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2016/01/11

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  • 首里城焼失という衝撃

    今朝起きてテレビをつけたら、首里城が火災でほぼ全焼というニュースが流れていて、言葉を失った。 画像出典:BBC 首里城は数百年に渡って琉球王国の政治と文化の中心だった建物だ。また、「城」と言っても、首里城は日本の城などとは違って軍事的性格は極めて薄く、城塞ではなくあくまで「宮殿」であり「王府」だった。それは、軍事力による威嚇や侵略などではなく、中国・朝鮮・東南アジア諸国との平和的な交易によって繁栄した、沖縄の黄金時代の象徴でもあったと言える。 しかも、琉球王国以来のオリジナルの首里城は、沖縄が本土決戦までの時間稼ぎのために捨て石とされた沖縄戦の際、よりによって沖縄守備軍がその地下を司令部壕とし…

  • 「雨が上がって日が差したら虹が出た」だけのことを奇跡でも起きたかのように騒ぐバカの国

    22日は、新天皇徳仁が即位を宣言する儀式だという「即位礼正殿の儀」が皇居で行われ、NHKも民放も、地上波全局がその中継だの解説だので埋め尽くされた。皇族女性の服の色がどうとか、くだらない話ばかり聞かされてうんざりである。 この日は朝からかなりの大雨だったのだが、儀式の始まる前には雨が上がり、日が差して虹が出た。 大気中に雨滴が残る雨上がりに日が差せば虹が出るのは当たり前の自然現象なのだが、ウヨ方面では天皇の霊力で奇跡でも起きたかのような大騒ぎである。 lite-ra.com (略)Twitter上では「儀式が始まった途端に雨が止んで虹がかかった」なる声が湧き、神話の「天照大神」や「天叢雲剣」、…

  • パンとサーカス

    ラグビーワールドカップ日本大会が始まって以来、ラグビー人気の急上昇っぷりがすさまじい。20日夜の日本対南アフリカ戦生中継の瞬間最高視聴率は49.1%、平均視聴率でも41.6%を記録したという。 ラグビーなんて、以前は年に一度の早慶戦が話題になる程度のマイナースポーツだったはずだ。 ワールドカップを契機に、多くの人々がそれまで知らなかったラグビーの魅力に目覚めたというのなら良いことだが、ルールも知らないままTVにかじりついて「勝った、勝った」と盛り上がっている様子を見ると、国威発揚のための作られたブームに乗せられている感が強すぎて素直には喜べない。 もちろん、このブームを最大限に利用しているのが…

  • 日本の警察はその気になれば「誰でも」逮捕できる

    「革労協活動家」とされる男性(69)が、「無許可で貸金業を営んだ」という容疑で逮捕された。 「知人の男性に4回にわたってあわせて1万2000円を貸し付け、貸金業を営んだ疑いです。」わたしもあなたも逮捕だな。弾圧だということを隠そうともしてない。報道されても、こういうやりくちに対する反発の声は、無視できるくらい小さいからね。 https://t.co/fT0i1Sa9ZP — よんひゃん (@cucamber_milk) October 18, 2019 (略) 警察によりますと、緒方容疑者は2019年5月から8月にかけて、許可がないにも関わらず、県内に住む知人の男性に4回にわたってあわせて1万…

  • 言葉の差別性に語源は関係ないことを示す追加的事例

    前回記事で、朝鮮人を指す蔑称「チョン」を例に、言葉の差別性は語源などではなく使われ方で決まることを説明した。 このように、もともと差別性のなかった言葉が差別語に転化した事例は他にもある。 ■ 「チャンコロ」 中国人を指す蔑称「チャンコロ」の差別性を否定する人はさすがにいないだろうが、この言葉も、そもそもの語源から言えば差別とは関係ない中立的なものだった。 思想史研究家の安川寿之輔氏[1]によれば「清国人」、下士官(伍長)として日中戦争に従軍した三好捷三氏[2]によれば「中国人」の中国語発音が、日本式に訛ったものが語源であるらしい。 (略)なお、私の体験で、福沢(注:諭吉)のアジア認識についての…

  • 語源がこうだからこれは差別語じゃないとか言い出すのは意味がないばかりか有害な謬論

    たとえば「バカチョン」という表現の差別性を指摘されると、いや、「チョン」は差別語じゃない、なぜなら本来こういう意味で・・・とか言い出す人が必ず出てくる。 とりあえず再録文化文政期の十返舎一九『東海道中膝栗毛』でも「バカでもチョンでも」と書かれていて、ここで言うチョンとは繰り返し記号「ゝ」のことで、文字にもなれない文字として「半人前」という意味で使われていた。バカチョンという略は戦後にカメラの呼び名で広まった。(続 — 杉村喜光:知泉(三省堂辞典発売中 (@tisensugimura) October 11, 2019 本来は民族を揶揄する言葉では無かったが、70年代後半に差別を非難する論者が「…

  • 君が代は恋の歌とかいうポエムがまた出回っているので間違いを正しておく

    今回はJapaaanとかいうサイトがやらかしている。mag.japaaan.comオリンピックやワールドカップなど、国際競技の表彰式などでよく聴かれる国歌。 国歌は文字通り国家のテーマソングとして広く国民に親しまれており、その内容は国によって様々。国家の歴史や自然文化、そして国民性などが如実に表現されています。 さて、私たちが住んでいる日本の国歌はご存じ「君が代」。世界で一番短い国歌として知られています。今回は日本の国歌「君が代」について紹介したいと思います。「君が代」のルーツは平安時代 君が代は 千代に八千代に さざれ石の巌(いわお)となりて 苔(こけ)のむすまで この短い歌詞は平安時代の勅…

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