阿賀野川と信濃川の2つの大河から生まれた新潟市を含む越後平野は、大河によってもたらされた恩恵や被害を受けながら、共に今日を迎えています。大河と共に生きてきた先人たちは、恩恵を活かし、そして時に苦闘しながらも、知恵を絞って暮らし文化をつくり上げてきました。その文化は、地域ごとに様々な個性があり、多様性に満ちています。越後平野の Identity である水と土、それらと共に生きてきた先人たち、2018 年まで開催された水と土の芸術祭に感謝し、これまでに築き上げられてきた歴史文化を次代に伝えると共に、Arts で再び「新潟とは何か」を問い、新たな文化を創造する芽を育む、市民の手で行う新しい芸術祭。 …