この日の立山は曇りのち雨で、お昼過ぎ頃から雨の予報でした。 この日は計画より50分ほど前倒しして8時過ぎには立山室堂に到着しましたが、これが功を奏したようで、到着時は日差しもありましたし、10時30分頃には雨が降り始めるという展開でした。 この雨の前倒しは想定外でしたが、もともとこの日は半日滞在と決めていましたし、ライチョウもよく出てくれましたので潔く退散です。 雨の中、エンマ台を背に、室堂...
せっかく桜満開の岐阜県にやって来ているのでということで、大きく東西移動してやって来たのは、長良川鉄道屈指の桜の駅のひとつ郡上市の「深戸(ふかど)」駅です。 今年は深戸駅の桜の満開と集落の四住神社のお祭りの日が重なりました。 神社の縦に伸びる幟との組み合わせも見ることが出来、はるばる足を伸ばした甲斐がありました。 桜と神社のお祭りの深戸駅 (長良川鉄道/岐阜県 郡上市) Photo No.2763早朝...
樽見鉄道 桜のトンネルを走る (谷汲口駅/岐阜県 揖斐川町)
岐阜県の「大垣駅」と根尾谷淡墨桜の里「樽見駅」を結ぶ樽見鉄道沿線の桜と列車の風景からの最後のご紹介は、沿線最高のスポット谷汲口(たにぐみぐち)駅からの作品になります。 線路の左右を桜に囲まれたカーブの駅を行く車両の風景がとても見事です。 谷汲口駅で人を降ろした下り列車が次の神海(こうみ)駅に向かって走り出します。 樽見鉄道 桜のトンネルを走る (谷汲口駅/岐阜県 揖斐川町) Photo No.2...
岐阜県本巣市の樽見鉄道木知原(こちぼら)駅付近からの桜と菜の花の1枚です。 線路付近に2ヵ所ほど菜の花が咲き乱れている場所がありまして、そちらと桜の組み合わせを狙ってみました。 ちょうど桜色にペイントされたモトスミライ号がやって来ました。 本巣市(もとすし)は2004年(平成16年)、本巣郡の4町村(本巣町・真正町糸貫町・根尾村)が合併し、今年がちょうど誕生20周年に当たるとのことです。桜・菜の花...
岐阜県本巣市エリアを走る樽見鉄道と桜の風景からの今日の1枚は木知原(こちぼら)駅からです。 こちらは抜けのいい風景の場所に設けられた駅ということもあり、、谷汲口(たにぐみぐち)駅とはまた異なった桜の風景が楽しめました。 桜の駅を繋いで走る樽見線 (木知原駅/岐阜県 本巣市) Photo No.2760列車の到着時刻を調べるのに事前に調べた時刻表をメモに書いて待つことが多いのですが、樽見線の駅は難読な駅名...
岐阜県本巣市エリアを走る樽見鉄道と桜の風景からの1枚です。 撮影者で混み合う谷汲口(たにぐみぐち)駅を離れ、神海(こうみ)駅方面のストレートで次にやって来る大垣行きの上り列車を待ちます。 桜咲く沿線を行く (樽見鉄道/岐阜県 本巣市) Photo No.2759神海駅を出発した列車を超望遠レンズで捉えます。 こちらは山桜でしょうか。 樽見線沿線は桜のきれいな場所も多く、見ごたえがあります。 ...
桜の岐阜の風景からの1枚です。 根尾谷淡墨桜、金原ダムの風景を堪能した後は、桜があちこちで咲き誇る国道157号線を南下します。 ここからは大垣駅と樽見駅を結ぶ樽見線と桜の撮影を楽しみたいと思います。 まずは一番にやって来たのは桜のアーチと列車の風景が見事な谷汲口(たにぐみぐち)駅です。 桜の樽見鉄道 谷汲口駅 (岐阜県 揖斐町) Photo No.2758朝の下りの1番列車に間に合いました。 早朝か...
岐阜県本巣市を流れる根尾川の桜咲く風景の1枚です。 昨日降った雨の影響か、朝靄が水面に出て幽玄な雰囲気を醸し出しています。 天気が悪い日はがっかり感が増しますが、霧や霞が出れば、それは絶好の撮影チャンスに早変わりすることも多く、この日はまさにそのような朝となりました。朝靄かかる桜咲く根尾川 (岐阜県 本巣市) Photo No.2757金原ダムから流れ出た水の色がとてもきれいなブルーをしていては再び...
岐阜県本巣市には、たくさんの人たちの注目を集める根尾谷の淡墨桜を楽しんだ後にやって来た国道沿いの小規模な金原ダム。 こちらの根尾川に作られたダムとその周りにひっそりと咲く桜の風景は、まるで小さな宝物を見つけたような気分になれます。清流あふれ出す金原ダム魚道と桜の風景 (金原ダム/岐阜県 本巣市) Photo No.2756ダムの脇に設けられた魚道に勢いよく流れる清流と桜の風景が目に飛び込んできたときは、思...
岐阜県本巣市金原地区を流れる根尾川に設けられた金原ダムからの1枚です。 せき止められた水面に乗り出すように桜がとても印象的でした。金原ダムの巣面を彩る桜 (岐阜県 本巣市) Photo No.2755本巣市へと続く道には、あちこちで見事な桜が見られます。 根尾谷淡墨桜を筆頭に桜の里と思うような光景があちこちにありました。SONY α7R5 FE 24-70mm F2.8 GM 51mm f8 1/15s (-1) ISO400 WB...
岐阜県本巣市の根尾谷淡墨桜の咲く公園から根尾川沿いにほんの少し下流に動いた場所にある、金原ダムからの1枚です。 朝靄の山里に咲く名もなき桜がダムからの流水を見守る風景をしばし楽しみます。 ダム脇に桜咲く風景 (岐阜県 本巣市) Photo No.2754しっとりとした空気感が残る金原ダムの風景です。 根尾谷淡墨桜を囲むように人々で溢れかえっていた場所から一転、誰もいなければ、誰も通ることのない場所で、1人...
岐阜県本巣市の日本三大桜のひとつ、樹齢1500年のエドヒガン「根尾谷淡墨桜」の1枚です。 夜が明け雲の向こうに少しお日様の薄明かりも見える朝となりました。 昨日は雨が降ったこともあり、向こうの山には靄も見え、その組み合わせも心に響く淡墨桜です。 朝を迎える根尾谷淡墨桜 (岐阜県 本巣市) Photo No.2753とても大きく見事な桜の木でした。 所々に木の枝を支えるための支柱ひとつひとつにも淡墨桜を愛...
岐阜県本巣市の樹齢1500年のエドヒガン「根尾谷淡墨桜」の1枚です。 とにかく桜の花の量が半端なく、これは多くの人々が訪れるはずだと感嘆です。 この位置からですと、元々の淡墨桜の枝や花と、その後ろの淡墨二世と呼ばれる桜の花が被ってさらに花のボリューム感が豊かになります。咲き誇る淡墨桜の花の下で (岐阜県 本巣市) Photo No.2752多くの人たちと違う風景のカットが撮りたくて、周囲を回りながらポイ...
桜の季節の中京地区にやって来ましたので、今までなかなか行くことのできなかった岐阜の桜を楽しみました。 今回の訪問ポイントは事前に決めてありまして、そのうちのひとつが、 岐阜県 本巣市の根尾谷淡墨桜です。 日本三大桜として抜群の知名度から、人の少ない時間帯を狙って夜明け前に向かったのですが、4時台から現地に向かう道には車列ができているほどでした。夜明けを待つ根尾谷淡墨桜 (岐阜県 本巣市) P...
空気揺らして走るレッドブルマシン (F1日本グランプリ/三重県 鈴鹿市)
2024年4月5日(金)~7日(日) に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリから最後の1枚です。 今年のF1グランプリの勝者はホンダパワーユニットを搭載のカーナンバー1のレッドブルレーシングチームのマックス・フェルスタッペン選手(オランダ)となりました。 また第2位には同じくレッドブルのセルジオ・ペレス選手(メキシコ)、そして10位入賞にもホンダパワーユニット搭載のRB F1チームの角田裕...
鈴鹿の街を背に走行するF1カー (F1日本グランプリ/三重県 鈴鹿市)
2024年4月5日(金)~7日(日) に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリからの1枚です。 空の色の怪しい中での開催となったF1日本グランプリの初日です。 今回は風景的な撮影をテーマでの撮影としましたが、こちらは鈴鹿の街が背景に見える場所となります。 鈴鹿サーキットは左右上下の変化が豊かなコースで世界のドライバーからは運転していて手ごわいけど楽しいコースと好評なようです。...
2024年4月5日(金)~7日(日) に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリからの1枚です。 今年のF1GPの初日、午前中のセッションではうれしい光景が見られました。 RBチームでレギュラードライバーとなっている角田裕毅選手(神奈川県相模原市出身)に加えて、マシンの調整の役割を担って岩佐歩夢(写真/大阪府守口市出身)の二人が同時にコースでマシンを走らせました。 桜咲く鈴鹿サーキット...
2024年4月5日(金)~7日(日) 三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催されました。 これまでの秋開催から、4月初旬の開催となり、サーキットの所々で桜を背景にフォーミュラカーが走る様子が楽しめました。 桜咲くF1日本グランプリ (三重県 鈴鹿市) Photo No.2747桜の前ボケを使っての撮影です。 鈴鹿の秋開催はとにかく期間中に雨がパラつくことが多く、台風がやって来てセッションがつ...
賑わう富士山の見えるシャッター商店街 (山梨県 富士吉田市)
東京近郊で今や世界的な人気スポットとなった山梨県富士吉田エリア。 富士急行線「下吉田」駅からは、富士山と桜と五重塔の三点セットが楽しめる新倉山浅間公園、富士山が正面に見える昭和レトロな本町商店街と海外からの人たちを惹き付けて止みません。 この日は本町2丁目商店街を訪ねてみたのですが、シャッター通りとは思えないくらいの多くの海外の人たちが押し寄せていました。賑わう富士山の見えるシャッター商店街 ...
鳥取の旅の終わりを締めくくってくれるのはやはり「富士山のある風景」です。 ちょうど静岡市・三保の松原上空辺りに全日空機が差し掛かっています。 窓の外から見えるのはきれいな冠雪の富士山です。 青い世界の冠雪の富士山 (静岡県上空) Photo No.2745そう言えば、熱心に富士山の写真を撮っている私に、客室乗務員さんが、ANA機の翼の入った富士山ポストカードを持ってきてくれましたが、これまた旅の印象深...
ここ鳥取の山陰本線で、貴重なキハ40形車両に出会うことが出来ました。 今は見ることのできる区間がどんどん減って来ていていることもあり、こんな出会いもうれしい鳥取の旅でした。 郷愁 山陰本線を行くキハ47車両 (鳥取県 鳥取市) Photo No.2744今回は土地勘もあまりない中で、鳥取市近郊で数カットを収めるにとどまりましたが、また来ることがあればじっくりとスポットを探してみたいと思います。 (...
小雨が雪となり、小雪も舞った天候の鳥取市での列車の1枚です。 あちこちにやって来れば、地域の列車を風景を撮るのも楽しみのひとつですが、その地域の風景だとか、天候が表現されればよりいいなと思っています。 こちらは鳥取と山口を結んで走る特急スーパーおきです。 見慣れない車両デザインやカラーがとても新鮮でした。鳥取路を行く特急スーパーおき (鳥取県 鳥取市) Photo No.2743この日は、土日のみ1...
鳥取県鳥取市の神話「因幡の白兎」で有名な白兎海岸でもう一つ見つけたのは、物語で重要な役割を示す鰐らしきものです。 物語では鰐とされていますが、昔は鮫のことを鰐と呼んでいたそうです。 淤岐ノ島(おきのしま)に続く、小さな岩々が鮫の背中のようになっていますが、白兎海岸の右側の沖にもそれを強調するような奇岩が見えます。 それはまるで、鮫の背びれのようでもあるばかりか、押し寄せる波が三角にとが...
鳥取県鳥取市の神話「因幡の白兎」で有名な白兎海岸に立っています。 この海岸で白兎伝説が生まれた環境などわかるような風景がありましたので、紹介させていただきます。 こちらは、海岸を渡すことのできる高台に、道案内のように、風見鶏ならぬ、風見兎の方向案内が設置されていまして、ちょうど、風が東西に流れたタイミングでの1枚です。 すぐに気が付いた方も多いと思いますが、沖の奇岩「淤岐ノ島(おきの...
今週末は一気に桜(ソメイヨシノ)の開花が進んだ日本列島ですが、私も御多分に漏れず撮影に出かけてきました。 ひとり気ままに各地を回る桜旅に、いい出会いを重ねることもできました。 季節的に早く桜の作品を上げたいなとも思うのですが、鳥取訪問編を続けます。 こちらは白兎海岸からのもので、沖の奇岩は淤岐ノ島(おきのしま)は、有名な神話「因幡の白兎」で、白兎が渡ろうとした先のようです。 何故、こ...
今回の鳥取訪問は天気に恵まれず、とても残念な思いです。 それでも時々青空が出たり、日の光が差したりとそこはとてもありがたいなと思いました。 こちらの伏野海岸は、鳥取空港の滑走路の先に位置していまして、飛行機と日本海の写真を撮ろうと羽田行きの飛行機が離陸する時間に合わせて立ち寄ってみました。 鳥取沖に飛び出す (伏野海岸/鳥取県 鳥取市) Photo No.2738滑走路のその先にあるのですが、真正面にA...
鳥取県岩美郡岩美町の網代漁港の防波堤の空から赤い日差しが急に降りて来ました。 それはまるで今日1日を燃え尽きた証のような光でした。 燃え尽きる (鳥取県 岩美町) Photo No.2738波が打ち付ける堤防が浮き出し、黄金の空とともに、とても神秘的なひと時に出会うことが出来ました。 見事に勘が当たりました。SONY α1 FE100-400mm F4.5-5.6GM 130mm f5.6 1/1250s (-1) ISO1600■ 本日も作品...
鳥取県岩美郡岩美町の網代漁港の防波堤のある埠頭に鎮座するのが、こちらの岩山です。 廃坑にあるような建物とともに見えるこの光景はとてもインパクトがあり、浦富海岸に行く前にこの場所をチェックしておいたのですが、まさかこの時間にこんな空模様に出会えるとは思いませんでした。 空の様子を見て待った甲斐がありました。 奇岩が鎮座する漁港 (網代漁港/鳥取県 岩美町) Photo No.2737ニャンコ岩とかワ...
辺りがゆっくりと暗くなりました。 空に赤みが残っていることから、夕暮れ時のショーが見られるかも知れないと浦富海岸海岸の展望所から、急いでやって来たのは岩美町の網代漁港です。 暮れ行く岩美・網代漁港 (鳥取県 岩美町) Photo No.2736どんよりした空の下、ダメ元覚悟で、ドーナツ状の雲の隙間から漏れる夕陽の色に期待です。SONY α7R5 FE 12-24mm F2.8 GM 12mm f8 1/40s (-1) ISO...
鳥取県岩見町の山陰海岸ジオパーク「浦富海岸(うらどめかいがん)」からの最後の1枚となります。 辺りが夕暮れ色になりました。 波も高いのでそろそろこの場所から移動したいと思います。 今回はトイレ看板から運よくこちらへの遊歩道を見つけることが出来ましたが、これも何かの導きでしょうか。 これぞ、鳥取の日本海を代表するようなエリアのスポットを堪能させていただきました。夕暮れの岸壁 (浦富海...
激しい波が岸壁に打ち付ける鳥取県岩見町の山陰海岸ジオパーク「浦富海岸(うらどめかいがん)」からの1枚です。 飛び散る波のミストが厳しい冬の日本海の自然を感じさせます。舞い上がる波のミスト (浦富海岸 鳥取県 岩見町) Photo No.2734波が寄せる度に、強い海風に流されて吹き上げられて舞い散る細かい海水の粒を望遠域でシャッターを切りました。 鳥取砂丘では非常に細かい砂、浦富海岸では、細かい海水...
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この日の立山は曇りのち雨で、お昼過ぎ頃から雨の予報でした。 この日は計画より50分ほど前倒しして8時過ぎには立山室堂に到着しましたが、これが功を奏したようで、到着時は日差しもありましたし、10時30分頃には雨が降り始めるという展開でした。 この雨の前倒しは想定外でしたが、もともとこの日は半日滞在と決めていましたし、ライチョウもよく出てくれましたので潔く退散です。 雨の中、エンマ台を背に、室堂...
雲が目の高さに降りる天空2,400mに見える立山室堂の地獄谷の風景です。 雄大な立山連峰の山々に囲まれた雪原で見る素晴らしい光景に目を奪われっ放しです。天空の噴煙地帯 地獄谷 (富山県 立山町) Photo No.3169立山室堂のエンマ台付近では、巨大な雪の層もここでは薄く見えるほどの雄大な風景の広がりを見ることができます。 雪山に、初夏を迎え生命力を取り戻した緑の木々、モクモクと昇る熱を帯びた噴煙。 ここ...
立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
立山室堂を歩くライチョウのメスです。 何となくドヤ顔に見えるのは気のせい?! オスと違って大きな赤い目の上のアクセサリーがありませんので、ここは足元で勝負でしょうか。 オレンジ色のレッグウォーマー(本当は足輪)が可愛かったりします。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3171足輪(足環)は環境省が個体識別のため付けているとのことですが、それにより移動の様子が分かっ...
雪解け進む、立山室堂からのライチョウの1枚です。 立山室堂では変化に富んだ地形がみられますが、それに合わせたライチョウたちの様子を今回はしっかりと楽しませていただくことが出来ました。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3170冬の厳しい気候の中で、雪や風に耐えてようやく迎えた春の高地。 雪の大谷を見れば木々もすっぽりと雪に埋まってしまうのではと思うのですが、わ...
立山室堂のみくりが池の畔からです。 湖畔の岩の高いところで辺りを見渡すように止まっていたライチョウのオスですが、気が付いたら、餌をついばみながらメスがどんどん離れていってしまいました。 あれ?!って感じでしょうか。 飛ぶには身体が大きすぎて微妙な距離のようで、自分の脚を使って大急ぎで岩を下ります。 急な岩場を降りる雷鳥 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3169こちらのライチョ...
この日の立山室堂訪問では、ライチョウたちの出現頻度がとても高くて、まさにライチョウ天国と言っていい状況でした。 その中で、みくりが池を背景にした場所に現れてくれればもっと嬉しいのになんて思ったりしていたのですが、なんとつがいで登場してくれました。 雷鳥とみくりが池 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.31682羽のライチョウをひとつの画面に収めるために標準ズームに切り替えです。 望遠レ...
いよいよ待ち遠しかった春が来た立山室堂では、ライチョウたちがペアを作っての活動に入ったようです。 こちらのつがいはハイマツの林付近で、小さな若芽などを一緒についばんでいました。 一緒についばめば (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3167ライチョウの目の上の赤い部分は、肉冠と呼ばれ、繁殖期や興奮したときに大きくなるそうです。 ちょうどこれから半商機となるので大きいのかも知れません。 ...
しばらく立山室堂で野鳥の撮影を楽しみます。 非日常的な天空の地での生き物たちの出会いは、日々のストレスを忘れさせてくれます。 ハイマツの歩道を歩いていると、茂みから出たり入ったりしているカヤクグリに遭遇しますが、みくりが池の湖畔の休憩所では、目の前に現れ、その鳴き声も披露してくれました。 カヤクグリは比較的高地で活動する日本固有種で、全国的には絶滅危惧種の指定を受けている場所も多いようで...
雪解けの季節の立山室堂からのライチョウの1枚です。 これまで何度かこの地を訪れましたが、ここまでライチョウたちに出会えたのは珍しいくらいです。 高原バスの車内放送の案内によれば、ライチョウは朝夕、天気の悪い時に活動することからライチョウ(雷鳥)と名付けられたとのことです。 そういえば、この日もこれから天気が悪くなることもあったからでしょうか、とてもよく顔出しをしてくれました。 ハイ...
春の立山室堂からです。 雪解けの季節になると、この2400mの高地にもイワツバメがやって来ます。 今年も南国からやって来て、春から夏にかけて室堂の建物に巣を作って子育てをします。 こちらは室堂のホテルの建物付近での1枚です。 ちょうどハイマツの横にある岩の上にライチョウが顔を出しましたが、その上をイワツバメが忙しそうに飛び回っていました。 春の使者とライチョウ (立山室堂/富山県 ...
今回の立山訪問は、室堂までの半日ほどの訪問となりますが、大好きな撮影ジャンルの風景、野鳥、鉄道の3本立ての贅沢撮影旅が目的で、まずまずの撮影が楽しめました。 野鳥に関しては室堂ターミナルからみくりが池展望台の間のハイマツの生える辺りでたっぷり出てくれるのでうれしい限りです。 ここは、危害を加える生き物が少ないこともあり、野鳥と人の距離が短い印象です。 遊歩道を歩いていたらいきなり足元に飛ん...
立山室堂の周辺は程よい山岳散策ができ、それも魅力的です。 室堂は立山黒部アルペンルートの中で最も高い、標高2,450mに位置しますので、日本の名山の山頂並みの高さの体験はありがたい限りです。 眼前に広がるのは、いよいよ雪解けが始まった「みくりが池」です。 雪解けの青い水の色が何とも言えません。 みくりが池は、約1万年前にできた周囲約630m、水深約15mの火山湖で、夏の頃の紺碧の色合いも魅力的です。 ...
立山の春の名物、雪の大谷の風景です。 雪の大谷ウォークの歩行ギリギリの場所に立って、人を入れない風景を楽しみました。雪の大谷の今年最大の高さは16m(4月25日)だったようですが、およそ1か月後のこの日5月24日でも高さ15mが記録されました。 最高地点は室堂近くで記録されていて、地形的にこの場所が特に激しい雪の吹き溜まりになることが影響しているとのことです。 最高地点16m 雪の大谷2025 (富山県 立...
残雪の初夏の立山室堂付近からです。 立山連峰の中でもひときわの存在感を示しているのが、日本百名山の一つに選ばれている雪と岩の殿堂 剱岳(2,999m)です。 アルピニストの憧れの山のひとつと聞いています。 私的には、見た目も厳しいその頂にはさすがに行かないにしろ、できれば、圧巻の風景が広がる剱沢キャンプ場で夜を明かしてみたいものです。 剱岳 眼前の頂 (富山県 立山町) Photo No.3160一般的な...
初夏の富山県立山町を起点とした立山黒部アルペンルートからの1枚です。 標高977mの美女平駅をスタートした高原バスの標高2,450mの室堂ターミナルを目指して走行もゴールまであとわずか。 人々を乗せたバスはいよいよ室堂近くの雪の大谷に突入し、最後の走行となります。 天空へと続く道 (富山県 立山町) Photo No.3159標高2400mから見える空の大海原を背景にバスがやって来る様子は、まさに奇跡の風景にも...
初夏の立山黒部アルペンルート訪問からの1枚です。 立山ケーブルカーに乗車、標高977mの美女平駅で高原バスに乗り換え、向かうは標高2,450mの室堂ターミナルです。 50分ほど時間をかけてゆっくりのバス移動となりますが、その間も見どころが点在しています。 ゆっくりなのであまり意識がないのですが、気が付けば、かなり高いところまで上って来たようです。 残雪の高原にはS字のような道が描かれています。 ...
終着駅の立山駅で電車を降りれば、そこから先はいよいよ立山黒部アルペンルートへのスタート地点。 乗り換えで立山駅から美女平に向かって標高差502mを一気にのぼって行く立山ケーブルカーです。 黒部ダム建設用の資材を積んでいたこともある荷台付き仕様となっています。 美女平に向かう立山ケーブルカー (富山県 立山町) Photo No.3157一旦、靄が切れたのですが、再び靄が出てきてくれました。 雪の大谷を...
立山黒部アルペンルートの入り口、立山駅に向かう富山地鉄の列車です。 およそ1時間に1本、富山駅から立山に訪問者を運びます。 小雨降る中、終着駅の立山駅に向かって常願寺川を渡ります。 アルペンルートへ (富山県 立山町) Photo No.3156新緑の頃の靄のある風景は魅力ある被写体のひとつです。 この日は昨日の晴天から一転、曇りから雨の予報となっています。 残念なことに、今年も平日晴れ、週末下...
花曇りの富山市八尾の神通川さくら堤からの1枚です。 この日は曇り空にも関わらず、立山連峰がくっきりと浮かび上がっていまして、日本海側の雪国の待ちに待った春の風景がそこにありました。 神通川さくら堤は神通川の堤に800本の桜が植林されていまして、その眺めはこの空の下でも実に壮観でした。 花曇り空と神通川さくら堤 (富山県 富山市) Photo No.3155背景の立山連峰の山は大日岳(2,501m)となります。...
藤棚と鉄道の風景が楽しめる岐阜県美濃市の長良川鉄道「湯の洞温泉口駅」からの1枚です。 下りの列車が湯の洞温泉口駅ホームに入線してきました。 手前に藤の花、奥の山には自然の藤の花も見えます。藤棚のカーブ (長良川鉄道 湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市) Photo No.2809この前から曇りの日は撮影が難しいという話題を上げていますが、ピーカンの天気もなかなか難しいと感じています。 撮影タイミングとし...
岐阜県美濃市の長良川鉄道「湯の洞温泉口駅」からの1枚です。 桜の季節に長良川鉄道の風景を楽しみにやって来た時に、こちらの駅で藤棚と長良川鉄道の組み合わせた写真が撮れると教えていただき、5月早々にやって来たというわけです。 藤棚の時期としては後半戦かなとも思っていたのですが、何とか間に合いました。藤の花眩しい長良川鉄道の風景 (湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市) Photo No.2808列車がやって来る時...
今回の熊本の旅の最後の1枚を飾るのはこちらの1枚です。 帰りの飛行機からの阿蘇山の眺めです。 噴煙上げるダイナミックなその様子と足元の熊本の街の風景に火山と人の営みの近さを強く感じました。火の国 熊本のシンボル 噴煙上げる阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2807かなりの噴煙の量に感じる光景です。 今まで何度か火口にやって来たことがありますが、最近では火山性ガスを高密度に吸い込めば気分が悪く...
引き続き、熊本県宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)からの1枚です。 潮が引き、その姿を現した長部田海床路の正面付近からカメラを構えています。 背景の山は有明海の向こうでそびえる長崎県の雲仙普賢岳でまるで海床路が続いているように感じます。 こちらからの眺めは、特に夕方から夜にかけてと、満潮の2時間前後に素晴らしい眺めを楽しむことが出来るようです。雲仙普賢岳に続く有明海の長部田海床...
熊本の旅もいよいよラストに入ります。 天草から熊本市内に向かう道でちょっと寄り道するのは、宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の風景です。 こちらはちょっとした絶景スポットとして有名です。 まずは長部田海床路を横から見た風景を撮影します。 どうせ曇り空ならとモノトーン調のイメージで狙ってみました。干潟の道を行く (長部田海床路/熊本県 宇土市) Photo No.2805ちょうどどなたか2...
熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の展望デッキからの眺めです。 曇り空の朝となりましたが、有明海の向こうに長崎県の島原半島にそびえる雲仙岳が見えます。有明海と雲仙岳の見える風景 (熊本県 天草市) Photo No.2804これで天気がよけれ、よかったのにと思いますが、雲仙岳の山頂部も見え、儲けものだと思いながらの撮影です。 晴れた日はさぞかし素晴らしい海の色や風景が見られるのだろうと思い...
夜明け前の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 あいにくの天候の朝となりました。 遠くに長崎県側の雲仙の山々の影が見えはじめました。静寂の朝 (熊本県 天草市) Photo No.2803朝の雰囲気を出すためにホワイトバランスを調整しています。 きれいな夜明けの色が見られればどんなによかったことかと思いますが、これはこれで一期一会の風景ということでアルバムに残します。SON...
夕暮れ時の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 海の色のきれいな有明海を背景に立てられたリゾートホテルの様子は、まるで海外のよう。 奥にはライトアップされたチャペルも見えます。 これで天気がよければ言うことなしですね。有明海を望む天草リゾート (熊本県 天草市) Photo No.2802世界的なコロナ自粛期間が明けたものの、今は途方もない円安のため、ただでさえ費用のか...
熊本県天草市の崎津諏訪神社から、崎津教会の見える高台のチャペルの鐘展望公園に向かう山道でお目にかかれるのが、こちらに人面木です。 崎津教会の風景を見るために石段を一気に登り切ることになるわけですが、途中でこの人面木との対話をしながらのひと休みの時間をいただきました。崎津の森の人面木 (熊本県 天草市) Photo No.2801面白い木だなと思って足を止めたら、足元に人面木と書いた小さな看板が立ってい...
熊本県天草市の崎津教会の風景です。 高台からの眺めも楽しめるということで、集落の中の訪神社を経由して、山頂に続く500段以上の石の階段を上ることに決めたまではよかったのですが、登っている途中から小雨が大雨に変わり、山頂の公園に着いた時は横殴りの風も吹き、散々な状況となっていました。 そんな中で、東屋にカメラバッグを置き、身軽な状態にしたものの、強い雨風との戦いで、レンズに付く雨粒を拭きな...
熊本市から南下し訪れたのは天草市。 以前、長崎県の南島原市を訪れたときに対岸の天草に行って見たいと思っていました。 島原、天草エリアは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」となっています。 港の向こうのエリアは「天草の﨑津集落」となっており、集落のシンボル的存在となっているのが、海の天主堂と呼ばれる﨑津教会です。 天草宝島観光協会の案内によりますと、津崎教会は、天...
夜が明けた熊本の街から見える熊本城と路面電車の1枚です。 熊本市電とお城の組み合わせはとても素晴らしく、四季を通じて様々な表情があるのではととても期待されるように感じました。 日本の城下町を代表する風景のひとつとして、路面電車は、末永く存続して欲しいものです。 朝の熊本城と市電の風景 (熊本県 熊本市) Photo No.2798この時の熊本の旅の天気予報は絶望的なものだったのですが、この日の朝...
この日は曇りのち雨の様でしたが、朝はいい朝焼けの色を見せてくれた熊本市内です。 路面電車と朝焼けの熊本市内の様子の撮影を楽しみます。朝焼け熊本路面電車 (熊本県 熊本市) Photo No.2897朝のいい色がだんだん薄くなって行きます。 東へ向かう路面電車は何本も過ぎ去って行くのですが、こちらに向かって来る電車が来なくて焦ります。 今か今かと待つうちにようやく1本やってきました。 そんな気持...
2016年4月の熊本地震による被災は熊本県の各地に多くの被害をもたらしました。 そしてその地震により、日本のお城の中でも最上級の強固さを持っているイメージのあった熊本城の一部が崩れてしまった放送映像は、今だなお、多くの人々の記憶に強く残るところです。 あれから8年経過しましたが、熊本のシンボル熊本城は市内中心部から見る姿は、一見、復旧しているような印象ですが、横から見れば、石垣は崩れたままで、そ...
昔、全国各地で走っていた路面電車ですが、今は全国に数えるほどしか残っていませんが、ここに来て残しておけばよかったという声も聞かれる街もあるようです。 路面電車が走る街には独特の雰囲気と活気を感じることが多く、熊本市では熊本城と路面電車の取り合わせも味わい深く、それも街の魅力のひとつになっているように思います。熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794夜の空に浮...
震災のときに大きな被害を受けた熊本城ですが、今は修復がどんどん進行しています。 そんな熊本城が浮き出す風景が楽しめる熊本市の夜の電車通りからです。 熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794路面電車がひっきりなしに行き来する熊本市の市街地です。 こんなところに九州でも指折りの大都市熊本市の活気を感じながらの撮影です。 (鉄道のある風景 / 通...
熊本県の南阿蘇鉄道から最後の1枚です。 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の完全復旧を応援する漫画・アニメで人気のONE PIECE(ワンピース)のラッピング列車「サニー号トレイン」です。 車内にもワンピースの漫画の世界がいっぱい。 阿蘇山麓の風景と一緒に楽しい時間が過ごせます。 南阿蘇を元気に ONE PIECE サニー号トレインが行く! (南阿蘇鉄道/熊本県 南阿蘇村) Photo No.2793今回は、以前、紹介のSL...
熊本県の南阿蘇鉄道からの1枚です。 熊本地震の時から約7年の時を経て2023年7月にようやく南阿蘇鉄道全線復旧となりました。 よくある話ですと、それでそのまま廃線というのがありますが、そんな危機を回避でき、今日も阿蘇の集落を縫って、その走りを続けます。 山村を走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2791長閑な風景を走るローカル線は魅力いっぱいで、もう少しいろいろな場所で撮影をしたい...
ようやく全線復旧となった南阿蘇鉄道からの1枚を続けます。 こちらはダムの貯水部分から見た風景となります。ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村/立野駅付近) Photo No.2790鉄道の復旧、ダムの稼働開始とうれしいことが2重に重なった南阿蘇エリアです。 新しいスポットも整備され、多くの人々が足を運んでくれそうな予感です。 (鉄道のある風景)SONY α1 FE100-400mm F4.5-5.6GM 112mm f...
熊本県南阿蘇村にある「立野(たての)」駅付近にある阿蘇立野ダム展望台からの眺めです。 こちらからは2024年4月に運用開始となる阿蘇立野ダムを背に橋梁を走る南阿蘇鉄道の風景を楽しむことが出来ます。 2016年4月に発生した熊本地震の影響を受け、全線運休、部分開通を経て、2023年7月にようやく全線復旧にこぎつけた南阿蘇鉄道です。 ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2790前回訪問...