近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。
野鳥の名前がわからない時や間違っている際、教えて下さるコメント大歓迎。
2025年6月
シダの葉の上に止まっている羽虫を観察すると 腹部の先端がまるでサソリのように上を向いています 調べてみるシリアゲムシの一種~ヤマトリシアゲ♂のようです 細長い触覚 頭部も長くてユニークな外見。 山地の湿った森などに生息するそうです。 それほど珍しい虫ではないようですが、私には初遭遇でした。 1m超のシマヘビがゆったりと目の前を横切っていきました。 体側にくっきりと長いしま模様のある個体でした。 虹彩がオレンジ色なのもシマヘビの特徴だそうです。 落ち葉の上をカサカサっと動くものが・・・ニホンカナヘビです。 退色に似た枯れ葉の間でピクリとも動かず。 私が歩きはじめるとカナヘビもちょろっと走り出して…
今年生まれのアオサギたちも 健やかに成長しています 頭頂部の羽毛がほやほや逆立って産毛のように見えます すでに親鳥と同じくらいの大きさに育っています うっそうと茂ったクスノキの樹上にアオサギの巣があります。 三羽のヒナが寄り集まってモゾモゾ バサバサ 画面上のアオサギは親鳥です。 子どもたちに給餌を終え 再び食べ物を探しに飛び立っていきました。 昨年の画像ですが、高い樹上のあちこちに枝を積み上げたアオサギの巣があります。 ヒナが大きくなるにつれ巣から離れる時間が増えます。 羽ばたきながら枝を伝って樹上を移動するようになります。 樹下から木の葉越しにアオサギの巣が見えました。 フン爆弾が落ちてく…
暑い!暑い!暑い! アオサギも暑さにあえいで口呼吸で体温調節 昨日も今日も湿度が高くて耐え難い蒸し暑さです 「あ~!もう!暑くてたまらん!」 アオサギの心の声が聴こえてくるようでした。 公園に咲いていた白い花でわずかでも涼感を ハンゲショウ 葉が白く変わり始めました。 ホタルブクロ トキワツユクサ 繁殖力が強くあちこちで見かけるようになりました。 イヌビワでしょうか? しばらく晴れの日が続いていましたが梅雨空が戻ってくるようです。 今夜から天気予報に傘マークがズラリ その影響で湿度が80%近く激しい蒸し暑さです。 こうなると気温が30℃以下でもエアコンをつけずにいられません・・・ 野外撮影に出…
ハシブトガラスの幼鳥が何やら丸いものを見つけてうれしそう (クチバシの根元がピンク色なのが幼鳥の証です) 子カラスのお宝拝見~晴天続きで殻にこもったカタツムリのようです カラスは雑食なのでカタツムリも食べますが 子ガラスはおもちゃにするばかりでカタツムリの扱いがわからないようです。 目ざとく体格の良いきょうだいが近寄って来て あっという間にカタツムリを奪っていきました。 このハシブトガラスは4きょうだい。 いまだ親ガラスから給餌を受けていました。 親ガラスの後について餌の捕り方や食べ方などを見習っていきます。 他にもカタツムリがいないか 探しているようでした。 好奇心いっぱいの子ガラスたち。 …
桜の葉陰にスズメが止まっていました クチバシにまだ黄色味が残っている今年生まれの幼鳥です 巣立った後もしばらくは親スズメの後をついてまわり給餌を受けます 子スズメの視線の先には親スズメがいるのでしょう。 虫の捕り方や実の隠し方など生きる知恵を見習って日々成長していきます。 枝に止まって親鳥を待つスズメのきょうだい やがては親鳥から離れ幼鳥たちだけの群をつくり暮らすようになります。 小さなヒナをここまで立派に育て上げた親スズメ。 子スズメの一人立ちももうすぐ。ラストスパートです。 あちこち鋭い視線をめぐらせ食べ物を探す親スズメ スズメは成鳥になるとクチバシが真っ黒になります。 スズメ(雀)Tre…
ギョギョシギョギョシ ギョギョシギョギョギョギョギョシギョギョギョ ケケシケケシケケケケ 葦原で二羽のオオヨシキリが声を張り上げ歌合戦 なんとか相手より歌声を響かせようと いずれも高い樹上で真っ赤な口を開けて歌います もう一羽はどこにいるのか… 声を頼りに探すとナンキンハゼの葉の間でギョギョシギョギョシ! 「ん?立ち止まって見ている人間がいるぞ?ヒマそうだなぁ」 オオヨシキリにじっと観察されてしまいました。 暑さにも負けず 小さな体でオオヨシキリたちはエネルギッシュに歌い続けます。 オオヨシキリ(大葦切)Great reed warbler 全長約18㎝スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属 www.b…
カノコガ 草陰にひっそり止まっています 梅雨時になるとあちこちで見かける美しい蛾の仲間 夜ではなく昼間に活動するとのこと 早朝は休息しているようです 早起きの野鳥たちに見つからないよう身を潜めているのでしょう モンキアゲハでしょうか? 高速で飛び回っているのを目で追い続け桜の葉に止まってようやく写せました。 コミスジ? ふわりふわりと風に漂うよう緩やかに飛びます。梅雨時に多く見かけます。 キビタキやオオルリのいた山の藪に咲いていた白い花 紫色の茎が涼し気な印象でした ヤマボウシ グミの一種 ノラニンジン goodブログから引っ越してきてもうすぐ二か月。 いまだ転校生のような気分です。 「お知ら…
梅雨の中休み 明るい日差しにアオサギたちもほっと一息 いまは子育ての最中 激しい雨の中でもアオサギたちは食べ物探しに奔走しているのでしょう 一雨降るごとに夏草はぐんぐん伸びていきます 背後の樹上ではカワウも営巣しています。 お日様の光は気持ち良い! 灰色のこのアオサギは、今年生まれ。 コロニー(集団営巣地)の林の木々を伝い歩きながら羽ばたきの練習をしています。 アオサギは孵化後、二カ月弱ほどで巣立ちを迎えるそうです。 日中はぐんぐん気温が上がります。 蒸し暑さの中でもアオサギたちの子育ては続きます。 がんばれ!アオサギたち! アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝ペリカン目サ…
梅雨入り前にお山へ探鳥に行きました キビタキやセンダイムシクイ、シジュウカラ、コゲラ、ウグイス 野鳥たちのさえずり声は樹上のあちこちから聴こえてきますが 生い茂る木々の葉に隠されて鳥の姿は見えません 森林浴しながら鳥の声を楽しむつもりで山道を歩き続けていると ふいに目線の高さの枝にキビタキが止まりました 胸元のオレンジ色が鮮やかな美しいオスのキビタキ ドキドキしながら連写 なおもキビタキは同じ枝に止まっています。 「動画でも撮ろうか…」とカメラのスイッチに目を落とした一瞬の間に キビタキは姿を消していました。 キビタキ(黄鶲) Narcissus Flycatcher 全長約14cmスズメ目ヒ…
地域の農耕地にキジを探しに出かけました ケーンケーンとオスが雄キジの鳴く声が5~6か所から聞こえます 農道脇の草地の中に真っ赤な雄キジの頭が見えました 雄キジは逃げも隠れもせず堂々と歩み出て 道を横切り河川敷の草むらに姿を消しました。 縄張り内を見回っているのでしょう。 このあたりはライバルが多いので雄キジも警戒をおこたりません。 キジ(雉子、雉)Green Pheasant/Japanese Pheasant 全長♂約80cm ♀約60cmキジ目キジ科キジ属 www.birdfan.net 今回は見られなかったキジのメス(過去画像より) 丈の高い草地や藪を活用してひっそり子育てしているのでし…
電線に何羽もズラッと連なって止まり騒がしく鳴く地味な色の鳥 ~ムクドリの一般的なイメージはそんな風 人気度も低い野鳥ですが レンズを通して一羽一羽に注目してみると 時にハッとさせられます 黄色い足とクチバシ 小さな黒い瞳は素朴な愛らしさを感じます このムクドリは雌でしょうか。 ずんぐり丸い体型にも親近感を覚えます。 ムクドリは「雌雄同色」ですが、羽色に個体差が大きく オスは頭部や胸元が黒々していて、メスは色が薄く灰褐色な傾向があります。 繁殖期につがいらしき二羽を観察すると多くがそのような組み合わせです。 ↑ 先に登場したムクドリと見比べて ↓オスと判断しました。 いずれも黒い羽がきりっと精悍…
アオサギが水辺の狩りに全集中 目にも止まらなぬ早業で水中の獲物を捕らえます 前回のアオサギは大ガエルでしたが 今回のアオサギは? 小枝!! あちゃ~~~ 狩りは失敗続き。トライする前に逃げられることも少なからず。 でも、アオサギは凹まない。 ただひたすらに生きる。雨の日も風の日も。 元気出して 次!行ってみよう! 気を取り直して 次なる獲物を探して歩きだしました。 ところで、アオサギの爪、黒っぽい色をしています。 アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝ペリカン目サギ科アオサギ属 ebird.org 最後までお読みいただきありがとうございました。
公園の花壇でニゲラの花が見ごろを迎えていました 細い棘のような葉が花を守るかのように伸びています 白 淡いブルー 紫 繊細でユニークな花 風船のように丸く実る種子もかわいらしいですね どの花も少しずつ表情が違うので自然と撮影する枚数も増えてしまいます アマリリス 花言葉のひとつ「おしゃべり」 スピーカーのような形の大輪の花 ひときわ目立ちます ♪ フランスみやげ やさしいその音色よ・・・その名はアマリリス♪ 「アマリリス」という童謡が浮かんできます。 ピンクの花影で羽を休めているのは・・・ ホシホウジャク 参考 ホバリング飛行しながら花蜜を吸うホシホウジャク シモツケ 紅花 白いクレマチス 狭…
アオサギが大きなカエルを捕まえました めったにお目にかかれないような大物ゲット! 見開かれたアオサギの眼にうれしさが見てとれます しかし、ここまで大きなカエルだと さすがのアオサギさんも簡単には食べられません 何度も水につけたりくわえなおしたりしますが 大ガエルはクチバシに収まってくれません。 カエルはすでに息絶えているのか動きませんが 左右に張り出した手足がつっかえてしまいます。 カエルの苦手な人、ごめんなさい。 写真を小さめにして載せました 「カエルを見てもだいじょうぶ!」という方、クリックすると大きく表示されます。 大ガエルをくわえて悪戦苦闘するアオサギさん アオサギは体の向きを変えて大…
郊外の農地にて トラクターのまわりにサギが集まっていました その中に頭部と背中がオレンジ色のサギが一羽 アマサギです サギたちのお目当ては、土中から掘り出される虫 耕運作業中のトラクターの近くにいれば 楽々と食べ物の虫にありつけると、サギたちは熟知しています それにしてもこのアマサギは大胆不敵 轟音を上げて走るトラクターの大きなタイヤに積極的に近寄っていきます 群の仲間はおらず 単独行動のアマサギでした。 以前は大きなアマサギの群も観られましたが、ここ数年は2~3羽しか出会えず。 今季初遭遇なのでオレンジ色の一羽が貴重な存在に感じられます。 アオサギとアマサギの体格の差は一目瞭然 力では敵わな…
ヤマガラは木の実を隠して蓄える「貯食」の習性があります 貯食した木の実は食べ物の少ない厳冬期や繁殖期に雛に与えるそうです 今回のヤマガラ(山雀) 木の枝をちょこちょこ移動しながら 枝のすき間や小さな穴をさかんに覗きこんでいました 「確か・・・この枝先に隠しておいたはず」 「あった!」 記憶通りに探し物が見つかって ヤマガラもうれしそう。 「コツコツまじめに貯食しておいて良かった♪」 なんでしょう?植物の種子のように見えますね。 ヤマガラ(山雀)Varied tit 全長約14㎝スズメ目シジュウカラ科ヤマガラ属◆e-bird ヤマガラ ebird.org まだ他の場所にも木の実を蓄えているのでし…
二羽のコゲラ(小啄木鳥) 林の木々を縦横無尽に飛び交っていました 追いかけっこをするような? 競い合うような? 不思議な動きです 一羽は頻繁に背筋をピンと伸ばし 頭上に飛んでくるもう一羽を見つめます 背筋をピン! 野鳥のオスは求愛や威嚇の際にアクロバティックな飛び方を披露して 自分の強さや優秀さをアピールする目的で 「ディスプレイフライト」と呼ばれる特殊な行動をすることがあります。 いまは繁殖期 この2羽のコゲラの不思議な動きも求愛行動の一環かもしれません。 二羽のコゲラは目まぐるしく枝から枝へ飛び移り 不思議な飛翔を繰り返しながら遠くへ飛び去っていきました。 コゲラ(小啄木鳥) Japane…
5月に撮影したアケビ(木通)の花 林の木陰にひっそり咲いていました 薄紫色の花 葉っぱが5枚 五葉アケビのようです 左の大きな一輪が雌花 右側の寄り集まって咲いているのは雄花 濃い紫色の花を咲かせているのは三つ葉アケビ 大きな雌花、その下に小さな雄花がブドウの房のように連なって咲いています。 背景の紅色はツツジの花です。 公園の植栽に絡みつくように咲いていました。 秋まで刈り取られずに残っているかどうか… アケビを食べた野鳥たちに種が運ばれてここに開花したのかもしれません。 アケビの実は野鳥にも大人気 メジロやヒヨドリ ヤマガラも大喜びで食べています。 romeo35tori.hatenabl…
青い水辺にたたずむアオサギ~5月上旬に撮影しました 婚姻色でクチバシの色が根元に近づくほど紅くなっています 繁殖相手にアピールするため口紅でおめかししているかのようですね こちらのアオサギのクチバシは うっすら紅色 額の羽が灰色っぽくまだ若いアオサギのようです。 成鳥アオサギの額はくっきり白 このアオサギは目も充血して赤っぽく染まっています。 婚姻色で鮮やかな紅色のクチバシに変わったアオサギ成鳥 額も白です。 非繁殖期 通常のアオサギのクチバシは黄色です。 6月に入り、すでに黄色いクチバシに戻ったアオサギが増えてきました。 アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝ペリカン目サギ…
2025年6月
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