屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
庭に250種ほどの山野草を育てています。 山野草の四季折々の姿をご紹介できればと思います。
自宅でも山野草を育てていますが、自宅の周りも自然が多く、散歩コースは可愛い植物や野鳥たちにたくさん出会えます。 そんな日々の暮らしをご紹介できればと思います。
フウランは花、葉、香りの3拍子が揃った観賞価値の高いランです。観賞価値の高いものから選別された種を富貴蘭と呼び東洋ランの一分野を形成しています。趣味家以外の人にも人気があります。庭には大きい株が2株あります。この株はもう40年位前になるでしょうか。東京駅の八重洲口でおばあさんが路上で売っていたものを購入したものです。3芽ぐらいの小さな株でしたが大きな株になりました。こちらの株は数年前に従妹から頂きました。枯れそうだからと言って持って来てくれました。開花はこれからです。時期をずらして楽しめそうです。花、葉、香りの3拍子が揃ったフウラン
矮性のアポイキキョウが咲いています。普通のキキョウは草丈が1mくらいになる種もあります。庭の矮性アポイキキョウは草丈20㎝くらいです。でも花は普通のキキョウのように大きく美しいです。播種を繰り返していると環境に順化して次第に大きくなります。株分けで増やし保存しています。こちらは白花種です。草丈は紫のキキョウより少し大きいです。矮性アポイキキョウの花
枝咲きキキョウはコーカサス地方が自生地です。コーカサス地方は黒海とカスピ海の間に位置しています。現在もチェチェン紛争など紛争地の一つですが、枝咲きキキョウは美しい花です。数年前山野草展に行った時に業者から購入したものです。毎年たくさん小さなベルのような可愛い花を咲かせます。草丈もコンパクトで鉢映りの良い種です。小さなベルのような枝咲きキキョウ
ソバナは山道の生える菜という意味だそうです。草丈が高くすぐに倒れやすいのが欠点です。でも釣鐘ニンジンような円錐形の鐘状の花は奇麗です。今年咲いたのは昨年知人に頂いたものです。以前は庭にも置いていましたが、枯らしてしまいました。今度は枯らさないように注意して育てたいですね。青紫の鐘のような花のソバナ
私はショウマが好きで庭には数種置いています。この時期はショウマの開花時期です。アワモリショウマが見頃です。一つ一つの花は非常に小さいですが、たくさん集まって咲く様は涼しげで良いものです。花序と葉のバランスも良く、しばらくは楽しめそうです。白い泡粒のアワモリショウマ
徳島県の石立山が自生地です。イシダテホタルブクロは小型のホタルブクロです。自生地での大きさは分かりませんが、庭に置いているのは10㎝以下です。でも花は大きく、斑点のある釣鐘型の薄紫の花は美しいです。良く増え、毎年2倍以上になります。分けてあげても喜ばれます。小さい草姿のイシダテホタルブクロ
梅雨空の中、斑入りのミズヒキが美しい葉芸を見せています。このミズヒキは8年前東京の友人に頂きました。今では庭のあちこちに芽吹いています。葉が元気なこの時期の葉芸が一番美しいです。農薬の散布もしないので虫の食害にあっています。文鳥を飼っているので農薬は使いません。切り花にして飾っていたら根が出てきました。鉢に植えてみようと思います。斑入りミズヒキの美しい葉芸
庭には8種のキンバイソウを置いています。千島キンバイは枯らしてしまいました。たくさん増えたので人にあげていたら庭に置いていた株が枯れてしまいました。イワキンバイ毎年たくさんの花を付けます。屋久島イワキンバイキンバイソウの中では気にっている種です。アポイキンバイこちらも屋久島イワキンバイ同様気に入っている種です。株は丈夫ですが花がなかなか咲きません。でも春芽吹いた頃の照葉は美しく葉だけでも十分観賞価値があります。ミヤマキンバイこちらもなかなか花が咲きません。夕張キンバイ枯れそうになったので慌てて植え替えたら元気になってきました。葉姿だけでも十分観賞価値があります。高嶺姫キンバイ毎年たくさんの花を咲かせます。雌阿寒キンバイこちらもほとんど花が咲きません。コキンバイ毎年少しは花が咲きますが寂しいです。思い通りにいかないキンバイソウ
オサランは着生ランです。樹木の幹や岩に根を張りしがみついています。庭のオサランはムギランなどと一緒に軽石に付けています。数株ありますが、すべて軽石に付けています。花の寿命も短く2~3日で終わります。でも草姿も小さく葉も2枚しかありませんが、ころころした姿が気に入っています。小さな着生ランのオサラン
カキランは自宅の近くでも見られます。渋く落ち着いた花は茶花としても用いられます。普通のカキランは草丈が高く全体のバランスが良くありません。庭のカキランは屋久島カキランです。草丈も25㎝くらいでバランスが良く草全体が落ち着いて見えます。渋く魅力的な屋久島カキラン
ナツツバキは別名シャラノキとも呼ばれています。このナツツバキは家を造った時に義父の友人に頂きました。もう35年になり大きくなりましたが、主幹が枯れてしまいました。樹形は乱れていますが、毎年奇麗な花を咲かせてくれます。惜しむらくは花が一日花で木の下の植木鉢にたくさん落花することです。取り除くのが少々大変です。主幹が枯れてしましました。花は美しいですね。小さな鋸歯の花びらが優雅なナツツバキ
オニユリは家の近くでもたくさん見られます。オニユリは赤ですが、対馬黄金オニユリは輝くような金色で圧倒的な存在感があります。この対馬黄金オニユリは懇意の歯科の先生に頂きました。5年位になるでしょうか。先生は植物にとても詳しく特に黒髪山(佐賀県)の植物はほぼ調べつくしたとのことです。黒髪山は植物の宝庫で固有種もたくさん自生しています。黒髪山の植物の本も出版されています。私は種別が分からないとき先生に問い合わせています。近くに詳しい方がおられるといつでも聞けてとてもありがたいです。金色の花が見ごたえがあります。むかごがたくさんできます。上部が枯れる秋に収穫して植えておけば容易に苗が得られます。4年位で花を付けるようです。金色の対馬黄金オニユリの花
昨日デストロイヤーを収穫しました。今日から雨の予想で、晴れている昨日収穫した方が良いと思いました。ダンシャク、メークインの収穫から2週間経ち大きくなっていました。たくさん収穫できました。デストロイヤーはダンシャクとメークインを合わせたような食感で美味しいです。他の夏野菜も収穫できるようになりました。無農薬ですので安心です。多少虫がついたりしますが、丁寧に除けば大丈夫です。葉物を除けばしばらくは畑の野菜で間に合いそうです。大玉トマトミディトマトキュウリピーマンナスシソもあちこちに芽吹いていて適宜使えます。今日の収穫です。これからはたくさん収穫できます。せっかくできた野菜ですので無駄にしないように使いたいと思います。ジャガイモ(デストロイヤー)他野菜の収穫
タンナチダケサシの原産地は韓国の済州島です。草丈も10㎝程度で小型の山草です。山草会ではコンパクトな姿が好まれ、屋久島ショウマ同様珍重されています。タンナチダケサシは庭の山野草の中では古い方です。20年以上育てています。私は矮小の山野草が好きなので、これからも枯らさないように見守りたいですね。コンパクトな姿のタンナチダケサシ
庭に置いている山野草も時々枯らしてしまいます。2回以上枯らしたものは再トライを断念しています。断念した種は屋久島リンドウ、蝦夷ゴゼンタチバナ、高嶺ナナカマドなどたくさんあります。九州では環境が厳しい山野草もたくさんありますので当然かも知れません。箱根コメツツジは環境的にはそんなに厳しいとは思いません。でも根腐れを起こしてしましました。雑草が入り込むと根腐れのリスクが大きくなるようです。土の管理と併せて今度は枯らさないように見守りたいですね。新しく購入した株白い釣鐘型の花が清楚で可愛いです。枯らした株大きくなっていたのに残念です。今度は枯らさずに育てたい箱根米ツツジ
このブルーマウスイヤーは昨年近所の方に頂きました。お母さんが大切に育てられておられたそうです。庭のあちこちに大きな株が沢山ありました。「たくさんどうぞ」と言って下さいましたので、大きな株を1つ頂きました。数個に分割して植えていたらたくさんの花を付けました。草丈も10㎝くらいでコロコロしていて可愛いです。葉もその名の通りねずみの耳にそっくりな丸い形をしています。ミッキーマウスの耳そっくりのブルーマウスイヤー
実家から早生桃ができたとの連絡がありもらってきました。千代姫という品種です。甘さは少し控えめですが爽やかでおいしい桃です。今回は50個ほどもらってきました。実家は時期をずらして収穫できるように数種の桃を植えています。しばらくは桃が楽しめそうです。びわも少しもらってきました。びわは傷みやすいのでコンポートを作ってみました。コンポートにして冷凍しておくとしばらくは楽しめます。早生桃(千代姫)の収穫
オカトラノオは付近の道端でも見られます。草丈1メートルくらいになる大型の種です。茎の先端に15㎝ほどの尾のような花穂に多数の花を咲かせます。花穂の先端が横向きに曲がって咲き、その名の通り尾のように見えます。庭には大型なので1鉢しか置いていません。少し大きめの鉢に密集して植えると小型になり見栄えも良くなります。白い尾っぽのオカトラノオの花
アナベルは北米原産のアジサイの仲間です。8年前に知人から頂きました。アジサイに比べ小型で、鉢栽培にすればコンパクトに育てることができます。アジサイに比べ剪定時期も幅があり管理しやすい種です。庭のアナベルは純白で清楚な花が奇麗です。剪定時に出た枝を挿し木にしています。挿し木して3年目の苗です。来年は花を付けるかも知れません。清楚なアナベルの花
家の横に40坪ほどの畑を作っています。ジャガイモ、ニンニク、タマネギを収穫しました。春植えのジャガイモはダンシャク、メークイン、デストロイヤーの3種を作っています。今回収穫したのはダンシャクとメークインです。両方とも15個種付けをしましたがたくさんできました。秋ジャガができる11月の初めまでは十分利用できると思います。ダンシャクメークインデストロイヤーは葉が少し黄色くなってきたら収穫です。試しに掘ったらまだ小さかったです。収穫はあと10日ほどでしょうか。ニンニクタマネギトマトなど他の春植えの野菜も大きくなってきました。ジャガイモ、ニンニク、タマネギの収穫
小川キキョウと皿々峰キキョウが咲き始めました。どちらも8年位前に庭に置きましたが、毎年2倍づつ増えてたくさんの株になりました。半分ほどは人にお譲りしたりしましたが、まだたくさんあります。小川キキョウイシダテホタルブクロと千島ギキョウの人口交配種です。小川聖一さんによって作出されました。皿々峰キキョウホタルブクロと千島ギキョウとの人工交配種です。玉井忠幸さんによって作出されました。小川キキョウと皿々峰キキョウ
イチゴ類は花と実の2度鑑賞できます。でもなかなか実成までは難しく、できたとしても歪な実成が多いです。屋久島姫バライチゴと姫バライチゴは草丈も小さく鉢栽培に向いています。どちらも40年ほど育てています。白い上品な花を付けます。庭の山野草の中でも大切にしている種です。屋久島姫バライチゴ姫バライチゴ屋久島姫バライチゴと姫バライチゴ
アジサイ類は大きくなるので、庭には数多く置いてはいません。庭のアジサイ類はすべて頂いたものです。皆さんが大切に育てられていたものでどれも素晴らしいものです。私も大切に育てています。今咲いているものはガクアジサイの初霜と手毬咲きアジサイです。初霜ガクアジサイの初霜が咲き始めました。その名の通り霜が降ったような斑入りの葉が見事です。挿し木3年目の苗です。翠玉?手毬咲きアジサイで幾重にも重なった花弁が見事です。玄関に飾ってみました。ガクアジサイ(初霜)手毬咲きアジサイ(翠玉?)
白馬アサツキはネギの仲間です。ネギの仲間は山野草栽培の対象となっているものが多いです。庭にも他に糸ラッキョウの仲間を置いています。白馬アサツキは北海道から本州中部の高山帯に自生しています。高山植物ですが栽培はそれほど難しくはありません。今年は植え替えをしなかったので、雑草が入り込んでいます。鉢も球根が増えてパンパンになっています。奇麗な花を見るには、きちんと植え替えをしなければいけませんね。今年の白馬アサツキは寂しい
ノイバラは日本全国に自生しています。別名ノバラとも呼ばれています。野に咲いているノイバラの花は白です。散歩路にもたくさん咲いています。一重咲の白い花は上品で美しいものです。私はノイバラが好きで知り合いから枝先を分けてもらい育てています。庭に置いているのは、皆品種のノイバラです。雅挿し木してから8年になります。すっかり大きくなりたくさんの花を付けるようになりました。昨年の挿し木苗花を付けている株もあります。今年の挿し木苗あかずきん一昨年に挿し木をしたものです。昨年の挿し木苗八重山ノイバラ昨年の挿し木苗宮島昨年もらったものです。まだ花を見ていません。来年はいくつか花を付けるかも知れません。斑入りのノイバラ昨年挿し木した苗大株にすると斑入りの葉がとても奇麗です。品種の美しいノイバラ
シラン(紫蘭)はたくさんの品種があります。庭には黄花シランと三蝶咲シランを置いています。どちらも知人に貰ったものです。私はそれほどシランに関心がありませんでしたので増える度分けてあげています。庭にはどちらも1鉢ずつしか置いていません。でも黄花シランは花も奇麗ですし、大鉢で大株にしたら見栄えがするかも知れません。来年は大株に育てて見ようと思います。三蝶咲シラン黄花シランランの中では育てやすいシラン
ヒメユリはユリの中では小型のユリです。細い茎の先端に数個の花を付けます。花は真上を向いて咲き凛としていて可憐です。少しの風に揺れる様子は何とも言えない風情があります。国内には北方系と南方系が自生しています。庭には土佐産と阿蘇産の南方系の種を置いていましたが、土佐産を枯らしてしまいました。芽吹き始めた頃木漏れ日の中で輝く花が奇麗です。増やし方(鱗片植え)植え替えの際、鱗片を割らないように丁寧に取って少しかぶるくらいに植えこみます。少なくとも3年目には花が見られます。凛とした可憐なヒメユリ
畑の一角に切り花にするためにスイートピーを育てています。いつも混合の種を使っています。今年は白花と薄い紫の花が咲きませんでした。そろそろ終わりに近づきました。隣のスイカのつるも大分伸びてきましたので、そろそろ処分しようと思います。妹にあげたら玄関に飾ってくれました。甘い香りのスイトピー
カラマツソウの仲間は数多く存在しますが、ツクシカラマツが一番だと思います。でもツクシカラマツはどこにも自生していません。種も出来ません。交配園芸種だと言われています。細い花茎の先に咲く淡い紅紫色の花は何とも言えなく可愛いものです。花は次々に開花し一ヶ月以上も咲き続けます。浅い大きな鉢にたくさん植えると見事な花が楽しめます。カラマツソウの中で一番のツクシカラマツ
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屋久島カキランが咲き始めました。カキランは近くでも見られます。カキランは草丈が80㎝ほどになりますが、庭の屋久島カキランは20㎝くらいです。地味な花ですが山野草の雰囲気があり好きな花の一つです。屋久島カキランの花
カシノキランが咲き始めました。着生植物で庭では柿に着生させています。一度着生させるとそのまま何もしなくてよく管理も楽です。生長は遅くなかなか大きくなりません。着生させて7~8年になり、たくさんの花を付けるようになりました。カシノキランの花
ギボウシのブルーマウスイヤーが咲き始めました。小型のギボウシでその名の通り、葉がネズミの耳に似ています。草姿もコンパクトで花付きも良く鉢植えに向いています。ギボウシ(ブルーマウスイヤー)の花
ヒトツバショウマが咲き始めました。神奈川に居た頃、丹沢の川沿いでよく見かけました。ヒトツバショウマが咲くと神奈川時代を思いだします。小さな花がはたくさんの星をちりばめた様で美しいです。ヒトツバショウマの花
アジサイ(初霜)の花が咲きました。美しい葉芸と青い花と白い装飾花が相まって奇麗です。梅雨の中咲く花は気持ちを少し爽やかにしてくれます。栽培も増殖も容易です。ただアジサイは旧枝先咲きですから剪定時期が重要です。アジサイ(初霜)の美しい葉芸と花
夏ツバキが満開です。植えてからもう37年になります。大きくなって主幹が枯れましたが、元気で毎年奇麗な花を見れてくれます。ただ花はすぐに落ちて下に置いている鉢にたくさんたまります。毎日片づけが必要です。夏ツバキの花
対馬黄金オニユリが咲き始めました。オニユリの変種で対馬の固有種です。鮮やかな黄色の中に黒い斑点があり美しいユリです。花は花序の先端に数個咲かせます。オニユリ同様むかごがたくさんできますので増殖は容易です。栽培も難しくありません。対馬黄金オニユリの花
オカトラノオは近くの山にもたくさん自生しています。草丈は大きなものでは1ⅿにもなります。鉢では50㎝くらいです。茎の先端に長さ10㎝~20㎝くらいの花序にたくさんの花を咲かせます。花序の先端は傾き、種名の通り動物の尾のように見えます。オカトラノオの花
アナベルが咲き始めました。梅雨空に清楚な白い花が目立ちます。アナベルは北アメリカが原産地です。どちらも同じアジサイの仲間ですが、アナベルの方が栽培が容易です。アジサイは旧枝先咲きで剪定時期が重要です。アナベルは新枝先咲きで剪定の時期を気にする必要はありません。アナベルの花
阿蘇ヒメユリが咲きました。以前庭には土佐ヒメユリもありましたが、枯らしてしまいました。雨に中鮮やかな朱色の花が目立ちます。阿蘇ヒメユリの花
アスチルベの花が奇麗です。雨に打たれても穂先があまり垂れることもなく美しい花を見せてくれます。梅雨に合った花かも知れません。小さな花を密に付けた円錐状の穂は横に広がる葉とのバランスも良く見映えがします。アスチルベの花
三蝶シランと黄花シランが咲きました。シランは蘭の中でも栽培がやさしい種です。病害虫にも強く地植えでも鉢植えでも良く育ちます。根茎を切り分けることで増殖も容易です。三蝶シラン黄花シラン三蝶シランと黄花シラン
ツクシカラマツとムラサキカラマツが咲き始めました。ツクシカラマツの自生地は良く分かっていません。対馬列島から済州島に自生するムラサキカラマツと屋久島カラマツの交配種と言われています。ツクシカラマツには種子が出来ません。もう大分前にムラサキカラマツとして購入しましたが疑っています。ムラサキカラマツは草丈が50㎝ほどになりますが庭のムラサキカラマツは20㎝ほどです。でも種子が出来るのでツクシカラマツではないと思っています。ツクシカラマツとムラサキカラマツ
姫バラが咲き始めました。今咲いているのは雅と赤ずきんです。姫バラは挿し木ですぐに増やすことができます。挿し木苗も2年後には花を付けます。姫バラは黙っていても自然と盆栽風に成長します。あまり手の掛からない花です。雅赤ずきん姫バラの雅と赤ずきん
庭にはイチゴを10数種置いています。姫バライチゴと屋久島姫バライチゴの花が咲きました。どちらも草丈は10㎝前後の大きさですが、大きな花を咲かせます。うまく栽培すれば実成も楽しめます。姫バライチゴナンヨウバライチゴとも呼ばれ台湾が自生地です。屋久島姫バライチゴ姫バライチゴと屋久島姫バライチゴ
イブキジャコウソウはハーブのタイムに近い種です。私の好きな佐賀県の黒髪山にも自生しています。庭に赤花と白花があります。少し触るととても良い香りがします。草のように見えますが木本の植物です。小さな花を密に付け鉢を覆うように広がっていきます。赤花白花イブキジャコウソウの赤花と白花
イワタバコはあまり日の当たらない湿った岩場に生えています。庭には青花と白花があります。今年の青花は花付きが今一つです。丈夫な花ですので管理をしっかりして来年は奇麗な花を見たいです。白花は軽石に植えているのもあります。自生の雰囲気が出て良いものです。イワタバコの青花、白花
庭にはショウマの仲間を数種置いています。アワモリショウマが咲き始めました。ショウマ類は小さな花が密に集まって咲きます。アワモリショウマも泡のような小さな花を密に咲かせることからこの名があります。近畿以西、四国、九州の岩場に自生しています。アスチルベの仲間で日本固有種です。アワモリショウマの花
一昨年ある展示会で購入した八重咲香丁木に初めて花が咲きました。花は1.5㎝くらいで小さい花です。八重咲の上品な花で期待以上の花でした。木が大きくなれば見映えも一層良くなると思います。八重咲香丁木の花
ノリウツギは全国に自生しています。アジサイの仲間ですがアジサイが終わった7月頃に花を咲かせます。庭のノリウツギは花よりも葉芸を楽しみます。この時期が最も葉芸の美しい時期です。斑入りノリウツギの美しい葉芸
山アジサイはこの梅雨時が剪定の時期です。山アジサイは西洋アジサイと比べ野趣があり山野草の雰囲気があります。10月頃に来年の花芽ができますので剪定はこの時期が最適です。この時期に剪定をすると新梢が成長し花芽が形成されます。来年の花を期待して剪定しました。剪定後の山アジサイ山アジサイの剪定
庭には斑入りと普通のシラサギカヤツリを置いています。シラサギカヤツリは北アメリカ南東部が自生地です。細い花茎の上に白い花を咲かせますが、白い部分は苞で花はほとんど目立ちません。花は少しの風でも揺れ、鷺が飛んでいるようで風情があります。次々に花穂が出て長く楽しめるのも良いですね。飛ぶ白鷺のようなシラサギカヤツリ
このホタルブクロの花は少し前に終わりました。知り合いに「ホタルブクロのタケシマを持っているか」聞かれました。「いいえ」と言ったら下さいました。花が咲いたら淡い紫の奇麗な花でした。私はホタルブクロの品種を良く知りません。タケシマホタルブクロは白だったと思いますので、これは違うと思います。でも花は上品で美しい花です。品種名は分かりませんが大切に育てようと思います。淡い紫の美しいホタルブクロ
近所の方からギボウシのファイヤーを頂きました。先日来られた時にイシダテホタルブクロ、姫矢筈ススキなど数点を差し上げました。そのお礼かも知れません。その方は庭にギボウシをたくさん育てておられます。「ファイヤー、あげましたかね」と聞かれ「いいえ」と言ったら下さいました。私はファイヤーを知りませんでしたが、斑入りの見事なギボウシでした。庭にギボウシは10種ほどありますがどれも頂いたものです。頂いたファイヤー、大事にして大株に育てたいですね。鮮やかな斑が見事なギボウシ(ファイヤー)
大島緑花ガクアジサイは数年前に山草会の方に頂きました。私のイワダレヒトツバと交換の約束をしていたのを忘れていました。申し訳ないことを致しました。3年前から花を付けるようになりました。名前の通り緑の装飾花と濃い青の花のバランスが良く美しいガクアジサイです。美しい装飾花の大島緑花ガクアジサイ
庭のショウマの中では那智コバショウマが最小です。草丈は数センチで小さく締まって見えます。那智コバショウマの種名は良く分かりません。那智泡盛ショウマの小型品種を業者が命名したかも知れません。でも気に入っています。薄い桃色の花は美しいです。よく似た屋久島ショウマよりも小さいです。今年は花がほとんど咲きませんでした。上横2列が屋久島ショウマで下横1列が那智コバショウマです。薄い桃色の花が奇麗です。今年は寂しい那智コバショウマ
梅雨空が続く中、姫アガバンサスの薄紫の花が奇麗です。アガバンサスは南アフリカが自生地です。交配種が多数作られていて広く出回っています。草丈も1ⅿ以上の大型種から30㎝くらいの小型種まであります。庭の姫アガバンサスは山草会の方から頂いたものです。頂いた当初はあまり関心はありませんでしたが、梅雨空の下で見る花は美しいと思います。梅雨空に美しい姫アガバンサス
品種のフウランが奇麗です。庭には3種類置いていますが、すべて頂いたものです。玉金剛、烏帽子丸、東出錦です。玉金剛と烏帽子丸は会社時代の友人に、東出錦は山草会の方に頂きました。残念ながら会社時代の友人も山草会の方も亡くなりました。自分の周りから知り合いがいなくなるのは寂しいものです。庭の山野草は頂いたものも多く、それぞれの方を思い大切にしています。玉金剛烏帽子丸東出錦大切な友人の品種のフウラン
ハナイカダは全国に自生しています。以前住んで居た横浜の家の近くの山にたくさんありました。懇意にして頂いていた隣のお茶の先生が気に入っていて時々一緒に見に行きました。ハナイカダの実がなると横浜時代を思い出します。今の自宅の近くにも自生しています。ハナイカダは花柄が葉の中央の葉脈と癒着しているため、葉の中央に花があるように見えます。ぴったりの命名だと思います。雌雄異株ですので実をつけさせるには雄株と雌株を近くに置いて育てる必要があります。雄花雌花結実熟した実ぴったりの命名のハナイカダ
庭の野菜も最盛期です。特にトマトは毎日たくさん収穫できます。とても毎日消費できませんから保存できるようにトマトソースを作っています。トマトソースに作っておけばミネストローネ、パスタ、スープなど使えて便利です。分けてあげても喜ばれます。今回はトマト2.3kg、タマネギ1.5kg、ニンニク4かけなどで作りました。30分ほど煮て完成です。小分けにして冷凍保存します。恒例のトマトソースの作成
ワレモコウは自宅の近くでも見られます。草丈も90㎝ぐらいになります。花がない時期はほとんど目立ちませんが、あずき色の花が咲くと分かります。花茎の先に数個の花が付き、風に揺れる様は風情があって良いものです。庭の斑入りのワレモコウはタンナワレモコウの白覆輪品種で「煌めき」の銘がついています。草丈も10㎝前後です。屋久島ワレモコウと共に大切にしています。栽培は特に難しいこともなく良く増え、分けてあげても喜ばれます。白覆輪の斑が美しいワレモコウ(煌めき)
北海道など寒冷地の植物は九州での栽培は厳しいものがあります。庭のウスユキソウ、キキョウなど寒冷地の植物は植え替えを頻繁にしています。培養土を奇麗にしていると調子が良いように思います。3月初め頃、6月中頃、9月末頃に植え替えをしています。今年は6月中頃の植え替えが2週間ほど遅くなりました。今回はウスユキソウ類(千島、早池峰、礼文、オオヒラ、高麗、キリギシ)とキキョウ類(千島、オヨベ、小川、皿ヶ嶺)など70ポットを植え替えました。これで夏を乗り切れるでしょう。ウスユキソウ、キキョウの植え替え
カシノキランの花はあまり目立たなく、いつの間にか咲いていたという感じです。花は反り返った葉の内側で咲き、小さく目立ちません。でもよく見ると黄色の花の中央に赤い斑点があり可愛いものです。庭のカシノキランは柿の木に着生させています。小さい株は軽石にも付けています。着生ランは一度着生させるとほとんど手がかからず楽しめます。葉陰にひっそりと咲くカシノキラン
私は菊が好きで庭に数種置いています。ハコネ菊は特に好きな種です。ハコネ菊はシオン属ですが、私は菊属との違いが良く分かりません。昔よく登った丹沢の山で見たような気もしますが定かではありません。何せ50年も前のことですから・・・・。庭のハコネ菊は大分前に購入したものです。株分けの都度人に譲っていましたが、昨年枯れたりして2鉢になってしまいました。今年は軍配虫の被害にあい、葉が傷んでいます。注意して管理し育てたいと思います。遠い昔の懐かしいハコネ菊
もう40年位前になるでしょうか。神奈川県の藤沢にいた時、よく出かけた丹沢の渓流沿いにたくさん自生していました。庭のヒトツバショウマは購入したものですが、花が咲くと丹沢を思い出します。ヒトツバショウマは進化の低い段階の植物で珍しい種です。栽培はそれほど難しくありません。線香花火のような小さな花を密に咲かせます。一つ一つの花は本当に小さいですがまとまると満天の星空のように美しいものです。満天の星空のようなヒトツバショウマ
ナゴランは自生地の一つの名護市に因んでこの名があります。花も葉も肉厚で太い根で木にしがみ付いています。生長が極めて遅く、葉も一年に2枚しか出ません。増殖は非常に難しい種です。花は美しく芳香があります。一度着生させたらほとんど何もしなくてよく栽培は容易です。庭では軽石と釣りシノブに付けています。釣りシノブのナゴランが咲きました。ラン愛好家に人気の高いナゴラン
フウランは花、葉、香りの3拍子が揃った観賞価値の高いランです。観賞価値の高いものから選別された種を富貴蘭と呼び東洋ランの一分野を形成しています。趣味家以外の人にも人気があります。庭には大きい株が2株あります。この株はもう40年位前になるでしょうか。東京駅の八重洲口でおばあさんが路上で売っていたものを購入したものです。3芽ぐらいの小さな株でしたが大きな株になりました。こちらの株は数年前に従妹から頂きました。枯れそうだからと言って持って来てくれました。開花はこれからです。時期をずらして楽しめそうです。花、葉、香りの3拍子が揃ったフウラン
矮性のアポイキキョウが咲いています。普通のキキョウは草丈が1mくらいになる種もあります。庭の矮性アポイキキョウは草丈20㎝くらいです。でも花は普通のキキョウのように大きく美しいです。播種を繰り返していると環境に順化して次第に大きくなります。株分けで増やし保存しています。こちらは白花種です。草丈は紫のキキョウより少し大きいです。矮性アポイキキョウの花
枝咲きキキョウはコーカサス地方が自生地です。コーカサス地方は黒海とカスピ海の間に位置しています。現在もチェチェン紛争など紛争地の一つですが、枝咲きキキョウは美しい花です。数年前山野草展に行った時に業者から購入したものです。毎年たくさん小さなベルのような可愛い花を咲かせます。草丈もコンパクトで鉢映りの良い種です。小さなベルのような枝咲きキキョウ
ソバナは山道の生える菜という意味だそうです。草丈が高くすぐに倒れやすいのが欠点です。でも釣鐘ニンジンような円錐形の鐘状の花は奇麗です。今年咲いたのは昨年知人に頂いたものです。以前は庭にも置いていましたが、枯らしてしまいました。今度は枯らさないように注意して育てたいですね。青紫の鐘のような花のソバナ