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春夏秋冬 / 老い楽の詩 https://blog.goo.ne.jp/hennkyoujinn

老い始め老い逝くまで、楽よりも苦の方が多い。束の間だけでも喜びや感動、笑いあえる楽があれば幸せ。

星 光輝
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福島県
出身
北海道
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2017/04/09

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  • 桜木紫乃『家族じまい』集英社文庫

    1991同じように見えて違うこと親の終活、老老介護、家族とはのテーマで北海道を舞台にした物語読みかけの途中だけれど自分のこころに引っかかった言葉に、眼が留まった。「やらなかったことと、出来なかったことって、同じなかったことでもずいぶん違うなあって、いま思った」(34頁)消えることも、あるいは消すことも、見えるところでは同じ結末だ。(34頁)自分の人生を振り返ると、その場に立ち止まって踏ん張るということをしなかった。大きな樹は、その場から逃れることもできない。その地でしっかりと根を張り大樹となった。「やらなかったこと」の連続で、それは後で後悔だけが残った。水溜まりも同じだ。水は生き物。水の流れが止まると水溜まりになり、時間が経つにつれ水は濁り腐り、水は死ぬ。生きることの意味を見失い、ただ息をしているだけでは...桜木紫乃『家族じまい』集英社文庫

  • 「 横」の生活から「縦」の生活に変わる

    濁らない眼で景色を眺めたいものだ・・・・1990「横」の生活から「縦」の生活に変わる自分より5つ年上の老女がいる「不良」婆さん息子の煙草からチョッと拝借して煙草を吸う眠れない、と言って眠剤服用後に酒を飲む「夜、なかなか眠れない」、と話すと隣にいた息子から「昼間から寝ているからだよ~」ソファーはベッド代わりとなり、昼夜逆転の世界足腰がめっきり弱くなりソファーから立ち上がるのも大変ときどき転んだりもしている何もすることがないから「煙草」を吸うかソファーに寝るしかないだから家に居るときは「横になり」過ごしている。8月24日から週2回(火曜、木曜)、デイケアに通い始め、「縦」の生活になる。10分~15分程度のリハビリなどを行ったりする。風呂にも入る(家では入浴していない)76歳の婆さんどんなふうに変化していくか楽...「横」の生活から「縦」の生活に変わる

  • 71年目の晩夏

    198971年目の晩夏1ヵ月ぶりのブログ中断を繰り返し、息が続かない『老い楽の詩』どこまでも続くか自信がありませんが、またよろしくお願いいたします。1か月後にブログを開いたら右端の上に広告が居座り、ブログの雰囲気がすっかり変わり広告が気になってしまうそんなことを気にせず書きたいことを書くしかない、と気を取り直すしかないさて、今日は自分にとり71年目の夏を迎えた。自分も蝉のように「いま、ここに生きている」と鳴いている蝉。夢を追い求めた少年時代の夏はもう昔のこと。今日から366日後の8月17日どんな青い空と白い雲に巡る遇うことができるか脚だけでなく腕の筋力も落ち老けた躰に負けず「今日」という一日は二度と繰り返すのことのできない時間だけに「いまに生きている」認知症老人の後ろ姿を見ながら自分も明日に向かって生きね...71年目の晩夏

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