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  • #252 身だしなみの良い狸 ~「権兵衛狸」~

    年を取ると人間は醜くなる動物であると思う。不自然な若作りは必要ないが、外面が見苦しく見えないように心掛けることが年老いた男にも女にも大切であると思う。外形は内…

  • #251 金に目が眩むと痛い目に遭う ~「幇間腹」~

    人間、欲に目が眩むと碌なことはないが、幇間が金に目が眩んで痛い目に遭う「幇間腹(たいこばら)」という滑稽噺がある。遊び呆けている若旦那、普通の遊びに飽きて鍼(…

  • #250 マクラ傑作集 その16

    ★強盗団が料理店へ押し入った。頭(かしら)が「先ずは俺が様子を見て来る」と言って子分たちを外に待たせておいて店の中へ入った。抜身を突き付けて「やい、金を出せ!…

  • #249 博打好きの幽霊 ~「竈幽霊」~

    最近、インターネットを中心にして中古品の流通が活発になって来ているようである。戦後の高度経済成長期には使い捨て文化が台頭したが、結果として多量のゴミを生むこと…

  • #248 美女とおかま ~「骨釣り」~

     拙ブログ#247「野ざらし」に続き、同工異曲の上方噺「骨釣り(こつつり)」を聴いてみよう。基本の骨格は同じであるが、かなり趣の違う筋書きとなっている。大家 …

  • #247 原話は中国の古典 ~「野ざらし」

    もうひと昔も前になるが、文芸評論家・野口武彦氏の「江戸の風格」という日経新聞のコラムで、落語「野ざらし」の出処は中国・明時代の笑話集「笑府」であり、有名な落語…

  • #246 忠臣蔵を題材にした芸談 ~「淀五郎」~

    映画、テレビや演劇界さらには浪曲と講談が全盛であった昭和の時代では12月といえば「忠臣蔵」の月であった。12月14日(但し、現在の暦では翌年1月30日に当たる…

  • #245 仕事一筋で隠居した旦那 ~「茶の湯」~

    もう10年も以前のことになるが、NHKテレビの「プロフェッショナル」という番組で十代目柳家小三治を取り上げていたことがあった。番組は小三治を現代落語界の最高峰…

  • #244 大ぼら吹き野郎 ~「弥次郎」~

    鳥取県には、12月8日に豆腐を食べると、1年間に吐いたウソが帳消しになるという言い伝えがあるそうだ。口から出たものが元に戻るわけではないから、豆腐を食べて、呵…

  • #243 落葉を紙幣に変える ~「まめだ(豆狸)」~

    ♪かきねの かきねの まがりかど たきびだ たきびだ おちばたき …さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき …そんな季節になったが、今…

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