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2017/11/29

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  • 夏休みの宿題-2

    8月も最後。漸くにして夏休みの宿題の2枚目を描き終えた。タイトルを「ジュラ紀」としたが、イメージはNHKの「恐竜王国」から拝借した。最新の研究では一部の恐竜は羽毛に覆われていたとされるが、恐竜が変温動物であったことや血脈が鳥類に受け継がれているとされるので納得できるように思う。イメージは「ティラノサウルス」であるが、名前がどうしても思い出せずに、ネットで「肉食恐竜最強」と検索して漸くに思い出すことができた。一般的に「知識は積み重なる」とされているが、この数式が当て嵌まるのは60代くらいまでであって、それ以降は残念ながら「年齢が知識(記憶)を奪う」のが現実であることを実感した。尊敬する友人からの受け売りであるが、手塚治虫氏が現役引退を決意したのは「フリーハンドで真円を描けなくなったこと」であるらしく、ノーベ...夏休みの宿題-2

  • 世論と報道の変質

    警察官の発砲が報じられたが、お決まりの文言は無かった。かっては、警察官の発砲が報道される場合には、最後に必ず「発砲の適法性」についての警察の見解や報道機関の意見の形で疑問符を付けてなされるのが定番であったが、近年ではそれらに触れることは殆ど無い様に思っている。犯罪が多様化・劇場化・狂暴化するとともに警察官自体への襲撃も多発し、更には制止の言葉が通じない外国人の犯罪が引きも切らない現状では、警官が身を守りつつ犯人を制圧するためには銃器を使用せざるを得ないことが漸くに理解され始めたのではないだろうかと思っている。また、終戦記念の日前後に靖国神社を参拝する閣僚に対して「公人としてですか私人としてですか」という質問が投げかけられるのも定番であったが、ここ2、3年この質問を投げかける映像を見かけることが無くなったし...世論と報道の変質

  • 立民泉代表の外遊に思う

    立民の泉代表の外遊が報じられた。泉代表は、令和代表就任後初の外遊で、ベトナムを訪問してベトナム共産党の中央組織委員長などとの面会が予定され、旧民主党がベトナム共産党との間で交わした政党間交流の覚書を再構築するとされている。次いで来月中旬にはアメリカを訪問して、政府や議会関係者と面談して同盟関係や経済安全保障などで意見交換するともされている。代表に就任して2年間も外遊していないことに驚かされるが、兎にも角にも外遊して外国が日本を、更には立憲民主党をどのように評価しているのかを肌で感じることは日本の将来に有益であると思う。泉代表も出発前に「自分自身が政権を担った時にも外交関係がうまく働いていくように取り組む」と所信を述べているので”その意気や良し”と思う反面、ベトナムで政権(行政)中枢との面談が予定されていな...立民泉代表の外遊に思う

  • 同化しないイスラム

    産経新聞に寄稿された麗澤大学客員教授の飯山陽氏の記事で、記憶しておくべき数字を教えられたので忘備録的に書き留めておくことにした。フランス国立統計経済研究所(INSEE)が今年(2023年)3月に発表したデータで《フランスの総人口6,760万人のうち、移民1世10.3%、移民2世10.9%、移民3世10.2%となっており、既に国民の1/3が移民系である。また、2020年にイスラム系移民を対象とした「フランス法とイスラム法のどちらを優先するか」と云う世論調査でイスラム法を優先すると回答したのは、35歳以上25%、25~34歳42%であるのに対して25歳未満では74%にも達する》とされていた。教授は《イスラム法は男女平等や人権においてキリスト教国や西側自由主義諸国とは大きく異なっており、既にフランスはキリスト教...同化しないイスラム

  • ルーベンスを眺める-3

    残暑の日曜日、ルーベンスを眺めて蟄居することとした。本日添付冒頭のタイトルにある「クビド」をWikipediaで学んだ。《クピードー(Cupido)は、ローマ神話の愛の神。日本語では長母音を省略してクピド、アモール(Amor:ラテン語)とも呼ばれるが、一般的には英語読みのキューピッド(Cupid)で知られている。ギリシア神話のエロスと同一視されるが姿は異なり、恋の矢(クピドの矢)を撃つ気紛れな幼児として描かれることが多い。クピードーは、ラテン語では「情熱的な欲望」や「欲望」を表し、遡ると、インド・ヨーロッパ祖語で「震える、欲望する」を表す「kup(e)i」を語源としている》とされていた。成る程!!。恋愛には必要な「情熱or欲望」を語源とする「キューピッド」の事かと納得したので、今後は訳知り顔で「”クピド”...ルーベンスを眺める-3

  • 処理水放出開始に思う

    福島原発処理水の海洋放出が開始されたが、放出に関する、マス・メディアやネット上での「海洋放出反対」意見には考えさせられるものが多い。意見の多くに共通するのは、処理水の放出反対に加えて、「そもそも原発の存在を否定する」意見が多いように思える。曰く「原発が無ければ処理水の問題も起きない」と云うもので、正論ではあるが「今更に!!」と思わざるを得ない。かって、多くの国民は家電に依る生活の向上のための安価な電力を求め、多くの知識人もスエズ戦争によるオイルショックでは地域紛争にも影響されない電力の安定供給を求めた。一方、発電手段について、光発電素子は一部の制御装置に光電管としてのみ使用される程度で大容量光発電の概念すら存在しなかったし、水力発電については洪水調整を目的とした水利ダムの建設すら住民の反対で頓挫する状況で...処理水放出開始に思う

  • 夏休みの宿題

    夏休みの宿題が漸く完成しました。今更ながら夏休みの宿題でもないのですが、タイトルはかって人類の母親ともてはやされた「ルーシ」としました。ルーシーをWikipediaでは《ルーシー(Lucy)とは、1974年11月24日にエチオピアで発見された318万年前の化石人骨。アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の中で最初期に発見されたもののひとつであり、全身の約40%にあたる骨(身長1.1m、推定体重29kg)がまとまって見つかったという資料上の貴重さから、広く知られている。発見したのは、国際アファール調査隊で、ビートルズの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」に因んでルーシーと命名された。ルーシーの発見は、類人猿に近い脳容量と人類に近い直立二足歩行を行なっていた痕跡を示す人骨という...夏休みの宿題

  • プリコジン氏の墜落死に思う

    ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏が所有するビジネスジェット機が墜落し、同氏の死亡が確実と報じられた。墜落原因については、ロシア寄り機関は「安全規則違反の疑い」「外部からの要因も含めて調査中」とし、ワグネルに近いテレグラムチャンネル「グレーゾーン」は、「地対空ミサイルによる撃墜」と断定している。現在では、全世界が衛星で観察・監視されているとされ、特にキナ臭いウクライナ周辺は稠密に監視されていると思うので真相は次第に明らかになるであろうが、リトビネンコ氏やスクリパリ氏に対する攻撃がMI6によってロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の犯行と断定された過去を思えば、単なる航空機事故とは思えないように思える。ワグネルは、民間軍事企業と傭兵の概念を大きく変質させたように思える。これまでの民間軍事企業...プリコジン氏の墜落死に思う

  • OSO18考

    先月射殺されていたヒグマがDNA検査で指名手配中のOSO18と確認・特定された。検視では、体長210㎝、体重330㎏、命名の由来である足幅は18㎝ではなく20㎝であったとされている。OSO18による放牧牛被害は60頭以上とされているので射殺は当然であろうが、自分としては酪農者には申し訳ないが「射殺は残念」である。これは、動物愛護等の崇高な理念からではなく、単純に「お上に逆らう五右衛門や鼠小僧」に喝采した町民と同じもので、OSO18の「罠を見破り」・「警備をあざ笑うかのような神出鬼没」は、おそらく経験を知識に変える高い知能を持っていた所為であろうし、もしOSO18が知識を伝える言葉を持っていたら、ヒグマは飛躍的に進化していたかも知れない。OSO18は、五右衛門・鼠小僧のように分限者の牛だけ狙うことや貧者に施...OSO18考

  • 二大政党制の終焉か

    アメリカ大統領選で第3政党が台頭する可能性が取りざたされている。某大学が実施した世論調査で、「第3政党候補への投票を考えるか」に対して、47%が「yes」と回答し内訳では無党派層64%、民主党支持者35%、共和党支持者38%に上っているらしい。調査した大学の中立性などが不明なため、100%信頼できるものではないと思うが、二大政党の不毛な政争に飽き飽きした民情の一端を示しているのではないだろうか。現在、自由主義諸国で単一政党で政権維持しているのはアメリカ・カナダ・韓国くらいで、その他の国ではいくつかの政党が連立して政権を維持している。特に、移民問題に揺れるヨーロッパでは選挙のたびに連立の枠組みが変わっているように思える。自分は、議会制民主主義にあっては外交と国防について大きく乖離しない二大政党のうち、選挙で...二大政党制の終焉か

  • 嫉妬心を学ぶ

    産経新聞に掲載された、精神科医の和田秀樹氏へのインタビューで「嫉妬心」が解説されていた。自分は、「嫉妬」の英訳は「ジェラシー」と思っていたが、精神分析学では嫉妬には二つ(又はそれ以上?)の概念があるらしく、氏の解説を抄訳引用すると、《ジェラシー:自分より勝っている人間に追いつき・追い越そうという心理で向上心をもたらすプラスの一面を持つ》《エンビー:相手に自分より勝っている点を見つけた時、破壊したいという衝動を抱く心理》とされている。氏はさらに言を次いで《戦後復興や高度成長を成し遂げた背景には、米国より・他人より「豊かに成ろう」、「偉く成ろう」というジェラシーを国民全体が共有していたが、政治家の子は政治家に、豊かな家庭の子は豊かに・偉くなるという階層の固定化が定着してきた現在では、エンビーの要素が大きくなっ...嫉妬心を学ぶ

  • 2党1会派の改憲意欲に思う

    維新・国民両党と衆院会派「有志の会」が改憲に向けて協調すると報じられた。衆院会派である「有志の会」は総勢5名の小会派であるが、先の総選挙後の2021年11月に結成され、5人ともにかつて民主党・民進党・希望の党に所属した経験があるとされている。メンバー(敬称略)は、吉良州司(代表、大分1区)、北神圭朗(京都4区)、緒方林太郎(福岡9区)、福島伸享(茨城1区)、仁木博文(徳島1区)で、当選回数も6~2回と既に中堅議員と呼ばれる諸氏である。また、彼等の選挙区を眺めると、保守有利とされるのは徳島選挙区くらいで、民主党の系譜に連なる政党に属した方が当選する確率は高いように思えるが、立憲民主党などに加わらないのは、所謂「旧民主党の鵺政策と何でも反対への愛想づかし」によるものであろうか。歳時記的な内閣不信任案には反対す...2党1会派の改憲意欲に思う

  • 上げ馬神事に思う

    神事が動物愛護の波に曝されていることが報じられた。神事は、三重県桑名市多度町の多度大社で奉納される「上げ馬神事(県無形民俗文化財)」で、既知の人にとって蛇足ながら、神殿前の緩やかなスロープの前方に設けられた高さ2mの土塁を人馬一体で駆け上がり、その成功回数によって豊凶を占うというもので、700年の伝統があるとされる。動物愛好団体等から「動物虐待」と批判されるのは、4年ぶりとなった今年5月の神事で転倒・骨折した1頭が殺処分されたことが大きい様である。文化財保護に任じる三重県教育委員会が、平成23年に多度大社に「動物愛護管理法の順守や馬を威嚇する行為の根絶」、「人馬に対する安全管理の徹底」を勧告したが、今回の事象で再度の改善勧告となったとされている。県教委は「文化は時代の考えや世相に応じて柔軟に形を変える必要...上げ馬神事に思う

  • ブートゥールの学説を知る

    面白いと書けば顰蹙を買うだろうが、ユニークな学説を知った。産経新聞「正論」欄で、東京国際大学の村井友秀特命教授が引用しているフランス社会学者のブートゥールの学説(我流で抄訳)《飢饉で何も対策しなければ、弱者(女子供)が死に強者(男)が生き残るので構成員間での再生産能力が失われて集団は消滅する。そうならないためには、女子供は生き残って男が死ぬことが必要となるので、種の生存本能が働いて男が先に死ぬ手段として戦争は起きる》というものである。何時頃唱えられた学説であろうかと「ブートゥール」と検索したが見つけられなかったが、おそらく「戦争は男が行なうもので、その場合も非戦闘員は殺さない」という騎士道精神の一片が残るとともに、爆撃機等による非戦闘地域への無差別攻撃などが無かった第一次世界大戦以前であろうが、大量殺りく...ブートゥールの学説を知る

  • 神学者の言行を知る

    産経新聞の「正論」欄で、ある神学者の言行を知り感銘を受けた。執筆者の新保祐司氏によると《スイス人で20世紀最高の神学者とされるカール・バルトは、1940年に54歳・大学教授であったが自ら志願して予備役防衛軍兵士として軍務についた。射撃訓練などを受けた後に、後方の事務職に就けようとする忖度を拒否して警備・立哨などの現場軍務に就いた》と紹介されている。感銘を受けたのは、彼の《おそらくそれほど有能で敵に脅威を与えるほどの兵士では無かったと思われるが、ともかくも武装し訓練を受けた兵士であった》という言葉である。現在、我々は「人類誕生以来誰も無しえなかった武力と戦争を放棄して共同体(国家)を守る]という壮大な実験の被験者となっている。現実の脅威を前に自衛隊と云う鬼子の軍事組織は保有しているものの、それすら軽武装で十...神学者の言行を知る

  • ルーベンス-2

    終戦の日。鎮魂の日、地虫のつぶやきを封印して、ルーベンス絵画を紹介することにした。戦場に倒れ或いは戦災の英霊に黙祷を奉げるとともに、台風7号の被害が少ないことを祈るばかりである。なお、ルーベンス-1はこちらから。自画像(ウィーン美術史美術館)ルーベンスと妻子の肖像(メトロポリタン美術館)ルーベンスとイザベラ・ブラントの肖像(ピナコテーク)鏡を見るヴィーナス(個人蔵)ローマの慈愛(エルミタージュ美術館)凍えるウェヌス(アントウルペン美術館)ルーベンス-2

  • 終戦の日を前に

    終戦の日を前にして、大東亜戦争に関する報道が増えている。報道の多くが依然として「開戦は政府の事変不拡大方針に従わなかった軍部の暴走」であるが、漸くにして「なぜ軍部が暴走したのか」という視点から考察する論者が散見されるようになった。「軍人の暴走に依る開戦」論の多くが始点を1931(昭和6)年の柳条湖事件や1937(昭和12)年の盧溝橋事件に置いているのに対して、「なぜ軍部が暴走」論では始点を40年ほど遡った1895(明治28)年の「日清戦争後の三国干渉」にまで戻しているのが特徴的である。云ううまでも無く三国干渉は、日清戦争の下関講和条約で日本が割譲を受けた遼東半島を独・露・仏の要求(干渉)によって清国に返還せざるを得なかったものである。「なぜ軍部が暴走」論では、三国干渉が日露戦争を引き起こす引き金になったの...終戦の日を前に

  • イージス護衛艦3,950億円

    イージス艦の建造費が1艦当たり3,950億円であると報じられた。秋田県のイージスアショア配備反対に対して防衛大臣の河野太郎氏が、ほぼ独断でアショア配備計画を白紙撤回したことによって浮上したイージス艦2隻新造での代替処置である。建造費は2隻で8,000億円となる勘定であるが、間接費用を加えると初度経費だけでも1兆円は下らず、艦齢30年までのライフサイクルコストも同程度が必要と観れば、総額で2兆円近い事業と見るべきであろうと思っている。イージス艦とイージスアショアを比較すれば、抗堪性(発射母体の生き残り度)に関してはホボ同じであると思うが、可動率に関しては概ね100%が期待できる陸上施設に比べて艦艇には検査修理で非可動とならざるを得ない期間が必要とされることから陸上施設には及ばないように思う。また、即応性に関...イージス護衛艦3,950億円

  • 大学の世界ランキングに思う

    大学の世界ランキングで、東大28位、京大46位、阪大80位、東工大91位とランク付されたことが報じられた。ランキングは英国の大学評価機関「QS」が行うもので格付は国際的にも認知されているとされている。評価項目は、教員一人当たりの論文数や外国人留学生数など9項目であるらしいが、政・財・学界が技術立国を標榜している割には、この程度で大丈夫なのだろうかと心配である。さらには、私立のマサチューセッツ工科大学・ハーバード大学・スタンフォード大学が上位にランクアップされているのに対し、日本の私立大学が顔を見せないのも残念に思える。国立科学博物館が、「収蔵品の格納棚整備」のためにクラウドファンディングを企画・実行したことも報じられたが、技術立国の基礎ともいうべき国立の博物館で収蔵設備に不足を来すなどあってよいものだろう...大学の世界ランキングに思う

  • 松川訪仏団に思う

    自民党女性局長の松川るい参院議員を団長とするフランス視察団の行動が非難されている。視察行は、団長のほか今井絵理子、広瀬めぐみ両参院議員や地方議員ら38人が少子化・子育て支援などの視察を行ったものであるが、視察・研修時間の少なさ、家族の同行、エッフェル塔前での決めポーズ写真の投稿などで「観光旅行」と非難されている。これらの行為は当然の非難に値するが、報じられた反対意見のうち「この程度の研修であれば、ネットを読めばこと足りる」という意見には頷けない。人は何故観光地に出かけるのだろうか。それこそ「ネット上の写真や記事で十分」なはずであるが、時間と費用を工面してでも現地に赴くのは好奇心を満足させる行為に他ならないと思っている。この好奇心に突き動かされ・それを満足させる行動こそが人類発展の原点で、ホモサピエンスがグ...松川訪仏団に思う

  • 自動ドアをくぐる燕

    自ら自動ドアを開ける燕の映像を見た。自動ドアを開けるのは、センサーの前で羽ばたきすることでセンサーにヒトと誤認させるという方法である。最初は偶然に自動ドアが開いたものであろうが、その経験を直ちに知識として活用するとは只者いや「ただ燕」ではない。この方法は、一昔前の重力センサーで作動する自動ドアには不可能であるが、重力センサーが感知できない幼児がドアに挟まれる事故が多発して光学式の人感センサーに改善されたことが、燕にまで余慶を及ぼしたものである。当該燕が獲得した自動ドア内での営巣安全は、人間が邪魔しない限り天敵のカラスなどがドア開閉を会得するまで保たれることだろう。古人は「賢者は歴史に学び、愚者は経験にも学ばない」と喝破した。当然のことながら自分は後者(愚者)の代表格で、数百回の負けにもスロット台の前に座り...自動ドアをくぐる燕

  • ルーベンスを眺める-1

    台風接近で不安な週末。ルーベンスを眺めることにした。Wikipediaでは《ピーテル・パウル・ルーベンス(1577(天正5)年-1640(寛永17)年)は、バロック期のフランドル(英語読みではフランダース)の画家、外交官。祭壇画、肖像画、風景画、神話画や寓意画も含む歴史画など、様々なジャンルの絵画作品を残した。ルーベンスはアントウェルペン(ベルギー)で大規模な工房を経営し、生み出された作品はヨーロッパ中の貴族階級や収集家間でも高く評価されていた。またルーベンスは画家としてだけではなく、古典的知識を持つ人文主義学者、美術品収集家でもあり、さらに七ヶ国語を操る外交官としてスペイン王とイングランド王からナイト爵位を受けた。》とされている。また《若くしてイタリアに遊学して、ティツィアーノ、ヴェロネーゼ、ティントレ...ルーベンスを眺める-1

  • 夕立とゲリラ豪雨

    このところ、ほぼ毎日「ゲリラ豪雨」という言葉・報道を耳にする。以前には「夕立」と云っていたものを当世風に言い換えただけだろうと思っていたが、漸くにネットで調べてみた。結論から書くとウエザーニュースが書いている《両者ともに「急激に発達した積乱雲がもたらす同じもの」で、強いて挙げるとすれば「夕立の語源には諸説あるものの主として夕方に降っていたために「夕立」と呼ばれるようになったが、昨今では時間に拘わらず降るようになったので「ゲリラ豪雨」と呼ばれるようになった》が正解であるらしい。とは云ううものの、記憶にある夕立は夏休み中に溜池で泳いでいた時や蝉取りの真っ最中であり、10年ほど前でもゴルフの真っ最中に経験したので、「夕立は主として夕方に降る」についても少なからず疑問には感じる。更にウエザーニュースは《どちらも、...夕立とゲリラ豪雨

  • 国連のジャニーズ調査に思う

    故ジャニー喜多川氏の性加害に対する国連の調査が一応終了して、中間報告的な会見が行われた。会見では、被害が「ジャニーズ事務所のタレント数百人に及ぶ疑いがある」、「加害者に対する透明性ある捜査の確保、被害者への謝罪や金銭的補償が不十分」、「(被害者の救済には)国連の指針に基づき日本政府が義務を負う必要性がある」と述べたと報じられている。喜多川氏による所属タレントへの性加害はあったのだろうし、ジャニーズ事務所が立ち上げた「再発防止特別チームの調査」についても「透明性や正当性に疑念が残る」ものであるかもしれないが、会見内容に関しては眉唾・針小棒大と眺めるべきように思う。調査したのは国連人権理事会の「ビジネスと人権作業部会」のダミロラ・オラウィ議長と専門家(?)のピチャモン・イェオパントン氏の2人であるが、会見で舌...国連のジャニーズ調査に思う

  • 日大生の麻薬事案に思う

    日大アメフト部員の麻薬所持事件が数日報じられている。偶然かも知れないが、同事件を詳報する昨日の産経新聞社会面には、朝日大(岐阜)ラグビー部員と校名不詳(福岡)の学生が大麻所持でそれぞれ逮捕されたことが報じられている。若者を中心に麻薬汚染が広がっているとされて久しいが、「より以上の知識」を習得するとともに「更なる人格の陶冶」に努めるべく進学したであろう大学生が、漫然と麻薬に染まるのは憂慮すべき事態と思う。かって、自衛官募集を主任務とする部署に配置された際の経験であるが、自衛隊入隊試験を受けた高齢の農家の一人息子は、大学受験に失敗、1年間の予備校を経て再挑戦するも失敗して商科短大に進学して2年目、短大卒業後に再び4年制大学に進学したいと希望していた。入隊に踏み切れない彼の家庭を訪問して話を聞いたが、高齢の父母...日大生の麻薬事案に思う

  • 国民の党首選に思う

    国民民主党の党首選に立候補した玉木党首と前原議員の主張を読んだ。玉木党首は、特定の政策実現のためには政権与党と一部協調する現路線を踏襲し党名の変更も視野に入れるとしているのに対し、前原氏は反自公・野党共闘を絶対とする立民的・旧民主党的姿勢の堅持を主張されている。両者何れが党首選を制するのかは不明であるが、昨今の立民の退潮傾向を見る限りでは、所属議員や党員の考えも玉木氏に似て変化しているのではないだろうかと思っている。閑話休題。野党の存在価値は何だろうかと問いかければ。多くの人が「政権与党を監視し、暴走を阻止する」と答えるであろうが、果たして正解だろうか。東日本震災の発災直後に野党であった自民党の一部から「与野党一体化しての震災対処」が提唱されたことがあった。結果的には政権与党であった民主・社民党が単独で対...国民の党首選に思う

  • 女子サッカーW杯の放映に思う

    女子サッカーW杯で、撫子ジャパンが予選リーグを首位通過した。開幕直前まで同大会はテレビ放映されないとされていたが、直前になってNHKが放映することとなった。女子W杯がテレビ放映されないのは、女子サッカー人気が低迷していること以上に、放映権料の高騰が主な理由であるらしい。しからば放映権料は如何ほどかと調べると、確かな金額は非公開であるが、情報雀の記事を斜め読みした限りでは「男子カタール大会は約350億円で今回大会は約120億円」程度であるらしい。120億円が高いか安いかは論が分かれるところで、NHKの放映にも賛否の意見が寄せられているとされる。賛否の内容まで分からないものの、反対意見を想像する限りでは「受信料の使途として不適切」的なものであろうが、NHKは「世界に注目されて、国民的に関心が高いスポーツを視聴...女子サッカーW杯の放映に思う

  • 維新の安定成長に期待

    7月30日に行われた仙台市議選で維新が新人5人の全員当選を果たした。維新の勢力伸長は先の参院選で関東にも及んでいたが、今回の市議選で勢力は遂に白河の関を超えたと報じられている。自分も、前々回の市議選で結党間もない維新公認候補に投票し候補者は当選したものの、在職数ヵ月で不祥事のために維新除名・議員失職の事態を経験している。その原因は、偏に急速な勢力拡大に応じ得る人材を持たなかったことにあるようで、擁立候補の多くが政策に賛同して結集したものではなく、単に維新人気を利用せんがための輩であったとされている。この辺の状態を、馬場代表は7月26日の講演で「バラバラのメンバー。誰が何を考えているのか判らない「珍獣ランド」だった」と自虐し、自民党幹部は「候補の頭数を揃えるために選考が甘かったのだろう」と分析している。来る...維新の安定成長に期待

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