国語教育やアクティブ・ラーニング、学級経営、大学入試改革などについて思いを語ります。
神戸国語教育研究会カプスは、現代文の副読本、アクティブ・ラーニング、課題解決潟学習のテキスト『生き方GET』を制作しています。毎月1回、例会を開催。
恋にどっぷり浸かった生徒を救い出すのは難しい。 特に女子。良い意味でも悪い意味でも自分を貫くのが女子だ。「恋人に振り回されていては、勉強する時間もなくなるし、…
クリスマスやらバレンタインデーやら。子どもたちの間では、そういう男女間の大きなイベントがある。 ただ、受験まで残り1年の高校2年生が、ここにこだわりすぎている…
昨年、12月25日(火)に放送された、NHKラジオ第一の名物番組「冬休み子ども科学電話相談」。 この日、小3の女の子から寄せられた質問は「ゴキブリの耳がどのく…
いじめ対策でもっとも大事なことは、子どもたちにいじめの定義をはっきり示しておくことだ。 1,相手が嫌がったらいじめ。2.1対複数になったらいじめ。 「あの子も…
他の生徒に腹を立てた時、すぐに手を出してしまう傾向の生徒がいる。このタイプの生徒と面談をしていると、親から体罰を受けているケースが多いように思う。 あるいは、…
入学希望の保護者や入学したばかりの保護者からよくある質問。 「この学校にイジメはありますか?」 私は、この質問に対して、必ずこう答える。 「残念ながら、いじめ…
学校評価が義務づけられ、生徒からの教員への授業評価も数値化される。 それに乗じる形で、評価によって給料を反映させた学校もあるらしい。いわゆる「能力給」だ。 予…
教員は生徒に向かってよく言う台詞。 「努力すれば報われる」 逆に、成果が振るわない生徒に対しては「努力が足りないからだ」と非難する。 でも、多くの教師はわかっ…
生徒主体で学校活動を行うとなると、きまって「失敗させたらいい」という声が聞こえてくる。 たしかに、「失敗学」という概念があるくらいで、失敗から学ぶことは多い。…
「勉強しなさい」 授業でもホームルームでも、教師が定型句として口にする言葉。頭に「もっと」とか「テスト前だから」とかが付くこともある。 ……正直、これで生徒が…
当神戸国語教育研究会カプスは「カプス」(雑木林)という名が示すとおり、いろんな立場・所属先の会員が集まっている。 国語教員であっても、公立高校の教員もいれば、…
「あの子が、私の前で、他の子とひそひそ話をするんです。私の方を見ながら。聞いても、何の話か教えてくれません」 中学生のトラブルあるある。自分の悪口を言われてい…
現代文の文章を読むとき、重要なのが指示語と接続語。文と文、段落と段落がどう関連しているのか、その案内人になる。 指示語でもあり、接続語的な要素を持ち合わせてい…
指示語の指す内容を答える設問。 生徒に解き方を尋ねると、「指示語の前を読む」と口を揃えて答える。中学受験のテクニックで仕込まれているのだろう。 私は、即座に切…
漢字テストの前に、数名の生徒が質問に来た。 「こことここがくっついてないとダメですよね?」「これとこれは同じ長さで書かないとダメですよね?」 あー、正直、そん…
ふだんは中学生・高校生を相手に授業をしている。たまに、イベントで小学生に授業をしたり、個別指導をしたりすることがある。 そのとき、「登場人物の人物像は?」と聞…
漢字 四字熟語 ことわざ 慣用句 小学校・中学校で当然覚えることになる。 参考書や問題集を見ると、これらが一覧となっている。それを覚えればいい。 が、知らない…
「教師は嫌われるのも仕事のうち」 よく聞かれる言説である。 正直、現代にこの言説を当てはめるのは難しくなった、と思っている。理由は主に次の4点だ。 1.「先生…
最近、反抗期を迎える子どもが減っているという。たしかに、以前は「今、親の言うこと・することに腹が立ってしかたがないという人?」という質問を投げかけたら、ほとん…
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