まだ、6月半ばだというのに、うだるような暑さです。。。。梅雨は、どこに消えてしまったものだろうか。来月、茶会に参加する予定ではありますが、この暑さだと、正直、着物を着たくはありません。汗だくになり、すぐに洗濯に出さないといけなく、専門店に出すと、着物の洗濯代金も少々高い。ただ、やはり、今と昔とでは暑さが違うようです。昨日、仕事先の80歳のおばあさんと話しをしていると、東京の夏は、もっと涼しかったとい...
古本屋で漫画を立ち読みしたのがきっかけで、とある漫画に少しハマっています。(私は、結構、マンガ・アニメ好き!)「ダンス・ダンス・ダンスール」バレエダンサーを目指す男の子の話ですが、読みながら、私が習っている茶道に当てはまることが多く面白いです。正直、バレエ、見たこともないし、興味もなかったのですが、芸事という点で考えると茶道も同じだなとふと思います。如何に自己を表現して相手を感動させるか?単なる技...
江戸の懐石といえば、八百善と呼ばれていた料理屋があったそうです。その店主が残した当時の記録本。「八百善物語 江戸料理とお茶の話 江守奈比古(著)」昭和31年に発行された初版本を手に入れ、読んでます。懐石料理やお茶のことだけではなく、当時の人の考え、行動、吉原のことも書いていて、なかなか知ることができない当時の様子が生々しく書かれていて非常に興味深い本です。例えば、大店の番頭が、仕事が終わったら、急ぎ...
前回の記事が長くなりそうなので、一旦区切り。茶道は、「芸事」に分類されます。芸事といえば、能や狂言もそう、クラッシクミュージック、バレー、ダンス、音楽、劇も同じ芸事になるでしょう。共通して言えるのは、観客に感動してもらえるということ。以前のブログでも書きましたが、美(アート)とは何か?という問いに対し、私は、感動させることができるかどうかだと書きました。必ずしも、美しいものという意味ではなく、見た...
週末だというのに、お茶のことばかりを考えています。もし次に、また茶会(茶事)をするとなると、自分なら、どうしよう。個人的には、少しやってみたい趣向を思いついてはいますが、もしやるとしたら、こういう道具が必要になるな。そんな自分が気に入る道具(骨董)を集めるとなると、時間もお金もかかってしまい。人生の中で、そうそう、自分が主催できる茶事をできる回数は少ない気もします。。(前回の茶事も1年がかりで準備...
結局のところ、人が大事なんだなと思う今日このごろ。前回、骨董と人間性に関してブログを書きました。私にとって、骨董収集は、好きなものに囲まれたい。良い骨董を収集し、自分の美意識を磨いたり、骨董から何かを得、自分の成長へと結びつけたい。と考えています。ただ、骨董と友だちになるには、お金がかかります(笑)でも、こういうのもある意味、実際の人間関係にも似ている気もします。仕事関係でも、友人関係、人生におい...
続・骨董収集と人間関係(人間関係の極意は、骨董収集にあり!)
前回、骨董収集と人間関係をテーマにブログを書きました。あれから、もう少し考えてみたのですが、思えば、昔の茶人。茶道具を非常に大事に扱っていました。お気に入りの道具には、仕覆という服(袋)を道具に合わせて作ったり、道具に名前(銘)をつけて可愛がったりしていました。外国人からしたら、狂気物。また、昔の人の本を読むと、茶碗を洗うため、一緒に抱えてお風呂に入っただとか。枕元において一緒に寝るとか、もはや、...
つい先日、お茶の先生に弟子の一人Aさんが、購入したという風炉を見せていました。Aさん(20代後半女性)お茶を始めたのは、つい数年前(私より少し後)。かなり頑張って色々と勉強している方です。私が、常々、骨董品の良さ、ヤフオクで買っていることを言っているので、おそらく影響を受けたのでしょう。Aさんも、少しずつ買うようになりました。でも、今回、先生に見せた風炉(茶釜を置く炉)は、先生からダメ出しを出されて...
美味しい抹茶とは何か?と思い始め、色々と試行錯誤しています。その中で、一度、茶畑見学をしてみたいと以前から考えていました。そして、今日、ようやく、茶畑見学に行くことができました!見学に行ったのは、狭山の茶園。茶畑がある場所は、自然あふれる良いところで、まず外で、抹茶と前茶をいただき、お茶の葉の天ぷらをもらいました。それから工場見学と、茶摘み体験。お茶の新葉、思ったよりも柔らかく。そして、抹茶用に使...
GWを利用して、京都に茶事稽古に行ってきました。毎回、京都に着く事に、京都良いなと思います。周りの山々、空気、緑、そして、古い神社仏閣や建築物。抹茶屋もあれば、お香の店、扇子の店などもあり、古都京都があるからこそ、日本の伝統が守られているんだなと感じます。こちらは、茶事の会場となったお寺。(豪快な鬼瓦。欲しい。。。。。)(水屋での一時の休憩。私以外は、全員女性。あまり男性がいない世界です。荷物運びな...
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まだ、6月半ばだというのに、うだるような暑さです。。。。梅雨は、どこに消えてしまったものだろうか。来月、茶会に参加する予定ではありますが、この暑さだと、正直、着物を着たくはありません。汗だくになり、すぐに洗濯に出さないといけなく、専門店に出すと、着物の洗濯代金も少々高い。ただ、やはり、今と昔とでは暑さが違うようです。昨日、仕事先の80歳のおばあさんと話しをしていると、東京の夏は、もっと涼しかったとい...
骨董=ガラクタという認識の人がまだまだ多く、骨董は、至るところにたくさんあるという認識かもしれません。確かに、工芸品レベルのものは、数も多く、それが、骨董と思い込んでいる人も多いです。ただ、ある程度、目が肥えてきて良いものを探し出すと、なかなか見つかりません。。。例えば、燗鍋(懐石に用いる酒つぎ)(江戸初期から中期の作(私のコレクション)かつては、かなりの数が存在したと思うのですが、いざ探すと、こ...
古本屋で漫画を立ち読みしたのがきっかけで、とある漫画に少しハマっています。(私は、結構、マンガ・アニメ好き!)「ダンス・ダンス・ダンスール」バレエダンサーを目指す男の子の話ですが、読みながら、私が習っている茶道に当てはまることが多く面白いです。正直、バレエ、見たこともないし、興味もなかったのですが、芸事という点で考えると茶道も同じだなとふと思います。如何に自己を表現して相手を感動させるか?単なる技...
江戸の懐石といえば、八百善と呼ばれていた料理屋があったそうです。その店主が残した当時の記録本。「八百善物語 江戸料理とお茶の話 江守奈比古(著)」昭和31年に発行された初版本を手に入れ、読んでます。懐石料理やお茶のことだけではなく、当時の人の考え、行動、吉原のことも書いていて、なかなか知ることができない当時の様子が生々しく書かれていて非常に興味深い本です。例えば、大店の番頭が、仕事が終わったら、急ぎ...
前回の記事が長くなりそうなので、一旦区切り。茶道は、「芸事」に分類されます。芸事といえば、能や狂言もそう、クラッシクミュージック、バレー、ダンス、音楽、劇も同じ芸事になるでしょう。共通して言えるのは、観客に感動してもらえるということ。以前のブログでも書きましたが、美(アート)とは何か?という問いに対し、私は、感動させることができるかどうかだと書きました。必ずしも、美しいものという意味ではなく、見た...
週末だというのに、お茶のことばかりを考えています。もし次に、また茶会(茶事)をするとなると、自分なら、どうしよう。個人的には、少しやってみたい趣向を思いついてはいますが、もしやるとしたら、こういう道具が必要になるな。そんな自分が気に入る道具(骨董)を集めるとなると、時間もお金もかかってしまい。人生の中で、そうそう、自分が主催できる茶事をできる回数は少ない気もします。。(前回の茶事も1年がかりで準備...
結局のところ、人が大事なんだなと思う今日このごろ。前回、骨董と人間性に関してブログを書きました。私にとって、骨董収集は、好きなものに囲まれたい。良い骨董を収集し、自分の美意識を磨いたり、骨董から何かを得、自分の成長へと結びつけたい。と考えています。ただ、骨董と友だちになるには、お金がかかります(笑)でも、こういうのもある意味、実際の人間関係にも似ている気もします。仕事関係でも、友人関係、人生におい...
前回、骨董収集と人間関係をテーマにブログを書きました。あれから、もう少し考えてみたのですが、思えば、昔の茶人。茶道具を非常に大事に扱っていました。お気に入りの道具には、仕覆という服(袋)を道具に合わせて作ったり、道具に名前(銘)をつけて可愛がったりしていました。外国人からしたら、狂気物。また、昔の人の本を読むと、茶碗を洗うため、一緒に抱えてお風呂に入っただとか。枕元において一緒に寝るとか、もはや、...
つい先日、お茶の先生に弟子の一人Aさんが、購入したという風炉を見せていました。Aさん(20代後半女性)お茶を始めたのは、つい数年前(私より少し後)。かなり頑張って色々と勉強している方です。私が、常々、骨董品の良さ、ヤフオクで買っていることを言っているので、おそらく影響を受けたのでしょう。Aさんも、少しずつ買うようになりました。でも、今回、先生に見せた風炉(茶釜を置く炉)は、先生からダメ出しを出されて...
美味しい抹茶とは何か?と思い始め、色々と試行錯誤しています。その中で、一度、茶畑見学をしてみたいと以前から考えていました。そして、今日、ようやく、茶畑見学に行くことができました!見学に行ったのは、狭山の茶園。茶畑がある場所は、自然あふれる良いところで、まず外で、抹茶と前茶をいただき、お茶の葉の天ぷらをもらいました。それから工場見学と、茶摘み体験。お茶の新葉、思ったよりも柔らかく。そして、抹茶用に使...
GWを利用して、京都に茶事稽古に行ってきました。毎回、京都に着く事に、京都良いなと思います。周りの山々、空気、緑、そして、古い神社仏閣や建築物。抹茶屋もあれば、お香の店、扇子の店などもあり、古都京都があるからこそ、日本の伝統が守られているんだなと感じます。こちらは、茶事の会場となったお寺。(豪快な鬼瓦。欲しい。。。。。)(水屋での一時の休憩。私以外は、全員女性。あまり男性がいない世界です。荷物運びな...
今日、友人が家にお茶を飲みに来ました。というか、お茶を飲みに来るように私が誘いました。私の練習に付き合ってくれる奇特な友人です。一方で、前回、私のお気に入りの菓子盆を出した時に、「小汚い」と言ってくれた友人でもあります。今回は、前回のように小汚いと言われないように、私の好みの寂びたものより、少し明るめの道具や現代作家の茶碗を用意しました。朝から家を掃除して、道具も用意して、風炉灰もふって用意しまし...
先週、知り合いのYさんと一緒に美術館に行きました。Yさん、仕事努めをする傍ら、美大のオンライン講座を受講しているとのこと。課題の中で、「日本の余白の美について述べよ。」という題目があり、作文10枚?程度書かないといけないとか。。。いや。。。。私には無理です。。。私の場合、感覚的なもので、分析したりしていません。私が古美術を見る際の基準は、気品があるから。オーラがあるから。何か心惹かれるものがあるから。...
昨日、茶事の先生のお茶の講義がありました。古いお茶に関する本を読み解く会です。毎回、先生の講義を聞く事に、自分の不甲斐なさを感じ、より一層勉強しないとなと思います。。。先生に質問すれば、すべての答えが返ってくるまさに生きる地引。昨日も、つい先日、購入した蓋置を先生に見てもらったところ。「これは、一つ片割れがあったもの。唐物(中国から由来)のものなので、お茶に使うとしたら真。使えても、行中の真まで。...
以前からどうすれば良いお茶を点てることができるのか、と考えてきました。お茶の先生が、よく言う「湯相と火相が大事」という言葉、いまいちピンときていません。お茶の本の多くが、手前、手順、道具などのことで、どうすれば良いお茶を点てることができるかということに言及している本は、ほとんどありませんでした。これまで読んだ本の中だと、唯一、「茶の湯の科学入門 」堀内 國彦 (著)が、科学的な見地から水やお湯のことを...
お風呂に浸かりながら、本を読む。私の至高の時間です。それで、ふと考え事をしていました。何を考えていたかというと、週末も、稽古がてら自宅でお茶を点てました。でも、いまだに満足いくお茶を点てることが出来ません。どうすれば良いのだろうかと考えていたところ、ふと。以前、骨董収集を始めた時に、「美とは何か?」ということを延々と考えていました。それで、辿り着いたのは、「感動するもの」という答えでした。(詳しく...
毎回、楽しみにしている骨董の催事、メジロコレクション。年2回(春、秋)開催です。今年の春は、昨日から今日まで開催です。昨日は、9時40分頃会場前で整理券を獲得。整理券は、80番(80人目)。(12時開催なのですが、かなり多い気がします。)骨董仲間のYさんとも合流し、12時から入場。メジロコレクションは、良いものが多く、値段もお手頃なので好きです。毎回、気になるものが2-3点はあるのですが、今回も、3点ほど気になる...
また、今度、お茶の先生からお茶事をしてと言われるかもしれないので、茶道具を少しずつ集めています。というのは、言い訳で、単に好きなのでついつい買ってしまいます。(笑)お茶をやっている人で実際、茶道具に興味を持っている人は少ないようです。ただ、これまで何度もブログで書いたように道具は大事だと思っています。お茶は、自分自身の美意識を高めるためのものでもあり、その人が所有している骨董品や茶道具を見れば、あ...
数日前、ヤフオクで茶入れを競り落としました。毎度のごとく、最後の最後で、外国人向けの代行業者が参入。外国人が買いに来ると、多少無理しても競り合うと決めてます。(海外に流れると、もう日本に戻ってこないので、、、)ただ、今回は、そこまで大きな値上がりにもならず、予算内で購入することができました。(ほっ。。。)今回は、なんとか買えたものの、外国人、茶入れなんか買ってどうするのだろうか?ふと疑問。これまで...
4月になり、桜満開の時期です。浮かれたいところではありますが、あっという間に4月になって焦りを感じます。。さて、トランプ政権になってからというもの、トランプさんが、かなり世界をかき乱しています。。。先週は、関税問題で世界の株価が連日暴落。先週金曜日のNY市場も大幅に下げたので、週明けの日本マーケット、大幅に下がりそうです。(日経先物だと、さらに5%の下げのよう。。)どこまで下落するのか?また、これまで...
蒸し暑い日が続きます。。。。。少し外を出るだけで、汗がダクダク。。。。。9月にお茶会をする予定ですが、この暑さで着物を着ると、準備などで大汗をかき、本番は、汗で濡れたまま開催する羽目になりそうです。(うまくいかない冷や汗かもしれませんが(笑)また、お茶室には、冷房がないため、場合によっては地獄かも。。ただ、昔も冷房などがありませんでした。(今とは気候が違ったのかもしれませんが。。。)少しでも涼を感...
毎回、自分でもおかしいよなと思うほど、一つのことにのめり込むととことこのめり込んでしまいます。。。逆に、興味がなくなれば、全く気にしません。数年のめり込み、興味が移ることも多々あります。(飽きっぽいのか。。。)思い返せば、私の人生、数年ごとに、のめり込む分野が変わってます。歴史(高校、大学)↓投資、海外旅行(社会人)↓起業、ビジネス(起業後)↓骨董(起業後)↓茶道(今この段階)常々、私は、情熱論を唱え...
週末、神楽坂で開催されていた青華の会という骨董市に行ってきました。この骨董市、私が好きな目白コレクションと同じくらい好きな骨董市で、良い品に巡り会う機会があります。ただ、今回は、あまり私の中でピンとくるものはありませんでした。最近、なかなか良い出会いはありません。。(たまに、ふと私の感性が鈍っているのでは?と不安に思うこともありますが、)青華の会で目に留まったものといえば、骨董というよりもむしろ、...
ここ最近、お茶の話ばかりになってしまって恐縮ですが、週末に京都にお茶の稽古に行ってきました。今回は、夕ざりの茶事でした。(夕方から夜にかけての開催)参加して、毎回、自分の未熟さを感じてしまいます。・長時間の正座がなかなかできない。・所作や動作がまだまだきれいではない。・茶事の順序がまだ分からない。・気が利かない。・着物の着方がまだまだ。と、少しでも改良できればなと思います。時を忘れてしまう良い時間...
刻一刻と私主催の茶事の日が近づいています。あと、4ヶ月後。。。やることが多すぎて、大変です。道具を揃え、献立を考え、案内状を書いたり。。案内状にしても、正式には巻き紙に筆で書くそうです。折り方、敬称、文字の配置なども色々と決まり事があるのだとか。。。ただ、お茶事で最も大事なのは、美味しいお茶(濃茶)を提供すること。これに尽き、全てはそのための準備になります。美味しいお茶を提供するためには、水か抹茶...
さて、肝心の茶事稽古。今回は、GWということもあり、いつもより頑張って5日間稽古してきました。灰型講習から始まり、会席料理作り、茶事稽古、茶の湯稽古とあり、この研修中は、研修場からは外に出ていません。。。缶詰状態。(研修場での寝泊まりです。)朝起きて、朝ご飯を作り掃除して、それから稽古。夜は、結構クタクタで、みんな疲れ果ててます。。。ある時なんか、翌日の茶事用のお菓子が配分などのミスからうまくできず...
まずは、コメントいただいたSさんありがとうございました。さて、GW中、京都に茶事稽古に行っていました。いつもは、京都を観光する暇はなく観光できませんでしたが、今回は、GWだったこともあり、1日余裕を持って京都に行き、京都で古美術商巡り、お茶屋さん巡りをしてきました。まず、京都に到着して思ったのは、木々の緑が素晴らしいということでした。東京と同じ植物なのでしょうが、なぜか、瑞々しい。東京だと、ビル群で山な...
前回ブログに書いた内容に、私の好みの骨董は、小汚く見えるけど、品(ひん)があるもの。です。ちょうど、今読んでいる数奇者の本にも同じような事が書いていました。その人いわく、古美術には、品というものがある。茶会で、茶入れを見るときは、その姿形だけではなく、品を確認するためのものだと。ただ、その品とは何かというと説明が難しい。と。私も、同感に思います。古美術を見ていると、気品がある顔立ちの仏像や像、また...
家に遊びに来た友人に、練習代わりにお茶を振る舞う私ですが、なかなか満足できるお茶を提供することができません。(練習代わりと言ってすみません。m(_ _)m)友人は、美味しいとは言ってくれますが、私自身が、以前、感動したお茶を数回飲んだことがあります。それと私のお茶が何が違うのか?抹茶自体も影響はあるかと思いますが、そればかりではなく、お湯の温度か、水か、点て方なのか?それとも雰囲気なのか?いまだに良く分か...
先日、ブログで少し注目した毎日オークション出品のガンダーラ(アトラス像)、オークションが終わりました。落札予想価格は、1000万から1500万円に対して、落札値は、1265万円。 落札した場合、落札者は、16.5%の手数料を払うため、1265万円に対して、約208万円。トータルで、1450万円でこのアトラス像を手に入れたことになります。一体誰が買ったのか分かりませんが、なかなか日本人のコレクターで、ガンダーラ、しかもアトラ...
ドラマ、「Shogun(将軍)」がいよいよ佳境に入りました。第8話も面白かったのですが、最新話の9話は、8話以上に始終ハラハラしていました。外国人にとって、「切腹」というのはあまり理解されない行為でしたが、このドラマを見ていると、初めて切腹という行為が分かる気がします。ドラマ自体の小道具、衣装がすごいと以前ブログで書きましたが、何よりすごいのは、日本人俳優の演技力が素晴らしいです。このドラマを見ていると、ハ...
物の価値とは、何だろうか?ポケモンカードやビットコインなどが値上がりしている時代。一方で、昔は、数百万円していた古美術が、10分の1で取引されたり、本当に価値あるものとは、何だろうか??価値という言葉の定義は、① 物事のもっている値うち。② 人間の基本的な欲求、意志、関心の対象となる性質。真、善、美、聖など。③ ある目的に有用な事物の性質。使用の目的に有用なものを使用価値、交換の目的に有用なものを交換価値...
少し面白いガンダーラを見つけました。今、毎日オークションで開催されている物の中に、ガンダーラのアトラス像がありました。落札予想価格は、1000万から1500万円。かなりの高い評価です。重厚な雰囲気を持つ1級品の作品だと思いますが、評価が高いのは1981年の雑誌に掲載されている作品だというのが良い点です。アポロマガジンは、古代から現在までのすべての時代の視覚芸術をカバーする英語の月刊誌です。この雑誌の載っている...
前回の続きです。感動すればするほど、自分自身が成長できる。そして、感動が大きな行動力につながる。正直、出不精な私ではありますが、自分が興味を持ったものには、(ごくたまに)驚くほどの行動力を見せます。(笑)昭和時代の修身教育の本でも、面白い記述があり、人は、軍艦のようなもので、動かすためには重油が必要。(動かなければただの鉄の塊)では、人にとって、重油とは何かといえば、それは情熱だ。(その情熱をもた...
あっという間に、4月(春)になりました。桜満開です。さて、今日は、“感動”に関してです。感動という要素は、人生を変えるうえで非常に重要な要素に思います。今、古美術、特に日本の民藝や骨董に興味を持つようになったのは、たまたま立ち寄った京都の河井寛次郎記念館に感動したからです。そこから日本の民藝に興味を持つようになり、民藝運動家の柳宗悦さんの「民藝とは何か?」という本にこれまた感銘を受けました。更に回り...
お茶事で使うための道具を少しずつ集めています。道具なら何でも良いというわけではなく、自分の感性にあったものを見つけるのは少し骨が折れます。安ければと思い、大量生産の現代物を購入してもしっくりと来ず、結局、古いものにこだわってます。これまでは、古美術商や骨董市をふらりと訪れて、目に止まったものを買うというスタイルでした。ただ、今回のように用途を決めて、探すと意外に見つかりません。。。今、とあるものを...
よく、お茶を点てるのに大事なのは、「火相と湯相」だと、お茶の先生が話していました。ただ、私は、いまいち、ピンとは来ていませんでした。。。先週末、これまで自宅で使っていた電熱器ではなく、炭を使って稽古したいと思い、炭を使い始めました。これが、なんと結構な準備が必要で、灰を整えないといけない。炭を洗っておかないといけないなどの準備があり。いざ、火を付けると、うまくお湯が沸騰するかの調整。また、ちょうど...
今日は、資産として古美術は有効か?との観点で少し検討してみたいと思います。アートをお金と絡めるなんてと真の収集家の方からは、怒られそうではありますが、もし骨董に少しでも資産価値があるのであれば、大手を振って収集に勤しむことができます。逆に、あまりないようであれば、収集を控える必要があるかもしれません。さて、昨今、物の値段が上昇しています。株式市場しかり、金(ゴールド)、現代アートや高級時計。更には...
以前、ブログでも書いたのですが、今年の夏に私が、亭主として茶事を開催しないといけなくなりました。(初)ですので、そのための準備を色々と進めているところですが、思ったよりもやることが多すぎて大変です。。。。。道具もある程度揃えないといけないのですが、茶碗などの他に、例えば、炭、草履、お盆、銅鑼、煙草盆、その他細々としたものなどが、必要です。すべてを揃えるのは無理として、ないものはないで何かで代用しよ...
私が楽しみにしているアートフェアの1つ、東京アートフェア。去年は、参加できませんでしたが、今年のフェアには見に行くことができました。以前と比べて、入場料も高くなっているような当日券で5000円。去年は、5.6万人の来場者数があったそうなので、入場料だけでも約2.5億円の売上げ!それに加え、出店者からもブース代でお金を取っているので、なかなかのビジネスです。。さて、本題の東京アートフェア。現代アートは、そこま...