2024年10月の『チガイがわかる・おもしろ日本語入門！』新着記事

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日本語はきわめて特殊な言語、欧米語をはじめとした諸外国語とは何から何まで異なっています。ここでは楽しくその違いをひも解きながら、日本語の不思議さとその本質に迫っていきます。

目をつぶって地図を指したらバルセロナーーーそれでスペインに移住しちゃいました！！　そのドッキリハラハラ移住談やスペインでのビックリ生活、そして「学べば学ぶほど面白くなる日本語講座」をお届けしちゃいます。

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したがって直属の上司とその上の上司に、さらには最高位の天皇に対して、人々はそれぞれ異なる敬語を必要とするようになりました。また同じ人間に対しても、ある人は必要以上の敬語を使い、他の人はまたそれ以上の尊敬語を用いておもねようともしたでしょう（笑）。“I(私)”や“You(あなた)”の言葉が何十種類もあることが、それを物語っています。

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼ 『チガイがわかる・おもしろ日本語入門！』 ▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 第44回 ◆ 第四章上級編、文章の組み立てかた！ ...
2024/10/23 18:34
その理由は日本の階級社会にあるはず。八百万（やおよろず）もいるとされる神々にも、それに仕える神官たちにも、さらには会社の社長以下の役職にも、なんと家族内の兄弟にさえも序列が存在し、またそのランキングや肩書きの種類は、各省庁や大手企業では少なくとも数十種類を下回ることはないでしょう。

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2024/10/21 08:42
もちろんそういった敬語は欧米語にも存在します。スペイン語でも“あなた”に当たる “usted”や丁寧な言い回しの「接続法」などが日常会話の中で使われています。けれども日本語のように多種多彩な数々の敬語は、どんな欧米語にも見当たらないのです。

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2024/10/15 11:17
そしてその神がこの世に姿を現した、いわゆる現人神（あらひとがみ）として歴代の天皇の下、ひたすらその心を守り続けてきたのです。おそらくは、この神や天皇をうやまう人々の心が敬語を生み出してきたのでしょう。

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2024/10/05 09:57

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日本を崩壊させる元凶はまさにこの“ベンキョー”、単なる受け止め。その対極こそが“学び”の世界、それはこの世の全てに対する純真無垢な“ハテナ？”の問いかけなのです。
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“勉強”という言葉は中国語で“いやいやすること”を意味します。でも”本当の学び”は心の躍るとても楽しいことなのです。そこには宝石のような光り輝く世界が待っています。あなたも、日本を根本から元気にする”本当の学び”を学んでみませんか？
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・・かくして中国語の発音に影響を受けた日本人。けれども“da”には鼻濁音がないのでそれに近い“na”を使い、“綺麗だ湖”を“綺麗な湖”としたのではないでしょーか？（笑）
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・・かくして中国語の発音に影響を受けた日本人たち。けれども“da”には鼻濁音がないのでそれに近い“na”を使い、“綺麗だ湖”を“綺麗な湖”としたのではないか、というのが私メの拙い仮説でありまーす。メデタシメデタシ！（どこが～？笑）
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つまるところ辞書や文法とは『日夜変化していく生きた言葉を拾い上げ規則に当てはめる後追い作業の産物』とも言えるのでしょう。
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他言語へのあこがれ？そういや日本の若者たちも「エモい」、「ワンチャンスギ」、「アプデしよ」、「イケボ」、「マウント」、「インスタ映え」など、日夜せっせと外国語を取り入れてますよね。（笑）
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そうなんです、今では”get”や”put”など短い単語以外はほとんどがフランス語（つまりはラテン語）に入れ替わってしまったとも言われているのです。
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するとイギリス貴族たちは優雅なフランス語の響きに酔いしれ、瞬く間に・・・
・・・住民の間にも広まっていったようで、今では”get”や”put”など短い単語以外はほとんどがフランス語（つまりはラテン語）に入れ替わってしまったとも言われているのです。 ▷▶︎▷チガイがわかる・おもしろ日本語入門▷▶︎▷ ☆ ⇩ ...
じつは同じような現象は英語にもあるようで、昔南下したバイキングの一族がフランス西海岸に住みつきフランス語を話していましたが、しばらくして他国侵略の血が騒ぎイギリス貴族社会に入り込んでフランス語を広めたというのです。
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けれどもそれは中国を尊敬していた耳に艶やかで美しく響き、日本人はなるべく濁音を排除しようと試みたのではないでしょうか。
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そう、彼ら中国人の“ga”“gi”“gu”“ge”“go”は、息を外に吐き出さない、まるで“ka”“ki”“ku”“ke”“ko”のような発声になってしまいます。
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ところでこの“濁音”と“鼻濁音”には、中国語の発音が関係しているかもしれません。というのは中国人は“ga”“gi”“gu”“ge”“go”などの濁音が発音できないのです。
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多分これらは“ga”は“nga”に、“gi”は“ngi”に、“gu”は“ngu”・・と、鼻から抜けるように発音する鼻濁音的発音の一種なのでしょう。例えば科学（ka“nga”ku)、鍵(ka“ngi”)、鶯(u“ngu”isu)・・などは、濁音の（kagaku)(kagi)(uguisu)よりもずっと柔らかい音になりますね。
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そんなわけで「綺麗“だ”湖」ではいかにもブサイク（笑）と感じて、“綺麗な湖”に変えたのでしょう。きっとそこには日本語の”鼻濁音”による発音が関係していると思われます。
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この「綺麗だ」も形容詞的に使うときは「綺麗“な”湖」へと変化させてしまいます。“な”は恐らくbe動詞の“だ”、つまり形容詞とは、英語では”The lake which is beautiful”、日本語では “綺麗である（⇨綺麗だ×）湖”と表現される関係代名詞形を起源としていたのでしょう。
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ご存知のように「・・だ」は日本語のbe動詞不定形で、インフォーマル現在形です。しかし日本人はこの“だ”の発音を美しくないと感じ、多くの場合、“な”に変えてしまいます。
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ハハ、恐らくその理由は「だので・・」の発音がいささか美しくないからでしょう。（笑）
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でも「から」を「ので」に変えたい気持ち、わからないではありません。けれど「“だ”から・・・」を丁寧にすると、何故“だ”が“な”に変わって「“な”ので・・・」となってしまうのでしょう？
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とは言うものの「から」を「ので」に変えたい気持ちもわかります。けれども「“だ”から・・・」を丁寧にすると何故、“だ”が“な”に変わって「“な”ので・・・」となってしまうのでしょうか？
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「こちらがメニューになります」「よろしかったでしょうか」「拝聴させていただきます」などの言い方にも、ある種の慇懃無礼さを感じませんか。この国をそんな際限のない堅苦しい社会にすべきでしょうか？
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そしてこれら「でも」や“but”や“pero”などは、基本的に2つの事柄が真逆であることを表し、「高い」と「美味しくない」、「美味しい」と「小さい」を2つ比較して並べたにすぎないのです。
▷▶︎▷チガイがわかる・おもしろ日本語入門▷▶︎▷   第四章上級編、文章の組み立てかた！  その4 ・・のに・・にもかかわらず英語版(in Inglish) https://vivasouy.blogspot.com
「このレストランのビフテキは高い。でも（しかし）美味しくない」とか、「あそこのカツ丼は美味しいけど（けれど）、量が少ない」（食いシンボ！）などです。この「でも」や「しかし」、「・・けど」や「けれど」は英語の“but”や “however”に、スペイン語では“pero”や“sin embargo”に相当します。
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＋ → －, － → ＋という、二つの反対の事象や反常識的感覚を表す、もう一つの方法があります。ふたたび食べ物で考えてみましょう（笑）！
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自分が強調したいことを、どこにどのように配置するか？ーーーそれが問題なのです。
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あなたは一体何が言いたいのか？それをはっきりと相手に伝えるために、日本語の文章をどう構成したらいいのでしょうか。
What exactly are you trying to say? To convey it clearly to the other person, How should you structure your Japanese sentences? ▷▶...
日本人は太陽を赤いと思い、西欧人は黄色いと考える。もしかすると文化とは一種の固定観念なのかもしれません。
The Japanese think of the sun as red, while Westerners think of it as yellow. I really think that culture may be a kind of stereotype. ...
『ニュース型』の欧米語では最初に結論が話されるのですぐに反論することが可能ですが、『劇場型』日本語は結論を聞く最後まで異論を挟むことはできません。欧米（とくにスペイン？失礼！）の討論番組が全員同時にしゃべりまくるのも無理からぬところです。（笑）
▷▶︎▷チガイがわかる・おもしろ日本語入門▷▶︎▷   第四章上級編、文章の組み立てかた！  ・・から、・・ので、・・けど（けれど）＋ → ＋, ー → ーと＋ → ー, ー → ＋英...

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