この日の立山は曇りのち雨で、お昼過ぎ頃から雨の予報でした。 この日は計画より50分ほど前倒しして8時過ぎには立山室堂に到着しましたが、これが功を奏したようで、到着時は日差しもありましたし、10時30分頃には雨が降り始めるという展開でした。 この雨の前倒しは想定外でしたが、もともとこの日は半日滞在と決めていましたし、ライチョウもよく出てくれましたので潔く退散です。 雨の中、エンマ台を背に、室堂...
鳥取県岩見町の山陰海岸ジオパーク「浦富海岸(うらどめかいがん)」からの1枚です。 こちらの海岸は、奇岩が幾重にも重なるように存在していますが、それが自然の消波ブロックとなって、砂浜は穏やかな波となっています。 一方で、この日は、風も強く、その沖はの日本海の荒波も見られ、自然のダイナミックさを同時に感じることが出来ます。岸壁に打ち付ける荒れ狂う波 (浦富海岸/鳥取県 岩見町) Photo No.273...
鳥取県岩見町の山陰海岸ジオパーク「浦富海岸(うらどめかいがん)」は奇岩の宝庫。 この日は曇り空が、青空になったと思ったら一転、吹き付ける雨の天気に変わったり、夕暮れの色に染まりかけたりと、空の表情も多様で楽しめています。 この空は誰が操っているのかと思いきや、足元に海中から顔を出した巨大な岩石生物を発見。 浦富海岸の主のなせる技でしょうか。沖に向かう浦富海岸の主 (浦富海岸/鳥取県 岩見町...
鳥取県岩見町の山陰海岸ジオパーク「浦富海岸(うらどめかいがん)」に降り立てば、目の前には奇岩がいくつも海面から顔を出しています。 どれもこれも魅力的ですが、三角形に見えるものは各地を回っているのですが、とても珍しく、つい撮影に夢中になってしまいます。 こちらの場所では、遊歩道の位置も絶妙で、真上から、正面から、真横からの海岸の眺めも楽しめます。魅惑な三角岩の海 (浦富海岸/鳥取県 岩見町) ...
鳥取県岩見町の山陰海岸ジオパーク「浦富海岸(うらどめかいがん)」からです。 現地慣れしていないとおそらく入り口を車で素通りするのではないかと思われる場所にある階段を海辺に向かって降りて行けば、目の前に顔を現す入り江。 そこは誰にも教えたくなくなるような気分にさせる素敵な場所でした。透き通る秘密の入り江 (浦富海岸/鳥取県 岩見町) Photo No.2730この日は天気もコロコロ変わり、肌寒い気温とな...
鳥取砂丘から西に位置するのが、浦富海岸(うらどめかいがん)です。 浦富海岸は、 山陰海岸ジオパークに指定されていて、とても印象的な岩場が見られるのがとても魅力的なエリアです。 高台の道路脇に車を停め、細い海岸線への道を下って行けば、目の前に見える風景は素晴らしくやって来た甲斐がありました。 岩石海岸に立つ (浦富海岸/鳥取県 岩見町) Photo No.2729この日の鳥取は午前中には晴れ間も...
辺りも随分暗くなってきた鳥取砂丘です。 砂丘への入り口から見た、馬の背と言われる大きなストレートな部分やオアシスの位置関係がお判りでしょうか。 馬の背の左端から後ろ部分が比較的人の少ないエリア、また写真には写っていませんが、右側に砂の丘が幾重にか連なっています。 広大な鳥取砂丘ではゆっくり時間をかけて、あちこちの表情を眺めて見るのもいいかも知れません。夕暮れ染まる鳥取砂丘 (鳥取県 鳥取市...
広大な砂地が見事な鳥取砂丘からです。 雲の後ろから見えるお日様の位置も低くなり、夕暮れ時が迫ります。 気が付けば、人の数も随分減ったように思います。 こちらは高台の平地、馬の背から見たオアシスを入れた砂丘の様子ですが、せっかく登ってきた馬の背部分で腰を下ろしゆっくりと周りの景色を楽しむ人もいました。砂丘でひと息 (鳥取砂丘/鳥取県 鳥取市) Photo No.2727いい天気であれば、こちらの...
鳥取県の鳥取砂丘で秋から春にかけ出現する水たまりがあり、オアシスと呼ばれるそうです。 砂の中にあって水が抜けることがないのは地下からの湧き水とのことで、鳥取砂丘の風景のアクセントにもなっています。砂丘のオアシス (鳥取砂丘/鳥取県 鳥取市) Photo No.2726この日の砂丘は風も穏やかで、目が痛くなることはありませんでした。 そのため、現場で注意しながらレンズ交換をしましたが、風の強い日の訪...
短時間でコロコロと変わる天候の中で、鳥取砂丘でのお楽しみも全開モードとなっています。 鳥取砂丘と言えば、砂漠のような平原のイメージが強いのですが、最も特徴的なものが、「馬の背」と呼ばれる、巨大な砂の絶壁の存在ではないでしょうか。 ご存じの方も多いとは思いますが、この前、完結となりましたが、今も人気が続く「進撃の巨人」という漫画/アニメがありまして、超大型巨人が、四方に張り巡らされた巨大壁...
鳥取砂丘では目を向ける場所によって、その表情が大きく変わります。 鳥取砂丘はまず駐車場部分から入って行くことになるのですが、大きなすり鉢状になっているその光景に驚かされます。 大きくて距離のあるすり鉢を下り、最後の難関、馬の背と呼ばれる砂の山を登れば、気持ちのいい景色に出会うことが出来ます。砂山 (鳥取砂丘/鳥取県 鳥取市) Photo No.2724今回は特に大学生の卒業旅行と思わるグループやカッ...
鳥取県の鳥取砂丘からです。 この日の鳥取砂丘は、わずかな時間の間にでもお日様が見えたり、雨が降ったりと、いかにもこの時期の日本海側の地域らしい天候でした。 それでも今回の訪問では、卒業旅行だと思うのですが、たくさんの大学生たちを見かけました。 そのために砂丘の正面部では、砂の上にたくさんの足跡も残っていてちょっと雰囲気がもの足りない感じです。 足跡の少ない場所を探して海側に出てみ...
今回、初めて鳥取県にやってきました。 まずは足を運んだのは鳥取砂丘です。 なるほど、砂漠でなく、砂丘と呼ばれる理由がよくわかりました。 それにしてもスケールの大きな砂丘です。 目の前に広範囲に盛り上がるすごい砂の量はどのくらいの時間をかけ、どこからやって来たのかと、つい考えてしまいます。砂丘の国から (鳥取砂丘/鳥取県 鳥取市) Photo No.2722私は、アラビアンナイトや「STAR WAR...
初めての訪問先に向かう空の上。 全日空機は富士山の北側の航路を飛びます。 関東地方は晴れの予報ではありましたが、富士山の辺りは低い雲に覆われていて、それが富士山の白い頂きと合わさって、白い特別な光景を見せてくれました。白い富士山の上空 (山梨県富士五湖上空) Photo No.2721今度の訪問先については、いつかはと思っていたのですが、ようやくこの機会が生まれたといった感じです。 i行先はこの後...
いよいよ今週末の3月23日(土)に熊本駅から博多駅までの記念走行がラストランになる、SL人吉です。 ひと足お先に、雄姿を目に焼き付けてきました。 真っ黒なボディに人吉の名前の入った銅板のエンブレムもとても素敵で、その走りは101年前に生まれた車体とは思えないくらいの軽やかで、まだまだ現役でやって行けそうな感じでした。 さよならSL人吉 蒸気上げながら (熊本県 熊本市) Photo No.2720SL人吉...
3月16日のJRダイヤ改正のタイミングから1週間遅れの23日(土)に熊本駅から博多駅までの記念走行を以って運転終了となる、SL人吉です。 こちらも当日は沿線で多くの人たちに見送られての走行になるのではと思います。 小さな河川を渡り、カーブを蒸気を吐きながらSL人吉がやって来ました。 手に汗握る瞬間です。接近 SL人吉 (熊本県 熊本市) Photo No.2719最近はGoogle マップの上空写真を確認しながら当たり...
昨夜はNHK全国放送で、北陸新幹線の敦賀延伸と在来線特急、サンダーバード、しらさぎの金沢-敦賀間のラストランの様子が何度も映し出されていました。 何気に普通にあったものがなくなるのはとても寂しいものです。 今日からのさよなら列車の紹介は、撮影地を九州・熊本に移し、101年の間、九州を駆け抜け、いよいよ2024年3月23日(土)がラストランとなる8620形蒸気機関車(58654)「SL人吉」の作品となります。 ラス...
2024年春のJRダイヤ改正で姿を消すことになった、中央線 八王子-新宿間の直通運転をする成田エクスプレスです。 八王子駅を出発し、浅川橋梁を渡り、カーブを回りながら新宿方面に向かって走りすぎて行きます。 直通運転を始めた頃の成田エクスプレスのフロントはホワイト×ブラックのカラーに、N’EXのロゴが印象的でした。 最近になってこのデザインがホワイト×シルバーをベースに、E259シリーズのロゴが入ったものに変...
3月16日のJRダイヤ改正によって、中央線 八王子-新宿間の直通運転を終了することになった、成田エクスプレスです。 富士山を背景に朝の色に包まれ走る姿はいよいよ明日で見納めです。朝の色に染まる富士山と成田エクスプレス (東京都 日野市) Photo No.2716富士山と中央線直通の成田エクスプレスの撮影は天候のよい冬が一番のチャンスなのですが、夜明けが遅いので、春先の時期でのタイミングがいいかなと思っていま...
多摩丘陵を走る成田エクスプレス E259系 (東京都 日野市)
3月16日のJRダイヤ改正をもって見納めになるのが、こちらの成田エクスプレスです。 夜明けの時間帯に、桜のつぼみが開きかけた多摩丘陵のカーブを曲がりながら始発駅となる八王子駅に向かいます。多摩丘陵を走る成田エクスプレス E259系 (東京都 日野市) Photo No.2715長きにわたり成田空港と中央線を通して多摩地区を結んでくれましたが、国際線の利用者がどんどんと羽田空港へシフトするとともに、中央線のダイヤの...
3月16日のJRダイヤ改正まで、今日を入れてあと4日限りとなってしまった、金沢までの北陸特急の見納めとなりました。 こちらは名古屋発、金沢行きの特急しらさぎです。 連結部分が通過するところでの1枚です。金沢に向かう特急しらさぎ (石川県 小松市) Photo No.2714撮りに行ったタイミングが1月1日からとよろしくなく、福井-敦賀間の訪問はできませんでした。 サンダーバード、しらさぎの特急列車にはお世話に...
3月16日のJRダイヤ改正に伴い、北陸新幹線が福井・敦賀まで延伸となる一方で、長年にわたって石川県地区の人々に愛された、大阪・京都、名古屋方面へと走る在来線特急が敦賀までの発着となり、敦賀から先は廃止となります。 そんなことで石川の風景と在来線特急の姿を収めようと、逆光が順光にかわる1月1日の午後にまずはロケハンにと現場に出かけました。 こちらは大阪と金沢を結ぶ、サンダーバードです。加賀の雪山を背...
大阪府吹田市の万博記念公園からの最後の1枚となります。 万博記念公園の顔と言えば、やはり、岡本太郎の太陽の塔でしょうか。 太陽の塔オフィシャルサイトによれば、塔の頂部の金色に輝く顔は未来を象徴する「黄金の顔」、正面の顔は、現在を象徴する「太陽の顔」、背面の顔は、過去を象徴する背面の「黒い太陽」とのことです。 誰も先が見えない未来に向かって、ひとは過去と現在の間で、心を行き来しているの...
大阪府吹田市の万博記念公園の梅林にやってきてます。 やはり花の写真は青空がいいですよね。 太陽の塔を横目に見るように、梅の花の道が出来、多くの人たちが、少し早い春を感じに歩いていました。梅の花咲く道 (万博記念公園/大阪府 吹田市) Photo No.2711私は見たこともないのですが、当時の万国博覧会EXPO70は大成功を収めたと聞いています。 あれから55年経ち、再び大阪の地で開かれることになる、EXPO2025...
先週末は私にとっては久しぶりのスッキリした気持ちのいい青空の見える休日の朝となりました。 大阪城公園から、大阪のもうひとつの梅の名所、大阪府吹田市の万博記念公園に移動しました。 こちらもここのところの寒さのせいか、梅が遅れているような印象です。 ちょうど今週末が見頃かも知れませんね。 その中でも比較的、花を咲かせている木が何本かあり、人気の的になっています。 こちらは東屋近く...
春の足音が聞こえ始めた大阪城公園からです。 前日の大阪城公園の梅林はこれからといった感じだったのですが、西向きの石垣のところに、桃色の花咲く木を発見しました。 多分、梅の花かと思いますが、春を感じさせるようでうれしい気持ちにさせてくれました。梅の花咲く大阪城の朝 (大阪城公園/大阪市 中央区) Photo No.2709ひと固まりに咲いた花をどう取り込もうかと、構図をあれこれ考えながらの撮影です。 ...
大阪城公園もいよいよ日の出の時間帯になりました。 遠く生駒山の方から昇って来た朝日を確認して、大阪城のお濠の西側に移動します。 石垣の向こうから日の出が差し込むタイミングでの1枚です。日の出の大阪城 (大阪城公園/大阪市 中央区) Photo No.2708大阪城公園では、お濠に沿うように木々が間隔を整えながら桜が植えられているのですが、ちょうどいい場所に隙間が広く空いていてそちらからの撮影となりま...
夜明け前 静けさの中の大阪城の朝 (大阪城公園/大阪市 中央区)
まだ辺りが真っ暗なうちから大坂城追手門からお城の中に入ります。 大阪城の前までやって来れば、早朝から賑やかで、地域の人たちが暗いうちからたくさん集まり、ラジオ体操をするグループがあったり、合唱するグループがあったり、もちろん、個人で朝の散策をしている方々も多く見られました。 その場所を通り越して、北の極楽橋に抜ければ、人々の姿はまれになり、辺りは夜明け前の静寂に包まれています。夜明け前 静け...
大阪城公園の梅の満開はもう少しでしょうか。 大阪城と開花の始まった梅の撮影ををそろそろ夕陽が顔を隠し始めました。 最後に大阪城と夕陽の眺めを楽しみます。夕陽と大阪城 (大阪城公園/大阪市 中央区) Photo No.2706そう言えば気が付けば、お城に虎の装飾が施されています。 前回の改修時にお目見えしたのでしょうかね。 明日の朝も様子を見に来ようかと思います。SONY α7RV FE 24-105mm F4 G...
大阪の梅の名所をいくつか訪問してきました。 大阪は梅の開花がかなり進んでいるかなという思い込みがあったのですが、ここのところの寒さのためか、梅の花を楽しむには少々時期が早く、」肌寒い中での撮影を楽しんできました。 こちらは夕暮れ時に訪れた、大阪城公園の梅林からです。 寒さもある中でそれでも多くの来場があり、皆さん、花に向かってカメラやスマートフォンのレンズを向けられていました。日没の大...
山梨県甲州市塩山の恵林寺付近の下り坂の途中からの1枚です。 山梨県では各所で富士山が見えますが、場所によってそれぞれの表情があり、こちらからのエリアでは、頭の富士山が人々の生活に溶け込んでいます。 そんな富士山のある風景を求めての旅もいいなと思っています。...
今度は、中望遠域で撮った山梨県山梨市の「名前のない展望台」からの富士山のある風景です。 低く街を覆う雲を中心に、大きな富士山の頂きと麓の水蒸気の煙の配置を狙っての1枚です。富士山の見える丘から (名前のない展望台/山梨県 山梨市) Photo No.2703こちらの展望所は、夜明けの霧に街が覆われる風景が見えることも多く、そちらもかなり魅力的に感じています。SONY FE 24-70mm F2.8 GM 96mm相当(APS-Cモ...
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この日の立山は曇りのち雨で、お昼過ぎ頃から雨の予報でした。 この日は計画より50分ほど前倒しして8時過ぎには立山室堂に到着しましたが、これが功を奏したようで、到着時は日差しもありましたし、10時30分頃には雨が降り始めるという展開でした。 この雨の前倒しは想定外でしたが、もともとこの日は半日滞在と決めていましたし、ライチョウもよく出てくれましたので潔く退散です。 雨の中、エンマ台を背に、室堂...
雲が目の高さに降りる天空2,400mに見える立山室堂の地獄谷の風景です。 雄大な立山連峰の山々に囲まれた雪原で見る素晴らしい光景に目を奪われっ放しです。天空の噴煙地帯 地獄谷 (富山県 立山町) Photo No.3169立山室堂のエンマ台付近では、巨大な雪の層もここでは薄く見えるほどの雄大な風景の広がりを見ることができます。 雪山に、初夏を迎え生命力を取り戻した緑の木々、モクモクと昇る熱を帯びた噴煙。 ここ...
立山室堂エリアの中で、最も危険な場所のひとつ、地獄谷。 こちらの様子をエンマ台展望台から眺めます。 人が歩けるような歩道もありますが、立ち入り禁止状態が何年にもわたって続いていると聞いています。 毒々しい硫黄の色とともに、妖艶な水色の雪の層に、雪が解けた流れが惹き付けます。 こちらでは、歩道の杭の高さでこちらの場所のスケール感を知ることが出来ます。 厚い雪溶かす地獄谷 (富山県 立山町...
立山室堂を歩くライチョウのメスです。 何となくドヤ顔に見えるのは気のせい?! オスと違って大きな赤い目の上のアクセサリーがありませんので、ここは足元で勝負でしょうか。 オレンジ色のレッグウォーマー(本当は足輪)が可愛かったりします。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3171足輪(足環)は環境省が個体識別のため付けているとのことですが、それにより移動の様子が分かっ...
雪解け進む、立山室堂からのライチョウの1枚です。 立山室堂では変化に富んだ地形がみられますが、それに合わせたライチョウたちの様子を今回はしっかりと楽しませていただくことが出来ました。 雪解けの高地に立つ立山室堂の雷鳥 (富山県 立山町) Photo No.3170冬の厳しい気候の中で、雪や風に耐えてようやく迎えた春の高地。 雪の大谷を見れば木々もすっぽりと雪に埋まってしまうのではと思うのですが、わ...
立山室堂のみくりが池の畔からです。 湖畔の岩の高いところで辺りを見渡すように止まっていたライチョウのオスですが、気が付いたら、餌をついばみながらメスがどんどん離れていってしまいました。 あれ?!って感じでしょうか。 飛ぶには身体が大きすぎて微妙な距離のようで、自分の脚を使って大急ぎで岩を下ります。 急な岩場を降りる雷鳥 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3169こちらのライチョ...
この日の立山室堂訪問では、ライチョウたちの出現頻度がとても高くて、まさにライチョウ天国と言っていい状況でした。 その中で、みくりが池を背景にした場所に現れてくれればもっと嬉しいのになんて思ったりしていたのですが、なんとつがいで登場してくれました。 雷鳥とみくりが池 (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.31682羽のライチョウをひとつの画面に収めるために標準ズームに切り替えです。 望遠レ...
いよいよ待ち遠しかった春が来た立山室堂では、ライチョウたちがペアを作っての活動に入ったようです。 こちらのつがいはハイマツの林付近で、小さな若芽などを一緒についばんでいました。 一緒についばめば (立山室堂/富山県 立山町) Photo No.3167ライチョウの目の上の赤い部分は、肉冠と呼ばれ、繁殖期や興奮したときに大きくなるそうです。 ちょうどこれから半商機となるので大きいのかも知れません。 ...
しばらく立山室堂で野鳥の撮影を楽しみます。 非日常的な天空の地での生き物たちの出会いは、日々のストレスを忘れさせてくれます。 ハイマツの歩道を歩いていると、茂みから出たり入ったりしているカヤクグリに遭遇しますが、みくりが池の湖畔の休憩所では、目の前に現れ、その鳴き声も披露してくれました。 カヤクグリは比較的高地で活動する日本固有種で、全国的には絶滅危惧種の指定を受けている場所も多いようで...
雪解けの季節の立山室堂からのライチョウの1枚です。 これまで何度かこの地を訪れましたが、ここまでライチョウたちに出会えたのは珍しいくらいです。 高原バスの車内放送の案内によれば、ライチョウは朝夕、天気の悪い時に活動することからライチョウ(雷鳥)と名付けられたとのことです。 そういえば、この日もこれから天気が悪くなることもあったからでしょうか、とてもよく顔出しをしてくれました。 ハイ...
春の立山室堂からです。 雪解けの季節になると、この2400mの高地にもイワツバメがやって来ます。 今年も南国からやって来て、春から夏にかけて室堂の建物に巣を作って子育てをします。 こちらは室堂のホテルの建物付近での1枚です。 ちょうどハイマツの横にある岩の上にライチョウが顔を出しましたが、その上をイワツバメが忙しそうに飛び回っていました。 春の使者とライチョウ (立山室堂/富山県 ...
今回の立山訪問は、室堂までの半日ほどの訪問となりますが、大好きな撮影ジャンルの風景、野鳥、鉄道の3本立ての贅沢撮影旅が目的で、まずまずの撮影が楽しめました。 野鳥に関しては室堂ターミナルからみくりが池展望台の間のハイマツの生える辺りでたっぷり出てくれるのでうれしい限りです。 ここは、危害を加える生き物が少ないこともあり、野鳥と人の距離が短い印象です。 遊歩道を歩いていたらいきなり足元に飛ん...
立山室堂の周辺は程よい山岳散策ができ、それも魅力的です。 室堂は立山黒部アルペンルートの中で最も高い、標高2,450mに位置しますので、日本の名山の山頂並みの高さの体験はありがたい限りです。 眼前に広がるのは、いよいよ雪解けが始まった「みくりが池」です。 雪解けの青い水の色が何とも言えません。 みくりが池は、約1万年前にできた周囲約630m、水深約15mの火山湖で、夏の頃の紺碧の色合いも魅力的です。 ...
立山の春の名物、雪の大谷の風景です。 雪の大谷ウォークの歩行ギリギリの場所に立って、人を入れない風景を楽しみました。雪の大谷の今年最大の高さは16m(4月25日)だったようですが、およそ1か月後のこの日5月24日でも高さ15mが記録されました。 最高地点は室堂近くで記録されていて、地形的にこの場所が特に激しい雪の吹き溜まりになることが影響しているとのことです。 最高地点16m 雪の大谷2025 (富山県 立...
残雪の初夏の立山室堂付近からです。 立山連峰の中でもひときわの存在感を示しているのが、日本百名山の一つに選ばれている雪と岩の殿堂 剱岳(2,999m)です。 アルピニストの憧れの山のひとつと聞いています。 私的には、見た目も厳しいその頂にはさすがに行かないにしろ、できれば、圧巻の風景が広がる剱沢キャンプ場で夜を明かしてみたいものです。 剱岳 眼前の頂 (富山県 立山町) Photo No.3160一般的な...
初夏の富山県立山町を起点とした立山黒部アルペンルートからの1枚です。 標高977mの美女平駅をスタートした高原バスの標高2,450mの室堂ターミナルを目指して走行もゴールまであとわずか。 人々を乗せたバスはいよいよ室堂近くの雪の大谷に突入し、最後の走行となります。 天空へと続く道 (富山県 立山町) Photo No.3159標高2400mから見える空の大海原を背景にバスがやって来る様子は、まさに奇跡の風景にも...
初夏の立山黒部アルペンルート訪問からの1枚です。 立山ケーブルカーに乗車、標高977mの美女平駅で高原バスに乗り換え、向かうは標高2,450mの室堂ターミナルです。 50分ほど時間をかけてゆっくりのバス移動となりますが、その間も見どころが点在しています。 ゆっくりなのであまり意識がないのですが、気が付けば、かなり高いところまで上って来たようです。 残雪の高原にはS字のような道が描かれています。 ...
終着駅の立山駅で電車を降りれば、そこから先はいよいよ立山黒部アルペンルートへのスタート地点。 乗り換えで立山駅から美女平に向かって標高差502mを一気にのぼって行く立山ケーブルカーです。 黒部ダム建設用の資材を積んでいたこともある荷台付き仕様となっています。 美女平に向かう立山ケーブルカー (富山県 立山町) Photo No.3157一旦、靄が切れたのですが、再び靄が出てきてくれました。 雪の大谷を...
立山黒部アルペンルートの入り口、立山駅に向かう富山地鉄の列車です。 およそ1時間に1本、富山駅から立山に訪問者を運びます。 小雨降る中、終着駅の立山駅に向かって常願寺川を渡ります。 アルペンルートへ (富山県 立山町) Photo No.3156新緑の頃の靄のある風景は魅力ある被写体のひとつです。 この日は昨日の晴天から一転、曇りから雨の予報となっています。 残念なことに、今年も平日晴れ、週末下...
花曇りの富山市八尾の神通川さくら堤からの1枚です。 この日は曇り空にも関わらず、立山連峰がくっきりと浮かび上がっていまして、日本海側の雪国の待ちに待った春の風景がそこにありました。 神通川さくら堤は神通川の堤に800本の桜が植林されていまして、その眺めはこの空の下でも実に壮観でした。 花曇り空と神通川さくら堤 (富山県 富山市) Photo No.3155背景の立山連峰の山は大日岳(2,501m)となります。...
岐阜県を縦断する長良川鉄道越美南線からの1枚です。 藤棚の湯の洞温泉口駅から、終点の北濃駅方面に向かって北上します。 長良川と並走するように走る線路に北上して行くと、途中で見覚えのある山が見え始めました。 これは白山ではと大興奮です。 石川県、福井県とともに岐阜県エリアでも古くから白山信仰があるとのことでしたが、山々に囲まれた岐阜側ではどこから白山が見えるのだろうかと思っていました...
藤棚と鉄道の風景が楽しめる岐阜県美濃市の長良川鉄道「湯の洞温泉口駅」からの1枚です。 下りの列車が湯の洞温泉口駅ホームに入線してきました。 手前に藤の花、奥の山には自然の藤の花も見えます。藤棚のカーブ (長良川鉄道 湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市) Photo No.2809この前から曇りの日は撮影が難しいという話題を上げていますが、ピーカンの天気もなかなか難しいと感じています。 撮影タイミングとし...
岐阜県美濃市の長良川鉄道「湯の洞温泉口駅」からの1枚です。 桜の季節に長良川鉄道の風景を楽しみにやって来た時に、こちらの駅で藤棚と長良川鉄道の組み合わせた写真が撮れると教えていただき、5月早々にやって来たというわけです。 藤棚の時期としては後半戦かなとも思っていたのですが、何とか間に合いました。藤の花眩しい長良川鉄道の風景 (湯の洞温泉口駅/岐阜県 美濃市) Photo No.2808列車がやって来る時...
今回の熊本の旅の最後の1枚を飾るのはこちらの1枚です。 帰りの飛行機からの阿蘇山の眺めです。 噴煙上げるダイナミックなその様子と足元の熊本の街の風景に火山と人の営みの近さを強く感じました。火の国 熊本のシンボル 噴煙上げる阿蘇山 (熊本県上空) Photo No.2807かなりの噴煙の量に感じる光景です。 今まで何度か火口にやって来たことがありますが、最近では火山性ガスを高密度に吸い込めば気分が悪く...
引き続き、熊本県宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)からの1枚です。 潮が引き、その姿を現した長部田海床路の正面付近からカメラを構えています。 背景の山は有明海の向こうでそびえる長崎県の雲仙普賢岳でまるで海床路が続いているように感じます。 こちらからの眺めは、特に夕方から夜にかけてと、満潮の2時間前後に素晴らしい眺めを楽しむことが出来るようです。雲仙普賢岳に続く有明海の長部田海床...
熊本の旅もいよいよラストに入ります。 天草から熊本市内に向かう道でちょっと寄り道するのは、宇土市の長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の風景です。 こちらはちょっとした絶景スポットとして有名です。 まずは長部田海床路を横から見た風景を撮影します。 どうせ曇り空ならとモノトーン調のイメージで狙ってみました。干潟の道を行く (長部田海床路/熊本県 宇土市) Photo No.2805ちょうどどなたか2...
熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の展望デッキからの眺めです。 曇り空の朝となりましたが、有明海の向こうに長崎県の島原半島にそびえる雲仙岳が見えます。有明海と雲仙岳の見える風景 (熊本県 天草市) Photo No.2804これで天気がよけれ、よかったのにと思いますが、雲仙岳の山頂部も見え、儲けものだと思いながらの撮影です。 晴れた日はさぞかし素晴らしい海の色や風景が見られるのだろうと思い...
夜明け前の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 あいにくの天候の朝となりました。 遠くに長崎県側の雲仙の山々の影が見えはじめました。静寂の朝 (熊本県 天草市) Photo No.2803朝の雰囲気を出すためにホワイトバランスを調整しています。 きれいな夜明けの色が見られればどんなによかったことかと思いますが、これはこれで一期一会の風景ということでアルバムに残します。SON...
夕暮れ時の熊本県天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草からの眺めです。 海の色のきれいな有明海を背景に立てられたリゾートホテルの様子は、まるで海外のよう。 奥にはライトアップされたチャペルも見えます。 これで天気がよければ言うことなしですね。有明海を望む天草リゾート (熊本県 天草市) Photo No.2802世界的なコロナ自粛期間が明けたものの、今は途方もない円安のため、ただでさえ費用のか...
熊本県天草市の崎津諏訪神社から、崎津教会の見える高台のチャペルの鐘展望公園に向かう山道でお目にかかれるのが、こちらに人面木です。 崎津教会の風景を見るために石段を一気に登り切ることになるわけですが、途中でこの人面木との対話をしながらのひと休みの時間をいただきました。崎津の森の人面木 (熊本県 天草市) Photo No.2801面白い木だなと思って足を止めたら、足元に人面木と書いた小さな看板が立ってい...
熊本県天草市の崎津教会の風景です。 高台からの眺めも楽しめるということで、集落の中の訪神社を経由して、山頂に続く500段以上の石の階段を上ることに決めたまではよかったのですが、登っている途中から小雨が大雨に変わり、山頂の公園に着いた時は横殴りの風も吹き、散々な状況となっていました。 そんな中で、東屋にカメラバッグを置き、身軽な状態にしたものの、強い雨風との戦いで、レンズに付く雨粒を拭きな...
熊本市から南下し訪れたのは天草市。 以前、長崎県の南島原市を訪れたときに対岸の天草に行って見たいと思っていました。 島原、天草エリアは、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」となっています。 港の向こうのエリアは「天草の﨑津集落」となっており、集落のシンボル的存在となっているのが、海の天主堂と呼ばれる﨑津教会です。 天草宝島観光協会の案内によりますと、津崎教会は、天...
夜が明けた熊本の街から見える熊本城と路面電車の1枚です。 熊本市電とお城の組み合わせはとても素晴らしく、四季を通じて様々な表情があるのではととても期待されるように感じました。 日本の城下町を代表する風景のひとつとして、路面電車は、末永く存続して欲しいものです。 朝の熊本城と市電の風景 (熊本県 熊本市) Photo No.2798この時の熊本の旅の天気予報は絶望的なものだったのですが、この日の朝...
この日は曇りのち雨の様でしたが、朝はいい朝焼けの色を見せてくれた熊本市内です。 路面電車と朝焼けの熊本市内の様子の撮影を楽しみます。朝焼け熊本路面電車 (熊本県 熊本市) Photo No.2897朝のいい色がだんだん薄くなって行きます。 東へ向かう路面電車は何本も過ぎ去って行くのですが、こちらに向かって来る電車が来なくて焦ります。 今か今かと待つうちにようやく1本やってきました。 そんな気持...
2016年4月の熊本地震による被災は熊本県の各地に多くの被害をもたらしました。 そしてその地震により、日本のお城の中でも最上級の強固さを持っているイメージのあった熊本城の一部が崩れてしまった放送映像は、今だなお、多くの人々の記憶に強く残るところです。 あれから8年経過しましたが、熊本のシンボル熊本城は市内中心部から見る姿は、一見、復旧しているような印象ですが、横から見れば、石垣は崩れたままで、そ...
昔、全国各地で走っていた路面電車ですが、今は全国に数えるほどしか残っていませんが、ここに来て残しておけばよかったという声も聞かれる街もあるようです。 路面電車が走る街には独特の雰囲気と活気を感じることが多く、熊本市では熊本城と路面電車の取り合わせも味わい深く、それも街の魅力のひとつになっているように思います。熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794夜の空に浮...
震災のときに大きな被害を受けた熊本城ですが、今は修復がどんどん進行しています。 そんな熊本城が浮き出す風景が楽しめる熊本市の夜の電車通りからです。 熊本城浮き出る夜の電車通り (通町筋停留所/熊本県 熊本市) Photo No.2794路面電車がひっきりなしに行き来する熊本市の市街地です。 こんなところに九州でも指折りの大都市熊本市の活気を感じながらの撮影です。 (鉄道のある風景 / 通...
熊本県の南阿蘇鉄道から最後の1枚です。 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道の完全復旧を応援する漫画・アニメで人気のONE PIECE(ワンピース)のラッピング列車「サニー号トレイン」です。 車内にもワンピースの漫画の世界がいっぱい。 阿蘇山麓の風景と一緒に楽しい時間が過ごせます。 南阿蘇を元気に ONE PIECE サニー号トレインが行く! (南阿蘇鉄道/熊本県 南阿蘇村) Photo No.2793今回は、以前、紹介のSL...
熊本県の南阿蘇鉄道からの1枚です。 熊本地震の時から約7年の時を経て2023年7月にようやく南阿蘇鉄道全線復旧となりました。 よくある話ですと、それでそのまま廃線というのがありますが、そんな危機を回避でき、今日も阿蘇の集落を縫って、その走りを続けます。 山村を走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村) Photo No.2791長閑な風景を走るローカル線は魅力いっぱいで、もう少しいろいろな場所で撮影をしたい...
ようやく全線復旧となった南阿蘇鉄道からの1枚を続けます。 こちらはダムの貯水部分から見た風景となります。ダムを背に走る南阿蘇鉄道 (熊本県 南阿蘇村/立野駅付近) Photo No.2790鉄道の復旧、ダムの稼働開始とうれしいことが2重に重なった南阿蘇エリアです。 新しいスポットも整備され、多くの人々が足を運んでくれそうな予感です。 (鉄道のある風景)SONY α1 FE100-400mm F4.5-5.6GM 112mm f...