「バスを待ちながら」というキューバの映画のことです とある町のバス停で見知らぬ人たちがバスを待っている だがバスは来ない 何時間待ってもなかなか来ない ある人は何日も待っている やっと待っていたバスが来る が、乗ることが出来た人はたった一人 大半の人は乗りそびれて、又 再び...
二十世紀初頭は第一次世界大戦や大恐慌が社会を荒廃させ 精神のみならず物質的にも多くの人々が貧困の中で苦しみました 激動する時代に新たな社会構想を提唱した人物に ルドルフ・シュタイナーと言う人がいました シュタイナーは荒れ果てた西洋社会の人々に希望となる 新しい共同体ビジョン...
その2 統一原理によれば理想世界は完成した一人の人間の人体機能に似ていると言います 「完成した人間によって実現される理想社会も、やはり完成した人間一人の構造と機能に似ているようになっているのである。人体の全ての器官が頭脳の命令によって起動するように、理想社会の全ての機関も神...
漢語における経済とは 「世を(経)治めて民を(済)救う」ことを意味する経世済民のことを意味します 「市場が社会から切り離される時 全ては市場の要求に従属することになる 市場は『悪魔の碾き臼』となり社会は使い潰される」 カール・ポランニー 富を求めるあまりその富が一部の支配階...
「主文、被告(日本政府)は原告に書く一億ウオン(950万円)の 賠償支払いを命じる」 1月8日韓国のソウル中央地裁での慰安婦裁判の判決文だ 判決では原告は日本政府に対して賠償支払いを命じ 日本大使館の資産の差し押さえを申請することも可能となったという 日本政府は主権国家は外...
キリスト教は神の存在を問いますが 仏教は私とは誰か?と問うことから始めます 統一原理に授受作用という教義があります 同じように仏教にも縁起の思想があり 特に唯識論哲学では存在の関係性を詳細に分析しています 内的世界の罪や煩悩に関しても 原理では無形実体としての天使が介在する...
「裏を見せ、表も見せて、散るもみじ」 死期を間近にした時の良寛の歌です 戒律の厳しい仏門から離れて静かな村里で村人と時に酒を酌み交わし 子供たちと戯れながら生涯を終えた良寛は誰とでも分け隔てることなく 身分や貧富に関係なく老若男女、相手の事情の中に心を寄せて 常に温かい気持...
漫談のきみまろ師匠にあやかって 「あれから四十年」 イスラム原理主義者にとっては御法度の風刺です 西洋では社会や組織の愚かさや、欠陥などを指摘する 伝統的な表現方法の一つです チャップリンの「独裁者」「モダンタイムス」の名画は代表的な風刺映画です ところがフランスではムハン...
原理講論にこのような記述があります 「人間に対する神の直接主管とは具体的にどのようなことを言うのだろうか 神を中心として、アダムとエバが完成して合成一体化し、家庭的な四位基台造成することによって、神と心情おいて一体化となり、神を中心としたアダムの意のままに お互いに愛と美を...
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「バスを待ちながら」というキューバの映画のことです とある町のバス停で見知らぬ人たちがバスを待っている だがバスは来ない 何時間待ってもなかなか来ない ある人は何日も待っている やっと待っていたバスが来る が、乗ることが出来た人はたった一人 大半の人は乗りそびれて、又 再び...
言葉の機能は物事を分節する事ですが 目の前に花があれば花という言葉を発したことによって 分節された花が個的存在として現れるのです 人間は言葉によって全ての存在物を分節化していきます しかし此処に落とし穴があるのは目の前の花は それぞれが見た花だという事です つまり花はそれぞ...
「愛の前には神も屈服する。愛が先にあって そこから神も人格神となった。人格とは愛のことを言うからである 祝福の本質とはこの愛の種を万人に芽つぎすることです」 神は愛である 愛は相手の中に入ることでもある 人間の食生活は動物や植物を体の中に入れることです だから食事は最高の感...
原理とは生きている現実のことです 神を中心として主体と対象が一体化すれば四位基台を造成する こういう哲学的説明も良いのですが言葉は往々にして日常生活から離れてしまいます 神を中心として生活するとはどういうことなのか? この簡単な事実が生活に降りて来なくなり 祭壇を作り仰々し...
人間は不思議な存在です。その不思議に気がつくと、実は自分自身がその不思議そのものだったという事になるのです。私たちは子供に何かを教える時、分かったの?と聞きますが 子供はウン 分かったと答えるのは物事の道理を知って答えるというより、一時的にそう言えば物事がうまくいくと思って...
今回の旧統一教会の解散請求をなぜ国が先導したのか? それは国の安全保障が侵犯される思想が運動の中に感じられたからだと分析する人がいます。確かに「岸田を教育せよ」という指令が組織のトップから出てきたことはあまりに無神経だとしか言わざるを得ません。想像してみてください、イスラム...
「寺院消滅、失われる地方と宗教」という本があります その中に「25年後には35%の宗教法人が消える」と書かれています。 その主な理由は地方の人口が都市に流出することで市町村が合併したり 消滅していくからだというのです。 過疎化していく市町村に所在する宗教法人はなんと6万余あ...
自己否定と無心とは違います 教会生活では堕落によって自己中心的になったと教えられると 自分の欲望や欲求を否定してアベルに従うことが 正しい信仰の道だと信じている人がいるかもしれませんが これは単に自己を抑圧して誰かの指令に従うだけで 一時的に自己否定をしているだけなのです ...
宗教二世の若者に必要なことは自立しているかどうかと言ことでしょう 社会革命が今にでも起きるかのような危機感の中で 宗教生活に献身した親の世代は教会組織への忠誠が何よりも求められました 特に戦後世代は敗戦後、日教組によって自虐史観が骨の髄まで教育されたので 原理の教える蕩減思...
あなたは私の愛するかけがえのない独り子です あなたがお母さんの胎内に宿った時から 私はずっとあなたと共にいたのです あなたが何處に行こうと 何をしようと私はあなたと共にいたのです 初めてあなたがお母さんの胎内から出て 看護婦さんの腕の中に取り上げられたとき 私もあなたの柔ら...
凡そ文明が爛熟すると人間の精神性が廃れ 物質主義に偏り、風俗が惰弱になり快楽主義的に陥る 男女は媚態を恥とせず風紀の乱れは人心を荒廃させる この根本的要因が愛と性の問題にあることは異論の余地がない 文師の晩年はこの愛と性の問題を語ることが日常だったと聞く 原理本体論の骨子が...
統一運動に参加した初期の先輩諸氏の中に見られる特徴の一つに蕩減思考があります。 彼等は分別と言う言葉を使うのですが、この分別と言う表現は人類始祖の堕落によって 神とサタンが対応する矛盾状態になったのでこれを切り裂くことを分別と呼び その象徴的な物語がカインとアベルでした ア...
朝鮮半島統一に関してこれまで何度も学識者や政治家を招待した会議やフォーラムが 開催された。最近主催された会議にオンラインで参加した印象である。 各国の有識者の発表するメッセージはそれぞれのテーマ別になっているが 基本は南北統一が北東アジアの安全保障にどのような影響を及ぼすの...
日本は戦後、民主主義を導入したので主権は国民にありますが 憲法に於ける皇室は国民統合の象徴としての役割を担い続けています 神道の主宰神である天照大御神を中心に天皇が祭主のような立場に立つ国の在り方は 神主権と言う意味を広義の意味で捉えれば 日本は既に神主権国家と言えないこと...
「大漁 大漁だ おおばいわしの大漁だ 浜は祭りの様だけど 海の中では何万の いわしのとむらいするだろう」 金子みみすゞ 浜で大漁を喜ぶ陰に海の中の魚は それと同じだけなくなっている 一方が喜んでいる時に他方では犠牲になっている オリンピックが開催されて多くの感動がもたらされ...
海辺に沿って生えている森の中を歩く 無数の草や花、樹木が辺りを取り巻いている 細い道を木漏れ日を浴びて歩きながら ふと前方に目をやると地中にしかと根を張り 光に向かって堂々と聳えている大木に気がつく そばに行って触れてみると樹皮には無数の傷跡が付いている 遠くから見る大木と...
膨大な文師の語られた言葉を読み返すと、時に違和感を覚えるような言動に直面する。 信徒は訓読会の大切さを強調されているので、頻繁に読むのだろうが、 語られた時代背景や、誰に向かって話しているのかによっては、 時代錯誤的な理解をすることになる時がある。 例えばこうである 「しか...
「個性完成をした人間は神の喜怒哀楽を直ちにそれ自体のものとして 感ずるようになり、神を悲しむ犯罪行為をすることが出来なくなるので、 絶対に堕落することがない」創造原理 人間の心にある分別意識とは善と悪 真実と虚偽を判断できることを言います それは言葉自体の中に相反するような...
「天宙主管の前に自己主管をすること 自己を主管してこそ完成への道を進むことが出来るのです」 主管性ということを考えながらドフトエフスキーのカラマーゾフの兄弟を 再び読み返して見ると改めてこの意味が問われているように思えたのです カラマーゾフという家族を中心にしたこの作品は ...
「バスを待ちながら」というキューバの映画のことです とある町のバス停で見知らぬ人たちがバスを待っている だがバスは来ない 何時間待ってもなかなか来ない ある人は何日も待っている やっと待っていたバスが来る が、乗ることが出来た人はたった一人 大半の人は乗りそびれて、又 再び...
言葉の機能は物事を分節する事ですが 目の前に花があれば花という言葉を発したことによって 分節された花が個的存在として現れるのです 人間は言葉によって全ての存在物を分節化していきます しかし此処に落とし穴があるのは目の前の花は それぞれが見た花だという事です つまり花はそれぞ...
「愛の前には神も屈服する。愛が先にあって そこから神も人格神となった。人格とは愛のことを言うからである 祝福の本質とはこの愛の種を万人に芽つぎすることです」 神は愛である 愛は相手の中に入ることでもある 人間の食生活は動物や植物を体の中に入れることです だから食事は最高の感...