隣人が飼っているムク犬のグゥフィーは、よほど私のことが嫌いなようで、こちらが畑仕事をしている間中吠えるのを止めない。ある日、向こう隣りの旦那が耐え切れなくなったのだろう、デッキの上から大声で怒鳴ってきた。「SHUTUP!!!」(黙れ!!!)もちろん彼は、犬に向かって怒鳴ったのだが、なんだか私も責められているような気がした。私がそこにいなければこのアホ犬も静かなのだから。だからと言って、畑仕事を放り出すわけにはいかない。ところで春先に、胡瓜の種をまく前、フェンスに蔓を絡ませてもよいかどうか、この家の家主に聞いてみた。意地悪ばあさんから家を買った彼は、改築をし、賃貸住宅としてマーケットへ出したのだ。フェンスは彼の地所に属していたので、一応許可をもらった。「あぁ、もちろんかまいませんよ。たくさん胡瓜が採れるといいです...肥溜め(その2)
「ひと袋5ドル27セントか...。高いな。」畑の肥料が必要になったので、牛糞を買うため園芸店に赴いた。我が家の家庭菜園は裏庭が広いので、かなり大きい。すべての畝に与えるためには、大量の肥料が必要だ。計算すると結構な額となる。スーパーマーケットで、有機野菜を買ったほうが安上がりかもしれない。しかし、野菜作りの楽しさと、新鮮な野菜を裏庭から台所へ直行という利点は捨てがたい。昔、別れた亭主からはドケチ呼ばわりされたが、節約は我が美徳でもあるので、何とか安く肥料を手に入れることはできないものか、と思案した。インターネットを調べると、雑草を利用した「タダの堆肥作り」を発見。作り方はいとも簡単で、バケツに水を張り、庭から引っこ抜いた雑草を浸しておくだけ。草が腐って発酵し、2,3週間ほどでこの水を液体肥料として使えるそうだ。...肥溜め(その1)
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