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春夏秋冬 / 老い楽の詩 https://blog.goo.ne.jp/hennkyoujinn

老い始め老い逝くまで、楽よりも苦の方が多い。束の間だけでも喜びや感動、笑いあえる楽があれば幸せ。

星 光輝
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住所
福島県
出身
北海道
ブログ村参加

2017/04/09

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  • 暑さにも負けず 決して弱音を吐くことなく 胡瓜は生きている

    1988暑さにも負けず決して弱音を吐くことなく胡瓜は生きているもの凄い暑さにも負けず決して弱音を吐くことなく胡瓜は暑さに朽ちることなく葉は緑色を彩り胡瓜は育ちにんげんにもたらしてくれる。黄色いの花びらブンブン蜜蜂が何度も行き交う。猛暑のなかひとり暮らしの老人はエアコンをつけているだろうか水分を摂っているだろうかもの凄い暑さにあっても何枚も重ね着をしたり冬物衣を着ている老い人もいる暑い寒いの感覚が「麻痺(鈍感)」になってしまう今日は「海の日」で休みだがひとり暮らしの家を周り一軒一軒玄関の戸を開け言葉をかけ脱水症(熱中症)で「干からび」てはいないか安否確認にでかけるとしようか・・・暑さにも負けず決して弱音を吐くことなく胡瓜は生きている

  • 雨降りは「病む」

    散歩路森のなかの会員制ホテル1987雨降りの一日「止」む気配はなく朝から雨降りどおしbeagle元気は散歩が出来ず「ウンション」を我満しているトレイにオシッコをしたときはおとなしくなるオシッコで濡れた紙パンツを取り替えてもらうことを気にしていてお父さんに「悪い」と思っている犬は敏感ににんげんの感情をよみとる雨降りは躰の痛みを抱える人にとり「病み」が疼きだすwifeは先日大ケガをした右手の親指と腰が雨降りで余計に痛みが疼く自分も念のために左膝と腰にロキソニンテープを貼った気休め程度しかならない今日は雨降りだから「寝ます」雨降りは「病む」

  • 心の襞(こころのひだ)

    散歩路秋桜1986心の襞(こころのひだ)不安は乾いた灰色の空介護は先が見えぬ曇り硝子あなたが生きていることで生きる励みになり辛さも悲しも切なさも喜びも感動も心の襞となる2017/8/19ブログ掲載仕事の都合上令和5年8月2日までは日曜日のみブログを投稿します皆様のブログ訪問することができず申し訳ありませんいつも訪問をいただきありがとうございます。星光輝心の襞(こころのひだ)

  • 私の運命はどうなるのか

    犬猫、それぞれのお腹だし自慢甘えるとき腹を出すbeagle元気腹だし〇〇隠さずにゃ五助お俺も腹だしが得意元気の弟分1985「ありがとう」を伝えたいいつも同じことをくり返し書いている認知症の兆し、と思われるかもしれないそれでも、また書いた愚かな自分最期死に場所はどこになるのかその運命がどうなるのか神のみぞ知る脳幹梗塞を発症した或る爺さん言葉は聴こえるでも話すことができないもどかしさ悔しさにただ泣き喚くしかない「治療は終えた」と医師から告げられた言語障害が残った「療養型病院に移って欲しい」療養型病院でも、「何処かに移って欲しい」、と同じことを言われるのか私の行く先(終点)は何処になるのだろうか神のみぞ知る蛍光管は切れたのか切れてないのか点滅をくり返す薄暗くなった病室で寂寥の寝台に伏せる我が躰転院の前に世話にな...私の運命はどうなるのか

  • 今日は父の命日

    散歩路墓石の形は風雨雪で丸みを帯び字は消えて苔が生えるほど長い長い月日が過ぎた合掌1984昭和45年7月10日父43歳で永眠する「風邪」も引いたことがなかった健康な父病魔が襲い予想以上に腸閉塞が進行し人工肛門を造ったあと1年は持たないと、言われながらも病床生活は16カ月家に帰ることはできなかった父は痩せこけ、今思うと「癌」だったのではないか、と思う老いた父の顔を想像(イメージ)することができないいま老いた自分の顔は老いた父の顔に似ているのだろうか高校生だった自分死を目前にした父と話すことがなかったなぜ、もっと話をしなかったのか、と後悔している昭和45年7月10日の早朝「危ない」、と看護師から電話があり急いで病室に駆けつけた父の手を握りながら最期を看取ることができた父は「うお~」と大きな聲を出し瀕死の状態に...今日は父の命日

  • 蹴らないでくれ

    我が家の3坪ほどの家庭菜園二本の胡瓜苗が成長し幸せの黄色い花を咲かせ20本の胡瓜を頂いたbeagle元気「胡瓜」の言葉に反応するほど胡瓜大好き胡瓜の命を頂き元気になる1983小石にも生命がある食道癌の手術前後病床で書いた高見順の詩「小石」から引用蹴らないでくれ眠らせてほしいもうここで眠らせてくれ86歳の老男は食道癌(ステージ5)を今春発見され転院し放射線治療を受ける。放射線治療を受けても「効果があるかどうかは別問題」、と医師から告げられる8mmの管を鼻から胃まで通し何とか栄養を維持できたがそれももう限界食道の腫瘍が大きくなりその細い管を圧迫してきた管を抜去すると再び管を挿入することはできない胃ろうを造設する手術を行う「口から食べたい」、という老男の願いは消えていった躰は痩せ、胸の奥や背中の痛み、咳、嗄声さ...蹴らないでくれ

  • 冬には枯れ落ちた枯葉は 春には新たな命の営みが始まる

    遠くへ行きたい1982なぜ自分が生まれてきたのか、何のために生きているのか、そしてなぜ死ぬのか40代始めの頃老人病院にいた。バンドが自由に伸び縮みのする古腕時計を見たら、短針と長針が重なり、後2分少しで退勤時間の午後5時30分になるところだった。93歳になる老女の手を軽く握り、「また、明日もよろしくね」と言ってベッドの傍から立ち去ろうとしたとき、彼女は何を思ったのか、ポッソと「日本の老人は寂しい。施設に居ようが、病院に居ようが、家に居ようが、老人は寂しい」と呟いた。「日本の老人は寂しい」という呟きが、いまも私の心を疼かせている。60代那須連山を眺めながら要介護老人が棲む家を訪れ介護相談を再び始めた。20年まえの風景と変わらず家があり家族が住んでいても家の中に住む老人は孤独伴侶を亡くし独りになっても自由気儘...冬には枯れ落ちた枯葉は春には新たな命の営みが始まる

  • 子育てと老いの介護

    小樽駅ー札幌駅の間を走る電車の窓から見た、青い空・碧い海いい眺めです。こんな景色を見ながら逝きたいものです1981子育てと老いの介護介護相談を通し様々な家族模様が映しだされます。自分も一つの家族模様を持っています。親がどんな子育てをしてきたのか齢を重ねた老親は、この先老い逝きねたきりになり介護が必要になったとき子どもは、老親の介護にどうかかわっていくのかさまざまな親子の葛藤、あるいは絆の強弱さを感じます。子育ての失敗?子育ての失敗かどうか当の老親は意識していないひともいます。自分が老いた躰になり子どもや他者からの世話(介護)を受ける身になっても大人になった子どものことが心配で僅かな国民年金が振り込まれる預金通帳と印鑑を「自由に使っていいよ」、と息子に渡す。歩くことままならず透析治療を受けている老親と自立し...子育てと老いの介護

  • 老化(劣化)すると水漏れする

    田舎の散歩路赤い屋根の村営住宅1980「ショック」洗浄機食器洗浄機が故障した福島県に移住したとき建てた小さな家は14年余月クリナップに電話入れたら14年も経過しているので、部品はありません。まだ14年ですよ。説明書を読んだら「水漏れにより」、食器洗浄機が作動しなくなった。クリナップに電話をいれたら水漏れなのに、見に行っても出張費がかさむだけで食器洗浄機を交換することになります。ショック洗浄機です。20万円近くかかるのかな・・・・痛い出費です食器洗浄機がなくても食器は手で洗えば済むのだがにんげん一度楽をするとだめですね。自分ひとり暮らしならば我慢できるのだがwifeのために食器洗浄機交換です。食器洗浄機だけでなく老いを重ね膀胱括約筋が弱くなると水(尿)漏れするにんげんはハルンケアで対応できるけれど食器洗浄機...老化(劣化)すると水漏れする

  • 自然な死

    蝉のいのちは短く儚い、そう思うのはにんげんだけで、蝉はミンミ~と精一杯鳴き短いいのちを生きている。1979「老衰でした」昨日18時02分文乃さんが老衰により永眠された。17時18分長男嫁から電話が入った。「状態がおかしいので来て欲しい」自分とwifeはすぐ駆け付け8分後、到着。呼吸は止まり、家族に尋ねると2分前に「息を引き取った」。すぐ訪問看護ステーションへ電話訪問看護ステーションから訪問診療医師に連絡がつながった。18時前に訪問診療医がお見えになり、診察の結果「18時2分死亡が確認されました。死亡の原因は食べれなくなったこともあり老衰になるのかなと思います」。言葉をかけるといまにでも眼をあけ起きそうな感じで、おだやかな表情にあった。医師は「多くの患者は床ずれができていなくきれいな躰で、本人は強く自宅に帰...自然な死

  • 耐えれないほど痛い

    beagle元気は、いつも同じ散歩路を嫌い、坂路がきついコースの方を希望します。そのコースに幾年月に渡る風雨にさらされた地蔵様があります。地蔵様の目、鼻などは欠け丸みを帯びわからなくなっています。通学路にありいつも子どもたちの安全を見守っています。地域のおばさんたちが赤い帽子とエプロンをかけてくれています。みんなの健康をお祈りし合掌。1978床ずれ床ずれ(褥瘡じょくそう)になったことがない自分には、床ずれの痛みがわからない。wifeは30代始めの頃、踵(かかと)や大転子部などに床ずれができた経験があり、話してくれた。「皮膚が剥がされ、そこに塩を塗り付けられた感じで、その痛みは言葉では表せない」。だから、「死ぬ間際に床ずれができ、激痛を抱えながら逝くのは可哀想」です。痛みは本人しかわからない(心の傷みも同じ...耐えれないほど痛い

  • しなかやに生きる

    1977しぶとく生きる「しぶとく生きる」97歳の文乃さん長男夫婦の疲労困憊MAX状態にある昨日の朝「へるぷ」を終えたwifeから長男夫婦は「疲れ切っている」、と話す。長男夫婦に「たおられて」は97歳の老母を看取ることができなくなる、と思いチオビタドリンクを差し入れ・・・・。「家に帰りたい」、と叫び退院して3週間になる。退院せずそのまま病室にいたら、7日間ももたずにご臨終となったであろう。それは家に帰れず生きる気力を失せていく。長男は日に五度、老母の唇や口のなかを水で潤す。舌、唇は白い「苔」にならず、ピンク色の舌を維持している。「へるぷまん」の奮闘で床ずれは「ゼロ」そのことで文乃さんは生きる気力を維持している「もう危ない」、という囁きは何度も聞かれたがSPO2は「98」の数値にある血圧も100台をキープ肩呼...しなかやに生きる

  • 水野源三 瞬き詩人

    1976しゃべれない書けないいのちのことば社36歳のとき、水野源三さんの詩に出会たときは、躰が振るえたことを思い出す。小学校4年生のとき真性赤痢に罹り、下痢と高熱で体は衰弱し、脳膜炎を併発、脳性麻痺となった。9歳のとき床に臥す躰となり、話すことができなくなった。彼は、見えること聞くことができ、そこに生きる力を得た。診療所の医師が源三を診察したおり、「はい」という言葉に眼をつぶれ、と言ったことがヒントになった。五十音図を使って、一字一字拾うことを思いつき、そこから「瞬き詩人」の誕生となった。しゃべれない書けない私のまばたきを見て一字一字拾って詩を書いてもらう一つの詩を書くのに十分二十分三十分義妹の愛と忍耐によって一つ二つ三つの詩が生まれる神さまに愛されて生かされている喜びと感謝を詩に歌い続ける「キリストの愛...水野源三瞬き詩人

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