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  • 宮脇綾子の芸術展 @東京ステーションギャラリー

    NHK日美で紹介された展覧会で、すごい行列ができていました。手芸好きの女性が多いのでしょう。私は不器用なのですが、芸術とまで言われるアップリケを見てみたいと出かけました。やはり素晴らしいです!野菜・魚・鳥などのモチーフが多かったです。実際によく観察してスケッチをしてからデザインを決めて制作されるそうです。どれだけ布があったのかと驚くほど生地の色、模様を切り取ってアップリケにしてあるのですが、その縫い方の細かい事驚きの連続です。例えば、ヒョロヒョロのゼンマイや、ひなげしの茎等も細ーく切った布を細かく細かく縫い付けてあるのです。布も木綿、麻、フエルト、タオル、ネル、レース、藍染め、紐等いろいろ、古そうな柄のものもあり、旧家から頂いたりしたようです。子育てなされつつ、40歳から始めたアップリケ。野菜はチラシのあ...宮脇綾子の芸術展@東京ステーションギャラリー

  • 筆の活用

    稽古が終わった次の日に灰を整えます。網で灰を篩った後、火箸で隅をかき揚げあらかた灰を整えます。そして使い古した太筆で五徳の上の灰を掃き、灰の表面を整えます。筆で整えるときれいに仕上がります。また茶入れの蓋裏の金箔は使い古しの小筆で、付いてしまった抹茶をはらいます。使い古しの筆は柔らかいので、灰を整えたり、抹茶をはらったりにはよい道具です。筆の活用

  • ペリカン万年筆

    主人の愛用していた万年筆で今私は日記を書いています。主人はペリカンのロイヤルブルーのインクを入れて、この万年筆で原稿・手紙・日記を書いていました。日記は5年日記で2005年から書いていました。同じ5年日記を私も主人の後を引き継いで、このペンで書いています。ボールペンに比べると太い字になりちょっと書きずらいのですが・・・5年日記なので毎日5行書けばよいのです。「去年の今頃はどんなことあったかしら?」「今の私の年に主人はどんなふうだったかしら?」など時々読み返したりしています。学生時代にはノートにいろいろ乙女チックな感情移入の日記を書いていましたが、今はさっぱりその日の出来事だけで、感情的なことは皆無です。日記は一日一日を過ごしてきた証しのようなもの、これからも書きます。ペリカン万年筆

  • 写経 @薬師寺東京分院

    今日は主人の祥月命日です。娘と写経をしてきました。私はもう8回目ですが娘は初めてです。初めての方には写経の説明が行われます。写経のマナーや墨の摺り方、書き方など娘と共に学びました。写経のお経は『般若心経」ちょっとの水で墨を摺り、筆も新しいのが用意されていて筆先を少しほぐして、書き始めます。下地にお手本があるのでその上をなぞって書きます。『般若心経』を書く薄い和紙は千年も持つという特別な物。説明の時間もあったので書き上がって薬師如来様にお供えし写経室から出るとなんと2時間弱もかかっていました。筆で書くのが何十年ぶりという娘も何とか書き上げ新しい経験が出来てよかったと言っていました。写経をすることで主人の供養が出来ました。写経@薬師寺東京分院

  • 大覚寺展 @東博

    一昨日上野で「大覚寺展」を見てきました。平安後期、嵯峨天皇の離宮として建てられたのが、のちに弘法大師空海を宗祖とする寺院となり大覚寺になったものです。まず国宝、後宇多法王が鎌倉時代に書かれたご宸翰があります。漢字だけで書かれ、空海の伝記を記されたものです。また亡くなる前に書かれた自らの後手印のある21か条の定め、これも国宝です。そして天皇家にゆかりのある五大明王像が平安時代に作られたもの(小ぶり)と室町時代に作られたもの(やや等身大)の二組が展示されていました。どれも明王様のお顔は強面。阿修羅像のように顔が三面、手も左右6本いろいろな持物を持っています。牛に乗っている明王様、人を踏んでいる明王様などです。真ん中には不動明王が座しています。そして今回私が見たいと思った、狩野山楽の18面に【牡丹絵】を描いた襖...大覚寺展@東博

  • 四滴の薄器を使って

    今日の稽古は茶通箱。このお点前はお濃茶二服点てるので時間がかかり、今日はお二人がされました。茶通箱は棗を濃茶器として使うので、お棚には四滴のものを飾りました。お二人ともしっかりお点前をされ、お客の方も合間合間の言葉がけもうまくされました。折角四滴を飾ったのでこれ使ってお薄の稽古もしました。わざわざ四滴を使ってお薄のお点前はあまりしませんが、今回は良いチャンスなのでお稽古しました。薄器の向きはどう置くか、清め方、抹茶の入れ方・・・等、思いがけなくいろいろ学ぶことが出来ました。とても寒い日でしたので、筒茶碗でお薄を点てられた方もいて、タイムリーにこのお稽古も出来ました。四滴の薄器を使って

  • MY Teabowl

    この頃、薄茶と軽い干菓子をお十時に頂いています。お茶碗はどうしてかバラバラに割れた抹茶茶碗を金継ぎで修復したものをMyTeabowlにして使っています。福寿草・水仙・南天の絵柄の素敵なお茶碗。しかし金継ぎも痛々しいのでお稽古には使えません。それでMyTeabowlとして食卓でお薄を点てて美味しくいただいています。手触りも滑らかです。金継ぎをしてくださったのは生徒さん、よくお上手に継いで下さったと感謝です!MYTeabowl

  • 貴人点と貴人清次点前

    今日は貴人点と貴人清次点前の稽古です。大事な方をおもてなしする気持ちで行うお点前です。貴人様お一人の時は亭主側の半東がお茶や拝見物を取次をし、お供さんがおられる貴人清次点前はお供さんが貴人様に取次をします。その後貴人清次花月をしました。これは予めお茶を頂く人を花月札で決めておいて、そのお茶碗で点てます。つまり貴人さんが頂く場合は貴人茶碗で、お供さんの場合は普通のお茶碗で点てるのです。人数の関係で私もお仲間に入り、亭主役に当たり、初めの道具の運び入れと、最後にお道具を水屋に下げる役をしました。お点前するのが好きであった私もお道具を持って立ったり座ったりの所作がぎこちなく皆様の目には目だるい事だったと思いますが、ご一緒に花月が出来て嬉しかったです。貴人点と貴人清次点前

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