国語教育やアクティブ・ラーニング、学級経営、大学入試改革などについて思いを語ります。
神戸国語教育研究会カプスは、現代文の副読本、アクティブ・ラーニング、課題解決潟学習のテキスト『生き方GET』を制作しています。毎月1回、例会を開催。
他の生徒とは違う視点で物事を観ることができ、思考も他の生徒が思いつかないようなところに行き着く生徒が、ときどきいる。 私は、「天才的」「芸術家」と称していた。…
生徒あるある。 「○字以内で答えなさい」「○字以内で抜き出しなさい」という字数指定のある問いに対し、一生懸命、文頭から考えようとする。 たとえば、「何ですか」…
脳のストレスがどんな病気を招くのかをテーマに、専門分野を超えて研究するプロジェクトが、兵庫医科大(兵庫県西宮市)で2月に始動する。学内の各研究者がアイデアを…
休み時間に生徒と会話し、論理的なやり取りで、お互いに論破し合う。そういう討論の楽しさを昨日のブログに書いた。 しかし、どうしても論破できない、というか、そもそ…
国語の教員の特性なのか、なにごとも理屈というか、論理的というか、そういう手順で説明をする。 それゆえ、休み時間に生徒と話をしていても、どうしても、理屈っぽくな…
英語の4技能がどこの教育現場でも話題になっているだろう。 でも、国語だって4技能だ。「読む」「書く」「話す」「聞く」。 このうち、ほとんどの現場では「読む」に…
漢字テストの教材選び。15年の国語教員生活で、その時々に迷ってきた。 最初は、現任校が従来から使用していた、漢検対応の教材。級別に漢字が載っていて、部首と筆順…
主体的な学習。学習者中心。アクティブ・ラーニング。学び合い。 どれもこれも、近年の教育界のキーワード。 ただ、ここには、「優秀なファシリテーター」が必要になる…
新年度に入学する中学・高校生にどんな国語辞典を薦めるか。(以下、辞書名をクリックすると、公式サイトが開きます) 売り上げのランキングとか世間の認知度から言うと…
教員の常識は一般社会とかけ離れている――そんなことがしょっちゅう言われている。そもそも、社会に出たことのない、ほかの職種を考えたことのない人間が教員になるケー…
前日のブログで、古典の読解のためには、たとえ中学段階の古文であっても、助動詞が重要であることを書いた。 高校で本格的に古典文法を習って助動詞を習得していくよう…
古文は助動詞が重要だ。そんなことは、大学受験をするものなら誰でも知っている。助動詞1語で意味が変わる。 これが、大学受験のみならず、中学校の古文でも当てはまる…
よく、「You(ユー)メッセージ」から「I(アイ)メッセージ」へ、と言われている。 「あなたはどうして遅刻するのかな」(“You”が主語)「遅刻するなんて、な…
学校という場は、状況によって「特別な配慮」を要する生徒がいる。 「不登校」と言う言葉を聞くと、人間関係のトラブルか、いじめか、と思われがちだが、学習面のつまず…
現場の教員に著しく評判の悪い教員免許更新講習。35歳、45歳、55歳、と10年に一度、更新を受けるようになっている。 不適格教員がクローズアップされた時代に設…
中学国語と高校国語の差。それを一番感じるのは、古典ではない。古典については、文法をどこまで中学で教えるか問題があるのだが、それはもともと高校の領域だと割り切り…
チャイムと同時に授業が始められるように、着席しよう。 そう生徒に呼びかけている学校は多いだろう。チャイムが鳴ってから着席、ではなく、チャイムが鳴る前に着席。チ…
最近、至るメディアで教職がブラックだと言われるようになってきた。それが世間的にも定着しつつあるのだろう。保護者と電話対応しているときに、「先生もいろいろとお忙…
前日のブログに挙げた、『読売新聞』の「人生案内」について。席替え後、学校に行くのが辛いという女子高生の悩みに対して回答したのは、大学教授の山田昌弘氏だった。 …
『読売新聞』2019年1月4日の「人生案内」は、「席替え後 学校が苦痛」という見出しだった。 ・席替えはくじで決まる。・周りの男子は自慢話と悪口ばかり。・ペア…
『読売新聞』2019年1月3日の「人生案内」は、「高齢者のクラブで冷遇」という見出しだった。 70代男性からの相談。グランドゴルフのクラブに所属しているが、そ…
中2の教科書の定番教材『平家物語』敦盛の最期。その中で、熊谷次郎直実が自分のことを「直実は」と言う。一人称として、自分の名前を使う。 この場面になると、いつも…
自分で言うのもおこがましいのだが、職場の同僚からは「しっかり者」のイメージが定着しているらしい。 「先生だから大丈夫でしょう」とか「先生ならやれますよ」とか。…
自分で言うのもおこがましいのだが、職場の同僚からは「しっかり者」のイメージが定着しているらしい。 「先生だから大丈夫でしょう」とか「先生ならやれますよ」とか。…
国語の授業は「不易流行」 時代とともに手法は変えつつ根幹は同じ
卒業生に「私の頃と、先生の授業は変わりましたか?」と聞かれた。 う~ん、そうだねぇ。 確実に、黒板に書く量は減った。10年前にPowerPointなんて使って…
昨日のブログに書いた、小学校教員になった卒業生。 国語の授業で悩んでいるらしい。研究授業を国語でやったのだが、ボロボロ。他の教員に指摘されるまでもなく、授業し…
冬休み、複数の卒業生と連絡を取って会った。 懐かしい、というのもあるのだが、これからの学校を考えていく上で、どういう生徒を育てていくべきか、キャリア教育をどう…
少子化が進み、私立中学校はどこも子どもの奪い合い状態になっている。今や、入試の回数が3回、4回なんてあたりまえ。上位校を不合格になった生徒に、後ろの日程で受験…
学校でも「できないものはできない」と(管理職に)言ってもらいたい
自分が学生時代は、保護者が学校に要望することなんて、ほとんどなかった。「先生の言うことは聞きなさい」が当然で、そこに多少の横暴さ・理不尽さがあっても、「学校と…
2017年度にうつ病などで休職した公立小中高校などの教員は前年度比186人増の5077人だったことが、文部科学省の調査でわかった。心の病気による休職は07年…
自分を信頼してくれる生徒って、絶対いにいる。過信じゃなく、どの教師にもいる。ピタッと合う生徒。極端な例を挙げれば、ほかの教員の指導はなかなか通らないのに、同じ…
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