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日毎の糧 https://blog.goo.ne.jp/matunaga2954

聖書全巻を朝ごとに1章づつ通読し、学び、黙想しそこから与えられた霊想録である。

日毎の糧
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2016/12/16

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  • 神に心を動かされた者

    エズラ記1章5節「そこで、ユダとベニヤミンの家長、祭司、レビ人、つまり神に心を動かされた者は皆、エルサレムの主の神殿を建てるために上って行こうとした」(新共同訳)。1節「ペルシアの王キュロスの第一年のことである。主はかつてエレミヤの口によって約束されたことを成就するため、ペルシアの王キュロスの心を動かされた。キュロスは文書にも記して、国中に次のような布告を行き渡らせた」。小見出し「ペルシアの王キュロスの布告」。1~3節は歴代誌下36章22~23節と全く同じである。これは歴代誌上下とエズラ記、そして次のネヘミヤ記の四巻が一連の文書であることを示している(祭司文書と呼ばれる)。その内容はダビデの家系を中心に南ユダの観点に立っている文書で、北イスラエルの歴史は殆ど出ない。紀元前538年キュロスが登場し、補囚の民に解放...神に心を動かされた者

  • 主の怒りが燃え上がりもはや手の施しようがなくなった

    歴代誌下36章16節「彼らは神の御使いを嘲笑い、その言葉を蔑み、預言者を愚弄した。それゆえ、ついにその民に向かって主の怒りが燃え上がり、もはや手の施しようがなくなった」(新共同訳)1節「国の民はヨシヤの子ヨアハズを選び、エルサレムで父の代わりに王とした」。ソロモンの跡に王位を継承したレハブアムによる南ユダ王国の終焉が本章である。並行記事は列王記下23章30~24章にある。ここに4人の王が列挙されている。まずヨアハズは二十三歳で王位につき三ヵ月の在位であった(2節)。エジプトのファラオ・ネコは彼を退位させエジプトに連行し、銀百キカル、金一キカルを科料として課した。一キカルは約34.2グラムである。5節「ヨヤキムは二十五歳で王となり、十一年間エルサレムで王位にあった。彼は自分の神、主の目に悪とされることを行った」。...主の怒りが燃え上がりもはや手の施しようがなくなった

  • イスラエルの歴代の王の中に一人もいなかった

    歴代誌下35章。18節「預言者サムエルの時代以来、イスラエルにおいてこのような過越祭が祝われたことはなく、ヨシヤが祭司、レビ人、そこに居合わせたすべてのユダとイスラエルの人々、およびエルサレムの住民と共に祝ったような過越祭を行った者は、イスラエルの歴代の王の中に一人もいなかった。」(新共同訳)1節「ヨシヤはエルサレムにおいて主の過越祭を祝い、第一の月の十四日に過越のいけにえを屠った」。神殿修復中に発見した律法を忠実に守ることを民と共に主に誓ったヨシヤは、祭司たちを任務に就かせ、励まして奉仕を行わせた。また聖別されたレビ人には神殿に契約の箱を納めさせた(2~3節)。そして発見した書(申命記の一部)に示されている任務を守るように命じた(4~6節)。7節「ヨシヤ王は民のために羊、小羊、子山羊を提供した。これらは皆、そ...イスラエルの歴代の王の中に一人もいなかった

  • 神の前にへりくだって衣を裂き

    27節「あなたはこの所とその住民についての主の言葉を聞いて心を痛め、神の前にへりくだり、わたしの前にへりくだって衣を裂き、わたしの前で泣いたので、わたしはあなたの願いを聞き入れた、と主は言われる…」(新共同訳)1節「ヨシヤは八歳で王となり、三十一年間エルサレムで王位にあった」。彼は主の目にかなう正しいことを行い、父祖ダビデの道を歩み、その治世八年に、聖なる高台、偶像を取り除き、バアルの祭壇を壊し、アシェラの彫像を粉々に打ち砕いた(2~4節)。南ユダの政権は、まるで海岸に打ち寄せる波のようであった。悪王は異教の神々を取り入れ偶像に溺れるが、善王が登場すると、主なる神の審判に遭って背信行為を悔い改めて、その様々な祭壇を打ち壊して捨て去り真の神礼拝が行われる。しかしまた悪王が登場して異教の神々を拝むこの悪王と善王の治...神の前にへりくだって衣を裂き

  • 苦悩の中で自分の神、主に願い

    歴代誌下33章12節「彼は苦悩の中で自分の神、主に願い、先祖の神の前に深くへりくだり」(新共同訳)1節「マナセは十二歳で王となり、五十五年間エルサレムで王位にあった。」小見出し「ユダの王マナセ」。マナセは55年という長期の在位であったが(前696~642年)、しかしその生涯の出来事は2~11節と12~18節の二つに見ることができる。彼は主の目に悪とされること数々行って主の怒りを招いた(2節)。彼が父ヒゼキヤとは正反対の治世を行い、取り壊したバアルの祭壇を築き、アシュラ像を造りこれにひれ伏し、神殿の中に異教の祭壇を築き、魔術や口寄せ、霊媒を用いたのである(3~5節)。それは祖父アハズの時のようにアッシリアの祭儀を取り入れて国の安定を計ったからである。主の目に悪とされる事を数々行ったと繰り返し記されている(6節)。...苦悩の中で自分の神、主に願い

  • イザヤは天に助けを求めて叫んだ

    歴代誌下32章20節「ヒゼキヤ王と預言者、アモツの子イザヤはこの事のために祈り、天に助けを求めて叫んだ」(新共同訳)1節「ヒゼキヤがこれらの真実な事を行った後、アッシリアの王センナケリブが攻めて来た。彼はユダに侵入し、その砦の町々に対して陣を張り、町々を攻め取ろうとした。」。小見出しにある通り、センナケリブの攻撃とその対応が記され、この並行記事は列王記下18章13~19章37節にある。列王記はより詳しく書かれているので、併せて読むとよい。列王記では、ヒゼキヤ王の治世三年に、北イスラエルはアッシリアに滅ぼされ(紀元前721年)、支配されて八年が経過していることが判る。この間、南ユダはその属国として、多くの財宝を貢ぎ物としてアッシリアに贈った記事が伺われる(列王記下18章14~16節see)。本章は先のアッスリアの...イザヤは天に助けを求めて叫んだ

  • 御前に良い事、正しい事、真実な事を行った

    歴代誌下31章20節「ヒゼキヤはユダの全土にこのように行い、自分の神、主の御前に良い事、正しい事、真実な事を行った」(新共同訳)1節「このようなことがすべて終わると、そこにいたすべてのイスラエル人はユダの町々に出かけて、石柱を砕き、アシェラ像を切り倒し、聖なる高台と祭壇を破壊し、ユダ全土、ベニヤミン、エフライム、マナセからそれらを徹底的に除き去った。こうしてイスラエルの人々は皆、それぞれ自分の町、自分の所有地に帰って行った」。小見出し「ヒゼキヤの改革」。既に29章15~16節、30章14~15節でエルサレム神殿と聖域にあるもの、またエルサレム市中にあった祭壇をすべて取り壊してキデロンに投げ捨てて過越祭がなされたが、そこに集まった人々はユダの町々に帰って行き、ユダの全土、ベニヤミン、エフライム、マナセからアシェラ...御前に良い事、正しい事、真実な事を行った

  • その声は聞き届けられ~天にまで達した

    歴代誌下30章27節「祭司たちとレビ人は立ち上がって、民を祝福した。その声は聞き届けられ、その祈りは主の聖なる住まい、天にまで達した」(新共同訳)1節「ヒゼキヤはすべてのイスラエルとユダに使者を遣わし、またエフライムとマナセには書簡を送り、エルサレムの主の神殿に来てイスラエルの神、主のために過越祭を行うように呼びかけた」。小見出し「過越祭」。29章と本章の間には、アッシリアによる北イスラエルが滅ぼされる出来事が並行記事の列王記下17章に出ている。アハズ王12年にホシェアが北イスラエルの王となり、在位7年目に三年間サマリアをアッシリアが包囲しイスラエルは滅ぼされたのである(同18章9節)。ヒゼキヤはホシェア治世三年の時王に就き29年間在位している(同18章1節)。ここですべてのイスラエルとユダに使者を遣わして過越...その声は聞き届けられ~天にまで達した

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