さよなら平成、そして令和へ
2019年中に年号が代わることになるのは、もちろん知ってはいましたが、いざ実際にその時を迎えると感慨深いものがあります。大正の頃に「降る雪や明治は遠くなりにけり」という句が詠まれましたが、私もいつか改めて平成という時代を静かに省みる日が来るのでしょうか。私自身は昭和生まれですが、ものごころがついた頃は、すでに平成の世になっていました。したがって、私の青春は平成とともにあった訳です。だから、ある種の名残惜しさを抱きながら、「平成よ、さよなら」と言いたいような気持ちもあるのですね。「年号」というシステムは、現在、日本くらいでしか運用されていません。もちろん、英国にもありません。ただ、例えば英国においても、大英帝国をヴィクトリア女王が統治していた時代を「ヴィクトリア朝Victorianera」などと呼ぶことはあります...さよなら平成、そして令和へ
2019/04/30 14:31