2025年の1月に、写真のグループ展を開催してから写真〜アートの情報欲が高まっています^^ それで、Youtubeでアート・写真関連の動画を流しっぱなしにしたり、地元の展示などの情報を検索したり...しています。 そのなかで、地元・滋賀県立美術館の展示「BUTSUDORI」へ行って、これまで名前だけ見ていたような作家さんの写真を実際に見てきた。 中でも、石内都さんの写真は強烈にインパクトがあった。 石内さんは、いつも厳しい印象で近寄りがたい方という印象なのですが、写真はそんな印象が乗り移っていた。 見るだけで、怠けていてはダメ....と感じてしまう(笑 で、その、滋賀県立美術館なのだけど、以前から知っていた「対話鑑賞」というのに目が留まった。 最近の興味として、作品の見方やアートについて話す、聞く、ということができそう、ということに気がついたからだった。 それで、次の週に早速行ってみることにした。 対話鑑賞の内容は... 私は、土曜の13時の回に参加。 時間の5分前に開場前に集まると、学芸員?さんが間も無くの開始を案内してくれた。 その日は、全5人ほどで、ほぼみんな外部からのお客さん(別の日では、私以外美術館の方?のようだった)。 時間になって、その日のテーマに選ばれた絵画の前に集まって会が始まった。 まず、作品をじっくり見る時間がとられた。 そして、感じたことなどを個々が話す。 発表という感じではなくて、5人の中でお話しするような感じ。 私は、こういう時瞬発力がなくて、思考が停止して機能しなくなることが多い。 この日も、頭が真っ白で意見が出せなかった。 しかし、会は、ゆったりと進行していて、他の人の意見などを聞いているうちに次第に頭が回ってきた。 ・自分が持っている絵画と違う部分のピックアップ ・ペンキのような色や筆の跡 ・大味な筆さばき ・漫画や日記のような書き込み ・背景の大きめなドットと、それによる奥行き感の無さ 次第に作品が見えてくる。 ・誕生日の日に孫や甥たちが花束を持ってきてくれた日のことらしい。 ・画家である作者は、その日のことを日記のように書き残しておこうと思ったのか?とも。 ・作品を見て受けていてピックアップできていなかった印象に気付き始める。 ・楽しさや、その日の幸福感がわかり始める。 ・気分は曇りのない幸福感ぽいものだとわかってくる。