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はんなりマンゴー https://hannarimango.hatenablog.com/

フィリピン生まれの愛犬マンゴーとともに京都及び関東の京都上京区だと提唱する高円寺で自分のルーツ探し。

陶芸、多肉植物、カフェめぐり、外国人もてなし、内装、御朱印、寺社仏閣、料理。

マンゴー
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2016/06/21

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  • 春の花で陶蟲夏草鉢遊び

    生花は冬虫夏草のイメージにはそぐわないのだけれども、花が咲くとなんとなく心が躍るし、活けたくなる。 団子蟲に千重咲椿 象蟲にマツバギク 団子蟲に原種ヒヤシンスは菌類ぽさのある姿形。 まだ固く締まった椿の蕾も溢れる花の色が良い。蚕蛾。千重咲椿はひたすら派手。 中央アジアでは5000年前の墓から人骨と一緒に見つかったというムスカリ。古代人も花と共に故人を送った。 原種チューリップ。もう少し茎を短くすべきだったか。 静物画のような静けさ 団子蟲に浅黄水仙 蠅取蜘蛛に鈴蘭水仙 私の中の最良の一枚はこちら。くねるように伸びる茎が植物的。低い位置での枝分かれも腑を突き破って成長した印象が強まる。学名アイリ…

  • 陶蟲夏草鉢「陣笠蟲」X アエオニウム「夕映え」

    鉢自体はもう数年前に作ったものだが今回、徒長した銘月を抜いてアエオニウム「夕映え」を植え込んだ。鉢は縦に深く、土容量も大きく重みのある鉢なのでヒョロヒョロと伸びてしまうアエオニウムでも担当する懸念なくしばらくは安心して育てられそうだ。 陣笠蟲という日常生活にさほど馴染みのない蟲。 紅い縁の葉をしたまとまりの良い多肉植物だ。

  • 社会科見学旅行 鹿島神宮、鹿島臨海工業地帯、銚子港、犬吠埼、屏風ケ浦

    社会科見学旅行は案外楽しいかもしれない。子供も多弁になり、たくさん聞いてくる。たくさん話す。 ・もう一つの要石のある鹿島神宮参拝 ・日本の化学工業と経済を支える鹿島臨海工業地帯を見学。夜景が素晴らしいらしい。 ・港公園で工場を背景に花見 ・日本一の水揚げ高を誇る銚子港見学と海鮮を味わいつつ体験と勉強 ・犬吠埼で休憩 ・屏風ケ浦の地層で火山灰の層や関東ローム層をこの目で見る ・なんちゃって潮干狩り体験 いつもは5時、6時に起床する子供たちが7時過ぎまで寝ていた。それなりに疲れたのだろう。 8時に出発して鹿がシンボルの鹿島神宮へ。 昨日の香取神宮に続いてもう一つの神宮、鹿島神宮に参拝。令和の大改修…

  • 社会科見学旅行。香取神宮、伊能忠敬、Coedo佐原

    子供の要望で社会科見学旅行 ・香取神宮で「すずめの戸締り」にもでる「要石」、東郷平八郎の揮毫などを拝見 ・小江戸「佐原」の映える街並みを堪能 ・50歳を過ぎてから日本全国を測量した偉人伊能忠敬記念館を見学 ・川沿いのワーズワースで舌鼓 ・最も古い様式の銭湯「金平湯」で温まる ・素泊まり宿「コエド佐原」で自由にくつろぐ ・佐原名物の最上白味醂を用いたハイボールを飲みながら漫画三昧 圏央道、関越道方向への自動車旅が多いが今回は首都高を抜け東関東道を通り自宅から2時間ほどの香取佐原ICで降り、香取神宮へ。 雨の日だったが桜が満開。 息子が「黒金でカッコいい神社だね」と珍しく神社に感想を言うほどに風格…

  • 陶蟲夏草鉢「大黒黄金」X エケベリア「デレンオリバー」

    コガネムシは金持ちだ。 金蔵建てた、蔵建てた。 子供に水飴舐めさせた。 こんな歌詞の童謡があってコガネムシを見ると脳内再生してしまう。この童謡は今年、熱海の梅園に子供達と行き園内に中原晋平記念館というのごあったのだがその中原晋平さん作曲だという。こんな歌も作っていたとは。 陶蟲夏草鉢「大黒黄金蟲」にエケベリア「デレンオリバー」を植えた。何となく蓮華のような趣のある引き締まった株だ。

  • 陶蟲夏草鉢「団子蟲」X 老楽

    手頃な自作の陶鉢がなかったのでプラスチック鉢に植え替えた。気づいたら変な形の植木鉢ばかり作っていて筒形の自作鉢が殆ど無いことに気づいた。 株元に被せてあたかも蟲を苗床にして植物が生えているかのように見えるようにした。 株の鉢と蟲が一体化した陶鉢をたくさん作っているがこの形式だと下の鉢は問わず、植物が巨大化するに従い大きな鉢への植え替えが自由にできる。 新しい試みは手応えあり。大きくなるサボテンをこの形式で増やしていくことができそうだ。

  • 蟲作り 団子蟲、塵蟲、鍬形蟲、兜蟲、蚕蛾

    仕事が一定以上忙しくなるとそれに呼応して作陶に没頭する不思議。結果疲労困憊する。蟲をさらに追加で5匹作り、削り作業済みの鉢にセットした。 5.団子蟲 半開 少しボロボロと朽ちた感じにしてみる。開口部は大きくとって少し太めのサボテンを植えられるようにする。 小さめの鉢にセットした。粘菌の子実体を加飾するか悩んだがやめた。細長い形状の美空鉾のようなもの、あるいは緑蛇を植えて浮き立たせたい。 鉢が歪んでいるな。修正しようかとも思ったがそのままにすることにした。 6.架空の甲蟲 玉蟲のようなフォルムで作り始めたが手なりで作っていたら知らない蟲になった。 玉蟲に近づけるならば細い脚をつけるべき。しかし線…

  • 蟲作り 団子蟲、蝉幼虫、兜蟲、蠅取蜘蛛

    さあ、11個の筒鉢の天と底に穴を開けた。いよいよ蟲を作って載せていく。蟲の大きさや形は様々なので鉢も同じ大きさにせず、穴の位置や大きさが違う鉢の中から合う組み合わせを模索しながら作っていく。 1.団子蟲の子実体仕立て 3hr 身体を折り曲げたダンゴムシばかり作っていたので真っ直ぐなやつを作ってみた。 真ん中に穴を開けつつも脚をつけた。 このまま、真上を向いていたらつまらない。斜めにして、子実体で囲んでみようか。 計6つの子実体を加えた。まずまずか。有機体がぶわっと筒の上部から溢れ出るイメージ。 もう少し傾けても良かったかもしれない。どんな多肉植物、サボテンが合うだろうか。 2.蝉の幼虫 3hr…

  • 春の多肉サボテン植え替え大作業

    春分の日に植物の世話に明け暮れたその備忘録。 温室ビニール撤去 団子蟲株元鉢に老楽植え込み 団子蟲鉢にレッドベリー植え込み 大鍬形鉢に銀手毬植え込み 中鍬形鉢に紫太陽植え込み 小鍬形鉢にゴーラム植え込み 象蟲鉢に紫太陽植え込み 象蟲小鉢に銘月植え込み 陣笠蟲に夕映え植え込み 大黒黄金にデレンオリバー植え込み 源五郎の多肉をカット 幼虫の多肉をカット 遺跡吊り鉢に常磐忍植え込み 山羊吊り鉢に常磐忍植え込み モヒカン鉢に玉扇植え替え 黒プラ鉢に玉扇植え替え 黒縄文土器鉢にセローム植え替え アートストーン鉢にクッカバラ植え替え プラ鉢にポトスライム植え替え 白陶器鉢に雷神植え替え 紫太陽植え替え ま…

  • 中国チキン「J.CHICKEN」

    高円寺駅ガード下のKFCが閉店して久しい。ガード下の改修工事に伴い1年以上KFCが無かったその空隙を突くように開店したフライドチキンバーガー屋。 客はおらず。バイトと思しき若い女性が応対してくれた。 丸ごと1羽を揚げたチキンがウリらしいが1人で食べるには量が多いし、家族で食べるようなテーブル席はない。持ち帰って家族で食べるには切り分けも面倒。 1人向けのフライドチキンバーガーのランチセットを注文した。少し待って出てきた。揚げたての熱さではなく、かといってすぐに出てくるわけでもなく。 美味しくないとは言わないけれども、小さなバーガーに量が多めなポテト、そして氷の多いドリンク。これで900円以上す…

  • 高円寺桜名所「廃墟桜」

    高円寺で1番の桜の大樹と思っていた廃墟の前の桜の古木。それが今年に入って枝を徹底的に切られてしまった。株元から伐採しなかったのは所有者が伐採を指示したのではなく、枝が歩道の上に落ちないように行政が執行したということか。 桜が咲くのを待ってくれても良かったのに。痛々しい露出した切り口に暗い気持ちになっていた。毎年確実に目に見える変化で崩れていく廃屋と見た目には変化を感じづらい桜の古木の対比が秀逸な桜の名所だった。その桜が無惨な姿になった。 そういえば京都円山公園の桜も私が住んでいた頃に枝が落とされて随分と不恰好な姿になってしまっていたが10年以上経ってどう変わっただろうか。平安神宮の屋根の上にか…

  • 豆乳おでん「ぱるぷん亭」

    「何が起きるかわからない」というドラクエの呪文から店名をとった中野のチーズリゾットの美味しい居酒屋パルプンテの姉妹店として今年1月に開店した豆乳おでん居酒屋「ぱるぷん亭」。 新座の古建具屋からわざわざ取り寄せたというレトロな建具など内装が好み。 豆乳おでんは腹に優しい印象。じんわりと温まる旨さ。ぶらりと1人で来やすい雰囲気なのも良い。1人でも女店長が適当に相手をしてくれるし、席が埋まっていたら気軽に隣の客と話せる雰囲気もある。店長は他の飲食店に長いこと勤めながらパルプンテのお客さんとして通っており、縁あって姉妹店の店長として任されたらしい。 駅から少し離れていることもあり、よその街から来た人は…

  • 穴蔵的時間潰しカフェ「ドッグベリー」

    久しぶりに来た高円寺のカフェ「ドッグベリー」。定休日無しの11:30〜3:00という高円寺らしい深夜まで営業している時間潰し処。 階段を上がった2階左手にある店は薄暗くて穴蔵のような安心感がある。庚申通り商店街を初めて歩く観光客はカフェの存在に気づかずに通り過ぎてしまうだろう。 ボードゲームがあったり、漫画があったり。なんだか京都で沢山あった学生が溜まり場にする「さらさ」グループのカフェの雰囲気。しかし私の知る混沌とした雰囲気のカフェは15年経ちほとんど無くなり広々としてモノの少ないカフェに置き換わっていってしまったようだ。 お酒も豊富。 大勢が手にしたであろうボロボロになった漫画「マスターキ…

  • 美麗標本を眺めながら呑める「昆虫館BAR」

    通常は「サイエンスバー インキュベーター」として営業し、オリジナルカクテルをビーカーや試験管で提供するバー。 そこが日月祝日限定で「昆虫館バー」として間借り営業している。 お通しのクッキーはインキュベーターと共通。何の式か聞けばよかった。Googleで調べればいいのだが。 蟷螂カクテルを頂いた。チェイサーの水はビーカーに入って供される。 昆虫の研究で博士号を取得したという店長は働きながらも趣味というかライフワークで研究所に所属してカマキリの研究を続けているのだそうだ。カマキリはまだ知らないことも多いそうだ。一方で蝶はある程度調べ尽くされていて発見の面白みに乏しいそうだ。質問するとハキハキと底な…

  • 銅製蝉幼虫の5年の経年変化を観察する

    物々交換して手に入れた水晶冬虫夏草ペンダント。本物の蝉の抜殻に銅鍍金をしてあり、背中の裂目から水晶が生えている逸品。私の好みど真ん中でありながら私の陶芸とは全く技術的には別ジャンルなので入手できて嬉しい。 脚の微毛までしっかりディテールが残っている優れもの。鍍金なので本物の蝉の抜殻が中に閉じ込められていると思うと感じ入るものがある。本物への鍍金なので造形としては完璧だ。 土から特徴を掴んで形にしていく陶芸とは異なるが、本物の形状にはやはり容易には真似られない存在感がある。 この水晶冬虫夏草ペンダントが酸化して鈍色に黒ずみ、緑青が湧いて複雑な表情を見せるところまで育てていきたい。 陶器を部分的に…

  • 桜と花粉

    なんだか花粉のせいで桜の季節が年々、素直に楽しめないものになりつつある。勿体無い。こんなに美しいというのに。 中央が深い紅の桜。 ランチを持参して花見でもするか、と思い立っても次の瞬間には花粉のことを考えてしまう。それでも行くか。 背景が黒いとうっとりするほどに引き立つ

  • 灯螂舎の昆虫焼菓子「蟲菓」

    昆虫を取り入れることで食味の良くなる組み合わせのみを「蟲菓(昆虫焼菓子)」として製品化して販売している「灯螂舎」さん。試食した感想や疑問を記録しておく。 昆虫食がバッシングに遭っているらしい。どこぞの自治体で学校給食に出され、昆虫食に肩入れしすぎていること、昆虫のアレルギーの懸念が軽視されていることなどが問題視されたらしい。 私は蟲は好きな人が食べれば良いと思っている。強く他人に強いるべきものではない。エネルギー生産効率が高い未来の人類を救う可能性のある食材とされている。しかし食品ロスが3〜4割も出される現状をまずは改善すべきだと思う。さらに言えばマクロに見れば日本人が昆虫食にシフトしてエネル…

  • 3月の緑道 椿尽くし

    1月末に首肩をやられ、長時間の運転やら子供をスキーに連れて行き板を担いであげたり無理したら回復が長引いた。そんな状況で阿佐ヶ谷で寒い夜、階段を踏み外して腰を強打してしまった。酒に酔っていたが酩酊のせいではなく雨で階段が滑りやすくなっていたせいだと思っている。1週間以上痛みが続いた。老いた。 そんなわけで食べつつも運動はせず、体重は69kgを超えていた。泣きたい。久しぶりにジョギングを再開するも身体は重いし花粉はまだ待っていてクシャミが骨に響く。踏んだり蹴ったりだ。 赤と白の混ざった絢爛豪華な大輪八重咲の椿。その後ろには白、赤の椿も咲く。並んで植えた銘品椿の枝をうまいこと横に伸ばして色とりどりの…

  • 国立新美術館

    もうそれ自体がアート作品ともいえる国立新美術館は適当に撮っても良さげな写真になる。 緑色のガラスを透過することで生まれる色のグラデーションも綺麗。 この円錐の上の子供心が踊るような特等席にフレンチのひらまつが運営するポール・ボキューズというカフェがある。 バニラアイスが500円強、ケーキとドリンクのセットが1500円とかなり場所代込みの良いお値段だが、息子曰く「今まで食べたバニラアイスの中で一番美味しい」とのこと。しっかりと黒胡麻のようなバニラビーンズが入ったものだった。 国立新美術館の建築費は380億円程度だとか。東京オリンピックのために作られて利用のアテに乏しく維持費だけでも毎年18億円円…

  • 陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」 X 「シルバーブルニア」

    腹から生える今までの形状ではなく背中の外殻の隙間から生えるタイプを作ってみた。自分としてはアリではないかと思う。実験的な試みだったが満足の結果。 腹には穴が空いていない。体躯の下に空間があることで団子蟲そのものが苗床になっている印象を強められるのではないか。また、腹を下にしながら脚を見せるのも意図。懸念は土容量が少ないので乾燥と低栄養に耐性のある多肉植物を選ばないといけない点だ。サボテンをコンパクトに育てるならばいけると思っている。 乾燥させたシルバーブルニアを挿しているが葉を取り除くと、粘菌の子実体のような見た目になって実に好みだ。 頭と尻に水抜き穴が空いているが、その穴を大きくして根が下に…

  • 作家同士の作品物々交換のために夏までに10鉢の陶蟲夏草を作ろう

    学び 作家同士の作品物々交換は思い入れも深まり楽しい。 物々交換するには「あなたの作品も売ってください」と言わせる魅力がないといけない。 お互いにとっての価値が値札とずれるのも面白い。 作家同士の物々交換は他の人のいないところで話す。 物々交換は作家さんごとに原則1回限りにする。 夏までに陶蟲夏草鉢を10個ほど作ることを心に決め、10個分の鉢部分を水挽きした。ひしゃげた物は作為的に凹ませたのだけれども実態は既に失敗作で起死回生の逆転期待枠なのかもしれない。しかしそういうダメ元の「遊び」が化けることもある。 物々交換に恥じない陶蟲夏草鉢を作ろうと俄然やる気が出た。自分の作品で他の作家さんの欲しい…

  • 蟲偏愛家の集う「東京むし展」

    蟲にまつわる手作り作家の展示販売会に行ってみた。「東京むし展」はここ毎年行われているそうで、蟲好き、ハンドクラフト好きにとって魅力的な狭く深い世界。自分の好きなものに開き直った人達の集い。 蟲の標本に時計の機械機構を嵌め込んだもの。機械仕掛けの蟲のような表現。これは「うつせみ標本屋」さんの作品。 こちらはモルフォ蝶の羽を使ったシルバーやゴールドのアクセサリー。構造色が素晴らしく美しい実物のモルフォ蝶の翅をレジンと金銀の枠に閉じ込めてある。デザインも素晴らしい。武蔵引田でお店も営業されているPsyche(プシュケ)という作家さん。店のサイトを見ると素晴らしい作品が本当に多い。 そしてこちらは実物…

  • 陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」X「レースフラワー」

    緑の着色はアクセントになる しっかり重ね塗りしないと発泡しない 植え込む植物も彩度に乏しいマミラリアなどの白サボテンにするならば菌糸体の上に緑を乗せるのは良いと思われる。 色の相性は悪くない。今回は濡れたままの下地にトルコ青結晶釉を重ねて塗ってしまい、重ね塗りもしなかったのが敗因と思われる。 レースフラワーのドライプランツも合う。ひょろひょろっと生えて開花したような風情で鉢のサイズとぴったりと合う。

  • 陶蟲夏草鉢「コーカサスオオカブト蛹」X水仙

    カブトムシ類の脚の細さに悩んでいた。幼虫を作ることにしてふと、その中間体である蛹の冬虫夏草があっても良いではないかと思った。 台座よりも大きくはみ出す形。 造形はそれなりにうまくいったように思う。コーカサスオオカブトも悪くないが、やはり頭部にY字の立派な角を持つ日本のヤマトカブトムシが作りたくなる。 成体はどこまでもシャープな輪郭のカブトムシだが蛹は細い脚も太いチューブのような皮に包まれていて全ての輪郭が丸味を帯びていて愛嬌がある。実は蛹は陶器の造形に向いていることがわかった。 原種水仙が最もこの鉢に合うとは思わない。合わない。それでも庭先に何かが咲いているのを見つけて喜び、室内に取り入れるの…

  • 陶蟲夏草鉢「ゾウムシ」X「シルバーブルニア」「レースフラワー」

    ゾウムシの陶蟲夏草鉢が焼き上がった。シルバーブルニアを挿すと粘菌の子実体のように見える。自分としては満足の仕上がり。 春を待ち、サボテンを植え込めるようになるまでドライプランツを挿して遊ぶ。 ニョキニョキと生えて開花した雰囲気が出てくる。総じて白なのも静かで良い。 ゾウムシのずんぐりむっくりとしたフォルムとがっしりとした太い脚は安心感がある。また継続的に作っていきたい蟲の一つだ。 このぐらいの作り込み具合がちょうど良いように思う。さらに作り込むと精巧に作り込まれた印象ばかりが強くなって存在の希薄な雰囲気が損なわれてしまう。 頭を下げる形が良いのか、上向きにしがみついて頭を倒す形が良いのか試行錯…

  • ヒヤシンス開花記録

    2月15日。ここから記録をこまめにとってみたい。 2月20日。5日間での成長は目に明らかではあるものの 2月21日。段々と加速度的に膨らんでいくようだ。 根が随分と緑色になってきたがこれは水の中で繁殖した藻類のせいだろうか。そして興味深いのが毛根でびっしり覆われた太い根も生え出していること。 2月22日 時折ミチミチッと音がする。花茎から花朶が離れて広がる音のようだ。 2月24日 一気に茎が伸びた。 2月25日 真っ直ぐとは伸びる気がないらしい。 深く魅惑的な青から紫のグラデーションをみせてくれる。これにしてもこの深みのある青紫よ。惚れ惚れする。 2月26日 今年のヒヤシンスはもう真っ直ぐに咲…

  • 清めの前野原温泉

    外国からの友人のもてなしに持っておきたい手札。東京都板橋区の穴場。 10km先の前野原温泉へ自転車で遠征。日本庭園のある風情あるスーパー銭湯で私のお気に入りのひとつだ。 風呂は源泉掛け流しの強塩泉もあり、寝湯や打たせ湯も気持ちが良い。湯船の脇には椿の園芸品種が育っており見事な花を咲かせている。 食事処もなんだか風格と風情のある佇まいで食事も美味しい。 せいろ蕎麦を頂いた。蕎麦は美味かった。 庭を見ながらサイダーなんぞを頂く。 甘くシュワシュワとした炭酸が長湯で脱水気味の身体に浸透していくように染みる。 外国人客が多かった。白人のグループ、韓国人、中国人。いろんな言語が聞こえてくる。こんなに日本…

  • 五美大卒業制作展@国立新美術館

    数年ぶりに国立新美術館で毎年行われる五美大合同卒業制作展に子供達と来た。入場無料で美大生の4年間の苦闘の成果の結晶やら打ち果てた残骸やらのドラマが見られるありがたい展示。そして撮影自由なのも素晴らしい。 どこかのカフェやバーの壁に掛かっていたら最高にカッコ良い存在感のある巨大なサイクロプスの絵。右下には踏まれて破壊されたのかもしれない石造りの街並み。小さく膝を抱えた巨人の大きな絵。 眼と角の金属箔の複雑な色合いが最高にかっこいい。山口岳人さんの作品。 左右対称の日本画テイストなほんのり近未来的な絵。 犬に緑青色の眼に紅い脚先や耳鼻は個性的な配色。 あれ、中国っぽいなと思ったら中国人と思しき人の…

  • Yuan 元

    食べて幸せになる店というのはそんなにはない。しかも自分の懐具合に合っており背伸びしてしまった感を感じずに済む手頃さ。 どれもハズレは無いのだけれども エビチリ ピータン豆腐 これは驚きのある個性的な美味しさだった。また店に足を運ばせる味だ。 ピータンってこんなに美味しかったっけ。辛い味噌のようなソースと合う。 マルベックのどっしりとした赤と相性が良かった。 カウンター席しかない店ではあるが最も奥の調理の手元が見える席が好きだ。 2人で行くと異なる味の点心をそれぞれの蒸篭に分けてくれる気遣いがある。 点心も抜かりなく美味しい。 牛頬肉の黒酢餡かけ。美味。 蟹玉子炒飯。もう鉄板。 表現力がなくて説…

  • 地下の巨大機構 環状七号線地下調節池

    青少年育成なんたら協会の催しで善福寺川取水施設の見学に参加した。 1988年から20年をかけて地下に54万m3の巨大地下貯水池として直径12mのトンネルを長さ4.5kmの長さにわたって環状七号線の地下40mに造ったシロモノ。丸の内線などの地下鉄と干渉しない十分な深さとなると40mの深さが必要だったらしい。 6カ所にリアルタイムの監視カメラがあり、危険水位に達すると神田川、善福寺川、妙正寺川から地下調節池に取水するのだそうだ。 実際に水が流れる模型で見せてくれる。 大雨警報が出ると最低2名で対応にあたるそうだ。 地下40mまでビル14階相当の高低差を階段で降りていく。 そうすると地上40mから水…

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