5月第3週初め、珍しく大雨が降りました。水戸も常陸大宮も 50 ミリ。那珂川も久慈川も大増水。そして浅ましきメノウ拾いの私は思うのです。ぐふふ、メノウは動いたかな。
冷たい東風が吹いた日。午後遅くになってからふらーっと玉川に出かけて、これまで採れなかった場所を一か所だけ覗いてみたら面白いのがありました。
先日のひたち海浜公園で面白い画が撮れたのに気を良くして、今度は森の写真が欲しくなりました。行き先は鍋足山「静かの谷」。季節ごとに何かあると目しています。
…… タイトル通りです。聖なる夏至の日に悲しい思いをしました。 知識としては知っておりました。関係者から覚悟しておけと諫言も頂いておりました。しかしいざ対面してみると、その金額と不条理さに戸惑いを隠せません。ご存知でしたか?市民税・県民税は1年間の実収入に応じた額が翌年に請求されると。退職してこれで私は自由だと喜んだ次の刹那、無収入の身にとんでもない試練が課されるのです。これを通らねばあそこの花園に立てぬ、そんな関門であります。 ご職業によっては、また人生の選択によっては、こんなこと常識と心得ている方もおられるでしょう。でも私は勤続三十余年、税金はずっと事務担当者に任せっきりで意識せずにいられ…
広い場所でお花の写真を撮りなさい、接写で。 そういう宇宙からの電波が来たので、ひたち海浜公園に出かけました。土曜日、おっさん一人で。
5月の話が今頃になってしまいましたが、新潟のギフチョウを展翅板から降ろしました。
水戸の西山に浜見台霊園という市営の墓地があります。山を切り開いた広大な緑の空間です。農家の七番目だった父はハナから本家の墓所に期待せず、ここに一区画を手に入れたのが三十数年前。まだ入ってません。うちの一族は因果と長生きでありまして。先祖伝来の卒塔婆を分けてもらって、盆と彼岸にはとりあえずご先祖を供養しています。
三たび登場・常陽史料館。タイトルのような展覧会に行ってきました。
5月のぐずつく天気「走り梅雨」がそのまま梅雨になってしまいました。水戸は晴れたり降ったり、冷たい東風が吹き続けています。森の中、シャラの落花にはっとする日々。
久しぶりに鶏足山に行ったら、アタマとカメラにヘンなスイッチが入っていました。
6月の王国雑記です。ニンジン、タマネギ、スイカズラ、そしてウメモドキ。
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5月第3週初め、珍しく大雨が降りました。水戸も常陸大宮も 50 ミリ。那珂川も久慈川も大増水。そして浅ましきメノウ拾いの私は思うのです。ぐふふ、メノウは動いたかな。
3日間お葬式で和歌山まで行っておりました。コメントへのお返事が遅れたのはそういうことです。ご迷惑お掛けしました。
王国の花々、平穏なる日々を。
春は心が休まりません。だって次から次へと野山の花が咲いては散るのです。家に籠ってなどいられない。ああ、仕事をしていた頃は年で一番多忙な時期で、どれだけ悔しい思いをしてきたことか。もう誰にも迷惑はかかりません、さあかつてのフィールドを巡ろう。
タイトルは勢いで付けました。ただのメノウ写真の記事です。リリカルな要素も文学的情緒もありませんので悪しからず。
ありふれた花の異次元。私の言う異次元とはつまり、花の構造に隠された植物の生理機能、遺伝原理、進化戦略、そして彼らが過ごした長い長い時間のことです。花にはそのすべてが内包されてます。
かねてから狙っていた河原がありました。あ、メノウ拾いの方でね。少し水面を渡らねばなりませんが、あそこなら真っ赤なメノウががっぽがっぽ拾えるに違いない、信徒の皆さまを驚かせ悔しがらせようじゃないかぐへへへ。
「あの山にはマンネンスギがある」 「マンネングサというコケのことか」 「マンネンスギというシダのことだ」 ……という、カタギの人には何が面白いんだかわからないやりとりがあったことをまず申し上げておきます。春なんです。
常陽史料館です。地元芸術家を推して止まないこの美術館の今期の展示は「高鳥達明 テンペラ画展 ~螺旋の導き~」
4月の第2週火曜日、茨城には珍しく大雨が降りました。特に県北部。おかげで久慈川水系が大増水。さあメノウが動きましたよ。
空で紡がれた金と銀の糸が幾重にも大地を覆い、春の衣を織りあげます。なんてね。
今の日本で、千年後に残るものなんてあるんだろうか。そもそも人の世が続いているんだろうか。まあ、どうでも良いことではありますけど。
JR水郡線の上小川と袋田の間に、まるで「ト」の字の横棒のように川と道路と線路をさえぎる山稜があります。それが鷲の巣山わしのすやまの東稜。この垂直に切り立つ壁のおかげで久慈川と国道118号はU字型に大きく曲がり、水郡線に至ってはトンネルを掘ってこれを貫く羽目になってます。この稜線が茨城最恐の登山道です。さてここは人をお連れしていい場所なのか。それを確かめに参ります。
理系がエラい、そんなこと言いたいのではありません。 ただ理系には周囲からの信任に応えるべき行動理念がある、そう言いたいのです。いわく、自分を疑え
水戸は最近でも朝が氷点下だったりします。内陸の前橋や宇都宮より寒いんだから本当にもう。
机の隅がカオスだ。 ガスコンロが壊れました。コンロそのものではなく制御する電子部品の故障ですべて廃棄になるという、じつに今どきのひと騒ぎ。コンロ自体は一週間ほどで新品が入りましたが、家人がついでにレンジフードと洗濯物のガス乾燥機まで新調したいと言い出して、すべて完了するのに三週間かかりました。工事に付き合うこっちの身になってくれとも思いましたが、普段使うものが最新になると気分もアガるようで、浮かれた家人が花柄の鍋敷きまで設置しちゃいました。まあ家族が喜ぶのなら良しとします。 コンロ設置まで煮炊きはこれで。防災用品のカセットコンロをこんなことで物置から引っ張り出すことになるとは。備えておくもんだ…
やって来ました久慈川メノウ教聖地の河原。さあメノウをばらまくぞ。
ひねりも何もありません、超ド直球タイトル通り。聖地へのお供物をしばらく怠っていたので手許のものをまず記録してから、と思い立ったわけです。里子に出す前の記念撮影なんて言ったら悲しいかな。なるべくきれいに撮ってやったので、楽しんで見ていただければ幸いです。
フィールドという名のダンジョンめぐる日々の、ここ一週間ほどの記録です 第一のダンジョン 氷雪の森 福島県境を目指していたら、林道がアイスバーンになり車を捨てました。北国の人にはどうってことないでしょうけどこちとら雪に不慣れ、無理はしない。 こんなとこにもカヤラン。けっこう寒いとこにもあるもんだ。結局これ以上のものを見ずに終わった雪の中。色彩のない世界を私は不得意にしています。 第二のダンジョン 忘れじの谷 コシダの群落が迎える谷の入り口。「コ」シダと言いつつ小さくありません。この場合シダとは無限成長する「ウラジロ」のことで、それより小さいのでコシダ。南方系の美しく逞しい植物で、ハワイでは山火事…
散歩の路上に今年の初スミレを見ました。コスミレかな。しまった春が足を早めている。わが王国はどうなってる。…… というわけでマクロレンズ引っ提げて庭に出ました。さあ接写大会の始まりです。気色いい写真ばっかりだから覚悟してね。
水戸市内の希少植物、ニッコウキスゲとカザグルマ。昨年は縁あって新たな産地も見つけ、地元の自然というものを再認識しました。守り人というのも気恥ずかしいけど、今年の様子を見に行きました。
だいぶ前に記事にしました、笠間の佐白山。心霊スポットだという無責任な噂を喧伝されてヒマでおバカな方々の標的になり、市民の憩いの場からすっかり寂れた忌み地へと変貌を遂げた気の毒なお山です。エラそうに非難めいた書き方をしていますが「佐白山 ミステリー」でグーグル検索するとその私の記事が1番でヒットしてしまいました。明らかに私も加担しています。我ながらなんと無責任なことを。せめてものお詫びに、頂上の佐志能神社にお参り差し上げようと思い立ちました。
北 杜夫 大先生の名著「どくとるマンボウ昆虫記」の一章「詩人の蝶」は、詩神ホメロスの逸話から始まります。章のテーマはパルナシウス。はい、ここからいつものうんちくが始まりますよー。蝶に全然興味のない方、逆に蝶にお詳しい方は飛ばしてくださーい。
北欧の親日国フィンランド。自称「スオミ」は「千の湖の国」の意だとか。ムーミンとサンタクロースのふるさとで、ソビエト相手に独立を勝ち取った勇気ある人々の住まう国なのは知っておりました。しかしこんな優れた芸術が花開いているとは寡聞にして存じ上げませんでした。
神さま、私に何かさせたいワケではないでしょうね。またカザグルマに引き合わすとは。
とりあえずガチャポンと呼ばせていただきます。そうあの100円玉何枚か入れてガチャリと回すとなんか出てくるやつ。 最近水戸の駅ビルの4階にガチャポン屋さんができまして、この種のお店はイオンにもメガドンキにもあってひとつのトレンドなのでしょうけど、この駅ビルのが私の知る限り一番店舗面積が広い。ご存知の方も多かろうとは思いますがガチャポン、とにかく種類が膨大です。店舗が大きければ珍しいものも置かれます。スタバでひと時を過ごしたあとこの店を冷やかすのが週2回の日課になりました。いや好きなんですよーガチャポン、本当に。
昨年4月から、駅までを往復する週2回のお散歩。すっかり生活の一部になりました。緊張感というか、良いストレスになってます。これがなかったら毎日がナメクジのような生活になっていたことでしょう。もちろん楽しいから続くんですよ。その月のお散歩まとめ、という記事もこれで3回目になります。記事を書く身にはいいネタなのですが、需要あるんかこんなもん。
火曜日、メノウ教徒の皆さまのお役にと、玉川・久慈川の様子を見てまいりました。
大洗に行ってきました。用があるのはここ、町営「幕末と明治の博物館」。もとは民営の「常陽明治記念館」と言いました。
2017年夏、信州野辺山高原、野辺山宇宙電波観測所。天文少年の夢の聖地です。ヘリオスタットやら干渉計やら、構内にこれでもかというアンテナざんまいの中でひときわ威容を誇る45メートル鏡。
晴れ上がった空を見て、気温が上がるという予報を聞いたら、そういうことに敏感な生き物がいることを思い出しました。本当に久しぶりに思い出しました。卒業研究が「蝶」だったことも。
床屋に行く、と言って車を乗り出しました。いえ本当にそのつもりだったんです。空は晴れてはいますが、時おり突風が吹き、黒い雲が鳥のように端切れをばたつかせながら過ぎていきます。低気圧が通過の予報で、雨もあるでしょう。こういう空模様は妙に心に触れるものがあります。気付けば水戸から20キロほど離れた里山にいました。
まず仮説。推論。そして実証。いきなり何を、といぶかられるでしょうが、最近玉川で面白いものが拾えないこともあって、少し方向性を変えようと思ったのです。玉川メノウについて、それがどこから来るのか。
ピグマリオンのように輝くなめらかな肌と、徹底的に合理化されたデザイン。精巧な、自然という造化の神が造り給うた芸術品。さて何のことでしょう。
観光地に連れていかれました。雨の予報、土曜日、人ゴミ。何一つ私の興趣を誘わないお誘いでした。たぶん晴れ男を期待されたのと、私への気遣いもあったようです。助手席に座ってればいいから、というので納得して朝7時に出発です。
人界に煩わされるのはここまで。退職でそう宣言した私です。さあ俗世を離れるぞ、と。ここからは誰にも気兼ねなく好きなことだけして生きていけると、そう思ったんです。もちろんそうはならなかった。
王国に春が来ました。読者の皆さまにはおなじみの面々が今年も変わらぬ姿を見せてくれます。
茨城の、といってもごめんなさい。県内すべてを把握しているわけではありません。本当に詳しい人というのは決してこんな軽々しく発信しないものです。植物を愛する人ならなおのこと。
ヤブツバキは花期が長いけど、咲き初めのたおやかな印象は何物にも代えがたい。 はい、今回が本当のお散歩まとめ回です。気候変化に身体が振り回される時節。朝7時半に家を出るときは2℃、昼過ぎに帰り着く頃は18℃なんてこともあって、それではと春の服を着て出たら1日寒かった日も。もう何を着ていいのかわかりません。いっそ魔法少女のコスプレでもして歩こうかしら❤ 水戸駅南口のペデストリアンデッキに垂れ幕。各キャラクターの芸の無さもさることながら、その主張がつくばエクスプレスを水戸まで延伸しようだって。誰もそんなこと望んでませんよ。沿線が栄えているのを見てその尻馬に乗ろうという本音、ただただ浅ましい。 泉町地…
寒いころは「駅までさんぽ」、往復するので精いっぱい。それがこれこのように桜まで咲く陽気になって、あちこちわき道にそれる余裕が生まれました。余裕って大事よね。