『リオ・ブラボー』 70点
リオ・ブラボー1959年/アメリカ痛快・娯楽西部劇の教科書的作品ハワード・ホークス監督ジョン・ウェイン主演4作品の2作目。ジネンマン監督「真昼の決闘」のアンチテーゼとしても有名な痛快娯楽西部劇。筆者にとって東京・池袋の2番館で「突撃隊」(S・マックイーン主演の戦争映画)との2本立てで観た想い出深い作品だ。奥手?の16歳の少年にとって筋立て・キャスティング・演出・映像・音楽全てに魅了された作品でもあった。特にJ・ウェインの保安官役はそのたたずまいだけで映画を成立させ、当時の石原裕次郎を連想し、アル中で早撃ちのディーン・マーティンの役作りは準主役とはこういうものだと納得!女賭博師で踊り子役のアンジー・ディキンソンはホークス的女性像の典型で西部劇には欠かせない憧れのヒロイン像。脇を固めるコメディリリーフにウォル...『リオ・ブラボー』70点
2023/09/22 12:58