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気楽にとり(鳥&撮り)歩き https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

野鳥の名前がわからない時や間違っている際、教えて下さるコメント大歓迎。

ロメオ
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住所
兵庫県
出身
神奈川県
ブログ村参加

2016/10/21

  • トラツグミ 元気で暮らせよ

    この冬、山間部の公園に警戒心の緩いトラツグミが越冬していました。地面の中や落ち葉の下から次々とミミズを掘り当てます。じっとしていると驚くほど近くまで寄ってくるトラツグミでした。とはいえ、やはり野鳥なので人間とは安全な距離を常に保って行動しています。その見えない防衛線を越えたり急接近すると飛んで逃げだします。冒頭の二枚は、近寄りすぎた撮影者から逃れて私の目前の樹上に飛んできたところです。基本的に鳥は長い棒状の物が嫌いなので、三脚も例外ではないです。クチバシのつけ根に立派なヒゲが生えています。以下の写真はすべて木の幹に身を隠すようにして撮影しました。とはいえ、トラツグミから見えなくなるほど細くも小さくもない私なのですが・・・「どこまで近寄れるか」の判断は主役のトラツグミに任せました。みょーーん!ミミズと綱引き...トラツグミ元気で暮らせよ

  • ルリビタキ 看板娘

    二月に山間部の公園で遭遇したメスのルリビタキ公園内の地図を示した看板が大のお気に入り小さな体で果敢にもシロハラやホオジロを威嚇して縄張りを守る勇敢ななお姫さまでした。冬に越冬のため平地に移動してくる日本のルリビタキたち夏になると標高の高い山地に移動して繁殖する「漂鳥」です。今ごろは、このルリビタキも高い山に新たな縄張りを構えているのでしょうか。ルリビタキ(瑠璃鶲)Red-flankedbluetail全長約14cmスズメ目ヒタキ科ルリビタキ属◆野鳥図鑑ルリビタキhttps://goopass.jp/animal/bird/book/ruribitaki今日も最後まで見ていただきありがとうございました。ルリビタキ看板娘

  • ジョウビタキ ラストダンス?

    地域の公園でジョウビタキのオスに会いました。あちこち飛び回って獲物を探しているようです。最初のうち私から隠れるように動いていましたが30分ほど経つと警戒心を緩めたようです。私にかまわず仕事に精を出すジョウビタキいろいろな所を渡り歩いて虫を捕食していきます。そのうちに、散歩やジョギングの人が通りかかると私を盾にして避難するかのように近くに飛んで来るようになりました。「この人間は無害」と感じてくれたのでしょうか。だとしたら、野鳥好きとして嬉しいことです。こちらは、別の公園で見かけたジョウビタキ♀前出のオスとは違って、警戒を解かない用心深いジョビ子さんでした。ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)Daurianredstart全長15cmスズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属冬の間楽しませてくれたジョウビタキともそろそろお別れです...ジョウビタキラストダンス?

  • 春先のカモたち

    カモたちの数も日に日に減っていきます。寂しくなった池を覗いて見ると、のんびりカルガモの群渡りをしない留鳥のカルガモどこかのんきに見えます。北の地方から越冬に来て北上中のものもいるのでしょうね。アメリカヒドリとヒドリガモの交雑種♂去年に続いて今年も同じ池で会えました。ホオジロガモ♀メスばかり6羽が越冬していたのですが、この日は一羽だけオカヨシガモ一羽のメスに複数のオスが求愛合戦を繰り広げていました。地味な羽衣のかぐや姫広大なため池には予想外に多くのカモたちが大半はスズガモホシハジロその中に、間違い探しのように少数のキンクロハジロが混じっていました。どこか南の地域から北上してきた群なのかもしれません。この池でうとうとと小休止日が暮れたら飛び立つのでしょうか。今日も最後まで見ていただきありがとうございました。春先のカモたち

  • 春の花 花曇りのもとで

    未明から春の雨が降り続いています。早々に咲いた春の花々も雨に打たれています。まずは早咲きの桜紅色が濃く華やかな品種です。当地のソメイヨシノはまだ二分咲き程度花の盛りは来週末になるでしょうか陽光桜(ヨウコウザクラ)のように思えますが、確かではありませんレンギョウ(連翹)ムスカリブドウを逆さまにしたような花野の花の中にポツポツ咲いています。ベニシジミ羽化後間もないのでしょうか?後翅に青い鱗粉がついているベニシジミを観たのは初めてかもしれません。クリスマスローズ別名・レンテンローズスノーフレーク鈴蘭水仙とも呼ばれています。ラッパスイセン(喇叭水仙)いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。春の花花曇りのもとで

  • コブシの花にヒヨドリ

    ヒヨドリがコブシ(辛夷)の木に止まっています。「これは・・・!」と思ってしばらく観察しているとヒヨドリは周囲を見回してから花びらを食べ始めました。開いたばかりの花が惜しいような気もしましたが、美味しそうに白い花をほおばるヒヨドリの愛らしさには勝てませんヒヨドリ(鵯)Brown-earedBulbul全長約27cmスズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属現地ではモクレンの花と思ったのですが、帰宅後にじっくり見るとコブシのようです。~コブシの花びらは6枚モクレンの花びらは9枚◆コブシ・モクレンの違いと花の見分け方https://new-seasons.net/japanese-magnolia-way-to-distinguish/今日も最後まで見ていただきありがとうございました。コブシの花にヒヨドリ

  • サクサク 春の花咲く

    今年は気温が高く各種の花も咲く時期が早まっています。まずはサンシュユ(山茱萸)黄色い線香花火のような花ですね。ユキヤナギ(雪柳)桜と満開の時期が重なると言葉もないくらい美しい光景になります。モクレン(木蓮)ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日日草)近縁種のツルニチニチソウによく似ていますが、草丈が低く、葉や花もやや小さいようです。オオイヌノフグリ(大犬殖栗)ラッパスイセン(喇叭水仙)シキミ(樒)の花でしょうか?タンポポの綿毛今にも弾けて風に乗って飛び立ちそうでした。いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。サクサク春の花咲く

  • クイナと亀が出会った

    葦原を見渡していると、ひょっこりクイナが現れました。冬眠から目覚めた大きなアカミミガメ何か気になるのか、クイナはカメの前を行ったり来たりカメに別れを告げ?泳ぎ出すクイナクイナは飛ぶのは得意ではありませんが、泳ぎは達者!水陸両用です。上と下の写真を見比べると、頭の位置はほとんど動いていません。安定した姿勢を保ちながら、移動していることがわかります。葦原の中に消えていくクイナ枯れ野原に芽生えた緑の葦が伸びはじめていました。クイナ(水鶏)Waterrail全長約29㎝ツル目クイナ科クイナ属◆クイナ鳥の図鑑https://torinozukan.net/kuina.php最後まで見ていただきありがとうございました。クイナと亀が出会った

  • ヘラサギとクロツラヘラサギ

    この冬、地域で複数のヘラサギとクロツラヘラサギが越冬していました。「塒~ねぐら」となっているこのため池はハス田に利用されています。カモやサギ、シギなどいろいろな野鳥の暮らしを支えています。左ヘラサギ約86㎝右クロツラヘラサギ約74㎝(ヘラサギに比べて体格が一回りほど小柄)足元に、二羽のタシギ(約27㎝)が採食しています。この日は三羽のヘラサギ(左から3羽)一羽のクロツラヘラサギ(右1羽)を確認できました。右のヘラサギ二羽が顔を上げました。中央のヘラサギは夏羽に移行中なのか、冠羽がふさふさとしています。ようやくクロツラヘラサギが顔を見せてくれました。他の写真で顔が見えるのはどれもヘラサギです。ヘラサギ(箆鷺)EurasianSpoonbill全長約86㎝ペリカン目トキ科ヘラサギ属クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)...ヘラサギとクロツラヘラサギ

  • 河津桜にメジロ 寒緋桜

    河津桜の花蜜を吸うメジロ撮影のチャンスは一度だけ河津桜の咲く場所は限られているのでソメイヨシノに期待です。家の近くの川沿いに咲く寒緋桜2メートルほどの幼木ですが、たくさんの花をつけていました。2023WBC~WORLDBASEBALLCLASSIC日本が3大会ぶり3度目の世界一!アメリカを下し全勝優勝を果たしましたおめでとうございます!!!🏆日本🇯🇵3-2🇺🇸アメリカ◆WBC日本公式サイトhttps://www.japan-baseball.jp/jp/team/topteam/score/wbc/game2021014494/今日も最後まで見ていただきありがとうございました。河津桜にメジロ寒緋桜

  • シロハラ・ツグミ

    淡路島のおのころ島神社でシロハラに会いました。落ち葉をかき分けて、クスノキの大木から落ちた黒い実を探して食べていました。あまり人を恐れる様子はなかったので、神社の杜で一冬過ごしたのかもしれません。黄色い輪に縁どられた黒く丸い目で、あまたの参拝客を見てきたのでしょうか。シロハラ(白腹)PaleThrush全長約24㎝スズメ目ヒタキ科ツグミ属早春に樹上に止まるツグミは、渡りに向けて移動中のものが多いです。旅の途中の身、慣れない場所で警戒心も高いです。ツグミ(鶇)Duskythrush全長約24㎝スズメ目ツグミ科ツグミ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。シロハラ・ツグミ

  • 黄色い菜の花 いっぱいあってな

    「菜の花」は、アブラナ科アブラナ属の花の総称とのことです。一般的に「菜の花」と呼ばれるのはアブラナまたはセイヨウアブラナ十字形に丸い花びらが4枚、花の終わったあとに菜種ができ始めています。こちらはティアドロップ型の花びらが4枚キャベツの花だったと記憶しています。こちらは花びらが重なり合うくらいの大きさハクサイの花でした。こちらの花は?畑ではなく道端に咲いていたのですがセイヨウカラシナ??つぼみの配列も美しいですね。ブロッコリーの菜の花これは何の菜の花でしょうか?来年こそ、葉っぱや茎もしっかりとって確かめたいですスイセン撮影時は気づきませんでしたが、モンシロチョウが一頭紛れ込んでいましたよ。ツクシ(土筆)子供の頃は土手一面に生えていましたが、最近は、ぽつぽつとしか見かけなくなりました。黄色いカタバミの花が野...黄色い菜の花いっぱいあってな

  • ホオジロ 春を迎え鳴く

    ミモザの花咲く川沿いに何羽ものホオジロが暮らしています。そろそろ繁殖期を迎えるのでオスはソングポストでさかんにさえずります。縄張り宣言とメスへのアピールを込めて空に向け高らかに歌います。数年前のゲリラ豪雨で増水し河川敷の植物が根こそぎ倒されました。住処を失ったホオジロたちは姿を消していたのですが緑が戻りホオジロたちの鳴き声が聞こえるようになりました。郊外の公園の芝生広場にて「つがい」と思われる雌雄のホオジロが採食していました。いまだ寒さのゆるまぬ頃から雄雌で行動をともにしているホオジロを見かけます。素人目には、前回の繁殖相手とともに冬を越しているように見えるのですが、実際はどうなのでしょうか?ホオジロ(頬白)MeadowBunting全長約17㎝スズメ目ホオジロ科ホオジロ属今日も最後まで見ていただきありが...ホオジロ春を迎え鳴く

  • ミモザ 爛漫

    ミモザの花がほぼ満開となりました。家からほど近い川沿いに生えたミモザの樹こんもり黄色く遠くからでも目をひきます。見上げるほど大きな樹で二階建て家屋の屋根を追い越すほど。黄色く小さく咲かせる花の数も星の数ほどありそうで眺めていると視界が淡く黄色に染まってしまいそうです。「ギンヨウアカシア」と「フサアカシア」ネット投稿の写真で見るとどうやら混同されがちなようです。ギンヨウアカシアの花が開くのは3月に入ってから。フサアカシアは一足早く2月ごろから黄色い花を咲かせるそうです。開花時期からして家の近くの樹はギンヨウアカシアで良さそうです。ギンヨウアカシアは名前の通り、銀色を帯びた葉が特徴。上の写真は、実際に見る葉の色に近く煙るような緑色です。◆ミモザとアカシアの違いhttps://hanalabo.net/2018...ミモザ爛漫

  • 頭の黒いオオジュリン♂ 夏羽へ

    頭部と喉元の黒が目立つオオジュリン♂葦原で見つけました。10羽ほどの群で繁殖地へ向けて北上中のようでした。オオジュリンは関東以南や四国九州あたりで越冬します。北海道、青森、秋田などの草原で局地的に繁殖するそうです。記録を確認すると、秋に郊外の葦原で南下中の群を目撃したのは昨年11月6日でした。茶褐色のオオジュリン♀頭が黒くなっている♂二羽見つけられました。これまで私が見た中で、最も頭部と喉元が黒々していました。メスのオオジュリンこの群は、かなり警戒心が強く葦の原に隠れるようにして採食していました。無事に繁殖地までたどり着いて子育てできるよう願っています。オオジュリン(大寿林)Reedbunting全長約16cmスズメ目ホオジロ科ホオジロ属◆あきた森づくりサポートオオジュリンhttp://www.fores...頭の黒いオオジュリン♂夏羽へ

  • 枝垂れ梅にメジロ 淡路島の夕景

    昨夜から春の雨が降っています。淡路島の梅も散って、桜が咲き始める頃でしょうか。メジロたちは梅の後に桜の花が咲くことを覚えているのでしょうか。メジロにとって次々と美味しいご馳走が味わえる季節になりました。メジロが枝を飛び立つ際、花びらが一枚散りました。コロナ禍になってからほとんど遠出しなくなりました。暗くなるまで外出していたのは久しぶり。レストランで夕食中夕陽が海に沈んでいきました。店を出るとトワイライトゾーン日本の表現では「黄昏時たそがれ時」♪瀬戸は日暮れて夕波小波♪今日も最後まで見ていただきありがとうございました。枝垂れ梅にメジロ淡路島の夕景

  • アセビにシジュウカラ 「なんだシジュウカラか」と言わないで

    公園のアセビの花にシジュウカラが飛来しました。シジュウカラのお目当ては、蜜ではなく、花についた虫のようです。前回の記事で「アセビには毒性がある」と載せましたが、昆虫の中にはアセビを食べて体内に毒を貯めこむものもいるそうです。そうやって、捕食されるのを防いでいるのでしょう。以前、本で読んだ知識を思い出して、シジュウカラが心配になりました。集中して撮っていると背後から「なんだシジュウカラか」という声が聞こえてきました。振り向くと、望遠レンズ付きのカメラを持った野鳥撮影者。その後、お仲間に「昨日ここで撮った珍しい鳥」を液晶画面で披露していました。同じような発言をエナガやカワラヒワでも異口同音に聞かされたことがあります。私は留鳥~1年を通して身近にいる鳥を撮影するのが好きなのですがそういう撮影対象を「つまらない」...アセビにシジュウカラ「なんだシジュウカラか」と言わないで

  • アセビ・ サンシュユ・ヒイラギナンテン

    この数日気温の高い晴天が続き木の花が次々と開花しています。冬鳥たちの移動が始まって鳥は少なめですが、花を探して撮り歩くのが楽しい季節になってきましたね。アセビ(馬酔木)の紅花サンシュユ(山茱萸)ツバキ(椿)ヒイラギナンテン(柊南天)ヤマモモ(山桃)確信はないのですが、ヤマモモの蕾でしょうか?こんな所に実がなっていたかしら?記憶がない・・・(^-^;今日も当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。アセビ・サンシュユ・ヒイラギナンテン

  • 馬酔木にメジロ

    山の斜面にひょろりと伸びたアセビ(馬酔木)の樹ひっそりと白い花が鈴なりに咲いていました。周囲の木々の葉に隠れるようにしてメジロが飛来アクロバティックな体勢で蜜をなめていました。光線の加減が良くないため写真はぼんやりした雰囲気になってしまいました。剪定され管理されたアセビにはない自然な力強さを感じる樹でした。メジロ(目白・繍眼児)JapaneseWhite-eye全長約12cmスズメ目メジロ科メジロ属最後まで見ていただきありがとうございました。馬酔木にメジロ

  • 水鳥の混群/菜の花

    太陽が高くなり気温が上がって公園に人が増えてきました。来園者から逃れるようにヨシガモたちは池に食事の場所を移します。他の水鳥に混じって水中の水草や藻を食べ始めました。一見すると、親子のようにも見えるヨシガモ♀♂とバンなんと!ミコアイサ♀この公園で見たのは初めてでした。ミコアイサに群の仲間はおらず一羽だけでした。それほど広くない池にカルガモやカイツブリも混じってちょっと珍しい水鳥の混群が。写真に写っていませんが、オオバンとコガモも同じ池を泳いでいました。所変わって、近所の畑の菜の花背後の紅色はホトケノザ白菜の花も菜の花そっくり!同じアブラナ科の植物なので、花もよく似ているのですね。今日も最後まで見ていただきありがとうございました。水鳥の混群/菜の花

  • ヨシガモ上陸! ドーンと行ってみよう!

    繁殖地へ旅立つ前にモリモリ食べて力をつけるヨシガモの群冷え込む早朝の公園で草を食みに続々と上陸していました。海を越える長旅の前に渡り鳥たちはしっかりと栄養を蓄えます。それを裏付けるように、鴨たちは丸々と肥え太っていました。一定の距離を置いて動きを最小限にしていればカモたちは警戒心を緩めてくれます。無神経に距離を詰めたり性急な動きをするとたちまち飛び立ってしまうので要注意。上空の何かに驚いて、一斉に飛び立って池に逃げ込むヨシガモたち声高に談笑しながら歩いてくる散策の高齢者に気づいて、ヨシガモたちは徒歩で池に避難していきます。ヨシガモ(葦鴨)Falcatedduck全長約48㎝カモ属カモ科マガモ属◆e-Birdヨシガモhttps://ebird.org/species/falduc?siteLanguage=...ヨシガモ上陸!ドーンと行ってみよう!

  • マンサクの花

    マンサク(万作)の花を二月に撮影したきり忘れていました。むかし、秋田が舞台の「まんさくの花」という連続テレビドラマがありましたね。「早春の寒いうちに『まず咲く』のでマンサク」このドラマが好きだった母が、そう話していた記憶があります。マンサクの花を見ると、どこからか母の声が聞こえてくるような・・・これまで積極的に撮ることのなかったマンサクですが、たまたま花の盛りの時期に行きあうことができました。いつもブログを閲覧して下さってありがとうございます。マンサクの花

  • エナガのかくれんぼ

    エナガは天敵のヘビが冬眠から覚める前に子育てを終えるため他の野鳥に先立ち二月下旬ごろから巣作りを始めます。週末に出会った一羽のエナガメジロやシジュウカラと一緒に行動していました。まだ繁殖相手が見つかっていないのでしょうか。木々の間を飛び回って虫を探す様子が「かくれんぼ」のように見えました。冬の未投稿画像からエナガ(柄長)Long-tailedTit全長約14cmスズメ目エナガ科エナガ属◆鳥図鑑~丸っこい体が愛らしい『エナガ』ネイチャーランド能勢https://natureland-nose.com/bird/news_bird/2478/今日も最後まで見ていただきありがとうございました。エナガのかくれんぼ

  • カワラヒワ アトリ アオジ

    道端の砂利にまぎれるように小さな鳥がちょこちょこ歩いていました。立ち止まってよくよく見るとカワラヒワ二羽います。メスとオス、どうやらつがいのようでした。草の間から何かをついばんで美味しそうに食べています。樹上のカワラヒワ↑メス地上にいる時より表情が厳しく見えます↓オスカワラヒワ(河原鶸)OrientalGreenfinch/Grey-cappedGreenfinch全長約15㎝スズメ目アトリ科カワラヒワ属林に鳥影が見えたのでじっと目を凝らすとアトリ♂他に仲間は見えませんでしたが、どこか樹上に身を潜めていたのでしょうか。アトリ(獦子鳥、花鶏)Brambling全長約16㎝スズメ目アトリ科アトリ属枝に止まっていたのは、アオジこんな開けた所にいるのは珍しい。繁殖地への移動途中かもしれません。アオジ(青鵐)Bla...カワラヒワアトリアオジ

  • ミモザの花 あわあわと

    自宅から歩いていける川沿いに大きなミモザの木があります。あわあわと薄黄色の花まだ二分咲きほどつぶつぶとした蕾は小さなお団子のようミモザの花を眺めていると優しく穏やかな気分になれますホトケノザ遠くから見ると一帯は赤紫色に染まって見えます。ヒメオドリコソウユキヤナギちらほらと咲き始めたばかりいつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。ミモザの花あわあわと

  • モズ♀ 接近遭遇!

    家の近くを散策していると川沿いや田畑で何羽ものモズに出会います。その内の1羽可愛らしいメスのモズが目の前の杭に止まってくれました。あまりの近さにびっくり!一度など杭から飛び立って1mと離れていない地天で虫を捕食しました。畑では農作業する人の傍らをモズはかすめるように飛び回ります。掘り起こした土や野菜の間から虫が飛び立つのを狙っているようです。どうやら私も農家の人と同じ扱いに。モズは警戒心を解いてくれたようです。こんなに近くからモズを観たのは初めてだったので、うれしくて胸がドキドキしました。モズ(百舌鳥)Bull-headedshrike全長約20㎝スズメ目モズ科モズ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。モズ♀接近遭遇!

  • 枝垂れ梅に酔うメジロ

    今を盛りと咲き誇る枝垂れ梅花を愛でつつメジロは蜜に舌鼓メジロ(目白・繍眼児)JapaneseWhite-eye全長約12cmスズメ目メジロ科メジロ属◆広田梅林ふれあい公園https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shoukou/hirota-bairin.html1000枚近く撮影しても、お気に入りはほんの数枚なんとか掲載できそうな十数枚を選びました。今日も最後まで見ていただきありがとうございました。枝垂れ梅に酔うメジロ

  • ツグミ 春霞の空を見上げて

    近所の小さな川沿いで何羽ものツグミを見かけました。川岸は枯れた葛などがドーム状に延々と続いています。ツグミたちは、実を隠しながら渡りに備えて移動中のようです。川沿いなら水はもちろん食べ物も多くありそうです。↑同一個体なのですが、首を縮める伸ばすとでは、シルエットがかなり変わりますね。↓立ち止まってカメラを向けると、警戒心の強いツグミは草木の入り組んだ中に逃げ込みます。こうして川沿いを上っていけば、安全に移動できそうですね。地上には怖いイタチがいるのでご用心!旅の無事を祈っています。ツグミ(鶇)Duskythrush全長約24㎝スズメ目ツグミ科ツグミ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。ツグミ春霞の空を見上げて

  • 八木の枝垂れ梅 淡路島

    自宅の庭に毎年豪華な枝垂れ梅が咲くなんて夢のようですね。それだけ丹精込めてお世話を続けていらっしゃるのでしょう。お庭は観梅客が引きも切らずメジロたちが飛来することはありませんでした。いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。八木の枝垂れ梅淡路島

  • 樹齢70年の豪華!枝垂れ梅!淡路島

    淡路島きっての梅の名木「八木のしだれ梅」を観てきました。村上さん個人宅の庭に植えられている豪華な梅をご厚意で一般開放して下さっています。樹齢70年ともいわれる梅の古樹は、高さ8メートル、幅12メートル超、幹周り2メートル弱淡路島の梅の中でも特に荘厳な枝垂れ梅で、樹木の妖精の存在を信じたくなる姿に圧倒されます。◆淡路島梅の名所「八木のしだれ梅」村上邸の巨大古樹https://kankouawaji.com/yagiplum18/今日も最後まで見ていただきありがとうございました。樹齢70年の豪華!枝垂れ梅!淡路島

  • 枝垂れ梅にメジロ

    淡路島の枝垂れ梅の名所を訪ねました。噂にたがわぬ梅の花の艶やかさは期待以上、メジロたちも満開の梅に埋もれるように花蜜をむさぼっていました。メジロ(目白・繍眼児)JapaneseWhite-eye全長約12cmスズメ目メジロ科メジロ属南あわじ市の広田地区は古くから梅の名所として知られており、往時の梅林の復元を目指して地元の老人クラブが植樹し大切に育てた「広田梅林」例年、南高(なんこう)、鶯宿(おうしゅく)など約450本の梅が咲き誇る淡路島きっての梅の名所です。◆広田梅林ふれあい公園https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shoukou/hirota-bairin.html今日も最後まで見ていただきありがとうございました。枝垂れ梅にメジロ

  • ヒヨドリの犯行?モズは見た!

    モズ♂は見た!早春のある日その一部始終を電線の上から見ていた!「十数羽のヒヨドリは畑に降りて野菜をむさぼり食っていました。ハイ、それはもう、すごい食欲でしたよ!ガツガツと音がしそうなその食べっぷりさすがの私も背筋がゾクっといたしました…」「え!いえいえ、あわよくばヒヨドリを狩って食べようなどと・・・私は夢にも思っておりませんでしたよ(;・∀・)」「野菜を盗み食いする悪いヤツ?人間はそんなふうに言うけれどオイラたちには雑草と区別がつかないよ」「だいたい、この畑の野菜は人間たちが残して見向きもしなくなったじゃないかもったいないからオイラたちがこうして食べてやっているんだよ」すでに黄色や茶色に変色した白菜畑今回の事件は、ヒヨドリたちの言うことに分があるようです。これにて一件落着!ヒヨドリ(鵯)Brown-ear...ヒヨドリの犯行?モズは見た!

  • ヨシガモ 輝くナポレオンハット

    公園の池を泳ぐ30羽ほどのヨシガモの群オスはナポレオンハットに磨きがかかり鎌状に伸びる翼の参列風切も長くふさふさと↑奥の一羽だけ翼の羽が短いままでした。以下、昨年の12月に撮影したヨシガモのオス見比べて見ると、鎌状に湾曲した翼の三列風切が短く未発達。ナポレオンハットの後ろ髪も短いですね。ヨシガモ(葦鴨)Falcatedduck全長約48㎝カモ属カモ科マガモ属◆e-Birdヨシガモhttps://ebird.org/species/falduc?siteLanguage=ja今日も最後まで見ていただきありがとうございました。ヨシガモ輝くナポレオンハット

  • ジョウビタキ 旅立つ前に

    今年はジョウビタキが少ないように感じていましたが、ここ最近、河川敷などで見る機会が増えました。昨日は、オス同士がバトルする様子も見られました。春の渡りに備えて日本列島を移動しているのでしょうか?今季は、特に公園でジョウビタキを見ることが少なかったです。植え込みなど下草をきれいに刈り込む所が多いせいでしょうか?整備が行き届きすぎると、野鳥は棲みにくくなりますね。農地で見かけたジョウビタキ♂残り少ない木の実を食べに来ていたようです。家の近くの野原で見かけたジョウビタキ♀溜池の土手を野焼き後、一羽のジョウビタキが焼け跡を飛び回っていました。土中から出てくる虫を捕食していたようです。「野焼きの炎は800度になるが通過が一瞬なので地中の生きものにはほぼ影響がない。」そうです。サイエンスライターのドリトル・柴田氏のツ...ジョウビタキ旅立つ前に

  • オオジュリン ヒクイナ クイナ

    オオジュリンは、冬の葦原に暮らす野鳥の代表格葦の茎をパキパキ割って、中に潜むカイガラムシなどを食べます。静かな葦原で耳をすませば、茎を割く乾いた音が聞えてきます。オオジュリン(大寿林)Reedbunting全長約16cmスズメ目ホオジロ科ホオジロ属ヒクイナも枯れた葦原に身を隠しながら越冬します。ひょこひょこと出てきて、虫を探して歩きます。私の地域では夏も止まり繁殖するヒクイナもいます。参考:ヒクイナのヒナかなり大きくなって「幼鳥」と呼べるほど孵化後間もない雛は真っ黒な羽毛に被われているそうです。ヒクイナ(緋水鶏)Ruddycrake全長約23㎝ツル目クイナ科ヒメクイナ属在庫からクイナ私の地域では冬鳥のクイナ(水鶏)「夏は来ぬ」の歌詞に~川辺の宿の門遠く水鶏の声して~と歌われるように東の地方では夏鳥のようで...オオジュリンヒクイナクイナ

  • コガモ・ハシビロガモ

    今シーズンは冬鳥の渡去が早いようです。溜池のカモたちも次々と姿を消しています。今日は近所の小川でコガモを見かけました。オオバンとカルガモたちといっしょに泳いでいました。渡りに備えて移動中なのかもしれません。オスのコガモほぼ繁殖期の羽衣に変わっています。コガモ(小鴨)CommonTeal全長約38cmカモ目カモ科マガモ属ハシビロガモ公園の池ではまだまだ見る機会があります。オスは繁殖羽に変わっているものが多いです。ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler全長♀約43cm♂約50cmカモ目カモ科マガモ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。コガモ・ハシビロガモ

  • イソシギ タシギ クサシギ

    農道脇の水路を覗いてみるとイソシギが採食していました。腰を上下に振りながら前進するイソシギ私の視線に気づくと、まるでビデオの早送りのようなスピードで見えない所に走り去っていきました。イソシギ(磯鴫)Commonsandpiper全長約20㎝チドリ目シギ科イソシギ属ハス田の中に目を凝らすと、一羽のタシギが見つかりました。特に冬羽のシギは、冬枯れの景色に溶け込んでいます。タシギ(田鴫)Commonsnipe全長約27㎝チドリ目シギ科タシギ属大きな溜池の岸辺にクサシギクサシギは警戒心が強いので遠くから一枚だけクサシギ(草鷸)GreenSandpiper全長約24㎝チドリ目シギ科クサシギ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。イソシギタシギクサシギ

  • アトリ 木の葉隠れ

    今年は山間部の公園でしか会えないと思っていたアトリつい先日、家の近所を散歩していて、思いがけず遭遇しました。10羽ほどのアトリが、トウネズミモチの木に飛来。そ~っと近づき見上げると、残り少なくなった実をついばんでいました。枝葉の間にわずかに姿を見るのみで、写真は一枚だけですが、嬉しい出会いでした。山間部の公園で、落ち葉にまぎれて採食していた30羽ほどのアトリたち散策の人が通りかかると音もなく素早く樹上に避難人が立ち去るとまるで落ち葉のように地上に舞い降りてきます。アトリ(獦子鳥、花鶏)Brambling全長約16㎝スズメ目アトリ科アトリ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。アトリ木の葉隠れ

  • カイツブリたち 三種

    今日から三月、本格的な春に一歩一歩近づいています。二月初旬には冬羽だったカンムリカイツブリたちそろそろ繁殖地に向けて旅立つ頃でしょうか。三月中に夏羽姿のカンムリカイツブリに出会いたいものです。2021年撮影夏羽姿のカンムリカイツブリカンムリカイツブリ(冠鳰)GreatCrestedGrebe全長約56㎝カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属あら!見てたのね~留鳥のカイツブリたちは、早くも繁殖活動をはじめています。孵化したてのシマシマのヒナを背に乗せ泳ぐ姿、見たいものです。カイツブリ(鳰)Littlegrebe全長約26㎝カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属今季はいまだ見つけていないハジロカイツブリ在庫からの投稿になります。羽白が一転、黒くなる夏羽の姿を見るのは三月がチャンス。あきらめずに観察を続けた...カイツブリたち三種

  • ユリカモメ 今季も大群で

    愛らしい外見で人気の高いユリカモメその外見とは裏腹に、カラス並みにたくましく食欲旺盛な野鳥です。各地に観光客の与える餌を目当てにユリカモメが集まるスポットがあります。今回の写真を撮影したのも、そんな場所のひとつ。年明けには200羽ほど集まって大賑わいでした。ユリカモメたちは独自の強力なネットワークを持っているのでしょうか。餌の豊富な場所を探し出して食べ物を求めて群で移動していきます。頭部もだんだんと黒い部分が増えて夏羽に変わっていきます。↑クチバシの黄色い若鳥翼には褐色の羽毛が混じっています。↓クチバシを中心に☆星型が見えました~!ユリカモメ(百合鴎)Black-headedGull全長約40cmチドリ目カモメ科カモメ属セグロカモメセグロカモメ(背黒鴎)HerringGull全長約60㎝チドリ目カモメ科カ...ユリカモメ今季も大群で

  • ピラカンサの実を食べるメジロ

    ピラカンサの赤い実をメジロたちが次々と丸飲みにしていました。人目につかない奥の方になる実は、すでにヒヨドリたちに食べつくされ遊歩道側に残ったピラカンサはメジロたちの取り分となりました。ヒトに気を許さないヒヨドリ、ヒトを恐れないメジロそれぞれの特性が、ピラカンサの実を平等に分けました。メジロ(目白・繍眼児)JapaneseWhite-eye全長約12cmスズメ目メジロ科メジロ属メジロが止まっているのと同じピラカンサの木を1月に撮ったものです。たわわに実っていた木もヒヨドリやメジロに食べつくされました。赤いピラカンサの実は常盤山樝子(ときわさんざし)今日も最後まで見ていただきありがとうございました。ピラカンサの実を食べるメジロ

  • モズ あちこちに

    モズの姿を頻繁に見かけるようになりました。今日も散歩がてら、地域の川沿いを2㎞ほど歩いてみましたが、オスとメスが同じ枯木立に止まったりオス同士がけん制しあったり、繁殖に向けて動きが活発になっています。溜池沿いに縄張りを構えるメスここは鳥影も多く人気のエリアと思える場所。かなり強いメスなのかもしれませんね。駅前の小さな公園に縄張りを持つオスこんな住宅地のど真ん中に?と感じるような場所ですが、30分ほどとどまっているとスズメやヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、カワラヒワなど次々と。意外と穴場なのかもしれません。モズ(百舌鳥)Bull-headedshrike全長約20㎝スズメ目モズ科モズ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。モズあちこちに

  • モズ 農地にて

    冬でも野菜を栽培している農地は餌も豊富でモズに人気の高い縄張りです。秋から冬にかけてモズはメスもオスもそれぞれ一羽ずつ縄張りを構えます。二月半ば過ぎモズのメスはオスたちの縄張りに出入りするようになります。繁殖の相手を品定めするメスオスたちの境界線での争いもヒートアップ!農業用ネットがお気に入りのメス上とは別個体のメス溜池近くの桜並木にてビニールハウスの骨組みがお気に入りのオス髭が濃くたくましく強そうな顔つきをしていました。モズ(百舌鳥)Bull-headedshrike全長約20㎝スズメ目モズ科モズ属いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。モズ農地にて

  • ヨシガモ 放牧中?

    早朝の公園霜が降りる寒さのせいか人影まばらでした。20羽ほどのヨシガモの群が上陸して草を食んでいました。繁殖地への渡りを目前にしたヨシガモたち食欲旺盛でモリモリと草を食んでいます。エネルギーを蓄えた体は丸々と超えていました。ヨシガモのメスナポレオンハットのオスヨシガモ(葦鴨)Falcatedduck全長約48㎝カモ属カモ科マガモ属◆e-Birdヨシガモhttps://ebird.org/species/falduc?siteLanguage=ja今日も最後まで見ていただきありがとうございました。ヨシガモ放牧中?

  • ヒガラ キクイタダキといっしょ

    お山の公園でカラ類の混群がにぎやかに飛び交っていました。「ヒガラでもいないかな」と何気なく眺めていると・・・なんと!いました!ヒガラは寝ぐせのようにピョコンとはねた短い冠羽と「蝶ネクタイ」に例えられる胸元の黒い模様が特徴的。よく似ているシジュウカラはヒガラより二回りほど大きく、ネクタイが腹部まで伸びています。今回は高い枝を飛び回り小さくしか撮れず。在庫から、近くに飛来したヒガラを載せます。山地や亜高山帯の針葉樹林を好み、キクイタダキと同じく樹冠に近い枝先にいることが多いです。ヒガラは、カラ類では最小の11㎝という小ささで、すばしこく動き回ります。冬期には、平地林や公園で越冬する個体もいて、シジュウカラやエナガ、キクイタダキなどと混群になります。ヒガラ(日雀)Coaltitスズメ目シジュウカラ科シジュウカラ...ヒガラキクイタダキといっしょ

  • トラツグミ 夜行性と言うけれど・・・

    トラツグミは夜行性と言われていますが、越冬のため標高の低い地域に移動してくるものは、昼間に行動することも多いです。今回撮影したトラツグミも、午前中から正午にかけて活発に採食していました。冷え込みの厳しい夜間より、餌となるミミズなどの動きも盛んになるのでしょうか?トラツグミ自身も、寒さのゆるむ日中の方が体力の消耗も少なく動けるのかもしれませんね?木の陰に隠れるようにカメラを構えて見守っているとトラツグミの方からひょこひょこと近寄ってくることもたびたび。動きの少ない人間に対しては、あまり警戒心を抱かない個体でした。やはり野鳥の観察&撮影時には、追い回さず、じっくりと待つ方が得るものが大きいと感じます。トラツグミは林の中の日陰を選んで歩きまわりますが、時にはこうして日光の当たる所に立ち止まります。トラツグミ(虎...トラツグミ夜行性と言うけれど・・・

  • ルリビタキ 今季は好調?

    「青いオスのルリビタキになかなか会えない」と少し前の記事に書きましたが、気長に探鳥を続けて今年は運良く見つけることができました。餌付けしていないので、撮影のチャンスは一度だけルリビタキ♂は、横顔と背中の青を披露してくれました。◆会いたい!幸せの青い鳥https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/1b2ce50ca784a616c4c7ca700e13b0f9再掲載のルリビタキ♂上のルリビタキと見比べると目元や白い眉斑の大きさなど明らかに顔つきに個体差がありますね。ルリビタキメスタイプメスか若オスか、判断に悩むトキ「雌タイプ」とルリビタキ(瑠璃鶲)Red-flankedbluetail全長約14cmスズメ目ヒタキ科ルリビタキ属昨日の探鳥でも、地上で採食しつつ縄張りを巡るルリビタキ♀...ルリビタキ今季は好調?

  • 寒スズメ 集まれ!

    冬になるとスズメたちも寄り集まって群になって暮らします。天敵対策、食べ物探し、くっつきあって暖を取る、情報共有などなど群をつくることでいろいろなメリットがあるのでしょうね。農地にまかれた籾殻を目当てに集まったスズメたちビニールハウスの上で日向ぼっこ太陽光発電のパネルの設置や廃棄が新たな環境問題になっていますが、こんな地球にやさしいソーラーシステムなら大歓迎です。ススキの穂をついばむスズメたちゆらゆら揺れる穂に止まって上手に種を食べていました。生け垣は、スズメたちの安全地帯危険を察知すると、素早く茂みの中にもぐります。防波堤の斜面をちょんちょんと移動しながら、何かをついばんでいたスズメたち写真を撮って確かめると、海岸沿いのアキニレの木から落ちた種を拾って食べていました。スズメ(雀)TreeSparrow全長...寒スズメ集まれ!

  • メジロ 花蜜を求め

    梅や河津桜が咲き始めて花蜜の好きなメジロたちは大喜びちょっと時季外れですがサザンカ(山茶花)に飛来したメジロたちです二月上旬の撮影ですが、花は終盤で盛りを過ぎていました。在庫からナンキンハゼ(南京櫨)の白い実をついばむメジロたちこの丸餅のような実を丸飲みにしてしまうのには驚きます。メジロ(目白・繍眼児)JapaneseWhite-eye全長約12cmスズメ目メジロ科メジロ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。メジロ花蜜を求め

  • ハッカチョウ 仲良しこよし

    二羽のハッカチョウが求愛ダンスに見えるような動きをしていました。実際に求愛行動なのかわかりませんが、二羽は親密な関係に見えました。秋から冬にかけて群を作って集団で暮らすハッカチョウですが、春~繁殖期をむかえると、雄雌がペアになってそれぞれ営巣できる場所を探します。朝陽を浴びて日向ぼっこをしているハッカチョウたち賑やかなハッカチョウたちの歌声が聞こえていました。この一羽はお尻のあたりに藁をくっつけていました。ねぐらの中に藁を敷いているのでしょうか?ハッカチョウ(八哥鳥)CrestedMyna全長約26㎝スズメ目ムクドリ科ハッカチョウ属◆e-Birdハッカチョウhttps://ebird.org/species/cremyn?siteLanguage=ja今日も最後まで見ていただきありがとうございました。ハッカチョウ仲良しこよし

  • トラツグミ 夜行性?

    晴れの予報が外れ鉛色の空からポツポツ雨が降り出しました。早起きして山へ探鳥に来たのに「今日はダメか・・・」と肩を落として歩いていると前方にひょこひょこ歩くトラツグミの姿が見えました。トラツグミは一般的に夜行性と言われていますが、朝方や西日の傾くころにも出没します。前日の雨で、落ち葉のミミズなど昆虫の動きが活発になっていたのも幸いしたようです。トラツグミはホッピングではなくウォーキング。ガサガサッと落ち葉を蹴散らしたり「虎ダンス」と呼ばれるコミカルな動きを見せてくれます。豪快に落ち葉を蹴散らしました。2~3回ほど小さなミミズを掘り当てて捕食していました。トラツグミ(虎鶫)White'sThrush全長約30㎝スズメ目ツグミ科トラツグミ属◆e-Birdトラツグミhttps://ebird.org/specie...トラツグミ夜行性?

  • アオゲラ♂ 採食中

    ドゥルルルルルルル松林にキツツキが木を突くドラミングの音が響きます。「キョキョキョ」に続いて「ピョーピョーピョー」とアオゲラ独特の甲高い鳴き声がアオゲラはのアオは古語では「緑色」ゲラは「キツツキ」を指します。背や翼の上面は暗緑色。頬に赤い斑、腹部には横じま模様がありますアオゲラのオスは前頭から後頭が赤く、メスは後頭だけが赤。今回の写真は前頭部も赤いのでオスのアオゲラです。アオゲラ(緑啄木鳥)JapaneseGreenWoodpecker全長約29cmキツツキ目キツツキ科アオゲラ属※アオゲラは、日本だけに生息する日本固有種前回のセグロセキレイと同様ですね。日本固有種に関する話はまたの機会に。下記のリンク先で分布域をご確認いただければと思います。◆e-Birdアオゲラhttps://ebird.org/spe...アオゲラ♂採食中

  • 顔グロセキレイ?

    セグロセキレイ(背黒鶺鴒)名前の通り確かに背中は黒いのです背黒というより顔黒では?とたびたび思います。もしくはクロズキン(黒頭巾)クロズキンセキレイ?セグロセキレイ(背黒鶺鴒)JapaneseWagtail全長約21㎝スズメ目セキレイ科セキレイ属まあ、ハクセキレイ(白鶺鴒)だって名前ほど白くもないわけで。なぜ?どうして?この名前になったのか?不思議に感じる野鳥は少なくないですよね。「ん?俺なんて、かなり黒っぽいぜよ」ハクセキレイ(白鶺鴒)WhiteWagtail全長約21㎝スズメ目セキレイ科セキレイ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。顔グロセキレイ?

  • シロハラ続々と

    ツグミの近縁のシロハラも今季は数が少なく寂しく感じていましたが2月に入り、シロハラ同士で争う場面をたびたび見かけるようになりました。シロハラはライバルを追うのに夢中落ち葉を蹴散らして岩の上に飛び出してきました。遊歩道でカメラを構える人間は眼中にないようです。在庫からお気に入りの一枚を蛇の髭の青い実をくわえた姿・・・この時一度、見たきりです。シロハラ(白腹)PaleThrush全長約24㎝スズメ目ヒタキ科ツグミ属◆シロハラ:やぶの中でガサゴソ 野鳥写真図鑑-Canonhttps://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/shirohara/index.htmlロウバイ(蝋梅)の花が盛りを迎えています今日も最後まで見ていただきありがとうござ...シロハラ続々と

  • ホオジロ 冬の朝食

    立春を迎え寒さがやわらぎ梅の花がぽつぽつ咲き始めました。渡り鳥の北帰行など生き物たちが春支度をはじめる頃ですが、冬も終わりに近づき、野山の食べ物も少なくなっています。何もないように見える枯れ野原でホオジロが草の種を食んでいました。厳しい冬に耐えてきたホオジロの姿は尊く愛おしく感じられました。私には「粗末なものを食べてかわいそう」とは思えないのです。餌でおびき寄せて写真を撮る行為は、野生の生き物に対して敬意を欠いているように思えます。なんら規則があるわけではないし信条や流儀は人それぞれ「小さく弱きもの」に「食べ物を与え世話する」のは一見、善行のようにも思えます。矛盾する気持ちを抱いた時、決まって思い出すのは、松田道夫さんの言葉です。◆なぜ、餌付けを悪いと思わないのか≪野鳥観察情報≫デジスコドットコムデジスコ...ホオジロ冬の朝食

  • ツグミ 遅まきながら

    今季、数が少ないと言われていたツグミ、遅まきながら1月下旬から2月にかけて群で移動してきました。例年通りなら群を見るのは晩秋の頃、年明けには単独で行動しているツグミです。イソヒヨドリ♀一枚目のツグミの向こうに写っているフォークリフト用パレットの上に止まっていました。ガードレールに止まったツグミは、このイソヒヨドリとけん制しあっていたようです。柿の木にも一羽近くの桜の樹にツグミの群が食べ物を求めて移動して来たのでしょう。ナンキンハゼの白い実をついばむツグミツグミ(鶇)Duskythrush全長約24㎝スズメ目ツグミ科ツグミ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。ツグミ遅まきながら

  • ゴイサギ ねぐら拝見

    この数年、著しく個体数が減っていると言われるゴイサギ私自身もゴイサギを見られる機会が激減したと実感しています。そこで、毎年、冬にゴイサギのねぐらになる水辺の林を訪ねてみました。ゴイサギは子育ての時期以外は、夜行性で、日中は人目につきにくい場所で眠っています。ほぼ例年通り、枯れ木の間に白いゴイサギの姿がいくつも見え隠れしている光景に、ほっとしました。成鳥やホシゴイと呼ばれる幼鳥を含めて、見える場所だけでも10羽を確認できました。ゴイサギ(五位鷺)Black-crownedNightHeron全長約58cmペリカン目サギ科ゴイサギ属バードリサーチに「減っている身近な鳥」についての記事が載っていました。個体数の多い「普通種」に焦点をあてて,その増減を見ると減少の激しい順にゴイサギ、ドバト、スズメ、イワツバメ、ム...ゴイサギねぐら拝見

  • カケス 貯えたドングリを探せ!

    「声はすれども姿は見えず」カケスは私にとってそんな野鳥の代表格です。「ジェージェー」という独特のダミ声を里山の森でよく聞きますが頭の良いカケスは用心深いので、高い梢の上にシルエットを見るのみ。遭遇しても撮影のチャンスをつくれず。これといった写真を撮れずにいました。ようやく貯食した木の実を探して回るカケスの姿を堪能できました。風切り羽の輝く青色と白黒のごま塩頭が目をひきます。カケスは秋が深まるとさかんに好物のドングリを貯食します。枯れ枝の先や、樹皮のすき間、木の洞などあちこちにドングリを隠して回ります。今回のカケスたちは、蓄えたドングリを取り出しに回っていたようです。冬も終盤を迎え野山の木の実も乏しくなってきたのでしょう。「あれれ?」首をかしげているように見えますが、隠したはずの場所にドングリは見つかったの...カケス貯えたドングリを探せ!

  • カワアイサ 雄雌そろった!

    今回のカワアイサにはメスも一羽混じっていました。赤茶色の頭部はボサボサのパンクヘア風地味な羽色が多いカモのメスの中で、カワアイサのメスは際立っておしゃれに見えます。カワアイサのメスは子育て上手・子だくさんでも知られています。記事の最後に、北海道で繁殖するカワアイサの親子の動画をリンクしました。カワアイサ(川秋沙)CommonMerganser全長:♂70cm♀60cmカモ目カモ科ウミアイサ属◆カワアイサ雛子育てhttps://www.youtube.com/watch?v=OE7zoZkyOjQ◆カワアイサ-e-Birdhttps://ebird.org/species/commer?siteLanguage=ja今日も最後まで見ていただきありがとうございました。カワアイサ雄雌そろった!

  • スズガモ 溜池に大群飛来!

    溜池には珍しく数百羽単位のスズガモの群が見られました。左の茶色っぽいのがメス、クチバシ基部の白斑は大きく遠目にも目立ちます。右のオスは頭部が黒や緑色光沢に見えます。いずれも金色の目玉です。潜水鴨の中で、日本への渡来数が一番多いと言われるスズガモ他の潜水鴨と混じって、数百~数千、ときに数万羽の大群になることも。海水を好むので入り江や港湾・河口などでよく見られますが、今回のように淡水域にも大群が入ることもあるそうです。スズガモの他、ホシハジロの群も。他に十数羽単位のキンクロハジロ、ミコアイサのグループが混じっていました。ホシハジロの群の上を飛ぶオナガガモ飛翔時の羽音が鈴を振るように聞こえるのが「鈴鴨」の名前の由来とか。今回は遠すぎて、鴨の羽音までは聞こえてきませんでした。スズガモ(鈴鴨)GreaterScau...スズガモ溜池に大群飛来!

  • オナガガモ 真昼の決闘!

    オナガガモは名前の通り、尾の中央の羽2枚が長く、特にオスは繁殖期になるとアンテナのようにピーン!!英名もズバリ!Pintail!飛翔時も長い尾羽が目立ちます。オスの頭はチョコレートブラウン、白い胸から首の側面に伸びる白線、青灰色と黒のクチバシなどなどスマートでお洒落な雰囲気のカモです。参考写真:秋の頃まだ尾羽の先は長く伸びていません。冬に向けて羽色もさらに美しくなっていきます。お目当ての彼女に合わせるかように、オスたちは張り切って飛び回ります。水上では、二羽のオスが闘い始めました。押し相撲スタイル?ぐいぐいと相手の頭部を押したり噛んだり喉元に食いついたり!押し合い圧し合い!傍目にはどこか微笑ましいですが、カモたちは真剣そのもの勝負あった!負けを認めて逃げていきます。モテモテのメスかぐや姫も顔負け!何羽のオ...オナガガモ真昼の決闘!

  • サギ三種 隣は何をする人ぞ?

    池のほとりの岩場でアオサギがウトウトまどろんでおりました。そこへ一羽のコサギがチョンとやってきて獲物を探し始めます。その様子を見ていたダイサギ大きな翼で岩の上に飛んできて「なにやらおいしいものがありそうだ」とあちこちウロウロ何かが起きそうで起こらない。よそ様の事が気になる、のは人に限らず鳥も同じようです。「隣の芝生は青い」「我が家の米の飯より隣の麦飯がうまい」けっきょく、三羽とも飛び去っていきました。コサギ(小鷺)Littleegret全長約60cmペリカン目サギ科コサギ属ダイサギ(大鷺)GreatEgret全長約90cmペリカン目サギ科アオサギ属アオサギ(青鷺、蒼鷺)Greyheron全長約95㎝ペリカン目サギ科アオサギ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。サギ三種隣は何をする人ぞ?

  • メジロ 木の実いろいろ!

    一年でもっとも寒さの厳しい時季ですが公園に暮らすメジロたちの食生活は思いがけす豊かそうです。ピラカンサ、イボタノキ、ナンテンなどいろいろな木の実がたっぷり寒椿やサザンカ、咲き始めた梅の花蜜も味わえます。イボタノキの横で待っていると、5~6羽のメジロたちが飛来しました。どの実が熟して美味しいか?品定めしているようでした。メジロ(目白・繍眼児)JapaneseWhite-eye全長約12cmスズメ目メジロ科メジロ属イボタノキ(水蝋の木)ネズミモチやトウネズミモチによく似た実を着けます。◆イボタノキhttps://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_1057.htm今日も最後まで見ていただきありがとうございました。メジロ木の実いろいろ!

  • パンダガモ 近くには来るけれど・・・

    パンダ模様のミコアイサの雄環境になじんで岸近くまで来るようになりましたが、警戒心の強さは相変わらず横目でこちらの様子をうかがいながら、大急ぎで遠ざかっていきます。カルガモを盾に私を観察している様子メスのミコアイサミコアイサ(巫女秋沙)Smew全長約43cmカモ目カモ科アイサ属◆鳥の図鑑ミコアイサhttps://torinozukan.net/mikoaisa.php今日も最後まで見ていただきありがとうございました。パンダガモ近くには来るけれど・・・

  • 水上の黒いバレリーナ? オオバン

    忍者のように水上を走るオオバン助走して飛び立つ際だけかと思っていましたが、今回のオオバンは、着水と同時に走り出しました。「片足が沈む前に反対の足で水面を蹴るように走る」・・・まぁ、なんとなく理屈はわかるのですが、ヒトには絶対にまねできないオオバンの神技ですね(^-^;飛翔姿は、丸いお腹が垂れ下がって見えてヘビー級見よ!この水上の華麗なる舞姿!オオバン(大鷭)Blackcoot全長約39㎝ツル目クイナ科オオバン属◆オオバンe-birdhttps://ebird.org/species/eurcoo?siteLanguage=ja今日も最後まで見ていただきありがとうございました。水上の黒いバレリーナ?オオバン

  • メジロ 黒い実を食べるメジロ

    メジロたちが街路樹のネズミモチに実を食べにやってきました。ネズミモチの実は完熟すると黒っぽい紫色になります。「ネズミのフン」に似ていることからこの名がついたとか・・・1㎝ほどの果実ですが、メジロは丸飲みできないので、少しずつ齧るようについばんで食しています。ヒヨドリもネズミモチの実を食べにやってきますが、小さなメジロはそのたびに追い払われてしまいます。カメラを構える人間(私)が近くにいると、ヒヨドリはやってこれないので「これ幸い!」とばかりにメジロたちは、実を味わっていました。メジロ(目白・繍眼児)JapaneseWhite-eye全長約12cmスズメ目メジロ科メジロ属なんだか用心棒代の代わりに、写真を撮らせてもらったような形になりました。「おあずけ」を食ったヒヨドリは少々気の毒ですが、メジロも私もにっこ...メジロ黒い実を食べるメジロ

  • お一人様のトモエガモ

    美しさと可愛らしさで人気の高いトモエガモ私の地域では飛来数の少ない憧れのカモの一種でしたが、ここ数年、少数ですが毎年のように越冬するトモエガモを観られるようになりました。来園者の多い都市公園の池にも雄のトモエガモの姿がコガモと同じくらいの大きさで、頭部の勾玉のような巴模様が美しいトモエガモです。マガモの群に居候?着かず離れずの距離で行動をともにしています。トモエガモ(巴鴨)Baikalteal全長約40㎝カモ目カモ科マガモ属マガモ(真鴨)Mallard全長約60㎝カモ目カモ科マガモ属◆トモエガモの越冬数が急増しているバードリサーチhttps://db3.bird-research.jp/news/202211-no1/今日も最後まで見ていただきありがとうございました。お一人様のトモエガモ

  • 鏡の国のシジュウカラ 永遠のライバル

    ビル街を歩いていると、植え込みの奥からシジュウカラの声が聞こえてきました。激しい鳴き声のする方を、そっとのぞいて見てみると・・・一羽のシジュウカラがビルの窓をしげしげと覗き込んでいます。ミラーガラスに映った自分の姿を見つけて興奮しています。繰り返し勝負を挑んでも、決着のつかない永遠のライバルですね。何度か攻撃を仕掛けた後、シジュウカラは仲間たちのいる街路樹に飛び立っていきました。ところ変わって、商業施設の駐車場の桜並木・・・シジュウカラが枯れ木に止まってしきりに「何か」をついばんでいます。桜の枝に産み付けられた昆虫の卵のようです。さしずめ「新鮮な玉子ごはん」といったところでしょうか。栄養たっぷりの冬のご馳走ですね。シジュウカラ(四十雀)Japanesetit/OrientalTit全長約14cmスズメ目シ...鏡の国のシジュウカラ永遠のライバル

  • ハッカチョウ 大集合!!

    海岸沿いを歩いているとハッカチョウの陽気な鳴き声が聞こえてきました。ハッカチョウはもともと日本にはいない外来種です。江戸時代に飼い鳥として輸入された記録が残っていて、逃げたり放たれたりしたものが野生化したと考えられています。関西では1970年代に、神奈川では1980年代から繁殖が記録されているそうです。ハッカチョウは、町はずれの浄水施設に水を求めて集まっていました。入れ替わり立ち代わり、飛んできて、器用に水を飲んで羽を休めます。その数、ざっと40~50羽。鳴き声も賑やかです。他に、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリたちの姿も。ハッカチョウ(八哥鳥)CrestedMyna全長約26㎝スズメ目ムクドリ科ハッカチョウ属◆ハッカチョウ:八哥鳥:20150316youtubehttps://www.youtube.co...ハッカチョウ大集合!!

  • 入魂!セキレイの羽繕い

    一羽のハクセキレイ♂が熱心に羽繕い=羽の手入れをしていました。野鳥の羽繕い(はづくろい)は、単に清潔を保つばかりではありません。危険が迫った時、いつでも即、飛び立てるようにメンテナンス。次の換羽まで羽毛を長持ちさせるためにも羽の手入れは欠かせません。雨や汚れがしみ込むのを防ぐため、体から分泌される自前の脂を羽に塗り込みます。上の写真のような動きで、尾羽のつけ根あたりにある「尾脂腺」からクチバシで脂をとります。それにしても、このハクセキレイの表情は真剣そのもの。ちょっと怖いくらいの熱の入れようです。羽の手入れには、心身をリラックスさせる役割もあるそうです。ひょっとして、何か危険な状況を回避してきたばかりだったのでしょうか?ハクセキレイ(白鶺鴒)WhiteWagtail全長約21㎝スズメ目セキレイ科セキレイ属...入魂!セキレイの羽繕い

  • イソヒヨドリ 瞬間移動‼?

    凍えそうな朝海岸沿いを歩くと200mほどの間にイソヒヨドリ♂に三度会いました。ふんわり羽毛を膨らませて寒さに耐える丸々とした姿はどれもそっくり瓜二つ行く先々に同じイソヒヨドリが先回りしているのかと思われましたが過ぎた景色を振り向くと青く丸い体が朝日を浴びて小さく見えるのです。参考写真:夏に同じ海岸の岩場で撮影したいオス夏と冬シルエットの違いは一目瞭然三羽のイソヒヨドリはそれぞれお日様を浴びて体を温めていたのです。ふわふわふっくらふくらんだコバルトブルーにレンガ色の鮮やかな姿・・・暗く冷たい夜を過ごして無事に朝を迎えられたことを喜んでいるようにも見えました。イソヒヨドリ(磯鵯)BlueRockThrush全長約24㎝スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。イソヒヨドリ瞬間移動‼?

  • 冬こそ!ビーチだ!ヒドリガモ!

    氷点下に冷え込んだ朝海岸へ探鳥に出かけました。瀬戸内では珍しい寒さの中、時おりランナーが通るだけで散歩の人はまばらそんな中でも海岸で越冬中の水鳥たちは活発に動き回っていました。一番数が多いのはヒドリガモピュイピュイ!と甲高い鳴き声がビーチのあちこちから聞こえます。まるで寄せ来る波を楽しんでいるかのように見えました。波打ち際に並んで羽繕いヒドリガモは、当地で最も数が多くあちこちで見られるポピュラーなカモです。正直言って、最初、「わざわざ海岸まで来たのに、ヒドリガモばっかり」とがっくりしていた私。でも、波打ち際のヒドリガモにカメラを向けているうち、その生き生きとした表情に魅了されました。公園の池で餌付けされている群とは違った動きは一見の価値あり!目から鱗の体験でした。オカヨシガモもおるでよ!ヒドリガモ(緋鳥鴨...冬こそ!ビーチだ!ヒドリガモ!

  • ガマグチヨタカ シロムネオオハシ

    今回は、神戸どうぶつ王国からオーストラリアガマグチヨタカの登場です。クチバシが横に広く、ガマ口のようになっているのでガマグチヨカタの名がつきました。オーストラリアやタスマニア、ニューギニアなどの森林に生息し昆虫や小型の爬虫類・哺乳類を待ち伏せ型の狩りで捕らえます。じっと動かず木の幹や枝に擬態します。飼育下では待ち伏せしなくても食べ物を得られるのでこんな風にのんびり羽をストレッチする余裕も同じエリアの樹上にはシロムネオオハシ南国の鳥エリアで人気のオオハシ類ですが、感染症対策のため、現在も腕に載せてフルーツを与える催しは中止されています。今日も最後まで見ていただきありがとうございました。ガマグチヨタカシロムネオオハシ

  • スズメもいる!どうぶつ王国

    神戸どうぶつ王国は南国の植物や動物たちのため広大な温室エリアがあります。その中に、ちゃっかり入りこんでぬくぬく暮らしているのがスズメたちスイレン池の水を飲んだり、お弁当エリアで来園者の落とし物を食べたり小さな隙間から温室に入り込んで寒い冬をたくましく生き抜いています。この日はスズメの他に、メジロとイソヒヨドリも見かけました。ベンチで休憩中ひょっこり近づいてきたスズメたちジュースを飲んでいるだけで、おこぼれにあずかれないと知ると飛び去っていきました。今日も最後まで見ていただきありがとうございました。スズメもいる!どうぶつ王国

  • レッサーパンダ ご飯の時間だよ~

    神戸どうぶつ王国でも大人気のレッサーパンダ愛くるしい表情やしぐさで、来園者を楽しませてくれます。野生のレッサーパンダの生息数は約2,500~10,000頭と推定され、IUCN(国際自然保護連合)レッドリストで絶滅危惧種に指定されています。「その動物種の3世代(あるいは10年間)において、生息数が70%減少した」という危機的な状況でこのままでは、あと数十年でレッサーパンダは絶滅してしまう可能性があるそうです。静岡県の日本平動物園はレッサーパンダの聖地と呼ばれます。世界で飼育されている「シセンレッサーパンダ」のおよそ7割が日本で飼育されており、その総数は世界一。日本全国の動物園などで飼育されている個体の血縁関係などを把握し、適切な繁殖計画を立てているそうです。◆レッサーパンダの現状https://www.nh...レッサーパンダご飯の時間だよ~

  • ハゲコウ 風もないのにブ~ラブラ?

    神戸どうぶつ王国シリーズ、今回はハゲコウの登場です。動物王国でもひときわ異彩をはなつ存存在感!今回は繁殖期のため、のど袋がひときわ大きく垂れ下がっていました。恋のお相手を探しているのか、エリア内をさかんに飛び回るハゲコウ。残念ながら一羽しか飼育されていないので、熱い思いが成就することはありません…アフリカハゲコウはサハラ砂漠以南のアフリカ大陸に分布します。肉食獣が食べ残した死骸を食べるアフリカのお掃除屋の一種。自ら魚やカエル、ヘビ、ネズミなどの小動物を獲ることもあるそうです。アフリカハゲコウのように死肉や腐肉を主食にする動物は「スカベンジャー」と呼ばれます。さすがのペリカンも、ハゲコウの迫力にはタジタジ?アフリカハゲコウ(阿弗利加禿鸛)Maraboustork全長約120cmコウノトリ目コウノトリ科以前に...ハゲコウ風もないのにブ~ラブラ?

  • モズがペリットを吐いたのに

    梢に止まってじっと動かないモズ♂がいました。そ~っと背後から忍び寄って、徐々に距離を縮めていきます。モズは当然気づいていますが、かなり近寄っても飛び去りません。不思議に思って観察していると、カッと大きくクチバシを開いて、ペリットを吐きました。なるほど人間でもトイレで排泄する際は身動きとれませんものね(;^_^Aタイミングが合わず、ぽろっと転げ落ちたペリットは写っていませんでした。ペリットとは「鳥が消化できずに吐き出したかたまり。骨や毛などが多い。」です。画面左側のブックマークに月刊誌BIRDERの野鳥観察用語辞典をリンクしています。意味を知りたい用語があったら、ぜひ検索してみてください。◆月刊誌BIRDER野鳥観察用語辞典https://birder.jp/various/dictionary/d-ha....モズがペリットを吐いたのに

  • メジロ・冬の木の実

    常緑樹の中からチーチーチーチーと言う細い声が聞えます。緑色の葉っぱにまぎれて声の正体がなかなか確認できません。カメラを構えて待っていると、手前の枝にメジロが姿を見せました。メジロ(目白・繍眼児)JapaneseWhite-eye全長約12cmスズメ目メジロ科メジロ属サザンカ(山茶花)ピラカンサス赤い実は常盤山樝子(ときわさんざし)橙色の実は橘擬(たちばなもどき)イボタノキ(水蝋の木)ネズミモチやトウネズミモチによく似た実を着けます。10年に一度という大寒波が日本列島を覆いつつあります。それにともなって気圧も「爆下がり」の状態だそうで。気圧に影響を受けやすい体質なので、のんびりだらだらやり過ごしています。今日も最後まで見ていただきありがとうございました。メジロ・冬の木の実

  • トビ・蝋梅の花

    公園の池の上空を1羽近いトビが旋回していました。トビたちは、来園者がカモやユリカモメなど水鳥に与える餌を目当てに集まってきます。人間が手に食べ物を持っている、と覚えたトビはやがて、襲い掛かるように食べ物を奪うようになりトラブルが起きます。◆知って防ごうトビとのトラブルhttps://wrv-kanagawa.net/activity/event/tobiトビ(鳶)BlackKite全長59~69cm翼開長157~162cmタカ目タカ科トビ属こんな具合に、高い樹の上から人間の動きを観察しています。船泊ならぬトビだまり元はと言えば人間の行動が招いたトラブルのはずなのに、トビが悪者のような扱いになってしまいます。淡い香りに誘われて園路沿いに咲くロウバイ(蝋梅)の花を見つけました。今日も最後まで見ていただきありが...トビ・蝋梅の花

  • カワアイサ オスばかり

    警戒心の強いカワアイサが広大な池に飛来しています。遊歩道を行き交う人の大半は自分たちに無関心と悟ったのでしょうか。木の陰に隠れるようにじっとしていると、岸辺近くに寄ってくるようになりました。カワアイサは大型のカモの仲間白く輝く胴体は長く見えます。オスの頭は光沢のある深緑色。光の加減で真っ黒に見えて目が写りにくい鳥です。この日に観られたのはオスばかり。求愛のポーズを決めますが、近くにいるのはミコアイサのメス・・・本番に備えて予行演習!といったところでしょうか。カワアイサ(川秋沙)CommonMerganser全長:♂70cm♀60cmカモ目カモ科ウミアイサ属◆カワアイサ-e-Birdhttps://ebird.org/species/commer?siteLanguage=jaマガモのオスも美しさを増してい...カワアイサオスばかり

  • 待ってました!ミコアイサ

    近場の池に今季もミコアイサが飛来しています。この池のミコアイサは、岸の近くまで泳いでくるので撮影が楽しい!さっそく大胆なメスが愛嬌を振りまいてくれました。目の先までしっかり黒いパンダ模様なので、若ではなく成鳥メス白装束の雄なかなか手強く警戒を緩めません。「そう簡単には撮らせないよ」前回のシメ同様、ミコアイサもメスの方が肝っ玉の太い個体が多いです。母は強し?子育てで鍛えられているのでしょうか。ミコアイサ(巫女秋沙)Smew全長約43cmカモ目カモ科アイサ属綿の花自家農園の隅に植えられていました。◆鳥の図鑑ミコアイサhttps://torinozukan.net/mikoaisa.php今日も最後まで見ていただきありがとうございました。待ってました!ミコアイサ

  • シメ 太っ腹の食いしん坊??

    シメはずんぐりむっくり丸っこい体格で太っているように見えます。大きくて頑丈そうなクチバシで固い木の実もバキバキ割ってしまいます。モグモグむしゃむしゃ食いしん坊シメは目力が強く睨むような目つきをしています。お山で一枚しか撮れなかったので、在庫から水琴窟の水場に水を飲みに飛来した姿石灯籠の上に止まった雄のシメ今回の写真の中で、オスはこの一枚のみ。クチバシに食べかすをつけてもぐもぐタイム食いしん坊はメスに多いような気がしますね?シメ(鴲)Hawfinch全長約18cmスズメ目アトリ科シメ属◆四季の鳥シメhttps://bionet.jp/bird/shime/今日も最後まで見ていただきありがとうございました。シメ太っ腹の食いしん坊??

  • ホオジロガモがおりました

    ホオジロガモがおりました。6羽そろっておりました。何度も探してみましたが、白いほっぺは見えませぬ。~という具合に、ホオジロガモのメスしかいなかったというお話です。オスの成鳥は、頭部が黒く、頬に丸い白斑があるので「頬白鴨」の名が。しかし、メスと一年目の若オスは、写真のように頭の色は褐色、体は灰色です。最初のうちは、岸から遠い沖で右往左往え?左右に分かれるの?どっちへ行こうか?オロオロ池を囲む杭のごとくじ~っとしていると、やがて岸辺近くにやってきました。ホオジロガモ(頬白鴨)CommonGoldeneye全長約45㎝カモ目カモ科ホオジロガモ属◆e-birdホオジロガモhttps://ebird.org/species/comgol?siteLanguage=jaカルガモお魚獲った!お魚食べた!うまうま~♪ヒド...ホオジロガモがおりました

  • 〇エナガ 丸々と!〇

    早いもので一月も半ばを過ぎて寒さも本番を迎えます。エナガたちもふっくら羽を膨らませてまるまるしています。まるで白玉団子に模様をつけたかのようでした。温暖は瀬戸内地方は常緑の照葉樹も多く、真冬でも青々と葉を茂らせています。エナガ(柄長)Long-tailedTit全長約14cmスズメ目エナガ科エナガ属◆鳥図鑑~丸っこい体が愛らしい『エナガ』ネイチャーランド能勢https://natureland-nose.com/bird/news_bird/2478/今日も最後まで見ていただきありがとうございました。〇エナガ丸々と!〇

  • ハシビロコウ 阪神淡路大震災

    28年前の今日、1995年1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災が起きました。縁あって神戸の地に住んでいますが、当時は北海道で未曽有の災害の報道に震えました。快適な日常を一瞬で奪われる恐ろしさ。大災害の前で人は小さく無力です。犠牲になった方の数は6434人。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。明日は我が身かもしれません。この日を忘れずに災害時に向けて備えをしたいと思います。今回は「神戸どうぶつ王国」の象徴ともいえるハシビロコウの登場です。平和な日常が、一日でも長く続きますよう願わずにいられません。◆神戸新聞特集阪神・淡路大震災https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/今日も最後まで見ていただきありがとうございました。ハシビロコウ阪神淡路大震災

  • インカアジサシ 神戸どうぶつ王国最新情報!

    神戸どうぶつ王国に新しく仲間入りしたインカアジサシくるんとカールした口髭のような白い羽がチャームポイント!グレーの体に真っ赤なクチバシ根元の黄色が効いています。とてもお洒落な雰囲気のアジサシの仲間。野生では南米の太平洋側海岸~ペルーやチリ~で群を作って繁殖しているそうです。鳴く際にクチバシ基部の黄色い部分がパカっと大きく開いたのでビックリ!洋裁のダーツのような作りになっているのですね。魚とりの際に威力を発揮しそうです。黒真珠のような潤んだ丸い目が印象的ホバリング(空中停止飛行)が得意海上から水中の魚に狙いをつけます。ターゲットが定まると、勢いよく飛び込んで獲物を捕獲します。インカアジサシ(IncaTern)体長約40cm体重約180gチドリ目カモメ科インカアジサシ属ハシビロコウの繁殖を目指して特設された「...インカアジサシ神戸どうぶつ王国最新情報!

  • ノスリ 青空に舞う白いタカ

    ノスリに会いたくなったら農耕地の電柱のてっぺんを捜し歩きます。上空を舞うノスリを見上げると、白い羽毛に茶色の腹巻模様が目立ちます。ずんぐり体形でどこか愛嬌のあるノスリ「奴凧やっこだこ」は、ノスリの飛翔姿から考案されたのではないか?・・・そんな想像をして、楽しい気分にさせてくれる冬の猛禽類です。昨年までこの一帯で越冬していたノスリ模様などから今回の写真のノスリとは別個体のように思えます。ノスリ(鵟)EasternBuzzard全長50~60cm翼開長100–~40cmタカ目タカ科ノスリ属◆ノスリ-eBirdhttps://ebird.org/species/combuz6?siteLanguage=ja最後まで見ていただきありがとうございました。ノスリ青空に舞う白いタカ

  • アカガシラサギ 飛んだ!

    今日はアカガシラサギの飛翔を投稿します。前回投稿の続きになります。写真のため池も「ハス田」として利用されていて秋の終わりから初冬にかけてレンコンの収穫が行われます。人力で大きな穴を掘り手で泥土の中からレンコンを掘り出す重労働です。こうして多くの野鳥たちも暮らせるハス田のレンコンはきっと滋味豊かで美味しいのでしょうね。アカガシラサギ(赤頭鷺)Chinesepondheron全長約45㎝ペリカン目サギ科アカガシラサギ属美しい夏羽のアカガシラサギは下のリンク先で閲覧できます。◆e-Birdアカガシラサギhttps://ebird.org/species/chpher1?siteLanguage=ja※連載なので今回はコメント欄を閉じています。いつも閲覧して下さってありがとうございます。アカガシラサギ飛んだ!

  • カワウ‼ VS ライギョ‼

    郊外の池でカモ観察していると、岸辺近くで激しい水音が!カワウがライギョ(雷魚)を捕獲!お見事!パカっとクチバシを大きく開けて「いただきま~~す!!!」アレレ?スカッと空振り~あわててライギョを水中から引き揚げました。おやおや!またまた空振り活きの良いライギョはヌルリと手強い様子がっちりとくわえなおして・・・今度こそ!一気に丸飲み!できる?かな・・・?まさにライギョも命がけ必死に抵抗しますがもう成す術もありませんあっさりとカワウの喉に飲み込まれていきました。カワウ(河鵜、川鵜)GreatCormorant全長約80㎝カツオドリ目ウ科ウ属◆身近な野鳥の識別講座カワウの話日本野鳥の会東京支部https://wbsjt.jimdo.com/contents/column7/今日も最後まで見ていただきありがとうござ...カワウ‼VSライギョ‼

  • アトリ 寛ぎタイム

    20羽ほどのアトリが地上で採食していました。人が通りかかるたび樹上に舞い上がります。アトリたちは人が立ち去るのを見届けてから木の葉のようにパラパラと地上に降りるを繰り返します。人がいなくなるのを待つ間、アトリたちは枝で寛いでいるように見えました。羽繕いにいそしむアトリの姿は留守番している我が家の文鳥と重なりました。アトリ(獦子鳥、花鶏)Brambling全長約16㎝スズメ目アトリ科アトリ属アトリは渡去の際などに、数千、数万羽の大群をつくることでも知られています。⇩リンク先の動画で、地上を埋め尽くし満開の花のように樹上に止まるアトリの大群が観られます。◆Largeflockofbramblings~アトリhttps://www.youtube.com/watch?v=bKtl4rZYP_c今日も最後まで見て...アトリ寛ぎタイム

  • ビンズイの落穂ひろい

    二羽のビンズイが松葉の間を歩いてで食べ物を捜していました。ビンズイはひっそりと控えめで目立たない野鳥です。松林を行き交う人々は誰も地上を歩く鳥に気づきません。ビンズイ自身もそのことに気づいているのでしょうか。すぐそばを人間が通り過ぎても静かに歩いて遠ざかるだけ二羽はつかず離れず時おり小さな何かをつまみ上げます。「あった!」小さな小さな食べ物を見つけた時のビンズイの目は喜びに輝いているようでした。「見つけた!」こつこつと小さな収穫を積み上げてビンズイの時は流れていきます。ビンズイ(便追)Olive-backedPipit全長約16㎝スズメ目セキレイ科タヒバリ属◆野鳥図鑑~お尻フリフリ♪歩ける野鳥『ビンズイ』ネイチャーランド能勢https://natureland-nose.com/bird/news_bir...ビンズイの落穂ひろい

  • ヤマガラ 切り株の上に餌が??

    山間部の公園へ久しぶりに出かけた日に撮影した光景です。ヤマガラやシジュウカラが入れ替わり立ち代わり切り株に飛来していました。何度も何度も繰り返しやって来て、何か小さな物を掘り出してついばんでいます。確証はないのですが、あまりにも頻繁なのでもしや餌付けではないかと感じるようになりました。可愛らしい小鳥が餌をついばむ姿は実に愛らしいものですが、管理責任を負えない一般の来園者が撮影や楽しみのために餌をまく行為は鳥インフルエンザが世界で猛威をふるっている今こそお控えいただきたく存じます。◆餌台やバードバス(水場)を設置している方へ日本野鳥の会~鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐためのお願い~http://wildbird.seesaa.net/article/444679541.html各地で鳥インフルエンザが確認...ヤマガラ切り株の上に餌が??

  • トラツグミ 落ち葉に埋もれて

    今日も昨日も冷え込みが厳しく家々の屋根や田畑はいちめん白い霜に被われていました。お山の公園へ向かう峠道もところどころ凍結していて空気もシンと凍てつくようでした。駐車場から園内にむかっって歩いていると通りの向こうの落ち葉の中で何かうごめいています。「リスかネズミだろうか?」と不思議に思いつつ立ち止まって目を凝らすと、一羽のトラツグミ(虎鶫)が落ち葉に埋もれるようにして食べ物を探していました。駐車場へ向かう車が通るたびトラツグミは顔をあげ警戒します。ハデに落ち葉を蹴散らして食べ物を探します。早朝で日光が差し込まず薄暗いためシャッタースピードが上がりません。車が立て続けに駐車場に入っていくと、トラツグミはバッと飛び立って林の奥に姿を消しました。基本、夜行性のトラツグミ、夜通しこの林で採食していたのでしょうか。思...トラツグミ落ち葉に埋もれて

  • キクイタダキ選集

    今日は早起きしてお山の公園へ探鳥に行ってきました。予想以上にたくさんの野鳥を見られて大満足。平地の公園ではなかなかお目にかかれない鳥たちが目白押しトラツグミ、ルリビタキ、イカル、アオゲラ、アトリなどなど写真撮影に至らなかった種も多いですが楽しい一日となりました。杉の樹の高い枝先を飛び交っていたキクイタダキお腹と鳴き声だけの確認だったので在庫写真からお気に入りを載せます。キクイタダキ(菊戴)Goldcrest全長約10㎝スズメ目キクイタダキ科キクイタダキ属◆キクイタダキ(2)戸隠-Goldcrest-WildBird-野鳥動画図鑑https://www.youtube.com/watch?v=nzEIBqif9Bo今日も最後まで見ていただきありがとうございました。キクイタダキ選集

  • アカガシラサギ あれ?紅くない?

    郊外の農業地帯にアカガシラサギが一羽飛来しました。昨年の11月の観察されてから地域のため池や農地で越冬しているようです。アカガシラ~赤頭と言いますが、冬羽の姿では名前どおりの特徴は見られません。頭から胴体にかけて褐色の羽毛に白い縦班模様です。中国で繁殖するアカガシラサギ、日本へは秋の渡り時期に稀に飛来する旅鳥Wikipediaによると、以前にも神戸市で越冬した記録があるようです。アカガシラサギは中国大陸の南北を行き来する渡り鳥ですが、近年は日本各地で観察されているとのこと。サギのコロニーに滞在したり、秋田県や千葉県では繁殖例も報告されているそうです。今後はさらに観察の機会が増えてくるかもしれません。いつか夏羽姿を見られるのではないか、と期待しています。◆たじまの自然(但馬の情報発信)アカガシラサギhttp...アカガシラサギあれ?紅くない?

  • 新年カモ初め

    冬のバードウォッチングの主役といえば、やはりカモ!溜池の多い土地柄なので、いろいろな種類のカモが観られます。今シーズン、特に数が多いと感じるのは、ハシビロガモです。例年以上の数をあちこちの池で観察しています。菱の実鴨の羽毛に絡みついたのを外されたようです。ヨシガモ♂オカヨシガモのカップル都市公園の池にもハシビロガモが多数奥で寝ているのはヒドリガモ♂おとぼけ顔がユニークなキンクロハジロ♂光彩が猫の目のようになる瞬間も面白い!↓普通の顔男らしい雰囲気ですが、これ、キンクロハジロのメスになります外にコガモ、ホシハジロ、カルガモ、オナガガモも確認できています。今日も最後まで見ていただきありがとうございました。新年カモ初め

  • ユリカモメの大群に思う

    正月三日の朝、近くの都市公園へカメラを提げて探鳥散歩に行きました。広大なボート池を我が物顔に飛び回るユリカモメ(百合鴎)の大群に圧倒されました。「数取り機」を購入したので、ユリカモメの数をざっと数えると200羽ほども!!この数年、京都や大阪など各地で、ユリカモメの数が減ったと聞きますが、いるところにはいるのだと実感出来て、新年早々、安堵感が広がりました。カモメ=海辺の鳥というイメージですが、特にユリカモメは海から離れた内陸の川や池でも普通に見られます。今回の都市公園の大群もそうですが、人の集まる場所で餌をもらえると知ってユリカモメたちは集まってきます。野鳥など野生動物への餌付けは、長らく手軽な娯楽の一つ、善い行いという風潮がありましたが、近年~特に鳥インフルエンザの感染拡大が世界的な問題となっている今、改...ユリカモメの大群に思う

  • アオサギ 目の色を変えて

    新春を迎えたアオサギたち目の色がわずかに赤く染まっているものも普段は金にも見える澄んだ黄色ですが、繁殖期を迎えると、目の色がだんだんと赤みを帯びていきます。⇩在庫から繫殖期のアオサギ成鳥を比較のためにクチバシの色も赤くなり目元は藤色に変わっていきます。昨年の春に生まれたアオサギ幼鳥いまだ羽の色がくすんでいて幼さを残しています。アオサギもごろんと寝正月?水面を渡る寒風が素足に冷たいのでしょうか。アオサギ(青鷺、蒼鷺)Greyheron全長約95㎝ペリカン目サギ科アオサギ属今日も最後まで見ていただきありがとうございました。アオサギ目の色を変えて

  • あいたい!幸せの青い鳥

    ルリビタキ(瑠璃鶲)は、冬の幸せの青い鳥です。青く美しい成鳥♂は、シーズン中に一度はじっくり撮りたい憧れの冬鳥です。けして数は少なくないのですが、撮影のチャンスは私には稀です。公園で越冬するルリビタキのオスはたいてい餌付けされて舞台に乗せられているので自然のままにふるまう姿を撮る機会にはなかなか巡りあうことができません。今回のルリビタキは4年前の冬の終わりに山間部の公園で撮りました。残り少ないナンキンハゼの実を食べにコゲラ、メジロ、ジョウビタキが次々と飛来する中、突然、ふいっと、カメラを構える目の前に青い姿を見せてくれました。思いがけず目の前にあらわれた幸せの青い鳥その美しさに心の中で歓声をあげながら夢中でシャッターを押しました。時間にして10分弱だったと記憶しています。ルリビタキは、ジョウビタキに追われ...あいたい!幸せの青い鳥

  • タカ!鷹!たか! 初夢に見たい!

    一般的に元旦の夜に見る夢は「初夢」と言われます。初夢に出てくると縁起が良いとされる「一富士二鷹三茄子」富士山は「不死」、鷹は「高い」、茄子は「成す」を意味するとか。昨晩の夢の記憶がない私、今夜に初夢を持ちこそうと考えています。できれば縁起の良い夢をみたいので、タカ~猛禽類の写真を集めてみました。まずは、私の地域では冬に多く見られるミサゴみなさんは、どんな初夢をご覧になりましたか?続いてチョウゲンボウラストはノスリ目の色が薄くまだ若い個体です。9羽のカラスに目をつけられて右往左カラスたちが撮影者の私を警戒した隙をついて無事に逃げ切りました。こちらは、目の色が濃い茶色でベテランの個体猛禽類はオスに比べてメスの方が一回り体格の大きい個体が多いそうです。ミサゴ(鶚、鵃)Osprey/SeaHawk/FishEag...タカ!鷹!たか!初夢に見たい!

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