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  • 論より詭弁 反論理的思考のすすめ 香西秀信 感想

    正直言って、私は、生真面目な動機から、論理的思考について学ぼうとする人間が好きではない。そういう人間に限って、論理的思考力の効能を固く信じ、正しい議論を真剣になってやろうとする(ディベートの訓練をしている人など、大抵そうだ)。だが、議論に世の中を変える力などありはしない。もし本当に何かを変えたいのなら、議論などせずに、裏の根回しで数工作でもした方がよほど確実であろう。実際に、本物のリアリストは、皆そうしている。世の中は、結局は数の多い方が勝つのである。 論理的思考力や議論の能力など、所詮は弱者の当てにならない護身術である。強者には、そんなものは要らない。いわゆる議論のルールなど、弱者の甘え以外…

  • 今週のお題「100万円あったら」

    今週のお題「100万円あったら」 100万円あったら何に使うだろう。 真っ先に思い付いたのは株だ。 最近株にはまっている。 株は買ってもお金が減らない。 変な株を買ったり良くないタイミングで買ってしまうとお金が減ることもあるけれど、基本的には減らない。 特に全世界のインデックスやアメリカのインデックスはお金が減る確率がとても低い。 なので100万円あったら株を買うだろう。 そういう意味ではなくて何か消費するものでということなら本を買う。 マンガでも小説でも新書でも参考書でも欲しいものがたくさんある。 会社の休憩時間はいつも本を読んでいる。 本を読んで何かためになるかと聞かれたら「特にためにはな…

  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔 高橋昌一郎 感想

    有名な天才科学者ノイマンの人生について書かれた本です。 ノイマンがいかに天才だったかがよくわかる内容でした。 ベルリン大学数学科では、博士学位の口頭試問の際に、その大学院生の専門分野の「未解決問題」を見せて試すという慣習があった。もし院生が考え始めたら「不可」で、考える間もなく「この問題は解けません」と答えたら「優」だというわけである。ところが、口頭試問を見ていたノイマンは、専門外の未解決問題を解いてしまっ たという。 天才すぎますね。未解決問題をその場で解いてしまうなんてどんな頭の構造をしているのでしょうか。 著者はノイマンのことを「科学優先主義」「非人道主義」「庶務主義」と表現しています。…

  • 2021年5月分の給料

    今月もまじめに労働にいそしんだので給料がもらえました。 今月の給料はこちらです。 今月の手取りは78380円でした。先月より少ないですね。5月はゴールデンウイークで働く日数が少ないので給料も少なくなってしまいます。出勤日数が少ないのはパートタイマーにとって打撃です。まあそこまで大きく給料が変わるわけでもないですが。 そして現在の資産状況がこちらです。 先月と比べると含み損が減りました。先月は投資信託が含み損だったのですが含み益になりました。嬉しい。 株価が変動すると資産が大きく変動します。給料が入っても資産に与える影響がとても小さいので、なんのために働いているのかわからなくなってきます。株価が…

  • 日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」 水谷竹秀 感想

    第9回開高健ノンフィクション賞を受賞した本です。 内容はフィリピンに移り住んだ日本人を取材したものになります。 正直言って読んでいて面白いとは思いませんでした。内容が暗いのもありますが、あまり読了後の気分がいい本ではありません。 私は文庫版を読んだので橘玲氏の解説が載っていたのですが、その解説を読んで少し納得できる部分がありました。引用させていただきます。 ここに登場するのはみんな「どうしようもない男たち」で、そんな彼らと徹底してつき合ったところに本書のノンフィクションとしての価値がある_すくなくとも水谷氏以外、これまで誰もそんなことをしようとは思わなかったのだから。 この本には、なるべくして…

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