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  • #262 貞女と元放蕩若旦那との婚姻譚 ~「長崎の赤飯」~

    江戸日本橋の両替商・金田屋の若旦那の金次郎、放蕩が過ぎて勘当となった。だが、母親は父親に内緒で伊勢の知人に預け、手紙での交信を続けていた。しばらくして、若旦那…

  • #261 口に出した事が実現する ~「般若寺の陰謀」~

    般若寺(はんにゃでら)という貧乏禅寺の和尚が檀家の一人である興行師の男に相談を持ち掛けている。「このところ参詣人がめっきり減って寺の存続が危なくなって来ている…

  • #260 芸術品の評価を皮肉る ~「ピカソ」~

    二代目桂春蝶が芸術論を語った「ピカソ」という自作の滑稽噺がある。  芸術というものはよくわからんものです。一枚の絵に億単位の値段が付くなんて考えられません。ピ…

  • #259 所有権の混同 ~「壺算」~

    ひと昔も前の話であるが、“落語は処世術を学び、人間関係を磨くのに役立つ”として識者らによるベストテンを日経新聞が報じていたことがあった。そのベストテンを順番に…

  • #258 九死に一生を得た機知 ~「てれすこ」~

    江戸時代、九州・長崎は独特の地であった。即ち、外国に門戸を開き、先進医学を積極的に採り入れる等進取の精神に富んだ地であった。こうした風土・文化の下で始めて成立…

  • #257 女中部屋への忍び込み競争 ~「口入屋」~

        ある大店の一番番頭さん、今日は妙にそわそわしており、時には思い出し笑いを浮かべながら丁稚の帰りを首を長くして待っている。丁稚は今、口入屋(職業紹介所)…

  • #256 名横綱・谷風の八百長相撲 ~「佐野山」~

    この12日から大相撲初場所が始まる。初場所は一年6場所の中で一番、大相撲に似合っているように思う。古式に則った所作が儀式の月である正月になんとなくマッチして…

  • #255 途端落ちの傑作 ~「動物園」~

    失業中の逸見さんが仕事を斡旋してもらう為に親友の海老名さんを訪ねる。海老名は自分が経営している珍獣動物園で早速働いて下さい。仕事はただのそのそ歩くだけのもので…

  • #254 舞台は実在した一流料亭 ~「百川」~

    日本人に固有の行事に忘年会・新年会がある、否、あったと言うべきか? 私が会社員時代は全盛期で、年末年始の繁華街では多くの千鳥足が観られた。ただ、圧倒的に忘年会…

  • #253 人情味あふれる名裁き ~「帯久」~

    新年明けましておめでとうございます。今年もご一緒に落語を楽しみましょう。 (石清水八幡宮・京都 2019年) 新年最初は「帯久(おびきゅう)」という、人情味あ…

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鑑賞歴50年オトコの「落語のすゝめ」
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