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定年親父の魚三昧・私魚人(あいうおんちゅ) https://blog.goo.ne.jp/rhinogobius7591

タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ! 180cmのべ竿片手に、はたして何種の魚をゲットできるか!

「淡水」という閉ざされた世界でしか生きられない生き物たちが大好きだ。  陸地を歩き、空を飛び、海を泳いで移動できない彼らは、名も知られぬまま雑魚と呼ばれ、滅びかけていたりもする。  できるだけ生態系と私の足腰に負担のない「タナゴ釣り仕掛け」で釣れた生き物や出会った生き物たちを紹介していきたい。

珍魚・駄魚ハンター
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2016/11/07

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  • ニホンアマガエル Dryophytes japonica の鳴き袋

    2022年6月30日(木)ニホンアマガエルDryophytesjaponica20220529腹部にためた空気で鳴き袋を目一杯膨らませていた。「いいもの見せるから一緒に行かん?」と、生き物フェチの友人に誘われた夜散歩。そりゃ、晩酌の酒やつまみなんぞ、とうの昔に切り捨てた私としては最高のおもてなし。居酒屋に寄ったり飲んだくれたりよりもよほど精神的にいい。その一つが田んぼで大合唱してたニホンアマガエルたち。ほんま昼間のうだるような暑さや鬱陶しさもなく、心が癒される。NHKの「ダーウィンが来た!」によればニホンアマガエルたちは間違いなく『カエルの合唱(歌)』を輪唱しているそうだ。だからなのか余計心地よいリズムで、聞き飽きない。撮影したのは田んぼ脇の三面コンクリ用水路。道路のすぐ横だ。だから鳴いても鳴いてもメスが...ニホンアマガエルDryophytesjaponicaの鳴き袋

  • カシワノミゾウムシ Rhynchaenus japonicus :口吻のるつぼたち⑩

    2022年6月28日(火)カシワノミゾウムシRhynchaenusjaponicus4mmほど20220601広い公園内に数本植樹されてたコナラの葉にびっしりついていた。ひっついてるときは扁平な虫に見えるけど、触れようとするとピンッと跳ねた。どうやらノミゾウムシの仲間らしいと、そっと気配を消して何枚か撮る。この後肢の太さはすごいよね。ノミハムシの仲間も跳ねるけど、それよりもはるかに発達してる。大きな複眼も太く長い吻も何となくアンバランスな違和感を感じる。一枚の葉に何匹もついてて、公園のコナラは半分枯れ葉状態になってた。和名の通り、コナラに限らず、カシワとかシイ・ナラ類をホストとする昆虫。昆虫と植物は、切っても切れない関係の中で『共進化』してきてるという。ドングリの殻の硬さとシギゾウムシの吻の長さなんてのが...カシワノミゾウムシRhynchaenusjaponicus:口吻のるつぼたち⑩

  • キアシシギ Tringa brevipes

    2022年6月26日(日)キアシシギTringabrevipes20220511カラスより少し小さいくらいだろうか。黄色い脚もなかなかいいが、首から脇腹にある灰黒色の波型横斑が渋い。この波型横斑が腹全体まで広がってるのがメリケンキアシシギという別種だそうだ。タナゴ類どころか、川も海もすっかり釣れなくなって・・・遊び半分の釣りは自然回復するまでは極力やめることにして・・・その間せめて散歩がてら、自分の暮らす地域のいろんな生き物たちを見て歩こうとして3年目。やっと出会えた「春秋に普通にみられる旅鳥」と書かれてるシギ。地元の河口に沿った散歩ロードにもコイツが渡ってくることが写真を添えて掲示されてるのに・・・その河口干潟へは10数年以上通い続けてるのに・・・見ることも見ようとすることもなかったシギ。この日、干潮か...キアシシギTringabrevipes

  • ヤナギハムシ Chrysomela vigintipunctata:新ハムシリーズ第22弾

    2022年6月24日(金)ヤナギハムシChrysomelavigintipunctata8mmほど20220518ビオトープの畔のマルバヤナギで見つけて初めて見るハムシだからと、ドキドキしながら撮影してあらためてじっくり観察するとあっちにもこっちにもいる。羽化した後の蛹殻も葉の裏にたくさんぶらさがっててヤナギ類をホストにするハムシには数種いるが、今まで見たことがないのはどうやらコイツが何とも見てるヤナギではなく、マルバヤナギ(このヤナギも初見)を主たるホストにしているからだろうか?近くにいた職員さんに許可をもらって、葉を1枚そっとちぎって「ヤナギハムシみたいです」「2年前は葉が1枚もなくなるくらい大発生したんですよ」などと教わった。ほぼ日本全土に生息する比較的大型のハムシだけどこうして1カ所に集中砲火を浴...ヤナギハムシChrysomelavigintipunctata:新ハムシリーズ第22弾

  • ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus

    2022年6月22日(水)ホソミオツネントンボ♂Indolestesperegrinus30mmほど20220518青と黒のコントラストが美しいまあ大きめのイトトンボ。国内に広く分布するが、北海道や東北にはあまり生息していないそうだ。海外では中国中部・朝鮮半島にいるらしい。よく似たオツネントンボは、国内ほぼ全域に、海外でも朝鮮半島・中国からヨーロッパまで、広くユーラシア大陸中北部全域に分布するそうだ。だから、同じようにオツネン(越年)とつけられ、成虫で越冬する特徴を持っていたとしてもホソミオツネンの方が「越冬期の気温低下に対する抵抗性」が弱いのかもしれない。交尾中のもいた。こうしたイトトンボの形を「ハート型」になぞらえて喜んだりしてたけど実際は、オスが尾先の付属器でメスの首根っこを鋏みつけ逃亡を許さずメス...ホソミオツネントンボIndolestesperegrinus

  • モートンイトトンボ Mortonagrion selenion

    2022年6月20日(月)モートンイトトンボ♂30mm弱20220518小さなイトトンボで、頭部の青から次第に尾部先端の緋色まで、体色が虹のように変化する。この画像ではフラッシュをたいたためか胸部の緑色がとんでしまった。環境省レッドデータでは、準絶滅危惧種(NT)に指定されてる。東アジアの比較的狭い範囲に分布しているようだ。ハッチョウトンボを撮影してるとき、湿地の維持管理をしてる人に声をかけられた。「ここにはモートンイトトンボもいるんですよ」「え?あの虹色の日本一美しいと言われてるイトトンボですか?」「ええ、私も昔そう思ってたんですが、美しいイトトンボは多くて優劣つけがたく・・・」「ああ、それは失礼しました。それぞれに美しい」「日寄せに沿って散策してみてください。きっと見つかりますよ」「ありがとうございま...モートンイトトンボMortonagrionselenion

  • ハッチョウトンボ Nannophya pygmaea

    2022年6月18日(土)ハッチョウトンボ♂20mmほど202205185月中旬、谷間の休耕棚田を利用した人為的湿地帯(ビオトープ)を訪ねた。名の知れた花々の開花時期から外れてるせいか、閑散としてほぼ空間一人占めして歩いた。ハッチョウトンボ♀足元にはアブ程度の小ささの虫がたくさん、低くゆっくり飛んでいる。それが日本一小さいといわれるハッチョウトンボだ。どれくらい小さいかというとペットボトルの蓋より小さい。(径28mm)1円玉とほぼ同じか、少し小さいくらいのトンボだ。ハッチョウトンボ未熟個体昨年も訪ねたけど、時期を外してた。人はそこそこいるし、ハッチョウトンボは警戒してビオトープの中心に寄ってたし。私の安物デジカメでは太刀打ちできなかった。今年は、畔にもプ~ンプ~ン飛んでて、選り取り見取り撮り放題。ま、散歩...ハッチョウトンボNannophyapygmaea

  • ミズイロオナガシジミ Anrigius attilia の羽化不全

    2022年6月16日(木)ミズイロオナガシジミAnrigiusattilia20220610ウツギの花に集まる生き物たちを観察しようと、渓流沿いの山道を歩いた。と、イラクサの葉にポツンとシジミチョウがいて近づいても逃げない。どうやら羽化不全(羽化のときの発生異常)が後翅に生じてるみたいだ。とりあえず数枚記録し、山道を進む。後翅に突起があるから、よく見かけるツバメシジミとかウラナミシジミとか最近増えてきたクロマダラソテツシジミとかそんなとこだと、たかをくくっていたから。進みながら、後翅の羽化不全のこと、裏翅の模様が気になってくる。3000歩ほど歩いて引き返した。まだいた。表羽の色の濃い灰色、裏翅の黒帯・・・飛ばないからじっくりとみる。やはり、たぶん意識したことのないシジミチョウだ。なので、正常な側から1枚、...ミズイロオナガシジミAnrigiusattiliaの羽化不全

  • ヒバカリ:Hebius vibakari vibakari

    2022年6月14日(火)ヒバカリHebiusvibakarivibakari20220612山道散策中、かみさんが見つけた。危険を感じたんだろうか?岩陰・落ち葉へと潜ろうとしていた。体長40cmを越えてたから成体だ。本州・四国・九州に分布する日本固有亜種で中国大陸・朝鮮半島に近縁の亜種がいる。首の両側にある白っぽい模様で他のヘビと見分けることができる。とはいえ、野生化で生きてるヒバカリを見たのは初めてだったので嬉しいやら驚くやら。数年前、死んだばかりのヒバカリ幼体をいただいて以来のことだしね👇ヒバカリ幼体をもらった!大変おとなしいヘビらしく触ってもほぼ咬みつくことはないらしい。だから人気もあるみたいで、数千円程度で販売もされてる。ただし、とてもナイーブで餌やりも難しいそうだ。ま、野に生きるものをやたらと...ヒバカリ:Hebiusvibakarivibakari

  • オオルリ:Cyanoptila cyanomelana

    2022年6月12日(日)オオルリ♂Cyanoptilacyanomelana20220427スズメより少し大きい。ロシア・中国の東部・朝鮮半島も含めた東アジアに夏鳥として渡ってくるそうだ。昨年オオルリの営巣の連絡を受け、そっと観察をして👇・・・オオルリ抱卵の顛末記哀しい結末だったから、気になったままになってて・・・4月下旬のこと、昨年の巣を確かめに出かけたら、すっかり剥ぎ取られていた。善意で解釈すれば、「こんな人目につくとこに巣をつくっちゃいけない」とか悪意で解釈すれば、「この巣材はコケ玉にいいぞ」とかそこはよくわからないけど、何となく「せっせとオオルリたちがつくったのに・・・」と侘しくなる。渓流に沿った山道を歩く。本に書いてるように、一定の距離をあけてオオルリの鳴き声が聞こえてくる。ほぼ100m間隔だ...オオルリ:Cyanoptilacyanomelana

  • ニホンアナグマ:Meles anakuma

    2022年6月10日(金)ニホンアナグマMelesanakuma20220515市内渓流沿いの山道を散策しようと出かけたとき、車の正面でうずくまっていた。「猿だっ!いやタヌキだっ!あ~アナグマだ~っ!」助手席の知人は驚いていた。私は何度も車内からシャッターチャンスを逃してきてる。だから、念のためデジカメを首にかけていた。すかさず連写した。ところが、このデジカメ、連写を記録するのに時間がかかってしまう。その間に、知人がカメラを取り出し、去っていく姿を撮った。アナグマたちは夜行性、真っ昼間から姿を見せるのは珍しい。私も遠くのけもの道にいるアナグマっぽい後ろ姿を見たことが、一度あるだけだ。さて、アナグマの仲間は北半球に広く生息してるらしくヨーロッパアナグマ(Melesmeles)は、ウクライナも含めた欧州各国と...ニホンアナグマ:Melesanakuma

  • アオマダラタマムシ Nipponobuprestis amabilis

    2022年6月8日(水)アオマダラタマムシ25mmほど20220520エゴノキの花を見ようと出かけた山道の散策中かみさんが足元の笹にとまってるのを見つけた。日陰のため、せっかくのみどり色金属光沢が鮮やかに見えない。気温も低く動きも鈍い。そこで草の葉にのせ、日なたへと移動させて撮影。サルトリイバラの葉にのせて日なたと日陰での輝き方の違いを比べてみたりした。この光沢が構造色であり、死んでも色褪せないものだとわかる。手にとり裏返してみた。疑死(死んだフリ)をして良い子をしてくれる。なんとも美しい。「玉虫の厨子」で有名なタマムシが、朝鮮半島や台湾にも生息しているのに対しこのアオマダラタマムシは『日本固有種』だとされる。だから学名にもNipponobuprestisamabilisとニッポンの~的な属名がつけられて...アオマダラタマムシNipponobuprestisamabilis

  • シマアジ:Garganey:Гаргані

    2022年6月6日(月)Monday,June6,2022Понеділок,6червня2022рокуシマアジ:Garganey:Гарганіphoto:20220412家の近くにあるため池を散歩してた時、池の向こうのヒドリガモの群れに混じった少し小さなカモ(↑)を1羽見つけた。WhenIwastakingawalkinthepondnearmyhouse,Ifoundasmallduck(↑)mixedwithaflockofwigeonsoverthepond.Колиягулявуставкубілясвогобудинку,язнайшовнадставкоммаленькукачку(↑),змішанузізграєювугунів.photo:20220409遠くてよく見えないまま、...シマアジ:Garganey:Гаргані

  • ヒョウモンモドキたち:Brenthis daphne:Брентис Дафна

    2022年6月4日(土)Saturday,June4,2022Субота,4червня2022рокуヒョウモンモドキ♂Melitaeascotosia日本では、もう広島県のほんの一地域でしか生息してないヒョウモンチョウ族の蝶だ。InJapan,itisabutterflyoftheFritillariatribethatinhabitsonlyoneareaofHiroshimaprefecture.УЯпоніїцеметеликзплеменіFritillaria,щонаселяєлишеодинрайонпрефектуриХіросіма.絶滅危惧IA類(CR)InJapan,CriticallyEndangeredIA(CR)УЯпоніїIA,щознаходитьсяпідзагр...ヒョウモンモドキたち:Brenthisdaphne:БрентисДафна

  • ダイゼン:Gray plover:Сіра ржанка

    2022年6月2日(木)Thursday,June2,2022Четвер,2червня2022рダイゼン:Grayplover:Сіраржанка30cmほどの大型のチドリだ。Itisalargeploverofabout30cm.Цевеликаржанкаблизько30см.今年の2月下旬、私の町の干潟にやってきていた。TheycametothetidalflatsofmytowninlateFebruaryofthisyear.Вониприбулидоприпливівмогомістанаприкінцілютогоцьогороку.日本や他のアジアの国だけでなく、北米でも欧州でもみられる広範囲の渡り鳥だそうだ。Theyarewidespreadmigratorybirdsfoundnot...ダイゼン:Grayplover:Сіраржанка

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