経験者が語る!ドバイでの仕事の探し方や、おすすめの現地エージェントあれこれ
今回はアラブ首長国連邦(UAE)最大の経済都市・ドバイでの、仕事の探し方についてご紹介します。 お話をしてくれるのは、ドバイの現地企業への転職経験のあるBushraさんに記事を書いていただきました。ドバイ就職時のご参考になれば幸いです。 1.ドバイにはどんな仕事がある? そもそも、ドバイでは日本人向けの仕事はどのようなものがあるのでしょうか。 (1)日系企業 ドバイ現地採用と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、日系企業のドバイ事務所での現地採用ではないでしょうか。ドバイで働く現地採用でもっとも多いのがこのパターンです(エミレーツ航空のCAを除く)。 ドバイには、商社やメーカーをはじめ、保険、物流、金融、通信など、実に様々な日系企業が拠点を構えています。 そこでの現地採用は、事務職や総務、秘書といったアシスタント的な仕事の募集が多いです。 その一方で、同じ在ドバイの日系企業を相手にした営業職や、現地事情や言語に精通した人ならばリサーチャーなど、前線に立つ仕事も。その場合、現地採用でありながら頻繁に海外出張に行くような人も珍しくありません。 (2)ホスピタリティ分野 日系企業以外でありながら、ぜひ日本人を採用したいと思っているのが、和食レストランやホテル、観光といったホスピタリティ分野(接客業)。 高級店になればなるほど、日本人・日系企業をおもてなしするために、日本人スタッフが求められます。 レストランやホテルのスタッフといっても、高級店で必要なのは、単なるウエイトレスやフロント係ではありません。顧客である企業さんと密に連絡をとり、年間契約を結んだり、VIPの接待をお手伝いしたり、大会議を手配したり、パーティーの企画と運営をしたり、といった役割が求められます。 そのような超高級和食店や高級ホテルの「ジャパンデスク(日本人担当)」を務めていると、在ドバイの日系企業との顔がとても広くなります。人脈の活かし方はその人次第ですが、これも一つのメリットと言えるでしょう。 (3)出身国に関係なくスキル1本で戦う ドバイは国際都市です。世界中から人が集まっています。そこで日本人であることをいったん忘れて、日系企業・日本人相手といった枠を抜け出し、出身国なんて関係なく、自分の腕一本で戦ってみるのはいかがでしょうか。
2019/10/30 14:18