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Phoebemandersonさんの新着記事

1件〜30件

  • 裏返しのパンツ

    以前、「ゴムのパンツ」という記事を載せた。ここで書いた「パンツ」は、アメリカで、pantsイギリスで、trousers日本では、ズボンと言われるもので、下着のことではない。だが今回の「パンツ」は日本でいう下着のことで、私が子供の頃、田舎の祖母はこれを「ズロース」と言った。父の転勤に伴い、東京へ6歳の時に転校をしたが、甲州弁丸出しで、このズロースという言葉をクラスメートの前で使い、大笑いされた記憶がある。「東京のボコ(子供)は、意地が悪いダ。」と傷ついた。あれから60年近く経つが、現在はアメリカのヴァージニアで暮らしている。年を取ると、若かった頃にはどうでもよかった様な事が気に入らなくなる。そのうちの一つは、下着の縫い目、縫い代。それが直接肌にあたると、どうも嫌だ。であるから、私は裏返して着用する。パンツと言えば...裏返しのパンツ

  • アメリカの嘘つき商品

    「これがSサイズ?嘘でしょ!」私は婦人服売り場でシャツを手にし、憤慨していた。アメリカに来てから40年以上経つが、昔はこれほど酷くなかった。「肥満国、アメリカ」という記事を以前書いたが、2021年現在、この国の成人36.5%はobese(肥満)で、32.5%はoverweight(太りすぎ)という統計が出ている。であるから、アメリカ成人人口の2億5834万人の3分の2が太りすぎなのだ。日本語の「肥満」と「太りすぎ」という言葉の間に大した差はないように感じるが、英語のobeseとoverweightの間には、大きな違いがある。overweightというと「一般的な肥満」を表し、こんなにおなかが出てきてしまった、少しダイエットしなければ...程度のものである。obeseは「病的肥満」を表す。糖尿病、心臓病などの問題...アメリカの嘘つき商品

  • グゥフィー と キヨちゃん

    うぅぅ、ワンギャン、ガウガウ!「肥溜め」の記事に載せたが、お隣さんの犬はよく吠える。雑種の雄犬で、名前はグゥフィーという。ちなみに英語でgoof(グゥフ)というと、アホとかトンマな奴という意味である。その名通りのグゥフィーは、毎日私が裏庭の畑に出ると、チェーンリンクのフェンスに飛びついてくる。ドッグフードの食べかすがついた歯をむき出しにして、フェンスをがりがりかじる。これはお隣の家主さんのフェンスなのでどうでもいいが、とにかくうるさい。飼い主のマルガリータは、犬の糞をいつもほったらかしにするので、向こう隣りの「デッキの旦那」に苦情を言われた。(「肥溜め」その2記事参照)その後しばらくの間は掃除をしていたが、また最近さぼっている。黙っていれば結構かわいい顔をしているのに、うるさいことうるさいこと。畑の胡瓜を台無し...グゥフィーとキヨちゃん

  • 肥溜め (その2)

    隣人が飼っているムク犬のグゥフィーは、よほど私のことが嫌いなようで、こちらが畑仕事をしている間中吠えるのを止めない。ある日、向こう隣りの旦那が耐え切れなくなったのだろう、デッキの上から大声で怒鳴ってきた。「SHUTUP!!!」(黙れ!!!)もちろん彼は、犬に向かって怒鳴ったのだが、なんだか私も責められているような気がした。私がそこにいなければこのアホ犬も静かなのだから。だからと言って、畑仕事を放り出すわけにはいかない。ところで春先に、胡瓜の種をまく前、フェンスに蔓を絡ませてもよいかどうか、この家の家主に聞いてみた。意地悪ばあさんから家を買った彼は、改築をし、賃貸住宅としてマーケットへ出したのだ。フェンスは彼の地所に属していたので、一応許可をもらった。「あぁ、もちろんかまいませんよ。たくさん胡瓜が採れるといいです...肥溜め(その2)

  • 肥溜め (その1)

    「ひと袋5ドル27セントか...。高いな。」畑の肥料が必要になったので、牛糞を買うため園芸店に赴いた。我が家の家庭菜園は裏庭が広いので、かなり大きい。すべての畝に与えるためには、大量の肥料が必要だ。計算すると結構な額となる。スーパーマーケットで、有機野菜を買ったほうが安上がりかもしれない。しかし、野菜作りの楽しさと、新鮮な野菜を裏庭から台所へ直行という利点は捨てがたい。昔、別れた亭主からはドケチ呼ばわりされたが、節約は我が美徳でもあるので、何とか安く肥料を手に入れることはできないものか、と思案した。インターネットを調べると、雑草を利用した「タダの堆肥作り」を発見。作り方はいとも簡単で、バケツに水を張り、庭から引っこ抜いた雑草を浸しておくだけ。草が腐って発酵し、2,3週間ほどでこの水を液体肥料として使えるそうだ。...肥溜め(その1)

  • ごはん泥棒

    畑の隅にはびこる青じそを眺めて、ため息をついた。数年前に友人から苗を譲ってもらい植えたが、毎年秋になると種がこぼれ落ち、翌年の春には雑草のように芽がたくさん出てくる。「そうめんの薬味に、ほんの少しだけ欲しかったんだけどな...。」こんなに増えるとは思わなかった。今年の春は忙しかったので、ほとんどそのままにしておいたら、グラウンドホッグ(ウッドチャックともいわれる野生動物、猫ほどの大きさで、毎日のようにわが家の畑を荒らしに来る。)の隠れ家になりそうなほど、ぼさぼさになってしまった。やれやれ、どうしよう。いっそのこと熊手でかき回し、みんな根っこから抜いてしまおうか。だが、それをしなくて本当に良かったと、今日思った。話は少しそれるが、私はあまり料理好きではない。けして、下手くそなのではない。ただ煩わしくて、好きになれ...ごはん泥棒

  • 野鳥撃退法

    私は園芸を趣味とするので、春夏になるとブログをサボる。ピアノ教室の生徒たちには練習をしろとうるさく言うが、自分はしなくなる。最後にピアノを弾いたのは先週、2歳にならんとする孫娘を膝に乗せ、「ネコふんじゃった」を弾いた時だ。6歳の時から東京で育ったが、人混みが大の苦手で、田舎を好む。4年ほど前に現在地に引っ越しをしたが、本当は誰もいない森の中に住みたかった。しかし次男と嫁のごうごうたる反対にあい、仕方なくこの家を買ったのだ。我が家の裏庭は、幼稚園の運動場くらいある。花だけではなく、いろいろな野菜を植えた。昨年は狸とスカンクに荒らされ、薩摩芋に甚大なる被害を受けた。今年はそれを防ぐため、孫娘の老犬、「キヨちゃん」(「乾物屋のキヨちゃん」の記事参照)を借りてきて、裏庭中におしっこをばらまいてもらったが、雨が降った後は...野鳥撃退法

  • アメリカの現実 (最終編)

    アメリカの首都ワシントンでの暴動後、我々国民は考えた。なぜ連邦議事堂になだれ込み、犯罪を犯した連中の多くは、逮捕されることなく帰ることが出来たのか?答えは簡単だ。彼らが皆、白人だったからだ。あれだけの人数が暴動を起こしたのに、お縄になったのは、たったの13人である。このシリーズ、(その1)に書いたが、白人の警察官が暴徒たちと写真を撮って悦に入っていることがバレた。どこか狂っている。バイデン次期大統領が彼らのことを「テロリスト」である、と言った。これは過言ではない。ピストル、猟銃、ナイフ、催涙ガスなどの武器を持った者たちも少なくなかったからだ。暴徒たちの手により、一人の警察官が殉職している。数時間後、これだけの騒ぎを起こした後で、驚いたことに、彼らは警察官に開けてもらったドアから、(ポリスは彼らが通れるようにと、...アメリカの現実(最終編)

  • アメリカの現実 (その3)

    連邦議事堂での暴動後、上院下院議員たちは焦った。どうやらトランプのアタマがまともではなさそうだという事に、共和党員たちもやっと気づいたのだ。国民を扇動して、国会を攻撃させるなどという事をする国のリーダーが、いったい何処にいる?アメリカにいた。わが国には、憲法修正第25条(the25thamendment)という法律がある。これは、もし大統領が何らかの理由で、職務を続けることが不可能となった場合の対処法である。ペロシ下院議長を筆頭に、政治家たちはこの第25条を持って、トランプを取り除く計画について話し始めた。二度目の弾劾要求である。専門家に言わせると、彼をホワイトハウスから取り除くためには、少なくとも3分の2の議員たちの同意を必要とする為、これは現実的ではない、と言う。このニュースを聞いた時、私は、「あと2週間で...アメリカの現実(その3)

  • アメリカの現実 (その2)

    この大騒動の前後で、トランプ政権高官たちの辞任が相次いだが、黙って静かに去って行く者があれば、辞職したとたんにテレビに顔を出して、元ボスの事を悪し様に言う連中もいた。名前は忘れたが、ある女性は、トランプがいかに嘘つきで、自分勝手で、無責任で、とこき下ろしたが、その最中に、彼女にインタビューをしているアナウンサーから質問をされた。「あなたはつい最近までトランプの指示に従い、その嘘つきをサポートする為に働いてきたのですよね。なぜ今、この時期に辞職し、彼の批判をするのですか?これから新しい仕事を探すためですか?」彼女は一瞬ぐっと詰まり、苦笑いをしたが、質問されたことには全く答えず、自分の言いたい事を勝手に喋っただけだった。ワシントンDCで政治を司る人たちは、ほどんど法律家であるが、なるほど、と思った。彼らは自分の都合...アメリカの現実(その2)

  • アメリカの現実 (その1)

    昨年は世界中の人々にとって辛い年だったが、新しい希望と共に2021年のスタートを切った途端、とんでもないことが起こった。トランプ支持者たちが、連邦議会議事堂へ暴徒としてなだれ込んだのだ。最後に議事堂が攻撃されたのは1814年、イギリスとの戦時中、敵軍によって放火された時である。今回は、よりにもよってアメリカ国民の手によって、首都が汚されたのだ。数日前ホワイトハウスの老人が、彼の支持者たちを集めて演説をした時にいやな予感がしたが、的中した。あと就任期間が2週間しか残されていないのに、どうしても諦める事が出来ないらしい。烏合の衆はほとんど白人たちで、プラウドボーイズ(ProudBoys)、キュウアノン(QAnon)、やクークラックスクラン(KKK)といった白人至上主義の人種差別者の集まりである。南部連合の旗を掲げた...アメリカの現実(その1)

  • 強情と頑固

    「強情」と「頑固」の英訳を調べると、まず一番初めに出てくるのが、「stubborn」である。しかし、これらの単語を二つ一緒にして、全く同じ意味かというと、それは違うような気がする。「頑固」には、これという固い信念をもって、自分を信ずる自信と勇気が含まれているような気がする。頑固な職人、頑固おやじ等。だが「強情」には、人に嫌われたり、根拠のないあきれ果てた信念を捨てずに、他の者に迷惑をかける、といったイメージがある。私はこのブログを、自分の不満やイライラのごみ捨て場にするつもりはないが、再び「モイラ」のことを書く。モイラは、私のピアノ教室の生徒の一人である。裕福な家庭の4人姉妹の末っ子で、現在8歳の彼女は、私にとって頭の痛い生徒だ。初めてこの子に会ったのは、母親のランスキー夫人が娘たちを連れてピアノ教室に顔を出し...強情と頑固

  • Life Coach (最終編)

    世界中に、思いがけない事態が蔓延した。パンデミックとなり、仕事を失った家庭も少なからず、ピアノ教室の生徒たちのおよそ70%がやめていった。元通りの生活になったら、またレッスンを再開させます、と親たちは言ったが、保証はない。私自身も、経済的に相当切り詰めねばならない事態となった。ほんの数人の生徒たちが残ったが、わが国アメリカが世界で感染者、死亡者数が最多となったころ、ある保護者が提案をしてきた。「携帯電話のFaceTimeを使ってレッスンを続けませんか?」それは良いアイディアだと、喜んだ。しかし実際初めて見ると、電波の接続が悪く難儀をしたり、私が手の届かないところにいる為、それを利用して悪さをする生徒も出てきたりと、楽ではなかった。マコーネル家は最悪だった。案の定、時間になっても電話をかけてこない。彼らを紹介して...LifeCoach(最終編)

  • Life Coach (その3)

    したたか体を打ったので、床の上で仰向けに倒れたまま、腰をさすろうと手を当てた。すると、ねちゃっ、と何かがへばりついてきた。ひぇっ、何だ!?見ると、床一面に液状ソープが垂れ流してある。そして便座にまで、ご丁寧にそれがなすり付けてあった。用を足そうと便器に腰を下ろした途端に、つるりとお尻がすべり、床へどたーんと行く寸法なのだ。子供というのは、悪戯をするものだ。私も子供時代にいろいろやって、叱られた思い出がある。腰が痛かったので、少しいまいましかったが、仕方がない。そろそろと起き上がって、掃除を始めた。それが終わり、さてどうしよう、と考えた。過去、生徒たちがわが家でいろいろなことをするたびに、親との話し合いがもたれたが、激昂して電話越しに怒鳴ってくる人もいた(全て母親たち)。さて、電話を掛けよう。「...と言う訳です...LifeCoach(その3)

  • Life Coach(その2)

    マコーネル家の子供たちがわが家のピアノ教室に通い始めたのは、パンデミックの始まる一年ほど前であった。ある日、お兄ちゃんのイアンを教えていると、ピアノに向かっている私たちの後ろで突然、「ズズズー!」という音がした。続いて、「ごわぁっ!」。驚いたことに、母親のティルダが発した音だった。後程分かったのだが、彼女はどうやら蓄膿症らしく、痰を切るため、しょっちゅうこの雑音をレッスン中に出すのだった。これを始めてやられた時、「うっそでしょー!」と心の中で叫んだ。こんなに若くて、きれいな奥さんが...。私は高校生の時に八百屋でアルバイトをしたが、そこの大将がよくこれをやっていた。「はいっ、奥さんっ、今日はカボチャが安いよっ!ごわぁぁぁっ!ペッ!」中年男性がこういうことをしたら、「きったなー!」とまゆをひそめることで終わるだろ...LifeCoach(その2)

  • Life Coach (その1)

    アメリカには、LifeCoachという職種がある。6か月ほどのオンラインコースを受講すると、資格が取れるそうだ。どのような仕事かと言うと、実生活や精神面で人にアドヴァイスをし、肯定的な方向へ導く、というものである。私が41年前にこの国に来た頃、まだ二十歳を少し過ぎたばかりであり、習慣、物の考え方の違いなどから多くの失敗をした。経験豊かな「人生コーチ」がいてくれたら、大いに助かっただろうと思う。さて、私はピアノ講師であるが、ある時息子のシェインがラインを送ってきた。「オフクロ、俺の友人夫婦が、ピアノの先生を捜しているんだけど。子供たちは、8歳の男の子と6歳の女の子。教えてみるかい?」新しい生徒はいつでも大歓迎だが、我が息子の友人という事に少々引っかかった。なんとなれば、もし何かがうまく行かず、私と生徒の親たちの間...LifeCoach(その1)

  • Jerk

    jerk(ジャークと発音する。)とは俗語で、「嫌なヤツ」という意味である。概して、男性に対して使われることが多い。嫌なヤツらは男女の区別なく存在するが、私が最も忌々しく思う男のタイプ、というのがある。女を女であるがゆえに、バカにする連中だ。以前のブログにも書いたが(「金物屋での出来事」の記事参照)、あの店のマネジャーと、横からいらぬ口をはさんできた見知らぬ男の二人は、明らかに私が女であることで(おそらくそれだけではなく、年寄りの東洋人である、という事もその要因であろう。)、あのような態度で接したのだ。私は熟年離婚をするかなり前から、一般的な「夫の仕事」をやった。亭主は、年がら年中不在であったので、草刈り、薪割り、ペンキ塗り、トイレのタンクの水漏れ修理、電気のスイッチとコンセントの付け替え、息子たちが喧嘩で開けた...Jerk

  • 赤っ恥

    あわゎゎ...、どうしよう!焦って弁解したが、わかってくれただろうか...?渡米後40年以上経つが、いまだにあちらこちらで英語の間違いをやらかす時がある。昨日電話でブラウンさんと話をしていた。彼は30代の青年で、奥さんと二人のお子さんがいる。保険のブローカーで、毎年11月になると新年の健康保険を更新する為、電話をかける。インターネットで彼を見つけて、初めて電話をかけたのは今から6年前だ。年に一度の会話であるが、最近はビジネスのみならず、互いの近況報告をしあうようになった。「やぁフィービー、どうしてる?元気?」「ええ、おかげさまで。パンデミックのせいで、ピアノ教室の生徒たちが大勢やめたから、ぴぃぴぃしてるけどね。」「そうか...みんなどこも大変だよね。え~っと、うちは赤ん坊がもう一人産まれたんだ。また男の子だった...赤っ恥

  • ???なインターネット英訳

    本棚に、百科事典が並んでいる。息子たちがまだ小学生だった頃、1,500ドルもした痛い買い物であった。あれから30年経つが、インターネットという便利なものができてから、さっぱりこれらの本は開けなくなった。おそらく百科事典などは、もう販売されてはいないだろうと調べてみたら、まだあった。さすがに需要が少なくなったからだろう、値段は昔の半額である。41年前に日本を離れる時に、亡くなった父が使っていた英和辞典をスーツケースの中に入れた。父は貧しさの為、大学を中退せねばならなかったが、勉強は好きで、この辞書もよく使っていたようだ。アメリカへ嫁ぎ、育児も一段落した頃、私は美容師の免許を取るため、ノースカロライナの田舎で美容学校に入学した。そして、受講中に必要であろうと、毎日この小さな辞書を鞄に入れて通学した。卒業し、免許を習...???なインターネット英訳

  • ハロウィン

    昨日はハロウィンであった。毎年のことだが、お菓子は買わない。配らない。玄関の明かりは消しておく。要するにウチに来てくれるな、ということだ。元々、アイルランドやスコットランドあたりから世界に広まった行事だが、迷惑千万である。日本へは1990年代の後半に入っていったようだが、毎年ろくでもないニュースが続く。いい大人が酒を飲み酩酊し、迷惑行為を働いたりする。私は独身時代ある観光会社でバスガイドをしていたことがあるが、たまにバス一台を貸し切りにして、団体客を受け持つことがあった。まだ二十歳の頃の話だ。我々若いガイドたちは、課長からくぎを刺された。「あなたたちは皆、夜コースのガイドです。昼コースでもたまにありますが、乗車前にお酒を召し上がり、すでにデキ上がっている状態でお越しになるお客様が少なくありません。団体様を受け持...ハロウィン

  • Indigenous Peoples' Day

    アメリカでは、10月の第2月曜日が国民祝祭日となっている。IndigenousPeoples'Day(先住民族の日)と言われ、彼らの歴史と文化を記念し、祝う。しかし、米国50州の中では未だにこの日をColumbusDayと呼ぶところもある。私の住んでいるヴァージニアでは、ようやく2020年10月12日の今日、州知事ラルフノーダム氏によって宣言された。「皆さん、今日はヴァージニアで初めてIndigenousPeoples'Dayをお祝いする日です。先住民の方々は今まで多くの苦難や差別を潜り抜けてきましたが、我々はそれに対して手をこまねいていただけで、何もしてきませんでした。この記念すべき日をもって、和解、癒しと先住民の方々との友情を祝おうではありませんか...。」この日がコロンブスデイとされたのは、1934年だが...IndigenousPeoples'Day

  • 郵便ポスト

    「恐れ入りますが、先月の授業料がまだ届いていません。お忘れになっておられるのでは、と思い連絡をさせていただきます。」ピアノの生徒のお母さんへ、ラインを送った。彼女は過去10年、レッスン料の支払いを滞らせたことはない。パンデミックの為今年3月から、月謝は小切手を郵便で送ってもらう事にした。「それは妙ですね。3週間前に郵便で出しましたが...。いつものように、先生から受け取ったというラインがないので、心配をしていました。」やはり、トランプのせいだ...。数日前に「歴史に名を遺す最高司令官」の記事を載せたが、今回も彼の事を書いている。しつこいとお思いになる方には、読み飛ばすことをお勧めする。私は、ドナルドトランプを支持しない。尊敬もしない。もっとはっきり言うと、大嫌いなのだ。いったいどのようにすれば、こんな人間が出来...郵便ポスト

  • コロナ禍のピアノ教室 「モイラ」

    「ちょっと待って!そこはAマイナーじゃなくてぇ、Aメイジャーですぅぅぅ!Cはシャープだからぁ、黒いキーよ!」「え?先生、今なんて言ったのぉ?」おそらく、わが家の前を散歩で通った人達は、私の大声を耳にしただろう。パンデミックが始まり、ピアノ教室の生徒たちは半分以上、止めた。携帯電話のFaceTimeを使ってレッスンを続けさせませんか、と保護者達に勧めたが、仕事を失った人たちも少なからずいたようで、断られた。皆、子供たちにピアノを習わせるより、食べていくほうが先なのだ。往々にして、物事は望み通りには進まない。素直な生徒たち、呑み込みが早く教えやすい生徒たち、よく練習をする生徒たちが大勢、止めた。残ったのはほんの数人で、彼らは週に一度のレッスンを携帯電話を使って続けている。2年前、「ピアノ教室の生徒たち(Defian...コロナ禍のピアノ教室「モイラ」

  • 歴史に名を遺す最高司令官

    アメリカ大統領には「president」の他に、もう一つの名がある。「commanderofchief(最高司令官)」だ。世界最大の防衛システムを持つアメリカでは、軍関係のニュースが語られる時、頻繁にこの言葉が使われる。大統領は言うなれば、アメリカ軍の最高峰に立つ者なのだ。ドナルドトランプは、ホワイトハウスに引っ越しをしてから、ありとあらゆる暴言を繰り返してきたので、もう彼が何を言っても我々国民はびっくりしなくなった。が、......今度ばかりは、彼の精神状態がまともではないかもしれないと、疑う者も多い。トランプは数日前、国防長官を筆頭とした軍の指導者達を槍玉に挙げて、再びとんでもない発言をした。彼は、今まで何回も盗聴され、人種差別や女性蔑視に関する恥ずべき意見を録音されてきた。だがこれは、ホワイトハウスの中で...歴史に名を遺す最高司令官

  • 愚者と権力

    11月の大統領選挙まで、あと数週間。現在、民主党のバイデンがかすかにリードしているが、楽観はできない。2016年の選挙結果後、私自身を含めた多くのアメリカ国民たちは驚愕した。確かにヒラリークリントンには怪しげな曇がかかっていたが、まさかトランプのような人物が当選するとは思っていなかったのだ。彼は傲慢、野卑である。トランプが演説をする度に思うが、彼の言葉のレベルは小学生並みで、聞いていると痛々しい。時々日本のニュースを読むが、あまり細かいことは伝わっていないようだ。「細かいこと」とはトランプの失言、暴言、失態の数々である。あまりにも沢山あるので、ここにはその幾つかを載せる。2005年、10月テレビタレント、ビリーブッシュ(第43代大統領、ジョージブッシュの従弟)との対談を録音されたもの。「女の.....(女性性器...愚者と権力

  • フィービーおばさんの、意地悪な英語教室 

    buffoon,moron,nincompoop,idiot,halfwitこれらは全て差別語である。意味はほとんど同じで、「愚か者」。コロナ禍で外出ができない。携帯電話を使ってのピアノ教室、孫の世話と畑仕事くらいしかやることがない。生徒たちにはもっと練習をしろと言うくせに、最近は面倒くさくなり、自分自身は少しも練習をしない。読書が好きだが、図書館へ行って誰が手にしたかわからない本を借りるのも怖い。であるから、気が付くと私は携帯電話をいじっている。11月の大統領選挙まで、あと3か月ほどだが、このところ共和党の旗色が悪い。トランプの支持率は下がる一方で、現在37パーセント。バイデンとの間にかなりの差をつけられた。だからホワイトハウスの老人は、おそろしく機嫌が悪い。側近たちに当たり散らし、選挙管理委員会のマネジャー...フィービーおばさんの、意地悪な英語教室

  • 喜び

    おや、これは?携帯を使って自分のブログをチェックしようと開けてみた。すると「アブダラ先生」の横に、「1」の数字がある。2016年から始めたブログで、これは124回目の記事だが、この数字は何だろう?それはなんと、「いいね!」の一票であった!誰かが初めてクリックしてくれたのだ。最初は日本の姉であろうと思い、メールをした。「お姉ちゃんがクリックしてくれたの?」「いいえ、私じゃない。」私の読者が、家族友人を含めて2020年2月現在、何人いるのかよくわからないが、いまだかつて一度も「いいね!」をいただいたことはない。家族と幼馴染以外からはコメントもいただいたことはない、淋しいブログなのである。やはり有名人でもない、ただのおばさんが書いたものには、皆興味がないのだろう、と思ったが自己満足でもいいと書き続けた。福引で特賞を当...喜び

  • アブダラ先生

    アブダラ先生は、歯医者さんである。彼のクリニックへ通い始めてから、6,7年も経つだろうか。それ以前は、別の医院で世話になっていた。なぜ歯科医を変えたかと言うと、離婚をしたからである。昔は夫が勤める会社が歯科保険料を払ってくれていたので、瀟洒な医院へ通い続けた。私の歯には、特にこれといった問題もない。ただの歯石クリーニングと検診だけならば、離婚後は保険料を自腹で払うより、その都度、診察料を現金で払ったほうが安上がりであることが分かった。しかしドクタールウィンスキーのところは診察料が高い。そこで、アブダラ先生のお世話になることにしたのだ。先生は、おそらく60代半ばで、どこの国出身かわからないが、アラブ人独特の訛りのある英語を話す。おそらく、サウジアラビアかエジプトあたりの方だろう。回教徒の男性によく見られるが、長い...アブダラ先生

  • バキッ!

    バキバキッ!これはわが家の床の音である。この築60年以上の家を買った時に、一応改築工事がされていて、みてくれは悪くなかった。しかし、暮らし始めて気が付いたのだが、床は古いままで、板張りのそれを踏むと、ところどころいろいろな音をたてる。ギュウッ!バキボキ!独身の一人暮らしなので、さほど気にはならなかった。去年の夏、孫娘が産まれるまでは。「三平ちゃん」の記事に載せたが、私は週5日息子夫婦が仕事へ出ている間、孫の面倒をみている。朝8時から夕方6時まで。新生児の頃はただひたすら眠るので、問題はなかった。だが現在、生後5か月となり、だんだん昼寝の時間が短縮されてきた。「サっちゃん」が寝ている間に、できるだけ家事、仕事(ピアノ教室を経営しているので、その雑事など)を済ませたい。孫娘のサラは、あまり手のかからない子で、大いに...バキッ!

  • フィービーおばさんの、ちょっとした英語教室 

    「ダメ!ダメ!」生後5か月の孫娘は、最近いたずらをするようになった。お腹がいっぱいになると、口の中の離乳食をぷぅーっと勢いつけて吐き出すのだ。「ダメでしょ!ばあちゃんのエプロンが、ばっちくなったじゃないの。」すぐそばで私のラップトップを掃除していた嫁のダイアナが、驚いて私の顔をまじまじと見た。そしてポツリ。「ママ...。」彼女はそれだけしか言わなかったが、ダイアナの衝撃を受けた表情を見て、あ、しまった、と気付く。実は、孫娘に日本語を習得させようと、毎日私は日本語で話しかけるが、この時もそうだった。この「ダメ」は、英語の「畜生!」という意味の悪しき言葉に発音がそっくりなのだ。ダイアナは、ばあさんが孫に向かって、罵りの言葉を浴びせていると思ったのだ。慌てて弁解をした。「そ、そうじゃない。ダメというのは日本語で、No...フィービーおばさんの、ちょっとした英語教室

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