41歳で稽留流産、その10ヵ月後には2度目の稽留流産を経験。43歳の誕生日目前に出ました、妊娠判定。44歳で0歳の子育て中です。
子供が生まれてから、もともと独身時代の友人と会う機会が減っていたところ、コロナが始まり、ますます友人と会う機会が減っていました。そんななか、久しぶりに友人からLine。「ねぇ、不妊治療ってお金かかるのね。いろいろ痛いし。」って。え?なに?久しぶりの連絡にしては唐突すぎやしないか、笑。でも、嬉しかった。彼女が自分と同じく40歳で結婚して、もう1年が過ぎた。私があなたに向けてこの記事を書いた頃、あなたはまだ30代だった。 コロナが始まったころ、最後に飲みに行った時、「子ども欲しかったんだけど、自然に任せようと思ってるんだ。もうこの年齢だし大変かな、と思って。いろいろ。」と言っていた。まだ彼女が新婚…
緊急事態宣言明けが待ち遠しい今日この頃、皆さんお元気ですか?少し前のことですが、杉山愛さんの第2子妊娠のニュース見ましたか?私、不妊治療中、移植直後にほぼ毎回行っていた鍼灸院があったんです、不妊治療がメインの鍼灸院。そこ、受付に大きく杉山愛さんの記事やサインが紹介してあったんです。彼女もそこの先生のお世話になっていたようで。当時、ちょうど彼女が出産した数年後で、成功体験談みたいな記事が飾ってありました。順番を待っている間に、眩しすぎて読みたくなくて、それでもなんとなく読んでしまった記事に、お母さんに「ここで体外受精トライしないで諦めるなんて愛らしくないよ。チャレンジしたら。」と背中を押されて、…
今、私が住む街では梅が綺麗に咲いています。で、、花粉症が始まりました、泣。ものすごい時間がかかってしまったんだけど、こことは別にブログを作ってみました。なんか手探りでやってて、ちゃんとみんなに見てもらえるのかどうか不安ですが・・。 今のこのブログも残して、不妊治療とかに関して書きたいことがあったら、こっちに書いて、育児のことは新しいブログに書いていこうかな、と思っています。最近読んだ本に、退化しないためには、「些細なことでも、新しいことに挑戦することが大事」って書いてありました。それは、結婚!とか出産!!とか、そんな大きなことじゃなくても、「こんなの初めて食べたー!」とかでもいいそうです。気付…
もう、明けましておめでとうございます、っていう時期も過ぎてますね。。コロナ禍、いかがお過ごしですか。子供はあっという間に、もうすぐ2歳半を迎えます。子供の成長って本当に早いです。いつの間にか、新幹線の写真見ると、「E700系のぞみ!」「Eなんとか系こまち!」とか叫んでて、そのEなんとかってなんやねん、って。ちょっと母より物を知っていたりする場面もあったりして、ホント驚きます。こっちは、40代も折り返していて、「成長」じゃなく「老化」を感じる一方です。こりゃ、いかん。コロナ対策で在宅ワークの日も増えました。通勤時間が減って、増えているのは体重だけ(泣)。手にいれた貴重な自分時間を、今年は私も自分…
子供は無事、先々月、2歳になりましたー!わたしは今年、46歳になりますーw 息子の成長の様子はまた別の機会に書こうと思います。そう、今日書きたいのは、ふたり目のこと。いやいや、ちがいますよ、ちがいます、2人目が出来たわけもなく、はなから考えておりませんぬ。今ね、周りのママ友さんで2人目出産が続いてて。あー、2歳差がいいとかって言うもんねー、と感心しながら、おめでとうを言う日が続いてるんですよ。昨日もね、近所のママ友(33歳)がベビーカー押してるところに遭遇して、あれー?いつも自転車なのにどうしたの?と声をかけたら、実はふたり目が出来て自転車控えてるのーとのこと。「うわー、おめでとう!そういえば…
ようやく都道府県をまたぐ往来の解除が解けましたね。ニュースやワイドショーでよく言ってましたよね。「桜はまた来年も見られます。だから今は命を大切に。」って。わかります、わかります。でもね、いつも思ってたんですよ。闘病中で今年いっぱい生きられるかどうかわからないと思っている人は、いったいどんな気持ちでこのコメントを聞いているだろうって。「今年の桜が最後のチャンスだったのに。」と病室の窓の外を眺めている人を想像してみたりして。そんなときに、考えたくないけど、自分の親の姿も思い浮かびました。とても元気ですが、両親ともに70歳を超えています。あと何回桜が見られるのかわからない。でも、高齢の両親を危険な目…
もう、半年もご無沙汰してしまいました。皆さん、元気にしてますか?コロナ渦、どんな風に過ごしましたか?我が家は、保育園が休園になって、4月から約2ヵ月間、在宅勤務しながらの育児生活でした。いやー、腰痛くなった。子供は、今、1才10ヵ月です。まだそんなに多くはしゃべらないんだけど、母の口真似をして、「コシ、イタイ」とか言いますw今月から保育園が再開しているので、ようやく、こんな風に、久しぶりにブログでも、と思えるくらい余裕が生まれました。自粛期間中、「コロナが収まるまで、不妊治療はできるだけ控えるように」、と学会から発表されているという記事をみました。もう治療は終えているのに、どうしてもこういう記…
大黒摩季さんは、ずっと前から不妊治療を公言してた。なにか密着番組を観たときに、子宮を全摘出しても諦めていないと言ってる姿を見て、これはもう自分とは別次元の治療を受けてるんだなぁ、って感じてた。米国での治療っていうし、代理母、なんだろうなー、と思って。大黒摩季さんは、まさに、自分の世代の人。「あなただけ見つめてるー♪」ってどれだけカラオケで歌ったことか。自分より年上の彼女が治療を頑張っているって知ったときは、勝手に励まされてた。だから、今回の離婚のニュースは切なかったー。「この人との子供が欲しい」と強く強く願って、できる限りの治療をして、それでも授からず、旦那さんは、別の女性との間に子供ができた…
育児ブログの記事なんかを見ていると、よく目にします。「高齢のため、ママ友ができません。」っていう記事。タイトルだけ見て、開いて読んだことがないけど、書いてあることはなんとなく想像がつきます。自分のここまでの実感としては、「ママ友はできます。」もし、高齢出産で、そのあたりを不安に思われている人がいるなら、そこは、そんなに心配しなくて大丈夫です!「どう?夜、寝てくれる?」「ミルクって、どのくらい飲む?」なんて、ところから始まっって、「え、もうハイハイするの?」、「離乳食始めた?」などなど。ママの年齢関係なく、子供の話題があるから、話は続きます。ただ、なんか、みんな、私には敬語だけどw お互いの家を…
すっかりブログ更新が滞っておりましたが、皆さま、お変わりないですか?うちの子供は、先週まで、今年2度目の「手足口病」で大変でしたが、今週から、元気すぎるほど、元気になったところです。で、聞いてくださいよー。先日、保育参観に行ったんですよ、保育園に。そしたら、玄関前にお散歩に出かけようとしている年長さんの集団。「こんにちはー。」と笑顔で声をかけてすれ違おうとしたところ、園児が私を取り囲み、「ねーねー、誰のママ?」と口々に話しかけてきました。そこまでは、いいですよ、そこまでは。そのうちね、そのうちの男の子のひとりがニヤリとして、言い変えたんですよ。「ねーねー、誰のおばあちゃん?!」って。これまでに…
へ?テレビの画面見たとき、一瞬何のニュースかわかりませんでしたよ。滝川クリステルさんと、小泉進次郎さん結婚って話。しかも、え?ええ?妊娠⁈滝川クリステルさんが、授かり婚するタイプには全然見えなくて、なんだかピンとこなかった。とっさに、みんな、どう思ってるのかなって、ちょっとググってみちゃった。「美男美女、おめでとう!」が8割くらい。「政治家がデキ婚するなんて、計画性なくて嫌悪感」が1割。残る1割は「小泉家は世継ぎ必要。だからクリステルの年齢的に、結婚するためには妊娠→結婚の順しかありえなかった」が1割です。さんちゃん調べ、笑。自分のなかでは最後の1割の意見が一番しっくりきました。交際1年くらい…
早いもので、息子が1歳になりました。いやー、ホントにここまで早かったです。育児が始まってから、ブログからだいぶ遠のいてきてしまっています。治療中は、いろんなことに神経が過敏になっていて、吐き出したい黒い気持ち(笑)や、みんなと共有したい気持ちがたくさんありました。でも、育児が始まってからは、正直、目の前のことにいっぱいいっぱいで、なかなかブログを書くに至らない日が続いてしまっています。でも、節目だから、最近の様子を書き留めておこうと思います。・息子の様子伝い歩きしますが、まだ自力では立ちません。移動の手段は、超高速ハイハイです。リモコンとかスマホとか、機器が大好きです。手にすると、リモコンだと…
最近、思うことがある。だいたい年配の人。「もうひとり、がんばったら?今度は女の子。まだ大丈夫だよ。」と言う人がいる。「いやいや、もう、ひとりで十分ですよー。」とやんわりと応えると、「いやいや、まだ大丈夫!若いんだから、まだいけるよ。」とか言ってくる。は?どこが若いんですか??44歳ですけど???本人には全然悪気はないみたいだけど、何度もしつこく、言われると、だんだんイライラしてきます。なんだろ、夫婦ふたり、子供もふたり。それが理想の家族像なんだろうか。このひとりを授かるのに、いったいどれだけ大変だったか、わかりますか?気力も体力も財力も200%くらいのエネルギー使って治療して、それで、ようやく…
磯野貴理子さんの離婚報道、見ましたか?ものすごく切ない気持ちになりました。最初に、ネットニュースで、「24歳年下の旦那さんが、自分の子供がほしいから、と離婚を申し出た」という記事を目にしたときは、なんて勝手な!!という感想を持ちました。だって、貴理子さんの年齢を考えれば、そんなの結婚を決めた時点でわかってたでしょ、と思って。「いやなニュースだな、くらいに思ってました。と同時に、私も5歳年下の夫と結婚するとき、もう自分の歳が40歳くらいだったから、「子供はできないかもしれない。それでも構わない?」と確認したことを思い出しました。次にテレビで、貴理子さんがそのことを語っている番組を見ました。衝撃的…
いやー、すっかり間が空いてしまいました。皆さん、いかがお過ごしでしょう?私は、まだまだ仕事と育児のバランスがうまく取れずにバタバタ、モヤモヤしながら過ごしています。ところで、「あなたのことがだいすき」(著 えがしら みちこ)って絵本、知ってますか? 先日、母とお茶をしているときのこと。母が遠い目をして言いました。「ねぇ、覚えてる?転校したての頃、よんちゃん(さんちゃんの妹)が新しい小学校までの道がなかなか覚えられなくて、何度も何度も道順を訊いてきたこと。あの頃、親が送迎したりしたら、この子のためにならないと思って、ちゃんとひとりで行きなさい!って言っちゃってたのよね。でも、今になって思えば、最…
いやー、聞いてましたよ。保育園始まると、すぐ熱出すよ、病気もらってくるよって。でも、まさか3日目で熱を出すなんて。。8ヶ月になるまで、熱を出すことなんて1度もなかったけど、真っ赤な顏しているから、すぐ熱があるってわかりました。1日目、2日目と、2時間の慣らし保育中、ほとんどずーーっと泣いていた息子。そのうえ、熱まで出されると、全身を使って「嫌だ―、嫌だ―、保育園嫌だ―」と言われている気がしてきて、もう罪悪感しかありません。1歳にもならないうちに保育園に預けて、仕事復帰する必要が本当にあるの?と繰り返し、自分に問う日が続きました。そんなある日、自分の時間がとれる今のうちに行っておこうと歯医者に行…
「じゃ、よろしくお願いしまーす。」と預けたとたんに泣き出す息子。いかん、ここでじっと顔を見ていてはいかん。「すぐ迎えにくるからね。」と言って背を向ける。 うちの子は誰を見てもニコニコしてて、人見知りもしなければ場所見知りもしない。友達に、「こんなに愛想良かったら、誰かに連れていかれちゃいそうだね。」と冗談を言われるほど。だから、きっと保育園も大丈夫、そう思ってました。ところが、、初日の慣らし保育は2時間エンドレスで泣き続けたとの報告を受けました。えーーーっ、ショック。いろんなところで、最初は大変だよ、って聞くけど、ほんとになんだか悪いことをしているようで心が痛みます。近所のママ友は、妊娠中に仕…
皆さんの街の桜も開花しましたか?毎年この時期になると、去年の桜の頃はどうしてたっけって振り返って、1年あっという間に過ぎたことを感じます。そうそう、最近の三つ子の次男を虐待死させちゃった女性の事件、知ってますか?不妊治療を経て、授かったときは嬉しくて嬉しくて仕方なかったはずなのに、想像を絶する育児の大変さで鬱状態になった母親が、次男を虐待死させてしまったという事件。実刑は重すぎると、執行猶予を求める署名活動が盛んで、もう何万もの署名が集まっているそうです。このニュースを見て、私たち夫婦も自分たちのこと振り返りました。不妊治療中に、クリニックから受精卵を2個同時に子宮に戻すことを提案された時のこ…
液体ミルクの販売いよいよ始まりましたね!乳児育児中のの皆さんは、もう購入されましたか??私はちょうど昨日、ドラッグストアで2本購入してきたところです。買った液体ミルクは、グリコの「アイクレオ」。日常使いするつもりはないけど、いつも使っているのも「アイクレオ」だし、とりあえず、買ってみたというところです。この「アイクレオ」、前にママ友と話題になったことがありました。それは缶に書いてある文言についてです。赤い太文字で書いてあるんですよね、デカデカと。「母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養です。」って。今まさに、母乳ではなく、粉ミルクをあげようとしている母親にむかって、この文言いらなくない?って話してた…
ママ友が、4月の保育園入園を前に授乳方法を、母乳とミルクの混合から完全ミルクに変えました。私もずっとそうしようと思ってた。母乳育児にこだわりはなかったし、最近、出も悪くなっていた。「そうだよねー。これを機に完ミに変えちゃうのが一番いいよねー。そしたら、夜とか授乳で起きなくてもダンナにやってもらってもいいしねー。」、「そうそう、完ミに変えちゃうとホントに気が楽だよー。母乳足りてるかな?とか気にすることもないしさー。」、「よく母乳やめるとき、母親の方が寂しくなっちゃうとか聞くけど、全然、そんなのないよね。逆に嬉しいくらいだよねー。」と会話していたのは、はい、間違いなく私です。産院が母乳育児にこだわ…
ここ数ヶ月で、若いお友達が一気に増えました。そう、ママ友です。話が合うのだろうか、と最初は不安でしたが、「どう?夜寝てくれてる?」「離乳食進んでる?」なんて話す分には歳は関係なく、ひと回り違って、スタイルやお肌の質感、化粧ノリが全然違っても、会話は普通に弾みます。で、先日、そのうちのひとりと、ベビーカー押して、ランチに行きました。彼女は10歳年下。食事も中盤、話は、私の苦手なふたり目の話題へ・・。 ママ友:「さんちゃん、ふたり目はどうするー?」 さんちゃん:「え?ふたり目?いまの育児でいっぱいいっぱいだよー。」 ママ友:「わかるわかるー。でも、私、この子を体外受精で産んだのね。でさー、まだ凍結…
客:「えー、そうなのー?! おめでとう。予定日はいつなの?」 店員:「6月です。それで退職することにしました。ご迷惑おかけします。」 客:「31歳だっけ?ひとり目を産むにはちょうど良い歳よ。良かったわね。」 これ、今日久しぶりに行ったマツエクで、隣のブースから聞こえてきた会話です。別に聞くつもりはなかったけど、耳に入ってきた。不妊治療中の自分だったら、間違いなく、ここまで聞いただけで、耳をふさぎたい気持ちになってました。出産を終えた今は、最初は普通に聞いていられたのですが・・。お客さんはどうやら60代のご様子で、人生の先輩としてのアドバイスが続きます。「あのね、出産はね、やっぱり35歳過ぎてか…
生後6ヶ月いま、ぼくの好きなものと嫌いなものを記録しておくよ。 ★好きなもの ジップロック:このカシャカシャって音と感触がたまらない。 おしゃぶり:これがあるとリラックスできるよ。 タグ:座布団、洋服、スタイ、何にでもついてるでしょ。もう、どれでも大好物。 裸ん坊:生まれたままの姿は解放感がハンパないよ。裸族になりたい。 麦茶:だいぶ大人になったでしょ。ミルク以外の味の良さがわかるから。 ベビーベットと大人のベットの境界線:ここに沿って寝ると落ち着くんだよ。 ★嫌いなもの 寝起き:目覚めはたいていイライラするよ。特にいきなり外に連れ出されると最悪! 離乳食:触りたいのに、触らせてくれないんだも…
口を閉じて、「パッ」って音を立てて開いてやると、「キャッキャ、キャッキャ」と声を上げて喜んでる。写真を撮るから笑顔が欲しい時、初めての人に会ったとき、今、笑ってほしいなーって思ったら、「パッ」、「パッ」、「パッ」、「パッ」。たったこれだけのことで、最高の笑顔を見せてくれる。こんなことで、こんなに喜んでくれることに癒される。一体いつまで、これで笑ってくれているんだろ。ずっと続いてほしいよー。 自分の唇で、「ブーーッ」って音が出せるってことに気付いたの?暇さえあれば、「ブーーーっ」って言ってるね。「ブーーッ」って、まるで、どっちがたくさん言えるかゲームでもしているみたいに。でもね、それ、離乳食食べ…
上品なおばさん@公園:「わかる、わかる、大変な時期よね。そんなときは今みたいに気分転換にお散歩するといいからね。」 庭先から顔を出してきたおじさん@近所:「なぁに、一生泣いてるわけじゃないさー。だいじょぶ、だいじょぶ!心配すんなー。」 おばあさん@優先席:「席は変われないけど、荷物は私が持つから寄越しなさい。」 主婦@バス:「乗物に乗ると、泣かないで、今泣かないで!って祈るような気持ちよねー。そんなときに限って泣き出したりしてね。でも、そんな時期はあっと言う間に過ぎるのよ。子育てってね、ほんと、あっと言う間よ。」 あれ??都会の人ってこんなに見ず知らずの他人に話しかけるんだっけ。息子を連れて街…
皆さん、お元気ですかー?我が子は、無事に生後6か月を迎えました。いやー、ここまで早かったです。ビュンと時が過ぎた感じです。ハーフバースデーには、夫と「うわ、こんな小さかったんだね。」なんて話しなたら、誕生した頃から撮りためた写真や動画を眺めてました。毎日毎日、目の前のことに夢中になっているうちに、気づいたら、もう6ヶ月です。それで思いました。あぁ、やっぱり、その時々の気持ちや感じたこと、文字に残した方がいいなぁ、って。そうしないと、すごく貴重な一瞬、一瞬をあっという間に忘れちゃうって。だから、これから少しずつ、また書いてみます。治療中みたいに、誰かの励みになることはないかもしれないけど、それで…
もう2018年も終わりですね。皆さん、今年はどんな年でしたか?私と同じように出産した人、育児中の人、不妊治療中の人もいるかもしれない。治療を止めた人もいるかもしれない。私は出産を終えた今でも、これは長い長い夢を見ているんじゃないかと思うことがあります。それほど、治療中の日々が自分の日常になっていたんだと思います。だから、今、治療中の方の日々がとても他人事とは思えません。また、治療を止めた方の決断も、同じように自分が選んでいたかもしれない選択肢だと思うと、誰の歩んでいる道も、自分の道と紙一重だと感じます。 今年、私は44歳になりました。息子は0歳4ヶ月。このブログを始めたときの目標、「流産しても…
それは、暑い暑い夏の日でした。産院の玄関を出て、タクシーに乗り込むまでに浴びた久しぶりの日光が、まぁなんて眩しいこと。退院の朝、体温は36.9度のギリギリセーフ。あの日の、まだまだ本調子じゃなくい体調と、ギャンギャン泣いている息子の泣き声、真っ青な空。この先もずっと覚えているような気がします。3日で退院するつもりで入った病院に結局、半月入院してました。半月も入院していると、顔見知りの看護師さんも増えました。自然分娩を試みていたときに16時間立ち会ってくれた助産師さんは、入院中、何度も顔を出してくれました。病状が深刻になってきたときに彼女が話してくれたことがあります。「さんちゃん、大変な状況にな…
感染症を引き起こしている菌を抑えるために、幾度か抗生剤の種類を変更し、10日ほど経った頃、ようやく高熱が微熱に落ち着き、微熱がなくなれば退院して良いと許可がおりました。その頃、病院の責任者の先生が病室を訪ねてきて、こう言いました。「さんちゃん、今回は大変でしたね。何がおこるかわからないのがお産なんですよ。昨今では、妊娠したら、順調に出産するのが当たり前のように思われがちですが、今も○%の人がお産で命を落としているんです。また○%の人は、現在の医療の技術のおかげで助かっている命です。あなたは、そのうちのひとりです。今回の出産、あなた、命をかけましたね。」と。(ごめんない、○%のところ、数字は忘れ…
自然分娩だったら、退院できたはずの3日が過ぎ、帝王切開でも普通だったら退院できたはずの1週間が過ぎた。入院していた病室の前がナースステーションになっていて、毎日、毎日、退院する患者さんたちがそこへ立ち寄る。そのたびに、扉の向こうから、「ご退院おめでとうございまーす。」という看護師さんたちの明るい声が聞こえてくる。もう耳を塞ぎたかった。「感染症」だということがわかったものの、感染源の菌が特定されない。毎日5種類点滴している抗生物質の種類をいろいろと変えて、先生たちが検討してくれているものの、白血球の数値が下がらないため、体温も下がらない。一向に見えてこない自分の退院日。とうとう、MRI検査まで受…
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