欲望や欲求を否定してアベルに従うことが 正しい信仰の道だと信じている人がいるかもしれませんが これは単に自己を抑圧して誰かの指令に従うだけで 一時的に自己否定をしているだけなのです ...
宗教二世の若者に必要なことは自立しているかどうかと言ことでしょう 社会革命が今にでも起きるかのような危機感の中で 宗教生活に献身した親の世代は教会組織への忠誠が何よりも求められました 特に戦後世代は敗戦後、日教組によって自虐史観が骨の髄まで教育されたので 原理の教える蕩減思...
あなたは私の愛するかけがえのない独り子です あなたがお母さんの胎内に宿った時から 私はずっとあなたと共にいたのです あなたが何處に行こうと 何をしようと私はあなたと共にいたのです 初めてあなたがお母さんの胎内から出て 看護婦さんの腕の中に取り上げられたとき 私もあなたの柔ら...
凡そ文明が爛熟すると人間の精神性が廃れ 物質主義に偏り、風俗が惰弱になり快楽主義的に陥る 男女は媚態を恥とせず風紀の乱れは人心を荒廃させる この根本的要因が愛と性の問題にあることは異論の余地がない 文師の晩年はこの愛と性の問題を語ることが日常だったと聞く 原理本体論の骨子が...
統一運動に参加した初期の先輩諸氏の中に見られる特徴の一つに蕩減思考があります。 彼等は分別と言う言葉を使うのですが、この分別と言う表現は人類始祖の堕落によって 神とサタンが対応する矛盾状態になったのでこれを切り裂くことを分別と呼び その象徴的な物語がカインとアベルでした ア...
朝鮮半島統一に関してこれまで何度も学識者や政治家を招待した会議やフォーラムが 開催された。最近主催された会議にオンラインで参加した印象である。 各国の有識者の発表するメッセージはそれぞれのテーマ別になっているが 基本は南北統一が北東アジアの安全保障にどのような影響を及ぼすの...
日本は戦後、民主主義を導入したので主権は国民にありますが 憲法に於ける皇室は国民統合の象徴としての役割を担い続けています 神道の主宰神である天照大御神を中心に天皇が祭主のような立場に立つ国の在り方は 神主権と言う意味を広義の意味で捉えれば 日本は既に神主権国家と言えないこと...
「大漁 大漁だ おおばいわしの大漁だ 浜は祭りの様だけど 海の中では何万の いわしのとむらいするだろう」 金子みみすゞ 浜で大漁を喜ぶ陰に海の中の魚は それと同じだけなくなっている 一方が喜んでいる時に他方では犠牲になっている オリンピックが開催されて多くの感動がもたらされ...
海辺に沿って生えている森の中を歩く 無数の草や花、樹木が辺りを取り巻いている 細い道を木漏れ日を浴びて歩きながら ふと前方に目をやると地中にしかと根を張り 光に向かって堂々と聳えている大木に気がつく そばに行って触れてみると樹皮には無数の傷跡が付いている 遠くから見る大木と...
膨大な文師の語られた言葉を読み返すと、時に違和感を覚えるような言動に直面する。 信徒は訓読会の大切さを強調されているので、頻繁に読むのだろうが、 語られた時代背景や、誰に向かって話しているのかによっては、 時代錯誤的な理解をすることになる時がある。 例えばこうである 「しか...
「個性完成をした人間は神の喜怒哀楽を直ちにそれ自体のものとして 感ずるようになり、神を悲しむ犯罪行為をすることが出来なくなるので、 絶対に堕落することがない」創造原理 人間の心にある分別意識とは善と悪 真実と虚偽を判断できることを言います それは言葉自体の中に相反するような...
「天宙主管の前に自己主管をすること 自己を主管してこそ完成への道を進むことが出来るのです」 主管性ということを考えながらドフトエフスキーのカラマーゾフの兄弟を 再び読み返して見ると改めてこの意味が問われているように思えたのです カラマーゾフという家族を中心にしたこの作品は ...
「バスを待ちながら」というキューバの映画のことです とある町のバス停で見知らぬ人たちがバスを待っている だがバスは来ない 何時間待ってもなかなか来ない ある人は何日も待っている やっと待っていたバスが来る が、乗ることが出来た人はたった一人 大半の人は乗りそびれて、又 再び...
言葉の機能は物事を分節する事ですが 目の前に花があれば花という言葉を発したことによって 分節された花が個的存在として現れるのです 人間は言葉によって全ての存在物を分節化していきます しかし此処に落とし穴があるのは目の前の花は それぞれが見た花だという事です つまり花はそれぞ...
「愛の前には神も屈服する。愛が先にあって そこから神も人格神となった。人格とは愛のことを言うからである 祝福の本質とはこの愛の種を万人に芽つぎすることです」 神は愛である 愛は相手の中に入ることでもある 人間の食生活は動物や植物を体の中に入れることです だから食事は最高の感...