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2018/03/05

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  • I氏と食事、そして愛妻の墓参

    午後一時半に恩の屋で食事をすることになっていた。 私は心配性なので、遅れないように午前中に愛妻の墓参を予定していたが、薔薇の蜂を買って、土を掘り起こし、そして三本の真ん中に植えてある赤い薔薇の木を根っこから掘り起こして植え替えなければならないと思っていた。そのためには二悲...

  • どうしても書き上げたかった作品『漫画を描く少年』

    『漫画を描く少年』は私の最初の中篇小説で、自伝的作品です。95%実話と言えるでしょう。 ことに集中できない怠惰なわたしが初めて纏めえた記念碑的で重要な作物です。 石田衣良さんの文学鼎談を視聴して、いかに文学、創作生活が至難の業であるか十二分に理解できたのですが、お...

  • ドイツ北東部はからっからの乾燥状態

    毎日が雨が降らず、この写真はバルコニーから臨む西側の風景ですが、東側は誰も水を撒布する人がいないのか、管理人はなにをしているのか晩い秋のような枯れ葉状態になってしまっているマロニエもある。玄関脇に蛇口があるので捻ってみたが、水がでないように元栓がしめられているようだった。...

  • 学問のススメと石田衣良さんの文学談話

    学問のススメに東山彰良さんが出演しているのを知った。そして『流』を僅か三ヶ月で執筆したというエピソードを聞いた。仕事をしながら一日の最後にあたる深夜にこつこつと書いていったということなのであった。すごい、とてもわたしには真似できないと深いため息がでた。 仕事していたら、そ...

  • 漫画を描く少年 28 再会

    再会 卒業して就職先も厳密に選びもせずに、教師に勧められた職場に入って二ヶ月経った。最初はヘッセのように近くの町の本屋で仕事をしようと思っていたのであったが、将来性がないとすぐに教師に否定されて東京の製本会社に入れられた。 左翼関係の出版社に入った大林とたまに手紙のや...

  • 漫画を描く少年 27 卒業

    卒業 三月下旬。あっけなくひとりの落第生も出さず全員が卒業となった。 辛い思い出ばかりの校舎を後にして、抱きかかえた卒業アルバムを帰りの列車の中で大判の茶封筒からそっと出してみた。その封書のなかには他に学校のパンフレットや、学校の雑誌『優美』なども入っていた。でも...

  • 漫画を描く少年 26 学年送別会

    学年送別会 高校最後の冬休みが開けてそうそう、高校生たちは全員体育館に集められた。一種の高校三年生へのお別れの学芸会であった。一二年生はともかく、高三生たちには、受験でそんな気分ではなく迷惑げな雰囲気が漂っているようだった。茂樹と一緒にいた四妻町出身の好川もポケットに忍び...

  • 漫画を描く少年 23 恒例マラソン

    恒例マラソン 海棠一高では秋になるとマラソンが行われた。高校一年生の時には、そのまま自動的になんの余念もなく、そういうことになっているからやむなく従っていた。それは他の生徒も同じであった。 その時期が近づいてくると、体育の時間は殆んどグラウンドを走り回ることばかりさせら...

  • 漫画を描く少年 22 巌清水の三叉路

    巌清水の三叉路 千葉県の後光台から海棠市に行くためには、これまで彼が行ったこともなかった巌清水という地域を通ることになった。そこで一度バスを降りて三叉路という場所で次の海棠行きのバスを待たなければならないこともあったが、朝方はだいたい座ったまま海棠市まで本などを読みなが...

  • 漫画を描く少年 21 千葉県に引越し

    千葉県に引越し そしてまもなく、父の仕事の関係で彼らはまたも引越しを余儀なくされた。 小学校に上がる前にも千葉県から埼玉県の川越に引越していた。小学校二年生の時には埼玉県から茨城県の玄武町岡田に引っ越し、それから現在の玄武町に転向させられていた。 そして今度は隣の千...

  • 漫画を描く少年22 涙の季節

    涙の季節 やげて季節も梅雨に入った。 放課後、駅に向かって坂道を降りて行かなければならない時間帯に、不意に大雨が降りだした。大粒の雨だった。 茂樹と好川は並んでなすすべもなく、多くの生徒と同じ様に出口の近くに立っていた。誰もがすこし待てば雨の勢いもなくなるし、降り止...

  • 漫画を描く少年21 再び、男女共学クラス

    再び、男女共学クラス 高三になると茂樹が怖れていたとおりになってしまった。再び女子と一緒のクラスに編入されてしまったのだった。 この頃は漫画への情熱が暫く冷めていた時期であった。それでも自分なりに模索を繰り返していた。いろいろな計画を自分で立て直していた。 ただしい...

  • 漫画を描く少年20 ロッカーたち

    ロッカーたち 高二の二月のことだった。頭の後ろ側に、何かを感じたので右の手を項に伸ばして自分の髪の毛を払った。蝿かなんかが飛んでいるのかと思ったからだった。 すると、へへっと含み笑いを漏らす声が聞こえた。後ろの座席に並んで座る肩まで髪の毛を伸ばしている少年たちが、目を細め...

  • 漫画を描く少年19 好川の訊問

    好川の訊問 四妻村の好川とは、去年の夏休みの特別授業のために一緒に自転車で海棠市まで通学した期間があった。それでちょっと近づいた関係であった。彼の顔は顎が張っていて鼻も三角形に尖がっていて、見ように寄れば彫が深いという褒め言葉が該当するような顔であった。 通学の途上で好...

  • 漫画を描く少年18 『手塚治虫賞』への挑戦

    『手塚治虫賞』への挑戦 高二になると茂樹は男子クラスに編入された。良かったと思った。 女の子がいないお陰で、クラスの数学の授業中に解答ができなくても別段それほど恥ずかしいと思わなくてすんだ。もちろん、安心はできなかった。もしかしたら再び高三になってから女子と一緒のク...

  • 漫画を描く少年 17 戯れ歌

    戯れ歌 帰りのバスは立ち席は許されず皆が安全上着席していた。だが、相変わらず組ごとでも男女別にも分かれてなくて、校門前に帰るために集まっていた生徒からどんどんやってきたバスに乗り込ませていた。しかも一人用のシートに二人、また二人用の座席に三人座っていたりしていて、バスが...

  • 漫画を描く少年 16 ライバル学校

    ライバル学校 下総一高は海棠一高と兄弟高である。そしてそれと同時にライバルでもあった。だが、それは海棠周辺の中学校から入った生徒たちがそういう意識を抱いていて、茂樹たちの玄武統合中学校出身の生徒たちにとっては少し意味合いが違っていた。ちょうどこの二つの人口の多い大きな街の...

  • 漫画を描く少年 15 第二のチャンス

    第二のチャンス 毎年九月には、海棠一高と下総一高とはスポーツによる親善会を開催していた。 このために一月ぐらい前から、応援の練習をさせられるのであった。この学校のどこにそんな者たちが待機していたのか、無精髭を生やしだらしない格好の、汚れた学生服を羽織った、不良高校生と...

  • 漫画を描く少年 14 最初のチャンス

    最初のチャンス 体育の時間に指を切ってしまった生徒がいた。茂樹は教師から指示され、それまで一度も足を踏み入れたことのない、保健室にドアを開けて同行した。 教室の半分ぐらいの広さの室内には、陽光が直接射し込んでいてとても明るかった。茂樹でさえ、たとえガラスの戸棚に入って...

  • 漫画を描く少年 13

    恋慕 同じ地域から通学する関係で、列車も同じであったし、また、漫画研究会創立の時には中伊を嫌悪する動機から茂樹に近づいてきたのが与野と久野であった。それまでは、中学でも同じクラスになったこともないし、言葉を交わしたこともなかった。 良い作品を作ろうと考えて、図書館...

  • 漫画を描く少年 12

    茂樹のウイタセクスアリス 女の子の存在は茂樹にとってなんであったか。それはせいぜい進展があったとしても手を握って散歩するぐらい、もしかしたら唇をあわせるぐらいなものであって、それ以上のことは考えることもできなかった。いや、...

  • 漫画を描く少年 11 限りなく接近した二人 ―夏の課外授業

    限りなく接近した二人 ―夏の課外授業 『漫画研究会』が立ち消えになると同時に、茂樹は独自の道を模索し歩んでいかなければならなくなった。刺激も同志から受けることがほぼ皆無のなかでは、自分で自己を育むしかなかった。 仁平が担当する古典文学に茂樹は多少の興味を惹かれていた。三...

  • 漫画を描く少年 10 小説家を目指す少年

    小説家を目指す少年 大学進学が眼中にない茂樹は、本を読まなければならないと思った。それで高校の図書館に行ってみたが、そこで手にとって紐解いてみる気になった本は、第二次世界大戦関係のものであった。しかし拾い読みをするだけでとても通読などは不可能な分厚さであった。日本文学講...

  • 漫画を描く少年 9 月刊誌に投稿して

    月刊誌に投稿して 元の木阿弥の独りの状態になった茂樹は、すぐには帰宅の途につかず、校内の図書館にもたまーに通うようになった。ケント紙一枚一枚に大変な時間が捕られてしまうので、よほどその内容である案が素晴らしいものでなければ描き出す意味がないと悟っていて、どうせ時間をかけ...

  • 漫画を描く少年 8

    漫画との出会い 茂樹が最初に漫画というものを手にしたのは小学二年生の時だった。藁半紙を分厚く綴じた漫画本を読んでいたクラスの男の子が、興味深そうに茂樹が肩越しに覗いていると、簡単に貸してくれたのであった。しかもその漫画本は新品であった。自分が好きなのを茂樹が理解している...

  • 漫画を描く少年 7

    漫画研究会結成 決まった列車の時間というものがあって、それにあわせて茂樹も他の市町村から通う生徒もそれぞれ教室を出るのであった。ある時間が訪れるとみんなはたちまち校舎からでて、海棠駅に向かって姿を消して行った。 茂樹はそんなある放課後、帰る列車をひとつ遅らせた。そし...

  • 漫画を描く少年 6

    眩し過ぎる少女 体育の時間になると、男女は別れて、高台に並ぶ校舎群の南に五メートルは低く下がって広がるグラウンドで授業を受けることになっていた。初の体育の授業で、そのときにはなにも考えずに新品の濃紺のタイツをぴったり身に着けて、男子が集合しているグラウンドの真ん中目掛けて...

  • 漫画を描く少年 5

    仄かな触れ合い 海棠一高の校舎は、新館、旧舘、体育館の順で東から西に向かって縦に立ち並んでいた。鉄筋コンクリートの四階建ての白亜の新館を出て旧館に行く用事が茂樹にはあった。 ちょうど茂樹が新館のドアを開けていきなり少し冷え込む外気に触れた瞬間だった、同じようにして向か...

  • 漫画を描く少年 4

    美術の授業ではじめてみた美少女 美術はABクラス合同の授業になっていた。美術か書道のいずれかという選択科目になっていて、AとBクラスの半分がそれぞれの選択科目の授業室に一緒に詰め込まれることになった。書道が義務でなくても、美術が必修科目に組み入れられていないことに多少の...

  • 漫画を描く少年 3

    女生徒のいるクラス この学年にはクラスが合計七つあった。最初の三クラスのABCには女子がそれぞれ十五人ぐらいづつ配分されていたが、ほかのDからGまでの四教室は完全に男子だけのクラスであった。そしてよりによって茂樹は女子クラスと一緒のA組に入れられてしまっていた。 新し...

  • 漫画を描く少年 2

    受験 高校受験の朝、統合中学校から濃いグレーのバンに乗って、付き添いの無口な教師に随行され隣の大きな町である海棠市に運ばれていった。他の生徒は単語帳とか捲っていたが、茂樹にとってはこういう車に乗ることも初めてであったし、シティーと呼ばれる市街をみるのも初めてで窓外ばかり...

  • 漫画を描く少年 1

    漫画を描く少年 弓削部 諾 息子の願い 「……おれー、高校にいかないで、その代わり、家にいて漫画描くというのは、駄目……? 二年間とかじゃなくて、一年だけでもいいんだけど…」 「そんなこたぁ、ゆるさねぇ。家にぶらぶらしてるなんてぇ、そんなふざけたマネはさせねぇ」 ...

  • 柴崎友香ともか、ツトム・ヤマグチさん、西村賢太さん

    寝ても覚めても』(2010年)という日本映画をネットで視聴した。いや、正直言って傍聴したという感じだった。自分が人生の危機に遭遇し焦っているせいか、じっと視聴するということが出来ない感じなのだ。忍耐というか、視聴者にそれなりの準備を要求する映画だと思った。原作者の柴崎友香と...

  • 東山彰良の流を読んだ。これで三度目だ。

    拾い読みで何度も取り上げる作品と言うのはあるが、東山さんのこの作品は最初から最後まで読むことにしていて、三度目だった。ただ、やはり大衆小説ということで、最初に読んだときと比べると、感激は薄くなってしまっている。 読むたびに感激をあらたにするという作品も世の中にはあるのだろう...

  • 浅田次郎とのすれ違い

    文学賞滅多切りの豊崎由美氏が 「なに? ぽっぽやでしょう?」 と否定的に浅田次郎のことをラジカントロピスで言っていた。全面的に彼女の評論を信じていたころだったので、わたしも彼に関しては食わず嫌いということになっていった。 ドイツのこの街の古本も売っている日本人の書籍店...

  • 中高年の看護婦

    概して、中高年の看護婦たちは慣れているせいなのか、悪なれなのか私たち患者に対しての態度は乱暴、雑な感じだった。研修生のほうが実際に仕事らしいことは食事をはこぶぐらいしか任されてなかったからなのかもしれないが、優しかった。 患者と口論するドイツ人の太った初老の看護婦もいて、あ...

  • エッ?

    入院中にベトナム出身の若い研修生や看護婦をみた。話をした娘もいる。どの娘もチャーミングだった。外観で採用されたのかと思えるほどでもあった。 身長が155ほどの小さな男性もいた。わたしが日本人だということを彼は確認したあとで、自分の出身がどこなのかと訊ねた、どこか曰くありげ...

  • 深まる孤独感

    入院中は、幾人もの患者や看護士、看護婦、研修生たちがわたしの回りに常に行きかっていた。 食事も、これが病院の食事かと思うような、ジャムが提供され、バターがでてきた。血糖値をあげるもの、不健康なものがだされてくる。こんなことでいいのかと思った。が、ドイツの食習慣なのだから、...

  • 生と死の境を彷徨っていたはずなのに

    ここでオカシナことに気がつく。生死の境を彷徨していたのに、わたしの無意識の世界では、強いあの世の光とか、あの世にいる先祖が現れて私を招くとか、そんな登場は全くなかったことだった。そして病室に横たわる自分を霊となったわたしが見守るとか、そんなこともなかった。ずっとコマ状態でこ...

  • 夢か妄想だった

    悪夢というか、妄想はまだ続くが、病室に毎晩、朝まで病人監視のために学生みたいな漢語の研修生のような若者がやってきていた。隅に座ってまま、たまに尿瓶をあけたり、布団をかけなおしてあげたりするものもいたが、座ったきり読書用の明かりをつけてコラ-ンを読みふけっているものもいた。ま...

  • D市の二人の看護婦

    ダビッドの住居から外出し、わたしはちゃんと立って歩いていたが、二人がでてきた教会に行くと、よくみるとそれはカトリック教会であり、その一部をユダヤ教会、シナゴーグとしても使わせてもらっているということらしかった。 教会の観光をさせてもらえるかと期待して、入り口で訊ねてみると...

  • D市街のイスラエル、ユダヤ人たち

    また、アル夢の中では、わたしはD街にいた。 病院の寛ぐための部屋にいて、イスラエルから研修生として着ている平均よりちょっと上かなと思える女性、年齢は21歳ということでちょっと驚かされたが、それというのも身なりを構わず、お化粧もしてない感じで、色も浅黒くなるままに放っていると...

  • ありえない夢

    ヘリコプターに昭和天皇、美智子上皇皇后陛下、そしてそのお孫さんと横になっていたというのも突飛な一体どこから来たのかと信じがたい夢であった。あの夢のなかでリアルだったのは、K鍋とFが貪欲にカメラで撮影していた部分だった。 ヘリのパイロットとその妻の貪欲さはリアルだったが、ま...

  • 愛妻の足跡と親戚めぐり

    このことはすでに一部書いているが、あらたに書き加えたい。 夢の中にいながらわたしの妻がすでに2013年の一月三日にはなくなっていること。私と別居したことはないこと。子供を作る年齢ではもうないことなど分かるはずなのだが、湯面中のわたしは夢の中のリアリティーに振り回されていて、...

  • 南米でサヴァイバル

    なぜ、こういう夢を見たのかまったく心当たりも関係もないのだが、わたしは藁を立方体に固めて結わえ、積み上げたような、サボテンと砂漠のなかにたつ一軒家の倉庫に横になって殆ど動けない状態でいて、まわりには汚れたランニングシャツを着た現地の子供が二人いるだけだった。この男女の7,8...

  • 夢のなかで退院

    目が覚めたときにはやはり同じ怪しい病院の信頼できない医師が私を笑顔で見つめていた。だが、わたしはもうどうでもよかった。なんでもよかった。とにかく逃げることしか考えなかった。誰かが廊下をあるくだけでも騒いで、臓器売買の犯罪組織がこの病院だとか大声で訴え、医者や看護士、看護婦た...

  • 怪しい病院と医者からの脱出

    警察は私の訴えを無視し、病院のほうにより信頼をおいたようだった。わたしは近いうちに機会を窺って逃げることを考えた。 しかもそれは次の手術がされる前に実行に踏み切らなければならない。わたしが勘繰りすぎなのか、あるいは医者側が辣腕家なのか、わたしに確証は掴ませない。だが、わた...

  • 怪しい病院と医者

    こんな夢もあった。もちろん私は見ている夢が夢だとはまったく思っていない。リアルであり、本物の現実だと心底信じている。 目が覚めると、それは病院のベットだった。人懐っこい、小柄な色の浅黒い医者が、「あなたは大変な重病患者なんですよ。すぐに手術をしなければならないのです。その...

  • 中国人の初老の婦人が

    小屋のなかで腕を振ってとにかく音を立てていると、いきなりドアが外から開けられた。現れたのは中国人の小柄で痩せぎすの、顔に皺が幾つも通っている気難しそうな婦人だった。彼女はたいへんなエンジャルに私には映じた。この際、どんな外見をもっていても、これほどありがたち存在はなかった。...

  • 夢のなかで自殺願望

    現実世界では、背中を下にしてずっと横になっている状態なので、それが夢のなかにも背中が地面とか下方に吸い寄せられるようにまったく動かせない。 それは19世紀のパリの巨大な人形館のなかで目が覚め田状態でも、その姿勢は変わることがなく、わたしはこの姿勢がとても苦に感じている。腹...

  • 事実無根の夢

    愛妻の足跡は北海道で消えている。それ以上は、ドイツ人だからということで外人客の女性が勤めるいかがわしくもモダンなバーに行ってみるが、ここでも背中をしたにして身動きできない長いソファーに横になっていてなにも進展することもない。なんの情報も掴めない。 そしていきなり私の妻と結婚...

  • 愛妻の夢

    心筋梗塞が突然わたしを襲ったように、夢もまったくわたしの意志どおりにはあらわれてはくれない。また事実ともまったく異なる世界が夢のなかではリアルに事実のごとく展開するのには驚かされる。 実際には私の妻は9年前に亡くなってしまったのに、夢のなかでは、妻を残してわたしが東南アジ...

  • コマ状態から目覚めて

    いきなり意識を失ってしまった、というのは恐ろしいことである。自分の体がまったく管理できないことをそれはあらわしている。 私としては普通に目が覚めたという感覚だった。ただ、様子を見に来たという感じの、多少の好奇心をかかえた若い医者が 「今日はいったいいつなのかご存知ですか」...

  • カテータスの手術

    カテータス手術専門の医者がいるようすで、彼にまかせれば大丈夫と看護婦なども私にささやいたものだった。カテータスの手術をユーチューブで私もみたことがあった。また立ち会って通訳をしたことがあるので、恐れては居なかった。ユーチューブでは、右手の血管に管を通しそのまま心臓の冠状脈の...

  • カテータスの手術

    もしかしたら心臓がという恐れは抱いていた。ユーチューブでいろいろ視聴した結果、私の左足の指の爪が紫色っぽくなっているので、ずっと1年ちかく木にかけていたのだった。心臓に関係することは知ったが、それでも痛みも覚えないし、確かに左足は色が紫ナだけでなく爪の形も波打って醜く変形し...

  • 救急車を呼ぶ

    毎日買い物という目的を自分に持たせて散歩をするようにしむけていた。特に地下鉄駅の近くには、大きなエデカやレーヴェ、そして食料品は一切置いてないウオールウオースがあり、駅のさらに先を行くとそこにはデーエムなどもあった。道順も遠回りをしてみたり、工夫してみた。ところが徐々に五月...

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