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2017/03/19

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  • シドモアが見た明治期の日本

    エリザ・E・シドモアシドモアは日本びいきなアメリカ人で、著書「シドモア日本紀行 明治の人力車ツアー /エリザ・E・シドモア 外崎克久 訳 講談社学術文庫」の中でしきりに日本の事をほめている。その一例をあげる。※すべてではない。他にも日本や日本人をほめている個所はたくさんある。※ピンク色の文字の部分が本よりの引用。灰色の文字は私が書いた。※ピンク色文字の引用先は「シドモア日本紀行 明治の人力車ツアー ...

  • トンデモもののけ辞典105 がこぜ 『頭に蛇がまきついた童子』

    作者不詳『化物づくし』より「がごぜ」①妖怪がこぜ(元興寺) 元興寺の境内にはオレンジ色のハルシャギクが咲き乱れており、花の間からたくさんの石仏が見え隠れしていた。 ハルシャギクは中心が紅色、周囲がオレンジ色の蛇目模様になっているので別名を蛇目草という。 蛇目というのは蛇の目のことである。 元興寺 ハルシャギク蛇といえば、『日本霊異記(822年ごろに成立)』に記された元興寺の伝説を思い出す。 その伝...

  • トンデモもののけ辞典104 影女『影と話をする陰』

    ①鳥山石燕が描いた影女上の絵はちょっとわかりにくい。https://intojapanwaraku.com/culture/59330/↑ こちらに掲載されているもののほうが鮮明でわかりやすい。松の枝のように見えるが、長い髪を逆立てた人が逆立ちするような形で障子に映っている。絵に添えられた文章には次のように記されている。「もののけある家には月かげに女のかげ障子などにうつると云。荘子にも罔両と景と問答せし事あり。景は人のかげ也。罔両は景のそば...

  • トンデモもののけ辞典①103 餓鬼憑き『餓鬼憑きは低血糖症の症状?』

    旧河本家本『紙本著色餓鬼草紙』第3段「食糞餓鬼図」①餓鬼憑き餓鬼に憑かれるのは主に山道を歩いているときなどとされ、憑かれると身動きが取れなくなってしまい、歩いている最中だった場合は一歩も前へ進めなくなってしまう[2]。 神奈川県のヤビツ峠では、合戦で餓死した兵の亡霊が餓鬼となってさまよい、食物をあさっている為、峠越えをする旅人は急に空腹となり、歩行困難に陥いるため、食物を峠に供えて越えなければならない...

  • トンデモもののけ辞典102 『カーカンローの正体は井戸の水に映った子供の姿だった?』

    朱里石畳のカー①カーカンロー沖縄県に伝わる妖怪。井戸に潜んでおり、覗き込んだ子供を引きずり込むという。水面に映る影を抜かれると病になるともいわれる。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%A6%96%E6%80%AA%E4%B8%80%E8%A6%A7#%E3%81%8Bより引用「カー」は井戸を 「カンロー」は子供を意味する。http://youkaitama.seesaa.net/article/295502870.html より引用検索すると確かに井戸のことは「カ...

  • トンデモもののけ辞典101 河童・産女・山姥 『坂田金時は河童だった?』

    妖怪画で知られる鳥山石燕による河童①坂田金時は下毛野公時を脚色して創作した人物?今日のテーマは河童だが、私は坂田金時は河童ではないかと考えている。その理由をお話ししよう。平安時代、源頼光が大江山の鬼退治をしたという伝説がある。頼光には四人の優秀な家来(渡辺綱・坂田金時・碓井貞光・卜部季武)がおり頼光四天王と呼ばれていた。頼光四天王のうち坂田金時は童謡「金太郎」で有名である。京都・八坂神社に石見神楽...

  • トンデモもののけ辞典100 貝吹坊『児島高徳と修験道』

    ①貝吹坊貝吹坊(かいふきぼう)は、備前国(現・岡山県)和気郡に伝わる妖怪。熊山城跡の堀の水中に棲んでいたとされ、ホラガイを吹く音のような「ボー、ボー」という声をあげる。姿を見せずに音のみを出す妖怪とされる[1]。 水木しげるの著書によれば、かつて味地義兵衛という者が、唐津城の壕に妖怪がいると聞いて調べに赴いたところ、壕から青い目を光らせた妖怪が現れたことがあり、この妖怪が貝吹坊の一種であろうと述べられ...

  • トンデモもののけ辞典 貝児99 『貝合わせの夫婦和合から生まれた妖怪?』

    鳥山石燕『百器徒然袋』より「貝児」上の絵はかすれたりしていてわかりにくい。こちらの絵のほうが見やすいと思う.。→ https://w.atwiki.jp/deadsoul/pages/82.html①貝児貝児(かいちご)は、鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪の一つで、貝桶(かいおけ)の妖怪。 概要 貝桶とは、日本の中世から江戸時代にかけて伝わる遊戯の貝合わせや貝覆いに用いる貝殻の入れ物であり、画図では貝桶から子供のような姿の者...

  • トンデモもののけ辞典98 陰摩羅鬼『成仏できなかった死者の霊は陰摩羅鬼という鳥になる?』

    【鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より「陰摩羅鬼」石燕の絵を見ると、卍マークのある香炉や、寺によくある旗(幟?名前がわからないw) 向かって左下には常花(イミテーションの花)、鐃鈸(にょうはち/仏教の法要に用いるシンバル)などが置いてある。、陰摩羅鬼がとまっているのは、おりん(磬子/けいす)だろう。 その下にある棒、磬子ばい(?)でおりんのふちをたたいて音を鳴らす。御摩羅鬼は寺のお堂の中にいることがわか...

  • 「穢多・非人を通常の社会に入れると殺される」のはそこに差別意識があるから。

    武田氏発言まとめ①穢多・非人は国の中の特殊身分制度。士農工商には入っていない。⓶日本人は差別しなかったが、ユダヤ人が外国から入ってきた時に日本人はどういう風に扱ったか。このような問題はもう無限にある。③アイヌもそうだが、そういう外国との折衝もある。④なかなか普通の人間として生活できないような人もいる。⑤人数的に例外的である人を、どう扱うかというのは難しい問題。⑥現在の社会では、希な人を正常な人と一緒に取...

  • トンデモもののけ辞典97 吉兵衛狸『吉兵衛狸の正体と地車囃子』

    岸和田地車祭①岸和田の吉兵衛と狸大阪府岸和田市には吉兵衛と狸の伝説が伝えられている。昔、現在の岸和田市並松町あたりに吉兵衛というだんじり好きの男のもとに狸たちが訪れて吉兵衛とともに尻尾で太鼓をたたいた。それ以降、祭が終わると風に乗って狸の祭囃子が聴こえてくるようになった。 ⓶榎木稲荷神社の吉兵衛狸伝説大阪市堀川戎神社には榎木稲荷神社がある。榎木稲荷神社は地車(だんじり)の形をしているので、地車稲荷...

  • トンデモもののけ辞典① 後眼『諺・慣用句の妖怪?妖怪と魚オヤニラミの関係』

    ① 後眼目が頭の後ろに一つだけあり、1本の鋭い爪を持つ妖怪である。『百鬼夜行絵巻』に記載されているのは名前と絵だけであり、どのような妖怪かは不明である。 おなじく江戸時代に描かれた絵巻物『百物語化絵絵巻』(1780年)では同様の格好をした妖怪が親にらみ(おやにらみ)という名称で描かれている[1][2]。また、国際日本文化研究センター所蔵の『化物尽絵巻』にも親白眼と記され同じ姿の妖怪が描かれている[3]。 仮名草...

  • トンデモもののけ辞典95 夜泣き石『石神はいかにして夜泣き石になったか』

    竜斎閑人正澄画『狂歌百物語』より「夜鳴石」①夜泣き石夜泣き石(よなきいし)は、石にまつわる日本の伝説の一つ。各地にさまざまな夜泣き石が存在する。 大別すると、泣き声がする、子どもの夜泣きが収まるとの伝説に分かれる。中でも静岡県の小夜の中山夜泣き石がよく知られているが、日本各地に存在する夜泣き石の中には、小夜の中山のように殺された者の霊が乗り移って泣き声をあげるといわれるほか、石自体が怪音を出すとい...

  • トンデモもののけ辞典 鬼火⓶『祇園精舎の鐘が平家の亡霊をこの世につれてくる』

    ①『耳無し芳一』に登場する鬼火『耳無し芳一』という怪談がある。阿弥陀寺に芳一という盲目の琵琶法師が住んでいた。 芳一はひとりの武士に頼まれて、夜な夜な貴人の屋敷にいって「壇ノ浦の戦い」の下りを弾き語るようになった。 不審に思った和尚が寺男たちに芳一の後を付けさせた。 すると芳一は平家一門の墓地の中で無数の鬼火に囲まれて琵琶を弾き語っていた。 和尚は平家の怨霊に芳一が殺されてしまってはいけないと、芳...

  • トンデモもののけ辞典93 お歯黒べったり

    竹原春泉画『絵本百物語』より「歯黒べったり」①お歯黒べったりお歯黒べったり(おはぐろべったり)歯黒べったり(はぐろべったり)は日本の妖怪の一種。目も鼻も無い顔に、お歯黒を付けた大きな口だけがある女の姿をした妖怪。 概要江戸時代後期に出版された『絵本百物語』(竹原春泉斎・画)に「歯黒べったり」という題で描かれており、現在は同作品を通じてその存在が知られている。詞書には、「ある人が古い社の前を通ったと...

  • トンデモもののけ辞典 鬼火 『鬼火が燃えたり消えたりするのはヒメホタルまたはヘイケホタル?』

    ①鬼火江戸時代に記された『和漢三才図会』によれば、松明の火のような青い光であり、いくつにも散らばったり、いくつかの鬼火が集まったりし、生きている人間に近づいて精気を吸いとるとされる[2]。また同図会の挿絵からは、大きさは直径2、3センチメートルから20,30センチメートルほど、地面から1,2メートル離れた空中に浮遊すると推察されている[1]。根岸鎮衛による江戸時代の随筆耳嚢巻之十「鬼火の事」にも、箱根の山の上に現...

  • トンデモもののけ辞典91 鬼一口『鬼に打ち砕かれた在原業平の野望』

    ①鬼一口鬼一口(おにひとくち)とは、日本の説話において、鬼が一口にして人間を食い殺すことをいう[1]。 概要 代表的な話として挙げられているものに、平安時代初期の歌物語『伊勢物語』第6段の「芥川の段」がある。ある男が何年も女のもとへ通い続けていたが、身分の違いからなかなか結ばれることができなかった。あるとき、男はついにその女を盗み出したが、逃走の途中で夜が更けた上に雷雨に見舞われたために、戸締りのない...

  • トンデモもののけ辞典90 鬼熊

    ①鬼熊鬼熊(おにくま)は、木曽谷(長野県)に伝わる妖怪。江戸時代の奇談集『絵本百物語』に記述がある。 解説 歳を経た熊が妖怪となったもの。人前に姿を現すことは滅多にないが、夜更けに山から人里に現れ、人のように直立歩行しながら家畜の牛馬を捕えては山へ持ち帰って食らうという。 力が非常に強く、猿などは掌で押しただけで殺してしまう。また、山中で鬼熊が6、7尺もあろうかという大石を谷底へ落とすのを見た人がお...

  • トンデモもののけ辞典 鬼③ 地獄絵に登場する鬼は日本の固有種だったw 閲覧注意!

    真如寺 ん ?なにかいる?気のせいか? ①真如寺の地獄絵 滋賀県犬上郡 真如寺 多賀大社門前町(絵馬通り)にある真如寺。 堂内に足を踏み入れるとそこには地獄の風景が。(地獄絵が展示されている。撮影許可いただいています。) 江戸時代後期に描かれたものだという。初七日。三途川のほとりで奪衣婆(だつえば)に衣服を剥ぎ取られ・・・・・(ナイスバディだったらくらくらしそう~♪) 二七日(ふたなのか) 鬼に舌を...

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