立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
初夏の富山県立山町を起点とした立山黒部アルペンルートからの1枚です。 標高977mの美女平駅をスタートした高原バスの標高2,450mの室堂ターミナルを目指して走行もゴールまであとわずか。 人々を乗せたバスはいよいよ室堂近くの雪の大谷に突入し、最後の走行となります。 天空へと続く道 (富山県 立山町) Photo No.3159標高2400mから見える空の大海原を背景にバスがやって来る様子は、まさに奇跡の風景にも...
初夏の立山黒部アルペンルート訪問からの1枚です。 立山ケーブルカーに乗車、標高977mの美女平駅で高原バスに乗り換え、向かうは標高2,450mの室堂ターミナルです。 50分ほど時間をかけてゆっくりのバス移動となりますが、その間も見どころが点在しています。 ゆっくりなのであまり意識がないのですが、気が付けば、かなり高いところまで上って来たようです。 残雪の高原にはS字のような道が描かれています。 ...
終着駅の立山駅で電車を降りれば、そこから先はいよいよ立山黒部アルペンルートへのスタート地点。 乗り換えで立山駅から美女平に向かって標高差502mを一気にのぼって行く立山ケーブルカーです。 黒部ダム建設用の資材を積んでいたこともある荷台付き仕様となっています。 美女平に向かう立山ケーブルカー (富山県 立山町) Photo No.3157一旦、靄が切れたのですが、再び靄が出てきてくれました。 雪の大谷を...
立山黒部アルペンルートの入り口、立山駅に向かう富山地鉄の列車です。 およそ1時間に1本、富山駅から立山に訪問者を運びます。 小雨降る中、終着駅の立山駅に向かって常願寺川を渡ります。 アルペンルートへ (富山県 立山町) Photo No.3156新緑の頃の靄のある風景は魅力ある被写体のひとつです。 この日は昨日の晴天から一転、曇りから雨の予報となっています。 残念なことに、今年も平日晴れ、週末下...
花曇りの富山市八尾の神通川さくら堤からの1枚です。 この日は曇り空にも関わらず、立山連峰がくっきりと浮かび上がっていまして、日本海側の雪国の待ちに待った春の風景がそこにありました。 神通川さくら堤は神通川の堤に800本の桜が植林されていまして、その眺めはこの空の下でも実に壮観でした。 花曇り空と神通川さくら堤 (富山県 富山市) Photo No.3155背景の立山連峰の山は大日岳(2,501m)となります。...
東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」からの最後の1枚を紹介させていただきます。 ドルフィンパフォーマンス ナイトver.もいよいよフィナーレ。 15分の最後を飾るのは、クリスチャン・ラッセンのイラスト作品の南洋の夕陽モノを彷彿させるような演出が見事には決まっていました。 3154 南洋の夕陽に舞う (東京都 港区) Photo No.3154夕陽のような光の演出の中、クロスするように水面を舞うイルカた...
イルカのマリンアートと聞けば、クリスチャン・ラッセンのイルカの数々のイラストを思い出す人も多いのではと思います。 水中をイメージしたブルーを主体としたものや、水中と地上のカラフルな色付いのものなど、魅力いっぱいです。 そんなラッセンの世界観が東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンス ナイトver.でリアル体験できます。 イルカのマリンアート (東京都 港区) Phot...
東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンスも終盤戦となります。 宙に浮かぶ星のような球体との組み合わせは、まるであの作品を思い起こさせるようです。 星に飛ぶ (東京都 港区) Photo No.3152さて、あの作品とは?!SONY α1 FE 24-70mm F2.8 GM2 51mm f2.8 1/32000s (-3) ISO16000 25.05.09 ■ 本日も作品をご覧いただきありがとうございました。ブログ...
東京都港区にある水族館「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンスでのイルカのパフォーマンスは最高です。 入場チケットはプリンスホテルに宿泊してなければ、agodaの割引チケットがお得一番かなと思います。 イルカたちにとっては狭い水槽ですが、ここでは空間も活動範囲です。 リング (東京都 港区) Photo No.3151超高速シャッターが捉えた一瞬です。 時を止めれば目に見えないシーン...
東京都港区にある水族館「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンスの1シーンです。 イルカにはね上げられたインストラクターが大きく宙に舞います。 その風景はまるで宇宙船に召喚される人のよう。 ファンタジックなシーンも楽しまる素晴らしいイルカたちのショーに感情からは感嘆の声が上がり続けます。 召喚 (東京都 港区) Photo No.3150天井からの水のシャワーや光の組み合わせの中でイルカた...
東京都港区にある水族館「マクセル アクアパーク品川」の人気イベントのドルフィンパフォーマンスではイルカたちのダイナミックな演技が楽しめます。 空中回転 (東京都 港区) Photo No.3149こちらはナイトver.なのですが、高速で演技するイルカや水しぶきを撮らるために高ISOでの高速シャッターを切っています。 イルカも相当大きいですが、その身体を平気で空中に浮かせることが出来るその全身バネの見事さに感心させら...
東京都港区にある水族館「マクセル アクアパーク品川」の人気イベントのデイver.ドルフィンパフォーマンスからの1枚です。 こちらは昼間のイルカショーで、天窓から差し込む光の中でイルカの身体能力を発揮したパフォーマンスが繰り広げられます。 アクアパーク品川では、イルカの仲間のバンドウイルカ、カマイルカと、クジラの仲間のオキゴンドウの3種類が活躍しているのですが、それらの5頭が同時にタイミングを合わせて...
東京都港区にある水族館「マクセル アクアパーク品川」の今回の一番の楽しみはデイVer.とナイトVer.でのプロジェクションマッピングを始めとした光とイルカたちの躍動する様子が楽しめるドルフィンパフォーマンスです。 いよいよ時間となり、円形のコロシアムのようなプール脇にドレスをまとった女性が立ちます。 まるで海の女神さまのようで、そのジェスチャーの合わせてイルカがジャンプを始めました。女神降臨 (東京都...
東京都港区にある水族館「マクセル アクアパーク品川」のジェリーフィッシュランブルと名付けられた空間の1枚です。 ふわふわしたクラゲの円柱水槽が並ぶ部屋です。 時間とともに様々な光に包まれ、不思議な世界を楽しむことが出来ます。向かい来るモンスター (東京都 港区) Photo No.3145青い光に包まれているタイミングでのシャッターです。 この風景を見て思わず映画マトリックスの世界のように感じました。 ...
東京都港区にある水族館「マクセル アクアパーク品川」からの1枚です。 暗い水槽の中、ゆらゆらこちらに向かってくるのは、大きな強面のサメです。 こちらのサメはジンベエザメの仲間トラフザメ(虎斑鮫)で、性格はおとなしくて海の人気者だとか。向かい来るモンスター (東京都 港区) Photo No.3145こちらのアクアパーク品川ではエイの仲間やサメの仲間が見やすい展示となっていまして、そこが私にとっては魅力的に感...
東京都港区(品川駅前)にある水族館「マクセル アクアパーク品川」の風景の紹介を続けます。 何種類ものエイたちの回遊が楽しめる海底トンネル「ワンダーチューブ」について、前回の入り口の反対側からの1枚です。 こちら側からですと出口方面がとても明るいので、チェック模様や人影がトンネルのカーブに映し出され、近未来的な不思議な感覚を味わうことが出来ます。リバース 反対側からのワンダーチューブ (東京都 ...
東京都港区の高輪プリンスホテルの敷地内にある水族館「マクセル アクアパーク品川」の風景を続けます。 こちらは館内の特徴的な施設のひとつ「ワンダーチューブ」です。 夜間訪問すれば、ワンダーチューブは青い光に包まれ、海の深い場所に居るような気分を味わうことが出来ます。海底トンネル ワンダーチューブ (東京都 港区) Photo No.3143以前紹介のマンタの撮影はこの場所の向かって右側の部分の撮影でした。 ...
品川駅前・東京都港区の高輪プリンスホテルの敷地内にある水族館「マクセル アクアパーク品川」からの1枚です。 2025年4月25日から6月29日まで、空間のプロジェクションマッピングから水槽まで、魚たちをや水槽が花に包まれるNAKED AQUARIUMが開催されています。 水槽には花をバックに熱帯魚が優雅に泳ぐ演出もなされていて、こちらはクイーンエンゼルフィッシュと花の風景です。花と海の女王 (東京都 港区) Photo...
毎年のように沖縄で、マンタの海に行って見たいと思っていますが、なかなか実現に至りません。 そんな思いの中、今回、やって来たのは東京都港区の高輪プリンスホテルの敷地内にある水族館「マクセル アクアパーク品川」です。 アクアパークははいくつかの特徴的な展示・イベントに特化していまして、そのうちのひとつがマンタの展示で、沖縄の美ら海水族館とともにナンヨウマンタを見ることが出来る貴重な水族館となってい...
昨年11月に念願の伯備線での撮影を行ってきました。 岡山県新見市を流れる西川に架かる第16西川橋梁近辺で素晴らしい紅葉の中を走るを特急やくもは感動モノでした。秋の彩りを走る (岡山県 新見市) Photo No.3140岡山行きの新型特急やくもです。 特急やくも273系はカーブを高速で走行することが可能な振り子式構造をさらに進化させた車上型の制御付自然振り子方式の車体構造を持っています。 カーブを快適に高速走...
季節違いではありますが、岡山の撮り鉄編で紹介残しがありましたのでUPします。 昨年は念願の伯備線での撮影もできました。 11月中旬での訪問だったのですが、伯備線沿線の紅葉の彩りの素晴らしさに感動です。 こちらは岡山県新見市を流れる西川に架かる第16西川橋梁を出雲に向け通過する特急やくもの風景となります。秋の備中路を行く やくも (岡山県 新見市) Photo No.3139岡山県の山間部を走る伯備線に並行し...
The Winner (F1日本グランプリ/三重県 鈴鹿市)
2025年4月4日(金)~6日(日)まで、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリは、日本のファンにはうれしい角田選手の夢のレッドブルチーム昇格、レースにおいては、レッドブルのフェルスタッペン選手(オランダ)の優勝との結果となりました。 以前は圧倒的な強さを誇ったレッドブルチームですが、今年はかなり苦戦しており5月10日現在で優勝1回でそれが鈴鹿での勝利となっています。The Winner (F1日本グ...
古きよき日の丸の残像 ( F1日本グランプリ/三重県 鈴鹿市)
同じく日本限定カラーのデザインのレッドブルマシンを操る角田裕毅選手の1枚です。 今年でホンダとの取り組みが最終年となっているレッドブルチームですが、最後の日本GPということもあり、白地に日の丸をあしらったデザインとなっています。 また、一方でマシン後方のHONDAのロゴを見てください。 違和感がありませんか。 これもホンダへの感謝の意を示したものだと思われます。F1 古きよき日の丸の残像 ( F1日本グ...
歌舞伎がF1に 隈取ヘルメットのレッドブル角田選手 (F1日本グランプリ/三重県 鈴鹿市)
今期シーズン途中からF1トップチームのレッドブルチームに格上げとなった角田裕毅選手です。 角田選手は、隣町の相模原市出身ということもあって親近感が増します。 そんな角田選手のヘルメットはもみじデザインとなっていますが、日本GPでは特別デザインとして、F1日本グランプリの公式アンバサダー・市川團十郎さんが監修したものが採用されました。歌舞伎がF1に 隈取ヘルメットのレッドブル角田選手 (F1日本グランプ...
桜色に彩られるF1カー (F1日本グランプリ/三重県 鈴鹿市)
満開の桜のタイミングで開催となった2025 F1日本グランプリです。 こちらはハース・フォーミュラチーム(Haas Formula LLC )のマシンです。 ハースチームは2016年からF1に参戦しているアメリカ合衆国のレーシング・コンストラクターチームで、現在のチーム代表を日本人の小松札雄さんが勤めます。 そんなこともあってか、2025年は鈴鹿限定の桜色に彩られたマシンが走行しました。 桜色に彩られるF1カー (F1日本グランプ...
2年連続で桜の満開のタイミングで開催となった2025 F1日本グランプリです。 今年も三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにF1の風景を撮影に行って来ました。 鈴鹿サーキットエリア内にはあちこち桜が咲いていますが、F1カーと桜の撮れる場所は限定的です。 昨年もサーキットを回ってみてそれにチャレンジしたのですが、今年は別の場所からの撮影です。桜咲く2025 F1日本グランプリ (三重県 鈴鹿市) Photo No.3134こちらの場...
昨シーズンより、秋の開催から春の桜の季節の開催となったF1日本グランプリ。 今年は4月4日(金)から6日(日)まで三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにて開催され、私も訪問し撮影を楽しんで来ました。サーキットの春 (三重県 鈴鹿市) Photo No.3133満開の桜となった鈴鹿サーキットでの開催ですが、国際映像でも桜の紹介があったりで日本のファンだけでなく、世界中から訪問のF1ファンやレースや映像スタッフの人たちの目を...
今日も夜桜と都電の作品の紹介となります。 東京を東西に流れる神田川沿いの桜の名所となっている面影橋は都電荒川線(さくらトラム)の停留所のすぐ脇にありますので、桜のライトアップの時期は停留所が華やかな光の風景に浮かび上がります。 夜桜の面影橋停留所 (東京都 新宿区) Photo No.3132特に桜の季節は休みの日なら都電1日パスで沿線の桜巡りをしながらゆっくり過ごすのもいいなと思います。 (鉄道のある風景...
今日の夜桜と都電の作品の紹介は、神田川沿いの桜の名所、面影橋付近からのスナップ写真です。 こちらの場所はすぐ近くに都電の停留所がありまして、そちらを入れ込んでのシャッターです。花の都電の走る街から (東京都 新宿区) Photo No.3131都電を絡めた撮影が楽しい満開の花見の1枚です。 ちょうど面影橋の辺りでは桜の満開に合わせて、神田川の桜まつりが行われていまして、歩道脇の提灯の明かりもいいアクセント...
桜の時期の夜桜と都電の風景をご紹介させていただきます。 ちょうど新宿区と豊島区の区境に面影橋という都電の駅がありましてそちらを流れる神田川の桜がシーズンになるとライトアップされ、都会の癒しを求めて多くの人々が訪れます。 夜の神田川橋梁を行くさくらトラム (東京都 豊島区) Photo No.3130都電荒川線(さくらトラム)沿線には桜がきれいな場所がいくつかあり、こちらの神田川の桜もそのひとつです。 今...
桜咲く頃、通勤の列車から高台の桜を眺めていました。 あそこから駅の様子を撮ったらどんな感じだろう気になっていましたので、休日の花の散り始めの頃ではありましたが、足を運んでみました。 さすが見晴らしのいい高台です。 大きな桜の木の下で時々吹く風に散る花びらを活かした作品作りの時間を楽しむことが出来ました。桜咲く丘の上から (東京都 日野市) Photo No.3129家を出たときまではいい天気だったので...
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立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
立山室堂を歩くライチョウのメスです。 何となくドヤ顔に見えるのは気のせい?! オスと違って大きな赤い目の上のアクセサリーがありませんので、ここは足元で勝負でしょうか。 オレンジ色のレッグウォーマー(本当は足輪)が可愛かったりします。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3171足輪(足環)は環境省が個体識別のため付けているとのことですが、それにより移動の様子が分かっ...
雪解け進む、立山室堂からのライチョウの1枚です。 立山室堂では変化に富んだ地形がみられますが、それに合わせたライチョウたちの様子を今回はしっかりと楽しませていただくことが出来ました。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3170冬の厳しい気候の中で、雪や風に耐えてようやく迎えた春の高地。 雪の大谷を見れば木々もすっぽりと雪に埋まってしまうのではと思うのですが、わ...
立山室堂のみくりが池の畔からです。 湖畔の岩の高いところで辺りを見渡すように止まっていたライチョウのオスですが、気が付いたら、餌をついばみながらメスがどんどん離れていってしまいました。 あれ?!って感じでしょうか。 飛ぶには身体が大きすぎて微妙な距離のようで、自分の脚を使って大急ぎで岩を下ります。 急な岩場を降りる雷鳥 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3169こちらのライチョ...
この日の立山室堂訪問では、ライチョウたちの出現頻度がとても高くて、まさにライチョウ天国と言っていい状況でした。 その中で、みくりが池を背景にした場所に現れてくれればもっと嬉しいのになんて思ったりしていたのですが、なんとつがいで登場してくれました。 雷鳥とみくりが池 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.31682羽のライチョウをひとつの画面に収めるために標準ズームに切り替えです。 望遠レ...
いよいよ待ち遠しかった春が来た立山室堂では、ライチョウたちがペアを作っての活動に入ったようです。 こちらのつがいはハイマツの林付近で、小さな若芽などを一緒についばんでいました。 一緒についばめば (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3167ライチョウの目の上の赤い部分は、肉冠と呼ばれ、繁殖期や興奮したときに大きくなるそうです。 ちょうどこれから半商機となるので大きいのかも知れません。 ...
しばらく立山室堂で野鳥の撮影を楽しみます。 非日常的な天空の地での生き物たちの出会いは、日々のストレスを忘れさせてくれます。 ハイマツの歩道を歩いていると、茂みから出たり入ったりしているカヤクグリに遭遇しますが、みくりが池の湖畔の休憩所では、目の前に現れ、その鳴き声も披露してくれました。 カヤクグリは比較的高地で活動する日本固有種で、全国的には絶滅危惧種の指定を受けている場所も多いようで...
雪解けの季節の立山室堂からのライチョウの1枚です。 これまで何度かこの地を訪れましたが、ここまでライチョウたちに出会えたのは珍しいくらいです。 高原バスの車内放送の案内によれば、ライチョウは朝夕、天気の悪い時に活動することからライチョウ(雷鳥)と名付けられたとのことです。 そういえば、この日もこれから天気が悪くなることもあったからでしょうか、とてもよく顔出しをしてくれました。 ハイ...
春の立山室堂からです。 雪解けの季節になると、この2400mの高地にもイワツバメがやって来ます。 今年も南国からやって来て、春から夏にかけて室堂の建物に巣を作って子育てをします。 こちらは室堂のホテルの建物付近での1枚です。 ちょうどハイマツの横にある岩の上にライチョウが顔を出しましたが、その上をイワツバメが忙しそうに飛び回っていました。 春の使者とライチョウ (立山室堂/富山県 ...
今回の立山訪問は、室堂までの半日ほどの訪問となりますが、大好きな撮影ジャンルの風景、野鳥、鉄道の3本立ての贅沢撮影旅が目的で、まずまずの撮影が楽しめました。 野鳥に関しては室堂ターミナルからみくりが池展望台の間のハイマツの生える辺りでたっぷり出てくれるのでうれしい限りです。 ここは、危害を加える生き物が少ないこともあり、野鳥と人の距離が短い印象です。 遊歩道を歩いていたらいきなり足元に飛ん...
立山室堂の周辺は程よい山岳散策ができ、それも魅力的です。 室堂は立山黒部アルペンルートの中で最も高い、標高2,450mに位置しますので、日本の名山の山頂並みの高さの体験はありがたい限りです。 眼前に広がるのは、いよいよ雪解けが始まった「みくりが池」です。 雪解けの青い水の色が何とも言えません。 みくりが池は、約1万年前にできた周囲約630m、水深約15mの火山湖で、夏の頃の紺碧の色合いも魅力的です。 ...
立山の春の名物、雪の大谷の風景です。 雪の大谷ウォークの歩行ギリギリの場所に立って、人を入れない風景を楽しみました。雪の大谷の今年最大の高さは16m(4月25日)だったようですが、およそ1か月後のこの日5月24日でも高さ15mが記録されました。 最高地点は室堂近くで記録されていて、地形的にこの場所が特に激しい雪の吹き溜まりになることが影響しているとのことです。 最高地点16m 雪の大谷2025 (富山県 立...
残雪の初夏の立山室堂付近からです。 立山連峰の中でもひときわの存在感を示しているのが、日本百名山の一つに選ばれている雪と岩の殿堂 剱岳(2,999m)です。 アルピニストの憧れの山のひとつと聞いています。 私的には、見た目も厳しいその頂にはさすがに行かないにしろ、できれば、圧巻の風景が広がる剱沢キャンプ場で夜を明かしてみたいものです。 剱岳 眼前の頂 (富山県 立山町) Photo No.3160一般的な...
初夏の富山県立山町を起点とした立山黒部アルペンルートからの1枚です。 標高977mの美女平駅をスタートした高原バスの標高2,450mの室堂ターミナルを目指して走行もゴールまであとわずか。 人々を乗せたバスはいよいよ室堂近くの雪の大谷に突入し、最後の走行となります。 天空へと続く道 (富山県 立山町) Photo No.3159標高2400mから見える空の大海原を背景にバスがやって来る様子は、まさに奇跡の風景にも...
初夏の立山黒部アルペンルート訪問からの1枚です。 立山ケーブルカーに乗車、標高977mの美女平駅で高原バスに乗り換え、向かうは標高2,450mの室堂ターミナルです。 50分ほど時間をかけてゆっくりのバス移動となりますが、その間も見どころが点在しています。 ゆっくりなのであまり意識がないのですが、気が付けば、かなり高いところまで上って来たようです。 残雪の高原にはS字のような道が描かれています。 ...
終着駅の立山駅で電車を降りれば、そこから先はいよいよ立山黒部アルペンルートへのスタート地点。 乗り換えで立山駅から美女平に向かって標高差502mを一気にのぼって行く立山ケーブルカーです。 黒部ダム建設用の資材を積んでいたこともある荷台付き仕様となっています。 美女平に向かう立山ケーブルカー (富山県 立山町) Photo No.3157一旦、靄が切れたのですが、再び靄が出てきてくれました。 雪の大谷を...
立山黒部アルペンルートの入り口、立山駅に向かう富山地鉄の列車です。 およそ1時間に1本、富山駅から立山に訪問者を運びます。 小雨降る中、終着駅の立山駅に向かって常願寺川を渡ります。 アルペンルートへ (富山県 立山町) Photo No.3156新緑の頃の靄のある風景は魅力ある被写体のひとつです。 この日は昨日の晴天から一転、曇りから雨の予報となっています。 残念なことに、今年も平日晴れ、週末下...
花曇りの富山市八尾の神通川さくら堤からの1枚です。 この日は曇り空にも関わらず、立山連峰がくっきりと浮かび上がっていまして、日本海側の雪国の待ちに待った春の風景がそこにありました。 神通川さくら堤は神通川の堤に800本の桜が植林されていまして、その眺めはこの空の下でも実に壮観でした。 花曇り空と神通川さくら堤 (富山県 富山市) Photo No.3155背景の立山連峰の山は大日岳(2,501m)となります。...
東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」からの最後の1枚を紹介させていただきます。 ドルフィンパフォーマンス ナイトver.もいよいよフィナーレ。 15分の最後を飾るのは、クリスチャン・ラッセンのイラスト作品の南洋の夕陽モノを彷彿させるような演出が見事には決まっていました。 3154 南洋の夕陽に舞う (東京都 港区) Photo No.3154夕陽のような光の演出の中、クロスするように水面を舞うイルカた...
イルカのマリンアートと聞けば、クリスチャン・ラッセンのイルカの数々のイラストを思い出す人も多いのではと思います。 水中をイメージしたブルーを主体としたものや、水中と地上のカラフルな色付いのものなど、魅力いっぱいです。 そんなラッセンの世界観が東京都港区の水族館「マクセル アクアパーク品川」のドルフィンパフォーマンス ナイトver.でリアル体験できます。 イルカのマリンアート (東京都 港区) Phot...
今回の熊本の旅の最後の1枚を飾るのはこちらの1枚です。 帰りの飛行機からの阿蘇山の眺めです。 噴煙上げるダイナミックなその様子と足元の熊本の街の風景に火山と人の営みの近さを強く感じました。火の国 熊本のシンボル 噴煙上げる阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2807かなりの噴煙の量に感じる光景です。 今まで何度か火口にやって来たことがありますが、最近では火山性ガスを高密度に吸い込めば気分が悪く...
引き続き、熊本県宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)からの1枚です。 潮が引き、その姿を現した長部田海床路の正面付近からカメラを構えています。 背景の山は有明海の向こうでそびえる長崎県の雲仙普賢岳でまるで海床路が続いているように感じます。 こちらからの眺めは、特に夕方から夜にかけてと、満潮の2時間前後に素晴らしい眺めを楽しむことが出来るようです。雲仙普賢岳に続く有明海の長部田海床...
熊本の旅もいよいよラストに入ります。 天草から熊本市内に向かう道でちょっと寄り道するのは、宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の風景です。 こちらはちょっとした絶景スポットとして有名です。 まずは長部田海床路を横から見た風景を撮影します。 どうせ曇り空ならとモノトーン調のイメージで狙ってみました。干潟の道を行く (長部田海床路/熊本県 宇土市) Photo No.2805ちょうどどなたか2...
熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の展望デッキからの眺めです。 曇り空の朝となりましたが、有明海の向こうに長崎県の島原半島にそびえる雲仙岳が見えます。有明海と雲仙岳の見える風景 (熊本県 天草市) Photo No.2804これで天気がよけれ、よかったのにと思いますが、雲仙岳の山頂部も見え、儲けものだと思いながらの撮影です。 晴れた日はさぞかし素晴らしい海の色や風景が見られるのだろうと思い...
夜明け前の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 あいにくの天候の朝となりました。 遠くに長崎県側の雲仙の山々の影が見えはじめました。静寂の朝 (熊本県 天草市) Photo No.2803朝の雰囲気を出すためにホワイトバランスを調整しています。 きれいな夜明けの色が見られればどんなによかったことかと思いますが、これはこれで一期一会の風景ということでアルバムに残します。SON...
夕暮れ時の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 海の色のきれいな有明海を背景に立てられたリゾートホテルの様子は、まるで海外のよう。 奥にはライトアップされたチャペルも見えます。 これで天気がよければ言うことなしですね。有明海を望む天草リゾート (熊本県 天草市) Photo No.2802世界的なコロナ自粛期間が明けたものの、今は途方もない円安のため、ただでさえ費用のか...
熊本県天草市の崎津諏訪神社から、崎津教会の見える高台のチャペルの鐘展望公園に向かう山道でお目にかかれるのが、こちらに人面木です。 崎津教会の風景を見るために石段を一気に登り切ることになるわけですが、途中でこの人面木との対話をしながらのひと休みの時間をいただきました。崎津の森の人面木 (熊本県 天草市) Photo No.2801面白い木だなと思って足を止めたら、足元に人面木と書いた小さな看板が立ってい...
熊本県天草市の崎津教会の風景です。 高台からの眺めも楽しめるということで、集落の中の訪神社を経由して、山頂に続く500段以上の石の階段を上ることに決めたまではよかったのですが、登っている途中から小雨が大雨に変わり、山頂の公園に着いた時は横殴りの風も吹き、散々な状況となっていました。 そんな中で、東屋にカメラバッグを置き、身軽な状態にしたものの、強い雨風との戦いで、レンズに付く雨粒を拭きな...
熊本市から南下し訪れたのは天草市。 以前、長崎県の南島原市を訪れたときに対岸の天草に行って見たいと思っていました。 島原、天草エリアは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」となっています。 港の向こうのエリアは「天草の﨑津集落」となっており、集落のシンボル的存在となっているのが、海の天主堂と呼ばれる﨑津教会です。 天草宝島観光協会の案内によりますと、津崎教会は、天...
夜が明けた熊本の街から見える熊本城と路面電車の1枚です。 熊本市電とお城の組み合わせはとても素晴らしく、四季を通じて様々な表情があるのではととても期待されるように感じました。 日本の城下町を代表する風景のひとつとして、路面電車は、末永く存続して欲しいものです。 朝の熊本城と市電の風景 (熊本県 熊本市) Photo No.2798この時の熊本の旅の天気予報は絶望的なものだったのですが、この日の朝...
この日は曇りのち雨の様でしたが、朝はいい朝焼けの色を見せてくれた熊本市内です。 路面電車と朝焼けの熊本市内の様子の撮影を楽しみます。朝焼け熊本路面電車 (熊本県 熊本市) Photo No.2897朝のいい色がだんだん薄くなって行きます。 東へ向かう路面電車は何本も過ぎ去って行くのですが、こちらに向かって来る電車が来なくて焦ります。 今か今かと待つうちにようやく1本やってきました。 そんな気持...
2016年4月の熊本地震による被災は熊本県の各地に多くの被害をもたらしました。 そしてその地震により、日本のお城の中でも最上級の強固さを持っているイメージのあった熊本城の一部が崩れてしまった放送映像は、今だなお、多くの人々の記憶に強く残るところです。 あれから8年経過しましたが、熊本のシンボル熊本城は市内中心部から見る姿は、一見、復旧しているような印象ですが、横から見れば、石垣は崩れたままで、そ...
昔、全国各地で走っていた路面電車ですが、今は全国に数えるほどしか残っていませんが、ここに来て残しておけばよかったという声も聞かれる街もあるようです。 路面電車が走る街には独特の雰囲気と活気を感じることが多く、熊本市では熊本城と路面電車の取り合わせも味わい深く、それも街の魅力のひとつになっているように思います。熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794夜の空に浮...
震災のときに大きな被害を受けた熊本城ですが、今は修復がどんどん進行しています。 そんな熊本城が浮き出す風景が楽しめる熊本市の夜の電車通りからです。 熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794路面電車がひっきりなしに行き来する熊本市の市街地です。 こんなところに九州でも指折りの大都市熊本市の活気を感じながらの撮影です。 (鉄道のある風景 / 通...
熊本県の南阿蘇鉄道から最後の1枚です。 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の完全復旧を応援する漫画・アニメで人気のONE PIECE(ワンピース)のラッピング列車「サニー号トレイン」です。 車内にもワンピースの漫画の世界がいっぱい。 阿蘇山麓の風景と一緒に楽しい時間が過ごせます。 南阿蘇を元気に ONE PIECE サニー号トレインが行く! (南阿蘇鉄道/熊本県 南阿蘇村) Photo No.2793今回は、以前、紹介のSL...
熊本県の南阿蘇鉄道からの1枚です。 熊本地震の時から約7年の時を経て2023年7月にようやく南阿蘇鉄道全線復旧となりました。 よくある話ですと、それでそのまま廃線というのがありますが、そんな危機を回避でき、今日も阿蘇の集落を縫って、その走りを続けます。 山村を走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2791長閑な風景を走るローカル線は魅力いっぱいで、もう少しいろいろな場所で撮影をしたい...
ようやく全線復旧となった南阿蘇鉄道からの1枚を続けます。 こちらはダムの貯水部分から見た風景となります。ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村/立野駅付近) Photo No.2790鉄道の復旧、ダムの稼働開始とうれしいことが2重に重なった南阿蘇エリアです。 新しいスポットも整備され、多くの人々が足を運んでくれそうな予感です。 (鉄道のある風景)SONY α1 FE100-400mm F4.5-5.6GM 112mm f...
熊本県南阿蘇村にある「立野(たての)」駅付近にある阿蘇立野ダム展望台からの眺めです。 こちらからは2024年4月に運用開始となる阿蘇立野ダムを背に橋梁を走る南阿蘇鉄道の風景を楽しむことが出来ます。 2016年4月に発生した熊本地震の影響を受け、全線運休、部分開通を経て、2023年7月にようやく全線復旧にこぎつけた南阿蘇鉄道です。 ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2790前回訪問...
ANA機は熊本市上空を旋回し、着陸態勢に入ろうとしています。 ちょうど雲の切れ間があり、噴煙を上げる阿蘇山が天空の火山のように見えます。 手間の丸い山は肥後の金峰山(665m)でしょうか。 雄大な熊本の風景を堪能です。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788上空からのモノトーン調の風景が広がります。 珍しい風景をまたまた見ることが出来たと思う一方で、これが晴天であった...
空の上からの富士山、南アルプスと日本の名山の眺めを楽しみます。 ANA機は飛行を続け、熊本県上空に入りました。 熊本県上空はあいにくの雲に包まれていますが、九州を代表する名山のひとつ、標高1,592mの阿蘇山の雲の上に顔を出し、噴煙を上げる姿はとても見ごたえがありました。雲海から噴煙出す阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2788何とも珍しい阿蘇山の見え方に再び大興奮です。 これから熊本空港着陸...