バランス、というと運動っぽいイメージがあるかと思うのですが、文章にもバランスが必要になります。「人と比べるな!!」とかよく言いますが(笑)、人間って何かと「比べる」という相対評価でないと物事をよく理解できないし、理解するために「比べる」とい
あなたの「書けない」を「書きたい」へ 作文や小論文の書き方指導、国語対策や受験メンタルケアなど
オンライン文章塾のブログ。 作文指導を中心に、自己推薦文やエントリーシートなどの書き方指導、添削、受験のお悩み相談など、ありとあらゆる文章作成に対応します。 ブログでは文章の書き方や、国語のテスト対策、古典の読み方、面白解説などから、いじめの心理分析。文章を書くことによって得られる劇的な効果を書いています。 社会に出て、必須となる文章能力。あなたも一緒にみにつけませんか?
1件〜100件
6/20 寂れていく旧都・平安京 平家物語5巻42章「月見」その1
さて、高校2 or 3年生で必ず読む、有名な箇所。その冒頭は、花の都であった平安京が寂れていく様子から描かれます。桓武天皇にあやかって、福原に強引な遷都を行った清盛ですが、流石にこれは功を焦った行動でした。あれほど慎重に足固めをし、行動をし
知れば100倍面白い 丹後局のパワハラ名シーン~その言葉の裏に隠された真実~ 鎌倉殿の13人24話「変わらぬ人」解説
2022年度、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第24話「変わらぬ人」の解説です。 丹後局の大姫や北条政子に対する恐怖のパワハラシーンが話題になっておりますが、どうしても語りたくて記事を書いております。 平安末期の宮中事情から考えると、あのシーンはむしろパワハラとは真逆の意味を持ちます。政子の無知の恐ろしさも含めて、解説いたします。
6/13 桓武帝からの平安京の推移 平家物語5巻41章「都遷し」その2
都遷しの後半。神話時代の天皇から、どう都が推移していったのかを並べていきます。あまりに長いので授業ではカットしましたが、江戸時代の識字率の高さや、読み物として平家物語が普及していたことから、学校がないのにこういう本から過去の日本人は歴史を学
6/6 清盛の失策 強引な都遷しの理由 平家物語5巻41章「都遷し」その1
有名な清盛の都遷し。おそらく慎重な清盛が起こした最大の失策、と言っても良いほど強引な遷都でした。後世、なぜここまで強引に遷都を強行したのかが研究されていますが、栄華を極めた清盛が思い通りの世を造り出したかったから、という定番の考え方が最近で
5/30 平家が後の世まで非難される発端 栄達よりも重い罪 平家物語4巻39章「高倉の宮最後」その3
平家物語に限らず、古典を読んでいると陰陽師に代表される占い師が良く出てきます。ただ、これは本当に能力があったかどうかは疑わしく、怨霊の存在をとても重視していた平安の人々にとって、ある意味占いはとても相性の良い未来予測だったのでしょう。ここに
5/23 争いの後始末 平家は以仁王の血筋をどうさばいたのか 平家物語4巻39章「高倉の宮最後」その2
争いには必ず、原因があります。この原因は良く語られますし、「なぜか」という問いかけもよく研究されていますが、その結末。争いの結果、破れた人々がどうなったのかは、あまり話題に上ることはありません。因果、というものはどんな状態でもワンセットです
5/16 歴史を変えた以仁王の最後 平家物語4巻39章「高倉の宮最後」その1
さて、歴史を変えた男。以仁王の最後のシーンです。どんなドラマでも、この以仁王は令旨を出した瞬間の記録は残っているのですが、大概その最後まで書かれている歴史書は少ないです。それもそのはずで、準備不足で挙兵をし、「きっと兵が集まるはず」と思い込
5/2 歴史を変えた令旨の発案者 三位入道頼政の死 平家物語4巻38章「頼政最後」その2
さて、頼政の最後のシーンです。この、主の首を切って持ち去る、もしくは隠すシーンですが、この「戦乱で負けた将軍の首を戦利品として持ち帰る」という習わし。一体、何時から始まった風習なのか、少し気になったので調べてみました。するし、これを世紀に記
4/28 平家の川渡 常識か力業か 戦略の食い違い 平家物語4巻38章「頼政最後」
宇治川の攻防も決着が近づいてまいりました。義経の鵯越の逆落としもそうですが、思ってもみないところから急襲されると軍隊がもろいのは、大群であるがゆえに、臨機応変に動くことができない事と、意思統一が計れないから混乱してしまうのでしょうね。超えら
4/18平家物語4巻38章「頼政最後」 宇治橋の攻防 僧兵の勇ましい戦い 平家物語4巻37章「橋合戦」その2
さて、橋合戦の続きです。平家方は清盛の四男、知盛。この知盛。宗盛の同母弟です。本文は三男と書かれていますが、おそらくこの時重盛が亡くなっているので、三男に繰り上がって書いているか、間違いか、もしくは重盛の弟、次男の基盛がはやくに亡くなってい
4/11 宇治橋の攻防 以仁王が愛した蝉折 平家物語4巻37章「橋合戦」その1
軍記物の平家物語らしい合戦のシーン。なのですが……この合戦のシーン前のお約束でもあり、大概滅びていく方が誰かに何かを残すシーンが平家物語では有名です。人が自分の命が最期になるかもしれない瞬間に、誰に、何を残すのか。その人となりが、何故かにじ
テスト対策 古典クイズ 宇治拾遺物語 「田舎の児子、桜の散るを見て泣くこと」
2022年度新課程教科書「言語文化」に掲載されている宇治拾遺物語「田舎の児、桜の散るを見て泣くこと」から、テスト対策の古単語クイズ問題です。中間テスト前などの確認用にお使いください。
4/4 会議が伸びすぎて討ち入りできず? お粗末な放棄のその後 平家物語4巻36章「三井寺大衆揃ひ」
さて、平家に反撃の狼煙を上げた仏教勢力。延暦寺が参加しなかったのは、平家からの賂が効果があったのか、それとも清盛と仲の良かった天台座主明雲の影響があったのか。この明雲和尚(かしょう)は、清盛の落髪を担当したお坊さんでもあります。この明雲さん
3/28 山門と寺門。そして南都勢力の三つ巴 平家物語4巻35章「牒状」その3
記念すべき100回目が3月末のちょうど年度末なのが、区切りが良いなぁと思います。こういう偶然は嬉しいものですね。そして……興福寺のお手紙の内容ですが、中々に酷いことが書かれています。「こんな大ごとになるなんてっ!!」と、大河ドラマで牧の方が
3/21 山門と寺門。そして南都勢力の三つ巴 平家物語4巻35章「牒状」その2
さて、牒状の二つ目です。寺門の園城寺。時代的に、山門の延暦寺と南都六宗の代表であった興福寺と、色々と揉めていた(揉めていない時期などほとんどないですが)時期でもあるのですが、(天台宗の色々を調べていたら、仏教界のドロドロが見えてきて、個人的
3/14 山門と寺門。そして南都勢力の三つ巴 平家物語4巻35章「牒状」その1
今回の「牒状」ですが、文学的や古典的意味合いとしては、元が漢文なので堅苦しく、読みづらいものである部分なので、多くの詠み本では省略。または、外されていることが多い部分にもなります。けれど、朝廷と武家、その対立の中にもう一つ、無視できない勢力
章のタイトルの、「競」でもある、渡辺競さんが登場いたしますが、この馬のやり取りのゴタゴタよりも、むしろ印象に残るのは、重盛と宗盛兄弟の対比です。超真面目。超優秀で人情家。悪く言えば頑固ですが、一家の棟梁である清盛ですら一目置き、漢文や故事の
さて……平家の武将としてそれなりに安泰な生活をしていた源頼政さんなのですが、何故こんな謀反を起こしたのか……その理由は歴史的にははっきりとは解っていないのですが、唯一これが原因なのでは? と言われているエピソードがここになります。とってもく
2/28 無名の武士の奮闘 平家物語4巻33章「信連合戦」その2
信連さんの奮闘が続く、平家物語らしい戦闘シーンです。「ひっつめ」「おっつめ」「ひょうど」とか、擬音満載の文章で、院が踏まれていたり、対句になっている部分が特徴的だったり、音読がとても楽しい部分でもあります。一対多数、という少年漫画的シーンで
2/21 無名の武士の奮闘 平家物語4巻33章「信連合戦」その1
以仁王の令旨により、一気に混乱に陥る京。そして、伊豆や東北の武士たち。敵味方が入り乱れ、裏切りや寝返りが横行していた中、以仁王は館から逃げ出そうとします。その逃避行を手伝った、元北面の武士の長兵衛信連がこの章の主人公。伊豆で大いなる小競り合
2/14 女の嫉妬で阻まれた以仁王の栄達 平家物語4巻32章「高倉の宮謀反」その3
さて、高倉の宮(以仁王)の謀反の最後の部分でございます。今回の熊野別当湛増さんですが、一説によると武蔵坊弁慶のお父さんなのでは?? と思われている社僧(神社に所属しながら、僧侶の姿をして仏事を行う僧侶の事 神仏習合思想の許に、生まれた役職)
2/7 女の嫉妬で阻まれた以仁王の栄達 平家物語4巻32章「高倉の宮謀反」その2
高倉の宮の謀反の続きです。ふと、以前疑問に思ったことなのですが、高倉帝とこの高倉の宮。ほぼ同時期に存在している天皇家の二人ですが、こんなに名前が似ているのは何故なんだろうと疑問に思ってしまいます。そして、この以仁王の令旨にはいろいろな説が歴
1/31 女の嫉妬で阻まれた以仁王の栄達 平家物語4巻32章「高倉の宮謀反」その1
高倉の宮。もとい、以仁王の謀反の詳細の部分ですが、以仁王の元服を少し調べてみました。高倉帝の生母、建春門院滋子は、本名平滋子。清盛の妻で、宗盛の生母である平時子の異母妹になり、平家一門の女性になります。(重盛と宗盛はお母さんが別 重盛の母は
受験対策授業、推薦前の授業はラストです。受験の内容、きちんといつも通り、正確に読めていたね。いつも通りを本番で出せることは、とても素晴らしいことです。もし、良かったら、中学受験の時の受験と、高校受験の今と比べて、どんな感覚がありますか?同じ
1/24 滅びへの階段 登り切った先は下り坂 平家物語4巻31章「厳島御幸」その1後半
さて、大河ドラマにあっさりと追い抜かれてしまいましたが……(笑)幽閉時期の治承4年のお正月。高倉上皇の行幸先に厳島神社を選んだことで、色々な小競り合いが起こります。伊豆は伊豆でもめていますが、京も京でもめていたという……しかし、伊豆からは、
ラストの受験指導です。もし、本番までに見てほしい文章や添削、質問があればコメント欄に書き込んでください。本番までは・いつもと違うことをしない事。・毎日のルーティンを守り、いつも通り受けてくること。・書くべき答えが思いつかなかったら、自分の身
1/17 滅びへの階段 登り切った先は下り坂 平家物語4巻31章「厳島御幸」その1
ページの更新が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。さて、大河ドラマの放送とちょうど時期が一緒な部分になりますが、あちらは伊豆でドタバタしているとき。京の都でも清盛が滅びへの階段を上りつつありました。後白河法皇を幽閉し、高倉帝に天皇
受験対策授業です。過去問から、反対する意見を書く時には、必ず代案を出さなければならないことから、変化の悪い部分を考えます。つまり、変わらないことに価値があるもの。価値が動かないものです。工業なら伝統工芸品。芸術なら、歌舞伎や能に代表される古
受験問題の対策授業。過去問から考えられる傾向は、教科書に載っている知識より、実用的な現実の問題をどうとらえているか。その解決策をどれだけ考えられるか、ということです。令和2年度の問題。耐久消費財への考え方や、人が物を手放すとき。今回は乗用車
12/27 賽は投げられた 超えてはならない一線 平家物語3巻30章 その5「関白流罪」
2021年最後の授業は、平家物語3巻の最後の部分になります。治承三年の政変と呼ばれるこの事件。このまま後白河がなくなるのを待ち、高倉帝から安徳天皇に譲位をして、外戚として政権を牛耳るつもりだった清盛。ですが、ここで潰したはずの不安の芽が、1
本日の課題は、面接対策です。 自己PRをどう作るか。まず、自分の特徴を三つに絞る。過去、現在、未来、で流れを作る。何か困難な部分や、失敗のエピソードを体験し、どう感じ、どうなりたいと思って、今、何を頑張り、将来何をしたいのか。それをつなげ
12/20 賽は投げられた 超えてはならない一線 平家物語3-30 その4「関白流罪」
さて、幽閉されてしまった後白河法皇のその後でございます。平家物語を初めて読んだ時に意外だったのはこのシーンで、「煮ても焼いても食えない後白河が、観念して処刑の湯あみしたの??」と率直に思ったのをここを読むと思い出してしまいます(笑)(読んだ
令和三年度の入試対策授業ページです。2⃣の問3の問題を、コメントに書き込んでください。あと、可能ならかかった時間も、計っておきましょう。
12/13 賽は投げられた 超えてはならない一線 平家物語3巻30章 その3「関白流罪」
とうとう平家、というより清盛に逆らった人々がどんどん排斥されていくようになっていきます。こう考えると、重盛は本当にストッパーだったんだなぁと思わずにはいられませんし、平家物語のもう一人の主人公。源頼朝がやっっっと名前だけ出てきますが、幾ら清
因果関係で読解問題を解く。今回は文学的文章、二つ目。テストでよくある形ですが、カギかっこのセリフの部分での気持ちを問われる問題です。ここでポイントなのが、まず、セリフの意味です。今回の場合は、だめだしです。まず、誰が誰にどのようなことで、だ
12/7 賽は投げられた 超えてはならない一線 平家物語3巻30章 その2「関白流罪」
諸行無常の物語、滅びの文学と言われる平家物語ですが、その評価の一端がここにあります。成功していく者を中心として描くのではなく、鬼界島に送られた三人のエピソードもそうなのですが、人がどのように堕ちていったのか。どのように敗北していったのかを、
因果関係で読解問題を解く。今度は、文学的文章です。解説文、評論文と違って文学的文章は目に見えないもの。理屈で説明がつかないもの。つまり目に見えない感情がキーポイントになります。ただ、この感情も読み取るにはある程度のパターンというものがありま
11/29 賽は投げられた 超えてはならない一線 平家物語3巻30章 その1「関白流罪」
ドタバタとしてしまい、ページを上げるのが遅くなってしまいました。すみません。ということで、ここまでは表面上何も起こっていないのですが、ここからは怒涛です。歴史の教科書で読む清盛の政権強奪のような暴走がここから始まるのですが、平家物語をここま
「筆者の意見を参考にして、要旨をまとめなさい」「何故、~~~であるか、その理由を本文の意図を踏まえて、記述しなさい」という、良くある国語の試験問題。どうやって解くか、というと、因果関係の接続詞を追いかけることで、読み解くことができます。だか
因果関係は説明的な文章のみに活用されていそうな感覚があると思いますが、意外にも文学的作品にも使えます。それは、「心情」「気持ち」で、行動の因果関係をつなぎ合わせることです。小説は誰が何を感じているか、考えているか、思っているかが、明確に書い
11/22 清盛の暴走 嵐の前の静けさ 平家物語3巻29章 その3「法印問答」後半
さて、法印問答の後半でございます。清盛の言い分に「ごもっとも!!」と思いつつも、朝廷からの使いであるがゆえに、軽々しく同意することは出来ない法印さんがちょっと哀れになります。が……その苦しい中でひねり出した言い分が、「天の意は、我々人間には
文章を書くためには、知識が必要です。けれども、その「知識」を文章に落とし込むためには、どうしてもこの「因果関係」というものをつなげる必要性があります。「なぜ」そうなるのか。「どうして」そうなったのか。それらが繋がっていない文章は、欠点が多く
11/8 清盛の暴走 嵐の前の静けさ 平家物語3-29 その3「法印問答」前半
授業ページのアップロードが遅くなりました。すみません。法印問答の続きの部分となります。別名、清盛の怒りの詳細(笑)けれど、彼の本音は、訴えの最後の部分に集約されているのかもしれません。「このほかうらみなげき、毛挙にいとまあきあらず。」細かい
さて、因果関係の短作文。その2。今回は、形だけ指定の、自由作文です。大体この世の中の「目に見えていること」は、「結果」です。ならば、全てそうなった「原因」があるはずです。なので、その原因を探して書けばいい。・なぜそうなったのか。・どうして、
11/1 清盛の暴走 嵐の前の静けさ 平家物語3巻29章 「法印問答」その2
清盛のブチ切れ問答(口が滑りました(笑))部分です。これ、法印との問答部分のはずなんですが、題名を信じるなら、法印が主役のはずですが……どう考えても、主役は清盛です(笑)「この際、言いたいこと全部言わせてもらうけどさ……」という、しずか~に
お待ちかねの、課題短作文です。(待っていないかもしれないけれど(笑))合理的、論理的文章というと、全く感情を排したものという印象を受けがちですが、実際はそんなことはなく、合理性のある行動というのものの裏には、当然のように感情が付随します。無
10/25 清盛の暴走~嵐の前の静けさ~平家物語3巻29章「法印問答」その1
平家のストッパーであり、朝廷側との潤滑油であった重盛が亡くなってから、清盛は福原に隠遁してしまいます。つまりは、何も動きませんでした。けれど、世の人々は「反逆をするのではないか」「止めていた重盛が居なくなったのだから、京に攻め込み、戦乱が起
本日の課題は、因果関係の接続詞のバリエーションを増やすことです。「だから」「なぜなら」は、とても使い勝手が良い接続詞なのですが、それだけに頼ってしまうとワンパターンになってしまうし、違う表現を使った文章を読み解けなくなってしまいます。なので
10/18 終わりの始まり 平家物語3巻27章 その3「医師問答」
とうとう重盛の最後のシーンがやってまいりました。色々と考えることはある重盛ですが、その最期はあっけないほどに一瞬です。平家物語の特徴ともいえる、人の死の儚さをあっさりと描く風潮は、この重盛の死に色濃く出ています。平安朝の物語の特徴ともいえる
因果関係の基本、その2「だから」「なぜなら」の関係性を身につけた後は、今度は『省略』です。日本語は、携帯電話が携帯、スマートフォンがスマホ、インターネットがネット、のように、略語表現が豊富です。単純な固有名詞だけでなく、それは接続詞にも適用
数研出版 国語総合に掲載されている鈴木孝夫さんの「ものとことば」のテスト対策問題、解答編です。記述解答ばかりなので、覚え込むより、解答を読んだ後に自身の力で書けるかどうか、確認してみてください。
数研出版の国語総合に掲載されている鈴木孝夫さんの「ものとことば」から、定期テスト予想問題とヒントを掲載します。テスト対策に使用してください。
10/11 終わりの始まり 平家物語3巻27章その2 「医師問答」
さて、重盛さんの最後の長口上となります。主旨は、 醍醐天皇の行った延喜の治(天皇親政)の政治体制の中で、外国人と会うのは禁忌とされていた。(※遣唐使は廃止され、それを進言した菅原道真も左遷。怨霊として怖がられていたので、外国人だけでなく、
今までの総仕上げの部分です。文章は、以下の三つの関係性で成り立っています。 同等関係(具体⇄抽象関係) 対比関係(物事を比べる関係) 因果関係(原因⇄結果の関係)です。この三つの文章の書き方が、絡み合って物事を説明する文章(論文)は出
10/4 終わりの始まり 平家物語3-27その1後半 「医師問答」
さて……熊野参詣の中で自分の命をとってもいいので、平家の繁栄を!!と願った重盛さんの運命に暗雲が立ち込め始めます。平家物語の中では、あくまでも重盛が平家の繁栄のために自己犠牲をしたという美談になっておりますが、史実では、後白河法皇と父・重盛
はい、後半です!(笑)パラドックスの解釈ヒントなし!で一気にレベルが上がりますが、ちょっくらヒント。・「安全」は「危険」➡安全な場所の例示を考える。芝生だらけの公園とか、バリアフリーが完備の通路とか。そこで「危険」になる事って、どんな場合だ
9/27 終わりの始まり 平家物語3巻27章 「医師問答」その1
平家の栄華の絶頂を安徳天皇の誕生とするのならば、終わりの始まりは、この27章からでしょう。清盛と後白河法皇の間を取り持ち、朝廷側と平家一門の潤滑油となっていた重盛が病に倒れます。一説には、胃潰瘍だったとも言われている重盛ですが、常にストレス
パラドックス、逆説を解釈する その2です。逆転的なものをつなげて、一瞬意味が通らないような文ではあるけれども、深く考えていくとひとつの真理、考え方に繋がることが多い、という考察を訓練する演習です。これをマスターするには、一つの言葉に対して、
さて、悲劇の天皇が産まれます。藤原家が摂関政治を行う為に、幼い天皇の摂政・関白となって、明確に外戚となった最初の人は、たった8歳で天皇位についた清和天皇の関白となった、藤原良房です。平安初期の人で、在原業平と藤原高子の恋仲を引き裂いて、執念
9/13 徳子の懐妊と恩赦 平家物語3巻22章 「大赦」その3
有名な俊寛僧都の「足摺」の場面です。この「足摺」の場面の後、一人残された俊寛のもとに、弟子の「有王」という少年が訪ねてきて、京に残した幼い娘のことを知り、「あの子が一人で都で過ごすことなどできようか。あの世で会うしかないのか……」と泣いて、
ページを作るのが遅くなってしまってすみませんでした。さて、パラドックス。逆説、とも日本語では言いますが、一見矛盾しているようで、けれどもきちんと考えると、真実が見えてくる言葉、とも言います。無茶苦茶かもしれませんが、矛盾していることでも、そ
加藤周一さん著「文学の仕事」の解説まとめと、テスト対策用の要点まとめをします。 テスト前にさくっと確認したい方は、ここからどうぞ。
「大赦」その2となります。何か都合が悪いことが起こると、神頼み、仏頼みになるのは今の世も変わらないものですが、男子誕生となるために、「大赦」を行おう、という世の雰囲気になっていきます。流石の清盛もこれには賛成しましたが、「俊寛だけはダメ!」
文学の仕事 解説その5 自分の目の前の他者を 抱きすくめることの意味
文学の仕事 解説その5 今回は15段落から17段落までの解説です。 人が自分の命をなげうってまで証明したいことは何なのか。そして、文学の本当の力とは、何なのか。解説していきます。
文学の仕事 解説その4 全体に働きかけるための「一人の証人」の存在意義とは
加藤周一さん著 「文学の仕事」 解説その4 今回は、「巨匠」という木下順二さんの舞台の物語の中に登場する、ある老人の理解不明な行動から、アイデンティティの確立と人間の社会性を解説します。
本日の課題は、対比の「くらべる力」を実際の読解問題で使用したら、どうなるのか。まず、文章全体の対比関係を見抜くために必要なのは、対比の接続詞を見抜くこと。「一方では」「また」「逆に」「むしろ」etc....今まで沢山やってきた内容の総復習で
文学の仕事 解説その3 一人の少年の運命が全体の運命に繋がる意味
文学はなぜ人間に必要なのか。筆者はそれを人生の目標を定義するためだと述べます。その例示として、全体を助ける物語ではなく、たった一人を助ける物語を例示にあげます。その意味とは、何なのか。解説していきます。
8/31 徳子の懐妊と恩赦 平家物語第3巻22章「大赦」その1
さて、ここから三巻に入っていきます。鹿ケ谷の陰謀が終わり、一通りの罪人の処理が終わった後に、年が明け、建礼門院徳子の懐妊が判明しました。禍福は糾える縄のごとし、とはよく言ったもので、悪いことの後には良いことが起こり、良いことが起こったら、そ
物事の共通項と相違点の違いを作文で書く練習その3だんだんお題が難しくなります。このお題は、目の前にあるもの。つまり、手で触れるものや動かせる物、物体の対比だと、書くのが楽です。けれど、今日のお題のように、手で触れられないけれど、確かに存在す
8/24 父子の道違え 平家物語2巻16章 「大教訓」その4
「大教訓」も最後の部分になってきました。獅子ヶ谷の陰謀もここで人段落。けれども、この平家一門に入った亀裂は、後に大きな傷となって表面化します。もちろん、その亀裂の皹がなくならないように、むしろ大きくなるようにちくちく影響を与える存在があって
さて、そろそろ本格的な作文の書き方となってきました。物事の比較を文章で書くのならば、書く前の分析や内容の精査が必要になってきます。書く前に、「何を書くのか」「書きたいことの共通点と相違点は何なのか」「それが適格に現れている具体例は何なのか」
レベルアップ課題のミニ小論文。前回は、ある定義に反論をするやり方。会話でも、相手を説得するときに使える論理誘導のやり方ですが、今回は反論ではなく、二者の比較です。物事を比較するには、まず、抽象化=共通項を見つけること。そのあと、具体化=細か
「院を捕縛するのならば、父上と相戦うことになるでしょう」と清盛を脅した重盛君。長々と続いた教訓も、ここで物別れとなります。この重盛の口上は、この部分を書いた平家物語の作者の、並々ならぬ重盛に対する愛情がにじみ出ていますが、物語を構成する意味
さて、本格的な対比を使った小論文の書き方を今回学びます。一般論を挙げておく。(みんなが真実だと思っていること)⇓一旦、それも一理あると認めて、そう考える根拠を提示。⇓それに対して、反論を述べたのち、その理由を説明。⇓一般論を否定(本来、こち
8/2 父子の道違え 平家物語2巻16章 「大教訓」 その2
完全武装した平家一門の中に、衣冠束帯姿で現れた嫡男重盛。あくまでも朝廷側であることを姿で示したところは、強かだなぁと思う部分もあったのですが……その後の説得の内容が微妙です。もちろん、この時に重盛が衣冠束帯姿で父・清盛のところに駆けつけたこ
さて、「小教訓」をへて、「大教訓」と話は移っていきます。父・清盛と息子・重盛の道がだんだんと違えていく様子が、ここから謙虚になっていきます。そして、平家の中でも、後白河法皇を監禁しようとする清盛に着くのか。それとも、穏便に事を治め、天皇家に
今回のミニ小論文は、実際の評論文で使われている形のものです。この書き方は色んな場所で探せます。テストで出てくる評論文や、教科書の評論文もほぼこの形で書かれているものが殆どです。対比の形をまず考え、それを結論に導きやすい形に配置をする。文章は
【2021年度 読書感想文講座のおしらせ】(わでか 文LABO コラボ企画)今年も読書感想文の時期がやってまいりました!!どうやって書けばいいのかわからない。書き出し方が解らない。どうやっても文章が続かない。そんな辛い読書感想文のやり方を、
7/19 清盛、重盛に説教されるの巻 平家物語2巻14章その2 「小教訓」
小教訓のその2です。ここで面白いのが、清盛の心情を全く書いてないことです。反論もなく、自分の息子の重盛との言い合いの様子もありません。ただ、事実としてあるのは、成親が処刑されずに解放されたということです。その事実から類推するに、重盛の説得が
さて、今回から単語や短文ではなく、固まりで文章を書いてもらう段階にレベルアップです。作文にも、大学受験にも使えるテクニックです。そして、受験に出てくる文章の内容は、ほぼこの形で書かれています。なので、自分が書けるようになっていくと、人の文章
7/14 清盛、重盛に説教されるの巻 平家物語2巻14章その1 「小教訓」
さて、陰謀と呼んでいいのかどうかも分からない「鹿ヶ谷の陰謀」ただ、この事件はそれまであまり問題のなかったはずの父子の間に亀裂を生む事件となりました。忠盛と清盛の仲はそこまで問題はなかったのですが、清盛と重盛は此処から違う道を進むことになって
今までの対比パターンの文章の総まとめです。穴埋めではなく、全部自分で書くタイプの短作文。レベルが一気に上がりました(笑)ポイントは、1.対義語を意識して、文章の一部分に配置してしまう。か2.対比の片方の文を、単純に書いてしまってから、反対を
7/6 裏切りによる陰謀の発覚と清盛の報復 平家物語2巻13句「多田の蔵人返り忠」その4
さて、西光さんの処罰があっさりと終わった後で、とうとう成親さんの取り調べに話は移っていきます。授業でも触れましたが、この西光さん。俗名は、藤原師光(もろみつ)。藤原北家の一門に養子に入っているので、かなりのやり手であり、元々は徳島県にある忌
今日の対比の授業は、一つの物事のプラスの面とマイナスの面を比べる対比です。物事に、完璧な存在などありえません。良いことがあれば、逆に悪いことも発生する。長所だけの人なんていませんよね。長所があれば、短所もある。教科で言うのならば、私は国語が
6/28 裏切りによる陰謀の発覚と清盛の報復 平家物語2巻13句「多田の蔵人返り忠」その3
多田行綱の裏切りによる陰謀の発覚後。清盛は一斉に粛清を開始します。もちろん、いわれのない火の粉を振り払う正当防衛的な動きなので、当たり前と言えば当たり前なのですが、向こうは実際に動いていない状態なので、この貴族たちに対する(特に成親さんに対
バランス、というと運動っぽいイメージがあるかと思うのですが、文章にもバランスが必要になります。「人と比べるな!!」とかよく言いますが(笑)、人間って何かと「比べる」という相対評価でないと物事をよく理解できないし、理解するために「比べる」とい
6/21 裏切りによる陰謀の発覚と清盛の報復 平家物語2巻13句「多田の蔵人返り忠」その2
さて、多田行綱さんの密告に寄り、陰謀が清盛に明らかになりました。ここの部分でとても重要なのは、清盛の行動が早いこと+後白河院の反応をきちんと確かめたことです。この時、おそらくなんですが、「返事があった場合」と「返事がなかった場合」の両方のこ
6/18 平家物語2巻13句「多田の蔵人返り忠」その1 裏切りによる陰謀の発覚と清盛の報復
さて、一巻が読み終わり、二巻に突入です。この冗談のような学生の悪ふざけのような鹿ヶ谷の陰謀。恐ろしいのは、朝廷側がこれで本当にうまくいくとおもっていたことなんです。一体、平治保元の乱の失敗は、何だったのでしょう。彼らにとって失敗からの反省、
約三か月間、言いかえの基礎をよく頑張ってくれました!!最初のころと比べると、抽象ー具体の関係性も解ってきたし、段々と言いかえも浮かぶようになってきましたね。で、次のステップは、「対比」です。具体例を二つ上げ、それがどのようなものであるのかを
抽象ってなに?と言われると、「まとめること」という答が出てくると思いますが、抽象語にはもう一つ使い方があります。それは、「イメージを広げること」です。漢字は、「抽象語」です。具体的なものを指し示す漢字ももちろんありますが、語源を調べると本当
6/8 空位の大将職を巡っての攻防 平家物語1-8-4 「成親大将謀反」
成親さんの謀反の話も佳境に入ってまいりました。ラストは、「この人はこんな背景を持っている人だよ」という、人物紹介図鑑のようになっていますが、こういう古文に残ることは、その人の思考や志ではなく、とことん「行動」や「言動」なのだなと思ってしまい
言いかえるも、ここまでくると最早飽きてくると思いますが、まだまだ続きます(笑)というよりも、文章ってこの「言いかえる」をただひたすらやっているだけなんです。すごく単純化すると。「意見を言いましょう」というのも、自分の考えを人にわかりやすいよ
5/31 空位の大将職を巡っての攻防 平家物語1-8-3 「成親大将謀反」
成親さんの陰謀も大詰めとなってまいりました。お話は、個別の人物紹介へと移ります。謀反に加担した周囲の人たちがどんな経歴で、どのような身分の人々だったのかを列挙してくるのですが、お約束のごとく皆さま酷い(笑)まともな人はいないのかと思ってしま
テストでよく聞かれる、「説明しなさい」とか「同じ内容が書かれている部分を探しなさい」という定番の問題。これにはコツがありまして、無作為に探しても時間がかかるだけでどうしようもないので、計画的にさがします。宝物を探すためには、宝の地図が必要で
5/24 空位の大将職を巡っての攻防 平家物語1-8-2 「成親大将謀反」
日本史の教科書にも出てくる、「鹿ヶ谷の陰謀」ちょっとここで、山川出版の「詳説 日本史B」の記述を振り返ってみましょう。とくに後白河法皇の近臣と(平氏と)の対立の深まりとともに、1177(治承元)年には藤原成親や僧の俊寛らが、京都郊外の鹿ヶ谷
文章は、段落ごと、全体ごとに「抽象」-「具体」-「抽象」というサンドイッチ型で書かれていることがほぼ9割以上です。(説明文)内容が難しくなるだけで、構造や結論が書いてある場所はほぼ一緒なんですね。なので、「具体」から、抽象がどのようなことを
そろそろお話が物騒な状態になってきました。平家がいきなり権力を持ち、一気に増長していったかというと、そうではなく、実績を積み、根回しをし、財力を蓄えて一族を繁栄させ、荘園経営ではなく貿易という新しい分野で頭角を現してきた平家。武力だけでなく
今回の課題は、またしても「具体・抽象」です(笑)今までは、文章単体での言いかえをずっとしてきましたけど、今度は塊の中での文章の「具体・抽象」です。文章は、一つの塊となっている部分が段落となっていますが、この段落の中で何かを言う時に、最初に抽
5/10 平家悪行の始まりの物語 一巻7章 『殿下乗合』その3
殿下乗合の、最後の場面です。この話の流れからも、平家の中でも権力争いが頻繁に行われていることが如実に浮き上がってきます。ここでポイントになるのが、日本三忠臣(他の2人は、楠木正成と万里小路藤房)の一人とも言われている、長男の平重盛の存在です
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バランス、というと運動っぽいイメージがあるかと思うのですが、文章にもバランスが必要になります。「人と比べるな!!」とかよく言いますが(笑)、人間って何かと「比べる」という相対評価でないと物事をよく理解できないし、理解するために「比べる」とい
さて、多田行綱さんの密告に寄り、陰謀が清盛に明らかになりました。ここの部分でとても重要なのは、清盛の行動が早いこと+後白河院の反応をきちんと確かめたことです。この時、おそらくなんですが、「返事があった場合」と「返事がなかった場合」の両方のこ
さて、一巻が読み終わり、二巻に突入です。この冗談のような学生の悪ふざけのような鹿ヶ谷の陰謀。恐ろしいのは、朝廷側がこれで本当にうまくいくとおもっていたことなんです。一体、平治保元の乱の失敗は、何だったのでしょう。彼らにとって失敗からの反省、
約三か月間、言いかえの基礎をよく頑張ってくれました!!最初のころと比べると、抽象ー具体の関係性も解ってきたし、段々と言いかえも浮かぶようになってきましたね。で、次のステップは、「対比」です。具体例を二つ上げ、それがどのようなものであるのかを
抽象ってなに?と言われると、「まとめること」という答が出てくると思いますが、抽象語にはもう一つ使い方があります。それは、「イメージを広げること」です。漢字は、「抽象語」です。具体的なものを指し示す漢字ももちろんありますが、語源を調べると本当
成親さんの謀反の話も佳境に入ってまいりました。ラストは、「この人はこんな背景を持っている人だよ」という、人物紹介図鑑のようになっていますが、こういう古文に残ることは、その人の思考や志ではなく、とことん「行動」や「言動」なのだなと思ってしまい
言いかえるも、ここまでくると最早飽きてくると思いますが、まだまだ続きます(笑)というよりも、文章ってこの「言いかえる」をただひたすらやっているだけなんです。すごく単純化すると。「意見を言いましょう」というのも、自分の考えを人にわかりやすいよ
成親さんの陰謀も大詰めとなってまいりました。お話は、個別の人物紹介へと移ります。謀反に加担した周囲の人たちがどんな経歴で、どのような身分の人々だったのかを列挙してくるのですが、お約束のごとく皆さま酷い(笑)まともな人はいないのかと思ってしま
テストでよく聞かれる、「説明しなさい」とか「同じ内容が書かれている部分を探しなさい」という定番の問題。これにはコツがありまして、無作為に探しても時間がかかるだけでどうしようもないので、計画的にさがします。宝物を探すためには、宝の地図が必要で
日本史の教科書にも出てくる、「鹿ヶ谷の陰謀」ちょっとここで、山川出版の「詳説 日本史B」の記述を振り返ってみましょう。とくに後白河法皇の近臣と(平氏と)の対立の深まりとともに、1177(治承元)年には藤原成親や僧の俊寛らが、京都郊外の鹿ヶ谷
文章は、段落ごと、全体ごとに「抽象」-「具体」-「抽象」というサンドイッチ型で書かれていることがほぼ9割以上です。(説明文)内容が難しくなるだけで、構造や結論が書いてある場所はほぼ一緒なんですね。なので、「具体」から、抽象がどのようなことを
そろそろお話が物騒な状態になってきました。平家がいきなり権力を持ち、一気に増長していったかというと、そうではなく、実績を積み、根回しをし、財力を蓄えて一族を繁栄させ、荘園経営ではなく貿易という新しい分野で頭角を現してきた平家。武力だけでなく
今回の課題は、またしても「具体・抽象」です(笑)今までは、文章単体での言いかえをずっとしてきましたけど、今度は塊の中での文章の「具体・抽象」です。文章は、一つの塊となっている部分が段落となっていますが、この段落の中で何かを言う時に、最初に抽
殿下乗合の、最後の場面です。この話の流れからも、平家の中でも権力争いが頻繁に行われていることが如実に浮き上がってきます。ここでポイントになるのが、日本三忠臣(他の2人は、楠木正成と万里小路藤房)の一人とも言われている、長男の平重盛の存在です
今日の課題は、「言いかえる」の最終版。色々やってきましたが、この「入れ替える」という作業も、具体と抽象の作業と同じです。国語の問題で、「説明をしなさい」という質問が来たら、まず 線部が具体か抽象の部分か、見極める。 具体(または、抽象)
軍記物らしい展開の始まりです。平安期には決してなかった荒々しい描写なので、平安期の文章に慣れ切った人々からは、平家物語は熱狂的に支持された部分は、この解りやすい展開と、「平家=悪」「源氏=善」という単純構造で描かれている点にあります。平安期
本日は、先週の課題作文の添削授業でした。内容はとても素晴らしいです。まとめも良く書けているし、基本的な構成はよくできるようになってきたのではないのかなと思います。ただ、添削されると自信を無くすこともあるかと思うのですが、全く失う必要はないで
平家物語の始まりが終わり、不穏な空気が漂い始める、宮中での争乱の序章の部分となります。最初は、争乱の素地から。後白河が上皇位になり、紫宸殿から仙洞御所(院政時代の上皇のお住まいの総称。後白河院は、三条殿を院政の拠点としていましたが、その後法
本日は作文課題の説明でした。お題の課題に対して、自分なりの大切にしたい言葉を思いつけたのは、とても良いです。それを探すところから始める方が多いので、気が付けた、思いついた、のはそれだけ文章能力が高くなっている証拠です。今日の授業で沢山ヒント
「平家にあらずんば、人にあらず」有名過ぎるほどに有名な、このセリフ。しかし、「歴史上の評価はあくまで後世の人々の評価であり、大衆は真実よりも、より歴史『らしい』記述やエピソードを好み、それを真実だと思い込む」という、歴史を勉強するときのお決
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