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2016/09/07

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  • 英語学習の玩具Kindle

    コンピューターなどが好きである。1960年頃、先生のインタービュー調査のテープレコーダーの採録起こしから始まった。短期間ではあるがタイプライターを教えたことから、ハングルタイプライターへ、そしてコンピューターへ、時代が代わるごとに私の器械も変わってきた。アメリカ旅行の時Kindleを購入したのはかはり古い、故障になり、新しく購入した。同僚の鵜澤教授の勧めによりキンドルを新しく購入した。私は説明書も読まず間違っても打つことから始まる。昨日彼の説明は丁寧で分かり易く、文字サイズの調節をしてくれた。私には英語学習の玩具である。まず英語の古典小説、「WarandPeace(戦争と平和)」「Bible」「Gonewithwind」などを購入して、主にベッドに入ってから楽しむ。難しい単語には「WordWise」で簡単な同義...英語学習の玩具Kindle

  • 「在日に、共生のために」

    年度末になり、振り返ってみる。「韓国文化論」「ワンアジア共同体」講義などで学生と市民に韓国について多く語り、論じた。日韓関係は悪いといわれる。韓国では日本嫌い、日本無視が造成されていくようである。国際化、グローバリゼーションに逆行する。その中でも私が知っている人、付き合っている人はその状況とは変わらず平坦に暮らしている。日本を愛することが韓国を嫌う論理があるようである。日本人として韓国が好きな人は多い。自然なことである。在日が日本に住みづいていながら日本を嫌のはなんだろう。とても残念なことである。私に日本通になろう、日本が好きだと言い、日本で職を求めた人がいた。私はそれを尊重して職を推薦した。しかし彼は日本で反日的に暮らし、定年して帰国している。今彼が私に敵対視している人物であることが分かった。日本でどういきる...「在日に、共生のために」

  • 「神様の意」

    市役所のフローラで堀晃氏の遺作展という新聞地域欄を見て昨日寄った。彼が生前寄付した大型の魚の絵、海岸の海の絵のただ2点、それも常においてあるものである。彼の死去については私がブログなどSNSで報じたことがある。読者はただの受け者ではない。情報発信の主体になる時代に来ている。今若い世代はネットで早くし強い情報を直接にコミュニケーショができる。私も朝早くネット上ヤーフ、グーグル、ネバー、ツイター、ネット新聞などでニュース、評論を読み終わって後に朝刊、テレビの順、それは旧聞になる。若者が新聞を読まないのは理解できる。昨日70年代から日韓を往来しながら牧会してきた金鐘武牧師と教会をめぐる回顧談が出来た。彼はある教会を活発に復興させている中中に定年を迎えた。その失望感、戸惑う感を隠せない。私はその面で先輩であり、慰めるこ...「神様の意」

  • 父が息子の説教を聞く

    いつの間にか起床時の習慣は我が家の高齢愛犬のミミを抱合して、お水を飲ませて上げることから始まる。それが私の最小限の愛情行為、ミミが生きているだけで感謝である。昨日三代牧師家系の家族と礼拝を共にした。息子の説教で父親が感動して挨拶の言葉を述べた。私も感動し、拍手をしたが他の人たちはシーンとしていた。なぜだろう。息子の自慢話と聞こえたのかも知れない。韓国では二代、三代続きの牧師の件で問題になることがあるが、日本では牧師という業種が難しく、希望者が少ない中において私は嬉しい。父が息子の説教を聞くのは異様に感じた人がいたようである。しかし私の教授生活では普通であること。教え子の発表などに参加することは多い。教え子から教えてもらうことは常である。さらに言うと育てた子供に依存するのは人間の生き方の一般的な仕組みであることを...父が息子の説教を聞く

  • 「東アジアの暦」

    昨日風雪の中撮影にお世話になった権藤氏夫婦と昼食した。楽しい時間であった。しかし健康に関する話が突然死の話になった。老夫婦の話。妻が先に死ぬと夫は必ず3年以内に死ぬ、夫が先に死ぬと妻は長生きするという。特に私のように妻の看護、介護で延命するような人間にとっては3年も持たないと感じた。悲惨な話であるが、今死より生を考えなければならない。帰宅してから大坂ナオミの試合が気になった。結局彼女を応援した。韓国からまた親日といわれるか、純粋な黒人女性、素直な表現、正直な投げ方が好き。遅れながら韓国から届いた「年賀新年」、否早すぎるものである。旧正を前にしたものである。㋁5日東亜大学で中国、ベトナムなどからの留学生のために旧正祝い会を企画している。同僚の金田晉教授がレクチャーをするという。彼は旧正と新正を併用することを主張し...「東アジアの暦」

  • 「日本は良い国」

    韓国から40数名の高校生と校長らが来校した。私は一言歓迎の言葉を語った。日韓関係が最悪とは言われても民間交流は良くなっていくという趣旨、外国・日本に初めてきたという学生もいて、私は長く住んでいて「日本は良い国」といった。その良いところを見てくれと言った。これは言い過ぎだったかもしれない。今日の日本旅行は無事に楽しくなるか気になる。権藤氏が講義の映像記録のDVDを持ってこられた。研究室ではワンアジア講義の反省会のようになった。内容も地域も多様、講義方式が様々だと、これから結果報告書を書かなければと相談になった。副学長の鵜澤先生が大学の高級公用車で帰宅させられた。マンションの入り口の反対側を通り過ぎ回転してきてエレベーター目の前まで着き、さらに彼は運転席から降りて最敬礼、私が最恐縮になった。「日本は良い国」

  • 「地上の楽園」呉文子氏寄稿

    植民地と戦争の後にも日本人は「正直、勤勉」だという評判を残した。今の日韓の不和の件でも日本が正直であると信じられるか。必ずしもそうではない。最近の政治家の言動、裁判などから日本の正直さの信頼性はかなり失われた感がある。植民地から解放、独立しても不幸な状況にある国は多い。アフリカの多くの国の紛争、ポルポト政権、北朝鮮政権などは不幸な状況にある。呉文子氏にが「東洋経済日報」(2019.1.18)に寄稿した文がある。彼女は1959年12月14日北朝鮮へ出航する新潟港前夜祭のステージで「地上の楽園」を熱唱した。生活苦と辛酸をなめた日本を後に、祖国に希望に満ちた帰国であった。「共和国万歳!あれは見てはならない悪夢だったのだろうか」。呉氏のお父さんは1962年『楽園の夢破れて』を出版した。誹謗中傷に耐えながらも、闘ったとい...「地上の楽園」呉文子氏寄稿

  • 復讐しないで

    人間関係では愛と裏切り、そして憎しみへ延長する場合が多い。政治や宗教で葛藤と戦争の長く多い地域、イェルサレム、シリアなどではそのようなことは多かったのではないだろうか。その中でイエスはキリスト教を通して多くの名言や知恵を語った。「あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ります」(ヨハネ13-21)と弟子や友人の中に必ず裏切るものがいるといい、「復讐しないで」と言った。人間の感情を無視した逆説である。情と知を合わせて考えなければならない。その難題が私自身にも起きる。私は韓国のメディアからバッシングされるにあたり、最近ある個人名が浮上した。彼は「あなたがたのうちのひとり」である。親しく、私が職を紹介して上げた人であり、驚き、恥ずかしい。しかしここに書いて置きたい。恐らく多くの人が経験することだと思うからである。裏切...復讐しないで

  • 話はまだ終わっていない

    丸二日間過去の回想の時であった。60,70年代の話に夢中していた。東大の名誉教授の伊藤亜人氏との時間、別れる時はとても寂しかった。彼とは泉靖一先生と李杜鉉先生の友人関係から始まったもう一つの友人である。戦前の秋葉先生の我が故郷楊州の巫俗、仮面劇などの研究に関わった任晳宰先生が戦後仮面劇を調査、そして李杜鉉先生の仮面劇研究へ私が同行され、私は巫俗研究し始め、張籌根先生との共同調査になり、このようにしてソウル大学の師範大学が植民地研究を継承するようになり、韓国文化人類学会の中心メンバーなった。2代目の会長の梁在淵先生と全国民俗調査団構成に批判される時、私は日本留学してしまい、梁先生が亡くなられた。植民地からの継承の文化人類学の師範大学主導から文理大学の「人類学科」中心になっていったのである。一方ソウル大への反人類学...話はまだ終わっていない

  • 伊藤亜人「東アジアの課題」

    「冬のソナタ」期を除いて日韓関係が悪いのが常態である。それは政権を営む人間の質による。しかし長期的な視野からみると日韓関係は友好的な方向に進展していると思う。以前朝四時帯の深夜ラジオで伊藤亜人氏が話すのを聞いたことを思い出す。私が一九七一年韓国で初めて会った日本人研究者、友人である。日本語を知らない留学時、大変お世話になった以来の方である。昨日ワンアジア共同体の講義をしていただいた。私は感無量な時間であった。彼の調査地である韓国珍島、よしみの歌にも歌われるところからの話、70年代の韓国の現実を基に韓国を理解している。少数民族が全くない単一民族として多民族との共生の経験のない韓国が今多民族共生の体験、民主化、キリスト教化、民族主義の強い国でありながら海外へ進出している。北朝鮮は植民地時代から開発された産業を基礎に...伊藤亜人「東アジアの課題」

  • 「ただ一人だけの味方」

    毎日のように韓ドラを楽しんではいるが突然感激の涙、久しぶりに泣いてしまった。なんだろうか。KBS週末ドラマ「ただ一人だけの味方」を、ただ俳優やタレントの演技力を楽しむようであった。母の認知症に親孝行の息子と妻の夫婦喧嘩、離婚。長男が家出の母に言った言葉、「お祖母さん父の母、私はお母さんが認知症になったら同じく施設に送らない」と、その言葉に感動した演技、母(写真)が息子の言葉に感動される演技は感動的あった。その感激、それが私にまで伝わってきた。それは演技力だけではなかった。親孝行の言葉であった。私に儒教の孝心があるのか。「ただ一人だけの味方」

  • 「先進国」

    家具店にブラブラしてみた。大きい空間に多くの家具が陳列されている。しかし客は数人しかいない。寂しく、経営者の立場を考えてしまう。シャッターダウン、少子高齢化の現象が現実である。その危機に対処するよう入管法が改正され、労働者を受け入れるような新移民法が実行される。私も日本に来て住んでいるが居住地を選ぶ基本権は尊重されるべきであると思う。しかし人手不足を埋めるためになるのではと疑問ももっている。元東京都知事の舛添要一氏は『文芸春秋』2月号で「人手不足と言いますが、安易に外国人の労働力に頼ってよいのでしょうか」と、同感である。女性、知能、高齢者などが働けるようにすべきであるという。日本は後進国から明治維新「先進国」へ発展してきた。先進国とは文字通り経済だけの「先進」ではない。高齢少子化も先進である。北欧のように人口が...「先進国」

  • 戦争トラウマ

    4機の戦闘機の低飛行、戦争かと一瞬驚いた。戦争トラウマが潜在していると思った。日韓関係の最悪、戦争を想定する人もいる。防衛上照射が問題になっている。専門的なことは知らなく、ただ日韓どちらが正直であろうか。その点では日本が有利であろう。戦前から日本人は「正直、勤勉」と言われてきた長い歴史があるからである。芸術学生たちの作品展示の下関市立美術館に寄った。読書会のメンバーの古本氏が同行してくれた。展示室では櫛田学長、平松教授とも会えた。韓国などからの留学生の作品も含まれている。常設展示館では私が所長を務めている東亜大学東アジア文化研究所の所蔵の絵はがきも展示されている。帰宅しソウルの友人と通話した。民俗学者たちの民族主義が日韓関係の最悪に乗っている話であった。戦争トラウマ

  • エスペラント語

    私は外国語として英語と日本語は負担であり、魅力も感じている。昨日山田寛人氏が来られ、エスペラント語が話題になった。私はもう一つの外国語として負担を感じながら傾聴した。1912年に生まれて消えずに、いまだに存続するということは生命力のある人口語であると思った。民族間の言語壁を超えるという長点がある。ネイティブがあって外国語があり、言葉への優越や劣等の感がないという。しかし誰もネイティブから外国語にぶつかり合うのである。私にはどうしてもブロークン英語の言語世界のように思われる。外国語の障壁を超えてコミュニケーションの広さは理解できても言語が文化であることへの配慮はどうなっているのか、延々と疑問が出た。私が新しく挑戦するには、やはり遅すぎ。エスペラント語

  • 「司法尊重」乱れ

    昨日韓国から縁の深い二人のお客さんが訪ねて来られ、長く話した。その話の中で日韓関係に触れた。日韓関係が最悪であってもそれは「政治家たちの言動」でしかないという。彼らは「名士招請」として私の講演が主催側から突然直前に取り消された件にも触れた。釜山の東亜大学校に抗議の電話をし、主導の学生に「崔先生はそんな人ではない」と抗議したら「情報を聞いて動いたのだ」といわれたという。それはある種の内部告発かも知れないが、私はそれより私を支持してくれた友愛に感謝し、嬉しかった。かなり前にテレビでバッシングでがあった時は世明大学校の教授、教え子金弼東氏がテレビ局に抗議してくれたことを思い出した。「司法尊重」であれば、1965年日韓「条約」、2015年の日韓「合意」なども守るべきであろう。韓国だけではない。日本のゴーン氏の拘留、フラ...「司法尊重」乱れ

  • ワンアジア講義

    朝、目覚めラジオ、BBC,起きてPCを開きネットニュース、SNSなどで情報を知る。それらに比べ新聞は古い。自宅で長く購読の新聞は旧聞のよう、図書館で多くの新聞を開いて論調を比較する。昨日はそこにワンアジア講義の13回をまとめて説明した。アジアの芸術と宗教についての講義方式、資料を全く持たず黒板だけを利用する講師からレジュメ、PPt、映像資料などを豊富に使いこなせる講師まで多様であった。私は自分のメモも公開し、学生に呼びかけた。メモを取る習慣をもつことを強調した。スマートフォン時代の中での講義とはフェースとフェース、直接対面し、一緒に感じ考える現場であることを強調した。鵜澤教授とは思考、漢字、日本語などについて対談をした。学生のコメントから「日本語の学習に漢字が一番難しい」(留学生)「漢字を捨てなかった日本は良か...ワンアジア講義

  • 春のような冬の日

    昨日は成人の日、春のような冬の日に散歩に出た。新成人の姿はどこにも見えない。友人の田辺正樹氏の奥さまの選挙事務室が目の前、寄ってみた。いつものように明るく迎えてくれた。次は猿が芸をしていたカモンワーフ、唐戸市場の中にある友人の店の海龍で立ち話をし、辛い唐辛子などを買ってそれをぶら下げて歩いた。観光客も少なく、日常異常なしの平安を満喫した。今日はワンアジア講義、財団の鄭博士が来れず鵜澤教授と私が代講する。アジアの芸術と宗教が中心であって、来週で終わりである。今学期には•アニメーション•日本の美•アジアの美•朝鮮の映画•満洲の映画•アジアの映画•アジアの大衆文化•シャーマニズム•儒教•仏教•韓国のキリスト教•日本のキリスト教が講義された。10余名の一般人と教職員の参加で90余人の聴講であった。ユーチューブで同時中継...春のような冬の日

  • 日韓関係のバロメーター

    拙著『慰安婦の真実』がある分野ではあるがまたベストセラーマークが付いた。なぜであろうか。嬉しい一方、気が重くなる。拙著が日韓関係が最悪ということを示すバロメーターであろうか。今の最悪の状況から「中立派」といわれる私の視覚が必要とされるのか。否、読者は日本の味方を私に求めるのか、おそらくその方であろう。日韓関係が悪いといわれても昨日の韓国人たちとの対話ではそれを気にする人はただ一人もいなかった。政治家とは異様な別人というようであり、普通の人たちの間では「日韓関係異常なし」。文氏は慰安婦合意が民意が合意していないので認められないと、さらに「日韓合併」(植民地)も認めない。日韓国交正常化の条約も認めない。しかし「司法の判断を尊重する」という。戸惑う。価値観が混乱する。解放と独立が良かったか。ポルポト政権や金氏三代など...日韓関係のバロメーター

  • ハワイ移民

    私の留学苦談は度々話題にしたが、もう一つは美談があがる。私が日本語が全くできなかった時英語で助けてくれた友人白水繫彦氏の顔が昨夜テレビで現れた。彼はその時代からの友人、アメリカ留学、活躍くしてしている大学者大学である。日本人のハワイ移民の話、美空ひばりの歌を中心に作られた番組を感動的に視聴した。内容も感動的であった。ハワイに移民した日本人がマイノリティでありながらアメリカ社会で中流階層になった話である。在日が3,4世なっても達成できなかったことが対照的に思い浮かんできた。ハワイ移民

  • OMG

    韓国から往来する知人から私の好物のチャパゲティなど一ボックスをお土産でいただき嬉しかった。その直後いつものように寄るスーパーマーケットに歩いた。そこに読書会のメンバーの古本氏のお姉さんから新鮮なイチゴをプレゼントされた。OMG!久ぶりに手にした月刊雑誌ReadersDigestの読者への編集者の文は難文、困った。流行、歌など最新の流行りが分からなくては読めない。OMGは何だろう。OhMyGod!の感嘆語の略字、OMG!HU(HontouniUresii本当に嬉しい)。日本でもタイコの流行語、HM,hontounimuzukasi-(本当難しい)。OMG

  • 遅すぎ?

    時々家内から「牧師になった方がよかったかも」と言われることがある。その度40代初め頃そんな誘いがあったたことを思い出す。神学の奨学金によるイギリス留学などを含め、大きな歩むべき道の大転換のチャンスがあった。家内と熟議して教育の道をと、教授の道を死守してきた。今まで信仰と教育の両道を歩いている。説教と講義はそれほど異ならないように思われるかもしれないが、実は大きな差がある。説教は実行や信念が前提になって信じて話したことを実行することが前提になっている。牧師は言行一致することが求められている。多くの有名な牧師は言行不一致で失敗する。私は自由な思考から結論を探る方が良い。この私の研究過程の部分が社会的に誤解されることがある。しかし私はその誤解を恐れ、修正することはない。それは信念、信仰心に基づくものであろう。信仰と教...遅すぎ?

  • 化粧文化

    旺盛な成長期の大学生の変化に注目している。身体の変化はもちろん化粧による変化が著しい。女子留学生の化粧による美化は素晴らしい。私の子供の時は化粧すると芸者だと非難されたが全く変わった。伝統という意味はあるのか、疑わしい。韓国と日本との比較はできないが、日本とタイとの化粧の比較のことを読んだ。同僚の一人の平松隆円氏の論文が韓国のジャーナルに韓国語で紹介されている。タイ女性は伝統と慣習に相応しく、日本の女性は品位や社会的地位に相応しくするという。タイの伝統的、日本の社会的として対照的であることが分かる。彼はタイの仏教と王制の社会から考えている。日韓の差はどうであろうか、彼に次の論文を期待する。ファッションとパーソナルな個性のための化粧にも触れて欲しい。蜂や蝶に向けて美しい花を咲かせるという植物学者中尾氏の論文を思い...化粧文化

  • 堀晃氏死亡

    私の植民地研究と縁の深い堀麗子家の次男の画家が亡くなったことが分かった。去年下関市立美術館の個展の時フイールチェーアの姿で嬉しくお会いして以来のことである。奄美大島で創作活動、全国的にも愛されたのに、悲しく、とっても残念である。去年麗子氏につづいて私には悲しいこと。私は麗子氏の生まれ故郷の韓国巨文島から研究が始まった。それはただの植民地歴史ではなかった。そこで生まれた人、ところを始点にして生き方、価値観、世界観などを検討することとなった。堀晃氏死亡

  • 競走

    日の昼名刺を持って訪ねてきた人がいた。彼は塩塚秀夫氏。日本体育大学卒業、熊本県立高等学校保健体育科教諭を38年間勤めて、本学に赴任した人である。彼は東京箱根間往復大学駅伝競走などで受賞した経歴者、本学で女子陸上部(駅伝部)の監督である。彼は東亜大学には留学生が多く、関心を持っているという。私が延々と経緯や現状を説明しようとすると黒人留学生が欲しいという。黒人とかは差別、皮膚ではない。アフリカの足が長く、ほっそりした学生が入ってきて欲しいという。マラソン選手として育っていきたいという教育者、やはり監督である。私の応対の話は長く、面白くなった。個人が体力を磨き、練習して競走に出るのは人間の生き方そのものではないか。走りは練習時間が長い、それに比べて表面に出る、優勝するのは稀、それに掛ける人生はどうことか秘密に迫って...競走

  • 「政治には味方をしない」

    「政治には味方をしない」ということに数回触れたことがある。すぐ右翼・左派、親日・反日と非難されるから黙っているのが要領良い人、「黙秘権」でも持つような面、私は卑怯と思う。昨日はカルロス・ゴーン氏の東京地裁での発言に注目した。この件を初耳の時、本欄でも触れたことがある。日産みずからやり難いリストラに外人を利用して追い出すための権力争い内部告発、そして検察はまず拘留して埃叩きすれば罰はできるということなのか。それは全く私の印象的なことではあるが、長い人生経験からの思惑がある。条文主義な法律主義とはいっても、客観的な「判断」であろうか日本の司法にも疑問がある。まず自分の不利な点に触れない司法に私は中立的とは感じない。司法が一方的に容疑にだけ注目し、ゴーン氏側は「全く嫌疑はない」と無罪を主張した。しかも五〇日も過ぎる拘...「政治には味方をしない」

  • 始務式

    研究室では年末ぎりぎりまでいて話をしていたが、昨日新年始務式ではなぜか新鮮さがあった。私は高齢者として金田先生と並んで座った。昼食会では教職員の顔をほぼ知らない。名刺交換もした。入れ替わりがあり新鮮にも感じた。学長の年頭辞では留学生が増えている、設立以来の中に国際化を向かえ、東アジア文化研究所の設立をあげ、少子高齢化の中でも大学は健全であると感じた。金田先生は乾杯音頭でアジアとの関係を強調し、アジア共同体講義にも触れた。その講義は続けるという電話、私が学生に刺激ある講義と称賛されて嬉しかった。あるTV知人からの電話では新プログラムの相談があった。本当に新年、新事の始まる感があった。始務式

  • 政治的な発言

    教養人は政治や宗教を話題にしないという金言のような言葉がある。私がコラムを書くある新聞にもそれは鉄則である。私はある民団系の新聞のコラムに政治的に触れたことがあって、それが消されるというので掲載を辞退しようとし、掲載してもらったが縁が無くなった。ある国際大会で会長が「政治と宗教とは関係ない」宣言したが、発表会は政治と宗教に関わっていないものはないほどであった。今民主主義の流れのなかに人気主義ポピュリズムが政治秩序を乱している。「政治と宗教への黙れ」とはつまらない。フェイスブック友AndyKim氏が「初めて政治的な文を投稿する」と前置き、日韓関係の悪化を日本側に立って考えて、韓国が1960〜70年代産業化の過程に日本から借款などのサポート、多く助けてもらった韓国が政権が変わるたびに協定を破棄し無視するのは問題であ...政治的な発言

  • 「アナと雪の女王」

    アニメに知識が乏しいのはただ高齢というわけではない。小学校4年ほど以来真面目に読んだことのない。しかし大学生を向かって講義をする人間、教師としても理解しなければならないと思っている。その中、昨日家内の勧めてアニメ映画「アナと雪の女王」を鑑賞した。ストーリーは二の次、雪や氷の魔法に注目した。波は北斎の名画の波が描かれているが、雪だるまは私が知っている者とは異なる。映画を観るというよりは雪の魔法にひかれていってしまった。水が凍ってしまうのは不便で利器のような現象であるが、その魔法が如何に美しく、魔力的であることに気が付いた。俳優の演技力を遥かに超えって作れるストーリーを超えて、複雑、長くもなれる。アニメーションの世界を一気に感ずることはできても理解はできない。王女と王子の恋、結婚反対、口論そして魔法の力「真実の愛」...「アナと雪の女王」

  • 脱稿

    私のように20代から大学という別世界に60余年生きてきたものは上からの目線からだと非難されるかもしれない。学問は世間や世俗とは別世界、距離をもつかも知れないが、実はそうではない。私の『慰安婦の真実』が高評される一方非難されている。私の生業の研究対象が「慰安婦政治」ではない。ただぶつかっただけである。読んで評価されるが、読まず非難されると2分される。後者に気にする必要はない。しかし世間とやまず噂、悪口で生きるのが活気を持つのが世俗である。その部流によって社会状況が決まっていく。無事、安易な「良い人」として黙っている生き方が良いとされているのは私も知っている。私もその世間の中で生きている。ただその世間を学ぶのではない。つまり世間に乗るのではなく、世間とぶつかることがある。ぶつかって通て行きたい。私は象牙塔の中の高貴...脱稿

  • 結露

    日本語の練習とも思いながらテレビ演芸などを長く視聴した。半分ほどしか楽しめない。笑うところで笑えず家内に理解を求める。完全な日本人ではない。3時間の番組「プレバト俳句頂上戦」も視聴した。私には日本語勉強の超上級編である。「東大王」という東大神話のような世俗的な話はあっても学歴が主ではない。実力の競争ゲームである。東国原英夫氏が「結露」の句で「凍蠅や生産性のわれにあるや」という俳句には感嘆せざるを得ない。窓の結露に留まっている蠅、生産性という失言、そこから自分に疑問掛けるの発想と表現が凝縮した句である。我が部屋の結露が酷く悩む中、発想と表現の異変のような表現、その対比のように感じた。執筆に参考にしたい。何歳まで日本語、文章作法の勉強をするのか。シューベルトの未完成曲を思い出す。結露

  • 蘭が咲いた

    お正月連休が続いている。テレビなどメディアを利用、楽しむ時期であるが番組はお粗末、新聞も休刊である。あるラジオ放送が前日と同じ内容を放送してしたとお詫びしたという。制作側も休息が必要とするのは理解できるが、いずれも視聴者中心ではなく、製作者中心である。政策的に深く考えて欲しい。昨夜韓国のある知人から新年の挨拶の電話、決り文句だけでは物足りず、花見の話に至った。桜の名所の鎮海の花見を約束した。嬉しい対話であった。我が家の窓際にはブーゲンビリアが咲いている。昨日、室内の蘭が咲いた。これから長く鑑賞できる。楽しみが少ない中、それを楽しみたい。蘭が咲いた

  • 「平成」の30年

    灰色な風景を家内の運転で1時間余走った。例年の新年礼拝、古い教え子が僕の奥さん。牧師は「平成」の30年を語る。それは彼の自分史のようなものであった。平成元年にここ宇部で開拓教会を始めて、来年に定年になると寂しそうである。音響が悪いか私の聴受力の低下か、聞き難かった。その後在日として今まで牧師を支えてきた80代半ばの女性信者の涙汲んだ話に耳を傾けた。また最近韓国から日本に就職して来られた二人の青年家族とも話した。日本人信者が用意したゼンサイとペダラツケを食べて帰宅した。年賀状を読んだ。数日続くだろう。交換の方が多い。が、一方的なものもある。プレゼントはただ一方的な感謝の心からであろう。一方的な心が交差する、それが理想的かもしれない。「平成」の30年

  • 新年あけましておめでとうございます

    恒例、昨夜の紅白歌合戦を見た。豪華であったが感動できなかった。「歌」という焦点がボケたか、多数の総動員式ダンス、集団律動、大型映像、紙吹雪、過剰な伴奏音には異様な感もした。今日から新年。しかし自然の時間は変わりはない。日本が西洋暦を採択、文化化して古い。その文化の新年という「名節」、それが韓国や中国では名節にはならず、ただの「休日」である。私には新年が名節かただの休日か、どうであろうか。誕生日くらい。それも基になったは陰暦、ただ新暦に固定したのは私である。最近精査した戸籍ではそれも違っているのを知った。長生きに感謝すべきであるが、「健康寿命」ということばが気になる。それは医学と家内の介護に大きい恩であろう。韓国から教会に訪ねて来た60代の男性、日本の空気、環境が良いのでただ日本に住みたくビザをもっているという。新年あけましておめでとうございます

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