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気楽にとり(鳥&撮り)歩き https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

野鳥の名前がわからない時や間違っている際、教えて下さるコメント大歓迎。

ロメオ
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住所
兵庫県
出身
神奈川県
ブログ村参加

2016/10/21

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  • トモエガモ オナガガモ

    地域の溜池に4羽のオスが飛来したトモエガモ(巴鴨)今年は茨城や九州などで千羽単位の大群が確認されているそうです近場でも複数のオスメスがそろった群を観られるのではないか・・・密かに期待しつつ探鳥していますトモエガモ(巴鴨)Baikalteal全長約40㎝カモ目カモ科マガモ属警戒心の強いトモエガモに比べオナガガモは人慣れした様子近くからカメラを構えても気にするそぶりもなく羽のお手入れ尾羽はまだ短いままですねオナガガモの群だけが一斉に飛び立ちました。何を合図にしているのか、リーダーがいるのか・・・謎や不思議がいっぱいです。オナガガモ(尾長鴨)NorthernPintail全長♂約75cm♀約55cmカモ目カモ科マガモ属トモエガモオナガガモ

  • オカヨシガモ 意外とやんちゃ?

    繁殖期には華やかな羽衣に変身する雄のカモたちそのなかで渋い雰囲気をかもしているオカヨシガモ(丘葦鴨)雄♂和風の色模様でしっとりした大人の落ち着きを感じさせます見た目はオトナっぽいオカヨシガモですが、やはり鴨観察していると、小競り合いや恋のさや当てなど面白い場面を色々と披露してくれます。華美なヨシガモに比べ、一見、地味なオカヨシガモですが、よく見ると小紋柄やベージュ色の羽が小粋な洒落ものです。オカヨシガモのペアオカヨシガモ(丘葦鴨)Gadwall全長約50cmカモ目カモ科マガモ属ヨシガモ(葦鴨)Falcatedduck全長約48㎝カモ属カモ科マガモ属最後まで見ていただきありがとうございました。オカヨシガモ意外とやんちゃ?

  • オナガガモの群も

    オナガガモ(尾長鴨)の群も昨シーズンと同じ池に到着しましたスラっと細身で洗練された雰囲気を漂わせるオナガガモオスたちは繁殖期の羽衣に移行中名前の由来になっている長い尾羽はまだ伸び切っていませんこちらのオスは尾羽がかなり長くなってピーンとしています。ほぼ生殖羽でしょうか。この群は繁殖期も人間の近くで過ごしているのでしょうか他人に対する警戒心が低いように感じま昇る朝日を受けてオナガガモのメスたちも活気づいてきました。オナガガモ(尾長鴨)NorthernPintail全長♂約75cm♀約55cmカモ目カモ科マガモ属◆e-Birdオナガガモhttps://ebird.org/species/norpin?siteLanguage=ja今日も最後まで見ていただきありがとうございました。オナガガモの群も

  • 農耕地のモズたち

    地域の農耕地で陣取り合戦を繰り広げていたモズ(百舌鳥)たちとりあえず縄張りが決まってきた様子です青々と野菜の葉が広がる畑は、このモズのメスが手に入れたようです葉っぱの間には虫も多く、昆虫を捕食しに小鳥も寄ってきます。野菜の間に身を隠すこともできる好条件の揃った良好な縄張りです溜池横の樹上にモズのオス農地を一通り巡っていると、破れたビニールハウスにモズのメスが止まっています。距離と位置からして、最初の二枚に登場したのと同じモズ子さんでしょう。ここなら雨風も防げそう、なんともいい場所に縄張りを構えたものですね。可愛い顔をしていますが、かなり勝ち気で強いのでしょう。モズ(百舌鳥)Bull-headedshrike全長約20㎝スズメ目モズ科モズ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。農耕地のモズたち

  • ヒドリガモ 繁殖羽へ

    毎年、都市公園のボート池で越冬するヒドリガモ(緋鳥鴨)の群オスたちは日を追うごとに繁殖期の羽衣へと衣替えしています赤茶色の頭の額部分がクリーム色に変わっていきますヒドリガモは雌♀もずんぐり体形このメスは焦げ茶色が強く、目の周りに白いアイリングのような模様があります群とは離れた場所でひっそり過ごすカップルヒドリガモ(緋鳥鴨)EurasianWigeon全長約50cmカモ目カモ科マガモ属◆生態図鑑ヒドリガモバードリサーチニュースhttps://db3.bird-research.jp/news/201601-no3/今日も最後まで見て下さってありがとうございました。ヒドリガモ繁殖羽へ

  • ハシビロガモもやってきた

    ハシビロガモ(嘴広鴨)の群が飛来していますスコップのような掃除機の吸い取り口のような大きくて幅広いクチバシ見れば見るほど味わいのあるユニークな顔と採食行動鴨界トップクラスの個性派です光彩が茶色く見えるのは雌♀幅広いクチバシは、裏面もなんとも面白い形状をしています。雄♂は一回り体が大きく、光彩は黄色なのでエクリプスでも雌♀と見分けられますこのオスは顔にミカヅキシマアジのような白い帯上の斑があります。繁殖羽に移行中の一時的な模様かもしれませんが、今後の変化を見ていきたいです。ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler全長♀約43cm♂約50cmカモ目カモ科マガモ属◆野鳥画家神戸宇考(ごうどうたか)さんハシビロガモを観に行こうhttps://vanguardbirding.blogspot.com/2015/12/...ハシビロガモもやってきた

  • トモエガモ 雄♂×4羽

    ヘラサギの採食している池にヒドリガモやオナガガモなどの群も滞在中ですその中にトモエガモ(巴鴨)雄♂が4羽混じっていました頭部を羽にうずめている時間が長いですが、たまに顔を上げてくれます特徴的な巴模様のグリーンが鮮やかな人気のカモですコウノトリやヘラサギに熱中していた私に変わって双眼鏡で見つけ出してくれた夫に感謝です。なんとか4羽をいっしょに写すことができました。トモエガモ(巴鴨)Baikalteal全長約40㎝カモ目カモ科マガモ属ヒドリガモ(緋鳥鴨)EurasianWigeon全長約50cmカモ目カモ科マガモ属オナガガモ(尾長鴨)NorthernPintail全長♂約75cm♀約55cmカモ目カモ科マガモ属近年、トモエガモの日本への渡来数は増えているそうです。◆バードリサーチニュースhttps://db3...トモエガモ雄♂×4羽

  • ビナンカズラ美男葛

    近所の農耕地でサネカズラ(実葛)を見つけましたつやつやした赤い実が球状に寄り集まってツルに下がっていますまるでクリスマスの飾りのような華やかさサネカズラは別名・ビナンカズラ(美男葛)と呼ばれています枝や樹皮からとれるネバネバした液体を昔は男性の整髪料につかっていたとか◆ビナンカズラ(サネカズラ)ヤサシイエンゲイhttp://www.yasashi.info/hi_00012.htmナナホシテントウ葉っぱの上で日向ぼっこムラサキシジミも翅を広げて閉じた翅は地味で目立ちません緑色のカメムシ背中に☺ニコちゃんマークが・・・?見えますか?ビナンカズラ美男葛

  • コウノトリ 冬枯れのハス田に

    久しぶりにコウノトリ(鵠の鳥)を近くから観られました冬枯れの蓮田を歩きまわって食べ物を探していました赤茶色の枯れ枝の中で白い体はひときわ目立ちますコウノトリの向こうにひょっこりマガモコウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanesewhitestork全長約112cmコウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属この朝、ハス田ではコウノトリの他にコサギ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、カルガモ、タシギ、ハクセキレイなども見られました。枯れ果てて一見、何もないように見えるハス田ですが、野鳥をはじめ多くの生き物の命を支えています。いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。コウノトリ冬枯れのハス田に

  • ヘラサギ2羽 追い込み漁

    ヘラサギ(箆鷺)さらにもう一羽飛来して2羽になりました時に翼をはためかせ2羽そろって追い込み漁をすることもヘラ状のクチバシを水中で左右に振りながら歩き、小魚、甲殻類、水生昆虫などを捕食します後から飛来した左のヘラサギは、翼の先端にわずかに黒い羽を残すのみ。ほぼ成鳥のようです。先に飛来していた右のヘラサギは、翼の先端の黒色部が多く目立ちまだ若鳥。先に飛来していたクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)も漁に加わりました。どことなく遠慮がちな雰囲気を感じさせたクロツラさんその数日後に再訪した際は、クロツラヘラサギの姿は見当たりませんでした。ヘラサギ(箆鷺)EurasianSpoonbill全長約86㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)Black-facedSpoonbill全長約74㎝ペリカン目トキ科...ヘラサギ2羽追い込み漁

  • スズガモの大群 アメリカヒドリ♂

    広大な溜池にスズガモ(鈴鴨)の大群が入りました同じく潜水鴨のホシハジロの群、ミコアイサの姿もスズガモは渡ってきた当初と春に渡去する前淡水域で大きな群れが観られます私の地域に渡来するスズガモ達は、食べ物の豊富な海岸部へ移動して越冬しますスズガモに混じってアメリカヒドリ雄♂が一羽!その名の通り北アメリカ北部で繁殖、少数が冬鳥として日本に渡来ヒドリガモの群に一羽だけ混じっていることが多いです。早いもので気がつけばすでに11月下旬、越冬のため日本に渡ってくるカモたちの数も種類も日に日に増えていきます。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。スズガモの大群アメリカヒドリ♂

  • 蓑虫 減っています

    ミノムシ(蓑虫)が減少しているという話を耳にしたことがあるでしょうか子どもの頃は秋冬になるとあちらこちらでミノムシを見かけましたが近年になってみた記憶がありませんでした近所の農耕地を散策していて「ミノムシのなる木」を発見してうれしさと懐かしさが込み上げてきましたざっと数えただけで見える場所に6つ無事に越冬して春を迎えて欲しいものです↓下のリンク先の記事によると代表的なミノムシの一種=オオミノガは西日本を中心に激減しているとのこと。オオミノガが減少した原因は、オオミノガに特異的に寄生するヤドリバエが中国大陸から日本に侵入してきたためと言われているそうです。◆ミノムシ(蓑虫)が減っているって本当?――絶滅危惧種になったミノムシの最新事情https://buna.info/article/1836/トンボの数も...蓑虫減っています

  • ヨシガモ群 短期滞在?

    地域の溜池にヨシガモ(葦鴨)の群雄♂は鎌状の参列風切り羽が伸び切っていませんが頭部は緑と赤紫が美しく輝いて見えましたこれは雌♀?でいいのでしょうか?雄♂の幼羽との見分けがいまだできない未熟者です・・・エクリプス→繁殖羽に移行中の雄♂この2羽も雌♀なのか雄♂幼羽なのか…?断定は避けます。ヨシガモ(葦鴨)Falcatedduck全長約48㎝カモ属カモ科マガモ属氏原先生の『日本のカモ識別図鑑』誠文堂新光社を手元に置いて見比べていますが、難しい!今後の羽衣の変化に注目・・・と考えていたのですが、残念なことに、後日再訪するとヨシガモたちは姿を消していました。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。ヨシガモ群短期滞在?

  • 探してみよう!タヒバリ

    冬鳥として日本に渡ってくるタヒバリ(田雲雀)溜池周辺の農地や河川敷など身近にいる野鳥ですが地味な羽色は乾いた土の色と同化して目立ちません越冬期は十羽前後の群で行動するタヒバリ(田雲雀)警戒心が強く人が近づくとかぼそい鳴き声を残して飛び立ってしまいますタヒバリ(田雲雀)WaterPipit全長約16㎝スズメ目セキレイ科タヒバリ属◆e-Birdタヒバリhttps://ebird.org/species/amepip?siteLanguage=ja春先になると私の地域では、、羽虫の発生する溜池でタヒバリを近くから観ることができます。渡りの途中の中継地として利用されているのでしょうか?越冬期と違って人間に対する警戒心が薄い個体が多く観られます。参考写真:2023年3月撮影今日も最後まで見て下さってありがとうござい...探してみよう!タヒバリ

  • ヘラサギ&クロツラヘラサギ 頭上を通過!

    池を飛び立ったヘラサギ(箆鷺)とクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)二羽とも翼の縁が黒いので幼鳥~若鳥ですヒドリガモ(緋鳥鴨)の群を引き連れ空に舞い上がっていきますこちらに向かって飛んできました。晴れて朝陽が当たっていたらさらに美しかったことでしょう。でも、頭上を通過してくれるなんてめったにない幸運です。目の周囲が黒いのでクロツラヘラサギ真上を通過!近い!辛うじて二羽いっしょに写せました。上下二枚ともヘラサギです鳥は上昇気流や風を利用して飛ぶので旋回しながら高度を上げることが多いです。私の真上を通過した鳥たちふたたび向きを変えて飛び去っていきました。ヘラサギ(箆鷺)EurasianSpoonbill全長約86㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)Black-facedSpoonbill全長約74...ヘラサギ&クロツラヘラサギ頭上を通過!

  • オオバンはツラいよ!

    オオバン(大鷭)は潜水の名人やすやすと水中にもぐって水草を取ることができますそんなオオバンは、潜水の得意でない類のカモたちにたかられ奪われる日々・・・オオバンから水草を強奪するため近くを離れないちゃっかり鴨も多いです今回のオオバンは、オカヨシガモに取り囲まれてしまいました。水草を取ってくるたびに奪い取られてしまいます。「うあー!やめろー!来るな!盗るな!」そんなオオバンの声が聞こえてきそう・・・あーあ、ぜんぶ横取りされちゃった・・・シクシク・・・オオバンはツラいよ泣いているのかな?と思ったらただの羽のお手入れでした。オオバンはめげない!左からヨシガモ(メスか若オス)ホシハジロ♂オオバンオカヨシガモ♀オオバン(大鷭)Blackcoot全長約39㎝ツル目クイナ科オオバン属◆オオバンe-birdhttps://...オオバンはツラいよ!

  • ヘラサギ&クロツラヘラサギ 飛翔

    ヘラサギ(箆鷺)とクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)飛翔姿は優雅サギの仲間は首を縮めて飛んでいることが多いですがトキの仲間は、ツルやハクチョウのように首を伸ばして飛びます上空を飛んでいる際も、その違いでサギと見分けられますヘラサギ(箆鷺)EurasianSpoonbill全長約86㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)Black-facedSpoonbill全長約74㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属ヘラサギ&クロツラヘラサギ飛翔

  • ヘラサギ &クロツラヘラサギ

    ヘラサギ(箆鷺)とクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)続きですヘラサギが何度も口を大きく開けて不思議なポーズ何をしていたのでしょう?鳴いているのでも欠伸でもなさそうでした。お口(クチバシ)の体操?クロツラヘラサギカモたちが仮眠する浅瀬を採食で行ったり来たり二羽の近くをコサギ(小鷺)が通過していきます。クロツラヘラサギの顔に驚いて飛び立ったコサギ?いやいや、たまたまだとは思うのですが、でも、見慣れない二羽はちょっと怖かったかも?ヘラサギ(箆鷺)EurasianSpoonbill全長約86㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)Black-facedSpoonbill全長約74㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属コサギ(小鷺)Littleegret全長約60cmペリカン目サギ科コサギ属さらにヘラサギ一羽が加わ...ヘラサギ&クロツラヘラサギ

  • ヘラサギ 見れば見るほど

    ヘラサギ(箆鷺)見れば見るほど個性的で味わい深い姿ですヘラサギを初めて見たのは2017年11月~ちょうど6年前の同じ頃でした当時は望遠レンズを所有しておらず、コンデジで苦労しながら撮った記憶があります不明瞭な写真しか残せずがっかりしたのを覚えていますほぼ毎年秋冬になると飛来してこうして近くから撮影できるのが夢のようヘラサギ(箆鷺)EurasianSpoonbillペリカン目トキ科ヘラサギ属◆ヘラサギの採食OneMinuteSuper-Slow【Eurasianspoonbill】https://www.youtube.com/watch?v=fMawVtA2ar0◆e-birdヘラサギhttps://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=jaヘラサギ見れば見るほど

  • 青い実 紫の実

    クサギ(臭木)の実が完熟して黒い真珠のようになっていました。一部の実は、乾燥してドライフルーツ状に「あまり好まれる実ではないようで…残ることが多い」とのこと『野鳥と木の実ハンドブック』~文一総合出版より10月のクサギの実、青く輝きていました。この紫色の実は・・・?コムラサキシキブ?でしょうか?こちらの実も枝に残って、変質しかけているようでした。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。青い実紫の実

  • ヘラサギとクロツラヘラサギ 旅は道連れ

    今回のヘラサギ(箆鷺)とクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)連れ立って旅をしているようですこの地域で越冬するのかさらに南下して山口や九州へ向かうのでしょうかこの数年、秋~冬に地域で複数羽のヘラサギやクロツラヘラサギが確認されています種は違いますが、この二羽、まるで親子か兄弟のような雰囲気さえ漂っています二羽の重なる姿は、まるで二人羽織のように見えました。ヘラサギの方が10㎝ほど大きいです。二羽が並ぶと体格の差がよくわかりますヘラサギ(箆鷺)EurasianSpoonbill全長約86㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)Black-facedSpoonbill全長約74㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。ヘラサギとクロツラヘラサギ旅は道連れ

  • ユリカモメもやってきた

    水抜き中の溜池にユリカモメ(百合鴎)の群も飛来していますこの数年、関西ではユリカモメの数がめっきり減ったと言われています私の地域でも似たような状況でしたが、今季は出だしから数が多いと感じますただ、首都圏で野鳥の観察と撮影をしている方のお話では小型カモメ(ユリカモメなど)が増えている反面、大型カモメ(セグロカモメやオオセグロカモメなど)はいまのところ数が少なく気掛かりな状態とのこと。日本国内では沈静化したかと思える、鳥インフルエンザですが海外ではいまだ猛威をふるい打撃を受けている野鳥の繁殖地もあるそうです。今後のカモメの種類と数の動向にも注視していきたいです。ザリガニ?あるいは、菱の実にも見えるものをくわえていました。ユリカモメ(百合鴎)Black-headedGull全長約40cmチドリ目カモメ科カモメ属...ユリカモメもやってきた

  • ダイサギ、オナガガモ、オオハシシギ、タシギ

    水抜き中の溜池ダイサギ(大鷺)とオナガガモ(尾長鴨)が採食していますオナガガモは草の種や水草の葉・根、水棲昆虫や貝類などを食べますダイサギの狙いは、魚をはじめ、カエルやザリガニなどターゲットが違うためか、両者とも相手に無関心でしたオナガガモ雄♂泥地で羽のお手入れ中脂尾腺から出る脂をしっかりと翅に塗り込んであるので、泥汚れはつきません。繁殖期のトレードマーク=長い尾はまだ伸びていません。ヒドリガモ(緋鳥鴨)の群が休息する泥地カモの間で、オオハシシギ(大嘴鴫)とタシギ(田鴫)が歩き回って採食していました。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。ダイサギ、オナガガモ、オオハシシギ、タシギ

  • カンムリカイツブリがやってきた

    溜池を覗くと水面に白く輝く水鳥の姿が幾つもカンムリカイツブリ(冠鳰)が渡ってきました大型のカイツブリの仲間でカモ程の大きさがあります長い首に床屋さんで刈り上げたような冠羽ルビーのような赤い眼とピンク色のクチバシも美しい冬鳥ですカンムリカイツブリ(冠鳰)GreatCrestedGrebe全長約56㎝カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属ヒドリガモコガモ手前の一羽は、エクリプスから繁殖羽に移行中の雄♂いつも当ブログを見て下さってありがとうございます。カンムリカイツブリがやってきた

  • ヘラサギ 優雅に着水

    ヘラサギ(箆鷺)ちょうど目の前を通過して池に降り立ちましたクロツラヘラサギと違って、目のまわりは白いのが見分けのポイントこちらも「サギ」と呼ばれますが、分類上は「トキ」の仲間ですしゃもじ型の平たいクチバシは、クロツラヘラサギと似ていますね。ヘラサギ(箆鷺)EurasianSpoonbill全長約86㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属◆e-birdヘラサギhttps://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=ja今日も最後まで見て下さってありがとうございました。ヘラサギ優雅に着水

  • ヘラサギも飛んできた!

    広大なため池を見渡すとクロツラヘラサギらしき水鳥がもう一羽しばらくするとこちらに飛んできたので、連写で撮影眼前を通過する姿を観るとおや?顔が黒くない・・・!なんと!ヘラサギ(箆鷺)です!ヘラサギは白い翼を広げカモたちの泳ぐ水面の上を滑るように通過していきます。クロツラヘラサギとヘラサギを同時に観られるとは、なんとも嬉しい予想外。ヘラサギ(箆鷺)EurasianSpoonbill全長約86㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属◆e-birdヘラサギhttps://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=jaヘラサギも飛んできた!

  • クロツラヘラサギ飛んできた!

    クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)向こう岸から近くに飛んできてくれました相変わらずユニークな姿と動きで楽しませてくれますクロツラヘラサギを地域で初めて見たのは4年半ほど前になるでしょうか近年は、毎年のように飛来してくれるのですっかりおなじみの水鳥の一種となりましたクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)Black-facedSpoonbill全長約74㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属◆e-birdクロツラヘラサギhttps://ebird.org/species/blfspo1?siteLanguage=ja今日も最後まで見て下さってありがとうございました。クロツラヘラサギ飛んできた!

  • クロツラヘラサギがいた!

    カモの飛来状況確認のため、早朝の溜池に出かけましたカモやサギの中に見慣れない鳥影クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)です曇天で光量不足ですが、ほの暗い池の中で白い鳥の姿は際立って見えました小雨の中、観察だけでもと思い切って出かけた甲斐がありました待ち伏せ型の漁をするダイサギ(大鷺)珍客が飛んできても微動だにせずクロツラヘラサギ~「サギ」と呼ばれていますが、分類上は「トキ」の仲間です。ダイサギ(大鷺)GreatEgret全長約90cmペリカン目サギ科アオサギ属クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)Black-facedSpoonbill全長約74㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属◆e-birdクロツラヘラサギhttps://ebird.org/species/blfspo1?siteLanguage=ja思いがけずうれしい出会いが...クロツラヘラサギがいた!

  • ヒシクイ2+マガン1

    地域の溜池にヒシクイ(菱喰)2羽とマガン(真雁)一羽が飛来しました渡りの途中で群れからはぐれた三羽なのでしょうか?寄り添うようにして仲良さそうに過ごしていました時々、池の周りの農地へ採食に行く以外は、思い思いに池の浅瀬や中の島で過ごしていました。左からヒシクイヒシクイ幼鳥マガンこのマガンにはアイリングがはっきりと確認できます。【決定版日本の野鳥650】(平凡社)に「亜種マガン~アイリングの明瞭な個体」と特徴の似た写真が掲載されています。このヒシクイは、クチバシの先が黄色ですが「成鳥」と断定するには、境目が不明瞭で二年目の個体の可能性もあるのでは?と秋田県在住で探鳥ガイドなどもされている知人にアドバイスを頂きました。ただ、この部分の色にも個体差があるので、断定はできないとのこと。経験と知識豊か、それでいて謙...ヒシクイ2+マガン1

  • オシドリ、ビンズイ、アトリ、ルリビタキ

    山間部の調整池を橋の上からのぞいてみるとオシドリ(鴛鴦)♂遠くに小さくですが、雄♂4羽、雌♀3羽を確認池に張り出した木陰には他の仲間も隠れていそうな雰囲気でした林の中の遊歩道を進んでいくと、草地から小鳥が飛び立ちました。ビンズイ(便追)です。進行方向の藪の中に飛んだビンズイそ~っと近づくと、ビンズイもきょろきょろ周囲をうかがっていました。ヒッヒッヒッ甲高いヒタキ類独特の鳴き声が林内に響きます。声の主を探すとルリビタキ(瑠璃鶲)青く綺麗な雄♂この一帯を縄張りにするようです。飛び去って15分ほどすると、再び近くに戻ってきました。ウルシ科の植物の実を食べている小鳥の影は・・・アトリ(花鶏)です。冬鳥たちが続々とフィールドに到着しています。毎回、今季初の出会いを楽しみにしています。熊の出没しそうな場所を避けて、探...オシドリ、ビンズイ、アトリ、ルリビタキ

  • ゴイサギ 越冬期は集結

    毎年秋冬になるとゴイサギ(五位鷺)たちが塒(ねぐら)にしている緑地があります近年、目に見えて数を減らしているゴイサギこの春夏には一羽も姿を確認できず。心配していたのですが例年通りの場所で、数羽のゴイサギを見られてほっとしていますいまだ緑の葉が生い茂っていて、すべてのゴイサギを撮影することができません。冬場になったら再訪して数を数えてみようと考えています。ゴイサギ(五位鷺)Black-crownednightheron/Nightheron全長約58cmペリカン目サギ科ゴイサギ属チュウサギ11月上旬にはまだおりました。さすがに近日の冷え込みでは、渡っていったと思いますが…?アオサギチュウサギ(中鷺)Intermediateegret全長約68㎝ペリカン目サギ科コサギ属アオサギ(青鷺、蒼鷺)Greyheron...ゴイサギ越冬期は集結

  • 紅葉に染まるカルガモ

    真っ赤に色づいたモミジの枝の下でカルガモ(軽鴨)たちが採食していました紅葉を映した水面が赤く染まって何とも秋らしい光景に当のカルガモたちには、紅葉より食べ物探しに夢中でしたホシハジロ(星羽白)雄♂マガモ(真鴨)雄♂カルガモ(軽鴨)Easternspot-billedduck全長約61cmカモ目カモ科マガモ属ホシハジロ(星羽白)Commonpochard全長48㎝(オス)43cm(メス)カモ目カモ科スズガモ属マガモ(真鴨)Mallard全長約60㎝カモ目カモ科マガモ属今日も最後まで見て下さってありがとうございました。紅葉に染まるカルガモ

  • オオハシシギとヒドリガモ♀

    オオハシシギ(大嘴鴫)とヒドリガモ(緋鳥鴨)アイコンタクトを交わして何やら微笑ましい光景でした場所は、水抜き中の溜池の泥地カモサギシギカモメなどが採食のため集まりますカモ同士、サギ同士は争うこともありますがカモとシギは着かず離れずの関係を保っていました「グアッ!」ヒドリガモが一声かけました。てっきり威嚇しているのだろうと思ったのですが・・・寄り添いながら何かを伝えあっているかのような微笑ましい光景がしばらく続きました。オオハシシギは、カモたちの間を行ったり来たりして採食を続けます。羽を休めるカモたちも、特に気にするそぶりは見せません。オオハシシギはカモたちに守られるかのようにして食事に集中していました。早朝で光量が足りず、泥地で見た目はよくありませんが、カモたちとオオハシシギの醸す雰囲気は微笑ましく心に残...オオハシシギとヒドリガモ♀

  • 秋の野辺に咲く花

    セイタカアワダチソウ(背高泡立草)が秋風に揺れていました。農道脇の緑地一面にさわさわ黄色い波が押し寄せるかのようヤナギハナガサ(柳花笠)ユウガギク(柚香菊)林の入り口日当たりの良い場所に固まって咲いていました。秋のトンボたち◆ヤナギハナガサに似た植物https://matsue-hana.com/yasou/kubetu/yanagihanagasa.html今日も最後まで見て下さってありがとうございました。秋の野辺に咲く花

  • 今季初シメ 枝越しに

    エノキ(榎木)を見上げるとコロッと丸い鳥影が3つ順光側に回って樹上を探すとシメ(鴲)の姿が見えてきましたドライフルーツ状に黒くなった実をムシャムシャモグモグ相変わらずの食いしん坊ぶりでしたシメ(鴲)Hawfinch全長約18cmスズメ目アトリ科シメ属込み入った枝越しで、はっきり写せなかったので、過去画像からシメ雄♂シメ雌♀◆四季の鳥シメhttps://bionet.jp/bird/shime/いつも閲覧して下さってありがとうございます。今季初シメ枝越しに

  • タゲリとセイタカシギ

    水抜きの始まった溜池でタゲリ(田計里)とセイタカシギ(背高鷸)が羽休めや採食をしていました。広大な池でかなり遠いのですが、雰囲気だけでもお伝えできればセイタカシギ(背高鷸)Black-wingedStilt全長約37cmチドリ目セイタカシギ科セイタカシギ属突然、何かに驚いたようにタゲリの群が一斉に飛び立ちました。この群は16羽構成されていました。何度か池の上を旋回して、タゲリたちは再び池に降り立ち何事もなかったかのように採食をはじめました。タゲリ(田鳧、田計里)Northernlapwing全長約32㎝チドリ目チドリ科タゲリ属気温の低下とともに、続々と冬鳥たちが飛来して楽しませてくれます。今日も最後まで見ていただきありがとうございました。タゲリとセイタカシギ

  • ムシクイ 寒さに負けるな!

    木陰をちょこちょこと小さな鳥が素早く移動しています。しばらく動かずにじっと待っていると葉陰からムシクイが現れました。ムシクイ(虫喰)は12~13cmほどの小鳥で繁殖のため日本に渡ってくる夏鳥です朝晩はぐっと気温が下がってきましたが、まだ渡らずに居残っていたとは…今夜からさらに冷え込む予報。ムシクイの無事を祈るばかりです部屋の中にいてもうすら寒いので、先ほどベストを着用しましたムシクイを追い回すように姿を見せたのは、冬鳥のジョウビタキ(尉鶲)雌♀10日ほど前に、冬鳥のビンズイ(便追)も確認しています。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。ムシクイ寒さに負けるな!

  • アオサギも物思う秋

    日に日に秋の色が濃くなっていきます秋は日暮れの時間も早く冷たい風も吹くなんとなく物悲しくなる季節です我らがアオサギ(青鷺)も物思う秋?日光浴しているだけにも見えるのですが、それでいいのだ「お日様を浴びて体をぬくめるひと時の幸せ」アオサギ(青鷺、蒼鷺)Greyheron全長約95㎝ペリカン目サギ科アオサギ属アオサギも物思う秋

  • カフェテラスのスズメたち 続

    カフェテラスで先客の食べ残しを目当てに集まるスズメ(雀)たちあちこち飛び回って探し回るよりここで待っていた方が得策、と知っているかのようどっしりと構えてご馳走が出てくるのを待っています思いがけず美味しいものにありつけたのでしょうか目を輝かせて食べる姿が印象的でしたスズメ(雀)TreeSparrow全長約15㎝スズメ目スズメ科スズメ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。カフェテラスのスズメたち続

  • ミサゴの季節

    溜池の上空に大きな鳥影!白く輝く腹部ミサゴ(鶚)です私の地域では一年中見られますが、冬になると個体数が増えます。寒さ厳しい北の地域から食べ物を求めて移動してくるミサゴも多いのでしょう水位の下がった池には、大きな魚が何匹か跳ねていたのですがミサゴは結局、狩りをせずどこかへ飛び去りました。今日は、様子見、偵察だったのでしょうか?ミサゴ(鶚、鵃)Osprey/SeaHawk/FishEagle全長55~63cm翼開長157~174cmタカ目ミサゴ科ミサゴ属(オスに比べてメスの方が一回り体格の大きい個体が多いそうです)いつもブログを閲覧して下さってありがとうございます。ミサゴの季節

  • ホトトギスにホシホウジャク

    公園の木陰にホトトギス(杜鵑)の花が咲いていました。花びらの模様な鳥のホトトギスに似ているのが名前の由来とか。ホトトギスはもともと日本の太平洋側に自生しているそうです。草が伸び放題になった所に咲いていたこの株も野生化しているようでした。個性的な花を撮っていたら、ちょうどホシホウジャクが吸密に飛来しました。シャッタースピードが合っていませんが、なんとか写っていました。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。ホトトギスにホシホウジャク

  • ジョウビタキ ぞくぞく!

    冬の小鳥の代表格・ジョウビタキ(尉鶲)続々と飛来しています。いまだ南下の旅の途上なのか、縄張りを決めかねているか50メートル四方ほどに3羽の雄♂がいるのも見かけました。争うでもなく寄り添うでもなく不思議な距離感の3羽でした。こちらは雌♀カラ類の混群に人気の赤い木の実「私のものよ!」とでも言いたげにヒッヒッヒッ!と鋭く鳴いていました。こちらは別の雌♀近くの樹のてっぺんで高鳴きするモズに対抗するかのようにヒッヒッヒッヒッヒッヒッ身を隠しながらも縄張りを主張していました。ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)Daurianredstart全長15cmスズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属今日も当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。ジョウビタキぞくぞく!

  • カフェテラスのスズメたち

    スズメ(雀)たちもカフェテラスの常連さん先客の置きみやげを美味しそうについばんでいます。わずかなパン屑も小さなスズメたちには大きなご馳走ですね。スズメ(雀)TreeSparrow全長約15㎝スズメ目スズメ科スズメ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。カフェテラスのスズメたち

  • セイタカアワダチソウ 蝶

    セイタカアワダチソウ(背高泡立草)があちこちの草地で黄色い花を咲かせています。ハナズオウ戻り咲き?花期は4月頃ですが、この木だけポツポツ花を咲かせていました。吸密にやってきたセセリチョウルリタテハ翅を開くと瑠璃色のラインが鮮やか翅を閉じると、保護色になって樹皮に溶け込んでしまいます。スイフヨウ?でしょうか?開花したてのツボミのようにも見えますが、咲き終わった花??シロツバメエダシャクセイタカアワダチソウで吸蜜しているのか?と思ったのですが・・・わずかに角度を変えて撮ると、花影に潜む蜘蛛に捕らえられていました。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。セイタカアワダチソウ蝶

  • 阪神タイガース日本一! シジュウカラ告げる

    ツピツピツピツピツピツピツピツピ阪神タイガースが38年ぶり2度目の日本一!昨夜の日本シリーズ第七戦オリックスに7-1で勝利!4勝3敗で日本一!を決めました。ツピツピツピ!!日本シリーズMVP阪神・近本光司選手背番号57試合で打率・483(29打数14安打)の大活躍!Romeoさん、一押しの選手です!ツピツピツピ!シジュウカラ(四十雀)Japanesetit/OrientalTit全長約14cmスズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属と、いうわけで?今日は開店時間に合わせて、祝日本一協賛大売り出しに行ってきます!いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。阪神タイガース日本一!シジュウカラ告げる

  • キバナコスモスにホシホウジャク

    ホシホウジャクがキバナコスモスの花を飛び回って吸蜜していました。ホバリングしながら長いストローのような管を伸ばして器用に蜜をすいます。海老フライの尻尾のようなユニークな姿で人気の蛾ですね。シロツバメエダシャク日中に見かけることも多い、白くて優雅な姿の蛾の仲間。「こんちゅう探偵団」のだんちょうさんに教えて頂きました。だんちょうさん、いつもありがとうございます。アカタテハ今日も最後まで見て下さってありがとうございました。キバナコスモスにホシホウジャク

  • ノビタキ 小春日和に

    11月というのに日中は25℃近くまで気温が上がっています。「小春日和」と表現するには暑すぎる気候が続きます。ノビタキ(野鶲)たちも、この異常気象にはびっくり?陽当りの良い農地はメラメラと陽炎が立っていました。ノビタキも夏鳥で10月末には姿を観られなくなりますが関西では稀に12月頃まで居残っているノビタキも確認されています。ここ最近の高温傾向なら「もう少し日本でのんびり過ごそう」とするノビタキがいても不思議ではないかもしれません。ノビタキ(野鶲)SiberianStonechat全長約13cmスズメ目ヒタキ科ノビタキ属◆バードリサーチニュース生態図鑑ノビタキhttps://db3.bird-research.jp/news/201610-no2/いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。ノビタキ小春日和に

  • サメビタキ エゾビタキ コサメビタキ

    サメビタキ(鮫鶲)エゾビタキ(蝦夷鶲)コサメビタキ(小鮫鶲)11月にはいり、気がつけば姿を見かけなくなりました。渡りに備えて、日本列島を南下していったのか、あるいは既に海を越えて旅立ったのかいずれにしても、何処かの空の下で無事でいて越冬地への旅を果たして欲しいと願っています。まずはサメビタキ三枚とも同一個体エゾビタキ今季会えたのは、この警戒心の強い一羽のみでした。コサメビタキ冒頭の勝ち気なサメビタキに押されがちでした。上の写真とは別個体のコサメビタキムシクイ数羽と虫取り合戦を繰り広げていました。エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streakedFlycatcher全長約15㎝スズメ目ヒタキ科サメビタキ属コサメビタキ(小鮫鶲)Brownflycatcher全長約13cmスズメ目ヒタキ科サメビタキ属サメビタキ(鮫...サメビタキエゾビタキコサメビタキ

  • エナガ 季節外れの羽集め

    エナガ(柄長)の群を観察していると、地上に降りて何やら白いものを集めています。鳥の羽毛です。早春、まだ寒い時季に子育てをはじめるエナガ巣の中に羽毛を敷き詰め断熱効果の高い巣を作ることで知られています。しかしまだ11月初旬エナガの繁殖期とは思えません。季節外れの羽毛集めにどんな意味があるのでしょうか??エナガ(柄長)Long-tailedTit・Long-tailedBushtit全長約14cmスズメ目エナガ科エナガ属今日も最後まで見て下さってありがとうございました。11月とは思えない温かな一日となりました。半袖で歩いていても汗ばむほど。この異常な高温は明日も続く予報です。みなさまも体調管理にお気をつけてお越しくださいませ。◆エナガの住まいは匠の技でぎふの木ネット協議会https://gifunoki.ne...エナガ季節外れの羽集め

  • 秋の野の実り

    星形の紅色のガクに藍色の実が美しいクサギ(臭木)陽当りの良くない石垣のそばにたくさん実っていました。イシミカワ(石見川・石実皮)ワルナスビ(悪茄子)カラスウリ(烏瓜)??いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。連日、日本シリーズで阪神を応援中。昨夜はダメか・・・と思った矢先、7回裏の猛攻で6得点日本一に王手をかけました。明日の京セラドーム大阪での第6戦も楽しみです。秋の野の実り

  • カラスVSトビ 空中戦

    高く青い秋の空で、カラスとトビが空中戦をはじめました。どうやらカラスの縄張りにトビが侵入した模様。小回りの利くカラス、繰り返しトビに攻撃を仕掛けます。遥か上空で繰り広げられる空中戦現地では、防戦一方に見えたトビでしたが、帰宅後、写真を確認すると、何度も爪をカラスに向けて応戦していました。トビは輪を描くように飛びながら、遠くへ飛び去っていきました。いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。カラスVSトビ空中戦

  • 花水木・金木犀

    都市公園のハナミズキ(花水木)の実が赤く色づいてきました。昨冬にシジュウカラやヤマガラ、ジョウビタキが競い合うように食べていました。陽当りの良いこの樹の実は甘くて美味しいのでしょうか・・・ノブドウ(野葡萄)カラフルな実ご近所のキンモクセイ(金木犀)の花から甘い香りが漂ってきていました。公園に撮影に行こうと思いつつ、花の盛りを逃してしまいました。「キンモクセイの香りでトイレの芳香剤を思い出す」という方も少なからずいらっしゃるようです。昔、汲み取り式便所だった時代に、匂い消しとして、近くにキンモクセイを植えることが多かった風習に由来するようです。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。花水木・金木犀

  • マガモが街にやってきた!

    都市公園の水辺に今年もマガモ(真鴨)の群が飛来しました。頭部が美しい婚姻色になった雄♂緑色光沢でひときわ目立ちます。エクリプス(非繁殖期の羽衣)から移行中のものも多く観られました。恋のライバルであり、越冬期を無事に乗り切る同士でもあります。マガモ(真鴨)Mallard全長約60㎝カモ目カモ科マガモ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。早いもので、今日から11月ですね。カレンダーが残り二枚に。今年もあと二カ月、早いなぁ~マガモが街にやってきた!

  • アオサギの横顔

    なにやら物思いにふけっているかのようなアオサギ(青鷺)の横顔心惹かれる表情だったので、角度や距離を変え何枚か撮らせてもらいました。いかにも「君たちはどう生きるか」そんなタイトルの映画に登場しそうな雰囲気です。池の水を一口飲んで、顔を上げたアオサギ先ほどまでの物思いに耽るかのような陰りは感じられません。あの、憂いを含んだような表情は何だったのでしょう?アオサギ(青鷺、蒼鷺)Greyheron全長約95㎝ペリカン目サギ科アオサギ属アオサギの横顔

  • ケリが近所に

    地域の農耕地でケリ(鳧、計里)を頻繁に見かけるようになりました。ケリは私の地域では一年中見られる留鳥ですが初夏の繁殖期に子育てを終えた後、どこかへ移動していました。いまのところ見かけるのは、夫婦と思われる2羽連れが多いです、秋が深まるとケリたちは小群をつくって集団で暮らすようになります。時々散歩する農道のすぐ脇にいることが多く、知らずに接近して飛ばしてしまうことも。人里に暮らしていながら、人間に対する警戒心が強いケリです。ケリ(鳧、計里)Grey-headedlapwing全長約34cmチドリ目チドリ科タゲリ属今日も最後まで見て下さってありがとうございました。ケリが近所に

  • 10月の昆虫たち

    クマンバチがラベンダーセージで吸蜜しています。重量級のハチなので、花穂がたわんでいますね。葛の葉陰にイナゴの仲間こちらはイナゴの幼虫でしょうか?翅が伸び切っていません。オンブバッタ?これも幼虫でしょうか?リスアカネ?の雄?ヤブキリの仲間いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。10月の昆虫たち

  • 十月の満月

    今回、一枚目を飾るのは、コサメビタキです。夏鳥として日本に渡ってきましたが、繁殖を終えて、越冬地へ渡ります。そろそろ海を越える長旅が近いので、平地の公園や林で虫を捕食して体力をつけています。今夜は満月です。8月の満月の翌日に言葉を交わした際、「昨夜の月は見ることができなかった、次の満月は見たい」と話していましたね。でも、結局、その月を見ることなくあなたは逝ってしまった。これから満月の晩には、あなたを偲びながら夜空を見上げようと思います。東の空に、まるで天幕にぽっかり穴が開いたような丸い月が煌々と輝いていましたよ。アメリカの先住民族ネイティブアメリカンは、その月ごとに満月に呼び名をつけていたそうです。10月の満月は「ハンターズムーン」と呼ばれているそうですよ。10月の月明りの輝きは強いので、その光を頼りにハ...十月の満月

  • やはり野におけ ノビタキも

    地域の農地にノビタキ(野鶲)の小群が滞在しています。新興住宅地の開発を奇跡的に免れたかのような里山の風情を残す一帯ノビタキたちは黄金色の稲穂の中や畔に伸びた野の草木に止まっていました。現地では野鳥の観察や撮影に夢中で気づきませんでしたが帰宅後、写真で確認すると小さな昆虫がたくさん宙を漂っていました。ノビタキ(野鶲)SiberianStonechat全長約13cmスズメ目ヒタキ科ノビタキ属◆バードリサーチニュース生態図鑑ノビタキhttps://db3.bird-research.jp/news/201610-no2/いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。やはり野におけノビタキも

  • ヒタキ三兄弟 競演!乱舞

    低山の桜並木今回は、ヒタキ三兄弟の競演です。エゾビタキ(蝦夷鶲)コサメビタキ(小鮫鶲)サメビタキ(鮫鶲)↑冒頭の写真は、エゾビタキです枝から枝へ飛び回りホバリングキャッチで虫を捕食します。早い者勝ちなので、我先にと飛び交う小鳥をカメラで必死に追いかけました。コサメビタキサメビタキサメビタキサメビタキ※今回登場するサメビタキは同一個体です。気が強く機敏で、他のコサメビタキやエゾビタキを圧倒して有利な枝を確保していました。エゾビタキちょっと弱気な感じのする個体でした。サメビタキ威風堂々エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streakedFlycatcher全長約15㎝スズメ目ヒタキ科サメビタキ属コサメビタキ(小鮫鶲)Brownflycatcher全長約13cmスズメ目ヒタキ科サメビタキ属サメビタキ(鮫鶲)Dark-...ヒタキ三兄弟競演!乱舞

  • ヒドリガモ第一陣 到着!

    今季も都市公園のボート池にヒドリガモ(緋鳥鴨)の第一陣が到着しました。桜の散る頃まで居残っていたので、ちょうど半年ぶりの再会です。公園を訪れる人から食べ物をもらうのも、この池にやってくる理由の一つ。さっそく、食べ物をねだって、人間のいる方へと近寄ってきます。留鳥のカイツブリも、ヒドリガモと再会人間に対する警戒心がないようにさえ見えるこのヒドリガモの群繁殖期にも人の近くで子育てしているのでしょうか?この公園では、動物園などで家禽等に与える飼料を「水鳥の餌の自動販売機」で買うこともできます。野鳥に人間が餌を与えることの是非は、昨今いろいろな場で議論されます。瞬膜が写っているのかと思いましたが、どうやら片目の視力を失っているようでした。遠くに、ハシビロガモ♂の姿も一羽だけヒドリガモ(緋鳥鴨)EurasianWi...ヒドリガモ第一陣到着!

  • キバナコスモスに蜂

    キバナコスモスの花にハラナガツチバチ(腹長土蜂)の仲間が顔も体も花粉まみれになって夢中で吸蜜しています。よほど甘くて美味しい蜜なのでしょうね。私もちょっと味わってみたくなりました。(オトナだし実行しませんけど^_^;)ヘビー級チャンピョンのクマンバチ重みでコスモスの茎がしなっていました。強面のアブの仲間も飛来しました。いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。キバナコスモスに蜂

  • エゾビタキ&サメビタキ

    低山の桜並木でエゾビタキ(蝦夷鶲)が昆虫を採食していました。枝から枝へ飛び回りホバリングキャッチで虫を捕食。小春日和の日中は気温が上昇して昆虫の動きも活発になります。それを狙って、渡りのヒタキたちも狩りにやってきます。エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streakedFlycatcher全長約15㎝スズメ目ヒタキ科サメビタキ属しばらくすると、サメビタキも昆虫を捕食しにやってきました。早い者勝ちの虫取り合戦の始まりです。サメビタキ(鮫鶲)Dark-sidedflycatcher全長約14cmスズメ目ヒタキ科サメビタキ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。エゾビタキ&サメビタキ

  • ルリマツリ スイフヨウ ノコンギク

    ルリマツリ(瑠璃祭)の花も終盤を迎えています。秋の青空を連想させる色が爽やかいかにも花らしい形の可憐な花です。スイフヨウ(酔芙蓉)午前中は白い花が、午後にはだんだんと赤味が差して夜には完全な紅色に。一日花なので、咲き終わった花は翌日には枯れてしまいます。スイフヨウの花期もそろそろ終わりを迎えます。ノコンギク(野紺菊)道路沿いの狭い空き地に、一株だけ咲いていました。道を隔てた個人宅の庭に、ノコンギクがたくさん植えられていました。そこから種が運ばれてきたのでしょうか?ナンキンハゼ(南京櫨)紅葉が始まって実も鈴なり。鳥たちの冬の貴重な食料になります。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。ルリマツリスイフヨウノコンギク

  • ジョウビタキ この冬もよろしく!

    昨年と同じ場所でジョウビタキ(尉鶲)雌♀に会いました。渡ってきて間もないのに、すっかり我が物顔で大胆不敵昨シーズン、ここに縄張りを構えていたのと同じジョビコさんでは?と感じます。可愛い顔して、勝ち気なジョビコさん。ヒッヒッヒッヒッカッカッカッカッ鋭く鳴いて縄張り宣言していました。ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)Daurianredstart全長15cmスズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属今日も当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。ジョウビタキこの冬もよろしく!

  • チョウゲンボウ・猛禽型カイト

    小鳥やカモ類の渡りに合わせて、猛禽類も続々と移動を始めています。私の地域でも、オオタカやハイタカ、ノスリを見かける回数が増えてきました。近郊の農地を散策中、頭上に二羽のチョウゲンボウ(長元坊)が飛来しました。縄張り争いなのか、あいさつ代わりなのか、二羽は追いかけ合うような動きでした。ちょうど右上空に、飛行機雲が白い線を描いていきました。チョウゲンボウ(長元坊)CommonKestrel全長33~38cm翼開長69~76cmハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属秋の実りを迎えた農地では、鳥除けの猛禽類カイトが活躍中風にあおられて動きが不規則なので、鳥たちも容易に慣れることができないように見えます。案山子や不要CDを吊るしてあるよりは、効果がありそうに思えます。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。チョウゲンボウ・猛禽型カイト

  • コサメビタキ 木漏れ日の中で

    秋の渡りを前にコサメビタキ(小鮫鶲)が郊外の林で採食に精を出しています。たくさん虫を捕って食べて旅支度。大海原を越えて南の越冬地へ向かいます。枝先に止まって周囲を見回し虫を探す姿は愛らしく微笑ましいものです。スズメよりも華奢な小鳥が、長く過酷な渡りをすることに畏敬の念を覚えます。コサメビタキ(小鮫鶲)Brownflycatcher全長約13cmスズメ目ヒタキ科サメビタキ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。コサメビタキ木漏れ日の中で

  • 秋の野の花々

    アキノノゲシ(秋の野芥子)が花盛り。たくさんのつぼみが次々と開花しています。蜜を求めて蜂たちも飛来。花粉団子、鮮やかなオレンジ色でいかにも甘くて美味しそう!ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)アメリカ原産の帰化植物水辺を好むとのこと。私の地域では溜池や田んぼ沿いに黄色い花を咲かせています。ノアサガオ(野朝顔)大輪で紫色の美しいアサガオ近畿以南に自生するとか。マメアサガオ(豆朝顔)直径2cmほどのラッパ型の花清楚な見た目ですが繁殖力は旺盛、田畑の厄介者だそうです。こちらも帰化植物。ホシアサガオ(星朝顔)こちらも帰化植物直径2cmほどのラッパ型のアサガオです。たくさんの種を実らせていました。茎の先端に花を7つ付けるそうです。今度、数えてみようっと。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。秋の野の花々

  • クロハラアジサシ 猛禽類に追われて

    一羽だけ迷行していたクロハラアジサシ(黒腹鯵刺)上空から溜池の点在するこの一帯に目星をつけて降りてきたのでしょう。三度ほど水上でホバリング~着水する場面も見られましたが、狩りは成功しませんでした。ふわふわと飛んでいたクロハラアジサシが突然、池を離れて樹木の生い茂る一帯に姿を消しました。いったいどこへ行ったのか?姿を見失って、周囲を見回すと、はるか上空に、猛禽類に追われて飛び去る白い小さな姿が。いち早く危険を察知して、大空のハンターから逃げおおせたようです。どこかで仲間たちと合流して、無事に渡りの旅を果たせるよう願いながら見送りました。クロハラアジサシ(黒腹鯵刺)WhiskeredTern全長約24cm翼開長約76cmチドリ目カモメ科アジサシ属◆e-birdクロハラアジサシhttps://ebird.org...クロハラアジサシ猛禽類に追われて

  • クロハラアジサシ 迷行!一羽

    地域の農耕地を探鳥中、思いがけず一羽のクロハラアジサシ(黒腹鯵刺)に遭遇しました。たった一羽だけ凪いだ溜池の上を繰り返し旋回し、3度ほど狩りを試みていました。クロハラアジサシ(黒腹鯵刺)は初夏と秋の渡りの時期に少数だけ見られる旅鳥です。名前のとおり成鳥・夏羽は胸と腹部が墨を塗ったように黒っぽくなります。※参考写真2017年6月撮影末尾にも過去に撮った夏羽姿の飛翔写真を掲載しました。成鳥・冬羽姿では、黒いベレー帽のようだった頭部はゴマ塩頭に変わります。クロハラアジサシは日本を通過する旅鳥。春と秋に少数が飛来します。俗に「沼アジサシ」と呼ばれるアジサシの一種で、内陸の溜池や湖沼、河川で魚を獲ることが多いです。背中や翼の一部に濃褐色のうろこ模様が残っています。今年生まれの若い個体のようです。クロハラアジサシ(黒...クロハラアジサシ迷行!一羽

  • 葛の葉に集う シジミチョウ

    葛のツタ葉に覆われた小道沿いの野原に小さな蝶がたくさん乱れ飛んでいました。立ち止まってカメラを向けると何種かのシジミチョウのようです。シジミチョウたちは交尾して葛に産卵するために集まっているようでした。調べてみると、葛はとても栄養価の高い植物で、いろいろな昆虫の栄養源になっているとのこと。葛は葛粉の原料として人間も重宝している野草ですが、茎を調理しても食べられるそうです。多くの昆虫たちの食料になっているのも当然のことなのですね。ウラナミシジミのカップル今回の撮影地では、ウラナミシジミの数が多く目立ちましたが、ヤマトシジミも混じっているようでした。翅がかなり傷んでしまって、識別困難な蝶も少なからず群集う蝶を目当てにハンターたちも集まってきます。枯れ葉色に擬態したカマキリ今日も最後まで見て下さってありがとうご...葛の葉に集うシジミチョウ

  • ハクセキレイで大混雑の畑!

    近くの農耕地をのぞいて見ると・・・種蒔きを終えたばかりの畑にハクセキレイ(白鶺鴒)がいっぱい!!ちょこちょこ動き回ったりひらひら飛び回ったりまともに数えられない混乱ぶりですが、ざっと数えただけで30羽以上柔らかな土の上で虫を見つけ出し捕食しているようでした。望遠レンズしかないので、ほんの一部しか写せず残念このような密度でハクセキレイが畑一面に広がっていました。同じくらいの数のハクセキレイの集団が、三カ所ほどの畑に分かれて採食していました。単純計算しても100羽は軽く超えていそうな数の多さでした。農道からカメラを構えている私の近くへもの言いたげな顔つきで近寄ってきました。「ほらほらぼ~っと突っ立ってないで。さっさと農作業をはじめて、おいしい虫を出してよ」「な~んだ・・・ぼーっと生きてんじゃねーよ!」ハクセキ...ハクセキレイで大混雑の畑!

  • アオサギ!盗撮される!

    農耕地に舞い降りて食べ物を探しているアオサギ(青鷺)を見かけました。都市公園のコロニー育ちのアオサギたちは、人慣れしていてカメラを向けても逃げません。しかし、農地や溜池で暮らすアオサギたちは、警戒心が強く容易に撮影できず。かなり離れた所でカメラを向けても、飛び立ってしまいます。そこで、堤の上の藪に身を隠してアオサギを盗撮することにしました。↑冒頭の写真は、葉陰の望遠レンズに気づいた瞬間のアオサギ。人間(私)の姿は藪に隠れて見えないので、戸惑っている様子。↓凝視するアオサギの目は、時々、瞬膜におおわれました。盗撮に気づく前のアオサギ鋭い目であたりを見回して餌になる昆虫やカエルなどを探しています。アオサギ(青鷺、蒼鷺)Greyheron全長約95㎝ペリカン目サギ科アオサギ属◆カメラをまったく気にしないコロニー...アオサギ!盗撮される!

  • ノビタキ 稲穂の波間に…

    郊外の農地にノビタキ(野鶲)を探しに出かけました。期待通り昨年と同じ田圃で10羽ほどの群に会いました。ノビタキは夏鳥として北海道と本州中北部の高原などで繁殖私の地域では、秋の渡り前に旅鳥として通過する姿を観られます。黄金色の穂を背景に、ノビタキはこんがり小麦色。田圃沿いの杭の上に止まって虫を狙っています。顔が黒いのは雄♂のノビタキ夏羽は頭部が真っ黒だそうです。これ、電気柵だと思うのですが、電線と同じく一本に止まる分には感電しないのですね。獣害除け~主にイノシシ対策だと思われます。近くの低山に草地を掘り返した痕跡があちこちにありました。ノビタキたちは、しばらく周辺の農地に留まります。たくさん虫を食べて栄養補給、やがて海を越えて越冬地を目指します。ノビタキ(野鶲)SiberianStonechat全長約13c...ノビタキ稲穂の波間に…

  • 小さな小さな甲虫たち・オシロイバナ

    オシロイバナ(白粉花)に瑠璃色の小さな甲虫た飛んできました。わずか数ミリの虫ですが、体色の輝きは宝石のようです。ルリハムシでしょうか。赤銅色、藍色、紫色など色々な個体がいるそうです。農道脇の草むらに自生していたオシロイバナ(白粉花)ここには紅色と黄色の株が繁茂していました。アサガオ科の葉の上にも。ヨウシュヤマゴボウ(洋酒山牛蒡)ここにも、美しい色の甲虫が止まっていましたよ。「君の名は?・・・?」いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。小さな小さな甲虫たち・オシロイバナ

  • 秋空に叫ぶ モズ

    秋空にモズ(百舌鳥)の鳴き声が響き渡る季節となりました。モズは、メスもオスも単独で縄張りを構えます。いまは陣取り合戦の真っ最中。空から降るような鋭い声に頭上を見上げると電線に雄♂のモズが電柱のてっぺんよりさらに高く設置された電線の上です。少しでも高い場所に陣取って、自らの存在を誇示したいのでしょう。♪誰かさんが誰かさんが誰かさんが見つけた小さい秋小さい秋見つけた♪呼んでる口笛モズの声♪童謡にそんなふうに歌われていますが、実際、秋の初めのモズの声は、口笛には聞えません。ギーギーギーギー!ギチギギチギチ!ギャギャギャギャ!!他を圧倒し、自らの存在を主張する、強烈な叫び声です。河川敷の樹の葉陰からもモズの雄たけびが聞こえてきました。こちらのモズはメス♀過眼線の色が淡く優し気な雰囲気ですが、気性の荒さはオス以上か...秋空に叫ぶモズ

  • アオスジアゲハ、ソバの花ほか

    ホシアサガオ(星朝顔)のい花から花へアオスジアゲハ(青筋揚羽)がふわりふわりラッパ型の花の中にストローを差し入れて甘い蜜を味わっていました。ひとしきり蜜をすい終わると風にのるように軽やかにアオスジアゲハは飛び去っていきました。陽当りの良い葉の上でスズメバチが手足や触覚の手入れをしていました。見るからに怖いスズメバチ、「刺されたら危険!」という恐れが先立ちますが望遠ズームレンズで細かな動きを追っている限り襲ってくる様子はありません。11月~晩秋になると、スズメバチは死んでしまうそうです。春に新女王になる個体だけが土中で越冬するとか。目の前のスズメバチが役割を終えて余生をのんびりおくっているように見えてきました。ソバの花があちこちに咲いています。私の地域ではそれほど規模の大きなソバ畑はありません。市場に出すた...アオスジアゲハ、ソバの花ほか

  • 近所のメジロ

    郊外の新興住宅地に暮らす我が家のまわりで何種もの野鳥が見られます。たとえばメジロ(目白)ご近所の庭木から庭木へ飛び回っています。住宅密集地で望遠レンズ付きのカメラを構えるのは憚られるので街はずれの児童公園の緑地でメジロを撮りました。遊びに夢中の子どもたちや散歩する人たちの大半は、メジロなど野鳥の存在に気づいていないようでした。メジロ(目白・繍眼児)JapaneseWhite-eye全長約12cmスズメ目メジロ科メジロ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。近所のメジロ

  • カラタチの棘は痛いよ

    温暖な地域に住んでいるので柑橘類の実がなる木をあちこちで見かけます。ミカン、レモン、スダチ夏ミカンのような大きな実などなど柑橘類も種類が多く何の実かわからないこともしばしば。写真の薄黄色い小ぶりの柑橘類は、鋭いトゲに守られていました。♪からたちのトゲは痛いよ青い青い針のトゲだよ♪脳裏に浮かんだ歌詞でカラタチ(枳殻)だと予想がつきました。◆カラタチの花https://magictrain.biz/wp/2011/03/post-22279/ここにもヒガンバナ(彼岸花)他の花は枯れてしまったのに、一輪だけ赤々と咲き誇っていました。紫色のひときわ大きなカタバミがムラサキノマイ(紫の舞)という園芸種だそうです。昨年まで老婦人が手入れしていた街角の花壇、今年は野原と化しています。何らかの事情で作業が出来なくなってし...カラタチの棘は痛いよ

  • 彼岸花の花期 いつまで?

    家から徒歩数分の畑沿いに彼岸花が赤々と咲いていました。毎年、お彼岸の頃に近所を捜し歩いても見当たらないので近くに彼岸花は生えていないと思い込んでいましたが、十月中旬になって思いがけず花の盛りに生き合えました。この機会に調べてみたところ、彼岸花の花期は7月~10月意外と長期にわたっていると知りました。◆Lovegreen.彼岸花ヒガンバナhttps://lovegreen.net/library/bulb/p89012/オクラの花葵の花にそっくり!アオイ科の植物なので当然ですね・・・今日も最後まで見て下さってありがとうございました。彼岸花の花期いつまで?

  • ムシクイ 意外とのんびり?まったり?

    コサメビタキと競い合うかのようにムシクイたちも林内を飛び回って採食していました。ムシクイ(虫喰)は12~13cmほどの小鳥で繁殖のため日本に渡ってくる夏鳥です。来るべき秋の渡りに備えて、食べて食べて力を蓄えている真っ最中。同じムシクイ同士でも獲物を巡って小競り合いが起きていました。せわしなく飛び回るムシクイですが、数十分間観察を続けると、休憩でまったり寛ぐ姿も見られます。↓下の二枚の写真、鳴いているのではなく「あくび」で口を開けている瞬間です。さぁ!再起動!小休止をはさんで再び採食活動開始!↑頭央線がなく特徴からメボソムシクイ(目細虫喰)ではないか?と思いますが、断定は控えます。↓センダイムシクイ(仙台虫喰)センダイムシクイ(仙台虫喰)Easterncrowned-warbler全長約12㎝スズメ目ムシク...ムシクイ意外とのんびり?まったり?

  • コサメビタキ 小首をかしげて

    公園の林でコサメビタキ(小鮫鶲)が採食中小首をかしげて大きな目で葉や枝の影に潜む昆虫を探します。英名はBrownflycatcher虫を見つけると飛び立って捕食目にも止まらぬ早業!二度ほど私の横をかすめるように跳びました。「あなたは誰?ここで何しているの?」コサメビタキ(小鮫鶲)Brownflycatcher全長約13cmスズメ目ヒタキ科サメビタキ属コサメビタキの他にムシクイも2~3羽同じ林で虫を探して食べていました。バチバチと火花を散らすかのように小鳥同士がけん制し合う場面も見られました。秋の渡りを前に、夏鳥たちはたくさん食べて体力をつけねばなりません。次回は、ムシクイの登場です。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。コサメビタキ小首をかしげて

  • 鮮やかな朱色の花・マルバルコウ

    人家や田畑近くの空き地に目が覚めそうなほど鮮やかな朱色の花が咲いています。数年前にもこの場所で同じ花を観て名前を調べたはずなのですが、思い出せません。同行していた家人がスマホをかざしGoogleレンズで調べましたが、画面に表示されたのはよく似た別の植物でした。帰宅後「野原朱色アサガオ小さい」のワードてPCで検索マルバルコウ(丸葉縷紅)にヒットしました。野鳥に限らず、観たり撮ったりした花や昆虫の名前は知りたい、覚えたいので、時間の許す限り調べるようにしています。残念ながら、特に植物は園芸品種も年々増えており種類が多過ぎて撮影しても同定出来ないことが多いです。間違った情報をネットに載せるのはよくないので、名前を付記せず投稿することも少なからず。私が名前のわからないまま掲載していると、Googleレンズ「参考ま...鮮やかな朱色の花・マルバルコウ

  • 近すぎて困る! エナガ

    家から歩いて数分の緑道沿いでエナガ(柄長)の群に遭遇しました。カメラを提げてぶらぶら散歩に出かけた秋の日のことです。動かずにじっと立って観察と撮影を続けているとエナガたちは目の前の生け垣に飛んできました。手を伸ばせば乗りそうなほどの至近距離です。野鳥が警戒心を緩め近くに来てくれるのは嬉しいことですが、あまりにも近すぎてカメラのピントが合いません・・・ゆっくりと後退して何とか撮れたのが↓下の二枚です。奥の枝に写っている丸い影もエナガです。エナガたちはこうして目視で獲物の虫を探しています。エナガ(柄長)Long-tailedTit・Long-tailedBushtit全長約14cmスズメ目エナガ科エナガ属家の近所での探鳥、モズかサギ類、カワラヒワあたりが見られればいいか、と軽い気持ちで出掛けました。こうしてエ...近すぎて困る!エナガ

  • 菊芋の花 スイレン ほか

    道路わきの空き地に黄色い花がたくさん咲いていました。長い茎は風にゆらゆら黄色い花もゆらゆらこの花の名はキクイモ(菊芋)北米からの帰化植物戦時中は食料や飼料として栽培されていたそうです。小さな池にスイレンが咲いていました路上からぴょんと飛び立ったのは~イナゴ?葦の茎に隠れたつもりのようでした。ふわふわと飛んで止まったシオカラトンボ翅がすっかり傷んでいますが、限りある命を精いっぱい生きています。ベニシジミ蝶エゴノキ実が鈴なりですが、ヤマガラの姿も声もなし萩の花もう終わりかけ今日も最後まで見て下さってありがとうございました。◆キクイモ日野製薬https://hino-seiyaku.com/blog_crude_drug/flower/_helianthus_tuberosus.php菊芋の花スイレンほか

  • ムラサキサギ 飛んだ!

    樹の上で羽繕いや休息していたムラサキサギ(紫鷺)唐突に飛び立ちました!全長はアオサギより小さいのですが、渡りをすることもあるだけに翼は長く大きかったです。木々を一周して、溜池内の草地に降り立ち見えなくなりました。実は、上の写真より前に、ムラサキサギは近い距離で飛翔姿を見せてくれました。現地に着いた時、三脚を立てて待つ撮影者はポツポツしかおらず。「ムラサキサギは不在らしい」と聞かされました。長い時には、この塒に戻ってくるまで4~5時間は待つ日もあったとの噂は耳に届いていました。まぁ、運がなかった…それならば、溜池の植物の花でも撮ろうか、と池の端に立った時、突然、葦原から大きな鳥が!「うわっ!」と思わず声が出ました。なんとムラサキサギだったのです!その飛翔姿に見惚れてしまい、シャッターを押すことなど考えなかっ...ムラサキサギ飛んだ!

  • 珍客 ムラサキサギ

    2020年6月兵庫県播磨地方の農業地帯にムラサキサギが出現して大きな話題となりました。ムラサキサギ(紫鷺)は「沖縄の先島諸島に留鳥として分布。池間島や西表島で繁殖例がある」「沖縄諸島以北の記録は大陸からの個体とも考えられる」とのこと。(参考:日本の野鳥650平凡社)今回のムラサキサギは溜池沿いの大樹や葦原をねぐらとして一週間ほど滞在。連日、県内外から大勢の撮影者やバードウォッチャーが詰めかけたそうです。人の多い場所は苦手な私は、沈静化し人が少なくなった頃を見計らって出かけました。ヘビのように細く長い首もムラサキサギの特徴ですが、羽毛や換羽を膨らませると、青灰色や紫色、濃褐色の羽毛がふんわりとして豪華な姿になります。幸運にもそのような姿を、羽繕いの際に観ることができました。「兵庫県で初記録?」との声もありま...珍客ムラサキサギ

  • アオサギ!大ナマズをゲット!

    早々に渡ってきたカモたちを観察している時のことです。視界の隅に、なにやら見慣れない異様な光景が目に入りました。注視してみると、アオサギ(青鷺)が大きな魚をくわえて仁王立ち獲物はこの角度からは巨大なオタマジャクシのように見えました。これは!?いったいなんでしょう??はやる気持ちを抑えつつ足音を忍ばせて観察しやすい岸辺に移動します。アオサギがくわえているのは見事に大きなナマズ!横取りされないよう、他のサギたちが狩りをする葦原から抜け出すアオサギ。思いがけない獲物に、意気揚々としているのが伝わってきました。どういう加減だったのか?アオサギのクチバシがナマズの喉元に突き刺さっています。どうやら大ナマズはクチバシの一撃で絶命したようでした。なんとか逃れようと身をよじった拍子に、アオサギのクチバシが急所に的中したので...アオサギ!大ナマズをゲット!

  • 水辺に草地に 白い鷺たち

    郊外の溜池で、サギたちが採食に精を出しています。浅瀬をゆっくり進むのはコサギ(小鷺)手ごろな小魚を探しているようですが、獲物は見つからず。別のコサギは、草地で採食に励んでいます。バッタなどの昆虫が飛び出すたび必死に追っていました。こちらも簡単にはいかず、何度もトライしていました。コサギ(小鷺)Littleegret全長約60cmペリカン目サギ科コサギ属待ち伏せ型の漁をするダイサギ(大鷺)ダイサギ(大鷺)GreatEgret全長約90cmペリカン目サギ科アオサギ属帰り際、草に身を隠しながら葦の茂みを覗くと近くにチュウサギ(中鷺)が。繁殖のため日本に渡ってくるチュウサギ。そろそろ南へ向けて旅立っていく頃です。チュウサギ(中鷺)Intermediateegret全長約68㎝ペリカン目サギ科コサギ属今日も最後まで...水辺に草地に白い鷺たち

  • コサメビタキ きょろきょろ

    コサメビタキ(小鮫鶲)は全長13cmスズメよりも小さな体で海を越え繁殖のため日本に渡ってくる夏鳥です。今年は郊外の山々でコサメビタキの子育てを確認できずにいましたが秋の渡りを前に平地の公園に姿を見せてくれています。「数が減ってしまったのかだろうか?」と気がかりだったのでこうして、活発な姿を観られてうれしい限りです。コサメビタキの英名はBrownflycatcher「フライキャッチャー」の名の通り飛びながら虫を捕食します。丸くて大きな目をキョロキョロさせて、枝先や葉の裏に潜む虫を探し出します。コサメビタキ(小鮫鶲)Brownflycatcher全長約13cmスズメ目ヒタキ科サメビタキ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。コサメビタキきょろきょろ

  • ホシアサガオ マルバアメリカアサガオ

    ホシアサガオ(星朝顔)が郊外の野にたくさんの花をつけていました。淡い紅紫色のラッパ型の花の中心部は濃い紫色になっています。もとは南アメリカ原産の帰化植物だそうです。毎年、夏の終わりに、いつのまにか日当たりの良い野に星形の小さな花を咲かせています。マルバアメリカアサガオ(丸葉亜米利加朝顔)名前の通り、こちらもアメリカからやってきた帰化植物朝顔という名前ですが、いずれも日中に咲くヒルガオ系の花です。今日は半袖では肌寒いような秋風が吹いています。ここ数年は10月でも暑かったので、妙な感じがしますが、私が子供の頃の秋の訪れは、こんな感じだったと記憶しています。今日も最後まで見て下さってありがとうございました。ホシアサガオマルバアメリカアサガオ

  • コガモに迫る!黒い影!

    少数ながらカモたちの渡りがはじまっています。池のほとりに8羽のコガモ(小鴨)が羽を休めていました。そこへ!突然!空から黒い影が!反射的に飛び立つカモたち!黒い影の正体は、カラスでした。コガモを脅かして楽しんでいるようにも見えますが、カラスにしてみれば、餌場に侵入してきたものたちを威嚇しているのでしょうか。ふ~びっくりした。やれやれ。。。しばらくして、一斉に飛び立つコガモたち今度ばかりは、遠くへ飛び去ってしまいました。水辺に降りた撮影者を警戒して飛び立ったのでした。当然の成り行き。渡ってきたばかりで疲れているだろうに、カモたちの申し訳けない気持ちになりました。不用意に水辺に降りて、鳥を飛ばすと、後続の鳥たちも用心して飛来しなくなります。「先客の他の鳥がいない場所」=危険な場所なので。コガモ(小鴨)Commo...コガモに迫る!黒い影!

  • つゆ草の花 赤とんぼ

    朝露の残るのに咲くツユクサ(露草)大きな青い2枚の花びらの下側に、白くて半透明の花びらがひっそりついています。蕊(しべ)の形がまるで、黄色い小さな花のように可憐ですね。秋らしい、赤とんぼ気がつけばいつの間にか、大型のヤンマやチョウトンボなどは姿を消して小ぶりなトンボが群飛ぶようになりました。薄紫の八重の小菊この公園の花壇は、手入れが行き届いていて四季折々の花が咲くので楽しみにしています。いつも当ブログを閲覧してくださってありがとうございます。つゆ草の花赤とんぼ

  • 秋だ!エナガだ!群でジュリジュリ

    10月に入り一挙に秋の気配が深まってきましたね。少しだけ早起きして、久々に郊外へ探鳥に出かけました。遊歩道沿いに続く木々をエナガ(柄長)の群採食しながら移動中ジュリジュリジュリジュリ鳴き交わす声がにぎやかです。エナガたちは、葉っぱや枝、樹皮の間に、虫を見つけて食べていました。目まぐるしく動き回るので正確には数えられませんでしたが15~20羽ほど。2~3家族で形成された小群でしょうか。群の中に、一羽のメジロと二羽のシジュウカラも見えました。エナガ(柄長)Long-tailedTit・Long-tailedBushtit全長約14cmスズメ目エナガ科エナガ属◆鳥図鑑~丸っこい体が愛らしい『エナガ』ネイチャーランド能勢https://natureland-nose.com/bird/news_bird/2478...秋だ!エナガだ!群でジュリジュリ

  • クサギの実 瑠璃色の宝石

    クサギ(臭木)は葉を摘んで揉むと独特の匂いがすることから名付けられたと言われています。果実が熟すとピンク色の萼(ガク)が星形に開いて瑠璃色の宝石のような実が目立ちます。どうやら野鳥に好まれるらしく、人通りの少ない場所に実ると次々になくなってしまいます。実際に鳥が食べる所は見たことがないのですが、ざっと調べてみると、カラス、キジバト、シジュウカラ、、メジロ、ヤマガラ、ジョウビタキ、ツグミ、ヒヨドリ、ムクドリ・・・予想以上に多くの種類の鳥が食べている画像が閲覧できました。花期は過ぎていましたが、日陰の枝に白い花が咲き残っているのを見つけました。白くて可憐な花は淡く甘い香りがします。「臭木」という名前とは不釣り合いな芳香は、ユリやジャスミンにも例えられます。ツルボ(蔓穂)ツルボも花の盛りを過ぎて、種が実り始めて...クサギの実瑠璃色の宝石

  • ノビタキとコスモス

    気がつけば今日から10月!秋本番ですね。今回紹介するのはノビタキ(野鶲)スズメくらいの大きさの小鳥です。夏鳥として渡って来て、信州などの高原で繁殖。ちょうどいまごろ、秋の渡りを前に、国内を移動します。5年くらい前、街はずれのコスモス畑で一人旅のノビタキに会いました。虫を捕るのに夢中だったのか、すぐ横のスプリンクラーに止まったのでびっくり!「動きの鈍いニンゲンだから、危険なし」と判断されたのかしら??(◎_◎;)おかげで、良い写真がたくさん撮れました。続いて二年ほど前に、郊外の農地で出会ったノビタキたぶん顔が黒っぽいので雄♂(↑上の3枚の写真は雌♀と思われます)徒歩で撮影していたのですが、このノビタキも近かった~!実は、チョウゲンボウというタカ(猛禽類)の一種が、飛び回っていたので私を盾にしているのでした。...ノビタキとコスモス

  • ムシクイ 鋭い視線で

    ムシクイ(虫喰)は12~13cmほどの小さな鳥です。繁殖のため日本に渡ってくる夏鳥です。こんなに小さな体で海を越えて、東南アジア方面と日本を往復するとは!秋の渡りを前に、ムシクイたちはたくさん食べて栄養をつけて体力を蓄える日々です。木立の中を枝から枝へすばしっこい動きで飛び回って虫を捕食します。ムシクイは、全集中の視線で、木の中に隠れている虫を探し出します。その眼付きの真剣なこと。脇目もふらずに好物の虫を探して視線を走らせます。ムシクイの撮影は、好きなのですが、その後の識別には毎回悩まされます。頭央線はないので、センダイムシクイではなさそうです。ムシクイの仲間たちは、どの種も似通っていて識別が難しい野鳥のひとつです。あまり自信はないのですが、鳴き声、体色の特徴から、メボソムシクイと同定いたしました。あくま...ムシクイ鋭い視線で

  • センニチコウ(千日紅)ブラックパール 猫じゃらし?

    名前の通り、初夏から秋にかけて咲き続けるセンニチコウ(千日紅)ドライフラワーとしても人気の高い、可愛らしい花です。野原で見かけるシロツメクサやアカツメクサに似ていますね。大きな猫じゃらしのような植物なんでしょう。花壇に植えられていたので、園芸種だとは思うのですが?穂の長さは30センチ以上ありました。ライオンや虎にも「猫じゃらし」できそうなほどの大きさでした。サルスベリ(百日紅)ブラックパール深紅の花と相まって黒い葉が異彩を放ちます。紅色の花のブラックパール長く楽しませてくれたサルスベリの花もそろそろ終盤タネが実り始めていました。「花手水(はなちょうず)」夏らしいアレンジ今年の「中秋の名月」ですね。ちょっと意外ですが、中秋の名月=満月ではないそうです。次に、中秋の名月と満月の日付が一致するのは7年後とのこと...センニチコウ(千日紅)ブラックパール猫じゃらし?

  • 池の端のアオサギたち

    9月下旬だというのに、日中は厳しい暑さですね。野鳥も少なく遠くへ探鳥に出ても成果は期待できません。そんな時には、外れなく会えるアオサギ(青鷺)たちのいる地へ。三羽が池のほとりの木陰で思い思いに過ごしていました。お!魚が岸辺近くに!狙いを定めてじっと待つ・・・あ~あ、深みへ潜っちゃった。諦めて首を縮めて休息のポーズ↓帰路、同じ場所にいたアオサギですが、こうして見比べると別個体のようです。個体識別できるようになるには、まだまだ修行が足りません。行きに見かけたもう別の一羽角度のせいもあるのでしょうが、足が短く見える個体です。↓帰路に同じ場所で見かけたアオサギ上の写真と同一個体のようです。目先の色や模様、葦が短めに見えることなどから判断しました。アオサギ(青鷺、蒼鷺)Greyheron全長約95㎝ペリカン目サギ科...池の端のアオサギたち

  • キョウチクトウ ランタナ ニラ

    キョウチクトウ(夾竹桃)の花が風に揺れていました。盛夏に長く咲く花ばかり印象に残っていますが、ぐうぜん撮れた葉は肉厚で光沢があり竹の葉に似ています。夾竹桃の名は、この葉に由来するのかと遅ればせながら理解しました。自家菜園の端にニラが植えられていました。たくさんのツボミが膨らみ始め、ポツポツと白い花を咲かせています。ランタナが空き地に繁茂していました。西日本を中心に野生化するランタナが増えているそうです。本来、熱帯の植物ですが、日本でも積雪のない温暖な地域では冬越ししています。紫陽花と同じように、咲き進むたびに花色が変わってグラデーションが楽しめることから「七変化」とも呼ばれています。蝶が飛来することも多い花です。この日は、数頭のセセリチョウが吸蜜していました。今日も最後まで見て下さってありがとうございます...キョウチクトウランタナニラ

  • イソヒヨドリ 初秋の海で

    地域の海岸ではイソヒヨドリ(磯鵯)が高確率で観られます。冒頭の写真は、以前に撮影したイソヒヨドリ幼鳥です。何組ものつがいが繁殖し複数のヒナを一人前に育て上げます。独立した子供たちは、新天地を求めて近隣の街へ移住していくのでしょうか。郊外の新興住宅地にある我が家のまわりにも、年々、イソヒヨドリが増えています。渡りのシギを探しに訪れた海岸で、迎えてくれたのはイソヒヨドリ無事に子育てを終えたメスでしょうか。堤防や消波ブロックの上を飛び回って食べ物を探していました。一羽だけかと思っていましたが、こうして写真を見比べると、ひょっとしたら、2個体いたのではないか?という気がしてきました。初夏に同じ海岸に行った際は、3羽の雄♂のイソヒヨドリを確認しましたが、今回オスの姿は見えず。イソヒヨドリ(磯鵯)BlueRockTh...イソヒヨドリ初秋の海で

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