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2016/03/14

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  • 受験勉強の鍵を握る「ついで力」

    受験で求められるのは「能力」などという圧倒的な力ではない 受験に成功する人と失敗する人の決定的な違いとはなんでしょうか? 多くの受験生はこれを愚問と感じ、「結局は能力の違いでしょ」と思っているかもしれませんが、それはむしろ「能力」というものの価値を安く見積もりすぎています。「能力」というものはもっと固有かつ圧倒的なものであって、何千人単位が入れる大学の受験生が共有できるようなレベルのものではありません。ましてや固有の「能力」を測るのは、選考する学校側にとっても非常に面倒な作業なので、画一的な入学試験ではとても対応できません。ゆえに入学試験で測ることができるのは「能力以前の何か」でしかありません…

  • 参考書選びにかけた時間こそが、その先の劇的な「効率化」を約束する

    目の前の単純作業に「逃避」する受験生は伸びない 一般に成績が伸び悩んでいる学生ほど、目の前のことばかりやりたがる傾向にあります。それはけっして「素直」なのではなく、そのほうが彼にとっては「ラク」だからです。単語帳や用語集とばかりにらめっこしている受験生は、特に要注意です。このタイプの受験生は、周囲から見れば一生懸命やっているように見えるかもしれません。しかし実際には、無駄な時間と労力を積み重ねているだけです。「参考書選びに迷ってる時間があったら、一個でも多く英単語を覚えたほうがいい」その気持ちはわかりますが、時間には「かけどころ」というものがあります。そして多くの受験生は、「覚える」ことにばか…

  • 受験勉強とは「RPGのレベル上げ」である

    難易度設定を間違えると、受験勉強が「クソゲー」になる? 突然ですが、ゲームの世界で駄作が「クソゲー」とまで呼ばれてしまう最大の要因はなんだと思いますか?荒唐無稽な世界観? つまらないストーリー? 映像レベルの低さ?どれも要因のひとつではあるかもしれません。しかしゲームの肝は、実のところもっとシンプルなところにあります。「クソゲー」が「クソゲー」たる最大の要因、それは「難易度設定が不適切である」ということです。「不適切」というのはつまり、「難しすぎる」のも「易しすぎる」のもどちらも駄目だということです。あまりに難しすぎればプレイヤーはすぐにやる気をなくし、簡単すぎればまったく歯ごたえがないため、…

  • 「死ぬ気でやれ」とすぐ言う人の勉強法を鵜呑みにしてはならない

    大人の経験談には美化・誇張された「根性論」がつきもの 受験勉強において大事なのは当然その「質」ですが、もちろん最低限の「量」というのも必要です。しかし自らがはるか昔に受験を経験してきた大人たちの中には、とかくこの「量」的側面ばかりを強調したがる人が少なくありません。そこで頻発されるのが「死ぬ気でやれ」といった類の、脅しのような根性論です。そういう大人が発する言葉の多くは、遠い記憶のフィルターを経て美化されたものでしかありません。実際には1日正味4時間しかまともにしていなかった勉強が、記憶の中では「あの頃は1日中勉強していた」という大雑把な武勇伝に生まれ変わり、しっかり7時間寝た上で頻繁に昼寝ま…

  • 受験勉強とは「かなり不利な状況からはじまるオセロ」である

    「負けが見えている」ということは「勝ちも見えている」 大半を真っ黒な石に埋め尽くされたオセロの盤面を想像してみてください。黒を「間違えた問題」、白を「解けた問題」とすれば、受験勉強のスタート地点において志望校の過去問や志望校レベルの問題集に取り組んだ場合、多くの受験生はそんな見るからに敗戦濃厚な状況下に置かれていると言えます。スタート地点なのに、ずいぶんと負けが込んでいる。通常のオセロであれば2対2の平等なスタートが約束されているわけですから、すでに盤面が7割方黒で埋め尽くされているとしたら、それはもう「負けが見えている」と感じてしまうのも無理はないのかもしれません。しかし案ずる必要はありませ…

  • 偏差値の上下動が激しい受験生は、勉強のやり方が間違っている

    偏差値が安定しない受験生は致命的な問題を抱えている 勉強の成績にはもちろん、偏差値や点数の「高←→低」という明確な判断基準があります。しかしもうひとつ忘れてはならないのは、成績が「安定している←→安定していない」というのも、受験生にとって非常に重要な情報であるということです。言い替えると、「成績に激しい波があるかどうか」ということになると思います。標準的なケースであれば、良しにつけ悪しきにつけ、模試の成績などはさほど乱高下しないものです。いったん上がった数字が大きく下がる場合には、やはり何か致命的な問題点があると考えるべきです。 受験においては、圧倒的に「ホームラン<打率」 こういった偏差値の…

  • 勉強とは「自分の弱さと正面から向きあう作業」である

    すべての勉強は「敗北」した状態からはじまる 勉強とは基本的に、自分の「知らないこと/わからないこと」を、ひとつひとつ「知っていること/わかっていること」へと変えてゆく作業です。つまりその初期段階においてはまず、自分が「知らない/わからない」という、目の前の状況に対し「敗北した」状態に置かれるということです。勉強における「苦しさ」とは多くの場合、この「知らない/わからない」という「敗北状態を受け入れることの困難」を指しています。目の前の問題を解けなかった場合、それは一時的に「負けた」状態であると言えます。ではこれを「勝った」状態に、つまり「知っている/わかっている」状態にするためにまず必要なこと…

  • 受験勉強に特別な「集中力」などいらない

    受験生が陥りやすい「集中力神話」 受験生のあいだには、どういうわけか「集中力神話」というものがあります。二言目には「自分は人より集中力がないから勉強ができない」という人が非常に多いのです。しかし本当にそうなのでしょうか? そういう人たちはむしろ「集中力」という目に見えない力に、期待しすぎているのではないでしょうか。W杯決勝戦でPKを蹴るような、特殊な場面で求められる集中力は別かもしれませんが、少なくとも受験勉強レベルで求められる集中力など、取りたてて言うほどのものではありません。坐禅を組んで無の境地に至ったうえで行うような作業ではないのですから。 入試会場は、必ずしも集中できる環境ではない む…

  • 難関大学に合格する受験生が必ず持っている、たったひとつの「スタンス」

    失われたモチベーションを再起動するために 4月から受験勉強をはじめた人は、この1ヶ月で何か明確な手応えを感じられたでしょうか。おそらくは、いまやっていることが本当に正しいのかどうかまだわからない状態でゴールデンウィークを迎えてしまい、いったんモチベーションが低下してしまっている人も少なくないのではないでしょうか。そういう場合は、ただやみくもになんとなく勉強を続けるのではなく、いったん物事の「本質」に立ち戻ってみることです。一見無駄なプロセスに感じられるかもしれませんが、モチベーションが簡単に低下してしまうということは、土台が弱いということです。はたして自分がいったい何と闘い、何を求められている…

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すなわち君の受験勉強法は端的に間違っている
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