・コロナ禍・91歳で監督・主演したC・イーストウッドのネオ・ウェスタン'78年、ロディオの元大スターだった孤独な男が旧知の牧場主から息子を連れ戻して欲しいと頼まれメキシコへ渡り、二人でアメリカへ戻ろうとする老カウボーイと少年の交流を描いたロード・ムービー。本作の企画は何と40年前にあったとのこと。クリント・イーストウッドが50歳で「ブロンコ・ビリー」(80)を監督・主演していた頃だ。N.リチャード・ナッシュ原作の主人公は38歳だが、彼は初老の元ロディオ・スターのイメージで映画化を考えロバート・ミッチャムをキャスティングしようとしたが実現しなかったという。監督50周年40作目企画で再浮上した本作はシュワルツネッガーが候補になったが実らず、御大自ら主演の運びとなり「グラン・トリノ」(08)の脚本ニック・シェン...「クライ・マッチョ」(21・米)75点