医療経営上の課題に関して過去の成功経験や失敗経験などを綴っていきます。
病院勤務時には、病院経営上の様々な難題に取り組み、解決できたものもありますし、多くの失敗も経験いたしました。医療経営上のすべての難題に解決策を持っている訳ではありませんが、過去の成功経験や失敗経験などを綴っていきます。
私は公立病院に勤めていたこともあり、組合とは定期的(月1回)に意見交換の機会を設けていた。組合のない民間企業での勤めが長かったので、「組合!」と聞くと身構えてしまうのだが、意見交換の機会を設けコミュニケーションを図ることは良いことである。また、正直に言う
平成28年7月22日(金)の共同通通信に以下の記事があった。少し長いが、全文を引用する。 「千葉県がんセンター(千葉市)など千葉県立の全6病院で、労働基準法に定められた労働基準監督署の許可がないまま、医師や看護師に夜間、休日の当直勤務をさせていることが21
経営者にとっては切実な話である、「合法的に残業代の支払いを回避する方法や社員を簡単にクビにする方法」につき、気になって調べてみたのだが、やはり難しい。 そもそも、法律は労働者の味方である。だから、医療機関の準備が万全でなければ、従業員の一方的な言い分(
税理士の私が言うのも変かもしれないが、日本の税制は分かりにくい。正直、難しいと思う。そんな難しい税法をクライアントに上手く説明するにはどうしたらよいかと悩んでいる。我々専門家ではなく、一般の方が読む税法の書籍には複雑な税法がわかりやすく書かれているので
最近発売された書籍の書評を書きたい。「なぜ、無実の医師が逮捕されたのか」(安福謙二 著)という書籍である。この書籍の副題は「医療事故裁判の歴史を変えた大野病院裁判」となっている。有名な事件であり、ご存知の方も多いと思うので、事件の詳細は説明不要かと思う
友人の誘いで精神科病院の仕事を手伝うことになった。仕事の内容は、内部統制の構築支援であり、(病院特有の難しさもあるが)公認会計士の業務としては一般的なものである。ただ、私が勤めていた病院には精神科や診療内科が無かったので、具体的にどんな医療がなされてい
本書は、私の古巣の常滑市民病院の再生をメインとして、著者が経験した様々なエピソードで構成されている。著者とは、私の元上司である山田前副市長のこと(元総務省キャリア!)。当事者として微力ながら市民病院の再生に奮闘(?)していたこともあり、病院再生の過程が
平成30年度からスタートする医療法人の会計監査に先立ち、複数の医療法人にて内部統制のチェックと構築支援を請け負っている。病院勤務時には、内部統制の観点に重きを置いて業務していたものではないので、もっと、しっかり内部統制を構築しておくべきであったと、少し反
電子カルテ良いところは、複数人が同時にカルテを閲覧できることである。これが、最大のメリットといってよい(その次のメリットは、場所を取らないことである)。とにかく、紙カルテはよく無くなる。無くならないように工夫しているのだが、それでもなくなってしまうこと
平成30年度から一定規模以上の医療法人には、監査法人や公認会計士の監査が必要となる。来るべく監査に備えるため、某病院でも内部統制の構築業務を請け負っている。 監査人は、医療法人全ての証票をチェックすることはできないので(ボリュームが多すぎて物理的に無理!
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