先週火曜日、謎の喉の痛みがあった。だんだんひどくなり、刃物で喉の中を切り裂かれたごとくの灼けるような痛みだ。食べ物はもちろん、少量の水や唾を飲み込むだけでもひどい嚥下痛に顔が歪み、水を飲むのさえ億劫になる。39℃近くまで発熱した。これは最近流行りのCovid-1
この数十年の放浪履歴を元に思ったこと・感じたことなどを訪問者の目線で綴る『旅エッセイ』ブログ
次に行きたい場所の参考になれば幸いです。 最果志向とは… ただただ行けるところまで行ってみたい。何もなくても構わない。「何もないこと」を見に行く。そんな変わった性癖を勝手に定義。 故に、職業は普通の会社員であるものの、休みのたびにあてもなくフラリ旅に出てしまう。
先週火曜日、謎の喉の痛みがあった。だんだんひどくなり、刃物で喉の中を切り裂かれたごとくの灼けるような痛みだ。食べ物はもちろん、少量の水や唾を飲み込むだけでもひどい嚥下痛に顔が歪み、水を飲むのさえ億劫になる。39℃近くまで発熱した。これは最近流行りのCovid-1
この訪泰の旅でもはっきりと目的地を決めていたわけではないが、行ったことのない土地を目指してみようということで、タイ中部からペチャブーンを抜けルーイまで行ければ、と思っていた。ルーイはタイ北部と東北部の中間あたりに位置し、メコンを国境にラオスと接している
当ブログでカフェの記事は初めてかも知れない。というのも、私はあまりカフェ・喫茶店に入ることがあまりなかったからだ。昔からリゾートもカフェも温泉もあまり好きではない。どちらかというと苦手だった。落ち着いた雰囲気でゆっくりする、というのがどうも性に合わない
台湾には臭豆腐という発酵食品がある。中国本土から伝わったもので、台湾に伝わっているのは揚げるタイプの中国南部風だ。ちなみに中国北部風の臭豆腐は豆腐乳とも呼ばれる漬けて作るもので、沖縄の豆腐ようの元とも言われる。臭いの刺激の種類も食感もまったく違う、別の
タイ東北部スリンの街にあった餃子のお店、その名も「スリ餃子」。なぜ「スリン餃子」ではないのかはわからない。カタカナ表記されているので、日本風の餃子を出すお店だろうか。 ご存じの方もいらっしゃると思うが、餃子はもともと中国から日本に伝わっているものの、現
こちらはタイの首都バンコク、チャオプラヤー川の西岸トンブリー地区にあるターディンデーン市場。それほど大きな市場ではなく、生鮮食品や日常雑貨などが並ぶ、庶民の市場だ。特に用事があるわけではなかったが、入り口付近から目を向けてみると、奥に中華風の廟のような
以前から当ブログでは各地の本頭公廟を紹介している。本頭公とはインドシナ半島の華僑だけの土地の守り神様であるが、各地で祀られ方や様式も違うし、ご本尊の姿も異なっており、謎が多い。タグ「インドシナ半島の華僑オリジナル神・本頭公の廟を巡る」で各地の本頭公廟の
大人になってからの趣味の語学学習では文字を早めに覚えると良いと思う理由
タイの建物内などでよく見かけるコレ。もちろん文字なんて読めなくても、左端の絵さえ見れば、何を意味しているかは理解できる。禁煙・煙草を吸わないで、ってことだ。 だから文字なんて覚える必要はないのか。確かに意思疎通だって会話のほうが早いし、それができなくて
ただの水のボトル。だけれど、このパッケージは他ではたぶん見ない。 これはタイ国鉄の夜行列車で一等寝台の客にだけ提供されるもの。私が初めて利用した2001年でも水のボトルの提供はあったし、それから何度か一等を利用した際にも毎回用意されていたと思う。しかし、こ
桃園市街の公園の脇にあった警察の派出所。3階建ての立派な建物で、日本の交番のイメージよりずいぶん大きい気がする。昔は日本でも派出所とも呼んでいて、お巡りさんの住居も兼ねている駐在所と区別する意味合いが強かった。いつだったか忘れたが、日本では交番が正式名称
こちらは台湾領の離島、澎湖の首府である馬公の街中で見かけたもの。ラウンドアバウトではないが、ちょっとした変形型の中央島があるような交差点で、その中央島に設置されていたのが、写真のチェロを弾く子供の像。 近寄ってみたものの、説明書きや銘板などもなかった。
山東省曲阜は孔子の生地として知られており、孔子ゆかりの孔廟・孔林・孔府がユネスコの世界遺産に登録されている。街中も孔子一色で、孔子の像や論語の一節が書かれた碑やグッズなどを多く見かける。 写真は世界遺産の孔廟の入り口付近。大きく「金聲玉振」と書かれてい
昨日の記事で肉骨茶に少し触れたので、そういえば、と思い出を掘り起こした。 あの日はマレーシアのペナン島・ジョージタウンを出発して北上し、国境を越えてタイ南部ソンクラー県のハジャイの街にやってきた。まずは投宿して一息ついたところで、もう昼時を少し過ぎよう
タイ東北部ルーイ県のチェンカーンの街で食べた、薬膳系のスープのクイッティアォ。タイに行ったことがある方ならご存じだろうし、以前の記事にも書いたことがあるとは思うが、クイッティアォはタイ全土の屋台などで食べられる米粉ベースの麺のこと。 スープもオーソドッ
タイ東北部の街ルーイのバスターミナルにほど近い市場にて。 ここはタイである。堂々と描かれた日本語があると、日本人としては少し目を止めてしまう。マイーツってなんだ?などと思う時間は1秒もない。マとスは形が似ているので間違えたのだろう。この手の間違いは海外で
(セブンイレブン+ミニストップ+ファミリーマート)÷30=?
タイのペチャブーンで見かけたお店。 7(セブン)ではなく9があしらわれている。ミニストップでもファミリーマートでもなく、ミニマート。帯の色合いも微妙にそれらのコンビニを象徴する配色を意識しているように見える。 以前の記事でも台湾の最南端付近で見かけたセ
台湾南部の台南に、官材板と呼ばれる名物グルメがある。以前は台南周辺でしかあまり見なかったように思うが、最近では台湾各所の夜市の屋台でも売られているようだ。 以前に台南で食べたことがあったが、その時は写真を撮りそびれた。しかしなかなかに忘れえぬ味で、台湾
久しぶりの投稿。 長らく滞ってしまったのは、2020年11月に療養生活から再就職し、生活が一変してしまったことが大きな理由だが、それだけではない。当ブログの更新間隔が伸びてきたのはそれより前、Covid-19が流行り始めた頃だ。 皆さんご存じの通り、Covid-19の世界的
国道9号線は京都市内を始点とし、中国地方の山陰側を経由して山口県まで結ぶ幹線道路である。京都の始点は、国道1号線との分岐点である堀川五条の交差点だ。 その国道9号線を堀川五条から西、すなわち山陰方面に進むと、御前通(おんまえどおり)を越え、西大路通の手前で
写真は2018年12月初旬にバンコクの寺院ワットパクナムを訪れた時のものだ。ワットパクナムは大仏塔の天井画がフォトジェニックな場所として、21世紀に入ってしばらくしてから有名になった寺院だが、私が訪れた時、この大仏塔のそばに大きな鉄骨が聳え立っていた。 はじめ
鳩は年中よく見かけます。公園などに居る鳩よりも用心深くて人慣れしておらず、近寄るとすぐに逃げます。しかし窓際でじっとしていると、案外近くまで寄って来るようになりました。 鳩って案外間抜け顔に見える。 あれ?スズメかな。と思いましたが、一回り大きいし、鳴
昨年11月中旬、4年程続いた自宅療養と言う名のぐーたら生活を終え、就職して社会復帰をしております。そんなわけで、のんびり自宅の窓から外を眺める時間もすっかり減ってしまいました。冬の日は短く、暗いうちに家を出て、暗くなってから家に帰ってきますからね。 休みの
朝、少し早めに出ていつもより一つ手前の駅で降りて歩いてみる。こんなに身近にも非日常はある小さな旅だ非合理的で無為なことだと笑う人もいるかも知れないだが非合理で無為なことにこそ『楽しい』があるのだと私は思う世の多くが理解を示す趣味や道楽でさえ興味のない人
マレーシアのマラッカの中華街のお店の窓際に鎮座していた招き猫。 そういえば招き猫は確か日本発祥だったと思うが、昨今では中華圏や華僑が多いアジアの街などでよく見られる。日本の招き猫は小判を抱えているものがよく見られるが、中華圏のものは銀錠(元宝・銀鋌・馬
私は若い頃から長い間ジーンズを履かなかった。子供の頃に親に買い与えられた気もするが、ほとんど履いた記憶はない。ゴワゴワして重くて動きにくいという印象しかなかった。 学生時代でもカジュアルファッションには無頓着だったし、特にアメカジとかTシャツ+ジーパンみ
春から夏には『ケケケケッ』という鳴き声がうるさかったケリ。最近はあまり声を聞きませんでしたが、また戻ってきたようです。 ケリは数分以上も同じ場所に居ることも多いのですけれど、何をしているんでしょうね。 最近、家の窓から一番多く見かけるようになった鳥はコ
裏の田んぼも稲刈りのシーズンになりました。涼しくなって小さな羽虫もいなくなり、窓からは心地よい秋風が入ってきますので、窓際に座ってゆっくり外を眺めていると、人生の幸せについてふと考えてみたり、なんだか哲学的にになったりもします。 今日の写真はすべて我が
時は1997年。タイ王国の首都バンコクは急拡大する大都市で、モータリゼーションの波が押し寄せていたが、交通インフラの整備は追いついていなかったように思う。 公共交通機関で言えば、地下鉄はおろか高架鉄道BTSもなく、唯一の鉄道である国鉄はコミュータートレインでは
中国の河南省は、その領域の大半が黄河の南岸に位置することから付けられており、省全体が広大な華北平原に収まっている。中国で最も歴史のある地域の一つで、省内には日本でもよく知られている洛陽・開封・商丘・安陽などの古都や少林寺(嵩山)などがある。 その河南省
3週間ほど前の記事にパクチーの実がなった写真を載せておりましたが、それらを収穫し、しばらく乾燥させておいたら写真のようになりました。 いわゆるコリアンダーシード、スパイスとして使えます。パクチーよりも格段にカメムシ臭が薄く、若干オレンジピールのような酸味
パクチーの実 冬から春まではボチボチだったウチの小さな小さな庭の家庭菜園も、最近温かくなってきて急速に育つようになりました。やはり太陽の力は偉大だと感じます。 写真はパクチーの実です。いわゆるコリアンダーシードですね。鉢植えのパクチーはグングン育って観葉
数日前、裏の田んぼに水が張られました。家の窓の景色から季節の移り変わりを感じられるのも、考えてみれば贅沢な生活です。都会暮らしの経験があるからこそ、気付けるのかも知れません。色々な経験は人を豊かにしてくれるものだと思いたいものです。 窓からは季節を問わ
国内にはいくつか島根県の出雲大社の分院が点在している。京都にある分院は、旧丹波国の中心都市・亀岡の郊外にある。 同じ亀岡市内には旧丹波国の一之宮だった『出雲大神宮』があるが、これとは別物であり、基本的には所縁もない。 また出雲大社の分院といっても、正確
【音遊び】『がんばれゴエモン!からくり道中』ステージBGMメドレー【自動演奏ピアノ】
コナミのファミコン時代の名作ゲーム『がんばれ!ゴエモン からくり道中』のステージBGMのメドレーを自動演奏ピアノに弾かせてみました。子供心に鯔背なサウンドが頭にずっと残っていました。音遊びは引きこもるのに良い遊びですね。 アーケードゲームの『Mr.五右衛門』
一昨日に引き続き、COVID-19を避けて山で散策しにいったら、見かけた春の花を備忘録として。 ムラサキケマン。綺麗で可愛らしい花に見えるけれど、花も葉も茎も食べたら大変なことになる毒草。よく似た花で薬草になるものがあるのもややこしい。 ショウジョウバカマ。 形
COVID-19のせいで、人が居るところに出かける気にはなれませんが、人がいない山の散策なら問題ないでしょう、というわけで、近くの山(京都の西山)へ山歩きに出かけてみました。 平日の昼間には人に会うこともあまりないのですが、今日は少し広い主要山道ではたまにハイ
我が家の玄関の軒先には、二畳分程度の小さな庭がある。ちょっと大きめの箱庭と言えるくらいの大きさだ。 昨日、家内がご近所の軒先にある色鮮やかな花が植えられているプランターを見て、「ウチもパンジーでも植える?」などと言う。私の答えは簡単だ。「パンジーは食べ
しばらく更新が滞ってしまった。忘れる前に書き留めておきたい写真や思い出はたくさん残っているのだけれど、一度サボると「明日でいいか」とサボり癖がついてしまう。このままでは追いつかなくなってしまうので、意識的に筆をとることにする。 この車上荒らし事件も話せ
マレーシアの首都クアラルンプールのフォトスポットとなっているクアラルンプール・シティギャラリー前の真っ赤なI♡KLのモニュメント。なんと撮影するために多くの人が列を成しているのだ。皆が次々にモニュメントの前でポーズを決めて写真を撮っていく。 私はこんなもの
福建省泉州にて。 中国に『福田五星』というメーカーがある。バイクベースの三輪車や電動の三輪/四輪自動車を作っている会社だ。 古い会社の古いモデルというわけではないはずだ。しかしオート三輪が街を闊歩していた時代を知る人ならば、懐かしさを感じるフォルムでは
2013年の年末も近づいた頃、日本から杭州に飛び、バスで安徽省黄山までやってきた。 昔は新しい土地に着いたら、まずは宿探しと情報収集から始まったものだが、それらはもうネットで手軽にできる時代だ。基本的にあまり旅程を決めない放浪旅でも、次の目的地を決めたら宿
河南省鄭州の街をフラリと歩いていた時に、電動車特売場(电动车特卖场)なるものを見つけたので、少し入ってみた。 日本で電動車と言えば、EVすなわち電気で動く四輪自動車を指すのが一般的ではないかと思うが、ここで言う電動車(电动车)とは、電動スクータや電動三
その日、私は大阪から東京経由で厦門に飛び、厦門の空港から、そのまま厦門の市街には行かず、泉州行きのバスに乗って、泉州市までやってきた。初の泉州市、初の福建省だった。 バスが到着したのは泉州航空飯店というホテルの前だった。この日の宿は予約していたが、ここ
大阪国際空港。現在ではその名に反して国際線は飛んでいないが、国内路線においては今でも関西の主たる空の玄関口である。その所在地から、伊丹空港と呼ぶことも多い。 この伊丹空港、昔からターミナルに無料で入れる展望デッキがある。私は、この空港に限らず、空港で時
京都の南部、ちょうど名神高速道路の京都南インターの近くに、城南宮という神社がある。古くから、家相などの方角に関する厄除け、『方除け』の神社として知られている。そこから転じて、引っ越しや旅の厄除け、更には交通安全の神様としても信仰されるようになった。 最
先の記事で先に厦門の蚵仔煎を載せてしまったが、ついでに台湾の代表的な感じの蚵仔煎も載せて置く。これ以外でもたくさん食べているし、いろいろなバリエーションもあったので、必ずしもこうだとは限らないが、たいていこんな感じだったようには思う。 先の記事と見比べ
蚵仔煎と言えば、日本では台湾名物の牡蠣のオムレツとして知られている。台湾の夜市や食堂街に行けば、見かけないことはないと言ってよい。 ただし台湾の料理の多くは中国大陸から来たもので、特に台湾島に近い海岸沿いの潮州や福建省をルーツとするものが多い。したがっ
おそらく私は平均よりは遥かに多くの旅をしてきたほうだと思う。もちろん各地の宿にもたくさん泊ってきたことになる。海外への渡航日数の合計も365日を越えてしまったし、国内旅行を含めれば数えることも困難なくらいだ。 ただ、私はそれほど宿にはこだわりはないし、基本
そのとき私は河南省登封の街での道端で路線バスが来るのを待っていた。すると遠くから何か大きな音が近づいてくる。正体に気が付いた私は、すぐさま持っていた荷物を抱え、工事中の路肩を横切ってなるべく車道から離れた。 近づいてきたのは散水車だ。11月だったので猛暑
スラーターニーの街をぶらぶらと散策した後、夕食を探すことにした。ちょうど宿からそれほど遠くないところに夜市の開く通りがあったので色々と買いこもうと思ったのだが、まだ少し時間が早かったようなので近くのターピー川のほとりまでフラリと歩いてみた。 夕刻なので
中国の街を歩いてみると、ありがちな普通の近代的な街並みでも日本人にとっては珍しいもの、というのもしばしば出会うものである。 こちらは街の随所でみかける充電ステーション。中国においてはどこでも頻繁にみられるもので、まったく珍しいものではない。 中国では国
日本でもそうだが、時折山の上などに巨大な像などが立っているのを見かけることがある。昔はたいてい「何だろう/誰だろう」と思いながらも分からず仕舞いということが多かったが、昨今ではスマホなどによって、その場で調べることさえ容易である。便利になったものだ。
マレーシアの古い港町マラッカの街中を歩いていると、たくさんの猫に出会った。私はとりたてて猫好きというわけではないし、動物の写真はタイミングが難しいので、出会うたびにシャッターを切ったわけでもない。しかし、それでもいくつかの写真が撮られていた。 川を渡る
超大型台風19号、我が家は暴風域の端をかすった程度でしたが、それでも昨日の昼間はものすごい風と雨でした。 夕方、ピークが少し過ぎてきたころ、台所の窓が橙色に染まっていました。まるで外が火事のようです。窓を開けてみると、世界がオレンジ色。閉じていたリビング
【音遊び】ZABADAK『明日からの風』を自動演奏ピアノで鳴らしてみる
ZABADAK(ザバダック)、知らない人も多いかも知れませんが、知る人の間では熱狂的な人気を誇った音楽ユニット。 昔、バンド演奏の補助用に作ったのですが、結局使わなかったデータを古いフォルダから見つけました。 元のアンサンブルを自動演奏ピアノ1台で鳴らせるよう
日本においては国宝のない都道府県というのも存在するわけだが、京都府には多数の国宝が存在している。大半は京都市街にあるが、いくつかは郊外にも点在している。市街の著名な見どころに注目が行ってしまうせいか、郊外の国宝や重要文化財などはその価値のわりに知名度が
中国福建省厦門の沖に浮かぶ台湾領の金門島。ここには高梁酒をはじめとしていくつか名産品があるが、金門牛もその一つであるとのことで、食べさせてくれるレストランに行ってみることにした。 最近は便利なもので、こういうな名産やそのお店などもネットを使えば現地です
華僑もたくさん住むタイでは、中華風の祠を見かけることも少なくはない。大きな街なら必ずと言っても良いほど見かける。だがハジャイの街を歩いていて見かけたこの中華風の寺院は、道観すなわち道教寺院ではなく、仏教寺院のようだった。 中国でよく見かける木造の寺院で
台湾の都市には、大抵夜になると露店街、すなわち夜市が立つところがある。大きな街では複数の夜市がたつことも多いのだが、それぞれ規模や客層が違ったり、特色があったりして、雰囲気が異なる。それが楽しくて、私も一般的な旅行者にしては結構多くの夜市を訪れているほ
ナコーンシータンマラートの街を南北に貫く大通りラーチャダムヌン通りをソンテウの乗って走っていると、古い城壁らしきものを見かけたので、降りてみることにした。 そしてこれは城壁のすぐそばにあった公園の像。なんだか立派な像である。 シー・タンマソーカラートの
【音遊び】『はなまるぴっぴはよいこだけ』を自動演奏ピアノに弾かせてみる
『はなまるぴっぴはよいこだけ』は数年前にやっていたアニメ『おそまつさん』の第一期のオープニング曲です。 特に熱狂的ファンというわけではなかったのですが、なぜかこの曲だけが数年経った今でもたまに頭を駆け巡るので、ちょっと遊んでみることにしました。 レトロゲ
四川省成都の青羊宮にあった太極図。陰陽太極図とか太陰太極図、陰陽魚などと呼ばれ、モンゴルや韓国、あるいはチベット亡命政府の国旗や、そのほか中華圏やその影響の強い東~中央アジアでも、いろいろなところで見かける図案である。 ただ、この太極図は少し巻きが多い
ファミコンのアイスクライマーのBGMです。小学校の時に友達の家でやったなぁ、と…学年を覚えているので、たぶん1985年です…。 ゲームスタート→メインステージ→ボーナスステージ(=タイトルBGMと同じ)→クリア 知っている方は懐かしさを、ご存知ない方は「初代のフ
厦門の目抜き通り、中山路をぶらぶらと歩いている時だった。草苺牛奶の文字と絵が目に入った。いわゆるイチゴミルクである。なにやらスイーツのお店のようだ。 酒飲みは甘党ではないことが多いらしいが、私はお酒も飲むし、甘党でもある。特にイチゴ系のスイーツには目が
【音遊び】がんばれゴエモン2 ステージBGMメドレー【自動演奏ピアノ】
コナミの『がんばれゴエモン2』、ファミコン時代のゲームです。後にSFC版でも『奇天烈将軍マッギネス』とサブタイトルがついた「がんばれゴエモン2」が出ていますが、それよりもずっと前のFC版のシリーズ2作目です。 中学生の頃、友達と延々クリアするまで頑張った記憶
【音遊び】ベートーベン ピアノソナタ第8番『悲愴』第3楽章 自動演奏ピアノ
ゲームの曲ばかりではなく、クラシックで遊んだりもします。とはいえ特に編曲もしていませんし、自分で弾くほうが良いのだとは思います。演奏が安定してミスはでませんし、聞くには良いです。 ただこういう遊びをすると、人間が弾くときのテンポや音のタイミングのズレ、
厦門の中山公園は市街中心近くにある都市公園である。バスに乗って何度も前を通り過ぎていたので、一度立ち寄ってみることにした。 この時はちょうど休日で、子供連れ中心に賑わっていた。私が訪れたのは南門からだったが、入口付近にはちょっとした食べ物や玩具・風船な
最近、音遊びにかまけて、旅行記事をサボりがちです…。 今回はFF6(ファイナルファンタジーⅥ)のボス戦の曲「決戦」を自宅のピアノで。歴代のファイナルファンタジーのBGMの中でも人気上位の曲です。 はじめは連弾をイメージして書き始めるのですが、ピアノプレイヤー
台湾は九州くらいの広さの島である。今では鉄道でぐるりと一周することができるのだが、開通したのは20世紀も終わり頃の1990年代である。台湾南部で台湾第二の都市・高雄から南東部の台東までは屏東線→南廻線と走ることになるが、この南廻線が最後に開通した路線だ。 そ
【音遊び】ハイドライド3 The space memories(オープニング) 自動演奏ピアノアレンジ
最近、音遊びにかまけてブログ更新をサボりがち…。 さて今回は『ハイドライド3(Hydlide3)』のオープニング曲、The Space Memoriesを自宅のピアノプレイヤーで。もう30年以上前のゲームです。懐かしいと思った方は、古くからのゲーマーですね。 一人で弾くのは不可
この日は旅程も終わりに近づき、時間を少し持て余したので、厦門の街中の公園をふらりと散策していた。なかなか広大な公園のすべての場所を周ってみたわけではないが、歩いているとなんだか奇妙な造形物に出くわした。 とりあえず近寄ってみることにする。 近寄ってみて
【音遊び】FF5 ビッグブリッヂの死闘 ピアノソロ(自動演奏ピアノ版)
久々の音遊びネタです。 2年くらい前に一度適当に音だけ取って放置していたデータをピアノソロにして遊んでいました。ピアノプレイヤー(自動演奏ピアノ)に演奏させていると、いつのまにか人間には弾けない譜面になっていきます。2年前の同曲の遊び記事はコチラ⇃
以前の記事でも触れているのだが、日本のように全土において水道水をそのまま口できるというのは、世界的には珍しい。タイでも水道水はそのまま口に入れることはできない。 そんなタイではコンビニを含め、街のいたるところで水が売られている。日本でよく見るミネラルウ
タイ南部チュンポーンの市街を、特に行く宛もなくフラリと歩いて散策していた。ちょうど街の中心部と街はずれとの境界辺りに川が流れており、その川に沿って遊歩道があった。少しばかり歩いてみると、小さな祠の裏手に出た。 この祠、観光ガイドはおろかGoogle Mapにも載
天王山といえば、まず思い浮かぶのは『天下分け目』『山崎の合戦』ではないかと思う。 本能寺の変で織田信長を討った明智光秀が、いち早く中国地方遠征から京都に軍を返してきた羽柴秀吉の軍を、山崎で迎え撃った戦いである。 以下の近代の地図で見てもわかるが、山崎は
北海道の気ままなドライブ旅で、ちょうど本土最東端の根室の納沙布岬を訪れ、そこから海に沿って知床や羅臼の方面に向かって走り始めたのだが、少し進んだところで『原生花園』の文字を見つけたので車を止めてみた。 原生花園とは、手付かずの自然の状態でもたくさんの花
以前にも書いたことがあったかも知れないが、周辺国と比べてもタイの地方都市の朝は早いと思う。空も暗いうちから、大通りには車が走り出し、大きな市場や寺院の門前町などには朝市が立つ。托鉢の僧侶たちと彼らにお布施をするために道端で待つ人々もたくさん見かける。
1997年の夏、私はロンドンに居た。初の渡欧だった。 当時の私は大学を卒業して就職後数か月の社会人一年生だったが、英語力はそりゃあひどいものだった。TOEICで言えば300点程度、会話は今の高校生の方がよっぽどできると思う。そんな私がなぜか旅先にイギリスを選んだの
杭州といえば風光明媚な西湖が有名であるが、その西側の湖畔に灵隐寺(霊隠寺)という名刹がある。大きな寺院で見ごたえもあり、人も多い。 その灵隐寺の脇に、永福禅寺という小さな禅寺がある。開山から1600年の古刹とのことだが、観光客で混みあっている灵隐寺とは異な
日本では、台湾の代表的な食べ物と言えば小籠包、小籠包と言えば台湾、というイメージが定着しているように思う。 確かに台湾の小籠包は概してレベルが高いし、小籠包の名店もそれなりに多い。だから前述のイメージも全くの間違いであるとは言わない。しかし少なくとも私
こちらは雲南省麗江の古鎮にある『三眼井』、三つ目の井戸という意味であるのはすぐにわかる。 中国の雲南省やその周辺に多いナシ族(納西族)の伝統的な上水道だとのことである。3つに区切った水場の最上流を飲用、真ん中を野菜を洗う用、最下流をその他の洗浄用とする
私はバンコクで宿泊するときは、昔からスラウォン通りやシーロム通り周辺に投宿することが多い。『買い』には興味がないし、どこへ行くにも便利だし、その便利さの割にはリーズナブルで程度のよい中級ホテルがたくさんある。 この時はサラデーン通り沿いに宿泊していた。
一つ前の記事でも述べたが、開封は灌湯包子が名物料理である。フラリと立ち寄ったお店でも食べてみたが、やはりせっかく来たので、開封ナンバー1との声も高い老舗レストランで食べてみたくもなった。 実は開封で投宿した場所の近くにあり何度か前を通っていた。一応高級
河南省の古都、開封の街では『灌湯包子』を出すお店がたくさんある。発祥の地と書いてあったのも見たが、他にも発祥の地を謳う土地があるようで本当のところは知らない。ただ古くから愛されていて、名物となっているのは確かなようだ。 上の写真はお粥がメインの食堂だが
フアヒンの駅を出てすぐのところに、退役したらしい鉄道車両が置かれていた。ところがよく見ると、なんだか見慣れた形である。 そうだ、私が子供の頃に山陰線などでよく見た急行型のディーゼル客車だ。たしかキハ58。山陰線だけでなく、日本全国の電化されていない区間
中国のちょっとした古城(現在では古い町並みが残されている街や地域を指す)やノスタルジックな通りなどでは、写真のようないかにも中国の歴史に出てきそうな宣伝の幟(?)を多く見かける。 現代の中国の店先はド派手な電飾に辟易していると、こういった幟はなんだか和
この日は気持ち良すぎるくらいの快晴だった。暑く乾いた街を散策していると、とある街角だけが土砂降りの雨でも降ったかのように、周囲一帯が水に濡れていた。 よく観察してみると、少し遠くに消防車が止まっていた。一瞬火事かと思ったが、一台しか止まっていないし、煙
私はかなりポテトチップスが好きな方だと思う。しばしば自家製で作るほどだ。そして海外に出れば、大抵の国でポテトチップスはスーパーやコンビニ等で売っている。私は夜にシャワーを浴びたあとのビールのつまみなどにすることも多い。 日本でもそうだが、ポテトチップス
魯智深と言えば、中国の怪奇小説『水滸伝』に出てくる人物である。もちろん水滸伝が基本的には架空の話であるので、登場人物もほぼ架空である。とはいえ、多くの英雄豪傑が出てくる水滸伝の中でも1,2を争う人気のキャラクターだと言ってよいだろう。 読んだことのある
北京でも有名な飲食店の並ぶストリート、簋街。鬼街とも呼ばれるのは、簋と鬼の読みが共通してguiであるからだ。 夕方以降になると、頭上にズラリとならぶ赤提灯と電飾看板の赤文字で、街は真っ赤な活力にあふれてかえっていた。 並んでいる飲食店は、そんなに高級料理店
京都の7月と言えば祇園祭である。祇園祭は7月17日の山鉾巡行やその前夜祭の宵山などが有名である。当ブログは旅情報サイトではないし、ネット上では詳細情報が溢れているので、こちらでは祇園祭全体のスケジュールや詳細などは割愛させて頂く。 ただ、少なくとも京都
厦門では同じホテルに連泊した。このときたまたま2日続けて朝食に『妙香扁食』というお店で、扁食(ワンタン)を頂いたり、翌朝に小籠包や拌麺を頂いたのだが、その次の朝は違う方向に歩いて朝食を探してみることにした。 しかし、違う方向に歩いてはみたものの、なかな
シンガポール動物園は『ナイトサファリ』が有名である。その名の通り、夜の動物園を巡ることができる。昼間元気な動物たちの普段とは違う姿や、夜行性の動物の生態などが見られる。動物好きでなくても、非常に興味深くて面白いのではないかと思う。 ところで前もってお断
マレーシアにはアイスカチャンと呼ばれる有名なスイーツがある。マレー文化が根強いシンガポールなどでも見られる。 カチャンは豆を指す言葉で、元はかき氷に小豆を混ぜたものが原型である。しかし今日では果物や寒天、アイスクリームなど様々な具材やシロップが載せられ
こちら、厦門の市街中心からは少し離れたところにあるテーマパーク。入口のゲートを抜けて歩くと、最初にメインのエリアに向かう大きく立派な橋が見える。 ちなみに遠くに見える高層建築群はテーマパークとは関係ない。 この橋を歩いて渡っていたのだが、橋の中央の辺り
仕事人間だった頃にはあまり興味もやる気もなかったのだが、最近自宅の小さな小さな庭に野菜を植えてみた。 キュウリは3日で芽が出て、1週間後には子葉が綺麗に開いた。ちょうど植えて2週間の今日は、本葉がちょうど1枚ずつ開いている。 種を植えて芽が出ていく植物
過去の記事でも幾度か紹介したと思うが、中国の公衆トイレはとりあえず臭くて汚いイメージしかなかった。掃除をキチンとしないのか、それとも使う側のモラルの問題か…恐らく両方だろう。 だが昨今の中国では都市部を中心に綺麗な公衆トイレも増えつつあるようだ。中国政
タイ東北部のコーンケン。タイでは比較的大きな都市の一つである。とはいえ、タイではバンコクが随一の人口500万人超の都市であるのに対し、地方都市は軒並み非常に規模が小さく、日本で言う政令指定都市レベルの人口を持つ都市は存在しない。人口10万人を超える都市
タイ南部パッタルンの洞窟のある寺院で仲良く寝そべっていた二匹の黒犬。兄弟だろうか。 タイの寺院にたむろしている犬の割には珍しく、とても綺麗で艶のある毛並みだった。 転寝の邪魔をしないようにそっと通り過ぎたはずなのだが、時折薄く目をあけて警戒しているよ
昨日タイ国鉄の田舎の無人駅の記事をアップしたのだが、旅情的には共通する雰囲気がある日本のなんの変哲もない無人駅の写真があったのを覚えていたので、探してみた。 旧国鉄会津線は国鉄の分割民営化の際、早々に第三セクターの会津鉄道に引き継がれた。写真はその会津
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先週火曜日、謎の喉の痛みがあった。だんだんひどくなり、刃物で喉の中を切り裂かれたごとくの灼けるような痛みだ。食べ物はもちろん、少量の水や唾を飲み込むだけでもひどい嚥下痛に顔が歪み、水を飲むのさえ億劫になる。39℃近くまで発熱した。これは最近流行りのCovid-1
この訪泰の旅でもはっきりと目的地を決めていたわけではないが、行ったことのない土地を目指してみようということで、タイ中部からペチャブーンを抜けルーイまで行ければ、と思っていた。ルーイはタイ北部と東北部の中間あたりに位置し、メコンを国境にラオスと接している
当ブログでカフェの記事は初めてかも知れない。というのも、私はあまりカフェ・喫茶店に入ることがあまりなかったからだ。昔からリゾートもカフェも温泉もあまり好きではない。どちらかというと苦手だった。落ち着いた雰囲気でゆっくりする、というのがどうも性に合わない
台湾には臭豆腐という発酵食品がある。中国本土から伝わったもので、台湾に伝わっているのは揚げるタイプの中国南部風だ。ちなみに中国北部風の臭豆腐は豆腐乳とも呼ばれる漬けて作るもので、沖縄の豆腐ようの元とも言われる。臭いの刺激の種類も食感もまったく違う、別の
タイ東北部スリンの街にあった餃子のお店、その名も「スリ餃子」。なぜ「スリン餃子」ではないのかはわからない。カタカナ表記されているので、日本風の餃子を出すお店だろうか。 ご存じの方もいらっしゃると思うが、餃子はもともと中国から日本に伝わっているものの、現
こちらはタイの首都バンコク、チャオプラヤー川の西岸トンブリー地区にあるターディンデーン市場。それほど大きな市場ではなく、生鮮食品や日常雑貨などが並ぶ、庶民の市場だ。特に用事があるわけではなかったが、入り口付近から目を向けてみると、奥に中華風の廟のような
以前から当ブログでは各地の本頭公廟を紹介している。本頭公とはインドシナ半島の華僑だけの土地の守り神様であるが、各地で祀られ方や様式も違うし、ご本尊の姿も異なっており、謎が多い。タグ「インドシナ半島の華僑オリジナル神・本頭公の廟を巡る」で各地の本頭公廟の
タイの建物内などでよく見かけるコレ。もちろん文字なんて読めなくても、左端の絵さえ見れば、何を意味しているかは理解できる。禁煙・煙草を吸わないで、ってことだ。 だから文字なんて覚える必要はないのか。確かに意思疎通だって会話のほうが早いし、それができなくて
ただの水のボトル。だけれど、このパッケージは他ではたぶん見ない。 これはタイ国鉄の夜行列車で一等寝台の客にだけ提供されるもの。私が初めて利用した2001年でも水のボトルの提供はあったし、それから何度か一等を利用した際にも毎回用意されていたと思う。しかし、こ
桃園市街の公園の脇にあった警察の派出所。3階建ての立派な建物で、日本の交番のイメージよりずいぶん大きい気がする。昔は日本でも派出所とも呼んでいて、お巡りさんの住居も兼ねている駐在所と区別する意味合いが強かった。いつだったか忘れたが、日本では交番が正式名称
こちらは台湾領の離島、澎湖の首府である馬公の街中で見かけたもの。ラウンドアバウトではないが、ちょっとした変形型の中央島があるような交差点で、その中央島に設置されていたのが、写真のチェロを弾く子供の像。 近寄ってみたものの、説明書きや銘板などもなかった。
山東省曲阜は孔子の生地として知られており、孔子ゆかりの孔廟・孔林・孔府がユネスコの世界遺産に登録されている。街中も孔子一色で、孔子の像や論語の一節が書かれた碑やグッズなどを多く見かける。 写真は世界遺産の孔廟の入り口付近。大きく「金聲玉振」と書かれてい
昨日の記事で肉骨茶に少し触れたので、そういえば、と思い出を掘り起こした。 あの日はマレーシアのペナン島・ジョージタウンを出発して北上し、国境を越えてタイ南部ソンクラー県のハジャイの街にやってきた。まずは投宿して一息ついたところで、もう昼時を少し過ぎよう
タイ東北部ルーイ県のチェンカーンの街で食べた、薬膳系のスープのクイッティアォ。タイに行ったことがある方ならご存じだろうし、以前の記事にも書いたことがあるとは思うが、クイッティアォはタイ全土の屋台などで食べられる米粉ベースの麺のこと。 スープもオーソドッ
タイ東北部の街ルーイのバスターミナルにほど近い市場にて。 ここはタイである。堂々と描かれた日本語があると、日本人としては少し目を止めてしまう。マイーツってなんだ?などと思う時間は1秒もない。マとスは形が似ているので間違えたのだろう。この手の間違いは海外で
タイのペチャブーンで見かけたお店。 7(セブン)ではなく9があしらわれている。ミニストップでもファミリーマートでもなく、ミニマート。帯の色合いも微妙にそれらのコンビニを象徴する配色を意識しているように見える。 以前の記事でも台湾の最南端付近で見かけたセ
台湾南部の台南に、官材板と呼ばれる名物グルメがある。以前は台南周辺でしかあまり見なかったように思うが、最近では台湾各所の夜市の屋台でも売られているようだ。 以前に台南で食べたことがあったが、その時は写真を撮りそびれた。しかしなかなかに忘れえぬ味で、台湾
久しぶりの投稿。 長らく滞ってしまったのは、2020年11月に療養生活から再就職し、生活が一変してしまったことが大きな理由だが、それだけではない。当ブログの更新間隔が伸びてきたのはそれより前、Covid-19が流行り始めた頃だ。 皆さんご存じの通り、Covid-19の世界的
国道9号線は京都市内を始点とし、中国地方の山陰側を経由して山口県まで結ぶ幹線道路である。京都の始点は、国道1号線との分岐点である堀川五条の交差点だ。 その国道9号線を堀川五条から西、すなわち山陰方面に進むと、御前通(おんまえどおり)を越え、西大路通の手前で
写真は2018年12月初旬にバンコクの寺院ワットパクナムを訪れた時のものだ。ワットパクナムは大仏塔の天井画がフォトジェニックな場所として、21世紀に入ってしばらくしてから有名になった寺院だが、私が訪れた時、この大仏塔のそばに大きな鉄骨が聳え立っていた。 はじめ
先週火曜日、謎の喉の痛みがあった。だんだんひどくなり、刃物で喉の中を切り裂かれたごとくの灼けるような痛みだ。食べ物はもちろん、少量の水や唾を飲み込むだけでもひどい嚥下痛に顔が歪み、水を飲むのさえ億劫になる。39℃近くまで発熱した。これは最近流行りのCovid-1
この訪泰の旅でもはっきりと目的地を決めていたわけではないが、行ったことのない土地を目指してみようということで、タイ中部からペチャブーンを抜けルーイまで行ければ、と思っていた。ルーイはタイ北部と東北部の中間あたりに位置し、メコンを国境にラオスと接している
当ブログでカフェの記事は初めてかも知れない。というのも、私はあまりカフェ・喫茶店に入ることがあまりなかったからだ。昔からリゾートもカフェも温泉もあまり好きではない。どちらかというと苦手だった。落ち着いた雰囲気でゆっくりする、というのがどうも性に合わない
台湾には臭豆腐という発酵食品がある。中国本土から伝わったもので、台湾に伝わっているのは揚げるタイプの中国南部風だ。ちなみに中国北部風の臭豆腐は豆腐乳とも呼ばれる漬けて作るもので、沖縄の豆腐ようの元とも言われる。臭いの刺激の種類も食感もまったく違う、別の
タイ東北部スリンの街にあった餃子のお店、その名も「スリ餃子」。なぜ「スリン餃子」ではないのかはわからない。カタカナ表記されているので、日本風の餃子を出すお店だろうか。 ご存じの方もいらっしゃると思うが、餃子はもともと中国から日本に伝わっているものの、現
こちらはタイの首都バンコク、チャオプラヤー川の西岸トンブリー地区にあるターディンデーン市場。それほど大きな市場ではなく、生鮮食品や日常雑貨などが並ぶ、庶民の市場だ。特に用事があるわけではなかったが、入り口付近から目を向けてみると、奥に中華風の廟のような
以前から当ブログでは各地の本頭公廟を紹介している。本頭公とはインドシナ半島の華僑だけの土地の守り神様であるが、各地で祀られ方や様式も違うし、ご本尊の姿も異なっており、謎が多い。タグ「インドシナ半島の華僑オリジナル神・本頭公の廟を巡る」で各地の本頭公廟の
タイの建物内などでよく見かけるコレ。もちろん文字なんて読めなくても、左端の絵さえ見れば、何を意味しているかは理解できる。禁煙・煙草を吸わないで、ってことだ。 だから文字なんて覚える必要はないのか。確かに意思疎通だって会話のほうが早いし、それができなくて
ただの水のボトル。だけれど、このパッケージは他ではたぶん見ない。 これはタイ国鉄の夜行列車で一等寝台の客にだけ提供されるもの。私が初めて利用した2001年でも水のボトルの提供はあったし、それから何度か一等を利用した際にも毎回用意されていたと思う。しかし、こ
桃園市街の公園の脇にあった警察の派出所。3階建ての立派な建物で、日本の交番のイメージよりずいぶん大きい気がする。昔は日本でも派出所とも呼んでいて、お巡りさんの住居も兼ねている駐在所と区別する意味合いが強かった。いつだったか忘れたが、日本では交番が正式名称
こちらは台湾領の離島、澎湖の首府である馬公の街中で見かけたもの。ラウンドアバウトではないが、ちょっとした変形型の中央島があるような交差点で、その中央島に設置されていたのが、写真のチェロを弾く子供の像。 近寄ってみたものの、説明書きや銘板などもなかった。
山東省曲阜は孔子の生地として知られており、孔子ゆかりの孔廟・孔林・孔府がユネスコの世界遺産に登録されている。街中も孔子一色で、孔子の像や論語の一節が書かれた碑やグッズなどを多く見かける。 写真は世界遺産の孔廟の入り口付近。大きく「金聲玉振」と書かれてい
昨日の記事で肉骨茶に少し触れたので、そういえば、と思い出を掘り起こした。 あの日はマレーシアのペナン島・ジョージタウンを出発して北上し、国境を越えてタイ南部ソンクラー県のハジャイの街にやってきた。まずは投宿して一息ついたところで、もう昼時を少し過ぎよう
タイ東北部ルーイ県のチェンカーンの街で食べた、薬膳系のスープのクイッティアォ。タイに行ったことがある方ならご存じだろうし、以前の記事にも書いたことがあるとは思うが、クイッティアォはタイ全土の屋台などで食べられる米粉ベースの麺のこと。 スープもオーソドッ
タイ東北部の街ルーイのバスターミナルにほど近い市場にて。 ここはタイである。堂々と描かれた日本語があると、日本人としては少し目を止めてしまう。マイーツってなんだ?などと思う時間は1秒もない。マとスは形が似ているので間違えたのだろう。この手の間違いは海外で
タイのペチャブーンで見かけたお店。 7(セブン)ではなく9があしらわれている。ミニストップでもファミリーマートでもなく、ミニマート。帯の色合いも微妙にそれらのコンビニを象徴する配色を意識しているように見える。 以前の記事でも台湾の最南端付近で見かけたセ
台湾南部の台南に、官材板と呼ばれる名物グルメがある。以前は台南周辺でしかあまり見なかったように思うが、最近では台湾各所の夜市の屋台でも売られているようだ。 以前に台南で食べたことがあったが、その時は写真を撮りそびれた。しかしなかなかに忘れえぬ味で、台湾
久しぶりの投稿。 長らく滞ってしまったのは、2020年11月に療養生活から再就職し、生活が一変してしまったことが大きな理由だが、それだけではない。当ブログの更新間隔が伸びてきたのはそれより前、Covid-19が流行り始めた頃だ。 皆さんご存じの通り、Covid-19の世界的