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  • バスを待ちながら

    「バスを待ちながら」というキューバの映画のことです とある町のバス停で見知らぬ人たちがバスを待っている だがバスは来ない 何時間待ってもなかなか来ない ある人は何日も待っている やっと待っていたバスが来る が、乗ることが出来た人はたった一人 大半の人は乗りそびれて、又 再び...

  • 祝福の本質

    祝福とは神の血統を残すことですが 文先生が「君たちがタマルのことを研究すれば全てがわかるよ」 と言われた祝福の本質とは何だったのでしょうか? 堕落論によれば堕落の動機は天使長の自己中心性から始まったと言います 神の復帰摂理はこの動機を神の動機に転換する事でした だから血統の...

  • 実体みことば・コトバの本質

    言葉の機能は物事を分節する事ですが 目の前に花があれば花という言葉を発したことによって 分節された花が個的存在として現れるのです 人間は言葉によって全ての存在物を分節化していきます しかし此処に落とし穴があるのは目の前の花は それぞれが見た花だという事です つまり花はそれぞ...

  • 祝福とは

    「愛の前には神も屈服する。愛が先にあって そこから神も人格神となった。人格とは愛のことを言うからである 祝福の本質とはこの愛の種を万人に芽つぎすることです」 神は愛である 愛は相手の中に入ることでもある 人間の食生活は動物や植物を体の中に入れることです だから食事は最高の感...

  • 日常こそが神の実体的感覚の場

    原理とは生きている現実のことです 神を中心として主体と対象が一体化すれば四位基台を造成する こういう哲学的説明も良いのですが言葉は往々にして日常生活から離れてしまいます 神を中心として生活するとはどういうことなのか? この簡単な事実が生活に降りて来なくなり 祭壇を作り仰々し...

  • 沈黙の響き

    人間は不思議な存在です。その不思議に気がつくと、実は自分自身がその不思議そのものだったという事になるのです。私たちは子供に何かを教える時、分かったの?と聞きますが 子供はウン 分かったと答えるのは物事の道理を知って答えるというより、一時的にそう言えば物事がうまくいくと思って...

  • 解散請求の隠された真相?

    今回の旧統一教会の解散請求をなぜ国が先導したのか? それは国の安全保障が侵犯される思想が運動の中に感じられたからだと分析する人がいます。確かに「岸田を教育せよ」という指令が組織のトップから出てきたことはあまりに無神経だとしか言わざるを得ません。想像してみてください、イスラム...

  • 宗教法人の解散について

    「寺院消滅、失われる地方と宗教」という本があります その中に「25年後には35%の宗教法人が消える」と書かれています。 その主な理由は地方の人口が都市に流出することで市町村が合併したり 消滅していくからだというのです。 過疎化していく市町村に所在する宗教法人はなんと6万余あ...

  • 第四次アダム圏とは

  • 神と私

    自己否定と無心とは違います 教会生活では堕落によって自己中心的になったと教えられると 自分の欲望や欲求を否定してアベルに従うことが 正しい信仰の道だと信じている人がいるかもしれませんが これは単に自己を抑圧して誰かの指令に従うだけで 一時的に自己否定をしているだけなのです ...

  • 宗教二世の為に

    宗教二世の若者に必要なことは自立しているかどうかと言ことでしょう 社会革命が今にでも起きるかのような危機感の中で 宗教生活に献身した親の世代は教会組織への忠誠が何よりも求められました 特に戦後世代は敗戦後、日教組によって自虐史観が骨の髄まで教育されたので 原理の教える蕩減思...

  • あなたも独り子です

    あなたは私の愛するかけがえのない独り子です あなたがお母さんの胎内に宿った時から 私はずっとあなたと共にいたのです あなたが何處に行こうと 何をしようと私はあなたと共にいたのです 初めてあなたがお母さんの胎内から出て 看護婦さんの腕の中に取り上げられたとき 私もあなたの柔ら...

  • 愛と性

    凡そ文明が爛熟すると人間の精神性が廃れ 物質主義に偏り、風俗が惰弱になり快楽主義的に陥る 男女は媚態を恥とせず風紀の乱れは人心を荒廃させる この根本的要因が愛と性の問題にあることは異論の余地がない 文師の晩年はこの愛と性の問題を語ることが日常だったと聞く 原理本体論の骨子が...

  • 蕩減思考の問題点

    統一運動に参加した初期の先輩諸氏の中に見られる特徴の一つに蕩減思考があります。 彼等は分別と言う言葉を使うのですが、この分別と言う表現は人類始祖の堕落によって 神とサタンが対応する矛盾状態になったのでこれを切り裂くことを分別と呼び その象徴的な物語がカインとアベルでした ア...

  • 統一神韓国、統一コリア

    朝鮮半島統一に関してこれまで何度も学識者や政治家を招待した会議やフォーラムが 開催された。最近主催された会議にオンラインで参加した印象である。 各国の有識者の発表するメッセージはそれぞれのテーマ別になっているが 基本は南北統一が北東アジアの安全保障にどのような影響を及ぼすの...

  • 日本における真の父母主義とは

    日本は戦後、民主主義を導入したので主権は国民にありますが 憲法に於ける皇室は国民統合の象徴としての役割を担い続けています 神道の主宰神である天照大御神を中心に天皇が祭主のような立場に立つ国の在り方は 神主権と言う意味を広義の意味で捉えれば 日本は既に神主権国家と言えないこと...

  • 真の家庭神話の崩壊

    「大漁 大漁だ おおばいわしの大漁だ 浜は祭りの様だけど 海の中では何万の いわしのとむらいするだろう」 金子みみすゞ 浜で大漁を喜ぶ陰に海の中の魚は それと同じだけなくなっている 一方が喜んでいる時に他方では犠牲になっている オリンピックが開催されて多くの感動がもたらされ...

  • 言葉を越えたリアルな実体に触れるには

    海辺に沿って生えている森の中を歩く 無数の草や花、樹木が辺りを取り巻いている 細い道を木漏れ日を浴びて歩きながら ふと前方に目をやると地中にしかと根を張り 光に向かって堂々と聳えている大木に気がつく そばに行って触れてみると樹皮には無数の傷跡が付いている 遠くから見る大木と...

  • どこかで道を外れた統一運動

    膨大な文師の語られた言葉を読み返すと、時に違和感を覚えるような言動に直面する。 信徒は訓読会の大切さを強調されているので、頻繁に読むのだろうが、 語られた時代背景や、誰に向かって話しているのかによっては、 時代錯誤的な理解をすることになる時がある。 例えばこうである 「しか...

  • 検証の必要性

    「個性完成をした人間は神の喜怒哀楽を直ちにそれ自体のものとして 感ずるようになり、神を悲しむ犯罪行為をすることが出来なくなるので、 絶対に堕落することがない」創造原理 人間の心にある分別意識とは善と悪 真実と虚偽を判断できることを言います それは言葉自体の中に相反するような...

  • カラマーゾフの兄弟-自己主管とは

    「天宙主管の前に自己主管をすること 自己を主管してこそ完成への道を進むことが出来るのです」 主管性ということを考えながらドフトエフスキーのカラマーゾフの兄弟を 再び読み返して見ると改めてこの意味が問われているように思えたのです カラマーゾフという家族を中心にしたこの作品は ...

  • ワクチン論争

    SNS上で相変わらずワクチン接種に対する情報が錯綜しています 特にネット世代の若者は情報に影響されるのか ワクチン接種に対する警戒心が依然として強いように思えます 接種後の副反応が十年後に出てくる ワクチンはDNAに影響を与え、生殖能力に影響を与えるので不妊になる ワクチン...

  • 先祖解怨と日本のお盆

    こういう詩があります 「今日はお盆 一日こころ静かに 妻にも子にも温かい心で接し 人を恨まず人を傷つけず 父を思い母を思い 仏(神)に繋がる有難さに充ちて 草にも木にも水をやり もろもろの恩に感謝しよう」 坂村真民 人間は堕落の血統だと教えられ それが人類始祖のアダムとエバ...

  • 第四次アダム圏とは 私的見解

    「宗教の目的は独りのアダムを立たせることでした それは神の似姿として創造したアダムが神の実体となることが出来なかったが故 歴史を通してアダム一人を求めてきたというのです」文鮮明 釈迦の悟りもムハンマドの教えも歴史上の偉大な宗教家も哲学者も 彼等の修行の目的は敢えて言えば神の...

  • 日本における国家復帰とは

    「神が身体という限定された物質体を創造した意図は 神の霊性の中心である心情における自由、平等、博愛を 限定された肉の内で実現したかったのだ」と述べたのは 人智学を提唱したルドルフ・シュタイナーです 彼は「社会問題の核心」と言う著書の中で 人間の精神性が向上した社会共同体では...

  • 日本の美しい言葉と作法

    炎天下で汗を流して働いて疲れ切った人に そっとお疲れ様と声をかけてあげる 誰にも知られない陰のようなところで 縁の下の仕事をしている人に お陰様ですと感謝の思いを持つ 難しい困難な仕事をしてもらった時は 有難うと言う 疲れも、陰も、難しいこともその言葉を聞いた瞬間に 疲れが...

  • 知的認識を超えた世界

    真理に対する人間の探究心は結局、自己存在の根拠に対する探究です 宗教も哲学も科学も人間の存在の根拠がどこからきて その根源とどのような関係にあるのかを一貫して追求してきました その根源を求める為の人間の武具の一つが知的認識です 認識には言葉が介在しますから真理を理解するとは...

  • 霊的覚醒の為に

    自己否定と無心とは違います 教会生活では堕落によって自己中心的になったと教えられると 自分の欲望や欲求を否定してアベルに従うことが 正しい信仰の道だと信じている人がいるかもしれませんが これは単に自己を抑圧して誰かの指令に従うだけで 一時的に自己否定をしているだけなのです ...

  • 権力と権威 覇権主義の危険性

    権力に対する欲望は政治家のみならず あらゆる指導者にとって最も魅力あるものなのかも知れません しかしこの権力を正しく理解しないと多くの人間を苦しめることになるのです 特定の国家が影響力拡大の為に、政治的、軍事的、経済的な力にものを言わせて 他国に介入し、他国の領土や主権を侵...

  • 覚醒する時代

    書店に行くと精神世界の書物が沢山あります その中でルドルフ・シュタイナーの本がかなりの数で訳されています 日本にシュタイナー思想を本格的に紹介したのは 当時、鎌倉の長谷に居を構えていた高橋巌さんでした まだ精神世界の本が一般的になる前の頃です 高橋さんは元々、慶応大学の美学...

  • 祝福家庭の皆様へ

    1.12弟子の失敗を繰り返してはいけません イエス様が最後の道を行かれるときに「最後の晩餐」でパンと葡萄酒を与えたように 私もあなた方に私の血統の種を与えたのです。 それはあなた方に私の血と肉を継承させ将来はそれぞれが氏族のメシアとなって 真の父母の位置に立ってもらいたいか...

  • 第二地区希望前進礼拝を見た感想

    韓国の日本に対する歴史認識は反日種族主義に根ざしています 反日種族主義とは日韓併合は全て悪だと決めつけて 併合時代の負の側面を強調する考え方です 「反日種族主義」の著者である李栄薫元ソウル大学教授は 日本の併合時の事実を客観的に分析した結果 韓国で教育された内容がほとんど嘘...

  • 新しい光の下に・解放された精神

    宗教の教典は聖書、仏書に限らず人間の閉ざされた心の隷属状態から 解放し精神に於ける自由を与えるものでしょう エジプトで文字通り奴隷状態であったイスラエルの民を率いたモーセは 紅海を渡りシナイ山で与えられた十戒でイスラエルに光を与えました 同じようにキリスト教は十字架の死に象...

  • 天国の王座で家臣を待つのが真の父母なのか?

    如何なる時代も一世紀ぐらいが過ぎると 過去に対する検証が必要となります それは過去を知らない世代が胎動してくるからです その新しい世代に対して教育や歴史の真実を できる限り客観的に正しく伝えないと 歪んだ思想や思い込みがその世代の中心となってしまいます 教育が客観性を失うと...

  • 摂理観を失った統一運動 その3

    新たな安全保障体制 中国の先端技術は米国並みに近づいていると述べました 宇宙開発においても既に月に着陸できる高度な技術を取得し その技術は宇宙空間における軍事衛星の破壊さえ可能となったようです 現代の軍事戦略ではサイバー空間を支配することがコンピューター化された 兵器の明暗...

  • 摂理観を失った統一運動 その2

    経済と軍事力の強化 中国が米国の軍事力に大きな衝撃を受けたのは1991年の湾岸戦争でした デジタル化された兵器の使用によって短期間にイラク軍を壊滅させた米国の軍事技術は 近代戦争が兵士の数だけでないことを示したからです その後の中国の軍事戦略は一転して米国と友好を保ちながら...

  • 摂理観を失った統一運動 その1

    「闘争の歴史・・・財産を奪い、土地を略奪し、人間を奪いあう闘争は、 人間社会の発達と共に展開され、今日に至るまで悠久なる歴史の期間を通じて、 一日も絶えることなく続いてきたのである。則ちこの闘いは家庭、氏族、民族 国家世界を中心とする闘いとして、その範囲を広め、今日に至って...

  • 私はいつもあなたと共にいます 恩寵と感性

    ある詩人の魂に与えられた言葉です 私は無形なる心情です 私はあなたの心の中にいるのに あなたは私がどこにいるのかさえ分からない あなたが私に気が付かない時 私がどれほど惨めで苦悩していたか あなたは知ろうともしない あなたが暗闇の世界で体験することは 何もない見えない無の世...

  • 真の家庭内に於ける確執

    聖書の摂理的人物における兄弟間の確執にはカインとアベル、 イサクとイシマエル、ヤコブとエソウ、イエスと洗礼ヨハネ(父ザカリア)などが 象徴的に描かれています 彼らの確執によって摂理が延長したり失敗してきたと言うのが原理的な摂理観です 復帰歴史の目的が「理想のアダム家庭」にあ...

  • この運動はどこかに無理があったのです

    「みな底にちぢの光はうつれども昔の影は見えずぞありける」 水の底には、数限りない光は映っているが 光を与えた初期の姿は今は見ることも出来ない 理想は高ければ高いほど また高邁な教えであればあるほど 人間はその如くに生きることが出来ない自分の弱さに気が付くと 理想と現実の乖離...

  • 刻石流水

    最後に残るものはその人がどのように生きたかです 大統領になる人もいれば、会社の社長に就く人もいます 有名人になって世の中の人気者になる職に就く人もいれば スポーツや音楽でスーパースターになる人もいます それぞれのご縁の中で今ある自分の立場を見つめた時 その自分の辿ってきた人...

  • あるがままの神

    「大地よ、これがあなたの願う処ではないのか、 目に見えぬものとして 我々の心の中に甦ることが? それがあなたの夢ではないのか、 いつか目に見えぬものになることが・・・ そうだ、大地よ! 目に見えぬものとして甦ることが! 形あるものが形無きものに転身することをあなたは我々に委...

  • お母様はルーシェルよりも恐ろしい

    2008年は統一運動における劇的な転換の時でした それはメシアの使命とは何か?を改めて問いかけることでもあったのです 文師が失われた神の創造目的を元に戻すために 最も心を砕いたことは蕩減と言うことでした 神の本然の心情圏に入り込んだサタンの讒訴圏を如何に清算し元の状態に戻す...

  • 天使とメッセージ物質

    生命は一つの受精卵から始まり細胞分裂によって 無数の精巧なネットワークを持つ人体が構成されていきます 人体は遺伝子の持つ暗号に沿って各臓器が造られ その際に、細胞の全てにあると言われるメッセージ物質が その人体の臓器を形成する主要な役割を果たします 人体生成の観点から考えれ...

  • 言語統一の疑問点

    今の若者には分からない事件が50年前に起きた三島由紀夫の割腹自殺です 当時の社会情勢とりわけ全共闘世代には衝撃的なことでした 三島の文学や死に関することを論じた著作や論文は 今も途切れることなく世に送り出されていますが 自決の年に語った「無機的な、空っぽな、ニュートラルな、...

  • 樹木

    私にとっての訓読とは言葉の背後に生きる霊性との対話です 訓読会が多数の人との間で行われることも大切でしょうが 独りでの対話の醍醐味は格別だからです 青年期に読んだヘッセの「樹木」の詩をあらためて訓読すると 百年前のヘッセがそこにいるようで共感することしきりでした 以下私の拙...

  • 実体のメシアとは誰のことか?

    祝福の恩恵とは? 実体的メシアとは誰のことなのか? 文先生は何度も霊界の空気は愛だと言いました 空気が無ければ生きることが出来ないように 霊界は愛が無ければ生きることが出来ないといいます 神の本然の愛を「真の愛」と定義し この真の愛の相続を個人から天宙の霊界にまで繋げること...

  • 統一運動に欠けていること その3

    二十世紀初頭は第一次世界大戦や大恐慌が社会を荒廃させ 精神のみならず物質的にも多くの人々が貧困の中で苦しみました 激動する時代に新たな社会構想を提唱した人物に ルドルフ・シュタイナーと言う人がいました シュタイナーは荒れ果てた西洋社会の人々に希望となる 新しい共同体ビジョン...

  • 統一運動に欠けていること その2

    その2 統一原理によれば理想世界は完成した一人の人間の人体機能に似ていると言います 「完成した人間によって実現される理想社会も、やはり完成した人間一人の構造と機能に似ているようになっているのである。人体の全ての器官が頭脳の命令によって起動するように、理想社会の全ての機関も神...

  • 統一運動に欠けていること その1

    漢語における経済とは 「世を(経)治めて民を(済)救う」ことを意味する経世済民のことを意味します 「市場が社会から切り離される時 全ては市場の要求に従属することになる 市場は『悪魔の碾き臼』となり社会は使い潰される」 カール・ポランニー 富を求めるあまりその富が一部の支配階...

  • 国家復帰と統一コリアの危うさ

    「主文、被告(日本政府)は原告に書く一億ウオン(950万円)の 賠償支払いを命じる」 1月8日韓国のソウル中央地裁での慰安婦裁判の判決文だ 判決では原告は日本政府に対して賠償支払いを命じ 日本大使館の資産の差し押さえを申請することも可能となったという 日本政府は主権国家は外...

  • 今は超宗教の時代です

    キリスト教は神の存在を問いますが 仏教は私とは誰か?と問うことから始めます 統一原理に授受作用という教義があります 同じように仏教にも縁起の思想があり 特に唯識論哲学では存在の関係性を詳細に分析しています 内的世界の罪や煩悩に関しても 原理では無形実体としての天使が介在する...

  • 良寛

    「裏を見せ、表も見せて、散るもみじ」 死期を間近にした時の良寛の歌です 戒律の厳しい仏門から離れて静かな村里で村人と時に酒を酌み交わし 子供たちと戯れながら生涯を終えた良寛は誰とでも分け隔てることなく 身分や貧富に関係なく老若男女、相手の事情の中に心を寄せて 常に温かい気持...

  • あれから四十年

    漫談のきみまろ師匠にあやかって 「あれから四十年」 イスラム原理主義者にとっては御法度の風刺です 西洋では社会や組織の愚かさや、欠陥などを指摘する 伝統的な表現方法の一つです チャップリンの「独裁者」「モダンタイムス」の名画は代表的な風刺映画です ところがフランスではムハン...

  • アダムの「意」とは

    原理講論にこのような記述があります 「人間に対する神の直接主管とは具体的にどのようなことを言うのだろうか 神を中心として、アダムとエバが完成して合成一体化し、家庭的な四位基台造成することによって、神と心情おいて一体化となり、神を中心としたアダムの意のままに お互いに愛と美を...

  • 大晦日に考えた事「真の愛と自己中心性」

    「ではこの愛の病気はどのようにして始まったのでしょうか。 この病気の始まりは、そもそも自己中心の思いによって齎されました。 自己中心こそが堕落の動機となったのであります」 歴史的父母の日1977・4・18 「我々人間の全ての特徴は、神からきているのであります。 われわれは、...

  • 文先生の闘い

    仏教では深層意識を阿頼耶識(アーラヤ識)と呼び 一切諸法の種子がここに内蔵され現象世界は この蔵識の種子によって生起すると考えられています また阿頼耶識には清浄と不浄が混合しているのですが この蔵識が本来的には清浄であったのか或いは後天的に 不浄になったのかの結論は明確では...

  • 真のアイデンティティーとは

    許しを請う黒人の声を無視して首を膝で押さえつけながら 残虐に窒息死させた白人警察官の無慈悲な映像が世界に衝撃を与えました 黒人に対する一部の冷酷な白人の差別意識は 奴隷制度がなくなった今でもその優越感と驕りは消えないようです あらゆるところで見ることが出来る対立は 意識的に...

  • 霊的認識 真理に対する態度

    ガリレオは地動説を唱えた途端、カトリック教会から有罪判決を告げられ 異端審問で追及され、軟禁状態の中、困窮のうちに世を去りました 「それでも地球は廻っている」という有名な言葉を残して亡くなったガリレオに対して 裁判の見直しが始まったのは1992年、ヨハネ・パウロ二世の時です...

  • 文師のみ言にこんな表現があります

    文師のみ言にこんな表現があります 「復帰のサタン世界においては女一人では 国家を中心として戦ってはなりません 必ず男と二人で一つになって共同作戦をすることによって 一つの基盤を為さなければならないのです」 1945年の第二次世界大戦が終了する前に 神の復帰摂理は外的にはキリ...

  • 合衆国における信教の自由と裁判

    合衆国における信教の自由と裁判に関して 殆どの民主主義国家では信教の自由があります 同じ信仰を持つものが団体を結成する結社の自由は 法的に保障されているからです 併し乍ら歴史上、宗教上の意見の相違等により 内部紛争となり分裂する事例も多くみられます 不幸にして内紛が内部で合...

  • 目の前にいる神様

    国や世界が混迷していることは誰に聞かなくても分かります 情報が偏っていると言われても世界中に起きている悲惨な現状は 誰もが知ることが出来るようになってきたからです 大衆を喚起するデモや運動はいつの時代も大きな転換をもたらしました しかしその転機が過ぎるとまた同じような問題が...

  • 韓鶴子教と血統転換 その2

    「真の父母の摂理において真の父母が人類の祖先だ。天の父母様が一緒にいらっしゃる であれば天の父母様の上に何らかの祖先がいる?正しく知らなければなりません 皆さんがこんがらがってはいけない。真の父母は永遠だ。これを正しく整理できずに行かれた方がお父様であるため、変な息子が出て...

  • 韓鶴子教と血統転換 その1

    2020年11月11日の清平修練苑で牧会者を前に語られたスピーチを読みながら 一体こうした考えはどこから来るのだろうかと改めて考えさせられたのですが 新しい韓鶴子教が始まったのだと思えば残念ですが妙に納得が行きました 「私は60年耐えて待ってきた」 「あなた方は私が独生女だ...

  • 神側とサタン側

    バイデン氏が新しい米国大統領に選ばれた トランプ氏は法廷闘争でこの選挙を無効にしようとしているが 世界中の指導者は既にバイデン次期大統領に祝電を送り始めている この選挙期間中において七男のサンクチュアリは 日本から多くの兄弟姉妹に渡米することを要請し ある人は仕事を棄てる決...

  • 神日本家庭連合の言う一体化とは

    Cocoaさんの最近のブログに幹部の某総長が 「お母様とお父様はひとつになっている。過去七年間(2013~2020)、 独生女中心の天宙的カナン復帰路程を行っている。天の父母様聖会の下に 全ての宗教はひとつにならなければならない」 という決まりきった一体化論を信徒の前で祝辞...

  • 宗教のいらない時代

    祝福家庭が壊れ、信者が離教し、二世、三世の子供たちが祝福結婚を拒否する原因に 真の家庭の分裂があったことは否定しようのない事実です 理想家庭のモデルを継承すると言う教えの根幹が崩れたことは 祝福家庭の存在意義さえ曖昧にさせ 誰を信じて行けばよいのか途方に暮れてしまうからです...

  • 原理主義者の限界

    英国の王室のチャールズ皇太子は70歳の誕生日祝いの場を エリザベス女王から設けてもらったとき 「私も70歳になり母からこうして誕生日を祝ってもらいました。 でもバースデーケーキに立てられたロウソクが吹き消す息によって 倒れ始めるのは70歳からです。私の母もその瞬間を目撃して...

  • この世の神 13数の秘密

    聖書では天使は讃美者、僕、伝達者として表現されていますので それをもとに書かれた原理も神と天使の関係を主人と仕える者として教えてきました ところが文師の晩年のみ言の中に不思議な表現が出てきます 「神は兄であり天使ルーシェルは弟だった」 何故、文師は神と天使を兄弟と言ったので...

  • 新たな聖霊の時代

    晩年の文師は天使や神の概念に対してそれまでとは全く違う表現をしました 「天使は僕ではなく神の弟だった」 「夜の神様と昼の神様がいて私は夜の神に属し、あなた方は昼の神に属する」 こうした謎のような言葉を残して2012年に逝去したのですが 膨大なみ言を読めば読むほど 真理は知的...

  • 銅像の除幕式に関する感想

    先ごろの銅像の除幕式を見た感想です 統一運動の組織の在り方や先祖解怨等の信仰姿勢を見ていると 改めてこの運動を推進する根本教義である原理講論も もう一度、再検証する必要があると思うようになりました 原理講論は単に聖書を基にした新しい真理と言うだけではなく 韓民族の文化や情緒...

  • 蕩減思考と祝福家庭

    原理講論は大別すれば創造原理、堕落論そして復帰原理に分かれます 第一の原理では人間の本来在るべき姿を説明し、第二は堕落した人間の現実を そして第三の復帰原理は堕落した状態から 如何にして本然の姿に戻っていくのかを聖書を基に分析しています 講論の最後に再臨論があるのは復帰は再...

  • あなたもメシアになりなさい

    晴耕雨読の生活を目指して、定年後、古民家を購入して リノベーションをしたのですが、家のあちこちにガタが来るので 定期的に修理するのが日課の一つになってしまいました また庭に落ち葉や雑草も伸びてくるので毎日が庭掃除の連続です 禅僧が毎日敷地を清掃するように 黙々と壊れた所や汚...

  • 希望前進大会の感想

    200万を殺害したと言われるポルポト政権で 下級指揮官だったフン・セン首相が韓鶴子総裁と共に オンライン演説をしていました フン・セン首相に関する経歴の詳細は反ポルポトとして数十年に渡る内戦を終結させ 初めて民主的な選挙を率いた人物として言われていますが 実際は武力によるク...

  • 摂理の中心は米国?

    設計図がないところに建築物を建てることが出来ないように 理想世界の具体的な設計図がない統一運動に理想社会を築くことは出来ません 統一思想の中で李相憲氏はこのように述べています 「その社会は必ず神の摂理によって到来する社会であり、善の社会であり、 である。このような社会を、天...

  • 「み言葉実体」から「実体み言葉」へ

    「神様において新しい朝を迎える一番の栄光の時とは 肉体をまとうことが出来る時です」祝福家庭と理想天国 「本来、心と体は切り離そうにも切り離すことのできない一つのものでした 人間の心は神様の心であり、人間の身体はその心を入れる器でした」 真の人間1章・2・33 日常生活は朝起...

  • 実体のない一大家族主義という幻想

    人間は誰もが家族という最小の共同体から人生を始めます 親と子の間に流れる情の深さは子供がまさに親の分身だからです この家族愛を拡大していけば理想天国が作れるというのが統一運動です ではこうした家族主義は今初めて提唱されたことなのでしょうか? 日本航空が破産申告をして国の管理...

  • 後天時代における祝福家庭の使命

    時代は完全に新しい局面に入っています 原理の数理性から見ても21世紀は完成数を表示しています。 一見すると世界の情勢は混沌としていますが それは方向性が定まらない人々が右往左往しているからにすぎません。 その究極的な原因は神の摂理の内的中心であるべき祝福家庭が 内的刷新を受...

  • 自己中心性に対する考察

    食せねば生きることが出来ない肉体の自己保存欲を満たす為に 人間は常に額に汗して労働することを余儀なくされてきました それは形あるものは放っておくと崩壊してしまうという 自然の力に対抗する人間の運命のようなものでした イエスは「人はパンのみにいきるにあらず」と言いましたが 心...

  • 祝福権を巡る闘い

    ムハンマド(マホメット)が最初に天啓を受けたのは 40歳ぐらいの時だといいますが、それまでに彼が何をしていたのか あるいはどのような職業についていたのか正確には誰にも分からないようです 彼の死後、信仰に燃えた信者たちはそうしたムハンマドに対して 理想的な預言者像を膨らませ生...

  • 神韓国が天一国となる為に

    ソロモン王国繁栄の象徴である神殿や王宮の建設に 何十年も強制的に労働させられた人達がいました 「ソロモン王国の栄華」は多くの人間の苦しみと犠牲の上に 成り立っていたのです また豪華絢爛な建物を神に奉納しても その贅を享受できたのは一部の特権階級の人たちだけでした 聖書では「...

  • 統一運動の検証の必要性

    「理想の家庭から氏族、民族、国家、そしてその基台の上に理想世界が来るのです」と 何度も聞かされてはいるものの、どうにも現実感がないのは その目指す理想世界が明確でないからです 最も考えられるのは古代に於ける祭政一致の神権政治なのでしょうか ヨーロッパにおける王権は神から直接...

  • 自己憐憫と言うサタンの巧妙な罠

    「韓お母様の夢が教えること」の内容に関して多くの意見を頂き 有難うございました 拙い表現の為、真意が伝わらなかった部分もあるようなので 改めて補足を以下に付け加えさせていただきます 「自己憐憫と傲慢がサタンの入ってくる門であるため、その門を全て閉じ 感謝と謙遜の思いを持たな...

  • 天一国へ最後に入籍する者

    長い間,会っていなかった先輩家庭を訪ねました 奥様は定期的に教会に通うも彼は教会との関係を断って 自営業をして成功していました。 かつては勝共の雄として名をはせた人です その彼がアメリカにいた時、ある兄弟が祝福を受けて悩んでいたそうです 彼は教会に来る前は同性愛者でした 祝...

  • 韓鶴子お母様の夢が教えること

    シュールリアリズム(超現実主義)の研究をしていた時 夢(霊界)の記述を何度もしたことがあります 夢が正夢になったり 夢の中で夢見た状況を即座に変えたり 或いは連続して夢の続きを見たり 夢を主管することを行として自分に課していました 夢と霊界がどのように関係し繋がっているのか...

  • 清平の借金ウイルス

    真理は知的に判断できるうちはまだいいのですが 理性で捉えることが出来ない霊的次元の話が中心になると真実が見えなくなり 上から言われるがままの追従信仰者になってしまいます この運動は次から次へと新しい活動や目標が設定されて 其のたびに必要とされたものがお金でした。 救いも天国...

  • 果てしなきものを求めて

    不可知なるあの絶対的なものを日常生活の中で如何にして知りえるのだろうか。 しかも超越的な世界、ある絶対的な境域に関する認識は ロゴスでは限界があることを知りつつ、 言語によって尚、論考せざるを得ない矛盾的状態に身を置いて 其のコトバの綴る文脈の背後に「生きた何ものかを」探ろ...

  • 我を見しもの、神を見るものなり

    最近話題になっている未来の組織論のティール組織に影響を与えた ケン・ウイルバーの内在神につての考え方を紹介します コトバは不思議です 思考とはコトバの繋がりのことです このコトバに命(みこと)があったというヨハネ伝は言霊のことを語っています 日本は言霊の国だと言われてきまし...

  • 韓鶴子お母様の霊的迷走

    『私は学生の時に長老教会に通ったのち、天理教に通うようになりました。天理教で二十一日修練を受け、活動をしながら、最年少の教師として五年間務めたあと、金明大先生から伝道されて入教したのです。 ・・・ところで私たちは、五本の木と井戸を定める前に、三度は清平に行って祈祷をしなけれ...

  • 危機的状況にある統一運動

    堕落によって閉ざされてしまった感性を 再び甦らせる方法に蕩減法があります それは下座に降りる事によって感じることができる失われた心情の復帰です 悲しみや苦しみを知ることによって神を知ることが出来るというのも 虐げられた苦難の中にいる人々の心に寄り添っているのが他ならぬ神だか...

  • 真の父母になる連合体

    ブログにこのような記事が出ていました 「私が韓国に来た目的は夫のことを好きになったからでもなく、 素直で単純な私は日本の犯したと言われる罪を償い、 日韓が父母国家となって世界を神様につなげ、地上天国を 建設する為でした・・・・未だにそうやって尽くしているはずなのに、 こんな...

  • 生命の木とは

    天の父母様教団と家庭平和協会(FPA)或いはサンクチャリー教会の論争の問題点は 救済に対する重要なことを論争しているのです 天の父母様教団では生命の木とは真の父母のことを指しているので 真の父母に繋がれば全ての人間は生命の木になるのだといいます 例え真の父が他界しても一体と...

  • 素晴らしきかな、人生!

    1946年に制作された古いアメリカ映画です この映画はアメリカの映画協会が選んだ「感動の映画ベスト100」で一位を取り 日本の黒澤明監督が推奨した100選名画の中にも取り上げられていました 舞台は1945年戦争が終わった年のクリスマスイブ ニューヨーク州のとある町で大金を紛...

  • 真の母の使命とは

    ある人のお母様の自叙伝を読んだ感想です 1992年に 1年間かけて 世界130カ国で講演を行いました。 韓国を立つ時 それぞれの国や気候に相応しい服を 何着も準備していったのですが帰って来た時は一着も残っていませんでした。 一年ぶりに帰ると文総裁が「ご苦労様」と言いながらふ...

  • 今は掛け声だけの集団

    人間は誰もが平和で共に助け合う理想の世界を願うのですが 実態は戦争や殺戮、闘いの連続で人命は虫けらのように奪われてきました 問題は理想的なビジョンや平和について語ることは出来ても それを実現することがなかなか出来なかったことです 神を中心とすれば本当に世界平和は実現できるの...

  • 統一運動における朱子学と陽明学

    韓国の儒教は朱子学と言う教えが中心でした 上下の秩序、大義名分、男尊女卑、宗族の大切さ 何よりも礼節を重んじること等々です その影響が今も残っているので上に立つことが何よりも大切になるのです 受験時期になると親子ともども必死になっている光景がテレビで報道されます 韓国では日...

  • 万人のメシア運動

    今朝方に強く雨が降りました 外に出ると蚊の大群です 湿気に力を得て繁殖中 熟れたマンゴーが木から落ちて 其の実を食べに数えたら十数羽の水鳥が 庭先で散らかしながら食べています 側に行ってみると 其の食べ残しのあらわになった実に 今度は無数の虫が群がり この虫たちも人間がそば...

  • コロナウイルスの霊的メッセージ

    統一運動の摂理的使命と神の心情圏 サタンの讒訴圏という霊的な観点から 世界的なコロナウイルス現象を考察してみます まず最初に、何故中国から始まったのでしょうか? 霊的な観点から見れば恨みの讒訴圏が動き始めたと見るのです チベットやウイグルにおける長期にわたる少数民族が 虐殺...

  • 天一国の新たなる挑戦

    「私が地上にいる間に真の父母として宗教を統一し、 思想、政治、経済など全ての面で一つに中心を立てて 進んで行くことのできる制度を作って行こうと考えています」 2020年4月1日天一国指導者特別会議 限りない人間の欲望は文明の成長と共に近代においては 貨幣の蓄積がその欲望を支...

  • 振り返れば全ては愛でした

    宇宙は単に形ある物質だけで出来ているのではないことは ノーベル賞を取った物理学者に聞くまでもないことです 分子生物学では生命を全て物質の働きに還元するのは 無理だと明確に結論付けています 見えない宇宙の根源に霊的な人格を持った存在の主がいることを 朧げに感じていたのでしょう...

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