本当にしばらくぶりの投稿で、ビックリ本ブログが2025年11月で終わりになるということで寂しい気持ち。怠惰でブログをかなり休んでしまい罪悪感ひとしおです。ブログの画面を前に戻したいのだが、忘れてしまったのか、まだ復元できないでいる浦島太郎のような心境
1988暑さにも負けず決して弱音を吐くことなく胡瓜は生きているもの凄い暑さにも負けず決して弱音を吐くことなく胡瓜は暑さに朽ちることなく葉は緑色を彩り胡瓜は育ちにんげんにもたらしてくれる。黄色いの花びらブンブン蜜蜂が何度も行き交う。猛暑のなかひとり暮らしの老人はエアコンをつけているだろうか水分を摂っているだろうかもの凄い暑さにあっても何枚も重ね着をしたり冬物衣を着ている老い人もいる暑い寒いの感覚が「麻痺(鈍感)」になってしまう今日は「海の日」で休みだがひとり暮らしの家を周り一軒一軒玄関の戸を開け言葉をかけ脱水症(熱中症)で「干からび」てはいないか安否確認にでかけるとしようか・・・暑さにも負けず決して弱音を吐くことなく胡瓜は生きている
散歩路森のなかの会員制ホテル1987雨降りの一日「止」む気配はなく朝から雨降りどおしbeagle元気は散歩が出来ず「ウンション」を我満しているトレイにオシッコをしたときはおとなしくなるオシッコで濡れた紙パンツを取り替えてもらうことを気にしていてお父さんに「悪い」と思っている犬は敏感ににんげんの感情をよみとる雨降りは躰の痛みを抱える人にとり「病み」が疼きだすwifeは先日大ケガをした右手の親指と腰が雨降りで余計に痛みが疼く自分も念のために左膝と腰にロキソニンテープを貼った気休め程度しかならない今日は雨降りだから「寝ます」雨降りは「病む」
散歩路秋桜1986心の襞(こころのひだ)不安は乾いた灰色の空介護は先が見えぬ曇り硝子あなたが生きていることで生きる励みになり辛さも悲しも切なさも喜びも感動も心の襞となる2017/8/19ブログ掲載仕事の都合上令和5年8月2日までは日曜日のみブログを投稿します皆様のブログ訪問することができず申し訳ありませんいつも訪問をいただきありがとうございます。星光輝心の襞(こころのひだ)
犬猫、それぞれのお腹だし自慢甘えるとき腹を出すbeagle元気腹だし〇〇隠さずにゃ五助お俺も腹だしが得意元気の弟分1985「ありがとう」を伝えたいいつも同じことをくり返し書いている認知症の兆し、と思われるかもしれないそれでも、また書いた愚かな自分最期死に場所はどこになるのかその運命がどうなるのか神のみぞ知る脳幹梗塞を発症した或る爺さん言葉は聴こえるでも話すことができないもどかしさ悔しさにただ泣き喚くしかない「治療は終えた」と医師から告げられた言語障害が残った「療養型病院に移って欲しい」療養型病院でも、「何処かに移って欲しい」、と同じことを言われるのか私の行く先(終点)は何処になるのだろうか神のみぞ知る蛍光管は切れたのか切れてないのか点滅をくり返す薄暗くなった病室で寂寥の寝台に伏せる我が躰転院の前に世話にな...私の運命はどうなるのか
散歩路墓石の形は風雨雪で丸みを帯び字は消えて苔が生えるほど長い長い月日が過ぎた合掌1984昭和45年7月10日父43歳で永眠する「風邪」も引いたことがなかった健康な父病魔が襲い予想以上に腸閉塞が進行し人工肛門を造ったあと1年は持たないと、言われながらも病床生活は16カ月家に帰ることはできなかった父は痩せこけ、今思うと「癌」だったのではないか、と思う老いた父の顔を想像(イメージ)することができないいま老いた自分の顔は老いた父の顔に似ているのだろうか高校生だった自分死を目前にした父と話すことがなかったなぜ、もっと話をしなかったのか、と後悔している昭和45年7月10日の早朝「危ない」、と看護師から電話があり急いで病室に駆けつけた父の手を握りながら最期を看取ることができた父は「うお~」と大きな聲を出し瀕死の状態に...今日は父の命日
我が家の3坪ほどの家庭菜園二本の胡瓜苗が成長し幸せの黄色い花を咲かせ20本の胡瓜を頂いたbeagle元気「胡瓜」の言葉に反応するほど胡瓜大好き胡瓜の命を頂き元気になる1983小石にも生命がある食道癌の手術前後病床で書いた高見順の詩「小石」から引用蹴らないでくれ眠らせてほしいもうここで眠らせてくれ86歳の老男は食道癌(ステージ5)を今春発見され転院し放射線治療を受ける。放射線治療を受けても「効果があるかどうかは別問題」、と医師から告げられる8mmの管を鼻から胃まで通し何とか栄養を維持できたがそれももう限界食道の腫瘍が大きくなりその細い管を圧迫してきた管を抜去すると再び管を挿入することはできない胃ろうを造設する手術を行う「口から食べたい」、という老男の願いは消えていった躰は痩せ、胸の奥や背中の痛み、咳、嗄声さ...蹴らないでくれ
遠くへ行きたい1982なぜ自分が生まれてきたのか、何のために生きているのか、そしてなぜ死ぬのか40代始めの頃老人病院にいた。バンドが自由に伸び縮みのする古腕時計を見たら、短針と長針が重なり、後2分少しで退勤時間の午後5時30分になるところだった。93歳になる老女の手を軽く握り、「また、明日もよろしくね」と言ってベッドの傍から立ち去ろうとしたとき、彼女は何を思ったのか、ポッソと「日本の老人は寂しい。施設に居ようが、病院に居ようが、家に居ようが、老人は寂しい」と呟いた。「日本の老人は寂しい」という呟きが、いまも私の心を疼かせている。60代那須連山を眺めながら要介護老人が棲む家を訪れ介護相談を再び始めた。20年まえの風景と変わらず家があり家族が住んでいても家の中に住む老人は孤独伴侶を亡くし独りになっても自由気儘...冬には枯れ落ちた枯葉は春には新たな命の営みが始まる
小樽駅ー札幌駅の間を走る電車の窓から見た、青い空・碧い海いい眺めです。こんな景色を見ながら逝きたいものです1981子育てと老いの介護介護相談を通し様々な家族模様が映しだされます。自分も一つの家族模様を持っています。親がどんな子育てをしてきたのか齢を重ねた老親は、この先老い逝きねたきりになり介護が必要になったとき子どもは、老親の介護にどうかかわっていくのかさまざまな親子の葛藤、あるいは絆の強弱さを感じます。子育ての失敗?子育ての失敗かどうか当の老親は意識していないひともいます。自分が老いた躰になり子どもや他者からの世話(介護)を受ける身になっても大人になった子どものことが心配で僅かな国民年金が振り込まれる預金通帳と印鑑を「自由に使っていいよ」、と息子に渡す。歩くことままならず透析治療を受けている老親と自立し...子育てと老いの介護
田舎の散歩路赤い屋根の村営住宅1980「ショック」洗浄機食器洗浄機が故障した福島県に移住したとき建てた小さな家は14年余月クリナップに電話入れたら14年も経過しているので、部品はありません。まだ14年ですよ。説明書を読んだら「水漏れにより」、食器洗浄機が作動しなくなった。クリナップに電話をいれたら水漏れなのに、見に行っても出張費がかさむだけで食器洗浄機を交換することになります。ショック洗浄機です。20万円近くかかるのかな・・・・痛い出費です食器洗浄機がなくても食器は手で洗えば済むのだがにんげん一度楽をするとだめですね。自分ひとり暮らしならば我慢できるのだがwifeのために食器洗浄機交換です。食器洗浄機だけでなく老いを重ね膀胱括約筋が弱くなると水(尿)漏れするにんげんはハルンケアで対応できるけれど食器洗浄機...老化(劣化)すると水漏れする
蝉のいのちは短く儚い、そう思うのはにんげんだけで、蝉はミンミ~と精一杯鳴き短いいのちを生きている。1979「老衰でした」昨日18時02分文乃さんが老衰により永眠された。17時18分長男嫁から電話が入った。「状態がおかしいので来て欲しい」自分とwifeはすぐ駆け付け8分後、到着。呼吸は止まり、家族に尋ねると2分前に「息を引き取った」。すぐ訪問看護ステーションへ電話訪問看護ステーションから訪問診療医師に連絡がつながった。18時前に訪問診療医がお見えになり、診察の結果「18時2分死亡が確認されました。死亡の原因は食べれなくなったこともあり老衰になるのかなと思います」。言葉をかけるといまにでも眼をあけ起きそうな感じで、おだやかな表情にあった。医師は「多くの患者は床ずれができていなくきれいな躰で、本人は強く自宅に帰...自然な死
beagle元気は、いつも同じ散歩路を嫌い、坂路がきついコースの方を希望します。そのコースに幾年月に渡る風雨にさらされた地蔵様があります。地蔵様の目、鼻などは欠け丸みを帯びわからなくなっています。通学路にありいつも子どもたちの安全を見守っています。地域のおばさんたちが赤い帽子とエプロンをかけてくれています。みんなの健康をお祈りし合掌。1978床ずれ床ずれ(褥瘡じょくそう)になったことがない自分には、床ずれの痛みがわからない。wifeは30代始めの頃、踵(かかと)や大転子部などに床ずれができた経験があり、話してくれた。「皮膚が剥がされ、そこに塩を塗り付けられた感じで、その痛みは言葉では表せない」。だから、「死ぬ間際に床ずれができ、激痛を抱えながら逝くのは可哀想」です。痛みは本人しかわからない(心の傷みも同じ...耐えれないほど痛い
1977しぶとく生きる「しぶとく生きる」97歳の文乃さん長男夫婦の疲労困憊MAX状態にある昨日の朝「へるぷ」を終えたwifeから長男夫婦は「疲れ切っている」、と話す。長男夫婦に「たおられて」は97歳の老母を看取ることができなくなる、と思いチオビタドリンクを差し入れ・・・・。「家に帰りたい」、と叫び退院して3週間になる。退院せずそのまま病室にいたら、7日間ももたずにご臨終となったであろう。それは家に帰れず生きる気力を失せていく。長男は日に五度、老母の唇や口のなかを水で潤す。舌、唇は白い「苔」にならず、ピンク色の舌を維持している。「へるぷまん」の奮闘で床ずれは「ゼロ」そのことで文乃さんは生きる気力を維持している「もう危ない」、という囁きは何度も聞かれたがSPO2は「98」の数値にある血圧も100台をキープ肩呼...しなかやに生きる
1976しゃべれない書けないいのちのことば社36歳のとき、水野源三さんの詩に出会たときは、躰が振るえたことを思い出す。小学校4年生のとき真性赤痢に罹り、下痢と高熱で体は衰弱し、脳膜炎を併発、脳性麻痺となった。9歳のとき床に臥す躰となり、話すことができなくなった。彼は、見えること聞くことができ、そこに生きる力を得た。診療所の医師が源三を診察したおり、「はい」という言葉に眼をつぶれ、と言ったことがヒントになった。五十音図を使って、一字一字拾うことを思いつき、そこから「瞬き詩人」の誕生となった。しゃべれない書けない私のまばたきを見て一字一字拾って詩を書いてもらう一つの詩を書くのに十分二十分三十分義妹の愛と忍耐によって一つ二つ三つの詩が生まれる神さまに愛されて生かされている喜びと感謝を詩に歌い続ける「キリストの愛...水野源三瞬き詩人
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本当にしばらくぶりの投稿で、ビックリ本ブログが2025年11月で終わりになるということで寂しい気持ち。怠惰でブログをかなり休んでしまい罪悪感ひとしおです。ブログの画面を前に戻したいのだが、忘れてしまったのか、まだ復元できないでいる浦島太郎のような心境
2046根深い”コロナ感染”75歳になるひとり暮らし老人から「喉が痛い、いがらい(いがらいぽっい、えがらっぽい)」と訴えがあった。喉が赤く腫れ、ヒリヒリする感じなのであろうか。透析をしているのに、「市販のかぜ薬を買ってきて」とヘルパーにた頼む。ヘルパーから電話があり、彼の場合は透析糖尿性腎症があり市販のかぜ薬は厳禁であることを話す。チョッとした「咳がある」「微熱がある」「腹が痛い」などの症状があるとかぜ薬、腹痛を抑える薬で「治そう」とするのは危険なのです。どんな原因による発熱なのか、わからない。「かぜである」と安易に判断し、市販の薬に手を出してはいけない。医師から処方された薬との「飲み合わせ」があり、副作用が心配。どんな原因による腹痛なのか、わからない。昔の人は、何かあると「正露丸」。正露丸は万能薬のよう...ひとり暮らし老人のコロナ感染の疑い?
2045wifeの誕生日10月20日、wife50歳の誕生日「わたしが70歳になっても生きていてね」「92歳になるね。多病息災であるがそれまで「健康」で元気で頑張らないとね」「それまで”大切にしてね”」、と話したら「甘やかしすぎないから」、と言葉を返したとき二人で笑ってしまった。beagle元気はいま、11歳の老犬。いつも老いぼれの二人で散歩しています。今年の夏は暑かったので一日の散歩は3000歩にも満たなかった。結果循環器内科の女医(主治医)から「血栓の数値が悪いね。歩いている?」、と尋ねられた。「暑いので余り歩かなかった」、と言い訳すると「歩いた方がいいね」いま、7000~8000歩の散歩に回復元気のお陰です。「(わたしが)70歳になっても生きて欲しい」
2044老犬がいつもわたしの隣にいる85歳を過ぎたある婆さんの話です。細腕で建てた2階建ての家に、ひとり暮らす。糖尿病と視床出血後遺症と認知症を患い、自らセダンタイプの車を運転しながら近くの病院に通う。腎臓もボロボロになり、本来ならば血液透析治療をしてもおかしくない状態なのである。20~30キロ走行なので、彼女の後は大渋滞の様相になってしまう。かかりつけ医から、検査データーは超最悪で「生きていることが不思議なくらい」「他の婆さんならばもう死んでいてもおかしくない数値です」、と言われ彼女はとうとう観念し10月15日入院した。世の中は便利になったもので、金さえ払えば手ぶら姿で入院できる。入院中は、アメニティセット(入院時に必要な「寝巻・タオル類・紙おむつ・日用品等」の有料サービス)で事足りるのです。彼女は、そ...やっと入院した
2043無に帰る無帰人間死んだら無になる自分の躰も煙となって消え逝く遺骨となって墓に埋葬されるそう想うと寂しくなる自分は無になったら何が遺るのか遺るものが無くなってもいいあの世に何も持って逝くことができない自分はとても小さな墓に「無」と刻む一輪の花を飾れればそれでいい無に帰る
2042目に見えない病は「わかりにくい」2日間余りの日々いろんなことが重なりすぎブログから離れてしまった。義父の1周忌でwifeの実家に帰郷し、明日福島県に帰るというときにwifeは下腹部に針を刺すような激しい痛みにが襲い3月3日の日曜日救急外来受診。wifeは昔から耐えられない痛みになって初めて「病院へ行く」、と言い出す。医師からは「よくもこんなに痛みを耐えていたもんだ」、と驚いている。「憩室炎」と診断され、点滴と薬を処方され実家に戻った。翌日、beagle元気と自分と一緒に帰宅し、地元の総合病院受診。点滴、絶食、安静のため入院を勧められたが、仕事(訪問介護)をしなければならない事情があり入院を断った。「断腸の思い」だった。wifeの病は「目に見える」だけに、痛みの辛さが見ててもわかりできるものなら、自...群発性偏頭痛
2041外傷性脳出血シャンプーしてきました。4月8日で11歳になります。事業所から車で50分余り走ると、89歳の浅香婆さんの家が在る。浅香婆さんは、玄関先の庭で後ろに転倒し石に頭をぶつけてしまった。急いで娘は、かかりつけの病院に連れて行った。CTの結果、頭頂部のあたりに、外傷性脳出血と診断され即入院となった。10日経過したが、リハビリを行うもつかまり歩行は難しく、20分程度の坐位保持がやっと。夫は5年前病気で亡くなり、ひとり暮らしになり同じ町内にある娘さんが住んでいる町営団地一階で暮らすことになった。娘さんは2交代勤務制の工場で働いている。要介護認定区分変更され、要支援2から要介護4にレベルダウン。要介護2かな、と予想していたのだが・・・・・歩行は不安定であり、介護用ベッドと手すりの貸与サービスのプランで...歩けるようになって欲しい
2040老いのねがい在宅訪問を終えた帰り路関の里池に白鳥と遭遇白鳥が寄ってきた復刊銀の輝き第53号2024年3月1日老人のねがいよく老人は「ぽっくり死にたい」と口にします。それは老人のねがいにも聞こえます。「寝たきりや痴呆(認知症)だけになりたくないから、ぽっくり死にたい。子どもに迷惑をかけたくない」。それが老人のねがいだとしたら、寂しい気がしてなりません。いまや人生百歳の時代になり、脳卒中(脳血管障害後遺症)や認知症を患い、不自由さを抱えながら懸命に生きておられる老い人たちがいます。老人の手を握り、老人の語る言葉に頷(うなず)き、耳を傾けていきたいと思います。「いまなにを考えておられるのか」「死にたいと思っているのか、生きる望みをもっているのか」「なにを悩んでいるのか」「なにを欲しているのか」「なにに戸...復刊銀の輝き第53号
2039銀の輝き2024.2.24am7:18阿武隈川;朝陽に照らされた銀の輝き『ドアとドアを結ぶどこでもドア』創刊号2024年3月1日いつでも、どこでも、あなたの側らに安全・安心をお乗せしている気持ちで移動支援(通院送迎)を行います。玄関先までお伺いします。福祉タクシーをご利用できる人総合事業・要支援者・要介護認定者(介護保険外サービス)の方、身体に障がいをお持ちの方、ご病気・骨折などによりお一人での移動が困難な方、移動に杖や車いすが必要な方、一般のタクシーや公共機関の利用が困難な方など。利用目的の制限はありません。病院までの送迎・買い物の付き添い・冠婚葬祭の付き添い・コンサート、墓参り、旅行や観光の付き添いなどさまざまな移動のサポートをします。福祉タクシー利用者運賃ぐっとへるぷ東北運輸局認可乗車時間運...ドアとドアを結ぶどこでもドア創刊号
白河の関を越えた地にも春が訪れる縁石の淵にみどりの名も知らぬ草が生きる。今日は寒風となり小雪が降る2038生きるとはここ3,4日、89歳のひとり暮らし老人と接し、ほとほと心身ともに疲れてしまった。老夫婦の家を訪問したとき、「疲れた顔しているね」、と言葉をかけられた。「大丈夫です。体調は変わりないです。元気です」と言葉を返すも、気持ちのなかで「疲れた顔に見えたさせたのは失敗」、と呟いてしまった。その日は眼鏡をかけることも忘れていた。眼鏡をかけると、気持ち的に老けてきた顔を少しでも隠すことができる。在宅訪問のときは、疲れた顔を見せず、元気な表情と声を出すことが大切。反省をしてしまった。疲れると蒲団に入ってもなかなか眠れなかったり夢が途切れ目を覚ましたとき、あれこれと頭のなかで言葉が飛び交う。何のために此の世に...疲れると頭は働かなくなる
2037仙台泉プレミアムアウトレット今日は気分転換を兼ね昼食は、wifeと仙台牛タンを満喫した。その後、仙台泉プレミアムアウトレットを「歩く」wifeはアンダーアーマーで黒のランニングシューズを購入他に衣類3点(その内1点は自分のもの)wifeが、東北自動車道下りを走行しているときだった。スマホが鳴った。画面を見たら「東部包括支援センター」の文字が見えた。「要支援の認定を受けていない89歳の男性老人はベッドからずり落ちてしまい、立ち上がれず救急車を呼んだ。急変の症状ではなかった。老人は救急隊員に紙オムツの交換を頼んだ。救急隊員は「紙オムツを取り替え」、そのひとり暮らし老人の家を後にした。要介護相当の状態にあり、明日11時、男性老人の家にお伺いし地域包括支援センターのスタッフと引継ぎを行い、ケースを受けるこ...牛タン
2036情け(思いやり)出だしから「硬い話」で申し訳ないけれど住み慣れた家で最後(=最期)まで暮らしたい、と願っている老人「老親の願いに添いたい」、と思いをかける同居家族。「地獄の沙汰も金次第」ではなく、「介護の沙汰も金次第」と思ってしまう。国民年金の受給額で暮らしている老夫婦の伴侶が、寝たきりになると介護に使えても1万円がやっとである。さらに追い打ちをかけ、訪問介護の介護報酬は減額され潰れる(倒産する)訪問介護事業所が増えてくる。さて、現実のヘルパーたちは介護の最前線で何を感じ、何に憤りを覚えているのか(悲しみを感じる)。先日、鼠屋敷で暮らす婆さんのことを書いた。テーブルの上、台所、洗い篭、窓の桟(さん)、床などあらゆる処に鼠の糞が連なっている。お椀やお玉、鍋のなかに糞はある。そのような状況のなかで、婆...その人は生きている
2035あと3年、老いた病み付きであっても「父ちゃん健康」でいたい自分の足を食べる蛸、と言われるが本当は、人間につかまって狭い所に入れられたときに自分の足をちぎって食べたりする。他の動物に食いちぎられたりした足はまた生えてもとだおりになるが、自分で食べた足はもうさいせいできないらしい。「やってみよう」、と始めた介護事業だったが小規模(零細)介護事業所はやり繰りが大変。赤字から黒字に転換するのは容易ではない。ここ数年、無給で働いていて、それは何とも思わなくなってきたが赤字から脱却し収支「とんとん」に持っていきたい、と思うも・・・・「借りたお金」をほぼ完済するにはあと3年。あと3年、老いた病み付きであっても「父ちゃん健康」でいたい。wifeから「自分で始めた仕事、やり遂げるしかない」、「誰も頼んだ訳ではない。...自分の足を喰いながら生きる
2034明けない夜はない朝は必ず夜になり、夜は必ず朝を迎えます介護タクシーの運転をしていても、今日の外気温は18℃。春の陽気です。白河の関を越えると福島県。透析治療者の送迎のとき、蕗の薹に遭遇。蕗の薹は雪の下でジッと寒さに耐え、春を待つ。雪水は蕗の薹にとり栄養となり地上に現われた蕗の薹を見ると春の訪れを感じさせる。でも東北の地は3月に入っても雪が降ることがある。過去において桜が咲いたときに雪が降り積もったことがあった。透析は1日おきに行うため透析患者は、せわしく感じてしまいできたら週2回の透析だったら気分的に「ゆっくり」できるのにな、と言葉にする。「患者」という感じからどんなイメージを受けますか?「患」の漢字から「串刺し」を連想する。魚を串で刺し通す。痛々しく感じてしまう。患「串」+「心」2つのものを縦に...突き刺された心は、痛み(傷み)を伴う
2034今日は18℃の気温で「春気分」wifeの病院送迎の帰りいつもと違う場所から那須連山を撮りました東北自動車道も見えます明日7時15分から透析治療者の送迎があるためもう寝床に入りますそのため今日はブログお休みます。また、明日・・・・・今日はブログお休み
2032『病牀六尺』と介護の在り方正岡子規『病牀六尺』岩波文庫●正岡子規著『病牀六尺』(びょうしょうろくしゃく・岩波文庫)を初めて読んだのは24年前のことであり、書き出しは「病床六尺、これが我世界である。しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである」(7㌻)で始まる文章はいまも印象に残っている。彼は23歳のとき、結核により喀血した。子規と号したのも、血を吐いて死ぬ時鳥に我が身をなぞらえてのことであるという。結核は脊椎を侵し、34歳の頃人力車で外出したのを最後に臥床生活に入る。●子規は、『病牀六尺』の六十五のところで、介抱(看病、介護の言葉に置き換えてもよい)の問題について述べている。「直接に病人の苦痛に関係する問題は・・・介抱の問題である。病気が苦しくなった時、または衰弱のために心細くなった時などは、看護...病床六尺、これが我世界である
2031しもつかれ咲き頃の梅の花を花瓶に生けて浴室に置くことによって香りがこもる梅の香りは、ストレス解消に効くとのこと“しもつかれ”は北関東、特に栃木県で冬季に限られる郷土料理で新巻鮭の頭や節分の豆、大根、人参、油揚げ、酒粕(さけかす)と一緒に煮込んだもの味付けは醤油・砂糖など家によって独特の味がある見た目は酔っ払いの「副産物」にしか見えない(これは失礼)7軒分のしもつかれを食べると中気にならないといわれている栃木県では学校給食にも出るが子どもたちからはすこぶる評判が悪いとか余は義父がつくる“しもつかれ”だけは口にする(他界されたので義父がつくる”しもつかれ”を食べることができなくなった)なぜなら新巻鮭の頭ではなく身を入れるのでいやな匂いがなく舌触りもいい赤飯の上にしもつかれを載せて食べるとさらに上手い(...梅の香りは、ストレス解消に効く
2030老人はいぶし銀のような存在素敵な木造家茨城県筑西市(旧下館市)介護に関わってから老人の代名詞として「銀」という文字が気になりだした銀は金とは違い地味で華やかさはないが長年の経験につちかわれた渋みを感じさせるそれを人はいぶし銀の輝きと呼びくすんだ灰色の銀ではあるが味わいのある灰色となる老人はいぶし銀のような存在でありそれぞれに人生の労苦や歓喜が顔や手指に皺が刻まれ無二の存在であり輝きを放す「銀の紬」は老人の持っている人生のアートや可能性を引き出し最後の糸を紡(紬)ぎ編むそんな想いを抱きながら自分の老いとも重ねあわせ銀の糸を紡ぐ「銀の紬」
2029薬剤師に聞いてみよう、気軽に脚(足)がつるときに効く漢方薬68「お婆ちゃん」と「婆ちゃん」言葉の響きを聞くと「婆ちゃん」の方がいいかな。言葉の頭に「お」をつければいいといものでもない。「お婆ちゃん」よりは「婆ちゃん」の方が若い印象を受けるような気がする。本ブログで「婆ちゃん」と呼ぶこと(書くこと)にする。今日は、90歳になる婆ちゃんの通院等乗降介助を行った。自宅から9分程度の走行で整形外科クリニックに到着。杖をつきながらどうにか歩けるのだが、ふらつきがあり転ぶ危険性もある。婆ちゃんの左手を握り、一緒に歩く(婆ちゃんは手を握ってもらうのを楽しみにしている)。椅子に座り、靴を脱ぎスリッパを履いた方が楽で安楽に行える。60分余り待たされ(予約11番目だった)、順番がきたので診察室に入った。通院等乗降介助...芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
2028「おまけ」「付録」グリコのキャラメルに付いて「おまけ」楽しみだった誰でも買い物をしたとき“これ、おまけに付けておくよ!”と言われると何か得したような気分になる一粒口に入れると300メートルが早く走れるというグリコのキャラメルにも“おまけ”が付いていた現代の子どもはシールよりもゲーム機器の方に手がいってしまうが昭和30年代の子どもたちはキャラメルのおまけに付いていたシールやワッペンに熱中したものだった若い女性向けの雑誌にも“豪華な付録”が付いている本誌よりも付録を買うといった女性もなかにはいるとかちょっとおまけや付録の話が長すぎてしまった感があるが子ども心にまだあの世に逝っていない大人から「人間死んだら☆彡(星)になるんだよ」と本当にそうだったら素敵な話である死んだら星となって輝き天から大切な人を見...星を見上げ元気をいただく
2042目に見えない病は「わかりにくい」2日間余りの日々いろんなことが重なりすぎブログから離れてしまった。義父の1周忌でwifeの実家に帰郷し、明日福島県に帰るというときにwifeは下腹部に針を刺すような激しい痛みにが襲い3月3日の日曜日救急外来受診。wifeは昔から耐えられない痛みになって初めて「病院へ行く」、と言い出す。医師からは「よくもこんなに痛みを耐えていたもんだ」、と驚いている。「憩室炎」と診断され、点滴と薬を処方され実家に戻った。翌日、beagle元気と自分と一緒に帰宅し、地元の総合病院受診。点滴、絶食、安静のため入院を勧められたが、仕事(訪問介護)をしなければならない事情があり入院を断った。「断腸の思い」だった。wifeの病は「目に見える」だけに、痛みの辛さが見ててもわかりできるものなら、自...群発性偏頭痛
2041外傷性脳出血シャンプーしてきました。4月8日で11歳になります。事業所から車で50分余り走ると、89歳の浅香婆さんの家が在る。浅香婆さんは、玄関先の庭で後ろに転倒し石に頭をぶつけてしまった。急いで娘は、かかりつけの病院に連れて行った。CTの結果、頭頂部のあたりに、外傷性脳出血と診断され即入院となった。10日経過したが、リハビリを行うもつかまり歩行は難しく、20分程度の坐位保持がやっと。夫は5年前病気で亡くなり、ひとり暮らしになり同じ町内にある娘さんが住んでいる町営団地一階で暮らすことになった。娘さんは2交代勤務制の工場で働いている。要介護認定区分変更され、要支援2から要介護4にレベルダウン。要介護2かな、と予想していたのだが・・・・・歩行は不安定であり、介護用ベッドと手すりの貸与サービスのプランで...歩けるようになって欲しい
2040老いのねがい在宅訪問を終えた帰り路関の里池に白鳥と遭遇白鳥が寄ってきた復刊銀の輝き第53号2024年3月1日老人のねがいよく老人は「ぽっくり死にたい」と口にします。それは老人のねがいにも聞こえます。「寝たきりや痴呆(認知症)だけになりたくないから、ぽっくり死にたい。子どもに迷惑をかけたくない」。それが老人のねがいだとしたら、寂しい気がしてなりません。いまや人生百歳の時代になり、脳卒中(脳血管障害後遺症)や認知症を患い、不自由さを抱えながら懸命に生きておられる老い人たちがいます。老人の手を握り、老人の語る言葉に頷(うなず)き、耳を傾けていきたいと思います。「いまなにを考えておられるのか」「死にたいと思っているのか、生きる望みをもっているのか」「なにを悩んでいるのか」「なにを欲しているのか」「なにに戸...復刊銀の輝き第53号
2039銀の輝き2024.2.24am7:18阿武隈川;朝陽に照らされた銀の輝き『ドアとドアを結ぶどこでもドア』創刊号2024年3月1日いつでも、どこでも、あなたの側らに安全・安心をお乗せしている気持ちで移動支援(通院送迎)を行います。玄関先までお伺いします。福祉タクシーをご利用できる人総合事業・要支援者・要介護認定者(介護保険外サービス)の方、身体に障がいをお持ちの方、ご病気・骨折などによりお一人での移動が困難な方、移動に杖や車いすが必要な方、一般のタクシーや公共機関の利用が困難な方など。利用目的の制限はありません。病院までの送迎・買い物の付き添い・冠婚葬祭の付き添い・コンサート、墓参り、旅行や観光の付き添いなどさまざまな移動のサポートをします。福祉タクシー利用者運賃ぐっとへるぷ東北運輸局認可乗車時間運...ドアとドアを結ぶどこでもドア創刊号
白河の関を越えた地にも春が訪れる縁石の淵にみどりの名も知らぬ草が生きる。今日は寒風となり小雪が降る2038生きるとはここ3,4日、89歳のひとり暮らし老人と接し、ほとほと心身ともに疲れてしまった。老夫婦の家を訪問したとき、「疲れた顔しているね」、と言葉をかけられた。「大丈夫です。体調は変わりないです。元気です」と言葉を返すも、気持ちのなかで「疲れた顔に見えたさせたのは失敗」、と呟いてしまった。その日は眼鏡をかけることも忘れていた。眼鏡をかけると、気持ち的に老けてきた顔を少しでも隠すことができる。在宅訪問のときは、疲れた顔を見せず、元気な表情と声を出すことが大切。反省をしてしまった。疲れると蒲団に入ってもなかなか眠れなかったり夢が途切れ目を覚ましたとき、あれこれと頭のなかで言葉が飛び交う。何のために此の世に...疲れると頭は働かなくなる
2037仙台泉プレミアムアウトレット今日は気分転換を兼ね昼食は、wifeと仙台牛タンを満喫した。その後、仙台泉プレミアムアウトレットを「歩く」wifeはアンダーアーマーで黒のランニングシューズを購入他に衣類3点(その内1点は自分のもの)wifeが、東北自動車道下りを走行しているときだった。スマホが鳴った。画面を見たら「東部包括支援センター」の文字が見えた。「要支援の認定を受けていない89歳の男性老人はベッドからずり落ちてしまい、立ち上がれず救急車を呼んだ。急変の症状ではなかった。老人は救急隊員に紙オムツの交換を頼んだ。救急隊員は「紙オムツを取り替え」、そのひとり暮らし老人の家を後にした。要介護相当の状態にあり、明日11時、男性老人の家にお伺いし地域包括支援センターのスタッフと引継ぎを行い、ケースを受けるこ...牛タン
2036情け(思いやり)出だしから「硬い話」で申し訳ないけれど住み慣れた家で最後(=最期)まで暮らしたい、と願っている老人「老親の願いに添いたい」、と思いをかける同居家族。「地獄の沙汰も金次第」ではなく、「介護の沙汰も金次第」と思ってしまう。国民年金の受給額で暮らしている老夫婦の伴侶が、寝たきりになると介護に使えても1万円がやっとである。さらに追い打ちをかけ、訪問介護の介護報酬は減額され潰れる(倒産する)訪問介護事業所が増えてくる。さて、現実のヘルパーたちは介護の最前線で何を感じ、何に憤りを覚えているのか(悲しみを感じる)。先日、鼠屋敷で暮らす婆さんのことを書いた。テーブルの上、台所、洗い篭、窓の桟(さん)、床などあらゆる処に鼠の糞が連なっている。お椀やお玉、鍋のなかに糞はある。そのような状況のなかで、婆...その人は生きている
2035あと3年、老いた病み付きであっても「父ちゃん健康」でいたい自分の足を食べる蛸、と言われるが本当は、人間につかまって狭い所に入れられたときに自分の足をちぎって食べたりする。他の動物に食いちぎられたりした足はまた生えてもとだおりになるが、自分で食べた足はもうさいせいできないらしい。「やってみよう」、と始めた介護事業だったが小規模(零細)介護事業所はやり繰りが大変。赤字から黒字に転換するのは容易ではない。ここ数年、無給で働いていて、それは何とも思わなくなってきたが赤字から脱却し収支「とんとん」に持っていきたい、と思うも・・・・「借りたお金」をほぼ完済するにはあと3年。あと3年、老いた病み付きであっても「父ちゃん健康」でいたい。wifeから「自分で始めた仕事、やり遂げるしかない」、「誰も頼んだ訳ではない。...自分の足を喰いながら生きる
2034明けない夜はない朝は必ず夜になり、夜は必ず朝を迎えます介護タクシーの運転をしていても、今日の外気温は18℃。春の陽気です。白河の関を越えると福島県。透析治療者の送迎のとき、蕗の薹に遭遇。蕗の薹は雪の下でジッと寒さに耐え、春を待つ。雪水は蕗の薹にとり栄養となり地上に現われた蕗の薹を見ると春の訪れを感じさせる。でも東北の地は3月に入っても雪が降ることがある。過去において桜が咲いたときに雪が降り積もったことがあった。透析は1日おきに行うため透析患者は、せわしく感じてしまいできたら週2回の透析だったら気分的に「ゆっくり」できるのにな、と言葉にする。「患者」という感じからどんなイメージを受けますか?「患」の漢字から「串刺し」を連想する。魚を串で刺し通す。痛々しく感じてしまう。患「串」+「心」2つのものを縦に...突き刺された心は、痛み(傷み)を伴う
2034今日は18℃の気温で「春気分」wifeの病院送迎の帰りいつもと違う場所から那須連山を撮りました東北自動車道も見えます明日7時15分から透析治療者の送迎があるためもう寝床に入りますそのため今日はブログお休みます。また、明日・・・・・今日はブログお休み
2032『病牀六尺』と介護の在り方正岡子規『病牀六尺』岩波文庫●正岡子規著『病牀六尺』(びょうしょうろくしゃく・岩波文庫)を初めて読んだのは24年前のことであり、書き出しは「病床六尺、これが我世界である。しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである」(7㌻)で始まる文章はいまも印象に残っている。彼は23歳のとき、結核により喀血した。子規と号したのも、血を吐いて死ぬ時鳥に我が身をなぞらえてのことであるという。結核は脊椎を侵し、34歳の頃人力車で外出したのを最後に臥床生活に入る。●子規は、『病牀六尺』の六十五のところで、介抱(看病、介護の言葉に置き換えてもよい)の問題について述べている。「直接に病人の苦痛に関係する問題は・・・介抱の問題である。病気が苦しくなった時、または衰弱のために心細くなった時などは、看護...病床六尺、これが我世界である
2031しもつかれ咲き頃の梅の花を花瓶に生けて浴室に置くことによって香りがこもる梅の香りは、ストレス解消に効くとのこと“しもつかれ”は北関東、特に栃木県で冬季に限られる郷土料理で新巻鮭の頭や節分の豆、大根、人参、油揚げ、酒粕(さけかす)と一緒に煮込んだもの味付けは醤油・砂糖など家によって独特の味がある見た目は酔っ払いの「副産物」にしか見えない(これは失礼)7軒分のしもつかれを食べると中気にならないといわれている栃木県では学校給食にも出るが子どもたちからはすこぶる評判が悪いとか余は義父がつくる“しもつかれ”だけは口にする(他界されたので義父がつくる”しもつかれ”を食べることができなくなった)なぜなら新巻鮭の頭ではなく身を入れるのでいやな匂いがなく舌触りもいい赤飯の上にしもつかれを載せて食べるとさらに上手い(...梅の香りは、ストレス解消に効く
2030老人はいぶし銀のような存在素敵な木造家茨城県筑西市(旧下館市)介護に関わってから老人の代名詞として「銀」という文字が気になりだした銀は金とは違い地味で華やかさはないが長年の経験につちかわれた渋みを感じさせるそれを人はいぶし銀の輝きと呼びくすんだ灰色の銀ではあるが味わいのある灰色となる老人はいぶし銀のような存在でありそれぞれに人生の労苦や歓喜が顔や手指に皺が刻まれ無二の存在であり輝きを放す「銀の紬」は老人の持っている人生のアートや可能性を引き出し最後の糸を紡(紬)ぎ編むそんな想いを抱きながら自分の老いとも重ねあわせ銀の糸を紡ぐ「銀の紬」
2029薬剤師に聞いてみよう、気軽に脚(足)がつるときに効く漢方薬68「お婆ちゃん」と「婆ちゃん」言葉の響きを聞くと「婆ちゃん」の方がいいかな。言葉の頭に「お」をつければいいといものでもない。「お婆ちゃん」よりは「婆ちゃん」の方が若い印象を受けるような気がする。本ブログで「婆ちゃん」と呼ぶこと(書くこと)にする。今日は、90歳になる婆ちゃんの通院等乗降介助を行った。自宅から9分程度の走行で整形外科クリニックに到着。杖をつきながらどうにか歩けるのだが、ふらつきがあり転ぶ危険性もある。婆ちゃんの左手を握り、一緒に歩く(婆ちゃんは手を握ってもらうのを楽しみにしている)。椅子に座り、靴を脱ぎスリッパを履いた方が楽で安楽に行える。60分余り待たされ(予約11番目だった)、順番がきたので診察室に入った。通院等乗降介助...芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
2028「おまけ」「付録」グリコのキャラメルに付いて「おまけ」楽しみだった誰でも買い物をしたとき“これ、おまけに付けておくよ!”と言われると何か得したような気分になる一粒口に入れると300メートルが早く走れるというグリコのキャラメルにも“おまけ”が付いていた現代の子どもはシールよりもゲーム機器の方に手がいってしまうが昭和30年代の子どもたちはキャラメルのおまけに付いていたシールやワッペンに熱中したものだった若い女性向けの雑誌にも“豪華な付録”が付いている本誌よりも付録を買うといった女性もなかにはいるとかちょっとおまけや付録の話が長すぎてしまった感があるが子ども心にまだあの世に逝っていない大人から「人間死んだら☆彡(星)になるんだよ」と本当にそうだったら素敵な話である死んだら星となって輝き天から大切な人を見...星を見上げ元気をいただく
2027乗り遅れそうな乗客を待つバスの運転手味噌汁は“おふくろの味”ともいわれ、家庭によって味が違う。三木春治さんにとって家庭の味といえば妻志乃さん(77歳)がつくる“味噌汁”であり、元気の源でもあった。しかし、桜の花弁が散る4月の或る日の朝の出来事。春治さんは、今日の朝起きてみると腹が脹れ(はれ)あまり朝食を食べたいとは思わなかった。けれども、妻が想いをこめて作ってくれた豆腐入りの味噌汁を味わった。ご飯は茶碗半分余り残し箸を置いた。どうもお腹の脹れと胸のあたりが急にむかつきはじめ苦しくなり、食卓にうつ伏せ状態になり倒れた。救急車で病院に搬送されるも力尽き永眠された(ご冥福をお祈り申し上げます、78歳)。昨日まで元気な様子であっただけに、突然の訃報は驚きと同時に深い悲しみを抱いたのは、わたしだけではなかっ...一杯の味噌汁
2026雪かきができない躰力茨城県筑西市から東北自動車道経由で白河の関を越え東北の玄関口の地に着いた。積雪30cmあり、数年ぶりの雪雪でした。揺れる車中、スマホで『老い生いの詩』を操作していたら昨日のブログのコメントを書き終えとところで車の振動で指先が狂い消去されてしまい、茫然(ぼうぜん)となった。不慣れなことはするものではない。小さな平屋(30坪、築15年)の小さな庭は30㎝の雪。心臓に負担がかかり、躰力もなく雪かきは「出来なくなった」。wifeは自分と同じ屋根の下で生活する前までは雪かきがしたことがない。いまは雪かきは手慣れてきた。読売新聞日曜版のトップ記事に旅を旅する、だったかな城崎温泉の写真が掲載されていたのをスマホで「パシャリ」した。明日から介護の世界に戻る。数年ぶりの30cmを越える積雪
2026盲腸8㎜のポリープ切除ご縁地蔵筑西市五所神社付近3回目の大腸検査初回は15年前、腎臓移植のとき2回目は2023年12月21日胃の検査、大腸検査検査の結果、食道裂孔ヘルニア、萎縮性胃炎(C-1)、盲腸ポリープ8㎜があると告げられた。問題のないポリープだが放置しておくと良くないので、切除した方がいい、と説明された。3回目は盲腸ポリープ切除術を施行するためには腸管洗浄をしなければならない。切除術前に2時間という短い時間に腸管洗浄剤(2ℓ)を飲むのが苦痛だ。齢71の自分、wifeは「便失禁防止に紙パンツわ穿かないとダメよ」と言われ渋々紙パンツのお世話になることになった。紙パンツを穿くのは2回目になる。初めての紙オムツ体験初めての紙パンツを穿いたのは平成3年のとき。紙パンツを穿いた状態でオシッコをした(尿失...苦痛の大腸検査
鉄線はつづくよどこまでも鉄塔の隙間から筑波山を眺める遙かな先の線路は終着駅遙かな先の路は終点(行き止まり)遙かな先の海は帰港地遙かな先の鉄線は我家の電燈始発点の先は終着点オギャ〜と産ぶ声をあげた先は死そう考えてしまうと虚しくなってしまうキッズソング せんろはつづくよどこまでも 童謡 I'veBeenWorkingontheRailroad(coverdbyうたスタ)線路は、はるかなまちまでぼくたちのたのしいたびのゆめつないでいる『せんろはつづくよどこまでも』の詩は遙かな先きまで夢をつないでいる。夢は無限である。オギャ〜と産ぶ声をあげた赤ん坊は無限の可能性を秘めている。線路も路も海も鉄線も遙かな先の町はどんな処か想像してしまう。こどもごころの頃山の向こうはどんな風景なのか、と想像していた。どこまでもつづく鉄...遙かな旅の夢
2024鉄線は続くよどこまでも筑波山が見える関東平野、鉄塔が立ち並ぶ昨日は事務的な仕事に追われて、筑西市(茨城県)に帰るのが遅くなり21時前に着いた。wifeの父の一周忌法要。「家に帰ったよ」、帰ってくるような感じさえする。。短い時間ではあったが最後は寝たきりになったものの自宅の畳の上で妻、二人の娘と大の親友に看取られながら逝った。別れの言葉を交わし、穏やかな顔だった。実家(wife)から福島に帰るときは「気をつけて帰れよ」といつも言葉をかけてくれた。「パチンコに行こう」、と誘う。不自由ながらも杖をつき歩き軽トラに乗りパチンコ屋に向かった。二人とも大当たりはなく損したまま帰るも、楽しかった。筑波山朝夕合わせて100分余りの散歩。夕暮れ前の筑波山を眺め見る。旧下館市は第二の故郷。関東平野は閉塞感がなく、開放...先の向こうにはどんな風景かな・・・・・