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桐生
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2016/05/07

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  • こんにちはー

    こんにちはー!いつも遊びに来て頂き、ありがとうございます!でも、すみません。夏休みを終えてから時間がとれず、手が止まってしまいました。時間がある時にちょこちょこ亀ペースに進ませて頂きますので、気が向いたらまた遊びに来てください。暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください。ではでは。桐生最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!ランキングに参加しています。よかったらぽちっと応援お願いします!!に...

  • キミだけのヒーロー 10

    悠哉への恋心をはっきりと自覚したのは……俺が大学に合格した時だった。勉強漬けの毎日は苦しかったけれど、合格発表を悠哉と見に行った。番号を必死に探す怖いくらいに緊張した表情を横目に見つめていたら、その顔が一気に綻ぶ瞬間を見てしまった。眩しいくらいの飛び切りの笑顔で俺を抱きしめると、目尻に涙まで浮かべて喜んでくれた。その顔を見て、胸が苦しくて息が詰まった。悠哉は合格出来たことへの嬉し泣きだと思ったのかも...

  • キミだけのヒーロー 9

    ――悠哉がいなくなって、もう何ヶ月経つんだろう……?カレンダーを見つめてみても、それがいつだったかなんて正確には覚えていない。あまりにも突然失ったから、俺の時間はあの時からずっと止まったまま。春が終わる頃にはふらりと帰ってきてくれる気がしていたけれど、そろそろ秋を迎えようとしているのに……悠哉は一向に帰ってくる気配すらない。悠哉だけが俺のすべてだったのに……その彼までも失った今の俺に、何が残っているんだろ...

  • R よく晴れた日に。

    ※少し変態チックなR入りますので、苦手な方は注意してください。午前3時6分28秒。時計の横でうーうー……とスマホが唸る。目覚ましが鳴るまでは大分早く、ここで目を覚ましてしまったら負け。そう思い、きつく目を閉じて寝返りを打った。眠気と闘いながら課題を仕上げていたせいで、布団に潜ったのはほんの30分ほど前。これ以上睡眠を妨害されてなるものかと枕の下にスマホを埋め、もう一度うとうとし始めたところで……。うーうーうー...

  • あとがき

    こんにちはー!毎日足しげく通って下さり、ありがとうございました!!お陰様で無事に完結出来ました。って言っても、短編でしたが(笑)ブログ村と相性が悪いのか、Pingの設定が悪いのか記事が反映されなかったりで、ブログ村経由の方にはご迷惑おかけしました。かなり久しぶりの更新にも関わらず、以前来て下っていた方がコメント下さったり……お陰様で元気が出ましたー!!前に行った投票で、攻め目線のRというご希望だけは添え...

  • 見えない気持ち 7

    日向「喉乾いた。」「俺も。」汗だくの身体で寝そべっていると、司がゆっくりと身体を起こす。一糸まとわぬ姿で堂々とキッチンに向かい、ミネラルウォーターを手渡してくれた。身体に纏わりつく汗が不快で、でも空気は心地いい。くだらない話で盛り上がっていると、先ほど引っかかったことを思いだした。「てか、なんであの時間にシャワー?」「え?」「いつも寝る前じゃん?」俺の疑問に一瞬固まると、バツが悪そうに頭をかく。「...

  • R18 見えない気持ち 6

    司本当に分かっていない。こんな美味そうな尻、他にはないのに。キメが細かい肌は、ずっと撫でまわしたくなるし。運動嫌いのせいか、肌が薄くて色素も薄い。ずっと女役に徹しているせいか、元々のホルモンの影響か、全体的に毛も薄い。男を抱いているという感覚は、正直あまりないのかもしれない。女の子独特の丸みはないけれど、男という一括りに収めるには無理がある。そんなはみ出した存在が、堪らなく愛おしい。「日向、大丈夫...

  • 見えない気持ち 5

    「俺も、甘えすぎてたな。」「え?」「気づいてたけど、時間作れなかった。」「そっか。」――気づいてくれていたんだ。そのことに嬉しくなる。ちゃんと俺のこと、考えてくれてたんだ。「だから、この前も怒れなかったし。」「ん?」「夜遊びで朝帰り。」「あー……いや、別に何もしてないよ?」先ほどの甘い表情がすっと消え、疑惑の眼差しに変わる。前は苦手だと思っていたのに、今はこの眼が堪らなく好きだ。ぞくりとする程冷たい視...

  • 見えない気持ち 4

    ぱっと目が覚めると、室内は薄暗かった。どのくらい寝ていたのかも感覚では掴めず、ぼんやりと天井を見つめる。ただ、ぐっしょりと寝汗をかいていた。嫌な夢を見た気がするが、内容までは思いだせない。身体が重くて、でも熱は先ほどよりも引いた気がする。鼻を啜りながら、喉の渇きを潤そうとベッドから立ち上がった。リビングに続く扉をそっと開けると、司の姿がない。「あ、あれ……?」病気の時によくある心細さを感じ、喉の渇き...

  • 見えない気持ち 3

    次の日、顔を合わせた時は流石に気まずかった。それでも、怒られることはなくどこにいたのかしつこく聞かれることもなく……開口一番に言われたのは「あー……飯、食う?」自然過ぎて、不自然。罵倒してくれたなら、ごめんで済む話。でも、向こうがアクションを起こさないのに、こちらが言い訳を並べるのもおかしな気がして。あれから、中身のある会話を交わしていない。***お泊りデートの予定は、1ヵ月前に決まっていた。特に何かの...

  • 見えない気持ち 2

    久しぶりの夜遊びだった。司が珍しく遅くなると聞いて……そのタイミングで、二丁目の気の置けない友達からLINEが入った。「久しぶりに飲まない?」っていうお誘いに色々溜まっていたから、つい魔が差して軽い気持ちでOKを出した。別に、浮気をしようってわけじゃない。ただ、ちょっとした息抜き。司のことが嫌いになったわけではなくて……でも、たまに息が詰まる瞬間がある。言いたいことを、全て吐き出せるわけではない。だっ...

  • 見えない気持ち 1

    日向――気持ちが見えたらいいのに……。相手が何を考えてるのか、手に取るように読めたならこんな苦労しないのかもしれない。憂鬱な気持ちが頭を占拠し、肩がずしんと重くなる。重力に耐えかねて寝転ぶと、心が真っ黒に塗りつぶされていく気がした。外は眩しいくらいに晴れているのに心はどんどん濁っていく。温もりを求めて冷たいシーツに丸まり、感触を求めて軽すぎる枕を抱き込んだ。「38.2度か。」体温計を睨みつける司を見上げ、...

  • おはようございまーす!

    ご無沙汰しております。毎日暑くて溶けそうですが、いかがお過ごしですか?夏休みに突入しましたが、おじさん暇です。なので、この前の続きを今更ながら書こうかなーと思って開いてはみましたが……が、続きが全く浮かばない。本当に全く、少しも浮かばない。(ストーリーメモ残しとけよ……)なので、全く違う話ですみません。そして、前の話は中途半端すぎて、一時下げさせて頂きました。久しぶりに開いてみたら、書いてから大分時間...

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