中継技術の向上やSNSの発達により、 サッカーの審判は批判の的にさらされることが多くなってきた。 ピッチ上で起こる一瞬の出来事を正しく判断することを求められ、 際どい判定を下す際には、必ず誰かから文句を言われることは酷である。 それに伴って、というわけではないのだが、審判の他にも非難されうる立場の人がいる。 それがサッカー解説者である。 これまでサッカーばかりしてきた人にサッカーの解説をさせることは、 人選方法として理にかなっているようで、実際は全くそうでない。 ここで実名を挙げることは避けるが、「今日の解説はこいつか」と 試合前からがっかりされている解説者も数多くいるのだ。 そこで、サッカー視聴者は中継のどんなところに不満を持つのか、 ここに挙げてみることとした。 ①◯◯したいですね。◯◯したかったですね。 「シュート打ちたかったですね」 「枠に行きたかったですね」 「ここ行きたいですね」 ...うん、そうですね。 ②感想 「よく見てましたね」 「やっぱりスピードありますね」 「やっぱり上手いですね」 解説求む! ③ヨーロッパとの比較 「プレミアだと今のコンタクトなんか当たり前...」 「ヨーロッパの選手だとあそこからでも狙う」 目の前の試合についての話をお願いします。 ④「質」 「あとはクロスの質でしたね」 「質の高いパスでした」 これは個人的に嫌っている表現で、 「質」という言葉を使うことで解説しているように聞こえて、 実は詳しい説明をすることを放棄しているように思うのです。 ⑤「サッカー知ってる」 「こういう選手はサッカー知ってるなと思いますね」 褒め言葉なのだが、上から目線に聞こえてしまう。 ⑥才能ある・センスある 具体的な説明をすることから逃げる典型例。 確かにその選手は才能があって、センスがあるのだろうが、 そのまま言っちゃうところがセンスないですね。 ⑦感情論 「この時間から点を取るために必要なことは何でしょうか?」という問いに 「前に出て行くことですよね」と答えた某氏。 唖然としました。 ⑧寡黙 たまにいる黙ったままの人。 ⑨そうですね 実況からの問いかけに「そうですね〜」を連発。
【J1第9節】ベガルタ仙台 2−1 ガンバ大阪 覇気のないリーグ戦が続く中。数日前のルヴァン杯で微かな光を見出せたことで、 逆襲のきっかけとしたい仙台戦だった。 スタメンには矢島を起用。遠藤がベンチスタート。 磐田戦で効果的なパスを配れていた矢島の起用に反対はしない。 右SBに米倉。左SBにオジェソク。 ウィジョとアデミウソンの2トップという構成。 CKからヨングォンのヘディングで先制したものの、攻撃の形はイマイチ作れない。 後方から長いボールを蹴って、ファンウィジョを走らせたり、 アデミウソンのフリックでチャンスを作ろうとするくらいしかできない。 試合を通して矢島は味方と連携が合わない場面が散見された。 後半の20分くらいに遠藤に交代させてもよかったと思うのだが、 実際に遠藤が投入されたのは後半34分。 得点が欲しい時間帯でアデミウソンに替えての投入だった。 終了間際に長沢に決められて終戦。 まさにチームの低調ぶりを象徴する試合で、怒りと失望が渦巻き、 そろそろ宮本監督を擁護できなくなってきても致し方ない。 2トップの技術に頼るしかない攻撃には限界がある。 守備面では、仙台の攻撃もそれほど完成されていないこともあって、 ミドルシュートを東口が確実にキャッチしてくれれば特に怖くはなかった。 それでも不調なチームならではというのか、 前半の終了間際になんでもないミドルシュートを三浦が頭で触り、 コースを変えてしまって失点。 後半終了間際にも隙が生まれて押し込まれた格好となった。 長沢の得点が決まった瞬間のユアスタの歓喜が爆発する瞬間というのは、 アウェイサポーターをとことん遠いところまで追いやって、 まさに意気消沈させるに十分すぎるものだった。 宮本監督に求められるものは変わりつつある。 昨季、ガンバの復活劇を目の当たりにしたことで、 周りは今後のガンバの復権を託すようになった。 『タイトル獲得』 『世代交代』 これが今や、 『残留争いに巻き込まれないこと』 に変わっているのではないだろうか。 昨季は9連勝で我々は夢を見た。 今季は第9節を終えた時点で2勝6敗1分である。 ほとんどメンバーは変わっていない。
【ルヴァン杯第4節】ガンバ大阪 4−1 ジュビロ磐田 「ハチの一刺し」という言葉がある。 このハチはメスのミツバチを指すのだそうだが、その「ハチ」は人を一度刺すとそのまま死んでしまうのだという。 毎年恒例のごとく、リーグ戦で調子の上がらないガンバ大阪。 メンバーをあれこれといじっているところからも、頭を悩ませていることをうかがわせる宮本監督。 ルヴァン杯のグループステージは、普段と違うメンバーを見られることが最大の醍醐味である。 優秀なクラブは同じ日にACLの試合を戦う。 ACLのグループステージでリーグ戦よりもメンバーのレベルを落とすと、 「手を抜きやがって」 「本気で行かないなら辞退すれば?」 「ACLに出られないクラブに失礼」 などと主にSNS上で大きな非難の嵐に巻き込まれる。 それならば、リーグ戦のメンバーを心置き無く休ませることができるルヴァン杯の方がいいのでは?と考え始めた今日この頃。 いやいや、もう一度強いガンバを取り戻してACLに出るんだ!という気持ちもありながら。 さて、過去最高に前置きが長くなったけれども、これは気分が良くなって試合中に3本の発泡酒を飲んだのが原因である。 そう、気分が良いのだ。 もう一度言う。 気分が良いのだ。 発泡酒s with ハッピーターンである。 今日の試合の収穫は多い。 ・ジュビロキラーのファンウィジョのゴール ・田中達也のゴール ・食野のゴール ・中村のゴール ・左SBの黒川の躍動 ・頼もしいキャプテン・米倉 ・ホーム初勝利 などなど。 ゴールがたくさん生まれたことはもちろん嬉しい。 得点者がガンバサポーターが得点を待っていた選手たちであることがさらに嬉しい。 そりゃ、酒飲みますわ。 それでもクローズアップしたいのは、関西大学の黒川。 左SBで先発し、どんなデビュー戦を飾るのかに注目をした。 左利きで、ボールは無難に繋げる。 ボールを持ち上がることができる。 右足を難なく使える。 スピードもそこそこ。 最後の中村のゴールにつながるパスを出したのは黒川であり、 裏を狙ってスピードに乗る中村の前のスペースにボールを出すのではなく、 中村の足元にぶつけるようにパスを出したところに、センスを感じた。
【J1第8節】ガンバ大阪 1−1 大分トリニータ 久しぶりの現地観戦。 前回のホーム現地観戦は昨季の開幕戦(名古屋戦)にまで遡る。 宮本体制の中で今が最も停滞している時期である。 なんとかして状況を打開せねばならないこのタイミングで、 どのような手を打つのかをこの目で確かめるために、吹田に足を運んだ。 目論見通り、宮本監督は手を変えてきた。 スタメンとフォーメーションを大きく変え、 ファンウィジョとアデミウソンをベンチに置き、 3バックに挑戦をするという荒技に打って出た。 大分はボールを大事に繋ぐスタイルである。 ハイプレスをかけたところで簡単に奪われない。 ゲームプランはわかりやすいものだった。 『前半は無失点』 これさえ達成すれば、どのような内容であったとしてもミッションは達成したと言える。 5−4−1で構え、ワントップの渡邉千真は大分の3バックにほとんどプレッシャーをかけない。 ボールを奪いに行くのではなく、何よりも自分たちの陣形を崩さないことを念頭に置いた守備的な入り方をした。 ホームの試合といえども仙台から足を運ぶ私にとっては立派な遠征である。 バックスタンドで強烈な日差しを浴びながら、 面白みのかけらもない前半の時間が少しずつ過ぎていくところに若干の悲しさを感じたが、 ガンバが勝つならOK!! そう考えて、見守った。 たまにボールを奪ってカウンターを発動するかと思えば、 その途中で反対にボールを奪われて逆にカウンターを受ける。 ボール奪っても攻めない方がいいのでは? そんなことを考えてしまった。 攻めに行って陣形崩してカウンター食らうのならば、攻めない方がいいのでは? ツネ様がそう考えるのなら、従いましょうと考えていたところで、よくわからない失点をする。 大分の右サイドからクロスが上がり、 「東口がキャッチした?え、あ、決められた?は?」と混乱した。 大分のサポーターさんも一拍置いて喜んだほど、よくわからない失点だった。 得点者であるオナイウのハンド疑惑があったのだが、 副審は抗議するガンバの選手から逃げるように定位置へ。 主審が副審に確認し、ゴールが認められた。 それが正しい判定だったとしても、VARがなければ選手もサポーターも納得できない。
物は言いよう。 サンドウィッチマンの伊達(金髪の方)がカロリーゼロ理論を打ち立てている。 ・カステラは潰すと空気中にカロリーが放出されるから、カロリーゼロ。 ・カツカレーはカツとカレーのカロリーが喧嘩するから、カロリーゼロ。 ・甘いものは中心にカロリーが集まる。よって、中心が空洞になっているドーナツはカロリーゼロ。 これは応用できる! そう考えた。 そこで、この『勝ち点3理論』を提唱する。 勝ち点3理論 勝ち点3理論とは、勝利を逃したクラブのファン・サポーターが 独自の思考の転換により、なんと勝ち点3を手にしてしまうというものである。 全試合で勝ち点3をゲットしよう。 ・ポスト直撃のシュートは得点みたいなものだから、勝ち点3。 ・美味しいスタグル食べたから、勝ち点3。 ・試合後のゴミを拾うと勝ち点3を拾ったことになる。 ・他会場で嫌いなクラブが負けたから、勝ち点3。 ・応援の声では相手に勝っていたから、勝ち点3。 ・こちらに不利な誤審があったから、勝ち点3。 ・DAZNにアップで抜かれたから、勝ち点3。 ・サトミキ見たから、勝ち点3。 ・可愛いチアを見たから、勝ち点3。 ・勝ち点3は人の多い方にやってくる。だからホームでは必ず勝ち点3。 応援するクラブが試合で勝てなければ、サポーターは残念な気持ちになる。 もちろん、試合の内容によっては勝敗に関わらず選手に大きな拍手が送られることがある。 それでもサポーターが求めるものは勝ち点3。 勝利を逃して悔しい気持ちをツイッターにぶつけてモヤモヤするくらいならば、 自分なりの勝ち点3を手にした方が、なんだかんだ良いのではないだろうか。
ガンバサポの皆、宮本采配には満足しているの?-判定への不満はもちろんのこと-
【J1第7節】ガンバ大阪 0−1 浦和レッズ かつては『ナショナルダービー』とも呼ばれたこのカードであるが、 両者ともにリーグタイトルから遠ざかっている現状を鑑みれば、 その呼称はふさわしくない。 さらに今季の両クラブの状態を考えると、 今節はいかに低迷から脱却するきっかけを掴むのかという点に注目が集まり、 リーグを代表する試合として取り上げるには、他クラブに失礼極まりない。 さて、失点の山を築き上げているガンバの課題は立ち上がりである。 ようやく今野がスタメン復帰し、右SBにはオジェソクが入った。 立ち上がりの失点はなかったのだが、危ない場面はあった。 前半6分。 ハーフウェイライン近辺でのパス回しでオジェソクのパスがミスになり、相手に渡る。 ショートカウンターが始まり、浦和のボールは中央の柏木に入る。 オジェソクはその責任感の強さからか、中央まで猛然と追いかける。 柏木が右サイドに展開した時、オジェソクが空けたスペースをカバーしていたのは遠藤だった。 そして浦和のクロスボールはファーサイドに上がる。 遠藤は東口へパスをするようなヘディングを見せるが中途半端になり、 あわや失点という場面を作られた。 ここで失点をしていれば、全てが台無しとなるところ。 オジェソクに全ての責任があるわけではないが、試合を左右しかねないピンチだった。 倉田やアデミウソン、ファンウィジョがゴール前でチャンスを作るがイマイチ迫力は小さい。 藤春が負傷交代したのは大きいが、それよりも遠藤と今野が近い距離でパスをつなぎ、 倉田やアデミウソンを使いながら押し込んでいくスタイルは今日は見られなかったことが残念だった。 昨季の終盤のようなサッカーは戻ってこないのだろうか。 メンバーはほとんど変わっていないのだが、それもまたサッカーの難しいところなのだろうか。 失点の場面でオフサイドポジションの興梠が東口の視界を遮っていたのではないかと 文句を言いたくなる気持ちはわかる。 試合を通してジャッジに不満があったのも事実だが、今日の問題は主審ではない。 今節に限ったことではないが、選手交代の効果がほとんど出ないのは大きな問題ではないだろうか。 アクシデントで米倉が早い時間に出て、後半には高江、中村が投入された。
【J1第6節】サンフレッチェ広島 3−0 ガンバ大阪 完敗 タイムアップの笛が鳴ったのを覚えていない。 もっと言えば、広島の3得点目、川辺のゴールですらもほとんど覚えていない。 電光石火の2失点。 作れないチャンス。 ボロボロのディフェンス。 多くのことに絶望し、「今季もまたダメなのか」と試合の途中から頭を掻きむしっていたために、 後半の記憶がほとんどない。 かと言って、改めてDAZNで振り返る気は無いし、 スポーツニュースを見ることもない。 個人的にどん底に突き落とされる1戦だった。 三浦を右SBで使うメリットはない ルヴァン杯で試して以降、継続して三浦を右SBで起用していた。 それまでにオジェソクのところがなかなか安定しなかったし、 米倉に守備を期待することも難しいということもあり、 守備を安定させるという点で、納得できる部分もある采配だった。 これは応急処置的な采配である。 三浦は川崎戦で得点したもののオーバーラップの質は高いと言えないし、 スピードに自信があるわけではない。 運動量が求められるガンバのSBにシーズンを通して三浦を起用することは得策と言えない。 そして致命的な問題がある。 失点が減っていないことである。 宮本王国は壊れる 昨季の怒涛の9連勝で大きな信頼を勝ち取り、 その立ち振る舞いで多くのサポーターを虜にしてきた宮本恒靖。 今季の序盤から多くの得点を取り、多くの失点をし、 ある意味で昔の強いガンバとイメージを重ね合わせたくなる部分もあった。 しかしながらこれは、大量失点という大きな問題がいくつかのイメージにより 美化されていただけなのかもしれない。 ここ2試合で宮本監督に対する不信感が強まっている大きな原因は選手の使い方である。 交代枠を効果的に使えないし、メンバー編成にテコ入れをしない。 可哀想にも敗戦の要因の一つとなっている高をボランチで使い続けることにも疑問がある。 広島戦では前半の早いうちに矢島に変えたが、大きな効果は生まれず。 矢島がバー直撃のシュートを放ったことは明るい材料ではあるが...
J1の被シュート失点率の順位を調べてみた -第5節終了時点-
先日の『J1のシュート決定率をの順位を調べてみた -第5節終了時点-』に引き続き、 今回は被シュートにより失点した率を調べてみた。 これをどれだけの人が知りたいのかは知らない。 俺が気になっただけ!! どうせだいたい失点が多いクラブ順になるんでしょう? そう思うのが自然。 しかし、実際は違った。 それがこちら。 1位 清水。まあ、そうかもね。 2位 横浜FM。ファ? 意外や意外。 被シュート数は少ない方なのだが、それにしては失点数が少なくない。 この時点で調べた甲斐ありなのであります!!(『怒り新党』ナイツ塙風) 続いて大量失点が続くガンバ。まあ、わかる。 といった具合に。 あとは好きなようにご覧あれ。 この表作って初めて知ったけれども、広島さんはまだ1失点なのね。 すごい。
当選結果 水曜日。 J2のmini totoとtoto GOAL3が開催された。 普通であれば敬遠するのだけれども、最近当選していないだけに 「少額でもいいから!」という想いのもと、いつも通りの金額を購入。 そして、1等当選。 それがこちら。 引き分け当選狙いでこんな買い方に。 4,800円分。 穴狙いの買い方だっただけに、割と順当の結果になり、少々驚く。 意外なところは好調の琉球が千葉に敗れた点くらいだろうか。 当選金 4,800円分の購入で、 4,665円当選。 うん。トントン。 ちなみに他は。 金沢の複数得点は予想が難しかったのだろう。 totoGOAL3の当選金は高め。 今回は当選金よりも、当選の事実が切実に欲しかったため、 満足の回だった。 次はtotoの13試合を当てる。 ↓皆さんもtoto BIGやりましょう!!↓
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