資本主義こそが究極の革命である 市場から社会を変えるイノベーターたち
8人のベンチャー企業家とか実業家と、著者の宇野常寛の対談をまとめた一冊。 ベンチャーとかスタートアップ界隈って、単なるサラリーマンの自分としては興味や憧れがあるんだけど、このスピード感を見るに、きっと水が合わないだろうなと思う。 本業でもやる事務のバリエーションが増えると、正直かったるいですからね。今の仕事もとりわけ向いているとも思ってないけど、じゃあ何ができるのかってのは、未だにピンと来ない。いい年こいて、まだ“自分探し(笑)”してるのかよって、いつも自分に突っ込んでいる。 人が思い付かないニッチな事業を探して、それを実現させていく行動力はすさまじい。ただ自分はあちら側の人間では、今のところ…
声のサイエンス あの人の声は、なぜ心をゆさぶるのか / 山崎広子
人の声に、あらゆる角度から迫った本。 歌声はもちろん、日常の話し声、スピーチ場面。それらを性別、体格、時代、地域なども絡めて検証していく。 面白かったのは、日本人の女性の声が時代とともに変化していくということ。女性の社会進出が進み始めて、経済的にも豊かだった時は、女性の声は今よりも低かったらしい。そして、時代時代の女性の声を代表しているのは、アナウンサーなのだと。 一般的に、動物や子どももそうだが、弱い動物の声は守ってもらうために高いことが多いそうだ。それを今を生きる女性にそのまま当てはめていいかは分からないが、社会進出がそれなりに進んだとはいえ、給料は上がらず派遣は増え、何より経済の男女差は…
リサイクルは環境負荷が高いとか、そこら辺のことは知っていたんですが、その他、生活に密接して環境問題の素朴な疑問について科学的・客観的に解説してくれて、とてもスッキリする一冊。 とゆーか、漠然と環境にいいと大半の人が思ってそうなことは、大方真逆でしたね、悲しい。例えば、 ・レジ袋削減→廃油が再利用できなくなる。焼却炉が燃焼しづらくなる ・プラスチック、古紙、牛乳パック、食品トレイ、ペットボトルのリサイクル→リサイクルにかかる環境負荷の方が高い ・ゴミの分別→素人の分別は無駄。結局工場で分けている。細かく分けても、結局一緒に燃やしている。 これらは一部抜粋ですが、すでにかなり残念な現実がありますね…
天気やらコロナやらでなかなか登山に行けない、今日この頃。運転も足もなまっちゃうなってことで、とりあえず都内の御岳渓谷に行ってきました。 生憎の雨&曇り模様でしたが、なんとかスキ付いて河原を散策。天気が悪かったおかげで、川霧という珍しい現象を見ることができました。まあ普通こんな天気の日にアウトドアしないですもんね笑。水温が気温よりも高いと発生するんだとか。 ・御岳渓谷。ちなみにこれは多摩川です。多摩川の上流ってこんなんなんですね。 ・とりあえず散策するも、昨年の台風の影響で途中から散策路は通行止めでした(^^; ・多分これが川霧。空気の層が何層も重ねっているように感じられた。 ・なんとか雨のスキ…
「狂い」の構造~人はいかにして狂っていくのか? 春日武彦・平山夢明
精神科医と小説家の二人のおっさんが、古今東西あらゆる狂人のついてひたすら好き勝手に語り合うなかなか下品な一冊。ただの変態博物館。好きです。
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