chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
放射線に挑む〜英国大学院博士課程留学 https://blog.goo.ne.jp/radiologist-soma-tohoku

福島原発事故被災地での臨床経験がきっかけとなって放射線医科学を研究しています

医師、第1種放射線取扱主任者。福島原発事故による放射線被ばく影響を研究するため、英国クイーンズ大学ベルファスト大学院博士課程(医学)で武者修行中。

或る医学者
フォロー
住所
イギリス
出身
未設定
ブログ村参加

2017/09/18

arrow_drop_down
  • さよなら平成、そして令和へ

    2019年中に年号が代わることになるのは、もちろん知ってはいましたが、いざ実際にその時を迎えると感慨深いものがあります。大正の頃に「降る雪や明治は遠くなりにけり」という句が詠まれましたが、私もいつか改めて平成という時代を静かに省みる日が来るのでしょうか。私自身は昭和生まれですが、ものごころがついた頃は、すでに平成の世になっていました。したがって、私の青春は平成とともにあった訳です。だから、ある種の名残惜しさを抱きながら、「平成よ、さよなら」と言いたいような気持ちもあるのですね。「年号」というシステムは、現在、日本くらいでしか運用されていません。もちろん、英国にもありません。ただ、例えば英国においても、大英帝国をヴィクトリア女王が統治していた時代を「ヴィクトリア朝Victorianera」などと呼ぶことはあります...さよなら平成、そして令和へ

  • イースター休暇 in マラガ & ミハス ~スペイン・アンダルシア地方

    こんにちは。週1回くらいは本ブログを更新したいと思いつつも、最近、なかなか時間がとれずにいました。以前のようにほぼ毎日は更新できないですが、それでも週1、2回は更新していきたいと考えています。さて、今月19日の聖金曜日から復活祭(イースター)が始まり、一般に、その後1週間くらいは(学校にも依りますが)休暇が続きます。私の所属する研究センターも、もちろん実験中の方々の都合もあるので完全に閉まることはありませんが、基本的には休日に準じた体制でした。つまり、休みみたいなものです。そこで、私も英国に来て初めて本格的なイースター休暇を取得しました。行き先はスペイン・アンダルシア地方のマラガMalagaとミハスMijas!いわゆる太陽の海岸(コスタ・デル・ソル)であります。マラガという街は、「巨匠」パブロ・ピカソ(Pabl...イースター休暇inマラガ&ミハス~スペイン・アンダルシア地方

  • Good Fridayと卵 ~復活祭のBelfast

    昨日19日は復活祭(イースター)の聖金曜日GoodFridayでした。21年前のGoodFridayに英国とアイルランドの間で合意が結ばれ、北アイルランド紛争に一つの区切りがつきました(従って、この合意のことはGoodFridayAgreementと呼ばれることがあります)。それから長い時間が経ち、Brexit(英国EU離脱)をめぐって、英国とアイルランドの間に再びある種の緊張が高まっている状況で、アイルランドと国境を接している英国北アイルランドの首都Belfastで今年のGoodFridayを迎えました。とはいえ、街の中の雰囲気は楽しげであり、パレードなどのイベントもありました。GoodFridayは基本的に大学が休みで時間があるので、街の中をゆっくり散歩してみました。上の写真は、Belfastの街中にあった...GoodFridayと卵~復活祭のBelfast

  • Brexit(英国EU離脱)再延期について

    皆さんも御存知の通り、再びBrexit(英国EU離脱)が延期されることになりました。期限は最長で10月までであり、一部ではまるでゾンビのようなメイ政権とかけて「ハロウィーンBrexit」とも呼ばれているようです。Brexitが起きると英国北アイルランドは、EU加盟国であるアイルランドと国境を接しているだけに、かなり混乱が生じると思われます。しかし、Belfastの街と、Queen'sの学内にとくに慌てた雰囲気はなく、淡々とした日常を送っていました。たしかに大学からは先月に「Brexitによる混乱を最小限にする」という旨のメールが届いたりもしましたが、しかし具体的に何か大規模な変化が身の回りで起きている印象はありません。ちょっぴり拍子抜けしている部分もありますが…Brexit(英国EU離脱)再延期について

  • 航空機の中で『お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか』というドクターコールを聞いたときに手を挙げるか?

    「お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか?」というアナウンスが世の中にはあるそうです。医者になってから◯年が経ちますが、幸運にも、私自身はこのようなアナウンスに遭遇したことはありません。しかし、自分自身がこのドクターコールを聞いた時にどうするかについては、もちろん、考えたことがあります。今日、たまたまラボの方とこのことについて話す機会があったのでした。例えば、wikipediaによると、日本ではこのようなドクターコールを聞いた時に手を挙げる医師は半数以下というアンケート結果があるそうです。とはいえ、日本の医師法19条には「応召義務」があります。これは「医師の職にある者が診療行為を求められたときに、正当な理由が無い限りこれを拒んではならないとする法令で定められた義務になります。つまり、医師はドクターコールによ...航空機の中で『お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか』というドクターコールを聞いたときに手を挙げるか?

  • 大学内にはあまりBrexitの混乱はなく…

    英国に戻ってから体調は悪いままで、困っています。とはいえ、今秋の大学院修了に向けてやらなければならないことははっきりしており、おちおち寝てはいられません。本学もそうですが、英国の研究大学の場合、博士論文は200頁以上ということになっていますから。Brexit(英国EU離脱)をめぐる騒動もいよいよ大詰めですが、学内にはあまり混乱の気配はありません。私の大学院の友人達もEU出身者ばかりですが、皆さん「なるようになるべ」という感じで自然体でいます。私のボスも英国紳士の1人として以前はよく「Brexitは愚かしい」と嘆いていたのですが、最近ではもう「どうにもならない」という感じで、あまり話題に出しません。う~む、個人的には、今回のBrexitは個人的には世界史に残るかもしれないイベントだと思うのですがね。現地では意外と...大学内にはあまりBrexitの混乱はなく…

  • 英国に戻って、いつものように風邪をひく

    英国北アイルランドに戻って1週間近くが経ちますが、おそらく水曜日にすこし無茶をしたせいで、風邪をひきました。つまり、いつものように体調を崩しています。正直、寒さとしては東北、北海道地方の方がずっと寒いと思うのですが、私はなぜか英国に戻ってくると体調を崩してしまいます。羽田からヒースローまで12時間くらいかかるロングフライトが原因なのか、英国の水が絶望的に合わないのか、両方あるかもしれませんね。実は、4月から主な所属先が変更になり、東北から離れることになりました。仙台に自宅を購入しているので、いずれは東北に戻る可能性もありますが、もちろん、このまま戻らない(戻れない)かもしれません。自分を必要としてくれる場所、自分がやりたいことが出来る場所を色々と鑑みて、将来的に活路を開きたいと願っています。まあ、放射線研究をし...英国に戻って、いつものように風邪をひく

  • 新しい出発と新しい年号

    4月1日に英国北アイルランドに再び戻ってきたので本ブログを再開します。英国に戻る頃には「Brexit(EU離脱)の後だな、どうなっているのかな」と思ったものですが、合意なき離脱を避けるための交渉が続けられており、今のところ英国はEUに留まっています。ヒースロー空港でもボーダー(入国審査)で「UKとEU」と「Non-EU(EU圏外)」に相変わらず分けられており、「全然変わってないな」と安堵しました。2ヶ月も何をしていたのかを説明するのは一言で難しいですが、あえて言うならば「変化」というところでしょうか。実際、私をとりまく色々なことが変わりました。とはいえ、留学当初の目標は変わりません。大学院留学は今年で終わる予定です。頑張ります。新元号「令和Reiwa」が発表されている時は機上にいました。ヒースロー空港に着いた時...新しい出発と新しい年号

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、或る医学者さんをフォローしませんか?

ハンドル名
或る医学者さん
ブログタイトル
放射線に挑む〜英国大学院博士課程留学
フォロー
放射線に挑む〜英国大学院博士課程留学

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用