IT産業の周回遅れが表面化した。中国はもちろんのこと、韓国にも半周は遅れている。そればかりでなく、社会機能の近代化がなされていない。大企業が内部留保を莫大に貯め込んでいるのは、なんのことはない、床下の壺に小判をうならせて毎晩数えているようなものだ。その間に、青年実業家が少ない資金でつぎつぎと事業を広げていった。もはや後れを取り戻すことは不可能である。この欠陥がコロナ対策に現れることになった。ワクチン接種がままならない。年寄りはパソコンが使えないという。自治体と政府がこれほどまでに乖離しているとは。大規模PCR検査。大規模ワクチン接種会場。政府はこれを執拗に拒否した。これが決め手であったのに。これができなかった政府は、虎の子のオリンピックを失うことになった。民間におもねた政府、自民党の自業自得である。放送局がオリ...日本の地獄